JPH05294276A - 自転車の超軽快トリプル・ギヤクランク - Google Patents

自転車の超軽快トリプル・ギヤクランク

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JPH05294276A
JPH05294276A JP14312992A JP14312992A JPH05294276A JP H05294276 A JPH05294276 A JP H05294276A JP 14312992 A JP14312992 A JP 14312992A JP 14312992 A JP14312992 A JP 14312992A JP H05294276 A JPH05294276 A JP H05294276A
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JP
Japan
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small
crank
gear
chain
light
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Pending
Application number
JP14312992A
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English (en)
Inventor
Kiichi Tamura
基一 田村
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TAMURA SENNOSUKE
Original Assignee
TAMURA SENNOSUKE
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、従来の自転車とほとんど同じ走行
速度(無変速、無減速)のもとで、テコの厳とした法則
をフルに活用、最も簡明な機構と、卓抜した性能発揮に
依り、その駆動推進力を、従来の実に3倍という正に画
期革命的な大激増を可能とし、これを確実に達成し実現
したものである。ここに、新規性、進歩性、有用性を具
備した世界初の「自転車の超軽快トリプル・ギヤクラン
ク」に依る駆動機構を独創、発明したものである。 【構成】本発明の構成は、図3のように、従来のライト
クランク(6)のクランク軸(2)に合体して、適宜歯
数のベース小ギヤ(1)を固着する。この裏面に、楕円
形状のベースプレート(3)を取り付ける。その左端部
分に鼓胴型厚幅のレフト小滑車(5)を、また、右端部
分に鼓胴型厚幅のライト小滑車(4)を装着する。この
ベース小ギヤ(1)と、その両端の小滑車(5)(4)
及び、後車輪のフリーホイール(13)を、チェン(1
2)で連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、超軽快トリプル・ギ
ヤクランクの素晴らしい機能発揮に依る自転車の画期的
な最軽快駆動方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の自転車の駆動方式は、図8及び、
図9のように、輪軸機構としてクランク軸(2)をテコ
の支点、ペダル軸(8)(11)を力点、大ギヤ(1
5)の部分を作用点とするものである。従って、大ギヤ
(15)の半径1に対しクランク(6)(9)の長さ
は、大体、2.4前後の比率で形成されている。これに
依って、ペダル軸(8)(11)に集中された1の踏下
力は、作用点である大ギヤ(15)の部分では、わずか
2.4倍程度に増強された極めて劣弱な駆動力である。
この弱小な牽引力でチェン(12)を牽引し、フリーホ
イール(13)を回転させ後輪(リヤホイール)を回転
前進させるのみであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の自転
車とほとんど同じ走行速度(無変速、無減速)のもとで
テコの厳とした法則をフルに活用し、また、最も簡明、
簡略な機構と、卓抜した性能に依り、その駆動推進力
を、実に従来の3倍という正に画期的な大激増を可能と
し、これを確実に達成し実現したものである。図8、図
9のような現行の自転車の駆動機構は、往昔1884年
代(108年以前)に発明され装着されてきたものであ
り、輪軸機構のギヤクランクとして、そのまま、以後一
世紀有余の長い歳月、旧態依然として踏襲され続けてい
る極めて低効率、低性能そのものであり、全くのマンネ
リ、停滞そのものである。本発明は、こうした既成概
念、固定的先入観を一挙に払拭打開し、ここに、新規
性、進歩性、有用性を具備した「自転車の超軽快トリプ
ル・ギヤクランク」に依る駆動機構を独創、発明したも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】(イ) 本発明の「超軽
快トリプル・ギヤクランク」の形態は、図1のようにラ
イトクランク(6)のクランク軸(2)に合体して、適
宜歯数のベース小ギヤ(1)を固着する(この場合は左
右両端に部分欠歯のある上下12Tである)。このベー
ス小ギヤ(1)の裏面に、楕円形状のベースプレート
(3)を一体的に固着する。このベースプレート(3)
の左端部分に、鼓胴型厚幅のレフト小滑車(5)を定着
する。また、その右端部分に、鼓胴型厚幅のライト小滑
車(4)を定着する。尚、この両小滑車は両小ギヤに代
替するも可。 (ロ) 上記のベース小ギヤ(1)と、その両端のライ
ト小滑車(4)及びレフト小滑車(5)、後輪の従来の
フリーホイール(この場合は14T)(13)を、チェ
ン(12)で連結する。
【0005】
【作用】本発明の駆動機構の作用要点は、ライトクラン
ク(6)、レフトクランク(9)のクランク軸(2)を
テコの支点とし、両ペタル軸(8)(11)を力点、ベ
ース小ギヤ(1)の部分を作用点として、ここに発生す
る強烈なチェン(12)への牽引力作用である。
【0006】
【実施例】図3のように、ライトクランク(6)、ある
いは図6のように、レフトクランク(9)が前方水平状
態のとき、ペダル(7)または(10)を踏み下げれ
ば、力点としてのペダル軸(8)乃至(11)に集中さ
れた1の踏下力は、クランク軸(2)を支点とし、両ク
ランクと小ギヤとの比率に依り、作用点であるベース小
ギヤ(1)の部分では、図9の従来の1対2.4のチェ
ン(12)への牽引力に比し、実に3倍の1対7.2の
強烈なチェン(12)への牽引力が発生する。
【0007】また、その駆動推進力が従来の3倍という
画期的な大増強を達成しても、途端に、その走行速度が
反比例して、3分の1に激減したのでは全くの徒労であ
り、ナンセンスである。その点、本発明の駆動機構で
は、ベース小ギヤ(1)の両端の両滑車(4)、(5)
は、いずれも、クランク軸(2)よりの半径をもって、
その大きな円周軌跡を回転しているため、チェン(9)
を牽引する速度(チェンのピッチ数)は、図9の従来の
ギヤクランク32Tの場合のギヤ比とほとんど同じであ
る。従って、後輪のフリーホイール(13)の回転数も
従来とほとんど同一である。
【0008】尚、クランク(6)(9)及び、両ペダル
(7)(10)が、下限デッドポイントの位置となった
とき、または、その反対の上限デッドポイントの位置と
なったとき、いずれの時もその前後の区域は駆動力伝達
の不能ゾーンであり、それまでの強烈な惰性、惰力を利
して一瞬に、このゾーンをクリアするときである。
【0009】また、ライトクランク(6)及ライトペダ
ル(7)が、その上限ゾーンをクリアして、図2の前方
仰角45°前後の位置より、図3の前方水平状態に至る
までのプロセスは、ライト小滑車(4)のチェン(1
2)を引き下げの牽引で、その牽引力は逓増してゆく。
また、図3から図4の俯角45°の位置に至るまでのプ
ロセスは、レフト小滑車(5)のチェン(12)を引き
上げの牽引で、その牽引力は逓減してゆく。これはレフ
トクランク(9)と、レフトペダル(10)が前方に転
回して踏み下げた場合も同一である。
【0010】尚、ライトクランク(6)、また、ライト
ペダル(7)、レフトクランク(9)レフトペダル(1
0)いずれも、その最も踏み下げ易く、且又有効適切で
強烈な駆動牽引力の発生区間は、図3及び図6の前方水
平位置のときをピーク中心時点とし、図2、図5のよう
に、その上方仰角45°前後の位置より、図4、図7の
俯角45°前後の位置までの上下約90°の扇状形内で
ある。
【0011】本発明のトリプル・ギヤクランクに依る駆
動機構は、この区間内で、逓増、逓減を繰り返しつつ、
従来の2倍、3倍という素晴らしい駆動力大増強の効果
を歴然と発揮する。しかも、その走行速度は従来とほと
んど同一である。
【0012】従って、抵抗の少ない平坦地では、従来の
3分の1という画期的な超軽快走行であり、また、その
途端にペダル(7)または(10)の踏み下げが重くな
り、苦しく困難そのもの、自転車の最弱点の泣きどころ
であり、ほとんど途中下車が通例であった登り坂道で
は、従来の2倍乃至3倍という瞬発的強烈な駆動力の援
用でらくらく軽々の登坂走行ができるようになった。
【0013】尚、本発明の駆動機構に於いても、乗用者
の保安のために、回転するチェン部分は従来のそれと全
く同じく適宜形状のチェンケースをもってカバーする。
【0014】これらは総て、長期にわたる厳密な実地試
乗テストの結果、その超強力、超軽快の駆動性能は歴然
として実証され確認されたものである。
【0015】また、その実地走行中に於ける各伝動機構
すべてのスムーズ円滑な回転、その静粛、軽快さ。絶対
安全にして快適な乗り心地など、その他すべての点に於
いて図8、図9の従米の駆動機構の場合と違和感皆無、
全くの同一である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に於いて、自転車の超軽快トリプル・ギ
ヤクランクの右側面図である。
【図2】本発明に於いて、ライトクランク(6)及び、
ライトペダル(7)が前方俯角45°の位置のときの右
側面図である。
【図3】本発明に於いて、ライトクランク(6)及び、
ライトペダル(7)が前方水平位置のときの右側面図で
ある。
【図4】本発明に於いて、ライトクランク(6)及び、
ライトペダル(7)が前方俯角45°のときの右側面図
である。
【図5】本発明に於いて、レフトクランク(9)及び、
レフトペダル(10)が前方仰角45°の位置のときの
右側面図である。
【図6】本発明に於いて、レフトクランク(9)及び、
レフトペダル(10)が前方水平位置のときの右側面図
である。
【図7】本発明に於いて、レフトクランク(9)及び、
レフトペダル(10)が前方俯角45°の位置のときの
右側面である。
【図8】従来のギヤクランクの一例(大ギヤ32T)の
右側面図である。
【図9】図8の従来のギヤクランクに依る駆動機構の右
側面図である。
【符号の説明】
1 ベース小ギヤ(上下12Tの場合、左右両端欠歯) 2 クランク軸 3 ベースプレート 4 鼓胴型厚幅ライト小滑車 5 鼓胴型厚幅レフト小滑車 6 ライトクランク 7 ライトペダル 8 ライトペダル軸 9 レフトクランク 10 レフトペダル 11 レフトペダル軸 12 チェン 13 従来のフリーホイール(14Tの場合) 14 従来のフリーホイール軸 15 従来の大ギヤ(32Tの場合) 16 チェンステイ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自転車の基本駆動機構としてのギヤクラ
    ンクを、図1のように、ライトクランク(6)のクラン
    ク軸(2)に合体して、適宜歯数のベース小ギヤ(1)
    を固着する。このベース小ギヤ(1)の裏面に、楕円形
    状のベースプレート(3)を接着する。このベースプレ
    ート(3)の左端部分に鼓胴型厚幅のレフト小滑車
    (5)を定着する。また、右端部分に同じく鼓胴型厚幅
    のライト小滑車(4)を定着する。
  2. 【請求項2】 請求項1のベース小ギヤ(1)と、その
    両端のライト小滑車(4)と、レフト小滑車(5)及
    び、後輪のフリーホイール(13)をチェン(12)で
    連結する。
JP14312992A 1992-04-18 1992-04-18 自転車の超軽快トリプル・ギヤクランク Pending JPH05294276A (ja)

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JP14312992A Pending JPH05294276A (ja) 1992-04-18 1992-04-18 自転車の超軽快トリプル・ギヤクランク

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6540244B1 (en) 1998-09-20 2003-04-01 Noriyuki Oda Human-powered driving mechanism
KR101220639B1 (ko) * 2010-05-31 2013-02-07 최철규 사이클 구동장치

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6540244B1 (en) 1998-09-20 2003-04-01 Noriyuki Oda Human-powered driving mechanism
USRE40127E1 (en) * 1998-09-22 2008-03-04 Noriyuki Oda Human-powered driving mechanism
KR101220639B1 (ko) * 2010-05-31 2013-02-07 최철규 사이클 구동장치

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