JPH05297485A - 超広角視野撮像装置の撮像窓清掃装置 - Google Patents
超広角視野撮像装置の撮像窓清掃装置Info
- Publication number
- JPH05297485A JPH05297485A JP12537192A JP12537192A JPH05297485A JP H05297485 A JPH05297485 A JP H05297485A JP 12537192 A JP12537192 A JP 12537192A JP 12537192 A JP12537192 A JP 12537192A JP H05297485 A JPH05297485 A JP H05297485A
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- Japan
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- imaging
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- Stereoscopic And Panoramic Photography (AREA)
- Accessories Of Cameras (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 雨中であっても撮像を継続可能とし、また、
撮像視野を妨げることなく、頑固な汚れも完全に除去す
る。 【構成】 撮像光学系1,2,3を覆う透明材より成る
円錐形状の撮像窓5と、該撮像窓の軸6を中心に回転さ
せる回転駆動手段とを備え、また、回転中の撮像窓に対
して固定して摺接し、この撮像窓を清掃するワイパ−手
段9,10を具備し、撮像窓を回転させることにより、
さらには回転される撮像窓に対して固定されたワイパ−
手段により、清掃するようにしている。
撮像視野を妨げることなく、頑固な汚れも完全に除去す
る。 【構成】 撮像光学系1,2,3を覆う透明材より成る
円錐形状の撮像窓5と、該撮像窓の軸6を中心に回転さ
せる回転駆動手段とを備え、また、回転中の撮像窓に対
して固定して摺接し、この撮像窓を清掃するワイパ−手
段9,10を具備し、撮像窓を回転させることにより、
さらには回転される撮像窓に対して固定されたワイパ−
手段により、清掃するようにしている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超広角視野の撮像を行
う撮像装置に用いられる撮像窓清掃装置に関するもので
ある。
う撮像装置に用いられる撮像窓清掃装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、撮像装置を、室外にて用いられる
機器等に搭載し、該撮像装置からの画像信号を基に何ら
かの制御を行おうとする試みがなされている。
機器等に搭載し、該撮像装置からの画像信号を基に何ら
かの制御を行おうとする試みがなされている。
【0003】上記の撮像装置には、室外で用いられるも
のである為に撮像光学系に雨が当たったり、埃が付かな
い様、この撮像光学系の前面に透明な撮像窓が配される
ことになるが、該撮像装置においてはその殆どが狭視野
撮像方式のものである為、平板状の撮像窓が前面に配さ
れ、必要に応じて該撮像窓上を左右に移動するワイパ−
と称される移動部材にて清掃することで、雨や埃の影響
を受けることなく撮像を継続できる構成となっていた。
のである為に撮像光学系に雨が当たったり、埃が付かな
い様、この撮像光学系の前面に透明な撮像窓が配される
ことになるが、該撮像装置においてはその殆どが狭視野
撮像方式のものである為、平板状の撮像窓が前面に配さ
れ、必要に応じて該撮像窓上を左右に移動するワイパ−
と称される移動部材にて清掃することで、雨や埃の影響
を受けることなく撮像を継続できる構成となっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本願出願人は、上記の
撮像装置を超広視野(例えば360°に渡る視野)の撮
像方式にすることで、被搭載物(例えば車輌等)の制御
をより高度なものにすることを考えているが、この場
合、上記従来の様にして清掃する(撮像光学系の前面に
平面状の撮像窓を配し、これを左右に移動するワイパ−
にて清掃する)といった構造をそのまま適用することは
できず、新たな工夫が必要であった。
撮像装置を超広視野(例えば360°に渡る視野)の撮
像方式にすることで、被搭載物(例えば車輌等)の制御
をより高度なものにすることを考えているが、この場
合、上記従来の様にして清掃する(撮像光学系の前面に
平面状の撮像窓を配し、これを左右に移動するワイパ−
にて清掃する)といった構造をそのまま適用することは
できず、新たな工夫が必要であった。
【0005】また、上記従来の様な構造のものにおいて
は、清掃時にワイパ−が移動(作動)するたびに撮像視
野を遮ってしまう為、この点についても工夫が必要であ
った。
は、清掃時にワイパ−が移動(作動)するたびに撮像視
野を遮ってしまう為、この点についても工夫が必要であ
った。
【0006】本発明の目的は、雨中であっても撮像を継
続することができ、また、撮像視野を妨げることなく、
頑固な汚れも完全に除去することのできる超広角視野撮
像装置の撮像窓清掃装置を提供することである。
続することができ、また、撮像視野を妨げることなく、
頑固な汚れも完全に除去することのできる超広角視野撮
像装置の撮像窓清掃装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、撮像光学系を
覆う透明材より成る円錐形状の撮像窓と、該撮像窓の軸
を中心に回転させる回転駆動手段とを備え、また、回転
中の撮像窓に対して固定して摺接し、この撮像窓を清掃
するワイパ−手段を具備し、撮像窓を回転させることに
より、さらには回転される撮像窓に対して固定されたワ
イパ−手段により、清掃するようにしている。
覆う透明材より成る円錐形状の撮像窓と、該撮像窓の軸
を中心に回転させる回転駆動手段とを備え、また、回転
中の撮像窓に対して固定して摺接し、この撮像窓を清掃
するワイパ−手段を具備し、撮像窓を回転させることに
より、さらには回転される撮像窓に対して固定されたワ
イパ−手段により、清掃するようにしている。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す超広角視野撮
像装置用の撮像窓清掃装置の構成を示す図である。な
お、本実施例においては、この超広角視野撮像が自動車
の天井位置にその一部(円錐形状をした撮像窓等)が突
出して配置されている場合を想定して、以下説明を進め
る。
像装置用の撮像窓清掃装置の構成を示す図である。な
お、本実施例においては、この超広角視野撮像が自動車
の天井位置にその一部(円錐形状をした撮像窓等)が突
出して配置されている場合を想定して、以下説明を進め
る。
【0009】図1において、1,2は全周視野を観測可
能とする凸面鏡、3は前記凸面鏡1,2を通して入射し
た光を撮像素子4へ導くためのレンズで、前記凸面鏡
1,2と共に撮像光学系を成している。5は撮像光学系
に雨や当たったり、埃が付着したりするのを防ぐための
円錐形状をした撮像窓で、通常は後述の固定部材に対し
て密閉性が保たれ、該撮像窓5が回転される場合には図
示の様に浮上される構造となっている。6は前記撮像窓
5を回転させるための回転軸(尚、撮像は周囲のみであ
るため、該回転軸6に相当する位置は撮像不要であり、
よって何等問題なくこの位置に取り付けることが可能で
ある)、7は固定部材であり、本実施例において自動車
の天井位置に相当する。8は、前記撮像窓5の上部に、
前記回転軸6に対して回動不能に取り付けられたワイパ
−収納部材、9は回転される撮像窓5の側面に対してワ
イパ−ブレ−ド10を進退させるア−ム(以下、該ア−
ム9とワイパ−ブレ−ド10を固定ワイパ−と記す)
で、前記ワイパ−収納部材8内に配置されている。11
は撮像窓5に向けてウオッシャ−を放出する放出管であ
る。
能とする凸面鏡、3は前記凸面鏡1,2を通して入射し
た光を撮像素子4へ導くためのレンズで、前記凸面鏡
1,2と共に撮像光学系を成している。5は撮像光学系
に雨や当たったり、埃が付着したりするのを防ぐための
円錐形状をした撮像窓で、通常は後述の固定部材に対し
て密閉性が保たれ、該撮像窓5が回転される場合には図
示の様に浮上される構造となっている。6は前記撮像窓
5を回転させるための回転軸(尚、撮像は周囲のみであ
るため、該回転軸6に相当する位置は撮像不要であり、
よって何等問題なくこの位置に取り付けることが可能で
ある)、7は固定部材であり、本実施例において自動車
の天井位置に相当する。8は、前記撮像窓5の上部に、
前記回転軸6に対して回動不能に取り付けられたワイパ
−収納部材、9は回転される撮像窓5の側面に対してワ
イパ−ブレ−ド10を進退させるア−ム(以下、該ア−
ム9とワイパ−ブレ−ド10を固定ワイパ−と記す)
で、前記ワイパ−収納部材8内に配置されている。11
は撮像窓5に向けてウオッシャ−を放出する放出管であ
る。
【0010】図2は超広角視野撮像装置及び上記の撮像
窓清掃装置を搭載した自動車の本発明に係る部分の構成
を示すブロック図である。
窓清掃装置を搭載した自動車の本発明に係る部分の構成
を示すブロック図である。
【0011】図2において、51は、撮像窓5が汚れて
いること(回転させて清掃させる必要があること)を、
撮像素子4からの像信号の相関(凸面鏡1と2を介する
像信号の)の低さ、又は、複数の像の相互相関の低さが
激しいことで検知する撮像窓汚れ検知回路である。52
は撮像窓5や自動車のフロンドガラス等に雨滴が付いて
いることを検知する雨滴検知センサである。
いること(回転させて清掃させる必要があること)を、
撮像素子4からの像信号の相関(凸面鏡1と2を介する
像信号の)の低さ、又は、複数の像の相互相関の低さが
激しいことで検知する撮像窓汚れ検知回路である。52
は撮像窓5や自動車のフロンドガラス等に雨滴が付いて
いることを検知する雨滴検知センサである。
【0012】53は該装置の各種回路の制御を行うマイ
クロコンピュ−タ等の制御回路であり、前記雨滴検知セ
ンサ52からの信号により自動的に自動車の前ワイパ−
や撮像窓5を回転させたり、また、運転者によりウイン
ドウオッシャ−の放出指示操作、撮像窓5へウオッシャ
−の放出指示操作、又は、固定ワイパ−の作動指示操作
がなされたことを検知することにより、その指示に従っ
た動作を行うべく各回路を制御する。また、図3に示す
動作フロ−(プログラム)を格納している。
クロコンピュ−タ等の制御回路であり、前記雨滴検知セ
ンサ52からの信号により自動的に自動車の前ワイパ−
や撮像窓5を回転させたり、また、運転者によりウイン
ドウオッシャ−の放出指示操作、撮像窓5へウオッシャ
−の放出指示操作、又は、固定ワイパ−の作動指示操作
がなされたことを検知することにより、その指示に従っ
た動作を行うべく各回路を制御する。また、図3に示す
動作フロ−(プログラム)を格納している。
【0013】54は自動車の前ワイパ−を駆動する前ワ
イパ−駆動回路、55は前記制御回路53に制御されて
ウインドウオッシャ−を放出させるウインドウオッシャ
−放出回路、56は前記制御回路53に制御されて撮像
窓を駆動する撮像窓駆動回路、57は前記制御回路53
に制御されて放出管11を介して撮像窓5にウオッシャ
−を放出させるウオッシャ−放出回路、58はワイパ−
収納部材8内の固定ワイパ−を駆動する固定ワイパ−駆
動回路、59,60はオアゲ−トである。
イパ−駆動回路、55は前記制御回路53に制御されて
ウインドウオッシャ−を放出させるウインドウオッシャ
−放出回路、56は前記制御回路53に制御されて撮像
窓を駆動する撮像窓駆動回路、57は前記制御回路53
に制御されて放出管11を介して撮像窓5にウオッシャ
−を放出させるウオッシャ−放出回路、58はワイパ−
収納部材8内の固定ワイパ−を駆動する固定ワイパ−駆
動回路、59,60はオアゲ−トである。
【0014】なお、ここで、撮像窓5を汚れ検知信号或
は雨滴検知信号のいずれかで駆動するように構成してい
る理由は、撮像窓5の駆動は固定ワイパ−駆動の様にガ
ラス面を傷付けたり、撮像視野を妨げることが無いため
に、誤って駆動しても良いからである。
は雨滴検知信号のいずれかで駆動するように構成してい
る理由は、撮像窓5の駆動は固定ワイパ−駆動の様にガ
ラス面を傷付けたり、撮像視野を妨げることが無いため
に、誤って駆動しても良いからである。
【0015】次に、上記の構成における動作を、図3の
フロ−チャ−トにしたがって説明する。 「ステップ101」 ここでは撮像窓汚れ検知回路51
からの信号より撮像窓5の清掃が必要であるか否かを判
別し、必要であればステップ105へ進む。また、必要
なければステップ102へと進む。 「ステップ102」 雨滴検知検知センサ52により撮
像窓5や自動車のフロンドガラス等に雨滴が付いている
ことが検知されているか否かを判別し、検知されている
場合にはステップ104へ進み、検知されていない場合
にはステップ103へ進む。 「ステップ103」 運転者により前ワイパ−を作動さ
せるべく操作がなされたか否かを判別し、操作がなされ
ていればステップ104へ進み、操作がなされていなけ
ればステップ101へと戻る。 「ステップ104」 雨滴検知信号を出力して前ワイパ
−駆動回路54を駆動する。これにより、不図示の前ワ
イパ−が作動する。 「ステップ105」 撮像窓駆動回路56を駆動(汚れ
検知信号、或は、雨滴検知信号の出力により)して撮像
窓5を図1に示す様に固定部材7に対して若干浮上させ
る。これは、撮像窓5を回転させる際、無駄なエネルギ
−を損失しることなく行えるようにするためであるが、
他の方法によりこのことが実現可能(ボ−ルベアリング
構成にする等)であれば、気密性を保持したまま行える
利点が生じる。 「ステップ106」 上記の撮像窓5の浮上が完了する
と同時に、これを高速にて回転させる。なお、この際、
該撮像窓5は図1に示す様に円錐形状をしているため、
より少ないエネルギ−にてこの清掃が可能となる。 「ステップ107」 ウオッシャ−放出指示又は固定ワ
イパ−の駆動指示があったか否かを判別し、指示がなけ
ればステップ113へ進み、指示があればステップ10
8へ進む。 「ステップ108」 ここではウオッシャ−放出回路5
7を駆動する。これにより、放出管11より回転中の撮
像窓5に向けてウオッシャ−が定量放出される。 「ステップ109」 固定ワイパ−の駆動指示があった
か否かを判別し、指示がなければステップ113へ進
み、指示があればステップ110へ進む。 「ステップ110」 ここでは固定ワイパ−駆動回路5
8を駆動する。これにより、回転中であり、且つウオッ
シャ−が放出されている撮像窓5に対して固定ワイパ−
が駆動する。つまり、ワイパ−収納部材8内よりア−ム
9を介してワイパ−ブレ−ド10を撮像窓5の側面に対
して進入させ(通常のワイパ−のように左右に作動する
のではなく、撮像窓5の図1の上部より下部に向かって
進入させる構造)、その作用(撮像窓5自身が回転して
いる為)によって清掃がなされる。 「ステップ111」 ここでは固定ワイパ−駆動回路5
8の駆動を停止、つまり、固定ワイパ−をワイパ−収納
部材8内に収納する。 「ステップ112」 ウオッシャ−放出の停止指示や固
定ワイパ−駆動の停止指示があったか否かを判別し、停
止指示がなければステップ113へ進み、停止指示があ
ればステップ114へ進む。 「ステップ113」 撮像窓5の清掃が完全になされた
か否かを撮像窓汚れ検知回路51からの信号により判別
し、清掃完了であればステップ114へ進み、まば清掃
完了でなければステップ107へ戻り、同様の動作を繰
り返す。 「ステップ114」 前記撮像窓駆動回路56を介して
撮像窓5の回転を停止する。 「ステップ115」 同じく撮像窓駆動回路56を介し
て図1に示す様に浮上させていた撮像窓5を固定部材7
に対して固定させる。そして、ステップ101へと戻
る。
フロ−チャ−トにしたがって説明する。 「ステップ101」 ここでは撮像窓汚れ検知回路51
からの信号より撮像窓5の清掃が必要であるか否かを判
別し、必要であればステップ105へ進む。また、必要
なければステップ102へと進む。 「ステップ102」 雨滴検知検知センサ52により撮
像窓5や自動車のフロンドガラス等に雨滴が付いている
ことが検知されているか否かを判別し、検知されている
場合にはステップ104へ進み、検知されていない場合
にはステップ103へ進む。 「ステップ103」 運転者により前ワイパ−を作動さ
せるべく操作がなされたか否かを判別し、操作がなされ
ていればステップ104へ進み、操作がなされていなけ
ればステップ101へと戻る。 「ステップ104」 雨滴検知信号を出力して前ワイパ
−駆動回路54を駆動する。これにより、不図示の前ワ
イパ−が作動する。 「ステップ105」 撮像窓駆動回路56を駆動(汚れ
検知信号、或は、雨滴検知信号の出力により)して撮像
窓5を図1に示す様に固定部材7に対して若干浮上させ
る。これは、撮像窓5を回転させる際、無駄なエネルギ
−を損失しることなく行えるようにするためであるが、
他の方法によりこのことが実現可能(ボ−ルベアリング
構成にする等)であれば、気密性を保持したまま行える
利点が生じる。 「ステップ106」 上記の撮像窓5の浮上が完了する
と同時に、これを高速にて回転させる。なお、この際、
該撮像窓5は図1に示す様に円錐形状をしているため、
より少ないエネルギ−にてこの清掃が可能となる。 「ステップ107」 ウオッシャ−放出指示又は固定ワ
イパ−の駆動指示があったか否かを判別し、指示がなけ
ればステップ113へ進み、指示があればステップ10
8へ進む。 「ステップ108」 ここではウオッシャ−放出回路5
7を駆動する。これにより、放出管11より回転中の撮
像窓5に向けてウオッシャ−が定量放出される。 「ステップ109」 固定ワイパ−の駆動指示があった
か否かを判別し、指示がなければステップ113へ進
み、指示があればステップ110へ進む。 「ステップ110」 ここでは固定ワイパ−駆動回路5
8を駆動する。これにより、回転中であり、且つウオッ
シャ−が放出されている撮像窓5に対して固定ワイパ−
が駆動する。つまり、ワイパ−収納部材8内よりア−ム
9を介してワイパ−ブレ−ド10を撮像窓5の側面に対
して進入させ(通常のワイパ−のように左右に作動する
のではなく、撮像窓5の図1の上部より下部に向かって
進入させる構造)、その作用(撮像窓5自身が回転して
いる為)によって清掃がなされる。 「ステップ111」 ここでは固定ワイパ−駆動回路5
8の駆動を停止、つまり、固定ワイパ−をワイパ−収納
部材8内に収納する。 「ステップ112」 ウオッシャ−放出の停止指示や固
定ワイパ−駆動の停止指示があったか否かを判別し、停
止指示がなければステップ113へ進み、停止指示があ
ればステップ114へ進む。 「ステップ113」 撮像窓5の清掃が完全になされた
か否かを撮像窓汚れ検知回路51からの信号により判別
し、清掃完了であればステップ114へ進み、まば清掃
完了でなければステップ107へ戻り、同様の動作を繰
り返す。 「ステップ114」 前記撮像窓駆動回路56を介して
撮像窓5の回転を停止する。 「ステップ115」 同じく撮像窓駆動回路56を介し
て図1に示す様に浮上させていた撮像窓5を固定部材7
に対して固定させる。そして、ステップ101へと戻
る。
【0016】本実施例によれば、撮像窓5を円錐形状と
し、該撮像窓5の汚れが撮像に影響を与える様な場合に
は、これを軸6を中心に回転させて清掃を行い、これで
も清掃が完全でない場合には、回転中の撮像窓5にウオ
ッシャ−をかけて清掃を行い、なお且つ清掃が完全でな
い場合には、固定ワイパ−を更に用いて清掃を行うよう
にしているため、雨中であっても撮像を妨げることがな
くなると共に、頑固な汚れも完全に除去することが可能
となる。
し、該撮像窓5の汚れが撮像に影響を与える様な場合に
は、これを軸6を中心に回転させて清掃を行い、これで
も清掃が完全でない場合には、回転中の撮像窓5にウオ
ッシャ−をかけて清掃を行い、なお且つ清掃が完全でな
い場合には、固定ワイパ−を更に用いて清掃を行うよう
にしているため、雨中であっても撮像を妨げることがな
くなると共に、頑固な汚れも完全に除去することが可能
となる。
【0017】また、固定ワイパ−は通常のワイパ−と異
なり、一方向へ進退して清掃を行う構造のものであるた
め、該固定ワイパ−の駆動により撮像視野が遮られると
いったことも皆無に近い状態となる。
なり、一方向へ進退して清掃を行う構造のものであるた
め、該固定ワイパ−の駆動により撮像視野が遮られると
いったことも皆無に近い状態となる。
【0018】(変形例)本実施例においては、ウオッシ
ャ−放出及び固定ワイパ−駆動中においても、撮像はそ
のまま継続するようにしているが、上記の動作中、撮像
面が不均一に濡れるような構造であった場合には、この
間、撮像動作を禁止するようにすることが望ましい。
ャ−放出及び固定ワイパ−駆動中においても、撮像はそ
のまま継続するようにしているが、上記の動作中、撮像
面が不均一に濡れるような構造であった場合には、この
間、撮像動作を禁止するようにすることが望ましい。
【0019】また、固定ワイパ−は撮像窓5に対して進
退可能な構造と成っているが、撮像窓5の上部から下部
までの長さを持つワイパ−ブレ−ドを備え、これを必要
に応じて該撮像窓5に摺接させる構造のものであっても
よい。この場合、この部分の撮像視野は遮られるが、全
周に渡る撮像角に対して僅かの角度である為、殆ど問題
とはならない。
退可能な構造と成っているが、撮像窓5の上部から下部
までの長さを持つワイパ−ブレ−ドを備え、これを必要
に応じて該撮像窓5に摺接させる構造のものであっても
よい。この場合、この部分の撮像視野は遮られるが、全
周に渡る撮像角に対して僅かの角度である為、殆ど問題
とはならない。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
撮像光学系を覆う透明材より成る円錐形状の撮像窓と、
該撮像窓の軸を中心に回転させる回転駆動手段とを備
え、また、回転中の撮像窓に対して固定して摺接し、こ
の撮像窓を清掃するワイパ−手段を具備し、撮像窓を回
転させることにより、さらには回転される撮像窓に対し
て固定されたワイパ−手段により、清掃するようにして
いる。
撮像光学系を覆う透明材より成る円錐形状の撮像窓と、
該撮像窓の軸を中心に回転させる回転駆動手段とを備
え、また、回転中の撮像窓に対して固定して摺接し、こ
の撮像窓を清掃するワイパ−手段を具備し、撮像窓を回
転させることにより、さらには回転される撮像窓に対し
て固定されたワイパ−手段により、清掃するようにして
いる。
【0021】よって、雨中であっても撮像を継続するこ
とができ、また、撮像視野を妨げることなく、頑固な汚
れも完全に除去することが可能となる。
とができ、また、撮像視野を妨げることなく、頑固な汚
れも完全に除去することが可能となる。
【図1】本発明の一実施例である撮像窓清掃装置及び超
広視野撮像装置の要部構成を示す断面図である。
広視野撮像装置の要部構成を示す断面図である。
【図2】図1の撮像窓清掃装置及び超広視野撮像装置を
備えた自動車の本発明に係る部分の構成を示すブロック
図である。
備えた自動車の本発明に係る部分の構成を示すブロック
図である。
【図3】同じく図1の撮像窓清掃装置及び超広視野撮像
装置を備えた自動車の本発明に係る部分の動作を示すフ
ロ−チャ−トである。
装置を備えた自動車の本発明に係る部分の動作を示すフ
ロ−チャ−トである。
1,2 凸面鏡 4 撮像素子 5 撮像窓 6 軸 9 ア−ム 10 ワイパ−ブレ−ド 51 撮像窓汚れ検知回路 53 制御回路 56 撮像窓駆動回路 57 ウオッシャ−放出回路 58 固定ワイパ−駆動回路
フロントページの続き (72)発明者 新井 秀雪 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 梓澤 勝美 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 和田 宏之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 大森 功一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 撮像光学系を覆う透明材より成る円錐形
状の撮像窓と、該撮像窓の軸を中心に回転させる回転駆
動手段とを備えた超広角視野撮像装置の撮像窓清掃装
置。 - 【請求項2】 回転中の撮像窓に対して固定して摺接
し、この撮像窓を清掃するワイパ−手段を具備した請求
項1記載の超広角視野撮像装置の撮像窓清掃装置。 - 【請求項3】 ワイパ−手段は、回転中の撮像窓に対し
て進退する構成の手段であることを特徴とする請求項2
記載の超広角視野撮像装置の撮像窓清掃装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12537192A JPH05297485A (ja) | 1992-04-20 | 1992-04-20 | 超広角視野撮像装置の撮像窓清掃装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12537192A JPH05297485A (ja) | 1992-04-20 | 1992-04-20 | 超広角視野撮像装置の撮像窓清掃装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05297485A true JPH05297485A (ja) | 1993-11-12 |
Family
ID=14908481
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12537192A Pending JPH05297485A (ja) | 1992-04-20 | 1992-04-20 | 超広角視野撮像装置の撮像窓清掃装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05297485A (ja) |
-
1992
- 1992-04-20 JP JP12537192A patent/JPH05297485A/ja active Pending
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