JPH05308213A - コードレス電話装置のアンテナ装置 - Google Patents

コードレス電話装置のアンテナ装置

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JPH05308213A
JPH05308213A JP4113325A JP11332592A JPH05308213A JP H05308213 A JPH05308213 A JP H05308213A JP 4113325 A JP4113325 A JP 4113325A JP 11332592 A JP11332592 A JP 11332592A JP H05308213 A JPH05308213 A JP H05308213A
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antenna
transmission
reception
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antenna element
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JP4113325A
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Kohei Shudo
藤 宏 平 首
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外部アンテナと内蔵アンテナのそれぞれの長
所を活かし、短所を補い、高性能で低コストのアンテナ
を実現する。 【構成】 装置本体11内に無線ユニット12および送
信用の内蔵アンテナ13を有し、受信用のアンテナとし
てアンテナエレメント17を収納した非導電性のアンテ
ナケース15を装置本体11に回転可動部16を介して
取り付けた外部アンテナ14を有し、アンテナエレメン
ト17が、細長いプリント基板18上に直線状に設けた
アンテナパターン19a〜19cと、これらアンテナパ
ターン間に分散装荷されたコイル20a,20bとを有
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コードレス電話機や携
帯電話機、携帯無線通信機などのコードレス電話装置の
アンテナ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コードレス電話装置の基地局のア
ンテナの構成は、外部アンテナと内蔵アンテナとに分け
られる。図6は従来の外部アンテナの構成を示してお
り、1は基地局本体、2は無線ユニット、3は無線ユニ
ット2に接続された外部アンテナであり、その基端部を
基地局本体1の側面に回転可能に取り付けられている。
外部アンテナ3としては、一般的にホイップアンテナが
用いられる。送信と受信を分ける構成では、それぞれの
周波数に同調する長さの2本のアンテナが必要である
が、通常は1本のアンテナで送受を共用し、これを単同
調用のアンテナとして使う場合と、アンテナ部分の一部
にヘリカル素子を導入し、メカニカルに工夫を施した2
周波共振特性を持たせたアンテナとして用いる場合とが
ある。
【0003】図7は従来の内蔵アンテナの構成を示して
おり、1は基地局本体、2は無線ユニット、4は無線ユ
ニット2に接続された内蔵アンテナである。内蔵アンテ
ナ4としては、プリント基板上のパターンや導線などの
間にインピーダンス整合用のコイルを分散装荷してアン
テナエレメントを構成したものが一般的である。送受を
分ける場合は、それぞれの周波数に同調する2個のアン
テナを用い、送受を共用する場合は、コイルとコンデン
サの並列共振作用を利用して2周波共振作用を持たせた
アンテナを用いる。
【0004】また子機間通話に対応する場合など、基地
局が複数の無線ユニットを有する場合には、無線ユニッ
トと同数の送受共用可能な外部アンテナまたは内蔵アン
テナを取り付ける構成にするか、または無線ユニットの
すべての送信と受信とをそれぞれ合成して送受1本ずつ
のアンテナにするか、さらにはすべての送受を合成共用
とし、1本のアンテナで構成するなどの方法がとられ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、以下に説明するような問題点がある。まず外
部アンテナの場合、2周波共振タイプのアンテナを用い
ると良好な利得が得られるので高性能なアンテナを実現
できるが、構造が複雑であり、非常にコストが高くな
る。また単同調タイプのアンテナは、構造は簡単になる
が性能を得るために送受で2本使うとやはりコストが高
くつき、さらにデザイン上望ましくない。また単同調タ
イプのアンテナで無理に送受共用を図ると、利得が低下
し、高性能なアンテナを実現することが困難になる。
【0006】内蔵アンテナの場合は、1つまたは2つの
プリント基板あるいは線材とコイルやコンデンサなどの
数点の部品でアンテナを構成できるので、外部アンテナ
に比べ大きくコストを下げることができるが、アンテナ
の利得はアンテナの高さに依存するので、アンテナを基
地局本体に内蔵してしまうと、アンテナの高さが基地局
本体の高さで制約されてしまう。このため、構造上、必
要なアンテナ高さを得ることが難しく、利得は外部アン
テナに比べ低くなり、特に基地局において送信より波長
の長い受信側で不利になり、内蔵アンテナで高性能なア
ンテナを実現することは困難であった。
【0007】また複数の無線ユニットを有する基地局の
アンテナを構成する場合、無線ユニットの個数分の複数
の外部アンテナを取り付けると、デザイン面から著しく
不利になり、内蔵アンテナを混在させると性能の劣化と
各無線ユニット毎の性能のアンバランスを生じ、また全
ての送受信を合成してアンテナを構成しようとすると、
送信および受信でそれぞれ複雑な合成回路が必要にな
り、さらに合成回路の損失により送信では送信出力の低
下、受信では感度劣化などの無線特性の上での問題が生
じた。
【0008】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、外部アンテナおよび内蔵アンテナのそれ
ぞれの長所を活かし、短所を補った優れたコードレス電
話装置のアンテナ装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、細長いプリント基板上にアンテナパター
ンおよびコイル等の部品で構成したアンテナエレメント
あるいは線状導体からなるアンテナエレメントを非導電
性のアンテナケースに収納し、これを装置本体に回動可
能に取り付けて外部アンテナとしたものである。
【0010】また本発明は、アンテナを送受共用化する
場合には、アンテナパターン間にコイルと並列共振素子
を装荷したプリント基板上のアンテナエレメントまたは
送受それぞれの周波数に同調する長さの2つの導線より
なるアンテナエレメントを1つの非導電性のアンテナケ
ースに収納し、これを装置本体に回動可能に取り付けて
外部アンテナとしたものである。
【0011】また本発明は、基地局が複数の無線ユニッ
トを有する場合でも、それに応じてプリント基板の表裏
を利用した複数のアンテナパターンあるいは複数の導線
でアンテナエレメントを1つの非導電性のアンテナケー
スに収納し、これを装置本体に回動可能に取り付けて外
部アンテナとしたものである。
【0012】
【作用】したがって、本発明によれば、外部アンテナを
従来の内蔵アンテナと同様に基板や導線およびコイルな
どの数点の部品で実現できるとともに、アンテナの性能
としては、装置本体に回動可能に設けることにより、装
置本体の高さの制約を受けず従来の外部アンテナと同様
の高いアンテナ配置をとれるので、従来の外部アンテナ
を用いるより安いコストで高性能なアンテナを実現する
ことができる。特に波長の長い受信周波数に対しては従
来の内蔵アンテナよりかなり有利になり、良好な利得が
得られる。
【0013】また本発明によれば、アンテナパターン間
にコイルと並列共振素子を装荷したプリント基板上のア
ンテナエレメントまたは送受それぞれの周波数に同調す
る長さの2つの導線よりなるアンテナエレメントを1つ
のアンテナケースに収納することにより、1本のアンテ
ナで送受共用化を図ることができ、従来の内蔵アンテナ
より良好な性能を従来の外部アンテナより安いコストで
実現することができる。
【0014】また本発明によれば、基地局が複数の無線
ユニットを有する場合でも、1つのアンテナケースに複
数のアンテナエレメントを収納することにより、外見上
は1本のアンテナで、性能が良好でコスト面でも有利な
アンテナを実現することができる。
【0015】
【実施例】本発明の第1実施例の構成を図1に示す。図
1(a)において、11は基地局、12は無線ユニッ
ト、13は無線ユニット12に接続された送信用の内蔵
アンテナである。14は無線ユニット12に接続された
受信用の外部アンテナであり、非導電性のアンテナケー
ス15と、このアンテナケース15を基地局本体11の
側面に回転可能に取り付ける回転可動部16と、アンテ
ナケース15内に収納されて基地局本体11内の無線ユ
ニット12に接続されたアンテナエレメント17とから
なる。図1(b)はアンテナケース15の内部に収納さ
れたアンテナエレメント17の構造を示し、18は細長
いプリント基板、19a〜19cはプリント基板18上
に設けられたアンテナパターン、20a,20bはアン
テナパターン19aと19b、19bと19cとの間に
分散装荷したコイルである。
【0016】本実施例では、無線ユニット12の構成を
送信と受信とに分けており、送信側を内蔵アンテナ13
で、受信側を外部アンテナ14で構成している。図1に
おいて、内蔵アンテナ13のアンテナ高さは、基地局本
体11の底部から内部アンテナ13の頂部までのHしか
とれず、実際の波長はこれよりかなり大きいので利得が
低下する。基地局側において送信と受信を比べると、受
信の方が波長が長く、内蔵時の波長短縮率が大きくなる
ので利得低下の度合いも大きくなる。そこで本実施例で
は、受信アンテナを外部アンテナとして構成し、送信ア
ンテナを内蔵することで送受両方を内蔵とした場合より
も性能を上げている。受信用の外部アンテナ14は、プ
ラスチックなどの非導電性の材料からなるアンテナケー
ス15に収納され、基地局本体11に回転可動部16を
介して取り付けられ、前後方向に回転できるように構成
されている。実使用状態では、従来の外部アンテナ同
様、垂直に高い配置とすることができ、受信周波数に対
する良好な利得が得られる。外部アンテナ14の利得は
長さL1の値で決まり、最も高くなるようにすなわち垂
直になるように回転させた時に最大利得が得られる。ま
た各アンテナパターン19a〜19cの長さと各コイル
20a,20bの素子値で受信周波数に対するインピー
ダンス整合がとられ、基地局本体11内のインピーダン
ス整合回路はなくてもよく、かつ調整の自由度は従来の
外部アンテナよりも多くなり、整合が容易となる利点が
ある。
【0017】次に本発明の第2の実施例の構成を図2に
示す。図2(a)において、21は基地局本体、22は
無線ユニット、23は無線ユニット22に接続された外
部アンテナ、24は非導電性のアンテナケース、25は
回転可動部、26はアンテナエレメントである。図2
(b)はアンテナケース24の内部に収納したアンテナ
エレメント26の構成を示し、27は細長いプリント基
板、28a〜28dはプリント基板27上に設けられた
アンテナパターン、29a,29bはアンテナパターン
28aと28b、28cと28dとの間に分散装荷した
コイル、30はアンテナパターン28bと28cとの間
に装荷した並列共振素子である。
【0018】本実施例では、無線ユニット22が内部に
共用器を有し、送信と受信を共用する構成をとり、外部
アンテナ23もそれに対応して2周波共振特性を持たせ
ている。本来は送信と受信で波長が異なるので長さの違
う2本のアンテナが必要になるが、1つのアンテナで2
周波共振特性を持たせるために、アンテナパターン28
bと28cとの間に送信周波数で反共振特性を有する並
列共振素子30を装荷してある。これにより、受信周波
数に対しては、並列共振素子30はコイル29a,29
bと等価となり、アンテナエレメント26の全長がアン
テナとして働くのに対し、送信周波数に対しては、並列
共振素子30が反共振点となり、この部分で切断されて
いるのと等価になり、アンテナパターン28aと28b
とコイル29aのみからなるより短いアンテナとなる。
すなわち図2(b)において長さL2の受信アンテナと
これよりも短い長さL3の送信アンテナが同一のアンテ
ナケース24内に入っているのと等価になる。またコイ
ル29aは送信と受信の、コイル29bは受信のインピ
ーダンスの調整用に使うことができる。本実施例では、
送信受信ともアンテナの配置を高くすることができ、本
質的に従来の外部アンテナと同等の利得が得られる。
【0019】図3は本発明の第3実施例の構成を示して
いる。図3(a)において、31は基地局本体、32は
無線ユニット、33は無線ユニット33に接続された送
信用の内蔵アンテナ、34は無線ユニット33に接続さ
れたインピーダンス整合回路、35はインピーダンス整
合回路34に接続された受信用の外部アンテナ、36は
非導電性のアンテナケース、37は回転可動部、38は
アンテナエレメントである。図3(b)はアンテナケー
ス36の内部に収納したアンテナエレメント38の構造
を示し、1本の針金または線材などからなる導線39だ
けで構成されている。
【0020】本実施例では、第1実施例の場合と同様に
送信と受信とを分ける構成をとっており、送信を内蔵ア
ンテナ33で、受信を外部アンテナ35で構成してい
る。本実施例では、アンテナエレメント38が第1実施
例と異なり、受信の周波数に同調できるような長さの1
本の導線39により構成されており、導線39の下端部
から装置本体31内のインピーダンス整合回路34を経
て無線ユニット32に接続されている。本実施例では、
第1実施例と同等の性能を得ることができる他、アンテ
ナエレメント38が1本の線状の導体でよいので、アン
テナケース36を細い構造にでき、さらに材料によって
はフレキシブルな構造とすることもできるなど、構造
上、デザイン上の利点がある。
【0021】図4は本発明の第4実施例の構成を示して
いる。図4(a)において、41は基地局本体、42は
無線ユニット、43は無線ユニット42に接続された送
信用インピーダンス整合回路、44は無線ユニット42
に接続された受信用インピーダンス整合回路、45は各
インピーダンス整合回路43,44に接続された外部ア
ンテナ、46は非導電性のアンテナケース、47は回転
可動部、48はアンテナエレメントである。図4(b)
はアンテナケース46の内部に収納したアンテナエレメ
ント48の構造を示し、針金または線材などからなる短
い導線49と長い導線50からなる。
【0022】本実施例では、無線ユニット42の構成と
しては送信と受信とを分ける構成をとり、1つのアンテ
ナケース46に送信用と受信用の2本のアンテナを収納
することにより、外見上は送受共用した場合と同様にな
る。アンテナエレメント48の構成としては、送信用と
受信用にそれぞれ同調できるような長さの異なる線状の
導線49,50が2本並列した構成をとる。波長の短い
送信側は短い方の導線49を用い、下端部から装置本体
41内の送信インピーダンス整合回路43に接続され、
波長の長い受信側は長い方の導線50を用い、下端部か
ら装置本体41の受信インピーダンス整合回路44に接
続される。2本の導線49,50は、互いに直接接触し
ないよう絶縁する必要がある。本実施例では第2実施例
と同等の性能を得ることができる他、無線ユニット42
内の共用器が不要になる利点がある。
【0023】図5は本発明の第5実施例の構成を示して
いる。図5(a)において、51は基地局本体、52は
第1の無線ユニット、53は送信用および受信用のイン
ピーダンス整合回路をそれぞれ有する第2の無線ユニッ
ト、54は各無線ユニット52,53に接続された外部
アンテナ、55は非導電性のアンテナケース、56は回
転可動部、57はアンテナエレメントである。図5
(b)はアンテナエレメント57の表側を示し、図2
(b)と同様に、細長いプリント基板58上にアンテナ
パターン59a〜59d、分散装荷されたコイル60
a,60bおよび並列共振素子61を備えている。図5
(c)はアンテナエレメント57の裏側を示しており、
プリント基板58上に長さの異なるアンテナパターン6
2,63が設けられている。
【0024】本実施例では、子機間通話などに対応する
ため、基地局本体51が2台の無線ユニット52,53
を備え、それぞれの送受で計4つのアンテナを1つのア
ンテナケース55の中に構成している。アンテナエレメ
ント57の構造は、1枚の細長い両面用プリント基板5
8上に、表側の面に第2実施例と同様な2周波共振特性
を持たせたアンテナを構成し、裏面に第4実施例と同じ
概念の並列する2本のアンテナパターンを利用したアン
テナを構成している。送受共用化した第1の無線ユニッ
ト52は、表側の2周波共用アンテナに接続され、送受
分離した第2の無線ユニット53内の送信側のインピー
ダンス整合回路に裏側の短い方のアンテナパターン62
が接続され、第2の無線ユニット53内の受信側のイン
ピーダンス整合回路に長い方のアンテナパターン63が
それぞれ接続されている。
【0025】本実施例では、送受共用タイプと送受分離
タイプの組み合わせを示したが、送受共用タイプのみの
構成、あるいは送受分離タイプのみの構成とすることも
容易であり、無線ユニットの数が3台以上になっても、
基板上のパターンを増すことで対応できる。また第3ま
たは第4実施例のように導線を用いた構成も導線の数を
増やすことで対応できる。本実施例では、第2実施例ま
たは第4実施例と基本的には同等の性能が得られる他、
複数の無線ユニットに対応して複数のアンテナが必要な
場合も、外見上は1本のアンテナで対応できる利点があ
る。
【0026】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、細長い
プリント基板上に直線状に設けたアンテナパターン間に
分散装荷したコイルを有するアンテナエレメントを、非
導電性のアンテナケースに収納して装置本体に回動可能
に設けた外部アンテナを有するので、従来の内蔵アンテ
ナでは高さを得ることが構造的に難しく、高性能なアン
テナを実現できなかった短所を補い、しかも外部アンテ
ナを従来の内蔵アンテナと同様にプリント基板や線材と
数点の部品により構成できるので、高性能でより安価な
アンテナ装置を実現することができる。
【0027】また本発明によれば、外部アンテナを単同
調として構成し、アンテナを内蔵した場合特に性能上不
利であった基地局側の波長の長い受信周波数用としてこ
の外部アンテナを用い、波長が短く劣化の少ない送信周
波数用として内蔵アンテナを用いることにより、アンテ
ナの2周波に対する性能を容易に向上させることができ
る。またアンテナエレメントは、プリント基板のアンテ
ナパターンとコイルとで構成したり、線材により構成す
るなどの方法をアンテナケースの形状に応じて選択する
ことができ、種の形状、構造のアンテナを実現すること
ができる。
【0028】さらに本発明によれば、アンテナエレメン
トをプリント基板上に並列共振素子を装荷して構成した
り、または長さの異なる2本の導線を用いて構成するな
どの方法をとることにより、外部アンテナを2周波共振
特性を持たせて送信受信共用のアンテナとすることがで
き、従来の2周波共振タイプの外部アンテナと同等以上
の性能をより安価に実現することができる。
【0029】さらに本発明によれば、外部アンテナを複
数の無線ユニットを有する基地局用として構成したとき
は、実質的には複数のアンテナを外見上は1本に見せる
ことができ、従来はアンテナを1本にしたときに必要で
あった複雑で高価な合成分配回路が不要となり、また複
数のアンテナを取り付けた場合に比べてデザイン上のメ
リットが大きい効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の第1実施例における基地局の概
略斜視図 (b)本発明の第1実施例におけるアンテナエレメント
の概略正面図
【図2】(a)本発明の第2実施例における基地局の概
略斜視図 (b)本発明の第2実施例におけるアンテナエレメント
の概略正面図
【図3】(a)本発明の第3実施例における基地局の概
略斜視図 (b)本発明の第3実施例におけるアンテナエレメント
の概略正面図
【図4】(a)本発明の第4実施例における基地局の概
略斜視図 (b)本発明の第4実施例におけるアンテナエレメント
の概略正面図
【図5】(a)本発明の第5実施例における基地局の概
略斜視図 (b)本発明の第5実施例におけるアンテナエレメント
の概略正面図 (c)本発明の第5実施例におけるアンテナエレメント
の概略背面図
【図6】従来の外部アンテナを備えた基地局の概略斜視
【図7】従来の内蔵アンテナを備えた基地局の概略斜視
【符号の説明】
11 基地局本体 12 無線ユニット 13 内蔵アンテナ 14 外部アンテナ 15 アンテナケース 16 回転可動部 17 アンテナエレメント 18 プリント基板 19 アンテナパターン 20 コイル 30 並列共振素子 34 インピーダンス整合回路 39 導線 43 送信用インピーダンス整合回路 44 受信用インピーダンス整合回路 49 短い導線(送信用) 50 長い導線(受信用) 52 第1の無線ユニット 53 第2の無線ユニット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体内に送信用の内蔵アンテナを有
    し、受信用のアンテナとしてアンテナエレメントを収納
    した非導電性のアンテナケースを装置本体に回動可能に
    設けた外部アンテナを有し、前記アンテナエレメント
    が、細長いプリント基板上に直線状に設けたアンテナパ
    ターンと、これらアンテナパターン間に分散装荷された
    コイルとを有するコードレス電話装置のアンテナ装置。
  2. 【請求項2】 アンテナエレメントを収納した非導電性
    のアンテナケースを装置本体に回動可能に設けた外部ア
    ンテナを有し、前記アンテナエレメントが、細長いプリ
    ント基板上に直線状に設けたアンテナパターンと、これ
    らアンテナパターン間に分散装荷したコイルと並列共振
    素子とを有するコードレス電話装置のアンテナ装置。
  3. 【請求項3】 装置本体内に送信用の内蔵アンテナを有
    し、受信用のアンテナとしてアンテナエレメントを収納
    した非導電性のアンテナケースを装置本体に回動可能に
    設けた外部アンテナを有し、前記アンテナエレメント
    が、装置本体内のインピーダンス整合回路に接続され
    て、細長いプリント基板上に直線状に設けた1本のアン
    テナパターンまたは線状の導体を有するコードレス電話
    装置のアンテナ装置。
  4. 【請求項4】 装置本体内に送信用のインピーダンス整
    合回路と受信用のインピーダンス整合回路とを有し、ア
    ンテナとしてアンテナエレメントを収納した非導電性の
    アンテナケースを装置本体に回動可能に設けた外部アン
    テナを有し、前記アンテナエレメントが、細長いプリン
    ト基板上に直線状に設けた長さの異なる2本のアンテナ
    パターンまたは線状の導体からなり、短い方のアンテナ
    エレメントを送信用のインピーダンス整合回路に接続
    し、長い方のアンテナエレメントを受信用のインピーダ
    ンス整合回路に接続したコードレス電話装置のアンテナ
    装置。
  5. 【請求項5】 装置本体内に第1の無線ユニットとそれ
    ぞれ送信用および受信用のインピーダンス整合回路を有
    する第2の無線ユニットとを有し、アンテナとしてアン
    テナエレメントを収納した非導電性のアンテナケースを
    装置本体に回動可能に設けた外部アンテナを有し、前記
    アンテナエレメントが、細長いプリント基板の一方の面
    に直線状に設けたアンテナパターン間に分散装荷したコ
    イルと並列共振素子とを有し、他方の面には長さの異な
    る直線状の2本のアンテナパターンまたは線状の導体を
    有し、前記一方の面のアンテナエレメントを第1の無線
    ユニットに接続し、前記他方の面の短い方のアンテナエ
    レメントを前記第2の無線ユニットの送信用のインピー
    ダンス整合回路に接続し、長い方のアンテナエレメント
    を前記第2の無線ユニットの受信用のインピーダンス整
    合回路に接続したコードレス電話装置のアンテナ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6100847A (en) * 1995-10-06 2000-08-08 Nokia Mobile Phones Limited Antenna with a transmit frequency band pass filter coupled to a radiative element
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