JPH05306786A - 電磁弁 - Google Patents

電磁弁

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Publication number
JPH05306786A
JPH05306786A JP4113616A JP11361692A JPH05306786A JP H05306786 A JPH05306786 A JP H05306786A JP 4113616 A JP4113616 A JP 4113616A JP 11361692 A JP11361692 A JP 11361692A JP H05306786 A JPH05306786 A JP H05306786A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plunger
electromagnetic coil
valve
solenoid valve
flow passage
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4113616A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Itahana
勉 板鼻
Takamasa Iio
孝征 飯尾
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP4113616A priority Critical patent/JPH05306786A/ja
Publication of JPH05306786A publication Critical patent/JPH05306786A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コイルの発熱を効果的に抑制した電磁弁を得
る。 【構成】 弁口1Dから弁出口1Aに連なる流路と、同
流路を開閉するプランジャ105と、同プランジャを動
かす電磁コイル110とを有してる電磁弁2において、
流路、すなわち、孔1C、孔1Bで形成される流路を電
磁コイル110の内部側に貫通形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は冷凍及びまたは空調装置
用冷媒圧縮機に内蔵され、能力制御の為のガス流路の開
閉等に好適な電磁弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の、制御用電磁弁を具備した冷媒用
圧縮機の例を図3に示す。
【0003】図3に示したものは、カーエアコン用の圧
縮機で、電磁弁は、圧縮機1に組み込まれており、容量
制御機構(図示せず)を制御するためのものである。1
は圧縮機本体、2が電磁弁、3が電磁弁2の通電を制御
するスイッチである。4は圧縮機駆動用クラッチであ
る。電磁弁2へは車両のオルタネータ・バッテリで発生
される電圧が供給されている。
【0004】図4に電磁弁2の断面図を示す。弁口4A
と弁出口4Bとを隣接して持つ弁本体402が、電磁コ
イル401の端部に、設けられている。また電磁コイル
401内を移動し、円錐型の端部が弁口4Aを塞ぐプラ
ンジャ403が設けられている。
【0005】以上にて、電磁コイル401に通電される
と、プランジャ403がコイル側に引き込まれ、弁口4
Aと弁出口4Bがつながり流路が形成される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】電磁弁2の圧縮機1へ
の装着位置は、圧縮機1に内蔵するのが寸法面から最も
望ましい。しかし、吸入冷媒ガス通路内に取付ける場合
は、冷媒の流れを妨げる害が強すぎる。また吐出ガス通
路内に取付ける場合は、雰囲気温度が高く、電磁弁2に
通電し続けたとき、従来の電磁弁では特別な冷却装置を
持たないため、電磁コイルの温度が許容値をこえてしま
う。このため、事実上内蔵はできなかった。
【0007】外部への取付けは、フロント側にはクラッ
チ4があり、外周はエンジン・補機等があり、これらと
干渉するため困難である。したがってリヤ面に取付けら
れる。このため、少なくとも電磁弁2の電磁コイル部が
圧縮機1の外部へ突出してしまい、装着性を著しく損な
っていた。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の電磁弁は上記課
題を解決するため次の手段を講ずる。すなわち、 (1) 弁口から弁出口に連なる流路と、同流路を開閉
するプランジャと、同プランジャを動かす電磁コイルと
を有する電磁弁において、前記流路を前記電磁コイルの
内部側に貫通形成した。 (2) 前記(1)項記載の電磁弁において、前記貫通
流路を前記プランジャに設けた。 (3) 前記(1)項記載の電磁弁において、前記貫通
流路を前記プランジャ外周と前記電磁コイル内周との間
に形成した。
【0009】
【作用】上記手段において、電磁コイルに通電される
と、プランジャが移動して弁口から弁出口への流路が形
成される。従って流体はコイルの内部側に形成された流
路、プランジャ内に形成された流路、またはプランジャ
外周とコイル内周との間に形成された流路を流れる。
【0010】このようにして電磁コイル部で発生する熱
は、流体により効率的に伝達排除されるので、電磁コイ
ルの温度上昇が大幅に抑制される。
【0011】
【実施例】本発明の第1実施例を図1により説明する。
【0012】同軸に設けられた弁出口1Aを持ち、かつ
段差を有する円柱型のアマチュア102が設けられる。
アマチュア102の段差部に円筒型のプランジャチュー
ブ104の一端部が嵌合される。また、プランジャチュ
ーブ104の内径と等しい内径で一端閉の筒型の弁本体
106が、プランジャチューブ104の他端部に嵌合さ
れる。さらに弁本体106の閉端には同軸に弁口1Dが
設けられる。
【0013】プランジャチューブ104と弁本体106
内にはプランジャ105が挿入されている。プランジャ
105は弁本体106部に段差を持つ円柱型で、弁本体
106側の径は小さくかつその端部は円錐型に成形され
ている。また径の小さい段差部には径方向の孔1Cが明
けられている。さらにプランジャチューブ104側の端
部から孔1Cに連通する同軸の段差を持つ孔1Bが明け
られる。孔1Bの端側は径が大きい段差孔となってい
る。この径の大きい段差孔部に同軸にスプリング101
が設けられている。すなわち、このスプリング101
は、アマチュア102とプランジャ105間に配置され
る。
【0014】プランジャチューブ104の外周にボビン
108が挿入され、電磁コイル110の素線103が巻
かれている。
【0015】図中、107はハウジング,109はフラ
ックスプレートを示す。
【0016】以上において、通常は、プランジャ105
がスプリング101で押され、その円錐部が弁口1Dを
塞ぎ、閉となっている。
【0017】電磁コイル110に通電されると、プラン
ジャ105がスプリング101の押圧に抗して、電磁コ
イル110側に引き込まれる。すると弁口1Dが開き、
流体は弁口1D,孔1C,孔1B,を順次経て弁出口1
Aに流れる。
【0018】このとき、電磁コイル110の素線103
部に発生した熱は、プランジャチューブ104,プラン
ジャ105およびアマチュア102等を経て、流体に達
し、流体により効率よく外部に伝達排除される。従って
電磁コイル110の温度上昇が低い値に抑えられる。
【0019】このようにして従来、コイル110の温度
上昇のため不可能であった、圧縮機の吐出冷媒ガス流路
中に電磁弁を内蔵することもできる。
【0020】本発明の第2実施例を図2により説明す
る。
【0021】第1実施例との主な違いは、アマチュア2
02およびプランジャ205には孔がなく、プランジャ
205は、弁本体106側が2段差に形成されている。
またボビン208には、弁本体106側のつばFの付根
の電磁コイル210側から、プランジャチューブ204
に沿い、他のつばGを貫通する溝2Bが設けられてい
る。さらにプランジャチューブ204には、つばFの溝
2B端に連通する孔2Eがあけられる。また電磁コイル
210のハウジング207の、弁本体106から遠い方
の端面には、溝2Bに連通する弁出口2Aがあけられて
いる。
【0022】以上において、電磁コイル210に通電さ
れると、プランジャ205が電磁コイル210側に引き
込まれる。従って流体は、弁口1D,プランジャ205
の段差部,孔2F,溝2Bを順次経て、弁出口2Aを流
れる。
【0023】このように流体が、第1実施例よりも、よ
り素線103の近くを流れるため、コイルの冷却作用は
一層向上する。
【0024】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
電磁弁通電時に発生する熱が流体により効果的に運び去
られるため、電磁コイルの温度上昇が極めて低く抑えら
れる。従って、従来、コイル温度上昇のため不可能であ
った、圧縮機の吐出冷媒ガス流路中等に電磁弁を内蔵す
ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係わる電磁弁の構成断面
図である。
【図2】本発明の第2実施例に係わる電磁弁の構成断面
図である。
【図3】本発明の従来例に係わる冷媒用圧縮機の外形図
である。
【図4】本発明の従来例に係わる電磁弁の構成断面図で
ある。
【符号の説明】
1 コンプレッサ 2 電磁弁 3 制御スイッチ 4 クラッチ 110,210 電磁コイル 102,202 アマチュア 105,205 プランジャ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁口から弁出口に連なる流路と、同流路
    を開閉するプランジャと、同プランジャを動かす電磁コ
    イルとを有する電磁弁において、 前記流路を前記電磁コイルの内部側に貫通形成したこと
    を特徴とする電磁弁。
  2. 【請求項2】 前記貫通流路を前記プランジャに設けた
    ことを特徴とする請求項1記載の電磁弁。
  3. 【請求項3】 前記貫通流路を前記プランジャ外周と前
    記電磁コイル内周との間に形成したことを特徴とする請
    求項1記載の電磁弁。
JP4113616A 1992-05-06 1992-05-06 電磁弁 Withdrawn JPH05306786A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4113616A JPH05306786A (ja) 1992-05-06 1992-05-06 電磁弁

Applications Claiming Priority (1)

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JP4113616A JPH05306786A (ja) 1992-05-06 1992-05-06 電磁弁

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JPH05306786A true JPH05306786A (ja) 1993-11-19

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ID=14616730

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JP4113616A Withdrawn JPH05306786A (ja) 1992-05-06 1992-05-06 電磁弁

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1777996A1 (en) * 2005-10-19 2007-04-25 Koike Sanso Kogyo Co., Ltd Torch for processing metal with an electromagnetic valve mechanism integrated in the torch
JP2008268227A (ja) * 1998-12-08 2008-11-06 Emerson Electric Co コリオリ質量流量センサ
JP2013511679A (ja) * 2009-11-20 2013-04-04 エルビ・インターナショナル・ソシエタ・ペル・アチオニ ソレノイド弁装置

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