JPH0528664U - スタンプ装置 - Google Patents
スタンプ装置Info
- Publication number
- JPH0528664U JPH0528664U JP7740291U JP7740291U JPH0528664U JP H0528664 U JPH0528664 U JP H0528664U JP 7740291 U JP7740291 U JP 7740291U JP 7740291 U JP7740291 U JP 7740291U JP H0528664 U JPH0528664 U JP H0528664U
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- JP
- Japan
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- printing
- stamp
- stencil
- ink
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- Pending
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- Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 良好な仕上がりの印刷物を得ることのできる
スタンプ装置を提供する。 【構成】 スタンプ装置の下部に試し印刷を行うための
カットシート41を収納したスタンプ台40を配置し、
孔版印刷用原紙8に熱穿孔を施した後、カットシート4
1へ数回試し印刷を行うことにより、インクパッド7に
含浸されたインクが孔版印刷用原紙8の多孔性支持体に
行き渡り、正規の印刷用紙に印刷を行う際にインクかす
れ等が生じない。
スタンプ装置を提供する。 【構成】 スタンプ装置の下部に試し印刷を行うための
カットシート41を収納したスタンプ台40を配置し、
孔版印刷用原紙8に熱穿孔を施した後、カットシート4
1へ数回試し印刷を行うことにより、インクパッド7に
含浸されたインクが孔版印刷用原紙8の多孔性支持体に
行き渡り、正規の印刷用紙に印刷を行う際にインクかす
れ等が生じない。
Description
【0001】
本考案は、スタンプ装置に関し、更に詳細には、孔版印刷用原紙にインクパッ ドを押圧することにより印刷を行なうスタンプ装置に関するものである。
【0002】
従来、この種のスタンプ装置としては、例えば図3に示すような装置が知られ ている。このスタンプ装置のハウジング4の上面には、入力文字の選択を行なう ダイアル1が設けられ、その円周にはひらがな、アルファベット、数字シンボル 等が印刷されている。また、そのダイアル1の中央には、ダイアル1の回転によ り選択された文字を確定させるためのボタン1aが設けられている。
【0003】 ダイアル1の右上方には、ダイアル1により文字選択されたひらがなを漢字に 変換する変換キー、大文字・小文字を選択するシフトキー、カーソルを移動させ るカーソル移動キー、レイアウトやフォーマット等を変更するための各種ファン クションキー、印字キー、パワースイッチ等が設けられた入力部2が配置されて いる。
【0004】 更に、その入力部2の下方には、ダイアル入力された文字、あるいはフオーマ ットやメッセージ等を表示するための表示部3が配置されており、液晶ディスプ レイあるいはプラズマディスプレイ等が用いられている。
【0005】 以上の各部材をその上面に装着したハウジング4は、樹脂等の材質で構成され ており、シャーシ5を上から覆うような形状、即ち、概ね六面体の底面を開口し た形状に形成されている。そして、図示しない周知の方法により、シャーシ5に 対し上下方向に相対移動可能となるようにシャーシ5に組み付けられている。
【0006】 前記シャーシ5は、3つの側壁5a,5b,5cからなる略コ字形状に形成さ れている。また、ハウジング4の内部には、先端に係止片6aを有するインクパ ッドホルダ6がハウジング4と一体に形成されている。そして、インクパッド7 はシャーシ5の側壁のない側、即ち、図中左下方向よりインクパッドホルダ6の 係止片6aに着脱可能となるように係合部7aを有している。したがって、イン クパッド7をインクパッドホルダ7に装着した状態で、ハウジング4を上方から 押し込むと、ハウジング4とインクパッド7は、シャーシ5に対して矢印A方向 に一体に上下動作する。更に、シャーシ5の側壁5bには、孔版サプライスプー ル10、孔版巻取りスプール9、プラテン13がそれぞれ回転可能に支持されて いる。
【0007】 サーマルヘッド12は、多孔性支持体と熱溶融性樹脂により構成された孔版印 刷用原紙8の熱溶融性樹脂に熱溶融による選択的穿孔をするものであり、シャー シ5の側壁5aに取り付けられた軸19を中心にして、揺動可能に組み付けられ ている。そして通常は、その発熱端は図示しない周知の押圧手段により、孔版サ プライスプール10から供給された孔版印刷用原紙8を挟んでプラテン13に押 圧されている。
【0008】 シャーシ5の内側には、孔版巻き取りモータ11と図示しない駆動機構により 、孔版サプライスプール10から供給され、サーマルヘッド12とプラテン13 との間を通って、ガイドローラ16,17,18に案内されて、孔版巻き取りス プール9に巻き取られる孔版印刷用原紙8が配置されている。
【0009】 一方、シャーシ5にはリリースレバー14が揺動可能に組み付けられており、 通常は孔版印刷用原紙8を挟んで密着しているサーマルヘッド12とプラテン1 3とを離間させることにより孔版印刷用原紙8の交換を容易にする。
【0010】 なお、孔版印刷用原紙8は熱溶融性樹脂と多孔性支持体とを重ね合わせること により構成されており、熱溶融性樹脂が外側となるようにして孔版サプライスプ ール10に巻回されている。
【0011】 このような構成のスタンプ装置を使用するとき、ダイアル1及びボタン1aに より新たに入力されたフォーマットの印面を作成するには、まず入力部2に配置 されている印字キーを押下する。すると、孔版印刷用原紙8は孔版巻取りスプー ル9によりサーマルヘッド12とプラテン13との間を定速で巻取られ、その間 にサーマルヘッド12が前記フォーマットに従って選択的に発熱し、孔版印刷用 原紙8を熱穿孔する。この孔版印刷用原紙8は、孔版巻取りスプール9によって 、インクパッド7の真下に位置するまで巻取られて停止する。
【0012】 次に、前述したようにインクパッド7と一体に動作するハウジング4を押し込 むことにより、インクパッド7に含浸されたインクが孔版印刷用原紙8の多孔性 支持体及び熱溶融性樹脂の穿孔部分を通じて印刷用紙33に塗布され、それによ り入力されたフォーマットに従った画像が印刷用紙33に形成されてスタンプ装 置の動作が完了する。
【0013】
しかしながら、このようなスタンプ装置において、滲みの少ない美しい仕上が りの印刷物を得ることのできる適正な粘度のインクを使用している場合、新たな フォーマットの印面を作成してから最初の数枚の印刷を行う間は、孔版印刷用原 紙を構成している多孔性支持体にインクが馴染んでいないため、印刷用紙に印刷 された画像にかすれが生じる等、印刷の仕上がりが良好とはならなかった。
【0014】 本考案は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、良好な仕上 がりの印刷物を得ることのできるスタンプ装置を提供することを目的とする。
【0015】
この目的を達成するために本考案のスタンプ装置は、多孔性支持体と熱溶融性 樹脂よりなるシートに選択的穿孔を施すことにより形成された孔版印刷用原紙に 、インクを含浸させたインクパッドを押圧することにより被印刷面に孔版印刷を 行うスタンプ装置であって、試し印刷を行うための用紙を収納した用紙ケースを 備えている。
【0016】
上記の構成を有する本考案のスタンプ装置では、新たなるフォーマットの印面 を作成して印刷用紙に印刷する度に、スタンプ台に蓄えられた用紙を使って、孔 版印刷用原紙の多孔性支持体にインクがなじむまで、試し押印をして、印刷が完 全なことを確認できる。
【0017】
以下、本考案を具体化した一実施例を図1及び図2を参照して説明する。
【0018】 本実施例のスタンプ装置の主要部材は、従来のスタンプ装置と同一であるため 、同一の符号を付すことにより、その詳細な説明を省略することにする。
【0019】 図1に示すように、本考案のスタンプ装置の下部には、樹脂等で形成されてお り、スタンプ装置のハウジング4を下方から覆うようにしてスタンプ台40が配 置されており、その内部には、試し印刷をするための複数枚のカットシート41 が収納されている。このスタンプ台40とハウジング4とは、周知の係合手段に より係合されており、着脱可能な構成となっている。
【0020】 今、このスタンプ装置を用いて、ダイアル1及びボタン1aにより新たに入力 されたフォーマットの印面を作成して印刷を行うには、従来と同様に、まず入力 部2に配置されている印字キーを押下する。すると、孔版印刷用原紙8は孔版巻 取りモータ11により駆動される孔版巻取りスプール9により、サーマルヘッド 12とプラテン13との間を定速で巻取られ、その際にサーマルヘッド12が前 記フォーマットにしたがって選択的に発熱し、孔版印刷用原紙8の熱溶融性樹脂 を熱穿孔する。熱穿孔された孔版印刷用原紙8は、インクパッド7の真下に穿孔 部が位置するように孔版巻取りスプール9により巻取られる。そして、その後孔 版巻取りモータ11は停止する。
【0021】 そして、ハウジング4を上方より押し込むと、ハウジング4と一体に動作する インクパッド7に含浸されたインクが孔版印刷用原紙8の多孔性支持体に浸透し はじめる。インクが徐々に孔版印刷用原紙8の多孔性支持体に浸透していき、イ ンクが完全に多孔性支持体に行き渡ると熱溶融性樹脂の穿孔部をインクが通過し 、入力されたフォーマットに対応した画像がスタンプ台40に収納されているカ ットシート41に印刷される。このとき、数回から十数回ハウジングを押し込ん でカットシート41に試し印刷することにより、孔版印刷用原紙8とインクパッ ド7とを隙間なく密着させることができる。そのため、続いて正規の印刷用紙に 印刷を行うときには、ハウジング4とスタンプ台40との係合を解除することに より、一枚目より良好な印刷を行うことができるのである。
【0022】 すなわち、本実施例のスタンプ装置においては、複数枚のカットシート41を 収納したスタンプ台40を備えることにより、新たなフォーマットの印面を作成 して、孔版印刷用原紙8の多孔性支持体にインクが完全に行き渡るまで、スタン プ台に収納されているカットシート41に試し印刷をすることができ、孔版印刷 用原紙8とインクパッド7とが完全に密着し、良好な仕上がりの印刷物が得られ ることを確認してから正規の印刷用紙に印刷をすることができるものである。
【0023】 本考案は、以上説明した実施例に限定されるものではなく、考案の趣旨を逸脱 しない範囲において種々なる態様で実施し得る。
【0024】 例えばスタンプ台として、図2に示すように、ロールシート42が供給スプー ル43と巻取りスプール44に巻かれ、その供給スプール43及び巻取りスプー ル44を回転可能に支持しているスタンプ台45を使用すれば、上述した実施例 と同様に、新たなフォーマットの印面を作成した時には、ロールシート42に試 し印刷をすることができ、良好な仕上がりの印刷物を得られることを確認した後 で印刷用紙33に印刷をするができる。そして、次の新たなフォーマットの印面 を作成した時には、ロールシート42を巻き取りスプール44に巻き取ることに より、ロールシート42の新たな面に試し印刷をすることができる。
【0025】
以上説明したことから明かなように、本考案のスタンプ装置によれば、孔版印 刷用原紙の多孔性支持体にインクが十分に行き渡るまで試し印刷をすることがで きるので、常に良好な仕上がりの印刷物を得ることができる。
【図1】図1は本考案を具体化したスタンプ装置の一実
施例を示す斜視図である。
施例を示す斜視図である。
【図2】図2は本実施例で使用する別の例のスタンプ台
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図3】図3は従来のスタンプ装置の斜視図である。
7 インクパッド 8 孔版印刷用原紙 40 スタンプ台 41 カットシート 42 ロールシート 43 供給スプール 44 巻き取りスプール 45 スタンプ台
Claims (1)
- 【請求項1】 多孔性支持体と熱溶融性樹脂よりなるシ
ートに選択的穿孔を施すことにより形成された孔版印刷
用原紙に、インクを含浸させたインクパッドを押圧する
ことにより被印刷面に孔版印刷を行うスタンプ装置にお
いて、 試し印刷を行うための用紙を収納した用紙ケースを備え
たことを特徴とするスタンプ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7740291U JPH0528664U (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | スタンプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7740291U JPH0528664U (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | スタンプ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0528664U true JPH0528664U (ja) | 1993-04-16 |
Family
ID=13632913
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7740291U Pending JPH0528664U (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | スタンプ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0528664U (ja) |
-
1991
- 1991-09-25 JP JP7740291U patent/JPH0528664U/ja active Pending
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