JPH05309141A - 高周波治療器用充電器 - Google Patents

高周波治療器用充電器

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JPH05309141A
JPH05309141A JP4118834A JP11883492A JPH05309141A JP H05309141 A JPH05309141 A JP H05309141A JP 4118834 A JP4118834 A JP 4118834A JP 11883492 A JP11883492 A JP 11883492A JP H05309141 A JPH05309141 A JP H05309141A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
charging
charger
treatment device
frequency
adhesive tape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4118834A
Other languages
English (en)
Inventor
Soichi Okuhara
聰一 奥原
Masatsugu Hirano
雅嗣 平野
Tsutomu Yamazawa
勉 山沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP4118834A priority Critical patent/JPH05309141A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 粘着テープを付けたままの高周波治療器でも
充電後に充電器から簡単に取り外すことができる充電器
を提供することが第一の目的である。 【構成】 2つの充電部10、11と、高周波検知部1
2とを備え、各充電部10、11は高周波治療器90を
収容する円形状の凹部20を有し、この凹部20の底面
に一対の充電端子21、22が突設され、高周波検知部
12には環状の高周波検知コイル25が埋設された充電
器において、各充電部10、11の凹部20の底面に剥
離シート23を貼着した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高周波電流を利用して
発生させた電磁波により生体の治療(肩凝り、筋肉痛、
血行促進等)を行う高周波治療器用の充電器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に高周波治療器は、図9及び図10
に示すように外観が偏平ドーム状を呈し、使用に際して
は治療器90の生体適用面に環状の粘着テープ100の
一方の粘着面を貼付する。治療器90の生体適用面には
一対の充電端子91、92が配備されており、この充電
端子91、92の周囲を除く部分に粘着テープ100が
貼付される。そして、粘着テープ100の他方の粘着面
を生体(人体)の治療部位に貼着する。なお、治療器9
0には、その作動中を知らせるために発光ダイオード等
の動作確認用ランプ95が設けられている。
【0003】ところで、高周波治療器は充電可能になっ
ており、充電には図11(一部破断斜視図)及び図12
(要部断面図)に示すような充電器を使用する。この充
電器は、一度に2個の治療器を充電できるように2つの
充電部70、71と、充電部70の隣に配置され、治療
器から出る高周波を検知する高周波検知部72とを備え
る。各充電部70、71は、高周波治療器90を収容す
る円形状の凹部80を有し、この凹部80の底面から一
対の充電端子81、82が突出している。治療器90の
充電に際しては、充電器側の充電端子81、82が治療
器側の充電端子91、92に差し込まれるように、治療
器90を凹部80に押し込む。なお、充電部71では、
治療器90に充電している状態である。
【0004】一方、高周波検知部72は、その内部に環
状の高周波検知コイル85を有し、検知コイル85はそ
の他の検知用の電子部品等と共に回路基板88に取付け
られ、回路基板88は充電端子81、82等の充電用部
品を実装した別の回路基板87と電気的に接続されてい
る。治療器90から治療に十分な高周波が出ているかど
うかを調べるには、治療器90を検知部72上に載せる
か近づければよく、その結果は例えばブザー音で知るこ
とができるようになっている。なお、図12に示すよう
に、この充電器では、高周波検知部72側に充電源部7
5が設けられており、この充電源部75に乾電池76が
収容され、裏側の蓋77を開閉して乾電池76の出入が
できるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような高周波治
療器では、使用後には粘着テープを剥がして充電する構
成になっているため、粘着テープにまだ十分な粘着力が
残っていてもそれを捨ててしまわなければならないか、
或いは充電時に一時的に他の場所に保管しておかなけれ
ばならない。しかし、まだ十分使用できる粘着テープを
廃棄するのは使用者にとってはコストが掛かることにな
り、一時保管するにしても充電の度に粘着テープの剥離
・貼付を繰り返すと粘着テープが早く傷むことになる。
【0006】そこで、粘着テープを付けたまま無理に充
電を行うと、粘着テープが凹部80の底面に止着してし
まうため、充電完了後に治療器を充電部から取り外すの
が困難になる。この時、場合によっては粘着テープが破
れて使用できなくなったり、粘着テープの粘着剤が凹部
80の底面に残留し、そこにゴミ等が付着して汚れたり
することがある。
【0007】又、上記のような充電器では、一般に高周
波検知部72での検知に要する時間は1回当たり僅か数
秒であるが、これだけのために検知部72を充電部7
0、71とは別個に設けてあるため、充電器がどうして
も大型(表面積大)になってしまう。従って、上記問題
点に鑑み、本発明の第一の目的は、粘着テープを付けた
ままの高周波治療器でも充電後に充電器から簡単に取り
外すことができる充電器を提供することにある。
【0008】本発明の第二の目的は、小型化した充電器
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記第一の目的は、本発
明の高周波治療器用充電器(請求項1記載)、即ち高周
波治療器に貼付した粘着テープを充電部に止着させない
ための分離手段を充電部に設けたことを特徴とする充電
器により達成される。充電部に分離手段を設けること
で、たとえ粘着テープを貼付したまま充電を行っても、
粘着テープは充電部に止着しないため、充電後に分離手
段によって充電部から治療器を容易に取り外すことがで
き、粘着テープの破断や粘着剤の付着等の不具合は一切
起こらなくなる。具体的な分離手段としては、充電部の
粘着テープとの接触面に設けた剥離部材、又は充電部の
粘着テープとの接触面に剥離性表面処理(例えばシリコ
ン加工)を施した剥離面が例示される。或いは、充電部
と粘着テープが接触しないように治療器を支持する段差
でもよい。
【0010】又、前記第二の目的は、高周波検知部を充
電部に設けたことを特徴とする本発明の請求項4記載の
充電器により達成される。この構成により、高周波検知
部のためのスペースを充電部とは別に用意する必要がな
くなり、充電器を小型化(表面積小)することができ
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の高周波治療器用充電器を実施
例に基づいて説明する。図1は、請求項1記載の充電器
の一実施例を示す一部破断斜視図である。この充電器
は、図11及び図12に示す従来のものとほぼ同様の構
成であるが、分離手段としての剥離部材を各充電部に設
けた点が異なる。即ち、この充電器は、2つの充電部1
0、11と、充電部10に隣接させて配置した高周波検
知部12とを備える。充電部10、11は、高周波治療
器90を収容するための円形状凹部20を有し、この凹
部20の底面から一対の充電端子21、22が突出して
いる。そして、凹部20の底面において、充電端子2
1、22の周囲を除いた部分に、剥離部材である剥離シ
ート23(斜線部)が貼付されている。なお、従来と同
様に、高周波検知部12には環状の高周波検知コイル2
5が埋設され、その他の電子部品を実装した回路基板も
図12に示すように充電器の内部に配設されている。更
に、高周波検知部12側には乾電池を入れる充電源部が
設けられている。
【0012】このような充電器を用いて高周波治療器に
充電する場合を図2に示す。図2は、図1に示す充電器
の充電部10にて治療器に充電する状態の拡大断面図で
ある。前述したように充電を行うには、治療器90の生
体適用面に設けられている充電端子91、92に充電器
側の充電端子21、22が差し込まれるように、治療器
90を凹部20に押し込む。この時、治療器90に貼付
してある粘着テープ100は、凹部20に貼着してある
剥離シート23に接触するが、止着されない。このた
め、充電終了後に治療器90を上方に引き出すと、剥離
シート23から粘着テープ100が容易に離れ、難なく
治療器90を充電部10から取り出すことができる。
【0013】上記実施例では、分離手段として剥離シー
トを用いたが、段差の場合を図3に示す。但し、同じ構
成要素には同一符号を付してある。ここでは、充電部1
0の凹部20に、治療器90の生体適用面の周縁部に対
応する環状の段差24が形成されている。この段差24
の高さは、粘着テープの厚さを考慮して充電時に粘着テ
ープが凹部20の底面に接触しないように設定されてい
る。従って、治療器90を凹部20に入れると、治療器
90は、その周縁部が段差24に係合し、その生体適用
面と凹部20の底面との間に間隙を置いた状態に支持さ
れる。図3では、粘着テープを剥がして充電する場合を
示しているが、粘着テープを貼ったままで充電しても全
く同様であり、これを図4に示す。図4から分かるよう
に、粘着テープ100は、凹部20の底面とは接触せ
ず、充電後の治療器90の取り外しも容易である。
【0014】次に、請求項4記載の充電器の一実施例を
図5(一部破断斜視図)及び図6(要部断面図)に示
す。この充電器は2つの充電部30、31を備え、各充
電部30、31は円形状の凹部40を有し、凹部40の
底面には一対の充電端子41、42が突設されている。
この充電器では、高周波検知部を構成する高周波検知コ
イル45は充電部30に埋設され、充電部30は高周波
検知部も兼ねている。検知コイル45は、その他の検知
用の電子部品等と共に回路基板49に実装され、回路基
板49は充電端子41、42等を取付けてある別の回路
基板48と電気的に接続されている。更に、この充電器
では、充電部30と31との境界付近に、高周波検知部
の動作の開始・停止を制御するための制御手段としてス
ライド式スイッチ46が付設され、スイッチ46は検知
コイル45を実装してある回路基板49に接続されてい
る。又、充電部30側には、乾電池36を収容する充電
源部35が設けられ、裏側の蓋37の開閉により乾電池
36の出入が可能である。
【0015】このような充電器では、高周波検知部は充
電部30と一体であり、検知部の分だけ充電器が小型に
なっており、治療器の高周波検知を行うには充電部30
を利用すればよい。又、スイッチ46をONにした時だ
け高周波検知を行うことができ、高周波検知を行わない
場合にはスイッチ46をOFFにし、高周波検知部の作
動を停止させておくことができる。
【0016】高周波検知部の動作を制御するための制御
手段を別の位置に設けた充電器を図7(一部破断斜視
図)及び図8(要部断面図)に示す。この充電器は、図
5及び図6に示す上記充電器とほぼ同じ構造であるが、
制御手段としてのスイッチが充電部50の凹部60の底
面に設けられている。即ち、一対の充電端子61、62
の中間当たりにプッシュ式スイッチ66が突出状に配備
され、高周波検知部は、スイッチ66が突出している時
(ON時)に作動し、引っ込んでいる時(OFF時)に
停止するようになっている。
【0017】この充電器においては、治療器を充電部5
0の凹部60に押し入れる途中では、スイッチ66がO
N状態にあるため、治療器の高周波検知が行われ、治療
器を凹部60に完全にセットした時点ではスイッチ66
がOFFになり、高周波検知が自動的に停止する。
【0018】
【発明の効果】本発明の高周波治療器用充電器は、以上
説明したように構成されているので、請求項1記載の充
電器は下記の効果(1)、(2)を有する。 (1)粘着テープを付けたままの高周波治療器でも充電
後に充電器から簡単に取り外すことができ、粘着テープ
の破断や粘着剤の付着等の問題点は起こらない。 (2)粘着テープを付けたまま充電を行うことができる
ので、粘着テープを繰り返し使用することができ、粘着
テープを無駄に捨てなくてもよくなる。
【0019】又、請求項4記載の充電器は下記の効果
(3)、(4)を有する。 (3)高周波検知部のためのスペースを要しないので、
充電器を小型化することが可能である。 (4)高周波検知部の検知動作を制御するための制御手
段を設けておけば、高周波検知を必要な時だけ行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の充電器の一実施例の一部破断斜
視図である。
【図2】図1に示す充電器を用いて、粘着テープを付け
たままの治療器に充電する時の状態を示す部分拡大断面
図である。
【図3】図1に示す充電器の変更例に係る充電器を用い
て、粘着テープを剥がした治療器に充電する時の状態を
示す部分拡大断面図である。
【図4】図1に示す充電器の変更例に係る充電器を用い
て、粘着テープを付けたままの治療器に充電する時の状
態を示す部分拡大断面図である。
【図5】請求項4記載の充電器の一実施例の一部破断斜
視図である。
【図6】図5に示す充電器の要部断面図である。
【図7】請求項4記載の充電器の別実施例の一部破断斜
視図である。
【図8】図7に示す充電器の要部断面図である。
【図9】通常の高周波治療器の外観図である。
【図10】図9に示す治療器に粘着テープを貼付した状
態を示す斜視図である。
【図11】従来例に係る充電器の一部破断斜視図であ
る。
【図12】図11に示す充電器の要部断面図である。
【符号の説明】
10、11、30 充電部 31、50、51 充電部 12 高周波検知部 21、22、41 充電器側の充電端子 42、61、62 充電器側の充電端子 23 剥離シート(分離手段) 24 段差(分離手段) 25、45、65 高周波検知コイル 46、66 スイッチ(高周波検知部の検知動
作用制御手段) 90 高周波治療器 91、92 治療器側の充電端子 100 粘着テープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山沢 勉 京都市下京区中堂寺南町17番地 サイエン スセンタービル 株式会社オムロンライフ サイエンス研究所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高周波治療器を収容すると共に、収容時に
    治療器側の一対の充電端子に接触する一対の充電端子を
    有する充電部と、この充電部に隣接して配置され、治療
    器から発せられる高周波を検知する高周波検知部とを備
    える充電器において、 高周波治療器に貼付した粘着テープを充電部に止着させ
    ないための分離手段を充電部に設けたことを特徴とする
    高周波治療器用充電器。
  2. 【請求項2】前記分離手段は、充電部の粘着テープとの
    接触面に設けた剥離部材、又は充電部の粘着テープとの
    接触面に剥離性表面処理を施した剥離面であることを特
    徴とする請求項1記載の高周波治療器用充電器。
  3. 【請求項3】前記分離手段は、充電部と粘着テープが接
    触しないように高周波治療器を支持する段差であること
    を特徴とする請求項1記載の高周波治療器用充電器。
  4. 【請求項4】高周波治療器を収容すると共に、収容時に
    治療器側の一対の充電端子に接触する一対の充電端子を
    有する充電部と、この充電部に隣接して配置され、治療
    器から発せられる高周波を検知する高周波検知部とを備
    える充電器において、 前記高周波検知部を充電部に設けたことを特徴とする高
    周波治療器用充電器。
  5. 【請求項5】前記高周波検知部の検知動作を手動で開始
    又は停止させるための制御手段を設けたことを特徴とす
    る請求項4記載の高周波治療器用充電器。
  6. 【請求項6】前記高周波治療器を充電部に収容した時に
    高周波検知部の検知動作を自動的に停止させるための制
    御手段を設けたことを特徴とする請求項4記載の高周波
    治療器用充電器。
JP4118834A 1992-05-12 1992-05-12 高周波治療器用充電器 Pending JPH05309141A (ja)

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JP (1) JPH05309141A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014121373A (ja) * 2012-12-20 2014-07-03 Nippon Koden Corp 生体電極用剥離シート
CN113995954A (zh) * 2021-11-04 2022-02-01 东莞市安意科技有限公司 一种充电便携式高周波电疗仪

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014121373A (ja) * 2012-12-20 2014-07-03 Nippon Koden Corp 生体電極用剥離シート
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