JPH05286111A - 歯車のシフト装置 - Google Patents

歯車のシフト装置

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Publication number
JPH05286111A
JPH05286111A JP9667592A JP9667592A JPH05286111A JP H05286111 A JPH05286111 A JP H05286111A JP 9667592 A JP9667592 A JP 9667592A JP 9667592 A JP9667592 A JP 9667592A JP H05286111 A JPH05286111 A JP H05286111A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
printing cylinder
helical gear
actuator
case
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9667592A
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English (en)
Inventor
Toshiro Yoshikawa
俊郎 吉川
Keiji Okada
啓志 岡田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH05286111A publication Critical patent/JPH05286111A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 印刷胴の軸に設けられたはすば歯車のシフト
を、工具を使用することなく可能とした。 【構成】 印刷胴の軸2にロッド27を軸方向に固設す
るアクチュエータ30を回転自在に設置し、該アクチュ
エータ30とはすば歯車15とをカムフオロア12が挿
入されるリング溝32aを有するケース32に取付け、
該ケース32を前記印刷胴の軸2を固設するスリーブ2
2にネジスプライン34を介して嵌合させたことを特徴
としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は輪転印刷機の印刷胴に適
用される印刷胴の軸に設けられたはすば歯車のシフト装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の輪転印刷機の印刷胴軸に設けられ
た歯車のシフト装置を図2に示す。この歯車のシフト装
置1は印刷胴(圧胴ブランケット胴および版胴の総称)
の軸2にキー3にて取付けられているスリーブ4に支持
軸5を固設し、該支持軸5の穴5aにばね6を介して嵌
入し且つ支持軸5にキー7にて回転方向に係合している
ラッチ軸8を支持軸5に嵌挿し、該ラッチ軸8の先端の
フラット部分8aがストッパ9に設けた長溝9aに係合
し、該ストッパ9は前記支持軸5にベアリング10を介
して回転自在に取付けられている溝カム11に固定し、
該溝カム11にはその外周に設けた螺旋状の溝11aに
沿って回転しつゝ移動するカムフオロア12を設け、該
カムフオロア12ははすば歯車15を固設するケース1
4に軸受13を介して支承され、更に前記スリーブ4と
ケース14との嵌合部はストレートのスプライン16が
切ってある。
【0003】かくて実線にて示す位置にあるはすば歯車
15を移動させるためには図示しない工具を長溝9aに
差し込みラッチ軸8をばね6に抗して左方向(矢印方向
と反対方向)に押し込み手で、溝カム11を、例えば時
計方向に半回転させると溝カムの溝11aに嵌り込んで
いるカムフオロア12が右方向(矢印)に移動するの
で、はすば歯車15はケース14とともに実線位置より
一点鎖線位置に移動する。半回転後ラッチ軸8より工具
を外すとばね6によりフラット部分8aは長溝9aに嵌
り込み溝カム11の回転はラッチされる。溝カム11を
反時計方向に180°回転すると上記と逆になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来例では工
具にてラッチ軸を押込み溝カムを180°回転させ、は
すば歯車を印刷胴の軸方向に移動させる従来のシフト装
置では、前記シフト操作はすべて人手にて行わねばなら
ず、はすば歯車の軸方向のシフトを行い印刷胴の駆動系
統を切換える装置を自動化するうえで、妨げとなる。ま
た工具を必要とするので不便であり、シフトさせるのに
割りと時間がかかる。
【0005】更にこの歯車シフト装置を構成する部品の
点数が多くコストが嵩む。のみならずはすば歯車を軸方
向にシフトとするとはすば歯車は円周方向に回転するた
め印刷胴間の円周方向の位相(見当)がくるうので、位
相の再調整が必要となる。本発明は、かかる問題点に対
処するため開発されたものであって自動的に短時間で歯
車をシフトし、シフトにより位相の変らない、安価で工
具不要の歯車シフト装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の構成を実施例に対応する図1を用いて説明
すると本発明は印刷胴の軸にロッドを軸方向に固設する
アクチュエータを回転自在に設置し該アクチュエータと
はすば歯車とをカムフオロアが挿入されるリンク溝を有
するケースに取付け、該ケースを前記印刷胴の軸を固設
するスリーブにネジスプラインを介して嵌合させたこと
を特徴とする。
【0007】
【作用】そして本発明は上記の手段により印刷胴の軸に
ロッドを軸方向に固設されるアクチュエータが、その切
換電磁弁により移動し、このアクチュエータとはすば歯
車とを取付けるケースの移動によりはすば歯車が移動す
る。そしてケースを嵌合するスプラインのねじれ角βs
は、はすば歯車のねじれ角βgとするとtanβs=D
s・tanβg/Dgとなるようにしてある。ここでD
s、及びDgはそれぞれスプライン、及びはすば歯車の
P、C、Dである。またねじれ方向は同一であるのでは
すば歯車をシフトさせてもこのねじれスプラインのため
印刷胴は円周方向には回転しない。
【0008】
【実施例】以下本発明の一実施例を図1に基づいて説明
すると21は歯車シフト装置を示し、該歯車シフト装置
21の印刷胴の軸2にキー3にてスリーブ22を取付け
ると共に軸2の軸端にねじ23にて支持軸24を取付
け、該支持軸24にベアリング25を介して中央にピス
トン26を有し、両側にロッド27,27を有するエア
シリンダからなるアクチュエータ30を回転自在に且つ
軸方向には移動しないように支持し、アクチュエータ3
0はエアシリンダシエル28とこのシエル28の両側に
固定のフランジ29とをもってシリンダ本体33を形成
し該シリンダ本体33はカムフオロア12の軸受13が
固設されているブラケット31にボルトを介して固定
し、更にカムフオロア12が挿入されているリング溝3
2aを有するケース32にボルトを介してはすば歯車1
5を取付けると共に該ケース32は前記スリーブ22と
ねじれ角βsを有するスプライン34を介して嵌合され
ている。
【0009】かくて両側ロッドを有するアクチュエータ
30のピストン26とその両側のロッド27とシリンダ
本体33とがピストン26の右、左側に形成する室Aお
よびBに4方口2段切換電磁弁、逆止弁および流量調整
弁(いづれも図示せず)より経てエアが給排され、室A
のエアを排出し、室Bにエアを供給するとシリンダ本体
33が矢印と反対方向に移動し、ブラケット31、軸受
13、カムフオロアー12、およびケース32を介して
はすば歯車15が実線位置に移動する。逆に室Aにエア
を供給し、室Bのエアを排出するとはすば歯車15が一
点鎖線位置に移動する。
【0010】4方口2段切換電磁弁は図示しない押金口
スイッチにて励消磁され2つの切換え位置(2段)を取
る。次にこのようにしてはすば歯車15が印刷胴の軸2
の方向にシフトされるが前述のように、はすば歯車15
のねじれ角をβg、直径をDgおよびスプライン34の
ねじれ角をβsとするとβsはtanβs=Ds・ta
nβg/Dgとなっていてスプライン34のねじれ方向
ははすば歯車15の歯のねじれ方向と同一なので、はす
ば歯車15をシフトしても円周方向に印刷胴の軸2は回
転しない。よって印刷胴間の見当がくるうことはない。
【0011】
【発明の効果】このように本発明によるときは印刷胴の
軸にロッドを軸方向に固設するアクチュエータを回転自
在に設置し、該アクチュエータとはすば歯車とをカムフ
オロアが挿入されるリング溝を有するケースに取付け、
該ケースを前記印刷胴の軸を固設するスリーブにネジス
プラインを介して嵌合させたものであるからアクチュエ
ータにエアを給排するだけではすば歯車をシフトするこ
とが出来るので操作は短時間で行うことができ、上述し
た従来例のように工具を必要とせず部品点数も多くなく
安価に出来、而もはすば歯車をシフトしてもねじスプラ
インのため印刷胴は円周方向に回転せず見当がくるうこ
とがなく、更にエアの給排は電気的(スイッチ等)に制
御することができるので印刷胴の駆動系統を切換える装
置の自動化が可能となる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
2 印刷胴の軸 12 カムフオロア 15 はすば歯車 22 スリーブ 27 ロッド 30 アクチュエータ 32 ケース 32a リング溝 34 ネジスプライン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷胴の軸に、ロッドを軸方向に固設す
    るアクチュエータを回転自在に設置し、該アクチュエー
    タとはすば歯車とをカムフオロアが挿入されるリング溝
    を有するケースに取付け、該ケースを前記印刷胴の軸を
    固設するスリーブにネジスプラインを介して嵌合させた
    ことを特徴とする歯車のシフト装置。
JP9667592A 1992-04-16 1992-04-16 歯車のシフト装置 Withdrawn JPH05286111A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9667592A JPH05286111A (ja) 1992-04-16 1992-04-16 歯車のシフト装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9667592A JPH05286111A (ja) 1992-04-16 1992-04-16 歯車のシフト装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05286111A true JPH05286111A (ja) 1993-11-02

Family

ID=14171377

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9667592A Withdrawn JPH05286111A (ja) 1992-04-16 1992-04-16 歯車のシフト装置

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JP (1) JPH05286111A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990706