JPH05298015A - 視線検出システムおよび情報処理システム - Google Patents

視線検出システムおよび情報処理システム

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JPH05298015A
JPH05298015A JP4104502A JP10450292A JPH05298015A JP H05298015 A JPH05298015 A JP H05298015A JP 4104502 A JP4104502 A JP 4104502A JP 10450292 A JP10450292 A JP 10450292A JP H05298015 A JPH05298015 A JP H05298015A
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Application number
JP4104502A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Takenaka
康 竹中
Tamotsu Nishiyama
保 西山
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 人の視線の方向を検出し、これに基づいてデ
ィスプレイ上のカーソルを移動させる。 【構成】 ディスプレイ161上に取り付けた2台の小
型カメラ164,165で取り込んだ操作者の顔面の映
像から、画像処理装置166によりいくつかの点を決定
する。視線方向算出装置167は、事前に決められてい
るディスプレイ上の基準点を見ている時のいくつかの点
を初期値として記憶する。また、画像処理装置166に
より決定された点と初期値として記憶している点から顔
面と眼球の方向を決定し、これらに基づいて視線の方向
を算出する。算出された視線方向は演算処理装置163
に与えられる。また、操作者までの距離が決定され、結
果が演算処理装置163に与えられる。演算処理装置1
63は、操作者が事前に決められた距離よりも近くにい
る場合にかぎり、ディスプレイ161上にカーソルを出
力する。しかも、視線の方向に応じてカーソルを移動さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人の顔面の映像から視
線方向の検出を行う視線検出システムと、視線によりデ
ィスプレイ上に表示されたカーソルの位置制御を行い、
また音声によってコマンドの制御を行う情報処理システ
ムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の視線検出システムでは、眼球に当
てた近赤外線光の反射をとらえ、その反射角度により算
出される眼球の方向により視線の方向を検出する方法が
取られていた。
【0003】また、従来の情報処理システムにおけるカ
ーソルの位置制御方法では、一般にカーソルキーやマウ
スを用い人がカーソルキーを押したり、マウスを移動さ
せることにより制御を行うようになっていた。これまで
も視線を検出することによりカーソルの制御を行う情報
処理装置に関する発表は行われているが、視線の検出方
法は前記の眼球に当てた近赤外線の反射を利用したもの
であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これまでの視線検出シ
ステムでは眼球に近赤外線を当て、その反射光を測定す
るための装置を頭部に装着する必要があり、その装置の
装着により動きの制限を受けていた。また、装置の装着
者の負担も大きかった。
【0005】また、情報処理システムにおけるディスプ
レイ上のカーソル位置の制御方法は、位置を指示するた
めに必ずカーソルキーを押したり、マウスを移動させた
りする操作を行う必要があった。
【0006】本発明はかかる点に鑑み、頭部に装置を装
着することなく視線の方向の検出を行うことが可能な視
線検出システムと、前記視線検出システムにより検出し
た視線の方向によりディスプレイ上のカーソルを制御す
ることが可能な情報処理システムを提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の視線検出システムは、人の前面に設置するカ
メラと、前記カメラがとらえた人の顔面の画像処理を行
う画像処理部と、前記画像処理部によって処理された画
像情報から視線の方向を検出する視線検出部とを備えた
ことを特徴とする。
【0008】情報処理システムは、操作者の前面のディ
スプレイ上に設置するカメラと、前記カメラがとらえた
操作者の顔面の画像処理を行う画像処理部と、前記画像
処理部によって処理された画像情報から視線の方向を検
出する視線検出部とを備え、前記視線検出部によって検
出した視線の情報をもとにディスプレイ上のカーソルの
位置制御を行うことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明はこの構成により、視線の検出を行う場
合に視線検出のための装置を人の頭部に装着する必要が
なくなる。
【0010】また、人がカーソルキーやマウスのような
カーソルの位置制御装置を操作することなしにカーソル
位置の制御を行うことが可能となる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例である視線検出システ
ムおよび情報処理システムについて図面を参照して説明
する。
【0012】(実施例1)図1は、本発明の第1の実施
例の視線検出システムのブロック図である。画像処理手
段12では、画像取り込み手段11において取り込んだ
人の顔面の画像から顔面中のいくつかの点を決定する。
事前に決められている基準点を見ている時の顔面中のい
くつかの点を初期値として初期値記憶手段13により記
憶する。画像処理手段12により決定された点と初期値
記憶手段13により記憶されている点から顔面方向決定
手段14と眼球方向決定手段15により顔面と眼球の方
向を決定し、最終的に視線方向算出手段16により視線
の方向を算出し、結果を出力手段17により出力する。
【0013】図2は、本発明の第1の実施例の視線検出
システムのハードウェア構成図である。小型カメラ21
は、画像処理装置22を介して視線方向算出装置23に
つながれ、最終的に出力装置24につながれている。小
型カメラ21は画像取り込み手段11に、画像処理装置
22は画像処理手段12に、出力装置24は出力手段1
7に各々対応する。視線方向算出装置23は、初期値記
憶手段13、顔面方向決定手段14、眼球方向決定手段
15および視線方向算出手段16の各機能を備えたもの
である。
【0014】図3は、画像処理手段12の処理の流れを
示したフローチャートである。まず顔面全体の画像の2
値処理を実行して目と口を同定し(ステップ31)、さ
らに左右の目尻および口元の点を決定する(ステップ3
2)。また、右目の画像より目尻と目頭の点および虹彩
の中心点を決定し(ステップ33)、結果を顔面方向決
定手段13および眼球方向決定手段15に出力する。
【0015】図4は、ステップ32において決定された
右の目尻41と左の目尻42と口元43、44の点を表
している。図5は、ステップ33において決定された右
目の目尻51と目頭52の点および虹彩の中心点53を
表している。
【0016】図6は、顔面方向決定手段14の処理の流
れを示したフローチャートである。まず、現在の左右の
目尻と左右の口元を結ぶ線、そして右の目尻と口元と左
の目尻と口元を結ぶ線で4角形を決定する(ステップ6
1)。そして、初期値記憶手段13により記憶されてい
る初期値によってつくられる4角形とステップ61によ
り決定された4角形のそれぞれの辺の傾きから顔面の左
右への傾斜角を決定する(ステップ62)。さらに、初
期値記憶手段13により記憶されている初期値によって
つくられる4角形とステップ61により決定された4角
形の右の目尻と口元を結ぶ線と左の目尻と口元を結ぶ線
の長さの変化から顔面の左右への回転角度を決定する
(ステップ63)。また、初期値記憶手段13により記
憶されている初期値によってつくられる4角形とステッ
プ61により決定された4角形の左右の目尻を結ぶ線と
左右の口元を結ぶ線の長さの変化から顔面の上下への回
転角度を決定し(ステップ64)、結果を視線方向算出
手段16に出力する。
【0017】図7は、眼球方向決定手段15の処理の流
れを示したフローチャートである。まず、基準修正角度
として、初期値記憶手段13により記憶されている虹彩
の中心点の、目尻と目頭を結んだ線の中心からの水平方
向および垂直方向の回転角度を求める(ステップ7
1)。そして、現在の右目の目尻と目頭の点および虹彩
の中心点を決定し、目尻と目頭を結んだ線の中心から水
平方向および垂直方向にずれている角度を求める(ステ
ップ72)。ステップ72により決定された垂直方向お
よび水平方向のずれ角をステップ71により決定された
基準修正角度により修正し(ステップ73)、結果を視
線方向算出手段26に出力する。
【0018】図8は、視線方向算出手段16の処理の流
れを示したフローチャートである。顔面方向決定手段1
4により求められた顔面の角度と眼球方向決定手段15
により求められた角度から視線方向を算出し(ステップ
81)、結果を出力手段17に出力する。
【0019】なお、図2中の画像処理装置22および視
線方向算出装置23の機能を1つの中央処理装置により
実現してもよい。
【0020】(実施例2)図9は、本発明の第2の実施
例の視線検出システムにおけるブロック図である。2つ
の画像処理手段92,94では、各々画像取り込み手段
91,93において取り込んだ人の顔面の画像から顔面
中のいくつかの点を決定する。各々事前に決められてい
る基準点を見ている時の顔面中のいくつかの点を初期値
として初期値記憶手段95により記憶する。2つの画像
処理手段92,94により各々決定された点と初期値記
憶手段93により記憶されている点から顔面方向決定手
段96と眼球方向決定手段97により顔面と眼球の方向
を決定し、最終的に視線方向算出手段98により視線の
方向を算出し、結果を出力手段910により出力する。
また、2つの画像処理手段92,94の情報から距離決
定手段99により人までの距離を決定し、その結果に基
づいて出力手段910を制御する。
【0021】図10は、本発明の第2の実施例の視線検
出システムのハードウェア構成図である。2台の小型カ
メラ101,102は、画像処理装置103を介して視
線方向算出装置104につながれ、最終的に出力装置1
05につながれている。2台の小型カメラ101,10
2は2つの画像取り込み手段91,93に、画像処理装
置103は2つの画像処理手段92,94に、出力装置
105は出力手段910に各々対応する。視線方向算出
装置104は、初期値記憶手段95、顔面方向決定手段
96、眼球方向決定手段97、視線方向算出手段98お
よび距離決定手段99の各機能を備えたものである。
【0022】図9中の2つの画像取り込み手段91,9
3、2つの画像処理手段92,94、初期値記憶手段9
5、顔面方向決定手段96、眼球方向決定手段97、視
線方向算出手段98は、本発明の第1の実施例の視線検
出システムと同様に働く。
【0023】図11は、距離決定手段99の処理の流れ
を示したフローチャートである。まず、2台のカメラの
画像からそれぞれの画像のずれを算出する(ステップ1
11)。それぞれの画像のずれから画像までの距離を算
出する(ステップ112)。また、算出された距離が事
前に決められた距離よりも近いかどうか判断する(ステ
ップ113)。近い場合は出力手段910による視線方
向の出力を許可し(ステップ114)、遠い場合はこれ
を禁止する(ステップ115)。
【0024】なお、図10中の画像処理装置103およ
び視線方向算出装置104の機能を1つの中央処理装置
により実現してもよい。
【0025】(実施例3)図12は、本発明の第3の実
施例の情報処理システムのブロック図である。画像処理
手段122では、画像取り込み手段121において取り
込んだ操作者の顔面の画像から顔面中のいくつかの点を
決定する。事前に決められているディスプレイ上の基準
点を見ている時の顔面中のいくつかの点を初期値として
初期値記憶手段123により記憶する。画像処理手段1
22により決定された点と初期値記憶手段123により
記憶されている点から顔面方向決定手段124と眼球方
向決定手段125により顔面と眼球の方向を決定し、最
終的に視線方向算出手段126により視線の方向を算出
する。さらに算出した視線の情報を演算処理手段127
に入力し、出力手段128により出力する。
【0026】図13は、本発明の第3の実施例の情報処
理システムのハードウェア構成図である。ディスプレイ
131とキーボード132は、それぞれ演算処理装置1
33につながっている。またディスプレイ131上に取
り付けた小型カメラ134は、画像処理装置135を介
して視線方向算出装置136につながれ、最終的に演算
処理装置133につながれている。小型カメラ134は
画像取り込み手段121に、画像処理装置135は画像
処理手段122に、ディスプレイ131は出力手段12
8に、キーボード132および演算処理装置133は演
算処理手段127に各々対応する。視線方向算出装置1
36は、初期値記憶手段123、顔面方向決定手段12
4、眼球方向決定手段125および視線方向算出手段1
26の各機能を備えたものである。
【0027】図12において画像取り込み手段121、
画像処理手段122、初期値記憶手段123、顔面方向
決定手段124、眼球方向決定手段125、視線方向算
出手段126は、本発明の第1の実施例の視線検出シス
テムと同様に働く。
【0028】図14は実際の操作時の様子を示してい
る。ディスプレイ131に表示されたグラッフィックユ
ーザインターフェース上でカーソル142は視線143
上の位置に表示されているが、操作者147が視線14
3を他の視線144へ移動した場合には、それに伴いカ
ーソル142の位置も他のカーソル145の位置に移動
する。
【0029】なお、図13中の画像処理装置135、視
線方向算出装置136および演算処理装置133の機能
を1つの中央処理装置により実現してもよい。
【0030】(実施例4)図15は、本発明の第4の実
施例の情報処理システムのブロック図である。2つの画
像処理手段152,154では、各々画像取り込み手段
151,153において取り込んだ操作者の顔面の画像
から顔面中のいくつかの点を決定する。各々事前に決め
られているディスプレイ上の基準点を見ている時の顔面
中のいくつかの点を初期値として初期値記憶手段155
により記憶する。2つの画像処理手段152,154に
より各々決定された点と初期値記憶手段155により記
憶されている点から顔面方向決定手段156と眼球方向
決定手段157により顔面と眼球の方向を決定し、最終
的に視線方向算出手段158により視線の方向を算出す
る。さらに算出した視線の情報を演算処理手段1510
に入力し、出力手段1511により出力する。また、2
つの画像処理手段152,154の情報から距離決定手
段159により操作者までの距離を決定し、結果を演算
処理手段1510に出力する。
【0031】図16は、本発明の第4の実施例の情報処
理システムのハードウェア構成図である。ディスプレイ
161とキーボード162は、それぞれ演算処理装置1
63につながっている。またディスプレイ161上に取
り付けた2台の小型カメラ164,165は、画像処理
装置166を介して視線方向算出装置167につなが
れ、最終的に演算処理装置163につながれている。2
台の小型カメラ164,165は2つの画像取り込み手
段151,153に、画像処理装置166は2つの画像
処理手段152,154に、ディスプレイ161は出力
手段1511に、キーボード162および演算処理装置
163は演算処理手段1510に各々対応する。視線方
向算出装置167は、初期値記憶手段155、顔面方向
決定手段156、眼球方向決定手段157、視線方向算
出手段158および距離決定手段159の各機能を備え
たものである。
【0032】図15において2つの画像取り込み手段1
51,153、2つの画像処理手段152,154、初
期値記憶手段155、顔面方向決定手段156、眼球方
向決定手段157、視線方向算出手段158、距離決定
手段159は、本発明の第2の実施例の視線検出システ
ムと同様に働く。
【0033】図17は、演算処理手段1510(演算処
理装置163)の処理の流れを示したフローチャートで
ある。まず、距離決定手段159の情報を受け取り(ス
テップ171)、操作者が事前に決められた距離よりも
遠くにいるか、近くにいるかを判断する(ステップ17
2)。事前に決められた距離よりも近い場合は視線方向
算出手段158からの情報を用いて出力手段1511す
なわちディスプレイ161上にカーソルを出力し(ステ
ップ173)、遠い場合はカーソルを出力しない(ステ
ップ174)。
【0034】なお、図16中の画像処理装置166、視
線方向算出装置167および演算処理装置163の機能
を1つの中央処理装置により実現してもよい。
【0035】(実施例5)図18は、本発明の第5の実
施例の情報処理システムのブロック図である。2つの画
像処理手段182,184では、各々画像取り込み手段
181,182において取り込んだ操作者の顔面の画像
から顔面中のいくつかの点を決定する。各々事前に決め
られているディスプレイ上の基準点を見ている時の顔面
中のいくつかの点を初期値として初期値記憶手段185
により記憶する。2つの画像処理手段182,184に
より各々決定された点と初期値記憶手段185により記
憶されている点から顔面方向決定手段186と眼球方向
決定手段187により顔面と眼球の方向を決定し、最終
的に視線方向算出手段188により視線の方向を算出す
る。さらに算出した視線の情報を演算処理手段1810
に入力し、出力手段1811により出力する。また、2
つの画像処理手段182,184の情報から距離決定手
段189により操作者までの距離を決定し、結果を演算
処理手段1810に出力する。また、音声取り込み手段
1812で取り込んだ音声を音声認識手段1813に出
力することにより操作者の声を認識した後、結果を演算
処理手段1810に出力する。
【0036】図19は、本発明の第5の実施例の情報処
理システムのハードウェア構成図である。ディスプレイ
191とキーボード192は、それぞれ演算処理装置1
93につながっている。またディスプレイ191上に取
り付けた2台の小型カメラ194,195は画像処理装
置196を介して視線方向算出装置197につながれ、
最終的に演算処理装置193につながれている。小型マ
イク198は、音声認識装置199につながれ、最終的
に演算処理装置193につながれている。2台の小型カ
メラ194,195は2つの画像取り込み手段181,
183に、画像処理装置196は2つの画像処理手段1
82,184に、ディスプレイ191は出力手段181
1に、キーボード192および演算処理装置193は演
算処理手段1810に、小型マイク198は音声取り込
み手段1812に、音声認識装置199は音声認識手段
1813に各々対応する。視線方向算出装置197は、
初期値記憶手段185、顔面方向決定手段186、眼球
方向決定手段187、視線方向算出手段188および距
離決定手段189の各機能を備えたものである。
【0037】図18において2つの画像取り込み手段1
81,183、2つの画像処理手段182,184、初
期値記憶手段185、顔面方向決定手段186、眼球方
向決定手段187、視線方向算出手段188、距離決定
手段189は、本発明の第4の実施例の情報処理システ
ムと同様に働く。
【0038】図20は、演算処理手段1810(演算処
理装置193)の処理の流れを示したフローチャートで
ある。演算処理手段1810は、音声認識手段1813
から入力を受け取り(ステップ201)、受け取ったテ
キストがコマンドであるかどうか判断する(ステップ2
02)。コマンドであると判断すればそのコマンドを実
行する(ステップ203)。
【0039】なお、図19中の画像処理装置196、視
線方向算出装置197、音声認識装置199および演算
処理装置193の機能を1つの中央処理装置により実現
してもよい。
【0040】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の視線検出
システムを用いることにより、これまでのように頭部に
装置を一切装着することなしに、簡単に視線の検出を行
うことができる。さらに、ある一定の距離内においての
み視線検出を行うことが可能となる。
【0041】また、本発明の情報処理システムを用いる
ことによりカーソルの制御を視線を用いて行うことがで
きるため、これまでのようなカーソルキーやマウスの操
作をする必要がなくなり、操作をスムーズに行うことが
可能となる。さらに、操作者が情報処理システムから、
ある一定の距離だけ離れるとカーソルの制御を自動的に
停止させることが可能となり、誤動作を減少させること
が可能となる。また、音声認識により声で情報処理シス
テムにコマンドを送ることが可能となり、手を全く使え
ない状況においても操作が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の視線検出システムのブ
ロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例の視線検出システムのハ
ードウェア構成図である。
【図3】図1中の画像処理手段の処理の流れを示したフ
ローチャートである。
【図4】図1中の画像処理手段により決定された顔面上
の諸点を示す図である。
【図5】図1中の画像処理手段により決定された右目の
諸点を示す図である。
【図6】図1中の顔面方向決定手段の処理の流れを示し
たフローチャートである。
【図7】図1中の眼球方向決定手段の処理の流れを示し
たフローチャートである。
【図8】図1中の視線方向算出手段の処理の流れを示し
たフローチャートである。
【図9】本発明の第2の実施例の視線検出システムのブ
ロック図である。
【図10】本発明の第2の実施例の視線検出システムの
ハードウェア構成図である。
【図11】図9中の距離決定手段の処理の流れを示した
フローチャートである。
【図12】本発明の第3の実施例の情報処理システムの
ブロック図である。
【図13】本発明の第3の実施例の情報処理システムの
ハードウェア構成図である。
【図14】図13の情報処理システムの操作時の様子を
示した図である。
【図15】本発明の第4の実施例の情報処理システムの
ブロック図である。
【図16】本発明の第4の実施例の情報処理システムの
ハードウェア構成図である。
【図17】図15中の演算処理手段の処理の流れを示し
たフローチャートである。
【図18】本発明の第5の実施例の情報処理システムの
ブロック図である。
【図19】本発明の第5の実施例の情報処理システムの
ハードウェア構成図である。
【図20】図18中の演算処理手段の処理の流れを示し
たフローチャートである。
【符号の説明】
151,153 画像取り込み手段 152,154 画像処理手段 155 初期値記憶手段 156 顔面方向決定手段 157 眼球方向決定手段 158 視線方向算出手段 159 距離決定手段 1510 演算処理手段 1511 出力手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人の前面に設置するカメラを備え、前記
    カメラから取り込んだ人の顔の画像処理を行う画像処理
    手段と、前記画像処理手段によって処理された画像情報
    から人の顔の角度と眼球の角度を決定し視線の方向を算
    出する視線方向算出手段とを有することを特徴とする視
    線検出システム。
  2. 【請求項2】 操作者の前面にカメラと、表示装置とを
    備え、前記カメラが取り込んだ操作者の顔の画像処理を
    行う画像処理手段と、前記画像処理手段によって処理さ
    れた画像情報から顔の角度と眼球の角度を決定し視線の
    方向を算出する視線方向算出手段と、前記視線方向算出
    手段によって決定した視線の情報をもとに表示装置上の
    カーソルの位置制御を行う位置制御手段とを有すること
    を特徴とする情報処理システム。
  3. 【請求項3】 人の映像を画像処理する第1の画像処理
    ステップと、同じ人の別の位置からの映像を画像処理す
    る第2の画像処理ステップと、前記第1と第2の画像処
    理ステップの各処理結果から顔の角度を算出するステッ
    プと、眼球の角度を算出するステップと、前記顔の角度
    と眼球の角度から視線方向を算出するステップと、前記
    第1と第2の画像処理ステップの各処理結果から人まで
    の距離を算出するステップとを有することを特徴とする
    視線・距離検出方法。
  4. 【請求項4】 人の前面に設置する2台のカメラを備
    え、前記2台のカメラが取り込んだ人の顔の2つの映像
    の画像処理を行う画像処理手段と、前記画像処理手段に
    よって処理された画像情報からの人の顔の角度と眼球の
    角度を決定し視線の方向を算出する視線方向算出手段
    と、前記画像処理手段によって処理された画像情報から
    距離を決定する距離決定手段とを有し、一定の距離以内
    に人が存在するときのみ視線検出を行うことを特徴とす
    る視線検出システム。
  5. 【請求項5】 操作者の前面に2台のカメラと、表示装
    置とを備え、前記2台のカメラが取り込んだ操作者の顔
    の2つの映像の画像処理を行う画像処理手段と、前記画
    像処理手段によって処理された画像情報から操作者の顔
    の角度と眼球の角度を決定し視線の方向を算出する視線
    方向算出手段と、前記2つの画像処理手段によって処理
    された2つの画像情報から距離を決定する距離決定手段
    と、一定の距離以内に人が存在するときのみ表示装置上
    のカーソルの位置制御を行う位置制御手段とを有するこ
    とを特徴とする情報処理システム。
  6. 【請求項6】 操作者の前面にカメラと、表示装置と、
    マイクとを備え、前記カメラが取り込んだ操作者の顔の
    画像処理を行う画像処理手段と、前記画像処理手段によ
    って処理された画像情報から顔の角度と眼球の角度を決
    定し視線の方向を算出する視線方向算出手段と、前記マ
    イクからの音声を認識する音声認識手段と、前記視線方
    向算出手段の情報をもとにした表示装置上のカーソルの
    制御を行う位置制御手段と、前記音声認識手段の情報を
    もとにしたコマンドの実行を行うコマンド実行手段とを
    有することを特徴とする情報処理システム。
  7. 【請求項7】 人の映像を画像処理する第1の画像処理
    ステップと、同じ人の別の位置からの映像を画像処理す
    る第2の画像処理ステップと、前記第1と第2の画像処
    理ステップの各処理結果から人までの距離を算出するス
    テップと、音声を認識する音声認識ステップと、前記距
    離算出ステップの情報から人がある一定距離内にいると
    きだけ前記音声認識ステップにより認識したテキストを
    コマンドとして発行するステップとを有することを特徴
    とするコマンド実行方法。
  8. 【請求項8】 操作者の前面に2台のカメラと、表示装
    置と、マイクとを備え、前記2台のカメラが取り込んだ
    操作者の顔の2つの映像の画像処理を行う画像処理手段
    と、前記画像処理手段によって処理された2つの画像情
    報から顔の角度と眼球の角度を決定し視線の方向を算出
    する視線方向算出手段と、前記画像処理手段によって処
    理された2つの画像情報から距離を決定する距離決定手
    段と、前記マイクからの音声を認識する音声認識手段
    と、前記距離決定手段の情報から一定の距離以内に人が
    いるときのみ前記視線方向算出手段の情報をもとに表示
    装置上のカーソルの制御を行う位置制御手段と、前記距
    離決定手段の情報から一定の距離以内に人がいるときの
    み前記音声認識手段の情報をもとにコマンドの実行を行
    うコマンド実行手段とを有することを特徴とする情報処
    理システム。
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