JPH05293155A - お 灸 - Google Patents
お 灸Info
- Publication number
- JPH05293155A JPH05293155A JP12291392A JP12291392A JPH05293155A JP H05293155 A JPH05293155 A JP H05293155A JP 12291392 A JP12291392 A JP 12291392A JP 12291392 A JP12291392 A JP 12291392A JP H05293155 A JPH05293155 A JP H05293155A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- moxibustion
- effect
- pedestal
- thermo
- convex portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Finger-Pressure Massage (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 温熱効果に加えて指圧効果を備えたお灸を提
供する。 【構成】 台座の上に温熱発生源を取り付けたお灸にお
いて、台座の裏面側に凸部5aを設けるとともに凸部以
外の部分に粘着剤6により粘着加工を施す。粘着加工部
分により皮膚の上に密着状態で取り付けると、凸部5a
が人体との接触面を押圧するので、温熱効果に加えて指
圧効果が加わった有効な治療を行える。
供する。 【構成】 台座の上に温熱発生源を取り付けたお灸にお
いて、台座の裏面側に凸部5aを設けるとともに凸部以
外の部分に粘着剤6により粘着加工を施す。粘着加工部
分により皮膚の上に密着状態で取り付けると、凸部5a
が人体との接触面を押圧するので、温熱効果に加えて指
圧効果が加わった有効な治療を行える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物理的治療に使用する
お灸に関するものである。
お灸に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、物理的な治療法として、人体
の皮膚の上にモグサを据え、これを焼いた時の熱の力に
より病気等を治すいわゆるお灸による方法が一般に広く
行われている。そして、モグサを皮膚の上に直に置く昔
ながらのやり方の他に、簡便なものとして、粘着加工を
施した台座の上に温熱発生源であるモグサを取り付けた
お灸を使用する方法が知られている。
の皮膚の上にモグサを据え、これを焼いた時の熱の力に
より病気等を治すいわゆるお灸による方法が一般に広く
行われている。そして、モグサを皮膚の上に直に置く昔
ながらのやり方の他に、簡便なものとして、粘着加工を
施した台座の上に温熱発生源であるモグサを取り付けた
お灸を使用する方法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のお灸
は、皮膚の上に簡単にセットできるという利点はあるも
のの、あくまでも温熱作用により治療を行うものであ
り、それ以外の作用により治療を行うものではない。し
たがって、治療の効果が温熱作用によるものに限られて
いるという問題点があった。
は、皮膚の上に簡単にセットできるという利点はあるも
のの、あくまでも温熱作用により治療を行うものであ
り、それ以外の作用により治療を行うものではない。し
たがって、治療の効果が温熱作用によるものに限られて
いるという問題点があった。
【0004】そこで、本発明は、温熱効果に加えて指圧
効果を備えたお灸を提供することを目的としている。
効果を備えたお灸を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のお灸は、台座の上に温熱発生源を取り付け
たお灸において、台座の裏面側に凸部を設けるとともに
凸部以外の部分に粘着加工を施したことを特徴とするも
のである。
に、本発明のお灸は、台座の上に温熱発生源を取り付け
たお灸において、台座の裏面側に凸部を設けるとともに
凸部以外の部分に粘着加工を施したことを特徴とするも
のである。
【0006】
【作用】上述の構成からなるお灸は、台座の裏面側にお
ける粘着加工部分により皮膚の上にセットされる。この
ように皮膚面に密着状態で取り付けられると、凸部が人
体との接触面を押圧する状態となり、人体に対して指圧
作用が行われる。
ける粘着加工部分により皮膚の上にセットされる。この
ように皮膚面に密着状態で取り付けられると、凸部が人
体との接触面を押圧する状態となり、人体に対して指圧
作用が行われる。
【0007】
【実施例】図1は本発明の一実施例としてのお灸の斜視
図である。同図に示すように、お灸1は円盤状の台座2
の上にモグサからなる温熱発生源3が取り付けられた形
態をしており、台座2は温熱発生源3を取り付けた熱可
塑性樹脂製の支持シート4と、裏側に図2〜図4に示す
如きパターンの凸部5aが設けられこの凸部5a以外の
部分に粘着剤6を塗布して粘着加工を施した指圧シート
5を積層して構成されている。
図である。同図に示すように、お灸1は円盤状の台座2
の上にモグサからなる温熱発生源3が取り付けられた形
態をしており、台座2は温熱発生源3を取り付けた熱可
塑性樹脂製の支持シート4と、裏側に図2〜図4に示す
如きパターンの凸部5aが設けられこの凸部5a以外の
部分に粘着剤6を塗布して粘着加工を施した指圧シート
5を積層して構成されている。
【0008】指圧シート5は、支持体としての機能及び
伝熱効果を加味したものとしてアルミとプラスチックフ
ィルムの積層体を使用し、アルミ面側にシルクスクリー
ン印刷方式によりパターン印刷して凸部5aを形成した
後、凸部5a以外の部分に粘着剤6をパターン塗布して
作成されている。
伝熱効果を加味したものとしてアルミとプラスチックフ
ィルムの積層体を使用し、アルミ面側にシルクスクリー
ン印刷方式によりパターン印刷して凸部5aを形成した
後、凸部5a以外の部分に粘着剤6をパターン塗布して
作成されている。
【0009】ここで、指圧効果を出すためには厚盛印刷
が必要であるが、シルクの版材としてテトロンプラス感
光性樹脂板或いはステンレス等を用いることにより膜厚
を確保することができ、また、無溶剤の紫外線硬化型イ
ンキを使用することにより塗膜が厚いために起こる乾燥
遅延の問題を解決し、しかも乾燥時における厚みの減少
を防ぐことでできる。具体例としては、テトロンメッシ
ュに感光性樹脂を塗布してその網目を塞ぎ、焼付後に水
で洗浄して感光性樹脂を洗い流すことによって作成した
膜厚600μmのテトロンプラス感光性樹脂版を版材と
して使用し、印刷塗膜として300μm程度を確保し
た。
が必要であるが、シルクの版材としてテトロンプラス感
光性樹脂板或いはステンレス等を用いることにより膜厚
を確保することができ、また、無溶剤の紫外線硬化型イ
ンキを使用することにより塗膜が厚いために起こる乾燥
遅延の問題を解決し、しかも乾燥時における厚みの減少
を防ぐことでできる。具体例としては、テトロンメッシ
ュに感光性樹脂を塗布してその網目を塞ぎ、焼付後に水
で洗浄して感光性樹脂を洗い流すことによって作成した
膜厚600μmのテトロンプラス感光性樹脂版を版材と
して使用し、印刷塗膜として300μm程度を確保し
た。
【0010】別の印刷方法としては2色刷りを行っても
よい。例えば、1色目に熱伝導率のよいセラミックを添
加したインキを使用し、100μm程度の印刷を行って
伝熱作用を確保しておき、2色目として硬化性のよい紫
外線硬化型のオーバープリントニスを使用し、指圧効果
を出すための凸部5aのパターンを300μm程度或い
はそれ以上の厚みで印刷するものである。
よい。例えば、1色目に熱伝導率のよいセラミックを添
加したインキを使用し、100μm程度の印刷を行って
伝熱作用を確保しておき、2色目として硬化性のよい紫
外線硬化型のオーバープリントニスを使用し、指圧効果
を出すための凸部5aのパターンを300μm程度或い
はそれ以上の厚みで印刷するものである。
【0011】そして、このようにして作成された指圧シ
ート5を前記支持シート4とヒートシールして貼り合わ
せることで図1に示すお灸1が作成されている。
ート5を前記支持シート4とヒートシールして貼り合わ
せることで図1に示すお灸1が作成されている。
【0012】上記指圧シート5における凸部5aは、厚
盛り状態が形成されるものでありさえすれば、シルクス
クリーン印刷方式以外の印刷方式によって形成してもよ
い。例えば、エンボソグラフ又はバーコと呼ばれる熱可
塑性の粉体を使用する浮出し印刷により形成してもよ
い。この方式は、活版方式又はオフセット方式で印刷し
た後、印刷インキが未乾燥の状態で粉体を散布し、余分
な粉は吸引除去して未乾燥インキ部分だけに粉体を残し
た状態とし、その後ヒーターで加熱して粉状の熱可塑性
樹脂を溶解して、インキの上に固着させレリーフ状態を
作り出すものであり、粉体として粒径の大きなものを使
えば、所望の厚みに盛り上げることができる。
盛り状態が形成されるものでありさえすれば、シルクス
クリーン印刷方式以外の印刷方式によって形成してもよ
い。例えば、エンボソグラフ又はバーコと呼ばれる熱可
塑性の粉体を使用する浮出し印刷により形成してもよ
い。この方式は、活版方式又はオフセット方式で印刷し
た後、印刷インキが未乾燥の状態で粉体を散布し、余分
な粉は吸引除去して未乾燥インキ部分だけに粉体を残し
た状態とし、その後ヒーターで加熱して粉状の熱可塑性
樹脂を溶解して、インキの上に固着させレリーフ状態を
作り出すものであり、粉体として粒径の大きなものを使
えば、所望の厚みに盛り上げることができる。
【0013】また、指圧シート5の凸部5aは、印刷方
式により形成するのがコストの面で優れているが、必要
に応じて真空成形や圧空成形により指圧シート5に凸部
5aを形成するようにしてもよい。
式により形成するのがコストの面で優れているが、必要
に応じて真空成形や圧空成形により指圧シート5に凸部
5aを形成するようにしてもよい。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のお灸は、
温熱発生源を上部に備えた台座の裏面側に凸部を設ける
とともに凸部以外の部分に粘着加工を施したので、粘着
加工部分により皮膚の上に密着して取り付けられ、取り
付けられた状態では凸部が人体との接触面を押圧するこ
とから、温熱効果に加えて指圧効果が加わった有効な治
療を行うことができる。
温熱発生源を上部に備えた台座の裏面側に凸部を設ける
とともに凸部以外の部分に粘着加工を施したので、粘着
加工部分により皮膚の上に密着して取り付けられ、取り
付けられた状態では凸部が人体との接触面を押圧するこ
とから、温熱効果に加えて指圧効果が加わった有効な治
療を行うことができる。
【図1】本発明の一実施例としてのお灸の斜視図であ
る。
る。
【図2】凸部のパターンを示す図である。
【図3】凸部の別のパターンを示す図である。
【図4】凸部のさらに別のパターンを示す図である。
【符号の説明】 1 お灸 2 台座 3 温熱発生源 5a 凸部
Claims (1)
- 【請求項1】 台座の上に温熱発生源を取り付けたお灸
において、台座の裏面側に凸部を設けるとともに凸部以
外の部分に粘着加工を施したことを特徴とするお灸。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12291392A JPH05293155A (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | お 灸 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12291392A JPH05293155A (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | お 灸 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05293155A true JPH05293155A (ja) | 1993-11-09 |
Family
ID=14847710
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12291392A Pending JPH05293155A (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | お 灸 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05293155A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100458041B1 (ko) * | 2001-11-29 | 2004-11-18 | 이명휴 | 지압을 겸하는 쑥뜸장치 |
-
1992
- 1992-04-17 JP JP12291392A patent/JPH05293155A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100458041B1 (ko) * | 2001-11-29 | 2004-11-18 | 이명휴 | 지압을 겸하는 쑥뜸장치 |
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