JPH05288568A - 磁気エンコーダ用回転体構造 - Google Patents
磁気エンコーダ用回転体構造Info
- Publication number
- JPH05288568A JPH05288568A JP9441192A JP9441192A JPH05288568A JP H05288568 A JPH05288568 A JP H05288568A JP 9441192 A JP9441192 A JP 9441192A JP 9441192 A JP9441192 A JP 9441192A JP H05288568 A JPH05288568 A JP H05288568A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- zero point
- gear
- body structure
- rotary body
- peripheral surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Analogue/Digital Conversion (AREA)
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は磁気エンコーダ用回転体構造に関
し、特に、零点位置を検出する零点部を簡単に得ること
を特徴とする。 【構成】 本発明による磁気エンコーダ用回転体構造
は、各歯(1)のうちの1個の歯の一部を除去して得られ
た周面部(1a)を歯車(1)の零点部(1A)とする構成であ
る。
し、特に、零点位置を検出する零点部を簡単に得ること
を特徴とする。 【構成】 本発明による磁気エンコーダ用回転体構造
は、各歯(1)のうちの1個の歯の一部を除去して得られ
た周面部(1a)を歯車(1)の零点部(1A)とする構成であ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気エンコーダ用回転体
構造に関し、特に、零点位置を検出する零点部を簡単に
得るための新規な改良に関する。
構造に関し、特に、零点位置を検出する零点部を簡単に
得るための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種の磁気エン
コーダ用回転体構造としては、一般に、図2及び図3で
示す構成が採用されていた。すなわち、図2で示す構成
の場合、多数の歯1を有する歯車2の所定軸方向の全周
を1個の歯1のみ残してカットし、この1個の歯1に残
された残留歯部1bを用いて零点部1Aとしていた。ま
た、図3で示す他の従来構成の場合、多数の歯1を有す
る歯車2に1個の凹部5を有する別体の円板6を接合さ
せ、この凹部5を零点部1Aとしていた。
コーダ用回転体構造としては、一般に、図2及び図3で
示す構成が採用されていた。すなわち、図2で示す構成
の場合、多数の歯1を有する歯車2の所定軸方向の全周
を1個の歯1のみ残してカットし、この1個の歯1に残
された残留歯部1bを用いて零点部1Aとしていた。ま
た、図3で示す他の従来構成の場合、多数の歯1を有す
る歯車2に1個の凹部5を有する別体の円板6を接合さ
せ、この凹部5を零点部1Aとしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の磁気エンコーダ
用回転体構造は、以上のように構成されているため、次
のような課題が存在していた。すなわち、図2に示す従
来構成の場合、歯車の軸方向における一部を1歯を残し
て全周カットするため、そのカット作業に多大の時間と
コストがかかり、材料の面から考察しても無駄となって
いた。また、図3に示す構成の場合、溝を有する円板を
別体として歯車に添着しなければならず、歯車と円板を
作るための工程が必要で、コストアップとなっていた。
用回転体構造は、以上のように構成されているため、次
のような課題が存在していた。すなわち、図2に示す従
来構成の場合、歯車の軸方向における一部を1歯を残し
て全周カットするため、そのカット作業に多大の時間と
コストがかかり、材料の面から考察しても無駄となって
いた。また、図3に示す構成の場合、溝を有する円板を
別体として歯車に添着しなければならず、歯車と円板を
作るための工程が必要で、コストアップとなっていた。
【0004】本発明は以上のような課題を解決するため
になされたもので、特に、零点位置を簡単に得るように
した磁気エンコーダ用回転体構造を提供することを目的
とする。
になされたもので、特に、零点位置を簡単に得るように
した磁気エンコーダ用回転体構造を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による磁気エンコ
ーダ用回転体構造は、多数の歯を有し磁性体よりなる歯
車で構成された磁気エンコーダ用回転体構造において、
前記各歯のうちの1個の歯の一部を除去して得られた周
面部を前記歯車の零点位置とする構成である。
ーダ用回転体構造は、多数の歯を有し磁性体よりなる歯
車で構成された磁気エンコーダ用回転体構造において、
前記各歯のうちの1個の歯の一部を除去して得られた周
面部を前記歯車の零点位置とする構成である。
【0006】
【作用】本発明による磁気エンコーダ用回転体構造にお
いては、各歯のうちの1個の歯の一部を除去して得られ
た周面部が、他の歯の高さよりも低くなっているため、
この周面部を磁気センサで検出することにより簡単に零
点位置の検出を行うことができる。
いては、各歯のうちの1個の歯の一部を除去して得られ
た周面部が、他の歯の高さよりも低くなっているため、
この周面部を磁気センサで検出することにより簡単に零
点位置の検出を行うことができる。
【0007】
【実施例】以下、図面と共に本発明による磁気エンコー
ダ用回転体構造の好適な実施例について詳細に説明す
る。なお、従来例と同一又は同等部分には同一符号を付
して説明する。図1は本発明による磁気エンコーダ用回
転体構造を示す一部の斜視図である。
ダ用回転体構造の好適な実施例について詳細に説明す
る。なお、従来例と同一又は同等部分には同一符号を付
して説明する。図1は本発明による磁気エンコーダ用回
転体構造を示す一部の斜視図である。
【0008】図1において符号1で示されるものは磁性
体よりなる歯車2の外周に所定の間隔で一体に形成され
た歯であり、この各歯のうちの1個の歯1の軸方向にお
ける一部のみを除去し周面部1aが形成されている。前
記周面部1aは、この歯車2の各歯1間の谷部1bと同
一面に形成されており、この周面部1aが零点部1Aを
形成している。
体よりなる歯車2の外周に所定の間隔で一体に形成され
た歯であり、この各歯のうちの1個の歯1の軸方向にお
ける一部のみを除去し周面部1aが形成されている。前
記周面部1aは、この歯車2の各歯1間の谷部1bと同
一面に形成されており、この周面部1aが零点部1Aを
形成している。
【0009】従って、前述の構成による歯車2を用いて
磁気式エンコーダを構成した場合、この零点部1Aを磁
気センサ(図示せず)にて検出することにより、エンコ
ーダ信号の零点位置信号を確実に得ることができる。
磁気式エンコーダを構成した場合、この零点部1Aを磁
気センサ(図示せず)にて検出することにより、エンコ
ーダ信号の零点位置信号を確実に得ることができる。
【0010】
【発明の効果】本発明による磁気エンコーダ用回転体構
造は、以上のように構成されているため、次のような効
果を得ることができる。すなわち、1枚の歯車の歯の一
部を除去するのみで零点部を得ることができ、最小の手
間と費用で歯車を得ることができる。
造は、以上のように構成されているため、次のような効
果を得ることができる。すなわち、1枚の歯車の歯の一
部を除去するのみで零点部を得ることができ、最小の手
間と費用で歯車を得ることができる。
【図1】本発明による磁気エンコーダ用回転体構造を示
す一部の斜視図である。
す一部の斜視図である。
【図2】従来の回転体構造を示す一部の斜視図である。
【図3】従来の回転体構造を示す一部の斜視図である。
1 歯 1a 周面部 1A 零点部 2 歯車
Claims (1)
- 【請求項1】 多数の歯(1)を有し磁性体よりなる歯車
(2)で構成された磁気エンコーダ用回転体構造におい
て、前記各歯(1)のうちの1個の歯(1)の一部を除去して
得られた周面部(1a)を前記歯車(1)の零点部(1A)とする
ように構成したことを特徴とする磁気エンコーダ用回転
体構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9441192A JPH05288568A (ja) | 1992-04-14 | 1992-04-14 | 磁気エンコーダ用回転体構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9441192A JPH05288568A (ja) | 1992-04-14 | 1992-04-14 | 磁気エンコーダ用回転体構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05288568A true JPH05288568A (ja) | 1993-11-02 |
Family
ID=14109508
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9441192A Pending JPH05288568A (ja) | 1992-04-14 | 1992-04-14 | 磁気エンコーダ用回転体構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05288568A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09280889A (ja) * | 1996-04-17 | 1997-10-31 | Samutaku Kk | 磁気式エンコーダ |
CN112033444A (zh) * | 2017-12-12 | 2020-12-04 | 深圳市大疆创新科技有限公司 | 旋转参数检测方法、编码器、激光雷达和无人机 |
-
1992
- 1992-04-14 JP JP9441192A patent/JPH05288568A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09280889A (ja) * | 1996-04-17 | 1997-10-31 | Samutaku Kk | 磁気式エンコーダ |
CN112033444A (zh) * | 2017-12-12 | 2020-12-04 | 深圳市大疆创新科技有限公司 | 旋转参数检测方法、编码器、激光雷达和无人机 |
US11320290B2 (en) | 2017-12-12 | 2022-05-03 | SZ DJI Technology Co., Ltd. | Rotation parameter detection method, encoder, laser radar and unmanned aerial vehicle |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH05288568A (ja) | 磁気エンコーダ用回転体構造 | |
JPH0225816U (ja) | ||
JPS63185523U (ja) | ||
JPH0678815U (ja) | 磁気式エンコーダ用回転体構造 | |
JPS6383496U (ja) | ||
JPH02109022U (ja) | ||
JPH09280889A (ja) | 磁気式エンコーダ | |
JPS6244178U (ja) | ||
JPS61171602U (ja) | ||
JPS61160367U (ja) | ||
JPH02101370U (ja) | ||
JPS6228176U (ja) | ||
JPS6017250U (ja) | スリツタ形破砕機用回転刃の構造 | |
JPH02135814U (ja) | ||
JPH0380322U (ja) | ||
JPH0348717U (ja) | ||
JPH01136417U (ja) | ||
JPH01135313U (ja) | ||
JPH0224557U (ja) | ||
JPS62121510U (ja) | ||
JPH0174101U (ja) | ||
JPH0222056U (ja) | ||
JPS623012U (ja) | ||
JPH0261442U (ja) | ||
JPS627025U (ja) |