JPH0530747U - タイヤ空気圧監視装置 - Google Patents
タイヤ空気圧監視装置Info
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- JPH0530747U JPH0530747U JP7894291U JP7894291U JPH0530747U JP H0530747 U JPH0530747 U JP H0530747U JP 7894291 U JP7894291 U JP 7894291U JP 7894291 U JP7894291 U JP 7894291U JP H0530747 U JPH0530747 U JP H0530747U
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- sensor
- detector
- tire
- tire pressure
- signal
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C23/00—Devices for measuring, signalling, controlling, or distributing tyre pressure or temperature, specially adapted for mounting on vehicles; Arrangement of tyre inflating devices on vehicles, e.g. of pumps or of tanks; Tyre cooling arrangements
- B60C23/02—Signalling devices actuated by tyre pressure
- B60C23/04—Signalling devices actuated by tyre pressure mounted on the wheel or tyre
- B60C23/0408—Signalling devices actuated by tyre pressure mounted on the wheel or tyre transmitting the signals by non-mechanical means from the wheel or tyre to a vehicle body mounted receiver
- B60C23/0422—Signalling devices actuated by tyre pressure mounted on the wheel or tyre transmitting the signals by non-mechanical means from the wheel or tyre to a vehicle body mounted receiver characterised by the type of signal transmission means
- B60C23/0427—Near field transmission with inductive or capacitive coupling means
- B60C23/0428—Near field transmission with inductive or capacitive coupling means using passive wheel mounted resonance circuits
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Measuring Fluid Pressure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ディテクタのサイズを小型化し、かつ優れた
耐環境性を持たせる。 【構成】 タイヤ空気圧の状態に応じて異なる周波数で
共振するLC共振回路をもつセンサをタイヤ内に配設し、
該センサと磁界結合されるよう対向してディテクタ2が
設けられる。ディテクタは励磁パルスPOの印加により磁
界を発生させる1次コイルL1、センサとの共振時の信号
を検出する2次コイルL2およびP0を生成する回路25を備
えている。コントローラ3は検出信号からタイヤ空気圧
を判断すると共に、所定周期の電圧VX-Yをディテクタ2
に供給する。VX-Yを利用してD1のツェナー電圧VD1でTr1
をバイアスする。VX-Y>VD1のときTr1を導通させてTr2
をONし、VX-Yから得られるPOとしての電圧V4(=V3)をL1
に印加し、磁界を発生させる。VX-Y<VD1のときTr1を非
導通させてTr1をOFFさせる。センサと磁気結合している
ときは、L2にはタイヤ空気圧の状態信号が検出される。
耐環境性を持たせる。 【構成】 タイヤ空気圧の状態に応じて異なる周波数で
共振するLC共振回路をもつセンサをタイヤ内に配設し、
該センサと磁界結合されるよう対向してディテクタ2が
設けられる。ディテクタは励磁パルスPOの印加により磁
界を発生させる1次コイルL1、センサとの共振時の信号
を検出する2次コイルL2およびP0を生成する回路25を備
えている。コントローラ3は検出信号からタイヤ空気圧
を判断すると共に、所定周期の電圧VX-Yをディテクタ2
に供給する。VX-Yを利用してD1のツェナー電圧VD1でTr1
をバイアスする。VX-Y>VD1のときTr1を導通させてTr2
をONし、VX-Yから得られるPOとしての電圧V4(=V3)をL1
に印加し、磁界を発生させる。VX-Y<VD1のときTr1を非
導通させてTr1をOFFさせる。センサと磁気結合している
ときは、L2にはタイヤ空気圧の状態信号が検出される。
Description
【0001】
本考案は、タイヤの空気圧を検出し、表示等により報知するタイヤ空気圧監視 装置に関する。
【0002】
タイヤの空気圧を監視するために各種の監視装置が提案されている。従来のタ イヤ空気圧監視装置は、ブレーキのキャリパーにディテクタを取り付け、このデ ィテクタに対向したタイヤのアルミホイールにセンサを配設し、ディテクタとセ ンサの磁気結合によりタイヤの空気圧情報を得ていた。
【0003】
ところで、ディテクタはタイヤのホイール内側に配設されるので、その取付け 場所の厳しい環境から耐環境性に優れ、しかも構造的に小型のものが要求されて いる。したがって、1次コイルを駆動する励磁パルスを生成するための発振回路 をディテクタ内に設けた場合、正確な発振動作を保証するためには厳しい環境に 耐える半導体等の電子部品により構成しなければならない。また各ディテクタに 発振回路を設けることは、上記の理由からコスト高となるばかりでなく、サイズ が大型になり、設置スペースの面からも不利である。 本考案の目的は、ディテクタのサイズを小型化し、かつ優れた耐環境性を持た せたタイヤ空気圧監視装置を提供することである。
【0004】
上記の目的を達成するため、本考案のタイヤ空気圧監視装置はタイヤ内に配設 され、タイヤ空気圧の状態に応じて異なる周波数で共振するLC共振回路をもつ センサと、該センサと磁界結合されるよう対向して配設され、励磁パルスの印加 により磁界を発生させる1次コイル、前記センサの共振時の信号を検出する2次 コイルおよび前記励磁パルスの生成手段とから成るディテクタと、前記信号から タイヤ空気圧の状態を判断する手段を有するコントローラとを備え、前記コント ローラは前記励磁パルスを生成するための所定周期の電圧を発生させる発振手段 が設けられていることを構成とする。
【0005】
コントローラ側に設けられた発振手段からディテクタに所定周期をもつ電圧が 供給されると、ディテクタは該電圧から励磁パルスを発生させ、1次コイルに印 加して磁界を発生させる。センサと磁気結合していないときは、2次コイルには 無信号時の信号a0が検出される。また磁気結合しているときは、タイヤ空気圧 の状態信号a1および状態信号a2が検出される。これらの信号a0,a1,a2 はコントローラに送られ、タイヤ空気圧の状態の判断処理が行われる。 発振手段がコントローラ側に設けられているため、厳しい環境条件にさらされ るディテクタ内に設けた場合に比べて設計が容易となると共に、4つのタイヤの ディテクタに対して共通に使用することができることにより、ディテクタを小型 にすることができる。
【0006】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1は、本考案のタイヤ空 気圧監視装置を構成するセンサとディテクタの配置を示している。センサ1およ びディテクタ2は、図2に示す自動車の右前輪FR,左前輪FL,右後輪RRお よび左後輪RLに配設され、各タイヤの空気圧を検出し、その信号をコントロー ラ3に出力する。コントローラ3は、タイヤ空気圧の所定値以上または所定値未 満を表すタイヤ空気圧信号を判別し、予め設定されたタイヤの空気圧と検出され た空気圧との比較によりタイヤ空気圧の状態を判断して必要に応じて表示等の報 知を行う。
【0007】 センサ1は、タイヤのアルミホイール4に穿設された孔4aに取り付けられ、 タイヤの内圧が所定値以上の圧力であることを検出するための第1のLC共振回 路および前記内圧が所定値未満の圧力であることを検出するための第2のLC共 振回路により構成されている。ホイールカバー5の内側には、ディスクブレーキ 装置が設けられており、ディテクタ2はブレーキ装置のディスク6の外周上に配 置され、その取付部2aをブレーキキャリパー7にネジ止めされる。ディテクタ 2の検出部2bは、センサ1とは非接触で磁気的に結合されるように対向させて 配設される。
【0008】 図3により、作動原理を説明する。センサ1は、タイヤの空気圧により作動す る圧力スイッチ10と、コイルLにそれぞれが並列接続されたコンデンサC1, C2から成るLC共振回路を備え、コンデンサC2には圧力スイッチ10の接点 が挿入されている。ここで、第1の共振回路はコイルLとコンデンサC1,C2 により構成され、また第2の共振回路はコイルLとコンデンサC1により構成さ れる。ディテクタ2は、パルスにより励磁される1次コイルL1をもつ送信部2 1およびこの送信部21が形成する磁界によりセンサ1のLC共振回路を共振さ せ、このときの共振エネルギーを検出する2次コイルL2をもつ受信部22から 構成されている。
【0009】 タイヤの空気圧が所定値以上の場合は、圧力スイッチ10がONになっている ので、センサはLとC1,C2により第1の共振回路を形成している。この状態 で送信部21を動作させて所定の周期のパルス電流(以下「励磁パルス」という )を1次コイルL1に供給して磁界を発生させると、タイヤが1回転する毎にセ ンサ1のコイルLが1次コイルL1に磁気的に結合され、第1の共振回路が周波 数f1で共振する。このときの周波数f1による共振エネルギーから第1のタイ ヤ空気圧状態信号(以下「タイヤ空気圧信号a1」という)を受信部22の2次 コイルL2で検出する。
【0010】 タイヤの空気圧が所定値未満の場合は、圧力スイッチ10がOFFになるので 、センサはL,C1により第2の共振回路が形成される。上記同様に、1次コイ ルL1に所定の周期のパルスを供給して磁界を発生させていると、センサ1のコ イルLと1次コイルL1の磁気的な結合時に、第2の共振回路が周波数f2で共 振する。このときの周波数f2による共振エネルギーからタイヤ空気圧状態信号 (以下「タイヤ空気圧信号a2」という)を受信部22の2次コイルL2で検出 する。
【0011】 図4は、ディテクタ2の回路構成の一実施例を示している。図において、ディ テクタ2は、X端子の電源線23,Y端子の接地(GND)28によりコントロ ーラ3と接続される。電源線23は送信部21へのDC電源V2を供給し、また 検出された特定の周波数f1,f2の交流信号をコントローラ3へ送信するため の共通線になっている。送信部21は、X端子と1次コイルL1との間にDC成 分のみを通過させるためにL1とC1から成るローパスフィルタ24を介してス イッチングトランジスタTr2を挿入し、このトランジスタTr2にてDC電圧 をスイッチングして得られる励磁パルスを1次コイルL1に流して磁界を発生さ せる。
【0012】 X−Y端子には、コントローラ3から送られてくるV1レベルからV2に変化す る周期t(t3−t1)の電圧VX-Y(図5a)が通電されると、電圧VX-Yはロー パスフィルタ24にてDC成分のみが通過した後、抵抗R5とツェナーダイオー ドD2からなる定電圧回路で定電圧化されて電圧V3(図5b)になる。この電 圧V3はトランジスタTr2にてスイッチングされて得られた電圧V4の励磁パル ス(図5c)を1次コイルL1に流して磁界を発生させる。Tr2のベースには 、VX-Yの周期でTr2をスイッチング動作させるためのトランジスタ駆動回路 25が接続されており、このトランジスタ駆動回路25はツェナーダイオードD 1 のツェナー電圧を利用してTr1をONーOFF動作させる。すなわち、Tr 2のベースにはエミッタ接地のTr1のコレクタが接続され、そのTr1のベー スにはR3とR4の分圧回路が接続されている。そして、R3とX端子間にはツ ェナーダイオードD1が接続されている。
【0013】 ツェナーダイオードD1のツェナー電圧VD1は、図5aに示すように、t1−t 2 間でV1とV2の間にある。したがって、VX-Yがt1でV1からV2およびt2でV 2 からV1に変化するまでの間、Tr1のベース電位VBはツェナ電圧VD1をR3と R4で分圧したものとなり、Tr1はt1−t2間でON状態になる。すると、T r2もONし、t1−t2間で図5cに示す励磁パルスが1次コイルL1に印加さ れる。同様に、t3ーt4,t5−t6,・・・間でも同じ励磁パルスが印加される 。 受信部22は、2次コイルL2で検出されるタイヤ空気圧信号を所定のレベル に増幅する差動アンプ26と、増幅後の信号からAC成分のみを通過させるハイ パスフィルタ27とを備え、検出される特定の周波数の信号を電源線23を介し てコントローラ3に送出する。 タイヤ空気圧を検出するための励磁パルスは、タイヤ空気圧の判断に必要な検 出パルス数、例えば3個が確保できる周期が選択される。図7に示すタイヤ空気 圧信号a1を4パルス、タイヤ空気圧信号a2を8パルスで判断する場合、励磁パ ルスの周期T0は、例えば75μsに設定される。この例では、タイヤ空気圧信号 a1の周波数f1は75KHZ,タイヤ空気圧信号a2の周波数f2は170KHZとしてい る。
【0014】 次にディテクタの動作を説明する。周期T0の励磁パルスを1次コイルL1に 印加して磁界を発生させると、2次コイルL2には磁気誘導作用により電流が流 れ、センサ1と磁気結合していないときは、図7の波形(5)に示す無信号時の 信号a0が検出される。また磁気結合しているときは、タイヤ空気圧の状態信号 が検出される。すなわち、タイヤ空気圧が第1の状態(内圧p1)のときは、波 形(1)に示す周波数f1のタイヤ空気圧信号a1が検出され、また第2の状態 (内圧p2)のときは、波形(3)に示す周波数f2のタイヤ空気圧信号a2が 検出される。これらの状態信号a1,a2は、差動アンプ26で増幅され、ハイパ スフィルタ27でAC成分のみを通過させ、電源線23を通してコントローラ3 に送られる。
【0015】 本実施例によれば、送信部の入力端にローパスフィルタ24を、また受信部の 出力端にハイパスフィルタ27を設けることにより、DC電源と検出信号を共通 線を使ってディテクタ2とコントローラ3間を接続することができ、配線を簡単 にすることができる。 図6は、コントローラ3の回路構成の一実施例を示している。コントローラ3 は、4つのタイヤのディテクタ2を制御し、各タイヤからの検出信号を処理して メータやCRT等の出力装置を動作させる。各タイヤの回路構成は同一なので、 以下ではFR輪についてのみ説明し、他の車輪の説明を省略する。
【0016】 コントローラ3は、車速センサからの車速信号によりタイヤの回転を推定し、 その結果から検出されたタイヤ空気圧の状態信号に基づくデータ処理を実行する マイクロプロセッシングユニットMPU30と、4つのタイヤに設置されている ディテクタ2(2A〜2D)に供給するDC電源と各ディテクタ2A〜2Dから 送られてくる検出された状態信号である交流信号ACを分離するAC/DC分離 回路31(31A〜31D)と、各タイヤの状態信号をパルス波形に整形する波 形整形回路32(32A〜32D)と、各タイヤの整形後のパルスをカウントす るカウンタ33(33A〜33D)と、MPUおよび送信部のDC電源を、バッ テリBの直流DCを安定化して供給するための安定化電源回路34と、タイヤ空 気圧の監視動作を開始させるため、例えばイグニッションスイッチIGのON信 号を入力として安定化電源回路34を動作させ、MPU30を起動する起動回路 35およびVX-Yの発振回路38から構成されている。
【0017】 図7は、MPUのクロックを利用した発振回路38の一例を示している。図に おいて、発振回路38はDC電源V2をスイッチングトランジスタTrのスイッ チング動作によりDC電源V2から所定の周期かつ幅をもつV1からV2に変化す る矩形波発振電圧VX-Yを出力する。すなわち、TrのベースにはMPUのQ端 子から出されるクロックを分周した所定周期のベース電流が流される。またエミ ッターアース間にはR1,R2が直列的に挿入されており、このR1,R2の接 続点はTrのコレクタに接続され、VXーYが出力される。出力されるVXーYは各 AC/DC分離回路31を通して各ディテクタに送られる。ベース電流の流入に より、TrがONすると、出力端に電源電圧V2を発生し、一方ベース電流がカ ットされ、TrがOFFされると、出力端には電源電圧V2をR1,R2で分圧 した電圧V1(=V2*R2/(R1+R2))が発生する。したがって、Trの ON−OFF周期を変化させることにより、VXーYはV1とV2の幅を任意に設定 することができる。上記実施例では、MPUのクロックを用いているが、その他 の実施態様として、ソフトウエアによる発振またはマルチバイブレータ等のハー ドによって構成することもできる。
【0018】 次にカウンタ33とMPU30の機能を詳しく説明する。 カウンタ33は、22,23,カウンタリセツトRの入出力があり、22,23は 各タイヤの波形整形されたパルスをカウントした後の出力ポートで、4〜7,1 2〜15個のパルスがあれば22ポートが“1”に、8〜15個のパルスが入れ ば23ポートが“1”になる。 MPU30は、予め励磁パルスの周期T0が分かっているので、車速センサの 出力値および前記周期に基づいてカウンタ33から出力される22,23値を処理 することによりタイヤ空気圧の状態信号を識別することができる。すなわち、M PU30ではT0毎にカウンタ33の22,23をそれぞれ読み込み、R(リセッ ト)信号を出してカウンタをクリアし、再カウントする。読み取った22,23の 値により、MPU内部のソフトカウンタによりカウントする。磁気結合している 場合で23が“1”になるのは第2の状態のタイヤ空気圧時、また22が“1”に なるのは第1の状態のタイヤ空気圧時である。一方磁気結合していない場合は2 2 ,23が共に“0”である。図8の例では、タイヤ空気圧が所定値以上のとき4 パルス、所定値未満のとき8パルスを1カウントとしたカウンタ値によって判断 が行われている。
【0019】 コントローラ3には、タイヤ空気圧を常時または必要時にドライバ等に報知す るための出力装置が接続されている。出力装置はタイヤ空気圧が所定値未満であ る第2の状態をLEDにより報知するメータ36および4つのタイヤの絵柄によ りタイヤ空気圧の状態を表示するディスプレイCRT37から構成されている。 MPU30は、第2の状態のタイヤ空気圧を検出すると、駆動信号をメータ36 に出力してLEDを点灯させ、またドライバのリクエストRSに応じてディスプ レイCRT37に表示させる。すなわち、ディスプレイCRT37には、リクエ スト信号RSの入力を条件に4つのタイヤのタイヤ空気圧の状態信号をシリアル 通信でディスプレイCRTに送って各タイヤのタイヤ空気圧の状態を表示する。 次にコントローラの状態信号の処理動作について説明する。図8は、各ディテ クタ2A〜2Dが検出する状態信号の一つのディテクタの信号波形を示している 。
【0020】 ディテクタから送られてくる信号a(a0,a1,a2)は、AC/DC分離 回路31で分離された後に、波形整形回路32によりパルス波形b(b0,b1 ,b2)に整形し、このパルスをカウンタ33でカウントし、カウンタ値22, 23の出力に変換する。 センサ1とディテクタ2が磁気的に結合されていないときは、1次コイルL1 に励磁パルスP0を印加してもセンサ1との共振が起こらないため、2次コイル L2には無信号時の信号a0が誘起(検出)される。信号a0は、AC/DC分 離回路31を通して波形整形回路32に送られる。波形整形回路で整形されたパ ルスb0をカウンタ33でカウントし、このカウンタ値をMPU30で処理する 。 センサ1とディテクタ2が磁気的に結合されているときは、1次コイルに印加 された励磁パルスP0によりセンサ1との間で、f1またはf2のいずれかの共 振が起こるため、受信部22には波形(1)に示すタイヤ空気圧信号a1または 波形(3)に示すタイヤ空気圧信号a2が検出される。この信号a1,a2は上 記同様に処理され、タイヤ空気圧の状態が判断される。
【0021】
上述のように、本考案によれば、ディタクタは発振回路を備えていないので、 厳しい環境条件に設置されていても励磁パルスの周期が変化することがなく、高 い精度のタイヤ空気圧監視を可能にする。また発振回路は4輪のディテクタに共 通に設けられるため、各ディテクタは発振回路を設ける必要がなくなり、サイズ の小型化が図られ、コスト的にも有利になる。更に耐環境性に強いトランジスタ を選択することにより、ディテクタの耐熱等の設計が容易となる。
【図1】 本考案のタイヤ空気圧監視装置を構成するセ
ンサとディテクタの配置構成を説明する図である。
ンサとディテクタの配置構成を説明する図である。
【図2】 車両に対するセンサとディテクタとコントロ
ーラの配置関係を示す図である。
ーラの配置関係を示す図である。
【図3】 タイヤ空気圧の検出原理を説明する図であ
る。
る。
【図4】 ディテクタの回路構成を示す図である。
【図5】 ディテクタの各部の電圧波形を説明する図で
ある。
ある。
【図6】 本考案のタイヤ空気圧監視装置の全体回路構
成を示す図である。
成を示す図である。
【図7】 発振回路の一例を示す回路図である。
【図8】 信号波形を説明する図である。
1 センサ、2 ディテクタ、3 コントローラ、4
タイヤホイール、5ホイールカバー、6 ディスクロー
タ、7 ブレーキキャリパ、10 圧力スイッチ、21
送信部、22 受信部、23 共通線、24 ローパ
スフィルタ、27ハイパスフィルタ、30 MPU、3
1 AC/DC分離回路、32 波形整形回路、33
カウンタ、34 安定化電源回路、35 起動回路、3
6メータ、37 ディスプレイ、38 発振回路
タイヤホイール、5ホイールカバー、6 ディスクロー
タ、7 ブレーキキャリパ、10 圧力スイッチ、21
送信部、22 受信部、23 共通線、24 ローパ
スフィルタ、27ハイパスフィルタ、30 MPU、3
1 AC/DC分離回路、32 波形整形回路、33
カウンタ、34 安定化電源回路、35 起動回路、3
6メータ、37 ディスプレイ、38 発振回路
Claims (1)
- 【請求項1】 タイヤ内に配設され、タイヤ空気圧の状
態に応じて異なる周波数で共振するLC共振回路をもつ
センサと、該センサと磁界結合されるよう対向して配設
され、励磁パルスの印加により磁界を発生させる1次コ
イル、前記センサの共振時の信号を検出する2次コイル
および前記励磁パルスの生成手段とから成るディテクタ
と、前記信号からタイヤ空気圧の状態を判断する手段を
有するコントローラとを備え、前記コントローラは前記
励磁パルスを生成するための所定周期の電圧を発生させ
る発振手段が設けられていることを特徴とするタイヤ空
気圧監視装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7894291U JPH0530747U (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | タイヤ空気圧監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7894291U JPH0530747U (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | タイヤ空気圧監視装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0530747U true JPH0530747U (ja) | 1993-04-23 |
Family
ID=13675941
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7894291U Pending JPH0530747U (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | タイヤ空気圧監視装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0530747U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012020663A1 (ja) * | 2010-08-09 | 2012-02-16 | 株式会社ブリヂストン | タイヤ内圧測定システム |
-
1991
- 1991-09-30 JP JP7894291U patent/JPH0530747U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012020663A1 (ja) * | 2010-08-09 | 2012-02-16 | 株式会社ブリヂストン | タイヤ内圧測定システム |
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