JPH05309127A - 芳香発生装置 - Google Patents
芳香発生装置Info
- Publication number
- JPH05309127A JPH05309127A JP4117512A JP11751292A JPH05309127A JP H05309127 A JPH05309127 A JP H05309127A JP 4117512 A JP4117512 A JP 4117512A JP 11751292 A JP11751292 A JP 11751292A JP H05309127 A JPH05309127 A JP H05309127A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fragrance
- container
- liquid
- perfume
- impregnated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】短時間で載置したその雰囲気内へ香気を万遍な
く漂わせることができる芳香発生装置を提供する。 【構成】框体1内に液状香剤2を収納した容器3を設
け、該容器3内に前記香剤2を含浸させ、その上部を容
器3より突出させた発香部4を有する吸液体5を挿入さ
せると共に、該吸液体5の発香部4には含浸した香剤2
を揮発させる発香促進手段6と、揮発した香剤2を拡散
・送気させる圧送手段7とを対応させる。 【効果】香剤の揮発・気化に伴って直ちに安定した芳香
を放つことができ、しかも、この揮発・気化した香剤
を、圧送手段により装置させれば広範囲の雰囲気内へ芳
香を漂わせることができる。
く漂わせることができる芳香発生装置を提供する。 【構成】框体1内に液状香剤2を収納した容器3を設
け、該容器3内に前記香剤2を含浸させ、その上部を容
器3より突出させた発香部4を有する吸液体5を挿入さ
せると共に、該吸液体5の発香部4には含浸した香剤2
を揮発させる発香促進手段6と、揮発した香剤2を拡散
・送気させる圧送手段7とを対応させる。 【効果】香剤の揮発・気化に伴って直ちに安定した芳香
を放つことができ、しかも、この揮発・気化した香剤
を、圧送手段により装置させれば広範囲の雰囲気内へ芳
香を漂わせることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、室内等の適所に載置し
てその雰囲気内へ香気を万遍なく漂わせる芳香発生装置
に関する。
てその雰囲気内へ香気を万遍なく漂わせる芳香発生装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、仏事や香道,日常生活等におい
て、香を焚く儀式的や鑑賞等の催しに使用される香炉が
知られている。
て、香を焚く儀式的や鑑賞等の催しに使用される香炉が
知られている。
【0003】このものは、金属や陶器等により台座に設
けた炉と椀状の籠蓋とにより形成された香炉内に、白檀
等の固形香を収容して焚き、薫香を発生させていたもの
である。
けた炉と椀状の籠蓋とにより形成された香炉内に、白檀
等の固形香を収容して焚き、薫香を発生させていたもの
である。
【0004】したがって、この発生した薫香が自然浮遊
のため、限られた空間しかその芳香効果が得られず、広
い室内等にあっては到達に時間がかかるものであった。
のため、限られた空間しかその芳香効果が得られず、広
い室内等にあっては到達に時間がかかるものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記した問題
点を解決するためになされたもので、框体内に液状香剤
を収納した容器を設け、該容器内に前記香剤を含浸さ
せ、その上部を容器より突出させた発香部を有する吸液
体を挿入させると共に、該吸液体の発香部には含浸した
香剤を揮発させる発香促進手段と、揮発した香剤を拡散
・送気させる圧送手段とを対応させることにより、短時
間で載置したその雰囲気内へ香気を万遍なく漂わせるこ
とができる芳香発生装置を提供することを目的としてい
る。
点を解決するためになされたもので、框体内に液状香剤
を収納した容器を設け、該容器内に前記香剤を含浸さ
せ、その上部を容器より突出させた発香部を有する吸液
体を挿入させると共に、該吸液体の発香部には含浸した
香剤を揮発させる発香促進手段と、揮発した香剤を拡散
・送気させる圧送手段とを対応させることにより、短時
間で載置したその雰囲気内へ香気を万遍なく漂わせるこ
とができる芳香発生装置を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ための本発明の手段は、框体と、該框体内に設けて液状
香剤を収納した容器と、該容器内へ挿入して前記香剤を
含浸させ、その上部を容器より突出させた発香部を有す
る吸液体と、該吸液体の発香部に連係させて含浸した香
剤を揮発させる発香促進手段と、を備えさせた芳香発生
装置の構成にある。
ための本発明の手段は、框体と、該框体内に設けて液状
香剤を収納した容器と、該容器内へ挿入して前記香剤を
含浸させ、その上部を容器より突出させた発香部を有す
る吸液体と、該吸液体の発香部に連係させて含浸した香
剤を揮発させる発香促進手段と、を備えさせた芳香発生
装置の構成にある。
【0007】また、框体と、該框体内に設けて液状香剤
を収納した容器と、該容器内へ挿入して前記香剤を含浸
させ、その上部を容器より突出させた発香部を有する吸
液体と、該吸液体の発香部に連係させて含浸した香剤を
揮発させる発香促進手段と、揮発した香剤を拡散・送気
させる圧送手段と、を備えさせた芳香発生装置の構成に
ある。
を収納した容器と、該容器内へ挿入して前記香剤を含浸
させ、その上部を容器より突出させた発香部を有する吸
液体と、該吸液体の発香部に連係させて含浸した香剤を
揮発させる発香促進手段と、揮発した香剤を拡散・送気
させる圧送手段と、を備えさせた芳香発生装置の構成に
ある。
【0008】
【作用】前記のように構成される本発明は以下に述べる
作用を奏する。框体内に取り付けた容器より突出する吸
液体を発香促進手段により作用させると、これにより該
発香部から気化香剤が連続的に揮発し芳香が漂う。
作用を奏する。框体内に取り付けた容器より突出する吸
液体を発香促進手段により作用させると、これにより該
発香部から気化香剤が連続的に揮発し芳香が漂う。
【0009】また、揮発した気化香剤に対して圧送手段
を対応させると、該手段が強制送風を行なうので、わず
かな時間で広範囲への芳香の拡散が行なえる。
を対応させると、該手段が強制送風を行なうので、わず
かな時間で広範囲への芳香の拡散が行なえる。
【0010】
【実施例】次に本発明に関する芳香発生装置の一実施例
を図面に基づいて説明する。
を図面に基づいて説明する。
【0011】図1および図2においてAは芳香発生装置
で、框体1と、該框体1内に設けて液状香剤2を収納し
た容器3と、該容器3内へ挿入した上部に発香部4を有
する吸液体5と、該吸液体5の発香部4に連係させた発
香促進手段6と、香剤の圧送手段7とにより基本的に構
成される。
で、框体1と、該框体1内に設けて液状香剤2を収納し
た容器3と、該容器3内へ挿入した上部に発香部4を有
する吸液体5と、該吸液体5の発香部4に連係させた発
香促進手段6と、香剤の圧送手段7とにより基本的に構
成される。
【0012】そして、前記した框体1は、内部が空洞の
箱状に形成してあって、その上部の開口部8を閉塞する
蓋体9を着脱自在に設けてある。
箱状に形成してあって、その上部の開口部8を閉塞する
蓋体9を着脱自在に設けてある。
【0013】前記した容器3は、内部に液状の香剤2を
収容しておくもので、合成樹脂,ガラス,陶器等の材質
により上部を開口10させた瓶状に形成してあって、該開
口10に内部を密封させる蓋11を冠着してあり、前記框体
1内においてその取付部材12へ前記框体1の下部開口13
から係脱自在に取り付けることができ、したがって、前
記香剤2の変更時は、他の香剤2の入った容器ごとの交
換が容易でワンタッチにより行なわれる。
収容しておくもので、合成樹脂,ガラス,陶器等の材質
により上部を開口10させた瓶状に形成してあって、該開
口10に内部を密封させる蓋11を冠着してあり、前記框体
1内においてその取付部材12へ前記框体1の下部開口13
から係脱自在に取り付けることができ、したがって、前
記香剤2の変更時は、他の香剤2の入った容器ごとの交
換が容易でワンタッチにより行なわれる。
【0014】そして、前記した液状香剤2は、白檀等の
原香料をアルコール等の揮発性に優れた溶剤により、す
なわち、後記する発香促進手段6による加温によって容
易に揮発・気化される所定濃度に希釈してある。
原香料をアルコール等の揮発性に優れた溶剤により、す
なわち、後記する発香促進手段6による加温によって容
易に揮発・気化される所定濃度に希釈してある。
【0015】前記した吸液体5は、前記容器3内の液状
香剤2を含浸させて上部の発香部4より揮発させるもの
で、炭素棒等の多孔質材や天然・人工による繊維体によ
り、所定径の杆状に形成して、前記開口10に冠着した蓋
11の挿嵌孔14へ嵌入させ、その下端を容器3内の底部近
傍に設けて、また、上部の発香部4を前記蓋11の上部へ
突出させてある。
香剤2を含浸させて上部の発香部4より揮発させるもの
で、炭素棒等の多孔質材や天然・人工による繊維体によ
り、所定径の杆状に形成して、前記開口10に冠着した蓋
11の挿嵌孔14へ嵌入させ、その下端を容器3内の底部近
傍に設けて、また、上部の発香部4を前記蓋11の上部へ
突出させてある。
【0016】前記した発香促進手段6は、前記吸液体5
の発香部4に連係させてこれに含浸した香剤2を所定量
づつ揮発させるもので、この発香部4を加熱する電熱ヒ
ータが採用されるものであって、前記框体1の取付部材
12へ前記発香部4を無接触で囲繞するように金属製等の
伝熱筒15を取り付け、この伝熱筒15への給電による発熱
によって該発香部4が70〜80℃程度に加熱され、液状の
香料2が連続的に吸い上げられて気化し、空気中に飛散
することによって芳香が放たれる。
の発香部4に連係させてこれに含浸した香剤2を所定量
づつ揮発させるもので、この発香部4を加熱する電熱ヒ
ータが採用されるものであって、前記框体1の取付部材
12へ前記発香部4を無接触で囲繞するように金属製等の
伝熱筒15を取り付け、この伝熱筒15への給電による発熱
によって該発香部4が70〜80℃程度に加熱され、液状の
香料2が連続的に吸い上げられて気化し、空気中に飛散
することによって芳香が放たれる。
【0017】なお、この発香促進手段6は吸液体5へ接
続させこれを直接加熱しても良く、更に、前記容器3を
加熱することにより吸液体5の発香部4より揮発させて
も良いものである。
続させこれを直接加熱しても良く、更に、前記容器3を
加熱することにより吸液体5の発香部4より揮発させて
も良いものである。
【0018】前記した圧送手段7は、揮発・気化した香
剤2を周囲へ拡散・送気させるもので、遠心または軸流
式のブロアを用いて一方向または全周方向へ香気を送り
出すものであって、本実施例においては遠心式の多翼フ
ァン型のものを、前記吸液体5における発香部4の上部
において前記取付部材12へ固着する。
剤2を周囲へ拡散・送気させるもので、遠心または軸流
式のブロアを用いて一方向または全周方向へ香気を送り
出すものであって、本実施例においては遠心式の多翼フ
ァン型のものを、前記吸液体5における発香部4の上部
において前記取付部材12へ固着する。
【0019】なお、図1および図2において16は、前記
框体1の蓋体9に設けた香気の通孔で、前記圧送手段7
の吹出し口に対応させて、蓋体9の上部に付設した膨出
部17の天部と、周部とに小孔あるいはスリット等を多数
形成してある。
框体1の蓋体9に設けた香気の通孔で、前記圧送手段7
の吹出し口に対応させて、蓋体9の上部に付設した膨出
部17の天部と、周部とに小孔あるいはスリット等を多数
形成してある。
【0020】前記したように構成される本発明実施例装
置Aは、吸液体5を挿入した香剤2の容器3を框体1内
の取付部材12に固着し、該吸液体5の発香部4を発香促
進手段6により加熱すると、この発香部4を囲繞する伝
熱筒15により所定温度に加温されるので、該熱により発
香部4まで含浸された香剤2は揮発・気化して、蓋体2
に設けた通孔6 より周囲へ芳香を放つ。
置Aは、吸液体5を挿入した香剤2の容器3を框体1内
の取付部材12に固着し、該吸液体5の発香部4を発香促
進手段6により加熱すると、この発香部4を囲繞する伝
熱筒15により所定温度に加温されるので、該熱により発
香部4まで含浸された香剤2は揮発・気化して、蓋体2
に設けた通孔6 より周囲へ芳香を放つ。
【0021】更に、大気中に揮発した気化香剤2を圧送
手段7により加圧すると、ブロアーの強制送風を行なう
ので、わずかな時間で広範囲への芳香の拡散が行なえ
る。
手段7により加圧すると、ブロアーの強制送風を行なう
ので、わずかな時間で広範囲への芳香の拡散が行なえ
る。
【0022】なお、前記香剤2の濃度が濃い場合は、そ
の芳香も強いこともあって圧送手段7は必要ない場合も
あり、また、香剤2の濃度が薄い場合は、圧送手段7に
よる強制送気が必要がある。
の芳香も強いこともあって圧送手段7は必要ない場合も
あり、また、香剤2の濃度が薄い場合は、圧送手段7に
よる強制送気が必要がある。
【0023】
【発明の効果】前述したように本発明の芳香発生装置
は、香剤を含浸した吸液体の発香部へ発香促進手段を対
応させることにより、香剤の揮発・気化に伴って直ちに
安定した芳香を放つことができ、しかも、この揮発・気
化した香剤を、圧送手段により装置させれば広範囲の雰
囲気内へ芳香を漂わせることができる格別な効果を奏す
るものである。
は、香剤を含浸した吸液体の発香部へ発香促進手段を対
応させることにより、香剤の揮発・気化に伴って直ちに
安定した芳香を放つことができ、しかも、この揮発・気
化した香剤を、圧送手段により装置させれば広範囲の雰
囲気内へ芳香を漂わせることができる格別な効果を奏す
るものである。
【図1】本発明に関する芳香発生装置を示す縦断正面図
である。
である。
【図2】図1における斜視図である。
1 框体 2 液状香剤 3 容器 4 発香部 5 吸液体 6 発香促進手段 7 圧送手段
Claims (2)
- 【請求項1】 框体と、該框体内に設けて液状香剤を収
納した容器と、該容器内へ挿入して前記香剤を含浸さ
せ、その上部を容器より突出させた発香部を有する吸液
体と、該吸液体の発香部に連係させて含浸した香剤を揮
発させる発香促進手段とを備えさせたことを特徴とする
芳香発生装置。 - 【請求項2】 框体と、該框体内に設けて液状香剤を収
納した容器と、該容器内へ挿入して前記香剤を含浸さ
せ、その上部を容器より突出させた発香部を有する吸液
体と、該吸液体の発香部に連係させて含浸した香剤を揮
発させる発香促進手段と、揮発した香剤を拡散・送気さ
せる圧送手段とを備えさせたことを特徴とする芳香発生
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4117512A JPH05309127A (ja) | 1992-05-11 | 1992-05-11 | 芳香発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4117512A JPH05309127A (ja) | 1992-05-11 | 1992-05-11 | 芳香発生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05309127A true JPH05309127A (ja) | 1993-11-22 |
Family
ID=14713601
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4117512A Pending JPH05309127A (ja) | 1992-05-11 | 1992-05-11 | 芳香発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05309127A (ja) |
-
1992
- 1992-05-11 JP JP4117512A patent/JPH05309127A/ja active Pending
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