JPH05305008A - 弾性ブラシ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブラッシングする対象面の凹凸を均等かつス
ムーズにみがくことのできる弾性ブラシを提供するこ
と。 【構成】 基台３に凹部７を形成し、この凹部７の縁部
９に刷毛４がその前後側に水密的に貫いて保持されいる
膜状の弾性支持体５の周縁部を密着する。弾性支持体５
の後側に形成される密閉された空間に上記刷毛４の軸体
部４ｂを可動的に支持するガイド枠６を設ける。弾性支
持体５とガイド枠６の間には、弾性支持体５が後方に撓
み得るだけの隙間が形成されている。凹部７の底面７ａ
には刷毛４の軸体部４ｂが可動的に挿入されるガイド穴
８が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は弾性ブラシに係り、さら
に詳しくは刷毛がブラッシングする対象面の凹凸に倣っ
て進退移動する弾性ブラシに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来からある各種のブラシ、例えば歯ブ
ラシ、食器洗浄用ブラシ、靴ブラシ、衣服ブラシ、掃除
用ブラシ、研磨用ブラシ等では、刷毛はブラシの基台に
形成された多数の穴に植設され、接着剤などで固定され
た構造のものが一般的である。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上記従来のブラシで
は、刷毛が基台に固定的に支持されているため、平坦面
に対してブラシを掛けるうえでは何ら問題はないが、凹
凸面に対してブラシを掛ける場合には、その凹み部まで
刷毛が屈かず、スムーズなブラッシングを行うのが難し
かった。

【０００４】このような場合、ブラシを無理に曲げて刷
毛を凹凸面の凹部まで屈かせて研磨することがあるが、
これだと刷毛の一部が破損したり、摩耗するだけでな
く、凹凸部のうちの凸部に摩擦が集中し、その凸部のみ
が磨耗されという欠点がある。

【０００５】特に、歯ブラシなどの場合、口内の歯列は
凹凸面であり、従来の歯ブラシでは、ブラシの先端面を
凹凸にするなどの工夫がなされてはいるが、それでも歯
ぐきを均等にみがくことはできなかった。

【０００６】さらに、靴ブラシなどでも同様である。つ
まり、靴の表面は大きく湾曲しており、かつ皮の縫い目
部分などには狭い凹み部が多くあるので、従来の靴ブラ
シで靴の表面を均等の磨くのは難しいという問題があっ
た。

【０００７】そこで、本発明は、上述のような従来のブ
ラシの欠点を改良し、全ての凹凸部を均等にブラッシン
グすることのできる弾性ブラシを提供することを目的と
する。

【０００８】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明に係る弾性ブラシは、膜状の弾性支持体を基台に
装着し、基台と上記弾性支持体の間に、一定の空間を形
成し、上記弾性支持体を前後方向に貫いて刷毛を設け、
上記空間に上記刷毛の基端部を可動的に支えるガイド手
段を設けた構成を特徴とする。

【０００９】上記基台に凹部を形成し、この凹部の縁に
上記弾性支持体の周縁部を密着して、上記基台と弾性支
持体の間に密閉された上記空間を形成し、上記ガイド手
段として上記空間に刷毛の基端部が挿入される孔を有す
るガイド枠を設け、さらに上記凹部の底面に刷毛の基端
部が嵌合するガイド穴を形成するとよい。

【００１０】また、本発明に係る弾性ブラシは基台にガ
イド穴を形成し、このガイド穴に弾性付与手段とともに
刷毛の基端部を挿入して可動的に支持させ、基台に設け
た連結口と前記ガイド穴とを逆止弁を介して連通させた
構成を特徴とする。

【００１１】上記弾性付与手段はコイルスプリングによ
って構成し、上記刷毛の基端部には連通孔を形成すると
よい。

【００１２】

【作用】本発明の弾性ブラシによると、刷毛は弾性支持
体によって支持されているから、ブラッシングする対象
面に凹凸があっても、その凹凸に倣って刷毛が進退移動
し、よって凹凸部を均等にみがくことができる。また、
刷毛の基端部はガイド手段により支持されているから、
この刷毛は安定に進退移動でき、横倒したり、弾性支持
体に応力がかかることがない。

【００１３】基台の端部に連結口を有する弾性ブラシに
あっては、その連結口を洗剤などの収納容器の注出口に
連結し、ガイド穴から刷毛の先に向けて洗剤を注出しな
がらブラッシングを行なうことができる。このとき、注
出される洗剤は逆止弁により逆流することがない、ま
た、ブラッシングする対象面が凹凸であるときは、この
凹凸に倣って刷毛は進退移動しながらその凹凸部を均等
にみがくことができる。

【００１４】

【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。図１〜図６は第１実施例に係る弾性ブラシを示す。
この第１実施例では、弾性ブラシ１は歯ブラシであっ
て、柄２の先端に基台３が形成され、基台３の上面に刷
毛４が植設された弾性支持体５が設けられている。

【００１５】刷毛４の植設構造は図１〜図３に示されて
いる。すなわち、刷毛４は、膜状の弾性支持体５を前後
方向に貫通して水密的に支持されており、この弾性支持
体５の後側に配設されたガイド枠６によって安定移動す
るように保持されている。

【００１６】さらに説明すると、基台３の上面（なお、
刷毛４が植設される面を上面とする）には凹部７が形成
されており、この凹部７の底面７ａには刷毛４の基端部
が嵌合されるガイド穴８が削設されている。また、凹部
７の縁部９に形成された段部９ａに上記ガイド枠６の端
縁部６ａが係止されており、縁部９の頂面には、上記弾
性支持体５の周縁突出部５ａが密着され、接着剤で固定
されている。このようにして、凹部７の開口面は弾性支
持体５で閉じこめられており、また、ガイド枠６と底面
７ａとの間にも所定の空間１０が形成されている。

【００１７】上記刷毛４は、複数本の刷毛芯４ａを束ね
て構成されている。この刷毛芯４ａの先端側は分離して
いるが、基端側は接着剤により一体的に固められ、各刷
毛芯４ａの間に隙間のない軸体部４ｂが形成されてい
る。この軸体部４ｂは、膜状の弾性支持体５に形成され
た孔１１を水密的に貫通してその前後側に突出してい
る。具体的には、刷毛４と弾性支持体５とは同材質のプ
ラスチックにより成形し、孔１１と軸体部４ｂとの間に
上記と同材質の樹脂接着剤を塗布すれば、刷毛４を弾性
支持体５に一体的かつ水密的に植設することができる。

【００１８】なお、図４〜図６は弾性支持体５に刷毛４
を植設する方法の一例として、弾性支持体５の成形時に
刷毛４を一体的に植設する製造工程図を示している。こ
れを説明すると、まず、図４に示すように成形用金型１
２に所定の配置で形成された凹部１３に刷毛４の軸体部
４ｂを挿入する。成形用金型１２には弾性支持体５の周
縁突出部５ａを形成するのための凹部１４も形成されて
いる。

【００１９】上述のようにして凹部１３に刷毛４の軸体
部４ｂを挿入した後、ゾル状の成形用材料１５を金型１
２の成形面に流し込む。さらに、材料が固まった後、図
６のようにこの成形用材料１５を金型１２から離型し、
図６の点線１６の位置でリブ１５ａを切除することによ
り、刷毛４が一体的に植設された弾性支持体５を作製す
ることができる。この方法は、弾性ブラシを大量生産す
るうえで有利な一つの方法である。

【００２０】つぎに、図２によってガイド枠６の構造を
説明する。このガイド枠６は、図に示すように枠体６ｂ
が格子状に一体的に組まれた構成であり、互いに交差す
る各枠体６ｂの間に支持孔１７が形成されており、この
支持孔１７に刷毛４の軸体部４ｂが摺動自在に嵌合され
ている。実施例の場合、支持孔１７の形状が四角形であ
るのに対して、刷毛４の軸体部４ｂが丸棒であり、した
がって、支持孔１７の四隅部に通気用の隙間１８が形成
される。

【００２１】また、上記枠体６ｂの断面は、図２に示さ
れるようにカマボコ形であって、上面が湾曲している。
したがって、枠体６ｂの頂縁６ｃに弾性支持体５の下面
が接触して支持されており、しかもこのとき、図３に示
すように、この弾性支持体５の下面と枠体６ｂの頂縁６
ｃとの間には空隙１９が形成される。この空隙１９は上
記通気用の隙間１８（図２に示す）を介してガイド枠６
の下側に形成された空間１０と連通している。

【００２２】上述のように刷毛４の軸体部４ｂがガイド
枠６の支持孔１７に摺動自在に嵌合され、さらに軸体部
４ｂの基端は、凹部７の底面７ａに形成されたガイド穴
８に摺動自在に嵌合されている。また、このガイド穴８
には軸体部４ｂが進入するときの空気の逃げ部８ａが形
成されている。なお、この空気の逃げ部８ａは刷毛４の
軸体部４ｂの外周を凹ませて形成してもよい。

【００２３】第１実施例に係る弾性ブラシ１は上記の構
成からなり、各刷毛４は、弾性支持体５に植設されてい
るから、ブラッシングする対象面の凹凸に追従して進退
移動することができる。すなわち、図３の右側に示すよ
うに、通常は刷毛４を支持する弾性支持体５はフラット
な状態にあり、弾性支持体４の裏面と枠体６ｂとの間に
ほぼ三角形の空隙１９が形成されている。

【００２４】そして、この刷毛４が凸面をブラッシング
するときは、図３の左側に示すように刷毛４は後退し、
それに追従して刷毛４の周囲に位置する弾性支持体５も
空隙１９を埋めるように下方に湾曲する。このとき、空
隙１９にある空気は、支持孔１７の四隅部の通気用の隙
間１８を通って下方の空間１０に逃れる。またこのと
き、刷毛４の軸体部４ｂが進入することによりガイド穴
８内の空気も逃げ部８ａを通って空間１０に逃れる。刷
毛４の先端が凸面をブラッシングした後、刷毛先端の押
圧が解除されると、弾性支持体５は元のフラットな状態
に復帰し、それに伴って刷毛４は元の位置に前進移動す
る。

【００２５】このような刷毛４の支持構造において、膜
状の弾性支持体５の周縁突出部５ａが凹部７の縁部９に
密着しており、かつ刷毛４と弾性支持体５との間にも隙
間がないので、凹部７内は密閉された空間となってい
る。したがって、この空間部には上記のガイド枠６や刷
毛４の基端部が設けられているが、上記の通り、この空
間部に洗浄液などが浸入せず、非常に衛生的である。

【００２６】また、刷毛４の軸体部４ｂはガイド枠６と
ガイド穴８によって２点支持されているので、安定して
進退移動できる。つまり、ブラッシングする際に刷毛４
の軸線に対して傾斜した力が加わってもこのガイド枠６
とガイド穴８で受けることができ、弾性支持体５には無
理な力が作用せず、これが破損するような不具合がな
い。

【００２７】また、枠体６ｂの上面を湾曲させたのは、
その頂部６ｃで弾性支持体５を確実に支持でき、しかも
ほぼ三角形の空隙１９を介して弾性支持体５を撓ませる
ことができるからである。つまり、この枠体６ｂの断面
構造が弾性支持体５を支持する上で理想的な形状なので
ある。したがって、ガイド枠６の断面形状は必ずしも図
示の構造に限定されない。

【００２８】つぎに、図７〜図９を参照して本発明の第
２実施例を説明する。

【００２９】第２実施例に係る弾性ブラシ２１は、図７
に示すように洗浄液などの洗剤を入れた容器２２に結合
して使用するに適した構成とされている。すなわち、上
記弾性ブラシ２１では、基台２３に形成された複数のガ
イド穴２５に刷毛２４の基端部が挿入され、ガイド穴２
５内に収容されたコイルスプリング２６により弾性的に
支持されている。また、ガイド穴２５は基台２３の端部
に形成された連結口２７と逆止弁２８を介して連通され
ている。

【００３０】基体２３は構造上一体成形するのが難しい
ので、図示例の場合、基体本体２３ａの前後両面に当て
板２３ｂ、２３ｃを装着して構成している。この基台２
３を構成するには、まず基台本体２３ａの前後面に貫通
してガイド穴２５を開設するとともに、基台本体２３ａ
の後面を削設してガイド穴２５の下部と連通する連通部
２９を形成し、基台本体２３ａの端部に上記連通部２９
と連通する連結口２７を設ける。

【００３１】このように構成した基台本体２３ａのガイ
ド孔２５にコイルスプリング２６をまず収納し、つぎに
刷毛２４の下端部を収容する。コイルスプリング２６の
材質は錆が出にくいものが望ましく、例えばプラスチッ
ク製のスプリングなどがよい。また、刷毛２４は、図９
に示すようにリング状の支持台２４ｂに刷毛芯４ａを植
設して構成するとよい。そして、刷毛２４の下端部をガ
イド穴２５に収納したとき、支持台２４ｂの下面とコイ
ルスプリング２６の端縁が接触し安定に支持される。

【００３２】基台本体２３ａの前面に装着される当て板
２３ｂは、刷毛２４をガイド穴２５から飛び出させない
ために設けられている。そのため、当て板２３ｂにはガ
イド穴２５と同軸心位置に孔３０が形成されている。こ
の孔３０の径はガイド穴２５の穴径よりも小さく、ま
た、刷毛２４はこの孔３０を通って基台２３の前面に突
出している。したがって、刷毛２４がガイド穴２５内の
コイルイプリング２６で押されて前方に突出していると
き、リング状の支持台２４ｂが当て板２３ｂの孔３０の
周縁に当っているので、刷毛２４はガイド穴２５から脱
出することはない。

【００３３】ガイド穴２５に収容されたコイルスプリン
グ２６の後端は、基台本体２３ａの後面に装着する当て
板２３ｂによって押さえられる。このとき、基台本体２
３ａの後面は一部削設されており、この削設部が上記当
て板２３ｂで閉じられることによって連通部２９が形成
される。この連通部２９と連結口２７との途中に逆止弁
２８が設けられている。逆止弁２８は、ストッパー２８
ａにより一方向の移動が規制されている。連結口２７の
内周縁にはネジ溝３１が形成されている。

【００３４】一方、図７に示すように容器２２は、可撓
性の押圧部３２と、洗浄液の注出口３３と、補充口３４
とを有している。上記注出口３３の外固にはネジ部３５
が形成されており、このネジ部３５を弾性ブラシ２１の
ネジ溝３１に螺着することができる。また、洗浄液の補
充口３４の外周にもネジ部３７を形成し、このネジ部３
７にキャップ３８を螺着するように構成している、な
お、洗浄液の補充口３４を設けないで、注出口３３を用
いて容器２２内に洗浄液を補充してもよい。

【００３５】第２実施例に係る弾性ブラシ２１は、その
基台２３の連結口２７を容器２２の注出口３３に連結
し、容器２２内の洗浄液を刷毛２４の隙間から注出して
ブラッシングを行なう。洗浄液を注出するには、容器２
２の可撓性の押圧部３２を押す。それにより、容器２２
内の洗浄液は押し出されて逆止弁２８を開き、さらに、
連通部２９、ガイド穴２５、リング状支持台２４ｂの孔
３６（図８，図９に示す）および、当て板２３ｂの孔３
０を通って刷毛２４の先端から注出される。なお、容器
２２の注出に伴なって可撓性の押圧部３２が膨むとき容
器２２内が一時的に負圧になる（なお、空気補充口は図
示を省略する）が、このときは逆止弁２８が働くので刷
毛２４に注出した洗浄液が逆流することはない。

【００３６】また、ブラッシングする面に凹凸があると
きは、各刷毛２４はコイルスプリング２６の弾発力に抗
してガイド穴２５内を後退する。したがって、各刷毛２
４はブラッシングする面の凹凸に倣って順次進退動作を
繰返しながらこの凹凸面に均等に圧接し、その面をスム
ーズに磨くことができる。

【００３７】この第２実施例の場合、一つの容器２２に
対して弾性ブラシ２１の大きさや形状、刷毛２４の長
さ、材質などが異なるものを複数準備しておき、使用条
件に応じて最適な弾性ブラシ２１を選択使用するように
設けるとよい。また、容器２２に収容する洗浄液は用途
に応じて適当のものでよく、さらに、液状に限らず練り
状であっても構わない。また、容器２２の形状も図示例
以外にチューブ状であってもよい。

【００３８】

【発明の効果】以上説明したように、本発明の弾性ブラ
シによると刷毛が膜状の弾性支持体に支持されているの
で、ブラッシングする対象面の凹凸に倣って刷毛が進退
移動し、この凹凸面をスムーズに磨くことができる。し
かも、刷毛は弾性支持体の後側にある空間部に配設され
たガイド手段により支持されているから、ブラッシング
の際、刷毛は安定に進退移動できて、弾性支持体に無理
な力が加わらず、これが破損されるおそれがない。ま
た、上記空間を密閉するときは、この密閉空間に洗浄剤
等が浸入せず、非常に衛生的である。

【００３９】また、洗浄剤を収容する容器に連結可能な
弾性ブラシによると、刷毛の隙間から洗浄剤を連続的に
注出しながらこの刷毛を凹凸面に倣って進退移動させ
て、この凹凸面をスムーズに磨くことができる効果があ
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】第一実施例に係る弾性ブラシの一部を拡大断面
で示す全体斜視図である。

【図２】図１の弾性ブラシの弾性支持構造を拡大断面で
示す分解斜視図である。

【図３】刷毛の進退動作を示す断面説明図である。

【図４】刷毛と一体に膜状の弾性支持体を成形するため
の第一工程図である。

【図５】同じく第２工程図である。

【図６】同じく第３工程図である。

【図７】第２実施例に係る弾性ブラシとこれに連結する
容器の断面図である。

【図８】弾性ブラシの拡大断面図である。

【図９】刷毛の一部切断拡大斜視図である。

【符号の説明】

１…弾性ブラシ、３…基台、４…刷毛、４ａ…刷毛芯、
４ｂ…軸体部、５…弾性支持体、６…ガイド枠、７…凹
部、７ａ…底面、８…ガイド穴、９…縁部、１０…空
間、１８…隙間、２１…弾性ブラシ、２３…基台、２４
…刷毛、２５…ガイド穴、２６…コイルスプリング、２
７…連結口、２８…逆止弁、２９…連通部、３０…孔。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 膜状の弾性支持体を基台に装着し、かつ
   基台と前記弾性支持体の間に一定の空間を形成し、前記
   弾性支持体を前後方向に貫いて刷毛を設け、前記空間に
   前記刷毛の基端部を可動的に支えるガイド手段を設けた
   構成を特徴とする弾性ブラシ。
2. 【請求項２】 前記基台に凹部を形成し、この凹部の縁
   部に前記弾性支持体の周縁部を密着して前記基台と弾性
   支持体の間に密閉された前記空間を形成し、前記ガイド
   手段として前記刷毛の基端部が挿入される孔を有するガ
   イド枠を設け、このガイド枠と前記弾性支持体との間
   に、この弾性支持体が変形し得る間隙を形成し、前記凹
   部の底面に前記刷毛の基端部が嵌合するガイド穴を形成
   したことを特徴とする請求項１に記載の弾性ブラシ。
3. 【請求項３】 基台にガイド穴を形成し、このガイド穴
   に弾性付与手段とともに刷毛の基端部を挿入して可動的
   に支持させ、基台に設けた連結口と前記ガイド穴とを逆
   止弁を介して連通させた構成を特徴とする弾性ブラシ。
4. 【請求項４】 前記弾性付与手段がコイルスプリングで
   あり、前記刷毛の基端部には連通孔が形成されている構
   成を特徴とする請求項３に記載の弾性ブラシ。