JPH05300405A - 輝度変調回路 - Google Patents

輝度変調回路

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JPH05300405A
JPH05300405A JP4100851A JP10085192A JPH05300405A JP H05300405 A JPH05300405 A JP H05300405A JP 4100851 A JP4100851 A JP 4100851A JP 10085192 A JP10085192 A JP 10085192A JP H05300405 A JPH05300405 A JP H05300405A
Authority
JP
Japan
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vertical
horizontal
parabolic wave
parabolic
wave
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Pending
Application number
JP4100851A
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English (en)
Inventor
Masahiro Kawashima
正裕 川島
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP4100851A priority Critical patent/JPH05300405A/ja
Publication of JPH05300405A publication Critical patent/JPH05300405A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 CRTを用いた映像表示装置の輝度変調回路
において、異なる映像ソースの各々に対して周辺輝度、
周辺解像度などの表示映像の優先順位に応じて輝度変調
の変調度を切り換える。 【構成】 水平,垂直同期パルス1、2をパラボラ波発
生回路3に入力して得られた水平垂直パラボラ波4、5
をCPU11、記憶部13、アドレス発生部12よりの
制御信号により、水平,垂直用乗算型DAC6,7でレ
ベルと極性を制御し、この制御されたパラボラ波で各チ
ャンネルの映像信号を振巾変調する乗算回路14,1
5,16の出力で各チャンネルの電子銃を駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高品位テレビジョン、
順次走査テレビジョン、コンピュータ等の文字図形情報
などのいくつかの種類の映像情報に対応する陰極線管
(以下CRTと称す)を用いた映像表示装置の輝度変調
回路に関する。
【0002】
【従来の技術】CRTを用いた映像表示装置では画面全
面での明るさの均一性が求められるが、一般的に画面中
央に対して画面周辺部の明るさは十分とはいえない。そ
の原因は第1に直視型CRTの場合には画面周辺部の色
ずれの発生を抑えるために、画面中央部に対して周辺部
のランディング裕度を大きくとる必要があり、したがっ
て蛍光面上のガードバンドを大きくとり、シャドウマス
クの開口率が低下しているからである。この傾向は高品
位テレビジョン用CRTなど、高解像度を得るためにシ
ャドウマスクのピッチを小さくするほど顕著である。ま
たCRTの奥行きを短縮するために偏向角を大きくした
場合も同様である。第2に投写型CRTディスプレイの
場合には蛍光面上のラスタをレンズで拡大投写してスク
リーン上に映像を投写するという構成上、投写レンズの
光利用率が中央に対して周辺部が低下するため、画面周
辺部の明るさが中央部に対して暗くなる。
【0003】このような問題点を解決するための一つの
手段として、CRTを駆動する映像信号に画面の中央部
に対して画面の周辺部のドライブ電圧を大きくするよう
な変調を行っている。具体例を投写型CRTディスプレ
イを例にとって図2に示す。図2で水平、垂直の同期信
号1、2をパラボラ波発生回路3に入力し、水平垂直の
各走査周波数に同期した水平パラボラ波4、垂直パラボ
ラ波5を作成し、それぞれバッファアンプ33,34
と、レベルコントロール用可変抵抗器31,32を経
て、R,G,Bの乗算回路14,15,16によりR,
G,Bの映像信号8,9,10と乗算を行い、画面中央
部から画面周辺部に行くに従って映像信号の振幅が大き
くなるように変調を行うことにより表示画面に輝度変調
を施している。そして輝度変調の変調度は乗算回路1
4,15,16に入力された水平パラボラ波4,垂直パ
ラボラ波5のレベルを可変抵抗器31,32で調整、あ
るいは固定抵抗器で一義的に設定して行っているのが一
般的である。この結果、無変調の場合に比べて画面中央
部に対する周辺部の明るさの低下が軽減され、画面全面
の明るさの均一性が向上する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の輝
度変調回路では以下に示すような課題がある。
【0005】CRTのビームスポットサイズは図3に示
すようにドライブ電圧の増加に従って大きくなるため、
画面周辺部においてドライブ電圧の変調を大きくし過ぎ
ると画面周辺部の解像度が劣化する。この点については
同一のドライブ電圧でも画面中央部に対して周辺部のビ
ームスポット特性は一般的に劣ることも加えて考慮する
必要がある。
【0006】近年、高品位テレビジョン、順次走査テレ
ビジョン等の高品位のテレビジョン受像機の開発実用化
により画面の高精細度化の要求が高まっており、そのた
めにシャドウマスクピッチの微細化により画面全面の明
るさの均一性の確保がより厳しくなっている。また高解
像度ディスプレイの多目的用途展開により現行テレビジ
ョン(NTSC,PAL,SECAM)からエンジニア
リングワークステーション(以下、EWと称す)クラス
のコンピュータまで対応したマルチソース対応の表示端
末等も実用化されている。このようなマルチソース対応
の表示端末を考えた場合に求められる解像度性能の画面
全面での要求は表示映像の内容によって必ずしも一義的
に決まるものではない。
【0007】高品位テレビジョンの表示を中心にした高
精細度ディスプレイについて考えてみると、現行テレビ
ジョンや順次走査テレビジョンを表示する場合に比し、
走査線数は倍程あり、映像帯域もかなり広い。表示端末
として求められる解像度性能は現行テレビジョンや順次
走査テレビジョン程度では許容できない。また、EWS
の映像を表示する場合を考えると、文字情報の表示が主
になるために高品位テレビジョン以上に画面周辺部の解
像度性能の要求が厳しいものになる。また投写型CRT
ディスプレイを考えた場合、蛍光面上ではラスタ形状を
高品位テレビジョンと比較すると図4に示すように、高
品位テレビジョンに比べてアスペクト比4:3が主力の
EWSの映像の方がCRTの端の方まで表示するために
フォーカス性能という点では不利である。しかしながら
文字情報の表示が主になるということを考慮する現行テ
レビジョン、順次走査テレビジョン、高品位テレビジョ
ンを比較すると画面全面の明るさの均一性に対する要求
は、実用的な範囲内であればよく、許容レベルは稍緩
い。
【0008】しかしながら、従来の輝度変調回路では輝
度変調度を一義的に決定して補正を行うために現行テレ
ビジョン、順次走査テレビジョンでは輝度変調の変調度
をある程度大きくとることができるにもかかわらず、高
品位テレビジョンやEWSを考えると輝度変調は最小限
しかかけることができなかった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の輝度変調回路
は、以上のような問題点に鑑み、映像信号と乗算するた
めの乗算器に印加する水平、垂直走査周波数に同期した
水平パラボラ波、垂直パラボラ波のレベルを直流電圧で
制御する手段、および変調度の制御電圧をデジタル記憶
素子により複数記憶する手段を有し、表示映像の内容に
応じてデジタル記憶素子から呼び出す輝度変調の変調
度、すなわち水平パラボラ波、垂直パラボラ波のレベル
を切り換える手段を併せて備えたものである。
【0010】
【作用】本発明は上記した構成により、映像信号の帯
域、走査線数、投写型CRT上のラスタサイズなどの表
示映像の内容に応じて複数の種類についてデジタル記憶
素子に記憶した輝度変調度、すなわち水平パラボラ波、
垂直パラボラ波のレベルを切り換えて呼び出すことによ
り、異なる映像ソースに対して周辺輝度、周辺解像度な
どの表示映像の要求内容の優先順位に応じて輝度変調の
変調度を切り換えることができ、表示映像の内容に応じ
て実用的な解像度性能の確保と画面の明るさの均一性向
上を両立することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1を参照
しながら説明する。
【0012】図2の従来例と同様にパラボラ波発生回路
3よりHパラボラ波4、Vパラボラ波5が出力され、各
々乗算型DAC6、7に印加される。水平用乗算型DA
C6と垂直用乗算型DAC7は水平パラボラ波4、垂直
パラボラ波5のアナログ電圧波とアドレス発生部12の
出力の8ビットのデジタルレベルコントロール信号を入
力し、デジタルレベルコントロール信号の値に応じてア
ナログ電圧波形の出力レベル、極性を制御する。
【0013】本発明ではリモートコントロール映像ソー
スの選択を行うと、CPU11がリモートコントロール
のキーデータに応じて映像ソースに対応した記憶部13
のモード面を選択するようにアドレス発生部12からア
ドレス信号が記憶部13に送られる。次にリモートコン
トロールにより、輝度変調調整の水平、垂直調整を選択
し、リモートコントロールにより調整レベルを変化させ
るとCPU11、アドレス発生部12を経て水平、垂直
用乗算型DAC6,7に8ビットのデジタルレベルコン
トロール信号が印加され、R,G,Bチャンネル用の乗
算回路14,15,16,R,G,Bチャンネルのビデ
オ出力増幅段17,18,19を通って、R,G,Bチ
ャンネルのCRT20,21,22の表示映像に輝度変
調が施される。調整者は表示映像を見ながら映像ソース
の内容に応じて輝度変調レベルを決定し、その後リモー
トコントロールにより輝度変調レベルの補正データの格
納を指示すると、映像ソースに対応した記憶部13のモ
ード面に輝度変調レベルの補正データが記憶される。以
下、異なる他の複数の映像ソースに対しても同様に映像
ソースごとにその表示内容に応じた補正レベル調整を行
い、各映像ソースに対応した記憶部13のモード面に補
正データを記憶することができる。各映像ソースごとの
補正量が記憶された後は、リモートコントロールで映像
ソースを選択すると、選択された映像ソースに対応した
記憶部13のモード面より輝度変調の補正データが自動
的に呼び出され、各映像ソースに応じた輝度変調補正が
行われる。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明は、映像信号と乗算
するための乗算器に印加する水平、垂直走査周波数に同
期した水平パラボラ波、垂直パラボラ波のレベルを制御
する手段、および変調度の制御レベルをデジタル記憶素
子により複数個記憶し、かつ表示映像の内容に応じてデ
ジタル記憶素子から呼び出す輝度変調の変調度、すなわ
ち水平パラボラ波、垂直パラボラ波のレベルを切り換え
ることにより、映像信号の帯域、走査線数、投写型CR
T上のラスタサイズなどの表示映像の内容に応じて、複
数の種類のデジタル記憶素子に記憶した輝度変調の変調
度を切り換えて呼び出すことにより、異なる映像ソース
に対して周辺輝度、周辺解像度などの表示映像の要求内
容の優先順位に応じて輝度変調の変調度を変えることを
可能とし、表示映像の内容に応じて実用的な解像度性能
の確保と画面の明るさの均一性向上を両立することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の輝度変調回路のブロック図
【図2】従来の輝度変調回路のブロック図
【図3】CRTのドライブ電圧対ビームスポット特性図
【図4】投写型CRTの蛍光面上における各種映像ソー
スのラスタ形状を比較した図
【符号の説明】
1 水平同期信号 2 垂直同期信号 3 パラボラ波発生回路 4 水平パラボラ波 5 垂直パラボラ波 6 水平用乗算型DAC 7 垂直用乗算型DAC 8,9,10 映像信号 12 アドレス発生部 13 記憶部 14,15,16 乗算回路 20,21,22 CRT(陰極線管)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 n個の電子銃を有する1本の陰極線管、
    または単一電子銃を有するn本の陰極線管を有する映像
    表示装置において、画面中央部に対する画面周辺部の明
    るさの差を補償するために、映像信号を水平周波数のパ
    ラボラ波と垂直周波数のパラボラ波で変調する輝度変調
    回路で、水平、垂直同期信号を入力して、それぞれ水平
    パラボラ波と垂直パラボラ波とを発生し、出力するパラ
    ボラ波発生回路と、デジタルレベルコントロール信号を
    出力するアドレス発生部と、前記アドレス発生部より出
    力されるアドレス信号により複数モード分の変調度の制
    御データを記憶し、記憶したデータの中の指示されたモ
    ードのデータをアドレス発生部に出力する記憶部と、前
    記パラボラ波発生回路より水平パラボラ波と垂直パラボ
    ラ波を、前記アドレス発生部よりのデジタルレベルコン
    トロール信号により、そのレベル、極性を制御する水平
    用乗算型DACと、垂直用乗算型DACと、前記水平用
    乗算型DACと、前記垂直用乗算型DACよりのレベ
    ル、極性を制御された水平パラボラ波と垂直パラボラ波
    により、入力のn個の映像信号を振幅変調し、その出力
    で各陰極線管の前記電子銃を駆動するn個の乗算回路と
    からなる輝度変調回路。
JP4100851A 1992-04-21 1992-04-21 輝度変調回路 Pending JPH05300405A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100536710B1 (ko) * 2003-05-31 2005-12-14 주식회사 대우일렉트로닉스 에이치디 신호 왜곡 방지 장치

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01200482A (ja) * 1988-02-05 1989-08-11 Toshiba Corp 画像表示装置

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