JPH05305106A - レーザ治療装置 - Google Patents

レーザ治療装置

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JPH05305106A
JPH05305106A JP4135628A JP13562892A JPH05305106A JP H05305106 A JPH05305106 A JP H05305106A JP 4135628 A JP4135628 A JP 4135628A JP 13562892 A JP13562892 A JP 13562892A JP H05305106 A JPH05305106 A JP H05305106A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
condenser lens
laser
optical fiber
reflection
optical
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Pending
Application number
JP4135628A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Sagehashi
秀夫 提橋
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Topcon Corp
Original Assignee
Topcon Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Topcon Corp filed Critical Topcon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 集光レンズや反射部材にごみなどの異物が付
着するのを防いで熱的損傷を受けないようにする。 【構成】 レーザ発振器26からのレーザ光Lを反射す
る反射部材60,100と、レーザ光Lを治療部位に導
くための光ファイバ36と、反射部材60,100から
のレーザ光Lを集光して光ファイバ36の入射端52に
導く集光レンズ46と、反射部材60,100にごみが
付着するのを防ぐための透光性部材64と、集光レンズ
46、反射部材60,100、透光性部材64の少くと
も1つを光ファイバ36と一体になるようにして異物が
集光レンズ46と反射部材60,100に付着するのを
防止する光学系部材28を備えるレーザ治療装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、レーザ光を光ファイ
バを用いて治療部位に照射して治療するレーザ治療装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に示すように、従来のレーザ治療装
置は、レーザ発振器1、ベース2、反射ミラー3、集光
レンズ4、光ファイバ5、プローブ6を有している。レ
ーザ発振器1からのレーザ光Lは、ベース2の導光用穴
7に入って反射ミラー3で反射して集光レンズ4により
光ファイバ5の入射端8において集光される。レーザ光
Lは光ファイバ5を通ってプローブ6から治療部位に照
射される。
【0003】光ファイバ5の入射端8はレセプタクル9
によりベース2に着脱自在に固定されている。集光レン
ズ4に対応するようにして、ベース2には穴10が形成
されている。
【0004】光ファイバ5は、必要な時にレセプタクル
9から光コネクタープラグ11と一緒にはずす。光ファ
イバ5をはずすと、穴10を通ってごみが集光レンズ4
の上面に付着する。また反射ミラー3には導光用穴7を
通ってごみが付着する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、反射ミラ
ー3と集光レンズ4にごみが付いた状態でレーザ光Lを
光ファイバ5の入射端8に導くと、反射ミラー3と集光
レンズ4のごみがレーザ光Lにより加熱されて、反射ミ
ラー3と集光レンズ4は熱的損傷を受けてしまう。熱的
損傷を受けた反射ミラー3と集光レンズ4は、新たな反
射ミラーと集光レンズに交換しなければならない。そし
て交換の際には、その新しい反射ミラーと集光レンズを
光学的に正確に位置調整をする必要がある。このためメ
ンテナンス性が悪く、しかも治療を途中で中断しなくて
はならず、治療の安全性が確保できない。
【0006】この発明は、集光レンズと反射ミラーなど
の熱的損傷を防止できるレーザ治療装置を提供すること
を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、レーザ発振
器(26)からのレーザ光(L)を反射する反射部材
(60,100)と、レーザ光(L)を治療部位に導く
ための光ファイバ(36)と、反射部材(60,10
0)からのレーザ光(L)を集光して光ファイバ(3
6)の入射端(52)に導く集光レンズ(46)と、反
射部材(60,100)にごみが付着するのを防ぐため
の透光性部材(64)と、集光レンズ(46)、反射部
材(60,100)、透光性部材(64)の少くとも1
つを光ファイバ(36)と一体になるようにして異物が
集光レンズ(46)と反射部材(60,100)に付着
するのを防止する光学系部材(28)を備えるレーザ治
療装置を要旨としている。
【0008】この発明は、好ましくは集光レンズ(4
6)が光コネクタープラグ(32)内において集光レン
ズ(46)の光軸方向と垂直な方向に移動自在である。
この発明はさらに好ましくは、光ファイバ(36)の入
射端(52)と集光レンズ(46)の間隔が光軸方向に
変更自在である。
【0009】
【作用】光コネクタープラグ(32)に光ファイバ(3
6)、集光レンズ(46)、反射部材(60,10
0)、透光性部材(64,120)を一体化してごみな
どの異物が外部から反射部材や集光レンズに付着するの
を防ぐ。
【0010】
【実施例】図1は、この発明のレーザ治療装置の好適な
実施例である眼科用レーザ光凝固装置を示している。図
2は光ファイバと集光レンズの付近を示す図である。
【0011】レーザ光凝固装置は、本体20とプローブ
22を有している。本体20の取付部24にはレーザ発
振器26と光コネクターレセプタクル30が固定されて
いる。レーザ発振器26は、たとえばアルゴンレーザで
ある。光コネクターユニット28はコネクターレセプタ
クル30、光コネクタープラグ32を有している。光コ
ネクタープラグ32は光コネクターレセプタクル30の
中に挿入して位置決めピン98により位置決めされてい
る。
【0012】光コネクターレセプタクル30には導光用
穴34が形成されている。光コネクタープラグ32に
は、めねじ40が形成されている。このめねじ40には
光ファイバ36のフェルール38のおねじ39を着脱自
在にかみ合せる。光コネクタープラグ32にはフェルー
ル38の固定用ねじ41が取付けられている。光コネク
タープラグ32の空隙42にはレンズセル44が配置さ
れている。レンズセル44には集光レンズ46が固定さ
れている。調整ねじ48が光コネクタープラグ32にね
じこまれていて、工具を光コネクターレセプタクル30
の穴50から入れて調整ねじ48を右もしくは左に回す
ことによりレンズセル44を、レーザ光Lの光軸OPと
垂直な方向に移動して位置決めできる。
【0013】また、レンズセル44と光ファイバ36の
入射端52との間隔の調整は次のようにして行う。まず
図2のようにフェルール38を光コネクタープラグ32
に対して所定深さねじこむ。次にねじ41をねじこんで
ねじ41の先端をおねじ39の谷に挿入する。これによ
り、フェルール38の上下位置が固定される。このよう
にすることで、レンズセル44が光ファイバ36に対し
て相対的に光軸方向OPに移動したことになる。図1で
はフェノール38が最下位置にあり、図2ではフェノー
ル38が最下位置より上にある。
【0014】光ファイバ36の入射端52と空隙42の
間に連絡穴54が形成されている。
【0015】光コネクタープラグ32の空隙56と空隙
42の間には連絡穴58が形成されている。反射ミラー
60は空隙56の底部に斜め45°に傾けて固定されて
いる。連絡穴62は導光用穴34と空隙56の間に形成
されている。連絡穴62と導光用穴34の間には透光性
部材としてのカバーガラス64が設けられている。カバ
ーガラス64は、反射ミラー60および集光レンズ46
に対して導光用穴34からごみが入って付着するのを防
止するためのものである。
【0016】このように、図1の実施例では、好ましく
は光ファイバ36と、集光レンズ46、反射ミラー60
およびカバーガラス64が、光コネクターユニット28
の光コネクタープラグ32により一体にして囲まれ、ご
みが集光レンズ46と反射ミラー60につかないように
なっている。
【0017】レーザ発振器26から水平方向に出力され
たレーザ光Lは、導光用穴34、カバーガラス64を経
て反射ミラー60で垂直方向に反射される。そしてレー
ザ光Lは集光レンズ46により光ファイバ36の入射端
52で集光される。レーザ光Lは光ファイバ36を経て
プローブ22からたとえば眼の治療部位に照射される。
【0018】ところでこの発明は図1に示した実施例に
限定されない。たとえば、集光レンズ、反射ミラーおよ
びカバーガラスのうちの少くとも1つを光コネクタープ
ラグに固定して光ファイバと一体になるようにしてもよ
い。
【0019】またこの発明は図3に示すような構成も採
用できる。なお図3の実施例において、図1に示す実施
例と同様の箇所には同じ符号を示して説明を省略する。
【0020】図2の光コネクターユニット28の光コネ
クタープラグ32には、図1の反射ミラー60とカバー
ガラス64の代わりに反射プリズム100が設けられて
いる。レーザ発振器26のレーザ光Lはプリズム100
で直角方向に反射して集光レンズ46に入射する。この
ようにプリズム100を設けることで、プリズム100
の側部120にごみがついても、導光用穴34から容易
に除去することができる。
【0021】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、集光レンズと
反射ミラーのごみの付着を防いで、レーザ光が集光レン
ズと反射ミラーに照射しても集光レンズと反射ミラーが
熱的損傷を受けない。このため集光レンズと反射ミラー
の交換および調整作業が不要となる。したがってレーザ
治療の中断がなくなり、安全に治療が行える。何らかの
原因で光ファイバを含む光学部品が損傷を受けた場合に
は、設定部材ごとに反射ミラーと集光レンズを交換する
だけで初期の性能が得られる。
【0022】請求項2と3の発明によれば、光ファイバ
の入射端に対してレーザ光を正確に集光できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のレーザ治療装置の好適な実施例であ
るレーザ光凝固装置を示す図。
【図2】図1の実施例の光ファイバと集光レンズの付近
を示す図。
【図3】この発明のレーザ治療装置の好適な他の実施例
であるレーザ光凝固装置を示す図。
【図4】従来のレーザ治療装置を示す図。
【符号の説明】
20 本体 22 プローブ 26 レーザ発振器 28 光学系部材 30 光コネクターレセプタクル 32 光コネクタープラグ 36 光ファイバ 46 集光レンズ 60 反射ミラー(反射部材) 64 透光性部材 100 プリズム(反射部材兼透光性部材) ◆

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ発振器(26)からのレーザ光
    (L)を反射する反射部材(60,100)と、 レーザ光(L)を治療部位に導くための光ファイバ(3
    6)と、 反射部材(60,100)からのレーザ光(L)を集光
    して光ファイバ(36)の入射端(52)に導く集光レ
    ンズ(46)と、 反射部材(60,100)にごみが付着するのを防ぐた
    めの透光性部材(64)と、 集光レンズ(46)、反射部材(60,100)、透光
    性部材(64)の少くとも1つを光ファイバ(36)と
    一体になるようにして異物が集光レンズ(46)と反射
    部材(60,100)に付着するのを防止する光学系部
    材(28)を備えるレーザ治療装置。
  2. 【請求項2】 請求項1のレーザ治療装置において、 集光レンズ(46)が光学系部材(28)内において集
    光レンズ(46)の光軸方向と垂直な方向に移動自在で
    あるレーザ治療装置。
  3. 【請求項3】 請求項2のレーザ治療装置において、光
    ファイバ(36)の入射端(52)と集光レンズ(4
    6)の間隔が光軸方向に変更自在であるレーザ治療装
    置。
JP4135628A 1992-04-30 1992-04-30 レーザ治療装置 Pending JPH05305106A (ja)

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JP4135628A JPH05305106A (ja) 1992-04-30 1992-04-30 レーザ治療装置

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JPH05305106A true JPH05305106A (ja) 1993-11-19

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ID=15156254

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JP4135628A Pending JPH05305106A (ja) 1992-04-30 1992-04-30 レーザ治療装置

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