JPH05286420A - 自動車の車体表面磨き具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 水洗いした車体表面を能率よく磨ける表面磨
き具に関する。 【構成】 モーター９によって回わされる主軸５の回転
板６に環状スポンジ体１の基板８を着脱可能に取付け、
該スポンジ体１の前面１ａ及び外周面１ｂを人工皮革製
カバー３で被ってある。車体表面にワックスを塗りモー
ター９を回わし、カバー３の前面を車体表面に当てて磨
き作業を行う。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、水洗いした自動車の車
体表面を磨くのに用いる磨き具に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】モーターによって回わされる環状スポン
ジ体の前面及び外周面を縁無帽子状の布製カバーで被っ
た磨き具は知られている。しかし布製カバーで被った磨
き具は車体表面に小さな傷をつける欠点があった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従来の布製カバーで被
った磨き具は車体表面に傷をつけるので、本発明は車体
表面を傷つけることのない車体表面磨き具を提供しよう
とするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】図を参考にして説明す
る。この発明に係る自動車の車体表面磨き具は、モータ
ー９によって回わされる環状スポンジ体１の前面１ａ及
び外周面１ｂを人工皮革製カバー３で被ってある。

【０００５】

【実施例】９はモーター、１０はモーターケース、１
１，１２はモーターケース１０に取付けたハンドル、５
はモーターの主軸、６は主軸５に固着した回転板、７は
主軸５の先端に突出させた螺軸部である。８は回転板６
に重ねる円環状基板、１は基板８に固着した環状スポン
ジ体で、基板８は回転板６に重ね、ナット状締具２で螺
軸部７に取付けるようになっている。３は人工皮革（株
式会社クラレ製、商品名クラリーノ）製カバーで、縁無
帽子状の形状をしており、縁部にはゴム紐４が取付けて
あり、スポンジ体１に被せたときには、スポンジ体１の
前面及び外周面を被うようになっている。

【０００６】

【作用】車体表面にワックスを塗りモーター９を回わ
し、カバー３の前面を車体表面に当てて磨き作業を行
う。

【０００７】

【発明の効果】実験の結果、本発明によれば、従来の布
製カバーによる磨き具に比べて、車体表面を傷付けるこ
となく美しく磨き上げることが出来た。

【０００８】なお、従来洗車時に用いられているセーム
革でスポンジ体の表面を被ったものも作成してみたが、
滑り易くワックスを付けたときの磨き具としては不適で
あった。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の分解正面図である。

【図２】本発明の垂直切断一部正面図である。

【符号の説明】

１ スポンジ体 １ａ 前面 １ｂ 外周面 ２ ナット状締具 ３ カバー ４ ゴム紐 ５ 主軸 ６ 回転板 ７ 螺軸部 ８ 基板 ９ モーター １０ モーターケース １１ ハンドル １２ ハンドル

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 モーター（９）によって回わされる環状
   スポンジ体（１）の前面（１ａ）及び外周面（１ｂ）を
   人工皮革製カバー（３）で被ったことを特徴とする自動
   車の車体表面磨き具。