JPH05307444A - ストリーマ式磁気テープ装置 - Google Patents
ストリーマ式磁気テープ装置Info
- Publication number
- JPH05307444A JPH05307444A JP11164892A JP11164892A JPH05307444A JP H05307444 A JPH05307444 A JP H05307444A JP 11164892 A JP11164892 A JP 11164892A JP 11164892 A JP11164892 A JP 11164892A JP H05307444 A JPH05307444 A JP H05307444A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、データバッファアンダーラインの頻
度を数え、ホストコンピュータの処理速度とテープ走行
速度のアンバランスを認識し、テープ走行速度が高すぎ
ると判断された場合にテープ走行速度を下方修正するこ
とにより、磁気テープの処理性能の劣化を最小限に抑え
るストリーマ式磁気テープ装置を構築することを主な特
徴とする。 【構成】テープ走行速度を自動的に変化させることがで
きるストリーマ式磁気テープ装置であって、主制御部2
は、内蔵するデータバッファ回路4を監視することによ
り、オーバーラン/アンダーランの頻度を測定して、接
続されるホストコンピュータとの処理速度のアンバラン
スを認識し、オーバーラン/アンダーランの頻度がある
限度を超えたとき、即ちテープ走行速度が高すぎると判
断したとき、テープ速度を下方修正すべくテープ走行制
御回路5を制御することを特徴とする。
度を数え、ホストコンピュータの処理速度とテープ走行
速度のアンバランスを認識し、テープ走行速度が高すぎ
ると判断された場合にテープ走行速度を下方修正するこ
とにより、磁気テープの処理性能の劣化を最小限に抑え
るストリーマ式磁気テープ装置を構築することを主な特
徴とする。 【構成】テープ走行速度を自動的に変化させることがで
きるストリーマ式磁気テープ装置であって、主制御部2
は、内蔵するデータバッファ回路4を監視することによ
り、オーバーラン/アンダーランの頻度を測定して、接
続されるホストコンピュータとの処理速度のアンバラン
スを認識し、オーバーラン/アンダーランの頻度がある
限度を超えたとき、即ちテープ走行速度が高すぎると判
断したとき、テープ速度を下方修正すべくテープ走行制
御回路5を制御することを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、比較的中型機以上のコ
ンピュータシステムに周辺装置として使用されるストリ
ーマ式磁気テープ記憶装置に関する。
ンピュータシステムに周辺装置として使用されるストリ
ーマ式磁気テープ記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ストリーマ式磁気テープ装置は、比較的
中型機以上のコンピュータシステムに周辺装置として使
用される。本発明は、このストリーマ式磁気テープ装置
の処理速度の向上を目指すものであるが、ストリーマ式
磁気テープ装置の場合は磁気テープ走行を中断しないで
情報を記録したり再生したりする場合にその最大性能を
発揮する。しかしながら一般の使用状況では磁気テープ
装置の処理速度に比較して上位のコンピュータシステム
の処理速度が劣るケースが多いため、ストリーマ式磁気
テープ装置はしばしばテープ走行を中断しなければなら
ない事態が生じる。このテープ走行を中断する動作はス
トリーマ式磁気テープ装置の処理速度を著しく落とす要
因になるばかりか、記録した情報の品質をも劣化させる
ことにもなりかねない。テープ走行の中断/再開に於い
ても多くの時間を要するため、テープ走行を中断させる
よりはむしろテープ走行速度を下げて動作させた方が処
理速度の劣化を抑えることができる場合もある。
中型機以上のコンピュータシステムに周辺装置として使
用される。本発明は、このストリーマ式磁気テープ装置
の処理速度の向上を目指すものであるが、ストリーマ式
磁気テープ装置の場合は磁気テープ走行を中断しないで
情報を記録したり再生したりする場合にその最大性能を
発揮する。しかしながら一般の使用状況では磁気テープ
装置の処理速度に比較して上位のコンピュータシステム
の処理速度が劣るケースが多いため、ストリーマ式磁気
テープ装置はしばしばテープ走行を中断しなければなら
ない事態が生じる。このテープ走行を中断する動作はス
トリーマ式磁気テープ装置の処理速度を著しく落とす要
因になるばかりか、記録した情報の品質をも劣化させる
ことにもなりかねない。テープ走行の中断/再開に於い
ても多くの時間を要するため、テープ走行を中断させる
よりはむしろテープ走行速度を下げて動作させた方が処
理速度の劣化を抑えることができる場合もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したストリーマ式
磁気テープ装置の弱点をカバーする目的で、高速モード
でテープを駆動する動作モードと、大幅にテープ速度を
低くし駆動する動作モードの2種類の動作モードを備え
た磁気テープ装置が実用化されている。しかし、そのモ
ード選択は上位の制御装置が行なうもので必ずしも充分
な処理速度の向上を保障できるものではなく、また、常
に最適なテープ速度を選択できるとは限らない。本発明
は上記事情に鑑みてなされたもので、処理速度の劣化を
最小限に抑えたストリーマ式磁気テープ装置を提供する
ことを目的とする。
磁気テープ装置の弱点をカバーする目的で、高速モード
でテープを駆動する動作モードと、大幅にテープ速度を
低くし駆動する動作モードの2種類の動作モードを備え
た磁気テープ装置が実用化されている。しかし、そのモ
ード選択は上位の制御装置が行なうもので必ずしも充分
な処理速度の向上を保障できるものではなく、また、常
に最適なテープ速度を選択できるとは限らない。本発明
は上記事情に鑑みてなされたもので、処理速度の劣化を
最小限に抑えたストリーマ式磁気テープ装置を提供する
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のストリーマ式磁
気テープ装置は、ホストコンピュータから到来する命令
を解読するとともに、データバッファを管理し、そのス
テイタスに従い磁気テープの速度制御を行なう主制御回
路と、転送データを一時的に貯えるデータバッファと、
主制御回路の指示に従いテープ走行を制御するテープ走
行制御回路とを具備し、主制御回路は、上記データバッ
ファに記録データが存在しないデータバッファアンダー
ランの頻度を数えてホストコンピュータとテープ走行速
度のアンバランスを認識し、テープ走行速度が高すぎる
と判断された場合に、上記テープ走行制御回路に対しテ
ープ走行速度を下方修正指示することを特徴とする。
気テープ装置は、ホストコンピュータから到来する命令
を解読するとともに、データバッファを管理し、そのス
テイタスに従い磁気テープの速度制御を行なう主制御回
路と、転送データを一時的に貯えるデータバッファと、
主制御回路の指示に従いテープ走行を制御するテープ走
行制御回路とを具備し、主制御回路は、上記データバッ
ファに記録データが存在しないデータバッファアンダー
ランの頻度を数えてホストコンピュータとテープ走行速
度のアンバランスを認識し、テープ走行速度が高すぎる
と判断された場合に、上記テープ走行制御回路に対しテ
ープ走行速度を下方修正指示することを特徴とする。
【0005】
【作用】本発明は、テープ走行速度を変化させることが
できるストリーマ式磁気テープ装置であって、主制御回
路は、内蔵するデータバッファのオーバーラン/アンダ
ーランの頻度を測定して、接続されるホストコンピュー
タとの処理速度のアンバランスを認識し、オーバーラン
/アンダーランの頻度がある限度を越えたらテープ速度
を低い方に修正する機能を持つ。ここで、テープ走行速
度が高すぎると判断された場合にテープ速度を下方修正
し、テープ走行制御回路に伝える。これにより、コンピ
ュータシステムの処理速度に最適なテープ速度を自動選
択して動作が可能となるため、結果的に磁気テープの処
理性能の劣化を最小限に抑えることができる。
できるストリーマ式磁気テープ装置であって、主制御回
路は、内蔵するデータバッファのオーバーラン/アンダ
ーランの頻度を測定して、接続されるホストコンピュー
タとの処理速度のアンバランスを認識し、オーバーラン
/アンダーランの頻度がある限度を越えたらテープ速度
を低い方に修正する機能を持つ。ここで、テープ走行速
度が高すぎると判断された場合にテープ速度を下方修正
し、テープ走行制御回路に伝える。これにより、コンピ
ュータシステムの処理速度に最適なテープ速度を自動選
択して動作が可能となるため、結果的に磁気テープの処
理性能の劣化を最小限に抑えることができる。
【0006】
【実施例】以下、図面を使用して本発明の実施例につい
て説明する。図1は本発明の実施例を示すブロック図で
ある。
て説明する。図1は本発明の実施例を示すブロック図で
ある。
【0007】図において、符号1はホスト側のコンピュ
ータシステムにインタフェース接続するためのホストイ
ンタフェース回路である。符号2は磁気テープ装置の動
作を制御する主制御部であり、コンピュータシステムの
命令解読、磁気テープの走行/停止および速度選択の制
御、後述するデータバッファを管理及びデータ転送の指
示制御、データ記録モード/再生モードの選択制御等、
磁気テープ装置全体の制御を司る。ここでは、後述する
データバッファ回路4を状態監視し、オーバーラン/ア
ンダーランの頻度を認識して、接続されるホストコンピ
ュータとの処理速度のアンバランスを判断し、オーバー
ラン/アンダーランの頻度がある限度を超えたとき(即
ちテープ走行速度が高すぎると判断したとき)、テープ
速度を下方修正すべくテープ走行制御回路5を制御す
る。
ータシステムにインタフェース接続するためのホストイ
ンタフェース回路である。符号2は磁気テープ装置の動
作を制御する主制御部であり、コンピュータシステムの
命令解読、磁気テープの走行/停止および速度選択の制
御、後述するデータバッファを管理及びデータ転送の指
示制御、データ記録モード/再生モードの選択制御等、
磁気テープ装置全体の制御を司る。ここでは、後述する
データバッファ回路4を状態監視し、オーバーラン/ア
ンダーランの頻度を認識して、接続されるホストコンピ
ュータとの処理速度のアンバランスを判断し、オーバー
ラン/アンダーランの頻度がある限度を超えたとき(即
ちテープ走行速度が高すぎると判断したとき)、テープ
速度を下方修正すべくテープ走行制御回路5を制御す
る。
【0008】符号3はデータ転送制御回路であり、主制
御部2の命令に従いコンピュータシステムとデータバッ
ファ4との間、及びデータバッファ4とデータ記録/再
生回路6との間の各データ転送を制御する。
御部2の命令に従いコンピュータシステムとデータバッ
ファ4との間、及びデータバッファ4とデータ記録/再
生回路6との間の各データ転送を制御する。
【0009】符号4は記録再生データを一時的に貯える
データバッファ回路であり、磁気テープにデータを記録
する際は、ホストコンピュータより受信したデータが一
時貯えられ、記録動作に伴い取り出される。又、再生す
る際は、磁気テープより読み取ったデータが一時貯えら
れ、インターフェイスを介してホストコンピュータへ送
出される。
データバッファ回路であり、磁気テープにデータを記録
する際は、ホストコンピュータより受信したデータが一
時貯えられ、記録動作に伴い取り出される。又、再生す
る際は、磁気テープより読み取ったデータが一時貯えら
れ、インターフェイスを介してホストコンピュータへ送
出される。
【0010】符号5は主制御部2の指示に従いテープを
走行制御するテープ走行制御回路であり、ここでは図2
に示すような速度制御を行なう。符号6は主制御部2の
制御の下にデータの記録/再生処理を実行するデータ記
録/再生回路である。
走行制御するテープ走行制御回路であり、ここでは図2
に示すような速度制御を行なう。符号6は主制御部2の
制御の下にデータの記録/再生処理を実行するデータ記
録/再生回路である。
【0011】データ記録の場合は、ホストコンピュータ
から情報を受け取り、データバッファ回路4へ一時蓄積
する動作と、磁気テープの走行速度に同期して一時蓄積
された情報を順次取り出し記録する動作とが並行して行
われる。また、再生の場合は、磁気テープから再生した
情報を一時蓄積する動作と一時蓄積された情報をホスト
コンピュータに送る動作とが並行して行なわれる。
から情報を受け取り、データバッファ回路4へ一時蓄積
する動作と、磁気テープの走行速度に同期して一時蓄積
された情報を順次取り出し記録する動作とが並行して行
われる。また、再生の場合は、磁気テープから再生した
情報を一時蓄積する動作と一時蓄積された情報をホスト
コンピュータに送る動作とが並行して行なわれる。
【0012】図2は本発明の実施例による動作例を示す
図である。ここでは、縦軸にテープ速度、横軸にテープ
走行距離をとって示している。また、図の(1),
(2),…(n),(n+1)等で示した太い実線や破線
はテープの速度と走行方向を示している。以下、図2に
示す動作状態図を参照しながら図1に示す本発明の実施
例に於ける動作について説明する。
図である。ここでは、縦軸にテープ速度、横軸にテープ
走行距離をとって示している。また、図の(1),
(2),…(n),(n+1)等で示した太い実線や破線
はテープの速度と走行方向を示している。以下、図2に
示す動作状態図を参照しながら図1に示す本発明の実施
例に於ける動作について説明する。
【0013】磁気テープ装置の最初の走行(図2のポイ
ント(1)の部分)では、テープ速度0から速度V0 に
達し、定速度走行に入る部分を示す。しかし、この例で
はしばらく走行して減速し、停止するように示されてい
る。それはデータバッファアンダーラン(記録すべきデ
ータがデータバッファ回路4に無くなった状態)が生じ
たときの例を示している。
ント(1)の部分)では、テープ速度0から速度V0 に
達し、定速度走行に入る部分を示す。しかし、この例で
はしばらく走行して減速し、停止するように示されてい
る。それはデータバッファアンダーラン(記録すべきデ
ータがデータバッファ回路4に無くなった状態)が生じ
たときの例を示している。
【0014】図2のポイント(2)の部分での走行例
は、再び記録すべきデータが発生した際のテープ走行を
示したものである。図に示されているように、ストリー
マ式磁気テープ装置の場合、データ記録位置は、直前の
データ記録位置の直後に設定するため、少しテープを戻
してから記録を開始する。以後もデータバッファアンダ
ーランが生じる度に、このような動作が繰り返される。
は、再び記録すべきデータが発生した際のテープ走行を
示したものである。図に示されているように、ストリー
マ式磁気テープ装置の場合、データ記録位置は、直前の
データ記録位置の直後に設定するため、少しテープを戻
してから記録を開始する。以後もデータバッファアンダ
ーランが生じる度に、このような動作が繰り返される。
【0015】ところで、図2の(n)の動作から(n+
1)の動作に移ったときに、テープ速度が低く(V0 →
V1 )示されている。これは本発明の効果を説明するた
めに示したものであり、上記(1)〜(n)の動作があ
る距離(テープ量)の内に繰り返されたため、速度が高
すぎると判定され、装置が自主的に少し速度を下げて
(V0 からV1 へ下方修正して)動作したことを示して
いる。
1)の動作に移ったときに、テープ速度が低く(V0 →
V1 )示されている。これは本発明の効果を説明するた
めに示したものであり、上記(1)〜(n)の動作があ
る距離(テープ量)の内に繰り返されたため、速度が高
すぎると判定され、装置が自主的に少し速度を下げて
(V0 からV1 へ下方修正して)動作したことを示して
いる。
【0016】これは、主制御回路2がデータバッファ回
路4のステイタスを調べることでデータバッファアンダ
ーランの頻度を数え、ホストコンピュータの処理速度と
テープ速度のアンバランスを認識し、テープ速度が高す
ぎると判断された場合にテープ走行速度を下方修正(V
0 →V1 )することによりなされる。
路4のステイタスを調べることでデータバッファアンダ
ーランの頻度を数え、ホストコンピュータの処理速度と
テープ速度のアンバランスを認識し、テープ速度が高す
ぎると判断された場合にテープ走行速度を下方修正(V
0 →V1 )することによりなされる。
【0017】上記の速度調整が適切であるならばテープ
走行の中断は希に発生するだけになるから、停止/再起
動のために費やされる時間は大幅に削減できる。またこ
の速度調整によってもまだバッファアンダーランが頻繁
に発生するようであれば更に速度を落とすことになる。
走行の中断は希に発生するだけになるから、停止/再起
動のために費やされる時間は大幅に削減できる。またこ
の速度調整によってもまだバッファアンダーランが頻繁
に発生するようであれば更に速度を落とすことになる。
【0018】以上説明したように、本発明の実施例に於
いては、データ記録の場合に、ホストコンピュータから
情報を受け取りデータバッファへ一時蓄積する動作と、
磁気テープの走行速度に同期して一時蓄積された情報を
順次取り出し記録する動作を並行して行ない、又、再生
の場合に、磁気テープから再生した情報を一時蓄積する
動作と一時蓄積された情報をホストコンピュータに送る
動作を並行して行なうストリーマ式磁気テープ記憶装置
に於いて、データ記録の際に、一時蓄積された情報が無
い状態、又は、情報再生の際に、バッファフル状態とな
って新たな再生情報を蓄積できなくなる状態(又はそれ
が予測される状態)が発生した場合に、それぞれ磁気テ
ープ走行を中断させる機能を持ち、磁気テープの走行を
中断させる動作の頻度を検出して、この頻度の高さが予
め決められた値を超えた場合に磁気テープの走行速度を
予め決められた量だけ下げる(V0 →V1 )ことを特徴
とする。このようなシステムの処理速度に最適なテープ
速度を自動選択して動作する機能をもたせることによ
り、結果的に磁気テープの処理性能の劣化を最小限に抑
えることができる。
いては、データ記録の場合に、ホストコンピュータから
情報を受け取りデータバッファへ一時蓄積する動作と、
磁気テープの走行速度に同期して一時蓄積された情報を
順次取り出し記録する動作を並行して行ない、又、再生
の場合に、磁気テープから再生した情報を一時蓄積する
動作と一時蓄積された情報をホストコンピュータに送る
動作を並行して行なうストリーマ式磁気テープ記憶装置
に於いて、データ記録の際に、一時蓄積された情報が無
い状態、又は、情報再生の際に、バッファフル状態とな
って新たな再生情報を蓄積できなくなる状態(又はそれ
が予測される状態)が発生した場合に、それぞれ磁気テ
ープ走行を中断させる機能を持ち、磁気テープの走行を
中断させる動作の頻度を検出して、この頻度の高さが予
め決められた値を超えた場合に磁気テープの走行速度を
予め決められた量だけ下げる(V0 →V1 )ことを特徴
とする。このようなシステムの処理速度に最適なテープ
速度を自動選択して動作する機能をもたせることによ
り、結果的に磁気テープの処理性能の劣化を最小限に抑
えることができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明のように、本発明は、ストリー
マ式磁気テープ装置に於いて、データバッファアンダラ
インの頻度を数え、ホストコンピュータの処理速度とテ
ープ走行速度のアンバランスを認識し、テープ走行速度
が高すぎると判断された場合にテープ走行速度を下方修
正する機能をもつことにより、コンピュータシステムの
処理速度に最適なテープ速度を自動選択して動作するこ
とから、結果的に磁気テープの処理性能の劣化を最小限
に抑えることができる。
マ式磁気テープ装置に於いて、データバッファアンダラ
インの頻度を数え、ホストコンピュータの処理速度とテ
ープ走行速度のアンバランスを認識し、テープ走行速度
が高すぎると判断された場合にテープ走行速度を下方修
正する機能をもつことにより、コンピュータシステムの
処理速度に最適なテープ速度を自動選択して動作するこ
とから、結果的に磁気テープの処理性能の劣化を最小限
に抑えることができる。
【図1】本発明の実施例による構成を示すブロック図。
【図2】図1に示す実施例の動作を説明するための動作
状態図。
状態図。
1…ホストインタフェース回路、2…主制御部、3…デ
ータ転送制御回路、4…データバッファ回路、5…テー
プ走行制御回路、6…データ記録再生回路。
ータ転送制御回路、4…データバッファ回路、5…テー
プ走行制御回路、6…データ記録再生回路。
Claims (1)
- 【請求項1】 記録・再生データを一時的に貯えるデー
タバッファと、ホストコンピュータから到来する命令を
解読するとともに、上記データバッファを管理し、その
ステイタスに従い磁気テープの速度制御を行なう主制御
部と、この主制御部の指示に従いテープ走行を制御する
テープ走行制御回路とを具備し、上記主制御回路は、上
記データバッファに記録データが存在しないデータバッ
ファアンダーランの頻度を数えてホストコンピュータと
テープ走行速度のアンバランスを認識し、テープ走行速
度が高すぎると判断したとき、上記テープ走行制御回路
を制御してテープ走行速度を下方修正することを特徴と
するストリーマ式磁気テープ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11164892A JPH05307444A (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | ストリーマ式磁気テープ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11164892A JPH05307444A (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | ストリーマ式磁気テープ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05307444A true JPH05307444A (ja) | 1993-11-19 |
Family
ID=14566652
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11164892A Pending JPH05307444A (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | ストリーマ式磁気テープ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05307444A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6988153B2 (en) | 2002-11-08 | 2006-01-17 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Data storing system and transmission control method |
JP2012043052A (ja) * | 2010-08-16 | 2012-03-01 | Olympus Corp | バス帯域モニタ装置およびバス帯域モニタ方法 |
JP5199362B2 (ja) * | 2008-07-08 | 2013-05-15 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション | テープ媒体の走行速度調整装置、走行速度調整方法、及び走行速度調整プログラム |
US8756351B2 (en) | 2008-10-10 | 2014-06-17 | International Business Machines Corporation | Tape drive, tape drive recording system, and method for selecting improved tape speed in response to intermittent read requests |
-
1992
- 1992-04-30 JP JP11164892A patent/JPH05307444A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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