JPH05308709A - 電線離型剤塗布方法およびその装置 - Google Patents

電線離型剤塗布方法およびその装置

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JPH05308709A
JPH05308709A JP4109428A JP10942892A JPH05308709A JP H05308709 A JPH05308709 A JP H05308709A JP 4109428 A JP4109428 A JP 4109428A JP 10942892 A JP10942892 A JP 10942892A JP H05308709 A JPH05308709 A JP H05308709A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】従来の電線離型剤塗布方式における離型剤の付
着量のむら、乾燥装置や過剰分の剥ぎ取る装置の必要
性、水の使用による作業環境汚染等の諸欠点を解消す
る。 【構成】本発明による方法は、離型剤貯槽2の下部に設
けた多孔板11の下から圧縮空気を吹き出すことによ
り、離型剤貯槽内に収納した離型剤粉体を流動層とな
し、かく流動層となった粉体をインジェクタ型粉体ポン
プ3で一定量吸引して、吹き付け部を指向するように配
置した離型剤塗布ガン4に送り、この塗布ガン4近傍に
設けた静電電極に静電気発生装置から静電気を供給し、
この静電気作用により吹き付け部7を通過する電線に前
記離型剤を一様に塗布し、該電線に付着しなかった残留
粉体を圧縮空気で吹き付け部から集塵機函体8内の濾過
体へ送り、排風機10によって発生する負圧により前記
濾過体で該残留粉体を清浄な空気から分離し、一定の時
間間隔で前記濾過体へ短時間瞬間的に圧縮空気を送り、
それによって前記濾過体から剥離させた粉体を前記離型
剤貯槽2へ戻す諸段階よりなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電線に離型剤を塗布す
る方法およびそのための塗布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電線を大別すると、銅の単線または捩り
線からなる銅線を絶縁物で被覆した単芯被覆線と、単芯
被覆線を2本以上別の絶縁物で被覆した複芯被覆線とが
ある。
【0003】電線を接続端へ結合する場合には、電線端
の被覆絶縁物を1部除去して銅線を剥き出しにしなけれ
ばならない。その際の被覆絶縁物除去作業は、工具を用
いる人手による手作業、または機械による自動作業が行
われる。いずれの場合においても、除去作業の能率を上
げかつ仕上げを良くする目的で、電線製造時に、銅線と
被覆絶縁物との間および単芯被覆線同志の間には、例え
ば滑石のような鉱物質粉体が離型剤として必ず塗布され
る。このとき使用される装置が、電線離型剤塗布装置で
ある。
【0004】さて、従来の電線離型剤塗布装置は、殆ど
が滑石のような鉱物質粉体に水を加えて泥漿となして貯
留槽へ仕込み、そこへ銅線または電線を通す湿式法、い
わゆるドブズケと言われるものである。この従来の方式
は、離型剤の付着量がむらになり、乾燥装置や過剰分を
剥ぎ取る装置を必要とし、また水を使うために作業環境
が汚れる諸欠点が避けられなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の湿式
法による電線離型剤塗布装置の前述した諸欠点を解消し
た、乾式法による電線離型剤塗布方法およびそのための
装置を提案することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の課題は、離型剤貯
槽の下部に設けた多孔板の下から圧縮空気を吹き出すこ
とにより、離型剤貯槽内に収納した離型剤粉体を流動層
となし、かく流動層となった粉体をインジェクタ型粉体
ポンプで一定量吸引して、吹き付け部を指向するように
配置した離型剤塗布ガンに送り、この塗布ガン近傍に設
けた静電電極に静電気発生装置から静電気を供給し、こ
の静電気作用により吹き付け部を通過する電線に前記離
型剤を一様に塗布し、該電線に付着しなかった残留粉体
を圧縮空気で吹き付け部から集塵機函体内へ送り、排風
機によって発生する負圧により前記集塵機濾過体で該残
留粉体を清浄な空気から分離し、一定の時間間隔で前記
濾過体へ短時間瞬間的に圧縮空気を送り、それによって
前記濾過体から剥離させた粉体を前記離型剤貯槽へ戻
す、本発明の方法により解決される。
【0007】さらに、前記の課題は、離型剤貯槽の下部
に設けた多孔板と、この多孔板の下へ圧縮空気を供給す
る第1圧縮空気供給装置と、前記多孔板より吹き出す圧
縮空気により流動層となった粉体を一定量吸引して送る
インジェクタ型粉体ポンプと、この粉体ポンプにより流
動層となった粉体を供給される、吹き付け部を指向する
ように配置した離型剤塗布ガンと、この塗布ガン近傍に
設けた静電電極に静電気を供給する静電気発生装置と、
静電気作用により通過する電線に前記離型剤を一様に塗
布する吹き付け部と、該電線に付着しなかった残留粉体
を圧縮空気で吹き付け部から集塵機函体内の濾過体へ送
るための第2圧縮空気供給装置と、前記濾過体で負圧に
より該残留粉体を清浄な空気から分離する排風機と、か
く分離された粉体を前記離型剤貯槽へ戻すため一定の時
間間隔で前記濾過体へ短時間瞬間的に圧縮空気を送る第
3圧縮空気供給装置とを設けた、本発明の装置により解
決される。
【0008】
【作用】離型剤貯槽の下部に設けた多孔板の下へ供給し
た流動用圧縮空気が前記多孔板より吹き出すことによ
り、離型剤貯槽内に収納されている離型剤粉体を流動状
態とする。かく流動状態となった離型剤粉体は、ついで
ポンプ用圧縮空気を供給されたインジェクタ型粉体ポン
プにより一定量吸引され、離型剤塗布ガンに送られる。
同時に、この離型剤塗布ガン近傍に設けた静電電極に静
電気を供給して、離型剤粉体に電荷を与える。かくし
て、吹き付け部を通過する電線の上下ならびに両側面の
すべてに、必要量の離型剤粉体が一様に塗布される。
【0009】他方、電線に付着しなかった残留粉体は、
吹落し用圧縮空気で吹き付け部から集塵機函体内へ送ら
れる。ここには、排風機による負圧が作用しており、集
塵機濾過体で残留粉体は清浄な空気から分離される。濾
過体表面で集塵捕集された粉体は、払落し用圧縮空気を
一定の時間間隔で濾過体へ短時間瞬間的に送ることによ
り該濾過体から剥離され、ついで重力で離型剤貯槽内へ
戻る。
【0010】
【実施例】本発明による電線離型剤塗布装置の構成部
を、図1にブロックダイヤグラムにて、そして図2に具
体的に示すが、以下これらの図にて該構成部を説明す
る。
【0011】電線離型剤塗布装置1は、離型剤粉体を収
納した離型剤貯槽2、前記離型剤粉体を前記離型剤貯槽
2より吸引するインジェクタ型粉体ポンプ3、電線に離
型剤粉体を塗布する離型剤塗布ガン4、静電電極5、静
電気発生装置6、通過する電線に離型剤粉体を前記塗布
ガン4により供給する吹き付け部7、集塵機函体8、集
塵機9、排風機10、図3に示す第1ないし第4圧縮空
気供給装置を備えている。離型剤貯槽2の下部には、多
孔板11が配置されている。
【0012】図3において、離型剤貯槽2の下部に設け
た多孔板11の下へ第1圧縮空気供給装置12より流動
用圧縮空気を供給し、この圧縮空気が前記多孔板11よ
り吹き出すことにより、離型剤貯槽2内に収納されてい
る離型剤粉体は流動状態となる。かく流動状態となった
離型剤粉体は、ついで第4圧縮空気供給装置15よりポ
ンプ用圧縮空気を供給されたインジェクタ型粉体ポンプ
3により一定量吸引され、離型剤塗布ガン4に送られ
る。同時に、この離型剤塗布ガン4近傍に設けた静電電
極5に静電気発生装置6で発生させた静電気を供給し、
それによって離型剤粉体に電荷を与える。かくして、吹
き付け部7を通過する電線の上下ならびに両側面のすべ
てに、必要量の離型剤粉体が一様に塗布される。
【0013】一方において、電線に付着しなかった残留
粉体は、第2圧縮空気供給装置13よりの吹落し用圧縮
空気で、吹き付け部7から集塵機函体8内へ送られる。
ここには、排風機10により発生した負圧が作用してお
り、集塵機濾過体で残留粉体は清浄な空気から分離され
る。該濾過体表面で集塵捕集された粉体は、第3圧縮空
気供給装置14より払落し用圧縮空気を、一定の時間間
隔で該濾過体へ短時間瞬間的に送ることにより該濾過体
から剥離され、ついで重力で離型剤貯槽2内へ戻る。こ
の場合、前記粉体を吹き付け部7から集塵機函体8内の
濾過体へ送る径路にて、吹き付け部7と集塵機函体8と
の間に、固定篩または旋回篩の如き異物除去装置16を
配置し、異物を除去する。
【0014】前述のように、離型剤貯槽2内の離型剤粉
体が流動層を形成することにより、該離型剤粉体がイン
ジェクタ型粉体ポンプ3により一定量吸引されることが
可能となる。また、離型剤塗布ガン4近傍に設けた静電
電極5に静電気を供給し、離型剤粉体に電荷を与えるこ
とにより、電線の裏側に対しても離型剤粉体を一様に付
着させることができる。
【0015】次に、本発明に用いる粉体ポンプとして、
従来知られているノードソン社製の粉体ポンプを使用す
るときは、この粉体ポンプが粉体の吸引方向と吐出方向
が直角をなしているため、ポンプ内部に粉体が付着して
噴出量が低下し、また閉塞がしばしば発生して、同ポン
プは連続使用に耐えなかった。
【0016】そこで、インジェクタ型粉体ポンプ3を使
用した。この粉体ポンプを、図4により説明する。
【0017】図4に示す粉体ポンプ3において、圧縮空
気供給口18よりの圧縮空気は、複数の細孔19により
直線状管路20内に流入し、粉体吸引部21にて離型剤
貯槽2内より吸引された粉体を粉体吐出部22へ高速に
て輸送する。前記各細孔19は、前記管路20の上流側
から下流側のほゞ一点に指向するように傾斜配置され、
その場合各細孔の中心線と管路20内の流路中心線との
なす角度θは5〜20°である。23は粉体吸引部21
に連結した吸引ゴムホース、そして24は粉体吐出部2
2に接続した吐出ゴムホースである。
【0018】前記管路20は断面円形をなし、その内径
および細孔19の内径は、それぞれ4〜6mmおよび
0.8〜2mmである。そして、圧縮空気供給口18よ
りは、圧力1〜5kgf/cm2Gの圧縮空気が供給さ
れる。細孔の数は2ないし4個であり、各細孔は円周方
向に沿いほゞ等間隔に配置されている。
【0019】このインジェクタ型粉体ポンプは、管路2
0の断面が円形で一定寸法を有し、かつ直線的で曲がり
がないので、前述の従来型粉体ポンプの欠点がすべて解
消され、連続使用が可能となった。また、圧縮空気供給
口18より供給する圧縮空気の圧力を調整することによ
り、粉体の噴出量を容易に変更設定することができる。
【0020】さらに、圧縮空気供給口18より供給する
圧縮空気を加熱して、その温度を室温以上に上げたとこ
ろ、圧縮空気の断熱膨張による温度低下が抑えられるた
め、水蒸気の露点が上がり、ポンプ内部での粉体付着が
全くなくなった。
【0021】図5に示すように、管路20の断面円形の
内壁、特に接粉部内壁に、例えばタングステンカーバイ
ド、アルミナ、窒化けい素、炭化けい素など耐摩耗性の
高い材料25を使用したところ、摩耗による粉体噴出量
の低下を抑え、長期間安定して使用することができた。
【0022】従来、集塵機として多く使われているバグ
フイルタは、繊維状濾過布における繊維内部での濾過で
あるために、時間とともに濾過体に粉体粒子が閉塞す
る、いわゆる目詰まり現象が発生し、圧力損失が徐々に
増加して集塵効果を低下せしめ、濾過体を交換しないと
連続使用に耐えられなくなると同時に、集塵機そのもの
の容積が大きい欠点がある。
【0023】これに対し、微粒合成樹脂焼結成型体の表
面をフッ素樹脂で被覆後、表面加工した濾過体からなる
表面濾過型集塵機、例えば日鉄鉱業社製シンターラメラ
ーフィルタは、集塵機そのものの容積が小さいこと、集
塵効率が非常に大きいこと、運転後濾過体の圧力損失が
直ちに一定となるために、濾過体を交換する必要がなく
連続使用できることなどの特長がある。よって、電線離
型剤塗布装置を長時間連続使用に耐えるものにするため
には、前述した表面濾過型集塵機を使うのが望ましい。
【0024】電線離型剤塗布装置は、その性質上から、
僅かであるが、外部から装置内部へ異物を引き込んでく
るのが避けられない。すなわち、被塗布材料に付着して
侵入する異物があり、作業環境へ粉塵を排出させないた
めに、装置全体が若干の負圧状態で運転され、しかも静
電気を使っているために、周囲の作業環境から木屑、合
成樹脂、綿、繊維、紙等一般にごみと言われる微細な異
物が吸い込まれることがある。このような異物が粉体ポ
ンプ内部に付着すると、噴出状態が不安定となることが
あり、遂にはポンプを閉塞をさせてしまうことも生ず
る。
【0025】他方において、インジェクタ型粉体ポンプ
の場合は、前述したように、断面形状が一定で曲がりが
ないために、異物による障害は非常に少ないが、万一の
場合に備えて異物除去装置を設けることが望ましい。
【0026】このため、本発明では、図3に例示し説明
したように、電線に付着しなかった残留粉体を圧縮空気
により吹き付け部7から集塵機函体8内の濾過体へ送る
径路にて、吹き付け部7と集塵機函体8との間に、例え
ば網目1〜5mm の織網を取り付けた固定篩または旋回
篩の如き異物除去装置16を配置したところ、異物の影
響は全くなくなった。この場合の網目寸法は、異物を除
去するとともに粉体は容易に通過させる大きさが必要で
あり、またあまり細かい網目にすると網が目詰まりを起
こすので、前記の網目1〜5mm が適当である。
【0027】
【発明の効果】本発明により、従来の電線離型剤塗布方
式における離型剤の付着量のむら、乾燥装置や過剰分の
剥ぎ取る装置の必要性、水の使用による作業環境汚染等
の諸欠点を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明による電線離型剤塗布装置構成部
のブロックダイヤグラムである。
【図2】図2は前記電線離型剤塗布装置の各構成部配置
を示す説明図である。
【図3】図3は前記電線離型剤塗布装置各構成部の作用
を説明するためのブロックダイヤグラムである。
【図4】図4は本発明に用いるインジェクタ型粉体ポン
プの断面図である。
【図5】図5は前記粉体ポンプの変形例を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 電線離型剤塗布装置 2 離型剤貯槽 3 インジェクタ型粉体ポンプ 4 離型剤塗布ガン 5 静電電極 6 静電気発生装置 7 吹き付け部 8 集塵機函体 9 集塵機 10 排風機 11 多孔板 16 異物除去装置 19 細孔 20 管路 25 耐摩耗性材料

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】離型剤貯槽の下部に設けた多孔板の下から
    圧縮空気を吹き出すことにより、離型剤貯槽内に収納し
    た離型剤粉体を流動層となし、かく流動層となった粉体
    をインジェクタ型粉体ポンプで一定量吸引して、吹き付
    け部を指向するように配置した離型剤塗布ガンに送り、
    この塗布ガン近傍に設けた静電電極に静電気発生装置か
    ら静電気を供給し、この静電気作用により吹き付け部を
    通過する電線に前記離型剤を一様に塗布し、該電線に付
    着しなかった残留粉体を圧縮空気で吹き付け部から集塵
    機函体内へ送り、排風機によって発生する負圧により前
    記集塵機濾過体で該残留粉体を清浄な空気から分離し、
    一定の時間間隔で前記濾過体へ短時間瞬間的に圧縮空気
    を送り、それによって前記濾過体から剥離させた粉体を
    前記離型剤貯槽へ戻すことを特徴とする電線離型剤塗布
    方法。
  2. 【請求項2】前記圧縮空気を室温以上に加熱して供給す
    ることを特徴とする、請求項1に記載の電線離型剤塗布
    方法。
  3. 【請求項3】離型剤貯槽の下部に設けた多孔板と、この
    多孔板の下へ圧縮空気を供給する第1圧縮空気供給装置
    と、前記多孔板より吹き出す圧縮空気により流動層とな
    った粉体を一定量吸引して送るインジェクタ型粉体ポン
    プと、この粉体ポンプにより流動層となった粉体を供給
    される、吹き付け部を指向するように配置した離型剤塗
    布ガンと、この塗布ガン近傍に設けた静電電極に静電気
    を供給する静電気発生装置と、静電気作用により通過す
    る電線に前記離型剤を一様に塗布する吹き付け部と、該
    電線に付着しなかった残留粉体を圧縮空気で吹き付け部
    から集塵機函体内へ送るための第2圧縮空気供給装置
    と、前記集塵機濾過体で負圧により該残留粉体を清浄な
    空気から分離する排風機と、かく分離された粉体を前記
    離型剤貯槽へ戻すため一定の時間間隔で前記濾過体へ短
    時間瞬間的に圧縮空気を送る第3圧縮空気供給装置とを
    設けたことを特徴とする電線離型剤塗布装置。
  4. 【請求項4】前記インジェクタ型粉体ポンプとして、内
    径4〜6mm の円形断面管の側壁に、直径0.8〜2mm
    の細孔を該円形断面管の中心線に対し角度5°〜20°
    をなすように、かつ該細孔が該中心線の1点で交差する
    ように、2ないし4個等角配置で穿孔し、該細孔に圧力
    1〜5 kgf/cm2Gの圧縮空気を供給する粉体ポンプを使
    うことを特徴とする、請求項3に記載の電線離型剤塗布
    装置。
  5. 【請求項5】該円形断面管の接粉部内壁に対摩耗性の高
    い材料を使用することを特徴とする、請求項4に記載の
    電線離型剤塗布装置。
  6. 【請求項6】残留粉体を吹き付け部から集塵機函体内の
    濾過体へ送る径路にて、吹き付け部と集塵機函体との間
    に、固定篩または旋回篩の如き異物除去装置を配置した
    ことを特徴とする、請求項3ないし請求項5の1つに記
    載の電線離型剤塗布装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999033574A1 (fr) * 1997-12-25 1999-07-08 Nihon Parkerizing Co., Ltd. Dispositif et procede de poudrage
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