JPH05284087A - ページング受信機 - Google Patents

ページング受信機

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JPH05284087A
JPH05284087A JP4105696A JP10569692A JPH05284087A JP H05284087 A JPH05284087 A JP H05284087A JP 4105696 A JP4105696 A JP 4105696A JP 10569692 A JP10569692 A JP 10569692A JP H05284087 A JPH05284087 A JP H05284087A
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JP
Japan
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rom
code
data
stored
codes
Prior art date
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Pending
Application number
JP4105696A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Shimura
一博 志村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP4105696A priority Critical patent/JPH05284087A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ID−ROMにIDコードと共にこれ以外の
データすなわち定型メッセージに係るデータ等を記憶
し、かつ受信コードによって指定された定型メッセージ
等の素早い表示およびIDコードのデコーダへの設定と
その終了報知の迅速化が可能なページング受信機の提供
を目的とする。 【構成】 ID−ROM5には、IDコードと定型メッ
セージに係るデータとが記憶されているが、これら記憶
データの出力に際しては、IDコードの方が先に出力さ
れるようになっている。そして上記ID−ROM5の定
型メッセージは全回路を初期化するときにRAM6に転
送されて記憶され、この定型メッセージの表示に際して
はRAM6よりバッファ・ドライバ15に迅速に転送さ
れる。また、IDコードの方は受信機能を起動せしめる
ためのスイッチ操作が行なわれた時点にID−ROM5
からデコーダ部4内の所定のレジスタに転送して記憶す
るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ページング受信機に関
する。
【0002】
【従来の技術】最近のページング受信機は、多機能化が
図られており、例えば定型メッセージを記憶したメモリ
を設け、定型メッセージを指定するコードを受信したと
き、上記メモリから対応する定型メッセージを読出して
復元表示するものも実用化されている。一方、複数のオ
プション機能を備えたページング受信機ではオプション
機能の選択をID−ROMに設定する情報で行うように
し、オプション機能をユーザーの希望に合わせて設定で
きるようにしたものがある。従って、前述の定型メッセ
ージ表示機能付きのページング受信機においても、ユー
ザーが希望するメッセージをID−ROMに記憶させ、
このメッセージを定型メッセージとして表示させること
が考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】定型メッセージ表示機
能付きのページング受信機では、定型メッセージを指定
するコードを受信したとき、対応する定型メッセージを
素早く表示する必要があるが、上記コードを受信する度
にID−ROMから読出すのでは、素早い表示は不可能
である。また、ページング受信機は、通常、受信機能を
起動するためのスイッチ操作があったときに、ID−R
OMからIDコードを読出してデコーダ内のレジスタに
セットする構成になっているが、ID−ROMにIDコ
ードだけでなく、定型メッセージなどの他のデータをも
記憶している場合は、ID−ROMからのデータの読出
しに時間がかかり、延いてはIDコードの上記レジスタ
へのセットが遅れることになる場合も考えられる。当該
遅れは、上記セット後の初期設定処理終了報知の鳴音の
遅れを招き、使用者にページング受信機が故障している
のではないかという不安を与える。
【0004】特に、表示処理部にマイクロプロセッサを
使用し、表示処理部が独自の基準クロック源を備えてい
るものでは、該表示処理部とデコーダ部とで処理クロッ
クが異なるので、ID−ROMからデコーダへのIDコ
ードの転送とID−ROMから表示処理部への定型メッ
セージの転送は別個に行なわなければならず、上記初期
設定完了報知等の遅れは、一層、大きくなる場合があ
る。
【0005】本発明は、上述の如き事情に鑑みてなされ
たものであり、ID−ROMにIDコードと共にこれ以
外のデータ例えば定型メッセージに係るデータを記憶し
てなるページング受信機において、IDコードのデコー
ダへの設定とその終了報知の迅速化が可能なページング
受信機の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】ID−ROMにIDコー
ドと定型メッセージ等に係るデータとをIDコードの方
が先に出力されるように記憶すると共に、定型メッセー
ジ等は全回路部を初期化するときに(例えば電源電池の
交換の初期化するときに)上記ID−ROMから表示処
理部のレジスタに転送して記憶し、IDコードは受信機
能を起動せしめるるためのスイッチ操作が行なわれたと
きに上記ID−ROMからデコーダに転送して記憶する
ようにした。
【0007】
【実施例】以下、図面に示す一実施例に基づいて本発明
を具体的に説明する。図1は本実施例の回路構成を示す
ものである。すなわち、本実施例はCPU1を中心に、
他の回路部がこれに接続する構成となっている。CPU
1は内蔵するROMのプログラムに従って各回路部を制
御する回路部である。受信部3はアンテナ2で受信され
た電波を復調する回路部である。ID−ROM5は当該
ページング受信機に個別的に割当られているIDコード
および定型メッセージ等の他のデータ(以下、定型メッ
セージデータSDという)を記憶し、電源電池7の交換
後の初期設定処理時及び受信機能を起動するためのスイ
ッチ操作があった時にCPU1から送られてくる出力指
令信号MOを受けて読出し可能状態となり、CPU1か
らのクロック信号CL或いはデコーダ部4からのクロッ
ク信号CLにより記憶内容が読出される回路である。デ
コーダ部4は、CPU1からの信号を受けて起動し、ク
ロック信号CLを出力してID−ROM5から記憶デー
タを読み出してIDコード部を内部レジスタに記憶する
とともに受信部3で復調された受信信号を内部レジスタ
に記憶したIDコードと照合して、それが自己を呼出す
呼出信号であるときは、呼出し検出信号及びそれに続く
メッセージ信号をCPU1に送ると共に、受信部3内の
電子スイッチにオン・オフ制御信号を送って自己の受信
タイミングにのみ後述の電源回路9から受信部3への電
源供給を行なわしめる回路部である。
【0008】RAM6は、CPU1の制御の下にCPU
1からのデータ、すなわち、受信部3で受信されたメッ
セージデータや前述のID−ROM5に記憶されていた
定型メッセージデータSD等を記憶すると共に、記憶し
ているデータを読出してCPU1に送出する回路部であ
る。正極側が接地されている電源電池7は、電源回路9
を介して各回路部に電源を供給する電池である。また電
池交換検出回路8は、電源電池7を交換したときに、そ
れを検出してCPU1にワンショット信号を出力する回
路である。表示キーSdは後述のLCD16の表示の切
換に際して操作されるキーであり、リセットキーSr
は、後述のLED12或いはスピーカ14による着信報
知等の停止に際して操作されるキーである。
【0009】スライドスイッチSwはモードの指定等に
際して操作されるスイッチであり、固定接点P1〜P4
スライド部SBとからなり、スライド部SBにはそれぞ
れ上記固定接点P1〜P4と選択的に接触する3個の可動
接点部Pa、Pb、Pcが形成されており、固定接点P
1、P2はCPU1に接続されており、固定接点P3は接
地されており、固定接点P4は何にも接続されていな
い。そして、固定接点P1、P2、P3がそれぞれ可動接
点部Pa、Pb、Pcと接触し、固定接点P1、P2の電
圧が接地レベルにされているときは、このページング受
信機に呼出しがあってもスピーカ14による呼出報知が
行なわれない無音モードが指定され、固定接点P2、P3
がそれぞれ可動接点部Pa、Pbに接触し固定接点P2
の電圧が接地レベルになっているときは、スピーカ14
による上記呼出報知が行なわれる鳴音モードが指定さ
れ、固定接点P3、P4がそれぞれ可動接点部Pa、Pc
と接触し、固定接点P1、P2の電圧のいずれもが接地レ
ベルになっていないときは、受信機能が停止される受信
機能オフ状態が指定される。
【0010】ドライバ11は、CPU1の制御の下に、
LED12を点滅し、このページング受信機に対する呼
出しがあった旨の報知を行なう回路である。ドライバ1
3は、CPU1の制御の下に、スピーカ14を駆動して
各種報知を行なう回路部である。バッファ・ドライバ1
5は、CPU1から送られてきたデータを記憶し、LC
D16を駆動し、これに記憶しているデータを表示せし
める回路部である。
【0011】次に、以上の如くに構成された本実施例の
動作について説明する。図2は本実施例の動作の概要を
示すフローチャートである。すなわち電源電池7の交換
があったときは、電池交換検出回路8からのワンショッ
ト信号を受けて、ステップS1に進み初期化処理を実行
し、その後ステップS2では、ID−ROM5に出力指
令信号MOを送ってID−ROM5を読出し可能状態に
設定し、且つクロック信号CLから出力してID−RO
M5から総ての記憶データを読み出す。そして、ID−
ROM5から読出されるデータのうち後半に読出される
定型メッセージデータSD部を取込んで、これをRAM
6に送って記憶せしめる。
【0012】また次のステップS3では、RAM6に設
けられている受信機能のオンオフ状態等を指定するレジ
スタ(以下、状態指定レジスタという)を一旦オフ状態
にセットする。上記ステップS3の処理の後は、ステッ
プS4の処理すなわちスライドスイッチSwが操作され
無音モード或いは鳴音モードとなったかを調べる処理を
繰返し、上記スライドスイッチSwの操作があったとき
は、上記ステップS4からステップS5に進む。ステッ
プS5ではこのページング受信機への呼出しを待機する
スタンバイモードにある旨をRAM6にある上記状態指
定レジスタにセットする。次いでステップS6では、I
D−ROM5に出力指令信号MOを送ってID−ROM
5を読出し可能状態に設定するとともに、デコーダ部4
に制御信号を送って、このデコーダ部4からID−RO
M5へクロック信号CLを出力させ、このクロック信号
CLに同期してID−ROM5から読出されるデータの
うち前半で読出されるIDコードを取込ませ、このデコ
ーダ部4の中の所定のレジスタにIDコードを記憶せし
める。なお、クロック信号CLの出力はIDコード等デ
コーダに取込むべきデータの読出しが終了した時点で中
止する。次のステップS7では上記IDコードをデコー
ダ部4の中の所定レジスタに記憶する等の初期設定処理
を終えた旨をLED12およびスピーカ14を用いて一
定時間報知する初期報知処理を実行する。なお、前述の
無音モードになっているときはスピーカ14による報知
は行なわれず、専らLED12による点滅報知のみが行
なわれる。上記ステップS7の処理を終えた後はステッ
プS8に進み、何らかの入力信号があったかを調べる。
そして、表示キーSd、リセットキーSr等の操作によ
るキー入力があったときは、そのキー入力に対応するキ
ー処理をステップS9で実行し、またデコーダ部4から
の着信入力があったときは、ステップS10に進み、ド
ライバ11等に制御信号を送ってLED12等による呼
出報知を行なわしめ、その後受信信号中に定型メッセー
ジを指定するコードがあったときは対応する定型メッセ
ージデータをRAM6から読出してバッファ・ドライバ
15にセットしLCD16に一定時間だけ表示せしめる
着信処理を実行する。上記キー処理(ステップS9)又
は着信処理(ステップS10)を終えた後は、ステップ
S8に戻り、再度、何らかの入力があったかを調べる。
また上記ステップS8で、スライドスイッチSwが操作
されて前記受信機能オフ状態とされ、スライドスイッチ
Swの固定接点P1、P2を介して送られてくる信号のレ
ベルがいずれも接地レベルでなくなったことを検出した
ときは前記ステップS3に戻り、RAM6中の前記状態
指定レジスタに受信機能オフ状態にある旨をセットす
る。そしてその後はステップS4で、再度、スライドス
イッチSwが操作され電源オン状態すなわち無音モード
又は鳴音モードとされるのを待機する。
【0013】なお、この発明は上記実施例に限定され
ず、この発明を逸脱しない範囲内において種々変形応用
可能である。
【0014】
【発明の効果】本発明は、以上詳述したようにID−R
OMにIDコードとその他のデータ、例えば定型メッセ
ージに係るデータとをIDコードの方が先に出力される
ように記憶すると共に、定型メッセージ等は全回路部を
初期化するときに(例えば電源電池の交換の初期化する
ときに)上記ID−ROMから総ての記憶データを読出
し、その中の定型メッセージ等を表示処理部のレジスタ
に転送して記憶し、IDコードは受信機能を起動せしめ
るためのスイッチ操作が行なわれたときに上記ID−R
OMからIDコード部のみを読出してデコーダに転送し
て記憶するようにしたページング受信機に係るものであ
るから、ID−ROMにIDコードと共にこれ以外のデ
ータすなわち定型メッセージに係るデータ等を記憶した
構成のものであってもIDコードのデコーダへの設定と
その終了報知の迅速化が可能なページング受信機の提供
を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路構成を示す図。
【図2】上記実施例の動作の概要を示す図。
【符号の説明】
4 デコーダ部 5 ID−ROM 6 RAM 7 電源電池 8 電池交換検出回路 Sw スライドスイッチ SB スライド部 MO 出力指令信号 SD 定型メッセージデータ CL クロック信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 IDコードと共にIDコード以外のデー
    タを記憶し、これらの記憶データの出力に際してはID
    コードをIDコード以外のデータよりも先に出力するI
    D−ROMと、 表示パネルを備えてこれに各種データを表示する表示処
    理部と、 上記ID−ROMから出力されるIDコードを記憶し
    て、受信信号を解読するデコーダ部と、 全回路部を初期化した後の初期設定処理において、上記
    IDコード以外のデータを上記ID−ROMから上記表
    示処理部に転送して記憶せしめる第一転送手段と、 受信機能を起動せしめるためのスイッチ操作を受けて行
    なわれる受信機能オン処理において、上記IDコードを
    上記ID−ROMから上記デコーダ部に転送して記憶せ
    しめる第二転送手段とを備えることを特徴とするページ
    ング受信機。
JP4105696A 1992-03-31 1992-03-31 ページング受信機 Pending JPH05284087A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4105696A JPH05284087A (ja) 1992-03-31 1992-03-31 ページング受信機

Applications Claiming Priority (1)

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JP4105696A JPH05284087A (ja) 1992-03-31 1992-03-31 ページング受信機

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ID=14414548

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JP4105696A Pending JPH05284087A (ja) 1992-03-31 1992-03-31 ページング受信機

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