JPH053012U - 車両用空気調和装置におけるコンデンサ - Google Patents

車両用空気調和装置におけるコンデンサ

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JPH053012U
JPH053012U JP5890391U JP5890391U JPH053012U JP H053012 U JPH053012 U JP H053012U JP 5890391 U JP5890391 U JP 5890391U JP 5890391 U JP5890391 U JP 5890391U JP H053012 U JPH053012 U JP H053012U
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省司 稲垣
博 城戸
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車の高速走行時、空気調和装置に対する
悪影響を防止してその性能を安定化する。 【構成】 コンデンサ1の下面に取り付けられた保護グ
リル2の空気取入口に設置された複数のル−バ3を水平
軸20まわりに回動できるようにし、自動車の高速時には
これらル−バ3の迎角を大きくして大量の空気を取り入
れる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は車両用空気調和装置におけるコンデンサに関する。
【0002】
【従来の技術】
ワンボックス型自動車等においては、図2に示すように、車両用空気調和装置 のコンデンサ1が車両の底部に略水平に装着される場合がある。この場合には、 自動車の走行中に飛石がコンデンサに衝突するのを防止するため、コンデンサ1 の下面に保護グリル2が装着され、保護グリル2の空気取入口には複数のル−バ 3が設置される。これら複数のル−バ3は相互に間隔を隔てて平行に車巾方向に 沿って水平に伸びている。 なお、図2において、4はフロントパネル、5はフロアパネル、6はフロント シート、7はダッシュボード、8はラジエータ、9はエバポレ−タ、10はレシー バ、11は前輪、12はフロントバンパーである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の構造においては、複数のル−バ3は保護グリル2に固定されており 、かつ、複数のル−バ3の相互の間隔は飛石の浸入を防止するためにこれを一定 値以上に広くすることができないため、自動車の高速走行時におけるラム圧によ る空気取入量の増大をあまり期待することができない。 この結果、自動車の高速走行時等においてヒータユニットに供給されるエンジ ン冷却水の温度や車両用空気調和装置のコンプレッサから吐出される吐出冷媒ガ ス温度が上昇してエンジンや車両用空気調和装置の性能に悪影響を及ぼしている 。そして、吐出冷媒ガス温度が所定値以上に上昇すると、これを検知したサーモ スタットからの信号によって車両用空気調和装置が停止し、以後4〜5分経過し ないとこれを再起動できないため、車室内の空調フィーリングを損なうという不 具合があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題を解決するために提案されたものであって、その要旨とする ところは、車両用空気調和装置のコンデンサを車両の底部に略水平に装着すると ともにこのコンデンサの下面に取り付けられた保護グリルの空気取入口に相互に 所定の間隔を隔てて平行に車巾方向に沿って水平に伸びる複数のルーバを設置し てなる車両用空気調和装置におけるコンデンサにおいて、上記保護グリルの複数 のル−バをそれぞれ水平軸まわりに回動自在に支持し、これら複数のル−バをそ れぞれ制御ロッドを介してアクチュエ−タに連動連結するとともに所定の信号が 入力されたとき上記アクチュエ−タを作動させるコントロ−ラを設けたことを特 徴とする車両用空気調和装置におけるコンデンサにある。
【0005】
【作用】
本考案においては、上記構成を具えているため、コントロ−ラに所定の信号が 入力されたときアクチュエ−タが作動して制御ロッドを介して複数のル−バを水 平軸まわりに回動させる。
【0006】
【実施例】
本考案の1実施例が図1に示されている。 複数のル−バ3はそれぞれ水平軸20まわりに回動自在に保護グリル2に支持さ れ、これら各ル−バ3に固定されたアーム21の先端はピン22によって制御ロッド 23に枢着されている。制御ロッド23の一端はピン24及びレバー25を介してサーボ モータ、ソレノイドバルブ等のアクチュエ−タ26の出力軸27に連動連結されてい る。このアクチュエ−タ26はコントロ−ラ28からの指令によって作動する。この コントロ−ラ28にはセンサ29によって検知されたコンプレッサから吐出される冷 媒ガスの温度及びセンサ30によって検知されたエンジン冷却水の温度が入力され る。 他の構成は図2に示す従来のものと同様である。
【0007】 しかして、センサ29から入力された吐出冷媒ガスの温度又は及びセンサ30から 入力されたエンジン冷却水の温度が予め設定された設定値を越えると、コントロ −ラ28はアクチュエ−タ26に指令してこれを作動させる。アクチュエ−タ26の出 力はその出力軸27、レバー26、ピン24、制御ロッド23、ピン22、アーム21を介し て各ル−バ3に伝達され、各ル−バ3は水平軸20まわりに回動してその迎角が大 きくなり、かつ、隣接するル−バ3間の間隔が拡大する。 かくして、この間隔を通って多量の空気が保護グリル2の空気取入口から取り 入れられてコンデンサ1を流過するので、吐出冷媒ガスの温度及びエンジン冷却 水の温度が上昇するのを防止する。
【0008】
【考案の効果】
本考案においては、保護グリルの複数のル−バをそれぞれ水平軸まわりに回動 自在に支持し、これら複数のル−バをそれぞれ制御ロッドを介してアクチュエ− タに連動連結するとともに所定の信号が入力されたときにアクチュエ−タを作動 させるコントロ−ラを設けたため、コントロ−ラに所定の信号が入力されたとき アクチュエ−タが作動して制御ロッドを介して複数のル−バを水平軸まわりに回 動させる。 この結果、自動車の高速走行時等におけコンプレッサからの吐出冷媒ガスの温 度が過度に上昇するのを阻止して車両用空気調和装置の性能を安定させることが 可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例を示す略示的構成図である。
【図2】従来構造を示す部分的側面図である。
【符号の説明】
1 コンデンサ 2 保護グリル 3 ル−バ 20 水平軸 23 制御ロッド 26 アクチュエ−タ 28 コントロ−ラ 29 センサ 30 センサ

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 車両用空気調和装置のコンデンサを車両
    の底部に略水平に装着するとともにこのコンデンサの下
    面に取り付けられた保護グリルの空気取入口に相互に所
    定の間隔を隔てて平行に車巾方向に沿って水平に伸びる
    複数のルーバを設置してなる車両用空気調和装置におけ
    るコンデンサにおいて、上記保護グリルの複数のル−バ
    をそれぞれ水平軸まわりに回動自在に支持し、これら複
    数のル−バをそれぞれ制御ロッドを介してアクチュエ−
    タに連動連結するとともに所定の信号が入力されたとき
    上記アクチュエ−タを作動させるコントロ−ラを設けた
    ことを特徴とする車両用空気調和装置におけるコンデン
    サ。
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