JPH05284393A - 液晶電子ビューファインダ - Google Patents
液晶電子ビューファインダInfo
- Publication number
- JPH05284393A JPH05284393A JP4081880A JP8188092A JPH05284393A JP H05284393 A JPH05284393 A JP H05284393A JP 4081880 A JP4081880 A JP 4081880A JP 8188092 A JP8188092 A JP 8188092A JP H05284393 A JPH05284393 A JP H05284393A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- backlight
- liquid crystal
- brightness
- circuit
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Liquid Crystal (AREA)
- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、外部の明るさに応じてバックライト
の明るさを手動又は自動にて変えられるようにした構造
を持つ液晶利用の電子ビューファインダを提供する。 【構成】バックライトに印加されるパルス電圧のデュー
ティ比または波高値を手動または自動にて変化させる。 【効果】消費電力の上昇を最小限に保ちつつ、コントラ
ストのある見やすい電子ビューファインダの画質を得る
ことができる。
の明るさを手動又は自動にて変えられるようにした構造
を持つ液晶利用の電子ビューファインダを提供する。 【構成】バックライトに印加されるパルス電圧のデュー
ティ比または波高値を手動または自動にて変化させる。 【効果】消費電力の上昇を最小限に保ちつつ、コントラ
ストのある見やすい電子ビューファインダの画質を得る
ことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はビデオカメラにおいて、
液晶板を利用した電子ビューファインダ(以下EVFと
略す。)の構成に関する。
液晶板を利用した電子ビューファインダ(以下EVFと
略す。)の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のビデオカメラには、もっぱら陰極
線管を用いた白黒映像のEVFが使われてきた。具体的
な例として日本放送出版協会発行の書籍「カラービデオ
カメラとその使い方」(昭和56年3月20日発行)の
第148頁〜第149頁にかけて紹介されている。この
例にも紹介されている様に陰極線管EVFの場合、周囲
の状況に応じて映像を見やすいものとする為に、輝度調
整、コントラスト調整が付いている。
線管を用いた白黒映像のEVFが使われてきた。具体的
な例として日本放送出版協会発行の書籍「カラービデオ
カメラとその使い方」(昭和56年3月20日発行)の
第148頁〜第149頁にかけて紹介されている。この
例にも紹介されている様に陰極線管EVFの場合、周囲
の状況に応じて映像を見やすいものとする為に、輝度調
整、コントラスト調整が付いている。
【0003】液晶EVFの場合、それに加えて重要な要
素にバックライトの明るさがある。しかし従来のものは
固定になっており、室内で使用するには充分であって
も、屋外での使用は満足できるものではなかった。あた
かも外光の下でテレビジョンを見るようなものである。
特に液晶EVFの場合、コントラストの点で陰極線管E
VFに比べて特性上劣っており、その対策としてバック
ライトの光量UPと外光の遮蔽を工夫して対応してき
た。
素にバックライトの明るさがある。しかし従来のものは
固定になっており、室内で使用するには充分であって
も、屋外での使用は満足できるものではなかった。あた
かも外光の下でテレビジョンを見るようなものである。
特に液晶EVFの場合、コントラストの点で陰極線管E
VFに比べて特性上劣っており、その対策としてバック
ライトの光量UPと外光の遮蔽を工夫して対応してき
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】周囲の明るさに適応し
た、見やすい画面の液晶EVFを提供することにある。
た、見やすい画面の液晶EVFを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】その手段として、本発明
はバックライトの明るさをカメラの使用者が調節できる
構造、または外部の明るさをカメラが検知して自動的に
バックライトの明るさを調節できる構造にして目的を達
成する。
はバックライトの明るさをカメラの使用者が調節できる
構造、または外部の明るさをカメラが検知して自動的に
バックライトの明るさを調節できる構造にして目的を達
成する。
【0006】
【作用】バックライトの明るさを変化させる手段とし
て、バックライト印加パルスのデューティ比か、または
波高値を変化する。そしてパルスを変化させる手段とし
てはマニュアルで調節する、又は外部の明るさを電気信
号に変換した信号を使って自動的に調節する。
て、バックライト印加パルスのデューティ比か、または
波高値を変化する。そしてパルスを変化させる手段とし
てはマニュアルで調節する、又は外部の明るさを電気信
号に変換した信号を使って自動的に調節する。
【0007】
【実施例】本発明の第一の実施例を図1に、第二の実施
例を図2に示す。両実施例共、ビデオカメラに採用した
例である。図1においてカメラのレンズ1を通して集め
られた光は、撮像素子2によって電気信号に変えられ
る。そして増幅器3にて増幅され、カメラ信号処理回路
4にてカメラに必要な信号処理が施される。その結果得
られたベ−スバンドのカメラ信号は、エンコーダ回路5
によってテレビジョン信号に変換されて映像出力端子6
より外部に取りだされる。テレビジョン信号は更にEV
F13の入力信号となり、EVF信号処理回路12に入
力される。そしてその出力信号はEVF表示素子である
液晶板10を駆動する。液晶の性質は公知の如くそれ自
体では発光機能を持たず、外部より光を与えねばならな
い。その為の光源がバックライト9である。以上に述べ
た公知のビデオカメラシステムに加えて、バックライト
駆動回路8を外部から制御出来るようにし、カメラの使
用者がマニュアルにてバックライトの明るさを可変でき
るようにした。次にバックライトの明るさを変化する手
段について具体例を説明する。バックライト駆動回路の
一例を図3に、その波形図を図4に示す。ライン15か
ら水平同期発振回路16の入力に図4(イ)のテレビジ
ョン信号より分離した同期信号を入力する。そして図4
(ハ)で示される水平同期発振回路16の出力信号をト
ランジスタ18のベースに印加しトランス19を駆動
し、二次側に発生した高圧パルスでバックライト9を駆
動する。また端子20にはカメラからの電源電圧が、端
子7にはバックライトの明るさを制御するための制御信
号が入力される。次にバックライトの明るさが端子7か
らの信号によって制御できる機構について説明する。
例を図2に示す。両実施例共、ビデオカメラに採用した
例である。図1においてカメラのレンズ1を通して集め
られた光は、撮像素子2によって電気信号に変えられ
る。そして増幅器3にて増幅され、カメラ信号処理回路
4にてカメラに必要な信号処理が施される。その結果得
られたベ−スバンドのカメラ信号は、エンコーダ回路5
によってテレビジョン信号に変換されて映像出力端子6
より外部に取りだされる。テレビジョン信号は更にEV
F13の入力信号となり、EVF信号処理回路12に入
力される。そしてその出力信号はEVF表示素子である
液晶板10を駆動する。液晶の性質は公知の如くそれ自
体では発光機能を持たず、外部より光を与えねばならな
い。その為の光源がバックライト9である。以上に述べ
た公知のビデオカメラシステムに加えて、バックライト
駆動回路8を外部から制御出来るようにし、カメラの使
用者がマニュアルにてバックライトの明るさを可変でき
るようにした。次にバックライトの明るさを変化する手
段について具体例を説明する。バックライト駆動回路の
一例を図3に、その波形図を図4に示す。ライン15か
ら水平同期発振回路16の入力に図4(イ)のテレビジ
ョン信号より分離した同期信号を入力する。そして図4
(ハ)で示される水平同期発振回路16の出力信号をト
ランジスタ18のベースに印加しトランス19を駆動
し、二次側に発生した高圧パルスでバックライト9を駆
動する。また端子20にはカメラからの電源電圧が、端
子7にはバックライトの明るさを制御するための制御信
号が入力される。次にバックライトの明るさが端子7か
らの信号によって制御できる機構について説明する。
【0008】図4(ロ)は水平同期発振器16内の発振信
号を示す。ここで(イ)の同期信号がサンプリング信号、
(ロ)の発振信号が基準信号となって同期がかかる。水平
同期発振回路16の機構については既に公知の技術であ
る為、ここでは省略する。
号を示す。ここで(イ)の同期信号がサンプリング信号、
(ロ)の発振信号が基準信号となって同期がかかる。水平
同期発振回路16の機構については既に公知の技術であ
る為、ここでは省略する。
【0009】そして同期化された(ロ)の基準信号より
(ハ)の信号を作成する。(ロ)信号の下端折返し時間to
をトリガとする単安定マルチバイブレータ17により
(ハ)の信号を作成することは容易である。そして端子7
から入る制御信号によって、単安定マルチバイブレータ
17のON時の時間幅を制御する。図4(ハ)におい
て、ON時間が短いΔt1の時バックライトが暗く、O
N時間が長いΔt2の時バックライトが明るくなる様に
バックライト9内にある駆動回路を構成するのは簡単で
ある。
(ハ)の信号を作成する。(ロ)信号の下端折返し時間to
をトリガとする単安定マルチバイブレータ17により
(ハ)の信号を作成することは容易である。そして端子7
から入る制御信号によって、単安定マルチバイブレータ
17のON時の時間幅を制御する。図4(ハ)におい
て、ON時間が短いΔt1の時バックライトが暗く、O
N時間が長いΔt2の時バックライトが明るくなる様に
バックライト9内にある駆動回路を構成するのは簡単で
ある。
【0010】次に図2を用いて第二の実施例について説
明する。第一の実施例と異なるところはカメラの使用者
がマニュアルにてバックライトの明るさを調節するのに
替えて、カメラ内で自動的に調節しょうとするものであ
り、外部の明るさを検出するための検出回路14を設け
てある。一般にフォトダイオードと対数増幅器により構
成することが出来る。外光が多い時、検出回路14の出
力が増加して、単安定マルチバイブレータ17のON時
間を増加させるように回路を構成すればよい。
明する。第一の実施例と異なるところはカメラの使用者
がマニュアルにてバックライトの明るさを調節するのに
替えて、カメラ内で自動的に調節しょうとするものであ
り、外部の明るさを検出するための検出回路14を設け
てある。一般にフォトダイオードと対数増幅器により構
成することが出来る。外光が多い時、検出回路14の出
力が増加して、単安定マルチバイブレータ17のON時
間を増加させるように回路を構成すればよい。
【0011】次に図5のバックライトの駆動回路につい
て説明する。図3との違いは図3がバックライト9にか
かるパルスのデューティを変えているのに対し、パルス
の波高値を変えて明るさを変えようとするものであり、
電源電圧シフト回路21を設けることによって成され
る。電源効率を劣化させること無く、電源電圧シフト回
路21を構成する手段としてはスイッチングレギュレー
タを用いる方法がある。一般にカメラ内の電源にはスイ
ッチングレギュレータが使われている事が多くそれをそ
のまま利用することが出来る。そして端子7の明るさ制
御信号により電源電圧シフト回路21の出力電圧を制御
すればよい。即ち、外光が多い時、出力電圧を上げれば
バックライト9にかかるパルス電圧の波高値を上げるこ
とが出来、バックライトを明るくすることが出来る。
て説明する。図3との違いは図3がバックライト9にか
かるパルスのデューティを変えているのに対し、パルス
の波高値を変えて明るさを変えようとするものであり、
電源電圧シフト回路21を設けることによって成され
る。電源効率を劣化させること無く、電源電圧シフト回
路21を構成する手段としてはスイッチングレギュレー
タを用いる方法がある。一般にカメラ内の電源にはスイ
ッチングレギュレータが使われている事が多くそれをそ
のまま利用することが出来る。そして端子7の明るさ制
御信号により電源電圧シフト回路21の出力電圧を制御
すればよい。即ち、外光が多い時、出力電圧を上げれば
バックライト9にかかるパルス電圧の波高値を上げるこ
とが出来、バックライトを明るくすることが出来る。
【0012】
【発明の効果】以上、バックライトの明るさを変化させ
る手段について述べた。では常に明るい状態にしておけ
ばということになるがカメラの場合、消費電力も重要な
要素であり低減させる必要がある。その為には必要以上
の消費電流は流せない。又室内のように比較的暗い状況
下ではバックライトの光量を必要以上にあげることは画
質上好ましくなく、また周囲の暗さに比べてEVF内が
明かる過ぎても違和感がある。
る手段について述べた。では常に明るい状態にしておけ
ばということになるがカメラの場合、消費電力も重要な
要素であり低減させる必要がある。その為には必要以上
の消費電流は流せない。又室内のように比較的暗い状況
下ではバックライトの光量を必要以上にあげることは画
質上好ましくなく、また周囲の暗さに比べてEVF内が
明かる過ぎても違和感がある。
【図1】本発明の実施例を利用したビデオカメラのブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】同じくビデオカメラのブロック図である。
【図3】本発明の要部であるバックライト駆動回路の実
施例のブロック図である。
施例のブロック図である。
【図4】図3で示されるバックライト駆動回路の波形図
である。
である。
【図5】バックライト駆動回路の別の実施例のブロック
図である。
図である。
1…ビデオカメラの主レンズ、 2…撮像素子、 3…増幅器、 4…カメラ信号処理回路、 5…エンコーダ回路 6…映像出力端子、 7…バックライト明るさ制御端子、 8…バックライト駆動回路、 9…バックライト、 10…液晶板、 11…EVF用レンズ、 12…EVF信号処理回路、 13…EVF、 14…明るさ検出回路、 15…水平同期信号入力ライン、 16…水平同期発振回路、 17…単安定マルチバイブレータ、 18…トランジスタ、 19…昇圧トランス、 20…EVF電源端子、 21…電源電圧シフト回路。
Claims (4)
- 【請求項1】液晶板の裏面より照射するバックライトの
明るさをカメラの外部よりマニュアルで調節できる構造
にしたことを特徴とする液晶電子ビューファインダ。 - 【請求項2】外部の明るさを検出し、その検出信号でバ
ックライトの明るさを自動調節できる構造にしたことを
特徴とする液晶電子ビューファインダ。 - 【請求項3】バックライトの明るさを調節する手段とし
てバックライトに印加されるパルス電圧のデューティ比
を変化して成ることを特徴とする液晶電子ビューファイ
ンダ。 - 【請求項4】バックライトの明るさを調節する手段とし
てバックライトに印加されるパルス電圧の波高値を変化
して成ることを特徴とする液晶電子ビュ−ファインダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4081880A JPH05284393A (ja) | 1992-04-03 | 1992-04-03 | 液晶電子ビューファインダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4081880A JPH05284393A (ja) | 1992-04-03 | 1992-04-03 | 液晶電子ビューファインダ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05284393A true JPH05284393A (ja) | 1993-10-29 |
Family
ID=13758773
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4081880A Pending JPH05284393A (ja) | 1992-04-03 | 1992-04-03 | 液晶電子ビューファインダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05284393A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7403227B2 (en) | 2000-10-31 | 2008-07-22 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Digital camera that automatically adjusts LCD brightness according to ambient light |
-
1992
- 1992-04-03 JP JP4081880A patent/JPH05284393A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7403227B2 (en) | 2000-10-31 | 2008-07-22 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Digital camera that automatically adjusts LCD brightness according to ambient light |
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