JPH05290897A - 蓄電池状態検出装置 - Google Patents

蓄電池状態検出装置

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Publication number
JPH05290897A
JPH05290897A JP4118109A JP11810992A JPH05290897A JP H05290897 A JPH05290897 A JP H05290897A JP 4118109 A JP4118109 A JP 4118109A JP 11810992 A JP11810992 A JP 11810992A JP H05290897 A JPH05290897 A JP H05290897A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage battery
rubber valve
valve
battery
metal contact
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Pending
Application number
JP4118109A
Other languages
English (en)
Inventor
Akifumi Tanaka
昌文 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Storage Battery Co Ltd
Original Assignee
Japan Storage Battery Co Ltd
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Publication date
Application filed by Japan Storage Battery Co Ltd filed Critical Japan Storage Battery Co Ltd
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Secondary Cells (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 新旧電池、温度、充電電流等による調整不要
で、安価且つ信頼性の高い蓄電池状態検出装置を提供す
る。 【構成】 液栓に設けられた弁座1と、弁座1に嵌合さ
れたゴム弁2であって蓄電池内圧上昇により開弁するも
のと、金属接触片3であってゴム弁2の膨脹・復元にと
もなって移動するものと、栓体キャップ10に固定され
た2つの電極接点4a,4bであって金属接触片3によ
り短絡・開放されるとともに充電制御装置に接続される
ためのものとを備えてなり、蓄電池内圧上昇にともなう
ゴム弁2の膨脹・復元を利用して蓄電池充電状態を検出
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は蓄電池状態検出装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】過充電量が増加すると、電解液減少等に
より、蓄電池に悪影響が生ずることは周知の通りであ
る。減液は蓄電池寿命を極端に短くし、液切れ状態が続
くと蓄電池事故の原因になりかねない。
【0003】そのため、最適充電を行うことができるよ
う様々な充電制御法が提案されている。その主なものと
しては次のようなものがある。 (1)ガス発生電圧到達後、タイマー等により所定時間
充電を行うもの。 (2)ガス発生電圧到達後に容量の10%程度過充電を
行うと充電電圧が平坦になるという特性を利用し、これ
を検出して充電を制御するもの。 (3)小容量蓄電池では充電時の発熱の影響により充電
終期電圧が下がるという特性を利用した、いわゆる−△
V電圧検知式のもの。 (4)充電放電回路に電量計を入れて充電制御するも
の。 (5)ガス発生電圧に到達した時点で充電電流を減少さ
せる2段充電式のもの。 (6)マイコンを応用し、放電量を記憶させ、それに適
した充電を行うもの。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この中で特に広く利用
されているのは(1)のものである。この方式が広く利
用される理由は、ガス発生電圧検出後タイマー操作によ
り3〜4時間追加充電するという簡単な方法であり、コ
スト面でも一番安価に構成できるためである。
【0004】ガス発生電圧が蓄電池温度により変化する
ことが問題となるが、(1)の方式を採用した充電制御
では温度による補正が必ず考慮されている。
【0005】過充電の原因はいろいろあるが、アンチモ
ン合金格子を採用した鉛蓄電池におけるアンチモン溶出
もその1つである。アンチモン合金格子を採用した蓄電
池では、経年とともにアンチモンが溶出し負極板に電着
し、これが水素過電圧を低下させるので、充電時のガス
発生電圧が低下するのである。この値は、蓄電池使用開
始初期においては約2.40V/セルであるが、寿命末
期では2.25〜2.30V/セルにまで低下する。従
って、ガス発生電圧の低下した蓄電池に使用開始初期と
同じ2.40V/セルの充電電圧を印加すると、著しい
過充電になり急激な減液原因となる。
【0006】ところが、前述したようないずれの充電制
御法にも、経年による蓄電池の特性変化を検出して充電
を制御できるようにしたものはない。
【0007】本発明はこのような課題を解決するために
なされたものであり、その目的とするところは、蓄電池
新・旧の別、温度、充電電流の大小等に関係なく充電状
態が検出できる検出装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、液栓に設けられ
た弁座と、弁座に嵌合されたゴム弁であって、蓄電池内
圧上昇により開弁するものと、金属接触片であって、ゴ
ム弁の膨脹・復元にともなって移動するものと、栓体キ
ャップに固定された2つの電極接点であって、金属接触
片により短絡・開放されるとともに、充電制御装置に接
続されるためのものとを備えてなり、蓄電池内圧上昇に
ともなうゴム弁の膨脹・復元を利用して蓄電池充電状態
を検出する蓄電池状態検出装置とすることにり、前記課
題を解決するものである。
【0009】
【実施例】以下、本発明を具体的実施例により詳述す
る。図1は本発明の1実施例にかか蓄電池状態検出装置
の断面図である。同図において、1は液栓中空部上部の
ガス通気部先端を円筒状にして形成された弁座である。
2はキャッ状のゴム弁であり、弁座1に密着嵌合されて
いる。蓄電池の内圧が上昇したとき、ゴム弁2は図面上
部方向に膨張し、内圧が所定値を超えるとゴム弁2と弁
座1との嵌合部からガスが排気される。3は薄い金属接
触片であり、ゴム弁2の膨張・復元にともなって移動す
るよう構成されている。4a、4bは充電制御回路に接
続された2本の電極(2接点)であり、金属接触片3に
より短絡・開放される。5は液栓の垂下筒であり、下端
部にはガス通気孔が設けられている。6は垂下筒内に設
けられた防マツ板であり、弁部への電解液飛散を防止し
ている。7は液栓固定用ネジ部、8はパッキン座、10
は栓体キャップであり栓体上部に接着あるいは強挿固定
される。9は液栓と液栓キャップ10との接合部に設ら
れた排気口である。11は液栓キャップの上部内壁から
の垂下させた筒であり、ゴム弁2を押えて蓄電池内圧上
昇時にゴム弁が移動するのを防止している。電極4a、
4bは栓体キャップ10に固定されている。12は電極
被服カバー、13はパッキン、14は蓄電蓋である。
【0010】かかる構造の蓄電池状態検出装置におい
て、蓄電池内部でガスが発生した場合、液栓上部の中空
部Bはゴム弁2により閉塞空間状態になっているため、
ゴム弁2が開弁するまで蓄電池内圧が上昇する。圧力上
昇に伴ってゴム弁2の中央部は図面上方に膨脹し、これ
につれて金属接触片3も図面上方に変位する。その結
果、2つの電極4a、4bは金属接触片3により短絡さ
れ、電気的閉回路を構成する。金属接触片3はこの状態
で保持される。さらに蓄電池内圧が上昇すると、ゴム弁
2が開弁し蓄電池内圧は低下する。これにともなって、
膨脹したゴム弁2は収縮して復元し、電極4a,4bと
接触していた接金属片3がもとの位置に戻り、電極4
a,4b間の電気的閉回路は開回路となる。尚、ゴム弁
2の開弁圧力値は、蓄電池の種類や用途により適宜選択
される。
【0011】蓄電池では、充電時以外にも自己放電によ
ってガスが発生する。充電制御を適切におこなわせるた
めには、蓄電池の内圧がどのような状態で発生したガス
によって上昇したかを識別させなければならない。通
常、充電時のガス発生量は、自己放電によるガス発生量
に比較して100倍以上である。このため開弁時(接点
動作時)から次回開弁時までの時間を計測すれば、容易
にガス発生の原因を識別することができる。つまり、充
電時であれば開弁から開弁までの期間は10分以下とな
るが、自己放電の場合は発生ガス量が少なく1日に1〜
2回程度しか開弁しない。このように開弁回数を電気的
に積分すれば、充電状態がどの程度まで進行しているか
判断できる。
【0012】図2は開弁回数検出による充電制御した回
路の1例である。図2の接点SWは図1に示す電極4
a,4bと金属接触片3である。図1のX、Y端子は抵
抗R1に並列に接線されている。R1 を高抵抗、R2 を
低抵抗とすると、接点のON、OFFにより、図2のY
点電圧はON時にHIGH、OFF時にLOWとなる。
接点ON時(蓄電池内圧上昇時)は過渡電流がコンデン
サC1 に流れ、コンデンサC1 の容量分でC2 が充電さ
れる、コンデンサC1 の容量をコンデンサC2 の容量よ
りも小さく設定すると、過渡電流が流れるたびにC2 の
電圧が段階的に上昇する。これを図示したのが図3であ
り、1回の接点動作でC2 の電圧はaの電圧まで上昇す
ることを示す。接点動作2回目ではbの電圧,3回目で
はCの電圧となり、4回目でC2 の電圧は基準電圧を越
えた特性となっている。接点動作時間が長時間になれば
C2 電圧が洩電圧のため減衰し、図3の点線に示すよう
に、0Vまで低下する。この時点で再度接点動作があっ
ても、C2 の電圧レベルはa点まで上昇するのみで、こ
れ以上の電圧上昇はない。しかし、接点動作の期間が充
電による発生ガスで期間が短かくなると、C2 の電圧レ
ベルは図3のb点、c点・…と上昇し、接点動作期間
も、図示されているように、充電の進行に従って徐々に
短くなる。このようにC2 のコンデンサの減衰常数を3
0分〜5時間程度のものを選定すると、自己放電と充電
時のガス発生を容易に識別することができる。
【0013】
【発明の効果】以上述べたように、本発明は、液栓に設
けたられた弁座と、弁座に嵌合されたゴム弁であって蓄
電池内圧上昇により開弁するものと、金属接触片であっ
てゴム弁の膨脹・復元にともなって移動するものと、栓
体キャップに固定された2つの電極接点であって金属接
触片により短絡・開放されるとともに充電制御装置に接
続されるためのものとを備えてなり、蓄電池内圧上昇に
ともなうゴム弁の膨脹・復元を利用して蓄電池充電状態
を検出することを特徴とする蓄電池状態検出装置であ
る。蓄電池の新旧、蓄電池温度、充電電流の大小に関係
なく蓄電池が容量の95%まで充電されると発生ガスは
急激に増加するので、所定回数の開弁で100%充電に
達するように回路定数を設定することにより、ガス量は
充電AHに比例するため、正確な100%充電状態を検
出できる。従って、従来の充電制御で問題となっていた
新旧電池、電池種類、温度、充電電流等による調整が一
切不要となり、低コストで正確な充電制御が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる蓄電池状態検出装置の1例を示
す図である。
【図2】本発明にかかる蓄電池状態検出装置を用いてガ
ス発生量を検出し充電制御する回路の1例を示す図であ
る。
【図3】図2で示した充電制御回路のコンデンサ電圧C
2 の電圧特性と充電量との関係を示す図である。
【符号の説明】
1 弁座 2 ゴム弁 3 金属接触弁 4 電極 5 液栓垂下筒 10 液栓キャップ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液栓に設けられた弁座(1)と、 弁座(1)に嵌合されたゴム弁(2)であって、蓄電池
    内圧上昇により開弁するものと、 金属接触片(3)であって、ゴム弁(2)の膨脹・復元
    にともなって移動するものと、 栓体キャップ(10)に固定された2つの電極接点(4
    a,4b)であって、金属接触片(3)により短絡・開
    放されるとともに、充電制御装置に接続されるためのも
    のとを備えてなり、 蓄電池内圧上昇にともなうゴム弁(2)の膨脹・復元を
    利用して蓄電池充電状態を検出する蓄電池状態検出装
    置。
JP4118109A 1992-04-10 1992-04-10 蓄電池状態検出装置 Pending JPH05290897A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4118109A JPH05290897A (ja) 1992-04-10 1992-04-10 蓄電池状態検出装置

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JP4118109A JPH05290897A (ja) 1992-04-10 1992-04-10 蓄電池状態検出装置

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JPH05290897A true JPH05290897A (ja) 1993-11-05

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JP4118109A Pending JPH05290897A (ja) 1992-04-10 1992-04-10 蓄電池状態検出装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2718290A1 (fr) * 1994-03-31 1995-10-06 Varta Batterie Batterie d'accumulateur à plusieurs éléments, étanche aux gaz, comportant un dispositif de protection contre la pression.
US6610438B2 (en) * 2000-03-30 2003-08-26 Sanyo Electric Co., Ltd. Seal type storage battery
DE102019100085A1 (de) * 2019-01-04 2020-07-09 Mann+Hummel Gmbh Entgasungseinheit, Elektronikgehäuse, insbesondere Batteriegehäuse, und Kraftfahrzeug

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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FR2718290A1 (fr) * 1994-03-31 1995-10-06 Varta Batterie Batterie d'accumulateur à plusieurs éléments, étanche aux gaz, comportant un dispositif de protection contre la pression.
US6610438B2 (en) * 2000-03-30 2003-08-26 Sanyo Electric Co., Ltd. Seal type storage battery
DE102019100085A1 (de) * 2019-01-04 2020-07-09 Mann+Hummel Gmbh Entgasungseinheit, Elektronikgehäuse, insbesondere Batteriegehäuse, und Kraftfahrzeug

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