JPH0528522Y2 - - Google Patents

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JPH0528522Y2
JPH0528522Y2 JP1986177152U JP17715286U JPH0528522Y2 JP H0528522 Y2 JPH0528522 Y2 JP H0528522Y2 JP 1986177152 U JP1986177152 U JP 1986177152U JP 17715286 U JP17715286 U JP 17715286U JP H0528522 Y2 JPH0528522 Y2 JP H0528522Y2
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alarm
wind
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anemometer
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、オーニング(日除け装置)などに
付設され、風が強くなつた時に警報を発する風力
警報装置に関するものである。
(従来技術とその問題点) オーニングや外付ブラインドなどにおいては、
風速がある値を越えると、部材に許容限度以上の
応力が加わり、破損する恐れがあるので、オーニ
ングのキヤンバスやブラインドを巻取る必要があ
る。
そのため、従来においては、風杯にパルス発生
器(例えば、回転する磁石とリードスイツチ、回
転する磁石とホール素子、光電スイツチ)を組み
合わせ、その発生パルスを電圧に変換し比較する
などして、ある設定風速に達すると、警報を発す
る、あるいはオーニングキヤンバスの自動巻取り
の指令を出力するように構成している。
しかしながら、このような従来の構成では、風
杯自体は電気を使わないが、パルス列を電圧に変
換したり、比較したり、出力したりする場合、ど
うしても電子回路を列に設ける必要があり、当然
その電子回路を動作させるための電源(交流
100V又は電池)が必要であつた。
また、このため、装置全体がたいへん高価なも
のとなつている。さらに、停電があつたり、電池
切れで動作しない恐れがあつた。
この考案は、このような問題点を解消すべく創
案されたもので、その目的は、電源が不要で、停
電あるいは電池切れの心配がなく、さらに、警報
風力を簡単な機構で任意に設定できる安価な風力
警報装置を提案することにある。
(問題点を解決するための手段) この考案に係る風力警報装置は、風杯等の回転
型風速計2を小型モーター1の回転軸に取付け、
この小型モーター1の発電出力により、IC5が
駆動しアラーム発音器6が作動する電子回路3を
小型モーター1に接続し、回転型風速計2には、
この風速計2の回転を設定風速まで阻止するブレ
ーキ8を設けて構成されている。
(作用) 小型モーター1が発電機として働き、発電され
た電圧がICの動作電圧以上になると、IC5が動
作し、アラーム出力を出力してアラーム発音器6
が作動する。
風速計2の回転をブレーキ8により設定風速ま
で阻止し、風速計2の回転開始風速を遅らせる。
(実施例) 以下、この考案を図示する一実施例に基づいて
説明する。
第1図に示すように、安価な小型直流モーター
1の回転軸1Aに風杯2Bを取付け、直流モータ
ー1を、風杯2Bの回転により発電する発電機と
し、この発電された電力により動作する電子回路
3を直流モーター1に接続する。
この電子回路3は、電流平滑用のコンデンサー
4と、水晶振動子を有する時計用IC5と、アラ
ーム発音器(ブザー、スピーカ)6およびトラン
ジスタ7とを並列に接続して構成されている。
さらに、風杯2Bの取付基部2Aの側方には、
風杯2Bの回転を設定風速まで阻止するブレーキ
8を設ける。このブレーキ8は、取付基部2Aの
側面に当接するブレーキシユー8Aと、このブレ
ーキシユー8Aを進退させて押付力を調整する調
整ねじ部材8Bから構成されている。
以上のような構成において、ブレーキ8を作動
させていない状態では、風力により風杯2Bが回
転し、モーター1により発電された電力が、消費
電力の非常に小さい時計用IC5を駆動する。こ
の時計用IC5は、目ざまし用のアラーム出力が
出るようになつており、発電電圧が、この時計用
IC5の動作電圧に達した時、このIC5がトラン
ジスタ7にアラーム出力を出力し、トランジスタ
7のスイツチング作用により、アラーム発音器6
が作動してアラーム音を出す。
ここで、モーター1の回転数と発電電圧の関係
は、概略第2図に示すようになり、IC5が動作
を始める電圧に達する風杯2B(モーター)の回
転数は、例えば100rpmであり、比較的遅い風速
でアラームが鳴つてしまうので、ブレーキ8によ
り風杯2Bの回転を設定風速まで阻止し、風杯2
Bの回転開始風速を遅らせる。風速が前記設定風
速に達すると、風杯2Bが回りだし、回転数が例
えば100rpmまで上がり、所定の警報風速に達す
ると、アラームが鳴ることになる。
したがつて、アラームの鳴る警報風速を高く設
定できるとともに、ブレーキ8の押付力を調整す
ることにより、警報風速を任意に設定できる。
さらに、このようにすれば、設定風速付近まで
風杯2Bが回らないので、直流モーター1などの
寿命が長くなる。
以上のような電子回路3およびアラーム発音器
6を風杯等の取付装置に一体的に設ける。また、
アラーム音を人の居る所で鳴らすため、アラーム
6のみを別置してもよい。
なお、発電機としてのモーターは、直流モータ
ーの他に、交流モーターでもよく、交流モーター
の場合は、交流を整流して使つてもよい。また、
風速計は、風杯に限らず、プロペラ等の回転型風
速計であつてもよい。また、ブレーキ8はブレー
キシユーによる機械的摩擦によるものを示したが
これによらず磁気によるものでもよい。
次に、このような風力警報装置を第4図に示す
ようなオーニング9に適用した例について説明す
る。
オーニング9は、屈曲自在のアーム10の先端
に前枠11を取付け、巻取軸12に巻かれたキヤ
ンバス13の先端を前枠11に固定し、モーター
あるいは手動により巻取軸12を回転させ、キヤ
ンバス13を巻取り、巻戻すように構成されてい
る。
このようなオーニング9の近傍に風力警報装置
を設置するとともに第3図に示すように、巻取り
完了時のアーム10を検知するリミツトスイツチ
14を設け、このリミツトスイツチ14は、常時
ONとしてアラームが鳴る状態とし、巻取り完了
するとOFFとなり、回路を遮断してアラームが
自動的に止まるようにされている。
さらに、電子回路3の警報出力を巻取軸12の
モーターの制御器に入力し、アラームとともに自
動的に巻取りを行なうようにしてもよい。また、
直流モーター1の発電電力を監視し、これを用い
て制御してもよい。
なお、オーニングに限らず、外付けブラインド
や温室、ハウスの換気窓にも本考案を適用でき
る。
(考案の効果) 前述のとおり、本考案によれば、小型モーター
の回転軸に風杯等の風速計を取り付けて小型モー
ターを発電機として使用し、発電された電力で
ICを駆動し、アラームが鳴るように構成し、風
速計の回転をブレーキにより設定風速まで阻止す
るようにしたため、次のような効果を奏する。
(i) 安価な小型モーターとICにより安価な装置
とすることができる。
(ii) 小型モーターと低電圧・低消費電流のICに
より電源が不要となる。したがつて、停電およ
び電池切れの心配が不要となる。
(iii) ブレーキにより風速計の回転を設定風速まで
阻止するため、警報風速を高く設定できるとと
もに、ブレーキの作動力を調整することにより
警報風速を任意に設定できる。
(iv) 設定風速付近まで風速計が回らないので、モ
ーター等の寿命が長くなり、メンテナンスが不
要となる。
(v) オーニング等の巻取り制御に容易に適用でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係る風力警報装置を回路
図とともに示した斜視図、第2図は、モーターの
回転数と発電電圧の関係を示すグラフ、第3図は
同様の装置をオーニングに適用した例を示す概略
図、第4図は、オーニングを示す斜視図である。 1……直流モーター、2……回転型風速計、2
A……取付基部、2B……風杯、1A……回転
軸、3……電子回路、4……コンデンサ、5……
時計用IC、6……アラーム発音器、7……トラ
ンジスタ、8……ブレーキ、8A……ブレーキシ
ユー、8B……調整ねじ部材、9……オーニン
グ、10……アーム、11……前枠、12……巻
取軸、13……キヤンバス、14……リミツトス
イツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転型風速計2を小型モーター1の回転軸に取
    付け、この小型モーター1の発電出力により、
    IC5が駆動しアラーム発音器6が作動する電子
    回路3を、前記小型モーター1に接続し、前記回
    転型風速計2には、この風速計2の回転を設定風
    速まで阻止するブレーキ8を設けたことを特徴と
    する風力警報装置。
JP1986177152U 1986-11-18 1986-11-18 Expired - Lifetime JPH0528522Y2 (ja)

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JP1986177152U JPH0528522Y2 (ja) 1986-11-18 1986-11-18

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JPS6381258U JPS6381258U (ja) 1988-05-28
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ID=31118085

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JP6150645B2 (ja) * 2013-07-19 2017-06-21 株式会社 ホリー 風速計

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5673329A (en) * 1979-11-21 1981-06-18 Seiichi Karibe Equivalent wind flow meter

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JPS5673329A (en) * 1979-11-21 1981-06-18 Seiichi Karibe Equivalent wind flow meter

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JPS6381258U (ja) 1988-05-28

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