JPH05292452A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JPH05292452A
JPH05292452A JP4084079A JP8407992A JPH05292452A JP H05292452 A JPH05292452 A JP H05292452A JP 4084079 A JP4084079 A JP 4084079A JP 8407992 A JP8407992 A JP 8407992A JP H05292452 A JPH05292452 A JP H05292452A
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JP
Japan
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JP4084079A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Ishizawa
良之 石沢
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】放送番組のうち静止画については自動的にメモ
リに記憶させる。 【構成】映像処理部2からの映像信号はA/D変換器4
によってディジタル信号に変換した後フレームメモリ11
に記憶させる。DCT/IDCT回路12及びENC/D
EC回路13によってフレームメモリ11から読出されたデ
ータを圧縮し、圧縮符号データを符号量検出部15及びメ
モリ14に供給する。符号量検出部15は圧縮符号データの
データ量を画面毎に比較し、データ量が所定画面数だけ
殆ど変化しない場合にのみメモリエリア変更指示信号を
出力する。このメモリエリア変更指示信号によって、メ
モリ14は圧縮符号データの記憶エリアを変更する。これ
により、メモリ14には静止画の圧縮符号データが順次記
憶される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受像機等
の静止画機能を実現するものとして好適の画像記録装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビジョン受像機においては、
フレームメモリ等を用いて画像を記憶し、記憶した画像
を適宜読出して静止画を表示する静止画機能を有したも
のが普及してきている。この機能は、放映されている番
組のうち、時々刻々変化する画像を停止させることによ
ってその情報を一層的確に把握することができる場合、
画像情報を書き写す必要がある場合等に特に有効であ
る。例えば、ショッピング案内、応募の宛て先、スポー
ツ番組のスコア及び報道番組での人名リスト等が表示さ
れている場合には、静止画機能を利用すると便利であ
る。
【0003】このような情報は主に文字によって表示さ
れることが多く、文字放送によって利用者に提供される
ことがあり、文字放送を受像することで情報を確実に把
握することは可能である。しかし、文字放送ではアクセ
ス時間が長く必要な情報の表示に長時間を要し、また、
絵のような静止画のみが表示されるので番組としての面
白みに欠けることから、普及の度合は低い。通常のテレ
ビジョン放送の番組放映においては、自然画及び動画が
リアルタイムで表示されることから、今後も通常のテレ
ビジョン放送の画像から静止画を表示させる機能は重要
である。
【0004】図7はこのような静止画機能を有するテレ
ビジョン受像機に採用される従来の画像記録装置を示す
ブロック図である。
【0005】アンテナ8を介して入力されたテレビジョ
ン高周波信号をチューナ1によって検波して所定のチャ
ンネルの映像信号を映像処理部2に供給する。映像処理
部2は所定の信号処理を施して映像信号をスイッチ6を
介してディスプレイ部3に供給する。ディスプレイ部3
は映像信号に基づいて図示しない画面上にテレビジョン
放送番組を映出する。
【0006】一方、映像処理部2からの映像信号はA/
D変換器4にも与えてディジタル信号に変換した後、フ
レームメモリ5に供給する。ユーザー操作によって静止
画の表示が要求されると、フレームメモリ5はA/D変
換器4からの映像データを記憶する。D/A変換器7は
フレームメモリ5からの映像データをアナログ信号に戻
して、スイッチ6を介してディスプレイ部3に与える。
こうして、ディスプレイ部3の表示画面には、静止画の
表示が行われる。なお、静止画の要求は、ユーザーの図
示しないリモートコントロール装置(以下、リモコンと
いう)等の操作によって行う。なお、放送局では、この
ような文字を含む画像については、視聴者の読み取りや
すさを多少考慮して、短時間だけ静止状態で表示させる
ようにしている。
【0007】この場合、静止状態の表示は比較的短く、
必ずしも情報を把握することはできない。そこで、ユー
ザーは、必要とする情報が表示されると、リモコン等を
操作して所望の画面の静止画を表示させるようになって
いる。しかしながら、静止画機能を稼働させるためのリ
モコン操作には多少の時間を必要とする。例えば、リモ
コンが手元になければ、静止させようとする所望の画面
が切換わる前にリモコン操作を行うことは不可能である
ことが多い。また、静止画機能を稼働させるために、リ
モコンを常時構えていては極めて煩雑である。結局、画
面を静止させて情報を把握しようとしても、静止画機能
を稼働させるための操作に手間取って、所望の静止画を
得ることができないことが多い。
【0008】また、所望の複数枚の画面が比較的短時間
で切換わって継続して放映される場合には、複数枚の静
止画を記憶可能としなければ有効とならない。しかしな
がら、複数枚の静止画を記録させるために多くのフレー
ムメモリを設けると、装置が高価なものとなってしま
う。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、上述した
従来の画像記録装置においては、ユーザー操作によって
放映されている画像から所望の画面を記録するようにな
っており、即応性が低く所望の画面を記録することがで
きないことがあるという問題点があった。
【0010】本発明は、所定の画像データを自動的に記
録することにより必要な情報を把握することができる画
像記録装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像記録装
置は、一連の画像データを圧縮して圧縮符号データを出
力する圧縮手段と、制御信号に基づいて所定の記録媒体
に前記圧縮符号データを記録する画像記録手段と、前記
圧縮符号データのデータ量を検出しデータ量が所定の変
化をすると前記画像記録手段に記録を許可するための前
記制御信号を出力する符号量検出手段とを具備したもの
である。
【0012】
【作用】本発明において、圧縮手段は一連の画像データ
を圧縮符号化し、画像記録手段は制御信号に基づいて圧
縮符号データを所定の記録媒体に記録する。符号量検出
手段は、圧縮符号データの符号量を検出して、データ量
が所定の変化をすると画像記録手段にこの圧縮符号デー
タの記録を指示する。例えば、符号量検出手段はデータ
量が変化しない場合には静止画の圧縮符号データが入力
されたものと判断して静止画の圧縮符号データを画像記
録装置に順次記録させる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1は本発明に係る画像記録装置の一実施
例を示すブロック図である。
【0014】アンテナ8にはテレビジョン高周波信号が
誘起する。このテレビジョン高周波信号はチューナ1に
供給する。チューナ1は入力信号のうち所定のチャンネ
ルの信号を選局して映像処理部2に出力する。映像処理
部2はチューナ1の出力に所定の映像処理を施した後、
映像信号をスイッチ6を介してディスプレイ部3に供給
すると共に、A/D変換器4にも供給する。A/D変換
器4は映像処理部2からの映像信号をディジタル信号に
変換してフレームメモリ11に出力する。フレームメモリ
11は1画面分の映像データを記憶すると共に、記憶した
映像データをD/A変換器7に出力するようになってい
る。
【0015】本実施例においては、フレームメモリ11か
ら読出した映像データをDCT/IDCT回路12にも与
える。DCT/IDCT回路12は図示しないDCT回路
及びIDCT回路を有しており、DCT回路は映像デー
タをDCT(離散コサイン変換)処理して直交変換デー
タをENC/DEC回路13に出力し、デコード回路はE
NC/DEC回路13からの符号化データに対してIDC
T(逆離散コサイン変換)処理を行ってフレームメモリ
11に出力する。ENC/DEC回路13は図示しないエン
コード回路及びデコード回路を有しており、エンコード
回路は、DCT/IDCT回路12からの直交変換データ
を量子化すると共に可変長符号化して圧縮符号データを
メモリ14及び符号量検出部15に出力する。また、デコー
ド回路はメモリ14から読出した圧縮符号データを可変長
復号すると共に、逆量子化処理して符号化データをDC
T/IDCT回路12に出力するようになっている。
【0016】図2は図1中のENC/DEC回路13に含
まれるエンコード回路を示すブロック図である。
【0017】DCT/IDCT回路12からの直交変換デ
ータは量子化回路16に与える。直交変換データは低域か
ら高域までの各周波数成分に分離されており、量子化回
路16は、例えば、直交変換データの各成分を掛算器18か
らの量子化係数で割り算することにより直交変換データ
を量子化する。これにより、直交変換データの高域成分
のデータが削減可能となり、データ量が低減される。量
子化テーブル17は基本量子化係数を格納しており、掛算
器18は基本量子化係数に係数1/αを乗算して量子化回
路16に量子化係数として与えている。係数1/αを変化
させることによって圧縮比を調整することができる。
【0018】量子化回路16からの量子化出力はハフマン
符号化回路19に与える。ハフマン符号化回路19はハフマ
ンテーブル20を参照して量子化出力をハフマン符号化し
て圧縮符号データを出力するようになっている。ハフマ
ン符号化により、出現確率が高いデータには短いビット
を割り当て、出現確率が低いデータには長いビットを割
り当ててデータ量を一層低減させる。
【0019】図3は図1中の符号量検出部15の具体的な
構成を示すブロック図である。
【0020】ENC/DEC回路13からの圧縮符号デー
タは、量子化処理によって低レベルの高域成分を削除す
ることから、絵柄によって符号量が変化し、高域成分が
多い精細な絵柄では符号量は大きく、粗い絵柄では符号
量は小さい。従って、静止画では符号量は変化しない。
符号量検出部15は符号量が所定時間tだけ変化しないこ
とを検出することによって静止画部分を検出して、メモ
リ14の書込みを制御するようになっている。
【0021】すなわち、第1カウンタ21は、圧縮符号デ
ータが与えられて、この圧縮符号データに同期したデー
タクロックをカウントして符号量を計測する。第1カウ
ンタ21のカウント出力はラッチ22及び比較器23に与え
る。ラッチ22はカウント出力を1フレーム期間遅延させ
て比較器23に出力する。比較器23は1画面前後のカウン
ト出力が与えられ、両者の差が所定の小さい値以下であ
るか否かを判定する。両者の差が所定の小さい値以下で
ある場合、すなわち、符号量が殆ど変化しない場合には
クロックを第2カウンタ24に出力し、所定の値よりも大
きい場合にはクリア信号を第2カウンタ24に出力する。
第2カウンタ24はクリア信号によってリセットされてク
ロックをカウントし、カウント出力を比較器25に出力す
る。比較器25には画面の枚数を示す所定値Nも与えてお
り、比較器25はカウント出力がNに到達すると、メモリ
エリア変更指示信号をメモリ14に出力する。なお画面の
枚数Nはt時間に相当する。また、比較器25はカウント
出力がNに到達した以後はカウント値がリセットされな
ければメモリエリア変更指示信号を出力することはな
い。
【0022】図1において、メモリ14は、複数のエリア
を有しており、各エリアには1枚の画像データの圧縮符
号データが記憶可能である。メモリエリア変更指示信号
が入力されると、メモリ14はENC/DEC回路13から
の圧縮符号データを記憶するエリアを変更するようにな
っている。メモリエリア変更指示信号が入力されなけれ
ば、メモリ14は圧縮符号データを記憶する領域を変更せ
ず、順次入力される各画面の圧縮符号データは同一のエ
リアに与えられて記憶され、前画面の画像データは更新
される。すなわち、メモリ14はメモリエリア変更指示信
号が入力されると、1枚の画像の圧縮符号データを記憶
保存するようになっている。
【0023】なお、メモリ14をフレームメモリ11と同程
度の容量で構成すると、情報の把握に必要な最低限の画
質を確保して圧縮比を決定した場合には、メモリ14に数
十枚の画像データを記憶させることが可能である。ま
た、メモリ14の全エリアにデータが書込まれると、次の
画像データは最先に記憶を行ったエリアに書込むように
なっている。
【0024】DCT/IDCT回路12からの復号データ
はフレームメモリ11を介してD/A変換器7に与える。
D/A変換器7は入力されたデータをアナログ映像信号
に変換してスイッチ6を介してディスプレイ部3に供給
する。スイッチ6は通常のテレビジョン放送受像時には
映像処理部2からの映像信号をディスプレイ部3に与
え、静止画モードが指定された場合には、D/A変換器
7からの映像信号をディスプレイ部3に出力するように
なっている。ディスプレイ部3は映像信号に基づいて図
示しない表示画面に映像を映出するようになっている。
【0025】次に、このように構成された実施例の動作
について図4を参照して説明する。図4は横軸に経過時
間をとり縦軸に符号量をとってENC/DEC回路13か
らの圧縮符号データのデータ量の変化を示すグラフであ
る。
【0026】アンテナ8に誘起したテレビジョン高周波
信号をチューナ1に与えて所定チャンネルの信号を選局
した後、映像処理部2に供給する。映像処理部2は所定
の映像処理を施して映像信号をスイッチ6を介してディ
スプレイ部3及びA/D変換器4に与える。スイッチ6
は通常は映像処理部2の出力を選択しており、テレビジ
ョン放送番組はディスプレイ部3において映出される。
【0027】一方、A/D変換器4はアナログ映像信号
をディジタル信号に変換してフレームメモリ11に与え
る。本実施例においては、フレームメモリ11に与えられ
た1画面の画像データはDCT/IDCT回路12に与え
てDCT処理し、ENC/DEC回路13によって量子化
して符号量を低減させ、更に、ハフマン符号化してメモ
リ14及び符号量検出部15に供給する。
【0028】上述したように、ENC/DEC回路13か
らの圧縮符号データは絵柄によって符号量が変化する。
図4は1画面の圧縮符号データの符号量の変化を示して
いる。符号量検出部15の第1カウンタ21は符号量に対応
するカウント出力をラッチ22及び比較器23に出力する。
ラッチ22は1画面前のカウント出力を比較器23に出力し
ており、比較器23は両カウント値の差が所定値以下であ
る場合には、クロックを第2カウンタ24に出力し、そう
でない場合にはクリア信号を第2カウンタ24に出力す
る。
【0029】絵柄が比較的変化して図4のA期間に示す
ように符号量が画面毎に変化すると、第1カウンタ21の
カウント出力も所定値よりも変化し、比較器23はクリア
信号を出力する。そうすると、第2カウンタ24のカウン
ト出力は所定値Nに到達せず、比較器25はメモリエリア
変更指示信号を発生しない。つまり、メモリ14の記憶エ
リアは変更されず、ENC/DEC回路13からの各画面
の圧縮符号データは所定の同一エリアに記憶される。す
なわち、圧縮符号データはメモリ14の所定領域に上書き
されることになり、次のデータが書込まれることによっ
て前画面のデータは消去される。
【0030】ここで、所定時間t以上絵柄が変化しない
静止画が受信されるものとする。この場合には、DCT
/IDCT回路12及びENC/DEC回路13の符号化に
よる圧縮符号データのデータ量は図4のB期間に示すよ
うに変化しない。そうすると、符号量検出部15の比較器
23はクロックを順次出力し、第2カウンタ24のカウント
値が大きくなる。N枚の画面の圧縮符号データのデータ
量が殆ど変化しなければ、B期間の開始から時間t後に
第2カウンタ24のカウント値はNに到達し、比較器25は
メモリエリア変更指示信号をメモリ14に出力する。
【0031】これにより、メモリ14は圧縮符号データの
記録エリアが変更され、新たなエリアに圧縮符号データ
を記憶する。すなわち、メモリエリア変更指示信号の発
生タイミングで既に記憶されている画面データは保存さ
れる。この場合には、メモリ14はB期間の静止画の圧縮
画像データを記憶することになる。
【0032】図4のC期間では例えば画面が切換わって
符号量は比較的大きく変化する。これにより、第2カウ
ンタ24はリセットされる。この期間には、メモリエリア
変更指示信号は発生せず、メモリ14の所定エリアの画面
データは順次更新される。次に、D期間では、再度静止
画が受信されて、ENC/DEC回路13からの圧縮符号
データのデータ量が略一定となる。D期間の開始からt
時間後に第2カウンタ24のカウント値がNに到達し、比
較器25はメモリエリア変更指示信号をメモリ14に与え
る。メモリ14は圧縮符号データの記録エリアを変更し、
D期間の静止画の圧縮符号データを保存する。D期間は
時間tの数倍の時間を有しているが、D期間内にメモリ
エリア変更指示信号が再度出力されることはなく、D期
間には1枚分の静止画の圧縮画像データのみが記憶され
る。
【0033】こうして、メモリ14は所定時間t(N画
面)だけ符号量が殆ど変化しない場合に圧縮符号データ
を記憶する。すなわち、メモリ14は静止画、つまり放送
番組のうち静止機能によって情報を確実に把握しようと
する画面の圧縮データを順次自動的に記憶することにな
る。
【0034】ユーザー操作によって静止画モードが指示
されると、スイッチ6はD/A変換器7の出力を選択す
る。ENC/DEC回路13は、メモリ14に記憶されてい
る圧縮符号データを読出して可変長復号処理及び逆量子
化処理を行ってDCT/IDCT回路12に与える。DC
T/IDCT回路12はENC/DEC回路13の出力を逆
DCT処理して元の静止画データに復号してフレームメ
モリ11に与える。D/A変換器7はフレームメモリ11か
ら読出した静止画データをアナログ信号に変換し、スイ
ッチ6を介してディスプレイ部3に与えて表示する。メ
モリ14からの読出しアドレスを適宜設定することによっ
て、メモリ14に記憶されている複数枚の圧縮符号データ
のうち所望の画像データを読出してディスプレイ部3に
おいて表示させることができる。
【0035】このように、本実施例においては、DCT
/IDCT回路12及びENC/DEC回路13による符号
化の符号量を符号量検出部15が検出し、所定期間符号量
の変化が殆どない場合にのみ、メモリ14の記憶エリアを
更新させてENC/DEC回路13からの圧縮画像データ
を保存させるようにしており、静止画については自動的
にメモリ14に順次記憶される。このため、画面を停止さ
せて画面情報を確実に把握しようとする画面について
は、ユーザーが煩雑な操作を必要とすることなく自動的
に順次保存される。
【0036】また、画像データは圧縮符号化してメモリ
14に記憶させるようになっているので、数画面の静止画
が連続的に放映される場合にも十分対応することができ
る。
【0037】なお、画面情報を長期間保存しようとする
場合には、保存用のメモリエリア又は他のメモリ等の記
録媒体に転送して保存してもよい。
【0038】図5は本発明の他の実施例を示すブロック
図である。図5において図1と同一の構成要素には同一
符号を付して説明を省略する。本実施例は監視カメラに
適用させたものである。
【0039】カメラ部31は所定の位置に設置されて周辺
を常時撮影する。カメラ部31は撮像情報を映像信号に変
換してA/D変換器4に出力する。A/D変換器4から
のディジタル映像信号はフレームメモリ11に供給する。
本実施例においては、ENC/DEC回路13からの圧縮
符号データは光ディスク装置33及び符号量検出部32に供
給する。光ディスク装置33は図示しない光ディスクにE
NC/DEC回路13からの圧縮符号データを記憶させ
る。光ディスクは1画面の圧縮符号データを記憶可能な
複数のエリアを有しており、記憶エリアは符号量検出部
32からのメモリエリア変更指示信号によって変更するよ
うになっている。符号量検出部32はENC/DEC回路
13からの圧縮符号データの符号量がt時間殆ど変化しな
い場合にメモリエリア変更指示信号を出力すると共に、
前画面の圧縮符号データの符号量との差が所定値以上で
ある画面の圧縮符号データが与えられると、メモリエリ
ア変更指示信号を出力するようになっている。
【0040】次に、このように構成された実施例の動作
について図6を参照して説明する。図6は横軸に時間経
過をとり縦軸に符号量をとって、符号量検出部32の動作
を説明するためのグラフである。
【0041】図1の実施例においては符号量の変化が殆
どない場合に静止画であるものと判断して圧縮符号デー
タを保存している。これに対し、本実施例では符号量が
大きく変化することも検出しており、場面の切換え時に
記録を行うことによりコマ送りで画面を保存することを
可能にしている。
【0042】A/D変換器4はカメラ部31からの映像信
号をディジタル信号に変換してフレームメモリ11に供給
する。フレームメモリ11から読出したデータはDCT/
IDCT回路12及びENC/DEC回路13によって符号
化し、圧縮符号データを符号量検出部32及び光ディスク
装置33に供給する。
【0043】いま、撮像映像の変化が比較的小さく、図
6のA期間に示すように、圧縮符号データの符号量の変
化が比較的小さい場合には、符号量検出部32はメモリエ
リア変更指示信号を出力しない。従って、光ディスク装
置33は、A期間の圧縮符号データを光ディスク上の同一
エリアに記録し、このエリアの圧縮符号データを順次更
新して保存しない。
【0044】ここで、撮像範囲内の状態が比較的大きく
変化して、図6のA期間からB期間のVポイントに示す
ように、圧縮符号データのデータ量が比較的大きく増加
するものとする。そうすると、符号量検出部32はメモリ
エリア変更指示信号を光ディスク装置33に出力する。光
ディスク装置33は圧縮符号データの記録エリアを変更し
てVポイントの画像データを保存する。
【0045】また、撮像範囲内の状態が殆ど変化せず、
期間Dに示すように、圧縮符号データのデータ量が時間
tだけ殆ど変化しない場合には、符号量検出部32は期間
Dの開始から時間t後のポイントSにおいてメモリエリ
ア変更指示信号を作成して光ディスク装置33に供給す
る。これにより、光ディスク装置33は期間Dの静止画の
圧縮符号データを保存する。以後同様に、撮像画面が比
較的大きく変化した場合及び撮像画面が静止状態である
場合には、メモリエリア変更指示信号が発生して光ディ
スク装置33は画像の圧縮符号データを記録する。
【0046】このように、本実施例においては、静止画
の外に、画面が比較的大きく変化する場合等の特徴的な
画面を記録しており、監視カメラとして有効である。ま
た、通常のテレビジョン放送に適用した場合には、番組
はコマ送り的に記録されるので番組の内容を短時間で把
握することができるという利点もある。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、所
定の画像データを自動的に記録することができるので、
ユーザーの煩雑な操作を必要とすることなく文字情報等
の必要な情報を確実に把握することができるという効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像記録装置の一実施例を示すブ
ロック図。
【図2】図1中のENC/DEC回路13のエンコード回
路の具体的な構成を示すブロック図。
【図3】図1中の符号量検出部15の具体的な構成を示す
ブロック図。
【図4】実施例の動作を説明するためのグラフ。
【図5】本発明の他の実施例を示すブロック図。
【図6】図5の実施例の動作を説明するためのグラフ。
【図7】従来の画像記録装置を示すブロック図。
【符号の説明】
11…フレームメモリ、12…DCT/IDCT回路、13…
ENC/DEC回路、14…メモリ、15…符号量検出部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一連の画像データを圧縮して圧縮符号デ
    ータを出力する圧縮手段と、 制御信号に基づいて所定の記録媒体に前記圧縮符号デー
    タを記録する画像記録手段と、 前記圧縮符号データのデータ量を検出しデータ量が所定
    の変化をすると前記画像記録手段に記録を許可するため
    の前記制御信号を出力する符号量検出手段とを具備した
    ことを特徴とする画像記録装置。
JP4084079A 1992-04-06 1992-04-06 画像記録装置 Pending JPH05292452A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4084079A JPH05292452A (ja) 1992-04-06 1992-04-06 画像記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4084079A JPH05292452A (ja) 1992-04-06 1992-04-06 画像記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05292452A true JPH05292452A (ja) 1993-11-05

Family

ID=13820486

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4084079A Pending JPH05292452A (ja) 1992-04-06 1992-04-06 画像記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05292452A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11168691A (ja) * 1997-12-04 1999-06-22 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 映像蓄積表示装置
KR20050115604A (ko) * 2004-06-04 2005-12-08 주식회사 대우일렉트로닉스 교육방송 시청 감시 시스템 및 방법

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JPH11168691A (ja) * 1997-12-04 1999-06-22 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 映像蓄積表示装置
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