JPH05283249A - 電磁機器 - Google Patents

電磁機器

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Publication number
JPH05283249A
JPH05283249A JP4074771A JP7477192A JPH05283249A JP H05283249 A JPH05283249 A JP H05283249A JP 4074771 A JP4074771 A JP 4074771A JP 7477192 A JP7477192 A JP 7477192A JP H05283249 A JPH05283249 A JP H05283249A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winding
terminal block
coil
outer peripheral
terminal
Prior art date
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Pending
Application number
JP4074771A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuhiro Kakishima
宜弘 柿島
Satoshi Suzuki
▲さとし▼ 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Electric Co Ltd
Priority to JP4074771A priority Critical patent/JPH05283249A/ja
Publication of JPH05283249A publication Critical patent/JPH05283249A/ja
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  • Insulating Of Coils (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 組み立てを機械化することができる電磁機器
を提供する。 【構成】 巻回部3a,3b,3cに、一次巻線Tr1 、二次巻
線Tr2 および三次巻線Tr3 を巻回して取り付ける。一次
巻線Tr1 、二次巻線Tr2 および三次巻線Tr3 のそれぞれ
の端部Tr1a,Tr2a,Tr3aを、端子9に巻回して接続す
る。二次巻線Tr2 の一方の端部Tr2aは、連通溝17内を挿
通させ、三次巻線Tr3 に直交する方向に、所定の距離を
持って三次巻線Tr3 の周内を通過させ、係止部17d にて
係止して端子9に取り付ける。一次巻線Tr1 および二次
巻線Tr2 の外周上には、ポリエステルフィルムの絶縁テ
ープ13,13を巻回して取り付ける。各一次巻線Tr1 、二
次巻線Tr2 および三次巻線Tr3 のそれぞれの端部Tr1a,
Tr2a,Tr3aが取り付けられた端子9を半田ディップ法に
より半田付けし、電気的、機械的接続を確実にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の巻回部を有する
電磁機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の電磁機器としては、たと
えば図5に示す構成のものが知られている。
【0003】この図5に示す電磁機器は、4角筒状のコ
イルボビン本体1の中心側に図示しない鉄心を挿入する
鉄心挿通口2を配設し、また、外周側には複数の巻回部
3a,3bを配設する。さらに、コイルボビン本体1の一端
および他端には、それぞれ長手方向に壁面部4,5が形
成された端子部6,7が一体形成されている。また、一
端の端子部6には、巻回部3bから端部にまで連続した挿
通溝8が形成されている。さらに、それぞれの端子部
6,7には、導電性の棒状の端子9が取り付けられると
ともに、これら端子9に対応して棒状の位置決め突部10
が設けられている。また、巻回部3a,3b間には、各巻回
部3a,3bを隔離する巻回部3a,3bに対して垂直な鍔状の
隔壁11が形成されている。
【0004】そして、巻回部3a,3bには、それぞれ一次
巻線Tr1 および二次巻線Tr2 が巻回して取り付けられ、
二次巻線Tr2 の外周上には、絶縁テープ12が巻回され、
この絶縁テープ12上には再び三次巻線Tr3 が巻回して取
り付けられている。また、一次巻線Tr1 および三次巻線
Tr3 の外周上にも、絶縁テープ13,13が巻回して取り付
けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記図5に示す電磁機
器の場合、二次巻線Tr2 を巻回して取り付けた後、絶縁
テープ12を巻回して取り付けなければならないため、手
作業を組み込まなければならず、完全な機械化を実施す
ることができず、コストが上昇する問題を有している。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、組み立てを機械化することができる電磁機器を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、軸方向の隣り
合う部分に隔壁を介して複数設けられ、コイルが巻回取
り付けられる巻回部と、これら複数設けられた巻回部の
端部に形成された端子台部とを備えた電磁機器におい
て、前記端子台側に位置する巻回部は前記他の巻回部よ
り径方向外周側に配設し、前記他の巻回部から前記端子
台側に位置する巻回部の中心軸側に位置して前記端子台
側部まで連通し、径方向に開口する開口部を有する連通
溝を形成したものである。
【0008】
【作用】本発明は、端子台側に位置する径大位置の巻回
部の中心軸側に位置して他の巻回部から端子台側部まで
連通し径方向に開口する開口部を有する連通溝を形成し
たため、他の巻回部に巻回されたコイルを端子台に導く
際に、連通口を介して導くことができ、また、コイルを
導く際に、端子台側に位置する巻回部に巻回取り付けら
れたコイルの内周側にこのコイルと間隙を有して配設さ
れるため、別個の絶縁物質を取り付けることなく、容易
に他の巻回部に巻回取り付けられたコイルを、端子台側
の巻回部に巻回取り付けられたコイルに対して絶縁し
て、端子台に接続できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の電磁機器の一実施例を図面を
参照して説明する。なお、図5に示す従来例に対応する
部分には、同一符号を付して説明する。
【0010】この図1に示すように、絶縁樹脂などによ
る4角筒状のコイルボビン本体1の中心側に、図3に示
すたとえばフェライト製のE型鉄心16の中央脚鉄心16a
を挿入する鉄心挿通口2を配設し、また、外周側には複
数の巻回部3a,3bおよびこれら巻回部3a,3bより外周
側、すなわちこれら巻回部3a,3bより径大側に位置した
巻回部3cをコイルボビン本体1の軸方向に沿って配設す
る。さらに、コイルボビン本体1の一端および他端に
は、それぞれ長手方向に壁面部4,5が形成された端子
部6,7が一体形成されている。
【0011】また、一端の端子部6には、巻回部3bから
端部にまで連続した連通溝17が形成されている。この連
通溝17は、断面逆T字状に形成され、すなわち、巻回部
3cの底面部から巻回部3cの内周側に位置して、端子部7
の側面まで連通するとともに、コイルボビン本体1の径
方向に外側に向けて、巻回部3cを分断するように開口部
17a が形成されている。また、連通溝17の底面側は幅広
部17b が形成され、この幅広部17b の幅方向中央に外周
方向に向けて連通する連通部17c が設けられ、幅広部17
b の外周方向で連通部17c の両側の連通部17c の位置し
ない幅広部17bの外周側には、係止部17d が設けられて
いる。
【0012】さらに、それぞれの端子部6,7には、導
電性の棒状の端子9が取り付けられるとともに、これら
端子9に対応して棒状の位置決め突部10が設けられ、端
子9,9間には連通溝17の部分を除き、位置決め凹溝18
が形成されている。また、巻回部3a,3b間および巻回部
3b,3c間には、各巻回部3a,3b,3cを隔離する巻回部3
a,3b,3cに対して垂直な鍔状の隔壁11,11が形成さ
れ、隔壁11,11には位置決め凹部11a が形成されてい
る。
【0013】そして、巻回部3a,3b,3cには、それぞれ
コイルである一次巻線Tr1 、二次巻線Tr2 および三次巻
線Tr3 が巻回して取り付けられている。また、一次巻線
Tr1および二次巻線Tr2 の外周上には、ポリエステルフ
ィルムなどの絶縁テープ13,13が巻回して取り付けられ
ている。そして、各一次巻線Tr1 、二次巻線Tr2 および
三次巻線Tr3 のそれぞれの端部Tr1a,Tr2a,Tr3aは、そ
れぞれ所定の端子9に巻回して接続されている。また、
二次巻線Tr2 の一方の端部Tr2aは、連通口17内を挿通さ
せ、三次巻線Tr3 に所定の距離を持って直交する方向に
三次巻線Tr3 の周内を通過させ、係止部17d にて係止し
て端子9に取り付ける。そして、各一次巻線Tr1 、二次
巻線Tr2 および三次巻線Tr3 のそれぞれの端部Tr1a,Tr
2a,Tr3aが取り付けられた端子9を半田ディップ法によ
り半田付けし、電気的、機械的接続を確実にする。
【0014】さらに、図3に示すように、E型鉄心16の
中央脚鉄心16a よりやや長い側脚鉄心16b をそれぞれ対
向させて当接させてエポキシ系の接着剤で接着し、鉄心
挿通口2内に中央脚鉄心16a を挿入し、鉄心挿通口2内
で中央脚鉄心16a を間隙を介して対向させることによ
り、漏洩磁束型のトランスTrを構成させる。
【0015】次に、上記トランスTrを用いたインバータ
回路について図4を参照して説明する。
【0016】商用交流電源Eに、ダイオードD1,D2,D
3,D4のブリッジからなる全波整流回路31が接続されて
いる。この全波整流回路31の出力端子間には、コンデン
サC1が接続されるとともに、インバータ回路32が接続さ
れている。
【0017】そして、このインバータ回路32は、コンデ
ンサC1の両端子間にインバータトランスとなる図1ない
し図4に示すトランスTrの1次巻線Tr1 および発振用の
トランジスタQ1の直列回路を接続し、1次巻線Tr1 に対
して並列にコンデンサC2を接続するとともに、トランジ
スタQ1のコレクタ・エミッタ間には帰還用のダイオード
D5を接続する。また、トランジスタQ1は、駆動回路33に
より発振制御される。
【0018】さらに、トランスTrの2次巻線Tr2 には、
放電ランプFL1 ,FL2 のフィラメントFL1a,FL2bを接続
し、また、これら放電ランプFL1 ,FL2 のフィラメント
FL1b,FL2aを接続する。さらに、これらフィラメントFL
1b,FL2aには、フィラメント予熱巻線となる三次巻線Tr
3 を接続する。そして、これら放電ランプFL1 ,FL2に
は、コンデンサC3,C4を接続する。
【0019】そして、電源が投入されると、全波整流回
路31で全波整流を行ない、コンデンサC1には脈流が印加
される。インバータ回路32は、コンデンサC1から供給さ
れた直流電圧を、トランジスタQ1を駆動回路33により高
周波でスイッチング制御し、トランスTrの1次巻線Tr1
のインダクタンスとコンデンサC2のキャパシタンスで共
振した電圧が2次巻線Tr2 に誘起され、放電ランプFL1
,FL2 に供給される。そして、コンデンサC3,C4が放
電ランプFL1 ,FL2 のフィラメントFL1a,FL1b,FL2a,
FL2bを予熱し,同時にコンデンサC3,C4の発生電圧を放
電ランプFL1 ,FL2 に印加し、放電ランプFL1 ,FL2 を
順次始動、点灯させる。
【0020】
【発明の効果】本発明の電磁機器によれば、端子台側に
位置する径大位置の巻回部の中心軸側に位置して他の巻
回部から端子台側部まで連通し径方向に開口する開口部
を有する連通溝を形成したため、他の巻回部に巻回され
たコイルを端子台に導く際に、連通口を介して導くこと
ができ、また、コイルを導く際に、端子台側に位置する
巻回部に巻回取り付けられたコイルの内周側にこのコイ
ルと間隙を有して配設されるため、別個の絶縁物質を取
り付けることなく、容易に他の巻回部に巻回取り付けら
れたコイルを、端子台側の巻回部に巻回取り付けられた
コイルに対して絶縁して、端子台に接続できるので、組
み立てを機械化することができ、安価に製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電磁機器の一実施例のコイルを取り付
けたコイルボビン本体を示す一部を切り欠いた斜視図で
ある。
【図2】同上コイルボビン本体を示す斜視図である。
【図3】同上トランスを示す分解斜視図である。
【図4】同上トランスを用いたインバータ回路を示す回
路図である。
【図5】従来例の電磁機器のコイルを取り付けたコイル
ボビン本体を示す一部を切り欠いた斜視図である。
【符号の説明】
3a,3b,3c 巻回部 11 隔壁 17 連通溝 17a 開口溝 Tr1 コイルである一次巻線 Tr2 コイルである二次巻線 Tr3 コイルである三次巻線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸方向の隣り合う部分に隔壁を介して複
    数設けられ、コイルが巻回取り付けられる巻回部と、こ
    れら複数設けられた巻回部の端部に形成された端子台部
    とを備えた電磁機器において、 前記端子台側に位置する巻回部は前記他の巻回部より径
    方向外周側に配設し、 前記他の巻回部から前記端子台側に位置する巻回部の中
    心軸側に位置して前記端子台側部まで連通し、径方向に
    開口する開口部を有する連通溝を形成したことを特徴と
    する電磁機器。
JP4074771A 1992-03-30 1992-03-30 電磁機器 Pending JPH05283249A (ja)

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JP4074771A JPH05283249A (ja) 1992-03-30 1992-03-30 電磁機器

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JP4074771A JPH05283249A (ja) 1992-03-30 1992-03-30 電磁機器

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JPH05283249A true JPH05283249A (ja) 1993-10-29

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ID=13556889

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JP4074771A Pending JPH05283249A (ja) 1992-03-30 1992-03-30 電磁機器

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