JPH05295805A - 外壁パネルのシール施工方法 - Google Patents

外壁パネルのシール施工方法

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Publication number
JPH05295805A
JPH05295805A JP12965192A JP12965192A JPH05295805A JP H05295805 A JPH05295805 A JP H05295805A JP 12965192 A JP12965192 A JP 12965192A JP 12965192 A JP12965192 A JP 12965192A JP H05295805 A JPH05295805 A JP H05295805A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seal
wall
joint
sealing
wall panel
Prior art date
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Pending
Application number
JP12965192A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryoichi Shiroyama
良一 白山
Masami Mori
正実 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shirayama KK
Original Assignee
Shirayama KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Shirayama KK filed Critical Shirayama KK
Priority to JP12965192A priority Critical patent/JPH05295805A/ja
Publication of JPH05295805A publication Critical patent/JPH05295805A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外壁パネルのシール仕上げ作業を容易にす
る。 【構成】 平板台8上に複数の外壁材4を裏返しに置
き、セッティングブロック10でその外壁4・4間の間
隔を設定して目地5を形成し、その目地5にシール補助
片9を挿入した後、その補助片9の上にシール材6を充
填して目地5をシールし、そのシール材6の硬化で形成
された外壁パネルAを平板台8から取り外す、という外
壁パネルAのシール施工方法である。熟練工でなくても
シール仕上げが迅速、容易にできるから生産コストを廉
価にすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は外壁パネルのシール施工
方法に関し、より詳しくは外壁パネルの外壁材と外壁材
との間の目地に、水漏れ防止のためのシールを施す、外
壁パネルのシール施工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図4のように外壁パネルAにおい
て、外壁材4・4間の目地5に防水のためのシール材6
による仕上げ加工をする場合、まず建物の躯体1のスチ
ール枠2に、止水板2aを挟んで外壁材ホルダ3をビス
3aで取り付け、この外壁材ホルダ3に外壁材4を縦に
取り付け、その外壁材4と外壁材4との間の目地5に、
表側から水漏れ防止のためのシール材6を、へらなどの
工具で詰め込み、シール仕上げをしていた。この目地5
のシール仕上げは、一般に、外壁材4の表面より2乃至
3ミリ深い溝状に形成されるが、美感上、商品価値を高
めるために重要な工程であり、高度の技術を有する熟練
工が施工していた。そして、このシール加工をきれいに
仕上げる方法として、このシール材6を詰め込む前に、
前記図4および斜視図の図5で示すように、外壁材4の
かどに、あらかじめ離型紙としてのテープ7を貼り付け
てマスキングし、外壁材4における前記シール材6の付
着すべきところと付着すべきでないところの境界を、あ
らかじめ明確にしておき、前記シール材6を目地に詰め
込み、そのシール材6が硬化した後、前記テープ7を剥
ぎ取ると、シールの境界がくっきりと現れるという方法
をとり、シール加工の仕上げがきれいに行われる、とい
うものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、最近では、こ
のシール仕上げにおける熟練工の数が少なくなり、その
ため工事施工のコスト高を招来する、という課題があっ
た。また、このテープを用いたマスキングによる方法で
は、多くの時間を要するので作業性が悪い、という課題
があった。本発明は、このような課題を解決することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は次のような外壁パネルのシール施工方法を
提供する。すなわち本発明は、平板台上に複数の外壁材
を裏返しに置き、セッティングブロックでその複数の外
壁材間の間隔を設定して配列することによって目地を形
成した後、その目地にシール用のシール補助片を挿入
し、そのシール補助片の上にシール材を充填して目地を
シールし、前記シール材硬化によって形成された外壁パ
ネルを平板台からとり外すことを特徴とする、外壁パネ
ルのシール施工方法である。
【0005】
【作用】上記構成において、セッティングブロックは、
目地間隔を正確にセッティングする。また、目地のシー
ル補助片は、シール材の仕上げ表面の深さを設定する。
【0006】
【実施例】本発明の実施例について、以下、図面にした
がって本発明の構成が実際上どのように具体化されるか
を、その作用とともに説明する。図1は、本発明の一実
施例の施工方法説明図であり、図中、8は作業するため
の平板台である。この平板台8の上には複数の外壁材4
・4が表面を下に裏返して置かれる。この外壁材4は、
表面が平板台8上に置かれるから、したがって各外壁材
4の表面は同一平面を構成することとなる。また、この
外壁材4の側面には、略L字状の外壁ホルダ3(図4参
照)が取り付けられる。この外壁ホルダ3は、外壁材4
を通じて外壁パネルAを建造物の躯体1に縦に固定する
ものである。この裏返しの外壁材4・4の間には、セッ
ティングブロック10が置かれる。このセッティングブ
ロック10は、前記外壁材4・4間隔、すなわち目地5
の間隔寸法を、正確に設定するものである。
【0007】図2は、同実施例のシール補助片9を置く
説明図であり、前記目地5の間隔寸法を正確に設定した
後、前記セッティングブロック10をとり除き、その目
地にシール補助片9を置く。このシール補助片9上に
は、離型紙のテープ7が貼付されており、このテープ7
の上にシール材6が詰め込まれる。すなわち、このシー
ル材6は目地5に裏側から詰め込まれる。前記裏側から
詰め込まれたシール材6は、その表面に、前記シール補
助片9があることによって、その厚さ分だけ、外壁材4
表面より一様に引っ込んだ形状に形成される。したがっ
て、シール加工仕上げは、前記シール補助片9を用いる
ことによって特に熟練工でなくとも、正確に、きれい
に、容易にできる。前記シール材6の硬化により、外壁
材4と外壁材4とはシール材6を介して密着し、外壁パ
ネルAが構成される。この外壁パネルAは、平板台8か
ら取り外し、縦に起こして前記略L字状の石ホルダ3に
より、建造物の躯体1にボルト3aでとりつける。前
記、平板台8から外壁パネルAを取り出す際には、前記
シール補助片9とシール材6との間には、離型紙のテー
プ7が介在しているので、容易に取り外すことができ
る。
【0008】図3は、目地5にシール加工仕上げをした
図であり、シール補助片を離型紙のテープとともに取り
外した後の図である。外壁材4・4間の目地5にシール
したシール材6は、表面の高さが外壁材4表面より低
く、一定の深さ(2乃至3ミリメートル)に形成されて
いる。この深さは、前記図2の、シール補助片9の厚さ
によって形成されるものである。以上、実施例について
説明したように、本発明は平板台上に複数の外壁材を裏
返しに(表面を下側に向けて)置き、セッティングブロ
ックでその複数の外壁材間の間隔を設定し、配列するこ
とによって目地を形成し、その目地にシール用のシール
補助片を挿入した後、そのシール補助片の上にシール材
を挿入して目地をシールし、前記シール材硬化によって
形成された外壁パネルを平板台からとり外すことを特徴
とする、外壁のシール施工方法、である。このように、
平板台を設け、その上に外壁材表面を下に向けて置くよ
うにしたので、外壁パネルは、容易に同一表面上に構成
される。また、セッティングブロックを用いたので、目
地間隔が正確に設定できる。さらに、シール補助片を目
地に挿入し、その上に、裏側からシールを施したので、
目地の仕上げが均一に、容易に且つ迅速に行われるもの
である。
【0009】
【発明の効果】以上、本発明によれば、平板台上に外壁
材を裏返しに置く方法をとったので、外壁パネル表面
を、容易に迅速に、同一平面に仕上げることができ、作
業性が向上する。また、セッティングブロックを用いた
ので、目地間隔が正確に設定できる。さらに、目地にシ
ール補助片を置いて、その上に裏側からシール材を充填
するようにしたので、シール加工仕上げを容易に均一に
行うことができ、作業性が向上して生産コストを廉価に
することができる、などの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の施工方法説明図である。
【図2】同実施例のシール補助片9を置く説明図であ
る。
【図3】同実施例の目地5にシール加工仕上げをした図
である。
【図4】従来例の説明図である。
【図5】従来例の説明図である。
【符号の説明】
4 外壁材 5 目地 6 シール材 8 平板台 9 シール補助片 10 セッテイングブロック A 外壁パネル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平板台上に複数の外壁材を裏返しに置き、
    セッティングブロックでその複数の外壁材間の間隔を設
    定して配列することによって目地を形成した後、その目
    地にシール用のシール補助片を挿入し、そのシール補助
    片の上にシール材を充填して目地をシールし、前記シー
    ル材硬化によって形成された外壁パネルを平板台からと
    り外すことを特徴とする、外壁パネルのシール施工方
    法。
JP12965192A 1992-04-22 1992-04-22 外壁パネルのシール施工方法 Pending JPH05295805A (ja)

Priority Applications (1)

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JP12965192A JPH05295805A (ja) 1992-04-22 1992-04-22 外壁パネルのシール施工方法

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JP12965192A JPH05295805A (ja) 1992-04-22 1992-04-22 外壁パネルのシール施工方法

Publications (1)

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JPH05295805A true JPH05295805A (ja) 1993-11-09

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ID=15014791

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JP12965192A Pending JPH05295805A (ja) 1992-04-22 1992-04-22 外壁パネルのシール施工方法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100374197B1 (ko) * 1999-12-09 2003-03-03 이수용 건축용 패널의 결합구조
KR100704449B1 (ko) * 2006-06-01 2007-05-02 김기태 프레임의 수직설치로 시공이 용이한 외장재의 시공 방법

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56127408A (en) * 1980-03-12 1981-10-06 Shigeo Iwai Manufacture of tiled block
JPS63295208A (ja) * 1987-05-27 1988-12-01 Sekaichiyou Kk 弾性目地材で連結されたユニツトタイルの製造法

Patent Citations (2)

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