JPH05289622A - 表示体及びこれを用いた表示装置並びに表示体の製造方法 - Google Patents
表示体及びこれを用いた表示装置並びに表示体の製造方法Info
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- JPH05289622A JPH05289622A JP4114249A JP11424992A JPH05289622A JP H05289622 A JPH05289622 A JP H05289622A JP 4114249 A JP4114249 A JP 4114249A JP 11424992 A JP11424992 A JP 11424992A JP H05289622 A JPH05289622 A JP H05289622A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 表示の一部が他の一部よりも目立つように静
止しているように表示されるようにすることにある。 【構成】 写真、イラスト、絵画等の表示部を有する透
光性の表示体(14)であって、光拡散処理が施された光拡
散部(38,40) を裏面の一部に備えることを特徴とする。
止しているように表示されるようにすることにある。 【構成】 写真、イラスト、絵画等の表示部を有する透
光性の表示体(14)であって、光拡散処理が施された光拡
散部(38,40) を裏面の一部に備えることを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、写真、イラスト、絵画
等の表示部を有する透光性の表示体及びこれを用いた表
示装置並びに表示体の製造方法に関する。
等の表示部を有する透光性の表示体及びこれを用いた表
示装置並びに表示体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】写真、イラスト、絵画等を表示する装置
の1つとして、絵画等が描かれた透光性の表示体と、互
いに平行の多数の線状の遮光部または格子状の遮光部を
有し前記表示体に近接して該表示体の背後に配置された
遮光体と、該遮光体の背後に配置された光源と、前記表
示体及び前記遮光体に前記遮光部の配列方向へ相対的な
往復運動をさせる駆動機構とを含む表示装置がある(例
えば、特開昭62−95579号公報)。
の1つとして、絵画等が描かれた透光性の表示体と、互
いに平行の多数の線状の遮光部または格子状の遮光部を
有し前記表示体に近接して該表示体の背後に配置された
遮光体と、該遮光体の背後に配置された光源と、前記表
示体及び前記遮光体に前記遮光部の配列方向へ相対的な
往復運動をさせる駆動機構とを含む表示装置がある(例
えば、特開昭62−95579号公報)。
【0003】光源からの光線は、遮光体を経て表示体の
裏側に照射され、表示体を透過する。これにより、表示
体の裏面には遮光体の遮光部の模様に類似した第1の明
暗模様が形成され、また表示体の表面には遮光体の遮光
部の模様(第1の明暗模様)と表示体の表示部の模様と
の組み合わせに応じた第2の明暗模様が形成される。そ
の結果、表示体上において明るく表示すべき領域(高輝
度表示領域)は、遮光体による遮光作用(第1の明暗模
様)により高輝度の箇所と低輝度の箇所とにすなわち観
察者が容易に識別可能の明暗部に分けられる。
裏側に照射され、表示体を透過する。これにより、表示
体の裏面には遮光体の遮光部の模様に類似した第1の明
暗模様が形成され、また表示体の表面には遮光体の遮光
部の模様(第1の明暗模様)と表示体の表示部の模様と
の組み合わせに応じた第2の明暗模様が形成される。そ
の結果、表示体上において明るく表示すべき領域(高輝
度表示領域)は、遮光体による遮光作用(第1の明暗模
様)により高輝度の箇所と低輝度の箇所とにすなわち観
察者が容易に識別可能の明暗部に分けられる。
【0004】表示体と遮光体とを相対的に移動させない
ときは、第1の明暗模様が表示体に対して変位しないか
ら、高輝度表示領域内の明暗部は変化しない。これによ
り、観察者には、流水、波等のように移動しているよう
に見えてもよい表示部(いわゆる、動的表示部)と、
橋、建物、山等のように移動しているように見えてはな
らない表示部分すなわち静止しているように見えるべき
表示部(いわゆる、静的表示部)とのいずれもが静止し
ているように見える。その結果、静的表示部及び動的表
示部の一方がその他方に対し目立つということはない。
ときは、第1の明暗模様が表示体に対して変位しないか
ら、高輝度表示領域内の明暗部は変化しない。これによ
り、観察者には、流水、波等のように移動しているよう
に見えてもよい表示部(いわゆる、動的表示部)と、
橋、建物、山等のように移動しているように見えてはな
らない表示部分すなわち静止しているように見えるべき
表示部(いわゆる、静的表示部)とのいずれもが静止し
ているように見える。その結果、静的表示部及び動的表
示部の一方がその他方に対し目立つということはない。
【0005】これに対し、表示体と遮光体とを相対的に
移動させると、第1の明暗模様が表示体と遮光体との相
対的な移動にともなって表示体に対し移動するから、表
示体上の高輝度表示領域内の明暗部が第1の明暗模様の
移動により変化し、その結果、観察者には、表示体上の
高輝度表示領域があたかも移動しているように見える。
しかし、表示体と遮光体とを相対的に移動させても、静
的表示部内及び動的表示部内の高輝度表示領域がともに
移動しているように見えるから、静的表示部及び動的表
示部の一方がその他方に対し目立つということはない。
また、動的表示部内の高輝度表示領域のみならず静的表
示部内の高輝度表示領域もが移動しているように見える
から、表示が不自然となってしまう。
移動させると、第1の明暗模様が表示体と遮光体との相
対的な移動にともなって表示体に対し移動するから、表
示体上の高輝度表示領域内の明暗部が第1の明暗模様の
移動により変化し、その結果、観察者には、表示体上の
高輝度表示領域があたかも移動しているように見える。
しかし、表示体と遮光体とを相対的に移動させても、静
的表示部内及び動的表示部内の高輝度表示領域がともに
移動しているように見えるから、静的表示部及び動的表
示部の一方がその他方に対し目立つということはない。
また、動的表示部内の高輝度表示領域のみならず静的表
示部内の高輝度表示領域もが移動しているように見える
から、表示が不自然となってしまう。
【0006】
【解決しようとする課題】本発明の目的は、表示の一部
が他の一部よりも目立つように静止しているように表示
されるようにすることにある。本発明の他の目的は、一
部は移動しているように表示されるが、他の一部は静止
しているように表示されるようにすることにある。
が他の一部よりも目立つように静止しているように表示
されるようにすることにある。本発明の他の目的は、一
部は移動しているように表示されるが、他の一部は静止
しているように表示されるようにすることにある。
【0007】
【解決手段、作用、効果】本発明の表示体は、写真、イ
ラスト、絵画等の表示部を有する透光性の表示体であっ
て、光拡散処理が施された光拡散部を裏面の一部に備え
ることを特徴とする。
ラスト、絵画等の表示部を有する透光性の表示体であっ
て、光拡散処理が施された光拡散部を裏面の一部に備え
ることを特徴とする。
【0008】光源からの光線は、遮光体を経て表示体の
裏側に照射され、それにより、表示体の裏面に遮光体の
遮光部の模様に類似した第1の明暗模様を形成する。表
示体の裏面に照射された光線のうち、光拡散部に照射さ
れた光線は光拡散部で拡散されるが、他の部位に照射さ
れた光線は拡散されない。このため、表示体のうち、光
拡散部に対応する部位はその箇所の光透過性能すなわち
表示内容に応じて表示され、また光拡散部に対応する部
位内の高輝度表示領域は全体的に明るく表示されるが、
光拡散部に対応する部位以外の部位は遮光体の遮光部の
模様(第1の明暗模様)と表示体の表示部の模様との組
み合わせに応じた第2の明暗模様となり、光拡散部に対
応する部位以外の部位は遮光体の遮光作用(第1の明暗
模様)により明暗部に分けられ、特にその中の高輝度表
示領域は観察者が容易に識別可能の明暗部に分けられ
る。
裏側に照射され、それにより、表示体の裏面に遮光体の
遮光部の模様に類似した第1の明暗模様を形成する。表
示体の裏面に照射された光線のうち、光拡散部に照射さ
れた光線は光拡散部で拡散されるが、他の部位に照射さ
れた光線は拡散されない。このため、表示体のうち、光
拡散部に対応する部位はその箇所の光透過性能すなわち
表示内容に応じて表示され、また光拡散部に対応する部
位内の高輝度表示領域は全体的に明るく表示されるが、
光拡散部に対応する部位以外の部位は遮光体の遮光部の
模様(第1の明暗模様)と表示体の表示部の模様との組
み合わせに応じた第2の明暗模様となり、光拡散部に対
応する部位以外の部位は遮光体の遮光作用(第1の明暗
模様)により明暗部に分けられ、特にその中の高輝度表
示領域は観察者が容易に識別可能の明暗部に分けられ
る。
【0009】表示体と遮光体とを相対的に移動させない
と、第1の明暗模様は表示体に対し移動しない。しか
し、表示体と遮光体とを相対的に移動させると、第1の
明暗模様は表示体と遮光体との相対的な移動にともなっ
て表示体に対して移動する。このため、表示体と遮光体
とを相対的に移動させないと、光拡散部に対応する部位
はその箇所の表示内容に応じた明るさに表示され、それ
により光拡散部に対応する部位内の高輝度表示領域は全
体的に明るい表示となるのに対し、他の部位は第2の明
暗模様となり、それにより他の部位内の高輝度表示領域
は明暗部に分けられる。それゆえに、表示体と遮光体と
を相対的に移動させないと、光拡散部に対応する部位と
他の部位とは異なった表示となり、光拡散部に対応する
部位は、他の部位に比べ、人目につきやすい。
と、第1の明暗模様は表示体に対し移動しない。しか
し、表示体と遮光体とを相対的に移動させると、第1の
明暗模様は表示体と遮光体との相対的な移動にともなっ
て表示体に対して移動する。このため、表示体と遮光体
とを相対的に移動させないと、光拡散部に対応する部位
はその箇所の表示内容に応じた明るさに表示され、それ
により光拡散部に対応する部位内の高輝度表示領域は全
体的に明るい表示となるのに対し、他の部位は第2の明
暗模様となり、それにより他の部位内の高輝度表示領域
は明暗部に分けられる。それゆえに、表示体と遮光体と
を相対的に移動させないと、光拡散部に対応する部位と
他の部位とは異なった表示となり、光拡散部に対応する
部位は、他の部位に比べ、人目につきやすい。
【0010】これに対し、表示体と遮光体とを相対的に
移動させると、光拡散部に対応する部位内は、表示体と
遮光体とを相対的に移動させないときと同様に、その箇
所の表示内容に応じた明るさに表示されるにすぎない。
しかし、光拡散部に対応する部位以外の部位は、表示体
に対する第1の明暗模様の移動により、明暗部が全体的
に移動するとともに、高輝度表示領域の明暗部が変化
し、その結果、観察者には、表示体上の光拡散部に対応
する部位以外の部位が全体的にまた高輝度表示領域があ
たかも移動しているように見える。従って、表示体と遮
光体とを相対的に移動させると、光拡散部に対応する部
位は静止しているように見えるのに対し、光拡散部に対
応する部位以外の部位、特にその中の高輝度表示領域は
移動しているように見えるから、光拡散部に対応する部
位は他の部位に対し人目につきやすく、また表示が自然
となる。
移動させると、光拡散部に対応する部位内は、表示体と
遮光体とを相対的に移動させないときと同様に、その箇
所の表示内容に応じた明るさに表示されるにすぎない。
しかし、光拡散部に対応する部位以外の部位は、表示体
に対する第1の明暗模様の移動により、明暗部が全体的
に移動するとともに、高輝度表示領域の明暗部が変化
し、その結果、観察者には、表示体上の光拡散部に対応
する部位以外の部位が全体的にまた高輝度表示領域があ
たかも移動しているように見える。従って、表示体と遮
光体とを相対的に移動させると、光拡散部に対応する部
位は静止しているように見えるのに対し、光拡散部に対
応する部位以外の部位、特にその中の高輝度表示領域は
移動しているように見えるから、光拡散部に対応する部
位は他の部位に対し人目につきやすく、また表示が自然
となる。
【0011】上記のように、本発明によれば、光拡散処
理が施された光拡散部を表示体の裏面の一部に備えるか
ら、光拡散部に対応する部位は他の部位に対し人目につ
きやすい。また、表示体と遮光体とを相対的に移動させ
ても、表示が不自然となる恐れがない。
理が施された光拡散部を表示体の裏面の一部に備えるか
ら、光拡散部に対応する部位は他の部位に対し人目につ
きやすい。また、表示体と遮光体とを相対的に移動させ
ても、表示が不自然となる恐れがない。
【0012】前記光拡散部は、該光拡散部に隣接する隣
接部の側の部位から前記光拡散部の中央部に向けて段階
的にまたは漸次大になる厚さを有する縁部を前記隣接部
の側に備えることが好ましい。これにより、前記縁部に
おける拡散の度合いが徐々に変化するから、表示の目立
ちやすさが光拡散部に対応する部位と他の部位との境界
部において徐々に変化し、その結果前記境界部における
目立ちやすさに起因する表示の不自然さを低減すること
ができる。前記光拡散部は、該光拡散部に隣接する隣接
部の側の部位から前記光拡散部の中央部に向けて急激に
大になる厚さを有する縁部を前記隣接部の側に備えるこ
とが好ましい。これにより、前記縁部における拡散の度
合いが急激に変化するから、光拡散部に対応する部位と
他の部位との間の目立ちやすさが急激に変化し、その結
果光拡散部に対応する部位と他の部位との境界部が明確
に表示される。前記表示部は、流水、波のような動的表
示部と、橋、建物、山のような静的表示部とを有し、前
記光拡散部は、前記静的表示部に対応する部位に形成さ
れていることが好ましい。これにより、表示体と遮光体
とを相対的に移動させても、動的表示部は移動している
ように見えるのに対し、静的表示部は静止しているよう
に見えるから、表示が不自然となる恐れがない。前記表
示体は前記表示部を有する主パネルを備え、前記光拡散
部は前記表示部の背後部に形成されていてもよい。ま
た、前記表示体は、前記表示部を有する主パネルと、該
主パネルの背後に配置され、前記光拡散部が形成された
補助パネルとを備えることができる。さらに、前記光拡
散部を粗面とすることができる。
接部の側の部位から前記光拡散部の中央部に向けて段階
的にまたは漸次大になる厚さを有する縁部を前記隣接部
の側に備えることが好ましい。これにより、前記縁部に
おける拡散の度合いが徐々に変化するから、表示の目立
ちやすさが光拡散部に対応する部位と他の部位との境界
部において徐々に変化し、その結果前記境界部における
目立ちやすさに起因する表示の不自然さを低減すること
ができる。前記光拡散部は、該光拡散部に隣接する隣接
部の側の部位から前記光拡散部の中央部に向けて急激に
大になる厚さを有する縁部を前記隣接部の側に備えるこ
とが好ましい。これにより、前記縁部における拡散の度
合いが急激に変化するから、光拡散部に対応する部位と
他の部位との間の目立ちやすさが急激に変化し、その結
果光拡散部に対応する部位と他の部位との境界部が明確
に表示される。前記表示部は、流水、波のような動的表
示部と、橋、建物、山のような静的表示部とを有し、前
記光拡散部は、前記静的表示部に対応する部位に形成さ
れていることが好ましい。これにより、表示体と遮光体
とを相対的に移動させても、動的表示部は移動している
ように見えるのに対し、静的表示部は静止しているよう
に見えるから、表示が不自然となる恐れがない。前記表
示体は前記表示部を有する主パネルを備え、前記光拡散
部は前記表示部の背後部に形成されていてもよい。ま
た、前記表示体は、前記表示部を有する主パネルと、該
主パネルの背後に配置され、前記光拡散部が形成された
補助パネルとを備えることができる。さらに、前記光拡
散部を粗面とすることができる。
【0013】表示装置は、写真、イラスト、絵画等の表
示部を有する透光性の表示体と、互いに平行な複数の遮
光部または格子状の遮光部もしくは細かくかつ複雑な模
様の遮光部を有し前記表示体に近接して該表示体の背後
に配置された遮光体と、該遮光体の背後に配置された光
源とを含み、前記表示体は光拡散処理が施された光拡散
部を裏面の一部に含む。この表示装置の場合、表示体と
遮光体とは、相対的な運動をされない。前記表示体及び
前記遮光体に相対的な運動をさせる駆動機構を含むこと
が好ましい。これにより、光拡散部に対応する部位以外
の部以内の高輝度表示領域が移動しているかのように見
えるように表示することができる。表示体の製造方法
は、写真、イラスト、絵画等の表示部を有する透光性の
表示体の裏面の一部に光拡散処理が施された光拡散部を
形成する、表示体の製造方法であって、前記表示体の裏
面に前記光拡散部を形成することを含む。
示部を有する透光性の表示体と、互いに平行な複数の遮
光部または格子状の遮光部もしくは細かくかつ複雑な模
様の遮光部を有し前記表示体に近接して該表示体の背後
に配置された遮光体と、該遮光体の背後に配置された光
源とを含み、前記表示体は光拡散処理が施された光拡散
部を裏面の一部に含む。この表示装置の場合、表示体と
遮光体とは、相対的な運動をされない。前記表示体及び
前記遮光体に相対的な運動をさせる駆動機構を含むこと
が好ましい。これにより、光拡散部に対応する部位以外
の部以内の高輝度表示領域が移動しているかのように見
えるように表示することができる。表示体の製造方法
は、写真、イラスト、絵画等の表示部を有する透光性の
表示体の裏面の一部に光拡散処理が施された光拡散部を
形成する、表示体の製造方法であって、前記表示体の裏
面に前記光拡散部を形成することを含む。
【0014】
【実施例】図1および図2を参照するに、表示装置10
は、前方に開口する箱形の枠12と、該枠の開口部に配
置された表示体14と、該表示体の裏側に該表示体に近
接して配置された遮光体16と、該遮光体の裏側に配置
された複数の光源18と、遮光体16を表示体14に対
し上下方向へ平行に往復移動させる駆動機構20とを含
む。
は、前方に開口する箱形の枠12と、該枠の開口部に配
置された表示体14と、該表示体の裏側に該表示体に近
接して配置された遮光体16と、該遮光体の裏側に配置
された複数の光源18と、遮光体16を表示体14に対
し上下方向へ平行に往復移動させる駆動機構20とを含
む。
【0015】表示体14は、写真、イラスト、絵画、文
字等の表示部を前面に有する主パネル22を有する。表
示部は、図示の例では、海24と、該海の中の2つの島
26,28と、海24に浮かぶ船30と、空32と、島
26,28を結ぶ橋34と、海24内に描かれた複数の
文字36とを含む。以下の説明においては、上記の表示
部のうち、海24、島26,28、船30及び空32
を、これらが移動しているようにまたは揺れているよう
に見えてもよいいわゆる動的表示部とし、橋34及び文
字36を、これらが静止しているように見えるべきいわ
ゆる静的表示部とする。
字等の表示部を前面に有する主パネル22を有する。表
示部は、図示の例では、海24と、該海の中の2つの島
26,28と、海24に浮かぶ船30と、空32と、島
26,28を結ぶ橋34と、海24内に描かれた複数の
文字36とを含む。以下の説明においては、上記の表示
部のうち、海24、島26,28、船30及び空32
を、これらが移動しているようにまたは揺れているよう
に見えてもよいいわゆる動的表示部とし、橋34及び文
字36を、これらが静止しているように見えるべきいわ
ゆる静的表示部とする。
【0016】表示体14は、また、光線を散乱させる複
数の光拡散部38,40を主パネル22の裏面に有す
る。光拡散部38は橋34に対応する部位に形成されて
おり、光拡散部40は文字36に対応する部位に形成さ
れている。しかし、光拡散部を島26,28等他の表示
部に対応する箇所に形成してもよい。
数の光拡散部38,40を主パネル22の裏面に有す
る。光拡散部38は橋34に対応する部位に形成されて
おり、光拡散部40は文字36に対応する部位に形成さ
れている。しかし、光拡散部を島26,28等他の表示
部に対応する箇所に形成してもよい。
【0017】光拡散部38,40は、例えば、主パネル
22の対応する箇所を粗面とすることにより形成するこ
とができるし、所定の箇所を粗面とした補助パネルを主
パネル22の裏側に配置することにより形成することが
できる。前記補助パネルは、主パネル22の裏面に密接
させて配置してもよいし、主パネル22から間隔をおい
て配置してもよく、また主パネル22に接着してもよ
い。光拡散部38,40を主パネルまたは補助パネルに
形成する方法、主パネルまたは補助パネルの裏面を粗面
とする方法としては、例えば、パネルの裏面を直接的に
変化させる方法、パネルの裏面に光拡散性物質を付着さ
せる方法等がある。より具体的には、以下の手法があ
る。
22の対応する箇所を粗面とすることにより形成するこ
とができるし、所定の箇所を粗面とした補助パネルを主
パネル22の裏側に配置することにより形成することが
できる。前記補助パネルは、主パネル22の裏面に密接
させて配置してもよいし、主パネル22から間隔をおい
て配置してもよく、また主パネル22に接着してもよ
い。光拡散部38,40を主パネルまたは補助パネルに
形成する方法、主パネルまたは補助パネルの裏面を粗面
とする方法としては、例えば、パネルの裏面を直接的に
変化させる方法、パネルの裏面に光拡散性物質を付着さ
せる方法等がある。より具体的には、以下の手法があ
る。
【0018】1:#800程度の紙やすりを用いて、パ
ネルの裏面にやすりがけをする、いわゆるやすりがけ法 2:石英砂を圧縮空気によりパネルの裏面に吹きつけ
る、いわゆるサンドブラスト法 3:薬品をパネルの裏面に塗布し、腐食作用により粗面
を形成する、いわゆるエッチング法 4:クリヤーラッカー等の透明塗料を圧縮空気によりパ
ネルの裏面に吹きつける、いわゆるエアーブラシ法(エ
アーブラシ法の場合、ノズル等から噴出された塗料の粒
子は、空気に触れることにより乾燥され、半硬化状態で
パネルの裏面に付着される。粗面は、このような塗料の
粒子が不規則に重なり合って形成される。) 5:ガラス粉と酢酸ビニルエマルジョンとを重量比1
3:22で混合したものをパネルに塗布する、いわゆる
ガラス粉塗布法 6:すりガラス、オパールガラス、乳白色シートフィル
ム等の光拡散性の物体をパネルの裏面に配置する、いわ
ゆる物体配置法 7:パネルの裏面に光拡散性のインクによる印刷をす
る、いわゆる印刷法 8:光拡散性の塗料をパネルの裏面に塗布する、いわゆ
る塗布法
ネルの裏面にやすりがけをする、いわゆるやすりがけ法 2:石英砂を圧縮空気によりパネルの裏面に吹きつけ
る、いわゆるサンドブラスト法 3:薬品をパネルの裏面に塗布し、腐食作用により粗面
を形成する、いわゆるエッチング法 4:クリヤーラッカー等の透明塗料を圧縮空気によりパ
ネルの裏面に吹きつける、いわゆるエアーブラシ法(エ
アーブラシ法の場合、ノズル等から噴出された塗料の粒
子は、空気に触れることにより乾燥され、半硬化状態で
パネルの裏面に付着される。粗面は、このような塗料の
粒子が不規則に重なり合って形成される。) 5:ガラス粉と酢酸ビニルエマルジョンとを重量比1
3:22で混合したものをパネルに塗布する、いわゆる
ガラス粉塗布法 6:すりガラス、オパールガラス、乳白色シートフィル
ム等の光拡散性の物体をパネルの裏面に配置する、いわ
ゆる物体配置法 7:パネルの裏面に光拡散性のインクによる印刷をす
る、いわゆる印刷法 8:光拡散性の塗料をパネルの裏面に塗布する、いわゆ
る塗布法
【0019】光拡散部38,40を形成するパネルとし
ては、光拡散部の形成法に応じて、ガラス板、アクリル
板のような合成樹脂板、合成樹脂フィルム等を用いるこ
とができる。遮光体16は、図示の例では、完全な透明
板や半透明板のようないわゆる透明板42と、透明板4
2の前面に印刷等により形成された線状または帯状の複
数の遮光部44とを有する。遮光部44は、互いに上下
方向に間隔をおいて互いに平行に上下方向へ伸びる。図
面には、遮光体16が表示体14から大きく離されてい
るように示されているが、実際には、遮光体16は表示
体14に近接して配置されている。
ては、光拡散部の形成法に応じて、ガラス板、アクリル
板のような合成樹脂板、合成樹脂フィルム等を用いるこ
とができる。遮光体16は、図示の例では、完全な透明
板や半透明板のようないわゆる透明板42と、透明板4
2の前面に印刷等により形成された線状または帯状の複
数の遮光部44とを有する。遮光部44は、互いに上下
方向に間隔をおいて互いに平行に上下方向へ伸びる。図
面には、遮光体16が表示体14から大きく離されてい
るように示されているが、実際には、遮光体16は表示
体14に近接して配置されている。
【0020】枠12は、遮光体16を上下方向へ往復移
動可能に案内するガイド(図示せず)を有する。各光源
18は、図示の例では、蛍光灯である。駆動機構20
は、電動機、電磁ソレノイド等の駆動源の動力により遮
光体16を遮光部44の一配列ピッチ以上の範囲で上下
方向へ移動させる既知の機構である。遮光体16を表示
体14に対して往復移動させる代わりに、表示体を遮光
体に対して往復移動させてもよいし、表示体と遮光体の
両者を互いに逆に往復移動させてもよい。表示体と遮光
体とを相対的に往復移動させないときは、駆動機構は不
要である。
動可能に案内するガイド(図示せず)を有する。各光源
18は、図示の例では、蛍光灯である。駆動機構20
は、電動機、電磁ソレノイド等の駆動源の動力により遮
光体16を遮光部44の一配列ピッチ以上の範囲で上下
方向へ移動させる既知の機構である。遮光体16を表示
体14に対して往復移動させる代わりに、表示体を遮光
体に対して往復移動させてもよいし、表示体と遮光体の
両者を互いに逆に往復移動させてもよい。表示体と遮光
体とを相対的に往復移動させないときは、駆動機構は不
要である。
【0021】各光源18で発生された光線は、遮光体1
6を経た後、表示体14の裏面に照射される。遮光体1
6を通過しようとする光線の一部は、遮光体16の遮光
部44により遮断される。このため、遮光体16の遮光
部44の模様に類似した第1の明暗模様が表示体14の
裏面に表示される。これを、図3を参照して説明する。
6を経た後、表示体14の裏面に照射される。遮光体1
6を通過しようとする光線の一部は、遮光体16の遮光
部44により遮断される。このため、遮光体16の遮光
部44の模様に類似した第1の明暗模様が表示体14の
裏面に表示される。これを、図3を参照して説明する。
【0022】図3において、(A)は図1における部位
3の拡大図であり、(B)は(A)のB−B線に沿って
得た拡大断面図である。光源18からの光線は、遮光体
16の裏面に照射されるが、その一部が遮光体16の遮
光部44により遮断されるから、隣り合う遮光部44間
の透明領域を通過した光線のみが表示体14の裏面に照
射される。その結果、図3の(A)において、破線5
0,52間の領域、及び破線54,56間の領域に光線
が照射され、遮光体16の遮光部44の模様に類似した
第1の暗部模様が表示体14の裏面に表示される。
3の拡大図であり、(B)は(A)のB−B線に沿って
得た拡大断面図である。光源18からの光線は、遮光体
16の裏面に照射されるが、その一部が遮光体16の遮
光部44により遮断されるから、隣り合う遮光部44間
の透明領域を通過した光線のみが表示体14の裏面に照
射される。その結果、図3の(A)において、破線5
0,52間の領域、及び破線54,56間の領域に光線
が照射され、遮光体16の遮光部44の模様に類似した
第1の暗部模様が表示体14の裏面に表示される。
【0023】表示体14の裏面に照射された光線のう
ち、光拡散部38,40に照射された光線は光拡散部3
8,40で拡散されるが、他の部位に照射された光線は
拡散されない。このため、光拡散部38,40に対応す
る表示部34,46はその表示内容に応じて表示され、
また表示部34,36内の橋自体、文字自体等の高輝度
表示領域は全体的に明るく表示される。
ち、光拡散部38,40に照射された光線は光拡散部3
8,40で拡散されるが、他の部位に照射された光線は
拡散されない。このため、光拡散部38,40に対応す
る表示部34,46はその表示内容に応じて表示され、
また表示部34,36内の橋自体、文字自体等の高輝度
表示領域は全体的に明るく表示される。
【0024】これに対し、光拡散部38,40に対応し
ない表示部24〜32は、遮光体16の遮光部44の模
様(第1の明暗模様)と表示部24〜32の模様との組
み合わせに応じた第2の明暗模様となり、特に表示部2
4〜32の中の波頭のような高輝度表示領域は観察者が
容易に識別可能の明暗部に分けられる。すなわち、図3
(A)において、波頭のような高輝度表示領域のうち、
光線が照射されているいわゆる明部(破線60,62間
の部位と、破線64,66間の部位)内に全体が入る領
域70は全体的に明るくなり、光線が照射されていない
いわゆる暗部(前記以外の部位)内に全体が入る領域7
2は全体的に暗くなり、前記明部と明部とにまたがる領
域74は一部が明るく、残りが暗くなる。
ない表示部24〜32は、遮光体16の遮光部44の模
様(第1の明暗模様)と表示部24〜32の模様との組
み合わせに応じた第2の明暗模様となり、特に表示部2
4〜32の中の波頭のような高輝度表示領域は観察者が
容易に識別可能の明暗部に分けられる。すなわち、図3
(A)において、波頭のような高輝度表示領域のうち、
光線が照射されているいわゆる明部(破線60,62間
の部位と、破線64,66間の部位)内に全体が入る領
域70は全体的に明るくなり、光線が照射されていない
いわゆる暗部(前記以外の部位)内に全体が入る領域7
2は全体的に暗くなり、前記明部と明部とにまたがる領
域74は一部が明るく、残りが暗くなる。
【0025】遮光体16を表示体14に対し往復移動さ
せないと、第1の明暗模様は表示体14に対し変位しな
い。しかし、遮光体16を表示体14に対し往復移動さ
せると、第1の明暗模様は表示体14に対する遮光体1
6の往復移動にともなって表示体14に対して移動す
る。このため、遮光体16を表示体14に対して往復移
動させないと、表示部34,36はその表示内容に応じ
た明るさに表示され、それにより表示部34,36の高
輝度表示領域は全体的に明るい表示となる。しかし、他
の表示部24〜32は第2の明暗模様となり、それによ
り表示部24〜32内の高輝度表示領域は明暗部に分け
られる。それゆえに、遮光体16を表示体14に対して
往復移動させないと、表示部24〜32と表示部34,
36とは異なった表示となり、表示部34,36は、表
示部24〜32に比べ、人目につきやすい。
せないと、第1の明暗模様は表示体14に対し変位しな
い。しかし、遮光体16を表示体14に対し往復移動さ
せると、第1の明暗模様は表示体14に対する遮光体1
6の往復移動にともなって表示体14に対して移動す
る。このため、遮光体16を表示体14に対して往復移
動させないと、表示部34,36はその表示内容に応じ
た明るさに表示され、それにより表示部34,36の高
輝度表示領域は全体的に明るい表示となる。しかし、他
の表示部24〜32は第2の明暗模様となり、それによ
り表示部24〜32内の高輝度表示領域は明暗部に分け
られる。それゆえに、遮光体16を表示体14に対して
往復移動させないと、表示部24〜32と表示部34,
36とは異なった表示となり、表示部34,36は、表
示部24〜32に比べ、人目につきやすい。
【0026】これに対し、遮光体16表示体14に対し
往復移動させると、表示部34,36は、遮光体16を
移動させないときと同様に、その表示内容に応じた明る
さに表示されるにすぎない。しかし、表示部24〜32
は、表示体14に対する第1の明暗模様の移動により、
明暗部が全体的に変化するとともに、高輝度表示領域の
明暗部が変化し、その結果、観察者には、表示体14上
の表示部24〜32が全体的にまたその中の高輝度表示
領域があたかも移動しているように見える。従って、遮
光体16を表示体14に対して往復移動させると、表示
部34,36は静止しているように見えるのに対し、表
示部24〜32、特にその中の高輝度表示領域は移動し
ているように見えるから、表示部34,36は表示部2
4〜32に比べて人目につきやすく、また表示が自然と
なる。
往復移動させると、表示部34,36は、遮光体16を
移動させないときと同様に、その表示内容に応じた明る
さに表示されるにすぎない。しかし、表示部24〜32
は、表示体14に対する第1の明暗模様の移動により、
明暗部が全体的に変化するとともに、高輝度表示領域の
明暗部が変化し、その結果、観察者には、表示体14上
の表示部24〜32が全体的にまたその中の高輝度表示
領域があたかも移動しているように見える。従って、遮
光体16を表示体14に対して往復移動させると、表示
部34,36は静止しているように見えるのに対し、表
示部24〜32、特にその中の高輝度表示領域は移動し
ているように見えるから、表示部34,36は表示部2
4〜32に比べて人目につきやすく、また表示が自然と
なる。
【0027】上記の現象は、遮光体16を表示体14に
対して往復移動させる代わりに、表示体を遮光体に対し
て往復移動させた場合及び表示体と遮光体の両者を互い
に逆に往復移動させた場合も同じである。
対して往復移動させる代わりに、表示体を遮光体に対し
て往復移動させた場合及び表示体と遮光体の両者を互い
に逆に往復移動させた場合も同じである。
【0028】図2に示すように、光拡散部38の縁部
は、その厚さが外側から中央に向けて段階的に大にな
る。これにより、前記縁部における拡散の度合いが徐々
に変化するから、表示の目立ちやすさが表示部34とそ
の周りの表示部24〜32との境界部において徐々に変
化し、その結果前記境界部における目立ちやすさに起因
する表示の不自然さを低減することができる。これは、
前記縁部の厚さを光拡散部の中央部に向けて段階的に大
にした場合も同じである。
は、その厚さが外側から中央に向けて段階的に大にな
る。これにより、前記縁部における拡散の度合いが徐々
に変化するから、表示の目立ちやすさが表示部34とそ
の周りの表示部24〜32との境界部において徐々に変
化し、その結果前記境界部における目立ちやすさに起因
する表示の不自然さを低減することができる。これは、
前記縁部の厚さを光拡散部の中央部に向けて段階的に大
にした場合も同じである。
【0029】これに対し、図2に示すように、光拡散部
40の縁部は、その厚さが急激に変化する。これによ
り、前記縁部における拡散の度合いが急激に変化するか
ら、表示部36とこれの周りの表示部24〜32との間
の目立ちやすさが急激に変化し、その結果表示部36と
これの周りの表示部24〜32との間の境界部が明確に
表示される。
40の縁部は、その厚さが急激に変化する。これによ
り、前記縁部における拡散の度合いが急激に変化するか
ら、表示部36とこれの周りの表示部24〜32との間
の目立ちやすさが急激に変化し、その結果表示部36と
これの周りの表示部24〜32との間の境界部が明確に
表示される。
【0030】なお、遮光部は格子状であってもよいし、
細かくかつ複雑な模様であってもよい。また、表示体1
4と遮光体16との相対的な運動は、一次元的な往復運
動のみならず、交差するに方向への二次元的な往復運
動、任意な点を中心とする角度的な往復運動、任意な点
を中心とする回転運動、無端ベルトのようなエンドレス
運動、蛇行運動等、任意な運動とすることができる。
細かくかつ複雑な模様であってもよい。また、表示体1
4と遮光体16との相対的な運動は、一次元的な往復運
動のみならず、交差するに方向への二次元的な往復運
動、任意な点を中心とする角度的な往復運動、任意な点
を中心とする回転運動、無端ベルトのようなエンドレス
運動、蛇行運動等、任意な運動とすることができる。
【図1】本発明の表示装置の一実施例を示す正面図であ
る。
る。
【図2】図1の2−2線に沿って得た断面図である。
【図3】図1の一部を拡大して示す図である。
10 表示装置 12 枠 14 表示体 16 遮光板 18 駆動機構 20 光源 22 主パネル 24〜36 表示部 38,40 光拡散部 70〜74 高輝度領域
Claims (12)
- 【請求項1】 表示部を有する透光性の表示体であっ
て、光拡散処理が施された光拡散部を裏面の一部に備え
る、表示体。 - 【請求項2】 前記光拡散部は、該光拡散部に隣接する
隣接部の側の部位から前記光拡散部の中央部に向けて段
階的にまたは漸次大になる厚さを有する縁部を前記隣接
部の側に備える、請求項1に記載の表示体。 - 【請求項3】 前記光拡散部は、該光拡散部に隣接する
隣接部の側の部位から前記光拡散部の中央部に向けて急
激に大になる厚さを有する縁部を前記隣接部の側に備え
る、請求項1または2に記載の表示体。 - 【請求項4】 前記表示部は動的表示部と静的表示部と
を有し、前記光拡散部は前記静的表示部に対応する部位
に形成されている、請求項1,2または3に記載の表示
体。 - 【請求項5】 前記表示体は前記表示部を有する主パネ
ルを備え、前記光拡散部は前記表示部の背後に形成され
ている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の表示体。 - 【請求項6】 前記表示体は、前記表示部を有する主パ
ネルと、該主パネルの背後に配置され、前記光拡散部が
形成された補助パネルとを備える、請求項1〜4のいず
れか1項に記載の表示体。 - 【請求項7】 表示部を有する透光性の表示体と、互い
に平行な複数の遮光部または格子状の遮光部もしくは細
かくかつ複雑な模様の遮光部を有し前記表示体に近接し
て該表示体の背後に配置された遮光体と、該遮光体の背
後に配置された光源とを含み、前記表示体は、光拡散処
理が施された光拡散部を裏面の一部に含む、表示装置。 - 【請求項8】 前記表示部は動的表示部と静的表示部と
を有し、前記光拡散部は前記静的表示部に対応する部位
に形成されている、請求項7に記載の表示装置。 - 【請求項9】 さらに、前記表示体及び前記遮光体に相
対的な運動をさせる駆動機構を含む、請求項7または8
に記載の表示装置。 - 【請求項10】 表示部を有する透光性の表示体の裏面
の一部に光拡散処理が施された光拡散部を形成する、表
示体の製造方法であって、前記表示体の裏面に前記光拡
散部を形成することを含む、表示体の製造方法。 - 【請求項11】 表示部を有する透光性の表示体と、互
いに平行な複数の遮光部または格子状の遮光部もしくは
細かくかつ複雑な模様の遮光部を有し前記表示体に近接
して該表示体の背後に配置された遮光体と、該遮光体の
背後に配置された光源とを含む表示装置における表示体
であって、光拡散処理が施された光拡散部を裏面の一部
に含む、表示体。 - 【請求項12】 表示部を有する透光性の表示体と、互
いに平行な複数の遮光部または格子状の遮光部もしくは
細かくかつ複雑な模様の遮光部を有し前記表示体に近接
して該表示体の背後に配置された遮光体と、該遮光体の
背後に配置された光源と、前記表示体及び前記遮光体に
相対的な運動をさせる駆動機構とを含む表示装置におけ
る表示体であって、光拡散処理が施された光拡散部を裏
面の一部に含む、表示体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4114249A JPH05289622A (ja) | 1992-04-08 | 1992-04-08 | 表示体及びこれを用いた表示装置並びに表示体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4114249A JPH05289622A (ja) | 1992-04-08 | 1992-04-08 | 表示体及びこれを用いた表示装置並びに表示体の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05289622A true JPH05289622A (ja) | 1993-11-05 |
Family
ID=14633040
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4114249A Pending JPH05289622A (ja) | 1992-04-08 | 1992-04-08 | 表示体及びこれを用いた表示装置並びに表示体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05289622A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7344281B2 (en) | 2002-04-10 | 2008-03-18 | Fujitsu Limited | Display device having a protruding light transmission panel including a light diffusion portion |
JP6439061B1 (ja) * | 2018-02-14 | 2018-12-19 | 株式会社ダイカン | 意匠性サインシステム |
WO2019022226A1 (ja) * | 2017-07-28 | 2019-01-31 | 凸版印刷株式会社 | 反射抑制セグメント、表示体、および、表示体の検証方法 |
-
1992
- 1992-04-08 JP JP4114249A patent/JPH05289622A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7344281B2 (en) | 2002-04-10 | 2008-03-18 | Fujitsu Limited | Display device having a protruding light transmission panel including a light diffusion portion |
WO2019022226A1 (ja) * | 2017-07-28 | 2019-01-31 | 凸版印刷株式会社 | 反射抑制セグメント、表示体、および、表示体の検証方法 |
JPWO2019022226A1 (ja) * | 2017-07-28 | 2020-06-11 | 凸版印刷株式会社 | 反射抑制セグメント、表示体、および、表示体の検証方法 |
EP3660546A4 (en) * | 2017-07-28 | 2020-08-05 | Toppan Printing Co., Ltd. | REFLECTION SUPPRESSION SEGMENT, DISPLAY BODY, AND METHOD OF INSPECTING A DISPLAY BODY |
US11428852B2 (en) | 2017-07-28 | 2022-08-30 | Toppan Printing Co., Ltd. | Reflection suppression segment having inclined surfaces, display, and method for verifying display |
JP6439061B1 (ja) * | 2018-02-14 | 2018-12-19 | 株式会社ダイカン | 意匠性サインシステム |
WO2019159396A1 (ja) * | 2018-02-14 | 2019-08-22 | 株式会社ダイカン | 意匠性サインシステム |
JP2019139133A (ja) * | 2018-02-14 | 2019-08-22 | 株式会社ダイカン | 意匠性サインシステム |
CN111989731A (zh) * | 2018-02-14 | 2020-11-24 | 株式会社大阪看板 | 设计性标识系统 |
CN111989731B (zh) * | 2018-02-14 | 2022-03-22 | 株式会社大阪看板 | 设计性标识系统 |
US11462137B2 (en) | 2018-02-14 | 2022-10-04 | Daikan Co., Ltd. | Designed sign system |
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