JPH05282923A - 移動機器用配線線路 - Google Patents
移動機器用配線線路Info
- Publication number
- JPH05282923A JPH05282923A JP4079898A JP7989892A JPH05282923A JP H05282923 A JPH05282923 A JP H05282923A JP 4079898 A JP4079898 A JP 4079898A JP 7989892 A JP7989892 A JP 7989892A JP H05282923 A JPH05282923 A JP H05282923A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- flat cable
- fluororesin
- wiring line
- winding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Insulated Conductors (AREA)
Abstract
し、同時に重量軽減、スペースの有効活用を計ることが
できる新規な移動機器用配線線路を提供する。 【構成】リール状に巻かれたフラットケーブルと、この
ケーブルを収納するケースと、このケーブルを送り出し
巻き取る為の駆動機構を持つ移動機器用配線線路におい
て、フラットケーブルにフッ素樹脂外層を持つ絶縁ケー
ブルを複数本並列一体化したフラットケーブルを用い、
それによってフラットケーブルの送り出し巻き取り時の
スムーズな動作を可能とした。
Description
される配線線路に関するものであり、特に、ロボット等
の様な装置の移動を伴う構造を持つ機器の接続に使用さ
れる配線線路に関するものである。
路、特にロボット等の様な複雑な制御機構を持つ装置に
使用される配線線路の場合は、ケーブルの構造も複雑な
ものとなってしまう為、スペースの有効活用の面から、
フラットケーブル化が進められてきた。
動機器にして、移動可能なものである。1はこの移動機
器に給電するフラットケーブルにして、リール状に巻か
れて、ケーブル収納ケース5に収容され駆動機構6によ
り、送り出し巻取りされて、移動機器7の移動に追従す
る用構成されている。
フラットケーブルの構造としては、図1に示すケーブル
コア2の外層絶縁体3としてPVC、ウレタン、ポリエ
チレン等の樹脂が使用され、これらの絶縁ケーブル4を
並列に配し融着、もしくは接着した構造を持つもの、も
しくは図3に示す様に絶縁ケーブル4を並列に配し、そ
の外周にさらに最外層被覆8を設けたもの等が使用され
てきた。
PVC、ウレタン、ポリエチレンの様な樹脂は摩擦係数
が高い為、収納ケース5よりの引出し、巻き取り時にケ
ーブルの出し入れがスムーズに出来ないといった欠点が
あった。特に、ロボット等に使用される複雑な構造を持
つフラットケーブルの場合、その内部構成の影響によ
り、ケーブルの曲げ半径が大きくなる為、ケーブル巻き
取り時にリールに巻き取ったケーブルに浮きが出来てし
まう。その為、このリールをさらにきつく巻き取る時、
ケーブル間に摩擦が発生してしまう。また、摩擦による
ケーブルの損傷を防ぐために絶縁層を厚くしなければな
らず、特に図3の様な構造の場合その厚みが顕著とな
り、必然的に収納ケース5を大きくしなければならず、
スペース効率が悪くなってしまう。また、ケーブルの厚
みが増すとにより、ケーブルの重量も重くなり、ケーブ
ル駆動機構6も強化しなければならず、これも重量、ス
ペース増の一因となる。また、これらの結果、価格も高
くなってしまう欠点があった。
点を解消し、装置の動作を損なわない良好な表面円滑性
を有し、同時に重量軽減、スペースの有効活用を計るこ
とができる新規な移動機器用配線線路を提供することに
ある。
ラットケーブルと、このケーブルを収納するケースと、
このケーブルを送り出し巻き取る為の駆動機構を持つ移
動機器用配線線路において、フラットケーブルにフッ素
樹脂外層を持つ絶縁ケーブルを複数本並列一体化したフ
ラットケーブルを用いたことにあり、それによってフラ
ットケーブルの送り出し巻き取り時のスムーズな動作を
可能としたものである。
実施例について説明する。1はフラットケーブル、5は
このフラットケーブルを収納するケース、6はフラット
ケーブルを送り出し巻取るための駆動機構、7は移動可
能な被制御部、2はケーブルコア、3はフッ素樹脂絶縁
層、4はフッ素樹脂外層を持つ絶縁ケーブルである。
ル1を構成する絶縁ケーブル4の絶縁層3に、フッ素樹
脂を使用し、これらの絶縁ケーブル4を複数本並列に配
し、各絶縁ケーブル4間を熱風融着することにより、目
的の配線が得られる。
せ、駆動機構6によりフラットケーブル1が、送出し、
あるいは巻取られる。この時、収納ケース5内において
は、フラットケーブル1がフッ素樹脂絶縁体を持つこと
により、スムーズな送出し、巻取りが保障される。
内部絶縁層9としてフッ素樹脂以外の樹脂、外部絶縁層
10としてフッ素樹脂を用い、これを熱風融着してフラ
ットケーブル1としても良い。
でなくとも良く、導体のみ、もしくは光ファイバ等、他
の伝送手段を用いても良い。
この移動機器用配線を移動側に固定し用いても良い。
状に巻かれたフラットケーブルと、このケーブルを収納
するケースと、このケーブルを送り出し巻き取る為の駆
動機構を持つ移動機器用配線線路において、フラットケ
ーブルがフッ素樹脂絶縁体を持つことにより、装置の動
作を損なわないスムーズな送り出し、巻き取り動作が得
られる。また、絶縁体を必要以上に厚くしなくて良いた
め、その動作のスムーズさと相まって、ケーブルの収納
スペースの節約、ケーブル駆動機構の小型化を計ること
が出来る。また、これらの効果により、配線ユニットの
価格も下げられる。重量軽減効果により、取付強度の低
下、配線の簡易化が計れる。配線も容易となる。
ことにより、使用環境の悪い場所、例えば、油、薬品等
にケーブルが侵される可能性の有する場所での使用が可
能となる。また、摩擦によるケーブル表面の絶縁体カス
の発生が防止出来るめ、特にクリーンルーム等粉じんの
発生を嫌う場所での使用が可能となる等の効果を有する
ものであり、その工業的価値は非常に大なるものがあ
る。
例を示す横断面図。
式図。
ーブルの一例を示す横断面図。
ルの融着前コアの一実施例。
Claims (2)
- 【請求項1】リール状に巻かれたフラットケーブルと、
このケーブルを収納するケースと、このケーブルを送り
出し巻き取る為の駆動機構を持つ移動機器用配線線路に
おいて、該フラットケーブルとして、フッ素樹脂外層を
持つ絶縁ケーブルを複数本並列一体化したフラットケー
ブルを用いて構成されたことを特徴とする移動機器用配
線線路。 - 【請求項2】フッ素樹脂外層を持つ絶縁ケーブルを熱風
融着により複数本並列一体化してフラットケーブルとし
たことを特徴とする請求項1記載の移動機器用配線線
路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4079898A JPH05282923A (ja) | 1992-04-01 | 1992-04-01 | 移動機器用配線線路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4079898A JPH05282923A (ja) | 1992-04-01 | 1992-04-01 | 移動機器用配線線路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05282923A true JPH05282923A (ja) | 1993-10-29 |
Family
ID=13703103
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4079898A Pending JPH05282923A (ja) | 1992-04-01 | 1992-04-01 | 移動機器用配線線路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05282923A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008181848A (ja) * | 2006-12-27 | 2008-08-07 | Tonichi Kyosan Cable Ltd | 並列型マルチユニットケーブル |
KR20140137297A (ko) * | 2013-05-22 | 2014-12-02 | 히타치 긴조쿠 가부시키가이샤 | 가동부 배선용 케이블 및 가동부 배선용 플랫 케이블 |
-
1992
- 1992-04-01 JP JP4079898A patent/JPH05282923A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008181848A (ja) * | 2006-12-27 | 2008-08-07 | Tonichi Kyosan Cable Ltd | 並列型マルチユニットケーブル |
KR20140137297A (ko) * | 2013-05-22 | 2014-12-02 | 히타치 긴조쿠 가부시키가이샤 | 가동부 배선용 케이블 및 가동부 배선용 플랫 케이블 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041026 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050517 |
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A521 | Written amendment |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060801 |
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A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20060824 |