JPH05289892A - 計算機システム - Google Patents

計算機システム

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JPH05289892A
JPH05289892A JP8440692A JP8440692A JPH05289892A JP H05289892 A JPH05289892 A JP H05289892A JP 8440692 A JP8440692 A JP 8440692A JP 8440692 A JP8440692 A JP 8440692A JP H05289892 A JPH05289892 A JP H05289892A
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JP
Japan
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resource
occupancy
resources
occupied
occupation
Prior art date
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Pending
Application number
JP8440692A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikiya Sakurai
幹也 桜井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP8440692A priority Critical patent/JPH05289892A/ja
Publication of JPH05289892A publication Critical patent/JPH05289892A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 計算機システムにおいて、リソース占有解除
漏れ発生時に、強制的にリソースの占有を解除し、シス
テムのロック状態を自動的に解消する。 【構成】 本発明はリソースの占有状態を保存する記憶
手段5と、占有要求元の処理から占有要求を受け付け、
記憶手段にリソースの占有情報を設定してリソースを占
有状態とするリソース占有手段3と、リソースの占有状
態を監視し、一定時間以上占有されているリソースがあ
るとき、リソース占有解除手段に通知するリソース占有
状態監視手段6と、占有解除要求元の処理から占有解除
要求を受け付け、記憶手段にリソースの占有解除情報を
設定し、リソースを解放するリソース占有解除手段とか
ら構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、計算機システムにおけ
る、リソースに対する排他処理を行なう計算機システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に計算機システムは、中央演算装置
(CPU),記憶装置(主記憶装置,磁気ディスク装置
等),入出力装置(CRT,プリンタ等)等に代表され
る、様々なリソースから構成される。計算機システム上
で動作するソフトウェアプログラムは、システムの持つ
上記各種リソースを効果的に利用して、システムに課せ
られた機能を実現する。その際、複数のプログラムにて
グループを形成し、グループにて上記リソースを占有
し、排他的に処理する場合がある。
【0003】計算機システムにおけるリソースの占有処
理に関する従来の技術を、図6を用いて説明する。図6
において、リソースr1は計算機システムの持つリソー
ス、処理a2-1 〜処理e2-5 はリソースr1を占有し、
排他的に処理を行なう処理、手段EN3は排他要求され
たリソースを排他要求した処理の占有状態とするリソー
ス占有手段、手段DE4は要求されたリソースの占有状
態を解除するリソース占有解除手段である。手段m5は
各リソースの占有状態を保持する記憶手段である。処理
a2-1 〜処理e2-5 ,リソース占有手段EN3,リソー
ス占有解除手段DE4はソフトウェアプログラムにより
実現される。そして各処理a2-1 ,処理b2-2 はリソー
スr1を共有して排他的に処理を行なう。又、処理c2-
3 ,処理d2-4 もリソースr1を共有して排他的に処理
を行なう。処理e2-5 は単独でリソースr1を占有して
処理を行なう。この時、処理a2-1 ,処理b2-2 を処理
グループA、処理c2-3 ,処理d2-4 をグループB、処
理e2-5 をグループCと呼ぶ。各処理は排他処理開始時
に、リソースr1を指定して排他処理することをリソー
ス占有手段EN3に通知する。
【0004】リソース占有手段EN3は排他処理の通知
を受けると、リソースr1が排他されているという情報
と占有要求元のグループと占有要求元の処理名を記憶手
段m5に記憶する。記憶手段m5に記憶される情報は図
7に示されるようなものである。この時リソースr1が
既に他のグループにて占有されていれば、リソース占有
手段EN3は占有要求元の処理にその旨を通知し、新た
な占有は行なわない。又、既にリソースr1が占有され
ていても、占有しているグループが占有要求元のグルー
プと同一であれば、記憶手段m5の占有要求元処理名を
追加し、占有の完了を占有要求元の処理に通知する。
【0005】リソースr1を占有している各処理が排他
処理を終えた時点で、各処理はリソース占有解除手段D
E4に対して、リソースr1の占有解除を通知する。リ
ソース占有解除手段DE4はこの通知を受けて、記憶手
段m5に記憶されているリソースr1の排他情報から、
占有解除要求元の処理名を削除する。この時、リソース
r1を占有する処理が全てなくなると、占有要求元のグ
ループ名を削除し、リソースr1の占有は解除され、新
たなグループからの占有が可能となる。上記のように、
リソースを占有し排他的に処理する場合、占有,占有解
除のタイミングは、占有を要求する処理にまかされてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術におい
て、あるグループにてリソースを占有中に、当該グルー
プの中のある処理が正常に終了せず、リソースの占有を
解除しないまま終了したり、処理に漏れがあって解除を
行なわなかったりした場合、当該リソースは当該グルー
プにて占有中のままの状態で残ってしまう。この場合、
計算機システムの他の処理が当該リソースを使用しよう
としても、当該リソースは占有中であるため受け付けら
れず、当該リソースは使用不能となる。このような場
合、システムは正常に機能しないため、システムの運用
に支障を来すという問題があった。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、リソース占有解除漏れ発生時に、強制的にリソー
スの占有を解除し、システムのロック状態を自動的に解
消する計算機システムを提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1は前記課題を解決す
るための本発明の構成図であり、本発明はリソースの占
有状態を保存する記憶手段5と、占有要求元の処理から
占有要求を受け付け、記憶手段にリソースの占有情報を
設定してリソースを占有状態とするリソース占有手段3
と、リソースの占有状態を監視し、一定時間以上占有さ
れているリソースがあるとき、リソース占有解除手段に
通知するリソース占有状態監視手段6と、占有解除要求
元の処理から占有解除要求を受け付け、記憶手段にリソ
ースの占有解除情報を設定し、リソースを解放するリソ
ース占有解除手段4とから構成した。
【0009】
【作用】先ず、リソース占有に際してリソース占有手段
3は、占有する処理がどのくらいの時間リソースを占有
するかということを示す占有許容時間と占有要求元の処
理名と占有要求元のグループ名を記憶手段に設定すると
共に、リソースを占有したという情報とその時の時刻を
記憶手段5に設定する。リソース占有状態監視手段6
は、記憶手段に設定されている情報を監視して占有され
ているリソースがあれば、現在時刻と占有開始時刻の差
から占有時間を求め、占有許容時間と比較する。その結
果、占有時間が占有許容時間を越えていた場合は、リソ
ース占有解除手段4に対して異常を通知する。上記の処
理を全てのリソースについて行なう。
【0010】リソース占有状態監視手段6は、上記の処
理を一定周期で繰り返す。リソース占有解除手段はリソ
ース占有状態監視手段から異常を通知されると、記憶手
段に保存されている当該リソースの占有情報に、異常の
あった処理からの占有を解除する情報を設定する。当該
リソースを占有している処理が全てなくなれば、当該リ
ソースを非占有状態とする。以上により、リソース占有
許容時間を越えて、占有されているリソースの解放が行
なわれる。
【0011】
【実施例】以下図面を参照して実施例を説明する。
【0012】図2は本発明による計算機システムの一実
施例の構成図である。本実施例は計算機の記憶手段、リ
ソース占有手段、リソース占有解除手段、リソース占有
状態監視手段、リソースを占有して処理を行なう複数の
占有要求手段、計算機システムのもつリソース、それら
を組み込んだ電子計算機からなる。
【0013】記憶手段にはリソースの占有状態を保存す
るリソース管理テーブル51が確保される。他の手段はソ
フトウェアプログラムにより実現される。即ち、リソー
ス占有手段はリソース占有プログラム(EN)31、リソ
ース占有状態監視手段はリソース占有状態監視プログラ
ム(SV)61、リソース占有解除手段はリソース占有解
除プログラム(DE)41、占有要求手段は複数の占有要
求プログラム(T1 〜T6 )により実現される。占有要
求プログラムは複数のプログラムでグループを形成し、
グループ内の占有プログラム同士でリソースを共有し、
他グループを排他して処理を行なう。本実施例では占有
要求プログラムT1 ,T2 ,T3 がグループAを形成
し、T4 ,T5 ,T6 がグループBを形成する。又、リ
ソースはプリンタ(PRN1 〜PRN3 ),操作卓(O
PC1 /OPC3 )とする。次に作用について説明す
る。
【0014】占有要求プログラムT1 が操作(OPC1
)を占有する時は、占有対象のリソースを指定して、
当該リソースを占有することをリソース占有プログラム
(EN)に通知する。リソース占有プログラムの処理フ
ローを図3に示す。リソース占有プログラム(EN)31
は、記憶手段のリソース管理テーブル51の占有要求され
たリソース(OPC1 )の占有状態を参照する(3a)。
もし要求されたリソースが今回要求した占有要求プログ
ラムの属するグループ以外のグループから占有中でなけ
れば(3b)、当該リソースを占有中とし(3c)、当該処
理(T1 )の占有許容時間,現在時刻,プログラム名を
設定する(3d,3e)。記憶手段のリソース管理テーブル
の構成を図4に示す。上記処理時に当該リソースが要求
元の占有要求プログラムのグループ以外のグループに属
する占有要求プログラムから占有中であれば、当該処理
による占有は行なわない。即ち、OPC1 がグループA
(T1 の所属グループ)以外のグループにて占有中であ
ればT1 による占有は行なわない。
【0015】リソース占有状態監視プログラム(SV)
の処理フローを図5に示す。リソース占有状態監視プロ
グラム(SV)は、定周期で動作し以下の処理を行な
う。先ず、リソース管理テーブルの各リソースの情報を
参照し、各リソースが占有中か否かを判断する(5b)。
占有中のリソースがあればリソース管理テーブルに保存
されている当該リソースの占有開始時刻と現在時刻の差
から占有時間を求める(5c)。
【0016】次に上記占有時間と占有許容時間を比較
し、占有時間が占有許容時間を越えているか否かを判定
する(5d)。もし越えていれば、リソース解除プログラ
ム(DE)に当該リソースのリソース番号と占有してい
るプログラム名を通知する(5e)。リソース占有状態監
視プログラム(SV)は、上記処理を定周期に全てのリ
ソースについて行なう。リソース解除時は解除対象リソ
ースを指定して、リソース解除プログラム(DE)が起
動される。リソース占有解除プログラム(DE)は、リ
ソース占有状態監視プログラムからリソースの解除要求
を通知されると、リソース管理テーブルの当該リソース
の通知があったプログラムに対応する占有許容時間,占
有開始時刻,占有プログラム名をクリアする。その結
果、当該リソースを占有しているプログラムをがなくな
れば、当該リソースの占有状態を非占有状態とする。
【0017】上記実施例によれば、万一、プログラムの
異常終了や永久ループ等の発生により、リソースを占有
した処理からの占有解除ができなくなり、リソースが占
有状態となったままになった場合でも、一定時間(占有
許容時間)待てば、自動的に当該リソースの占有を解除
することができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればシ
ステムにおける各処理の異常により、万一、リソースの
解放漏れが生じ当該リソースのロックが発生しても、一
定時間待てば解消される構成としたので、システム運用
に対する支障を回避でき、システムを効率よく運用する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示す図。
【図2】実施例の構成を示す図。
【図3】リソース占有プログラムの処理フローを示す
図。
【図4】実施例のリソース占有情報のフォーマットを示
す図。
【図5】リソース占有状態監視プログラムの処理フロー
を示す図。
【図6】従来の技術を示す図。
【図7】従来のリソース占有情報のフォーマットを示す
図。
【符号の説明】
1 リソース 2 処理 3 リソース占有手段 4 リソース占有解除手段 5 記憶手段 31 リソース占有プログラム 41 リソース占有解除プログラム 51 リソース管理テーブル 61 リソース占有状態監視プログラム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計算機システムのリソースを複数のプロ
    グラムで占有し、それら複数のプログラム間でリソース
    を共有して排他的に処理を行なうためのリソース占有手
    段と、占有したリソースを開放するリソース開放手段
    と、リソースの占有状態を示す情報を記憶する記憶手段
    を有する計算機システムにおいて、リソースが占有され
    ている時間を監視するリソース占有状態監視手段を設
    け、前記リソース占有状態監視手段が記憶手段から各リ
    ソースの占有状態情報を取り込み、所定時間以上占有さ
    れているリソースがあればリソース占有解放手段に通知
    し、リソースの占有を解除することを特徴とする計算機
    システム。
JP8440692A 1992-04-07 1992-04-07 計算機システム Pending JPH05289892A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8440692A JPH05289892A (ja) 1992-04-07 1992-04-07 計算機システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8440692A JPH05289892A (ja) 1992-04-07 1992-04-07 計算機システム

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JPH05289892A true JPH05289892A (ja) 1993-11-05

Family

ID=13829712

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8440692A Pending JPH05289892A (ja) 1992-04-07 1992-04-07 計算機システム

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JP (1) JPH05289892A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008500633A (ja) * 2004-06-03 2008-01-10 インテル・コーポレーション マネージドランタイム環境におけるスレッド同期方法および装置
JP2009181466A (ja) * 2008-01-31 2009-08-13 Canon Inc 半導体露光装置及びその制御方法、及びコンピュータプログラム
JP2009199303A (ja) * 2008-02-21 2009-09-03 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置、画像処理プログラム
JP2009199166A (ja) * 2008-02-19 2009-09-03 Nec Corp 情報処理装置、その制御方法及びプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008500633A (ja) * 2004-06-03 2008-01-10 インテル・コーポレーション マネージドランタイム環境におけるスレッド同期方法および装置
JP2009181466A (ja) * 2008-01-31 2009-08-13 Canon Inc 半導体露光装置及びその制御方法、及びコンピュータプログラム
JP2009199166A (ja) * 2008-02-19 2009-09-03 Nec Corp 情報処理装置、その制御方法及びプログラム
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