JPH05282210A - アクセス妥当性検査方法 - Google Patents
アクセス妥当性検査方法Info
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- JPH05282210A JPH05282210A JP4079544A JP7954492A JPH05282210A JP H05282210 A JPH05282210 A JP H05282210A JP 4079544 A JP4079544 A JP 4079544A JP 7954492 A JP7954492 A JP 7954492A JP H05282210 A JPH05282210 A JP H05282210A
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- JP
- Japan
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- service function
- unit
- user program
- flag
- program
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 アクセス妥当性の検査方法に関し、CPU資
源を有効に使用することによる処理時間の高速化、ユー
ザプログラムの設計の簡易化、システム設計の簡易化を
図ることを目的とする。 【構成】 サービス機能部がプロセス制御ブロックにプ
ロテクション例外時の復帰フラグを設定し(a)、割込
み処理部が復帰フラグを参照し復帰フラグが設定されて
いるときレジスタに復帰コードを設定した上でサービス
機能部に復帰し(b)、サービス機能部がサービス処理
を行いレジスタを参照し復帰コードが設定してある場合
には前記ユーザプログラムにエラーを通知する(c)よ
うにした。
源を有効に使用することによる処理時間の高速化、ユー
ザプログラムの設計の簡易化、システム設計の簡易化を
図ることを目的とする。 【構成】 サービス機能部がプロセス制御ブロックにプ
ロテクション例外時の復帰フラグを設定し(a)、割込
み処理部が復帰フラグを参照し復帰フラグが設定されて
いるときレジスタに復帰コードを設定した上でサービス
機能部に復帰し(b)、サービス機能部がサービス処理
を行いレジスタを参照し復帰コードが設定してある場合
には前記ユーザプログラムにエラーを通知する(c)よ
うにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ユーザプログラムにサ
ービス機能を提供する情報処理装置におけるアクセス妥
当性の検査方法に関する。電子計算機のオペレーティン
グシステムの目的の一つは、ユーザプログラムへサービ
ス機能を提供することである。ここでいうサービス機能
には、例えば、システムの情報を通知することや、ユー
ザプログラムが用意したデータのコード系を変換するこ
となどが含まれる。
ービス機能を提供する情報処理装置におけるアクセス妥
当性の検査方法に関する。電子計算機のオペレーティン
グシステムの目的の一つは、ユーザプログラムへサービ
ス機能を提供することである。ここでいうサービス機能
には、例えば、システムの情報を通知することや、ユー
ザプログラムが用意したデータのコード系を変換するこ
となどが含まれる。
【0002】これらの処理に共通することは、ユーザプ
ログラムが用意したアドレス領域に対して、システムが
アクセスを行う必要があることである。このとき、ユー
ザプログラムが誤って他タスクの領域やシステム領域を
指定した場合には、通常システムに存在するプロテクシ
ョン機構のために、当該サービス機能が異常終了してし
まう。
ログラムが用意したアドレス領域に対して、システムが
アクセスを行う必要があることである。このとき、ユー
ザプログラムが誤って他タスクの領域やシステム領域を
指定した場合には、通常システムに存在するプロテクシ
ョン機構のために、当該サービス機能が異常終了してし
まう。
【0003】この場合には、ユーザに制御が戻らないた
め、ユーザプログラムでの異常時の資源回収処理が動作
できず、ユーザシステムのデータ破壊が生じるおそれが
ある。したがって、このようなデータ破壊を防止するこ
とが必要となる。
め、ユーザプログラムでの異常時の資源回収処理が動作
できず、ユーザシステムのデータ破壊が生じるおそれが
ある。したがって、このようなデータ破壊を防止するこ
とが必要となる。
【0004】
【従来の技術】従来のアクセス妥当性の検査方法として
は、例えば図6に示すようなものがある。図6におい
て、1はユーザプログラムであり、ユーザプログラム1
は、エラー処理部4の開設部2、サービス機能部5の呼
出し部3およびエラー処理部4を有している。
は、例えば図6に示すようなものがある。図6におい
て、1はユーザプログラムであり、ユーザプログラム1
は、エラー処理部4の開設部2、サービス機能部5の呼
出し部3およびエラー処理部4を有している。
【0005】サービス機能部5は、ユーザプログラム1
の呼出し部3により呼び出され、ユーザ領域にアクセス
し、サービス機能の処理を行う。ユーザプログラム1が
サービス機能部5を呼び出すとき、例えばユーザプログ
ラム1が用意したアドレス領域以外の領域を指定して呼
び出すときなどには、割込み処理部6が割込み処理を行
い、呼出し部7がエラー処理部4を呼び出す。
の呼出し部3により呼び出され、ユーザ領域にアクセス
し、サービス機能の処理を行う。ユーザプログラム1が
サービス機能部5を呼び出すとき、例えばユーザプログ
ラム1が用意したアドレス領域以外の領域を指定して呼
び出すときなどには、割込み処理部6が割込み処理を行
い、呼出し部7がエラー処理部4を呼び出す。
【0006】すなわち、この従来例では、ユーザプログ
ラム1にプロテクションの例外時のエラー処理部4を設
け、システムが非同期に制御をユーザプログラム1に移
す。また、他の従来例としては、図7に示すようなもの
がある。図7において、1はユーザプログラムであり、
ユーサプログラム1はサービス機能部5の呼出し部3を
有している。5はユーザプログラム1の呼出し部3によ
り呼出されるサービス機能部であり、サービス機能部5
はアクセス妥当性検出部8を有している。アクセス妥当
性検出部8は毎回妥当性検査の論理を走行することで、
ユーザが用意した全ての領域のアクセス妥当性検査を行
う。
ラム1にプロテクションの例外時のエラー処理部4を設
け、システムが非同期に制御をユーザプログラム1に移
す。また、他の従来例としては、図7に示すようなもの
がある。図7において、1はユーザプログラムであり、
ユーサプログラム1はサービス機能部5の呼出し部3を
有している。5はユーザプログラム1の呼出し部3によ
り呼出されるサービス機能部であり、サービス機能部5
はアクセス妥当性検出部8を有している。アクセス妥当
性検出部8は毎回妥当性検査の論理を走行することで、
ユーザが用意した全ての領域のアクセス妥当性検査を行
う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のアクセス妥当性の検査方法にあっては、図6
の場合には、エラー処理部が非同期制御であるため、ユ
ーザがプログラムを作成するためには高度な技術が必要
となる。また、システム側も、そのための制御を用意す
る必要がある。
うな従来のアクセス妥当性の検査方法にあっては、図6
の場合には、エラー処理部が非同期制御であるため、ユ
ーザがプログラムを作成するためには高度な技術が必要
となる。また、システム側も、そのための制御を用意す
る必要がある。
【0008】また、図7の場合には、通常は発生しない
であろうケースのために、毎回、妥当性検査の論理が走
行することは、CPU資源の無駄遣いであると言える。
また、そのサービス機能を設計する面でも、その妥当性
検査論理を構築することは煩雑である。本発明は、この
ような従来の問題点に鑑みてなされたものであって、C
PU資源を有効に使用することによる処理時間の高速
化、ユーザプログラムの設計の簡易化、システム設計の
簡易化を図ることを目的としている。
であろうケースのために、毎回、妥当性検査の論理が走
行することは、CPU資源の無駄遣いであると言える。
また、そのサービス機能を設計する面でも、その妥当性
検査論理を構築することは煩雑である。本発明は、この
ような従来の問題点に鑑みてなされたものであって、C
PU資源を有効に使用することによる処理時間の高速
化、ユーザプログラムの設計の簡易化、システム設計の
簡易化を図ることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。図1において、(a)はユーザプログラムに
対してサービスを行うサービス機能部を有し、プロテク
ションの例外時に割込み処理を行う割込み処理部を有す
る情報処理装置において、前記サービス機能部がプロセ
ス制御ブロックにプロテクション例外時の復帰フラグを
設定するステップ、(b)は前記割込み処理部が復帰フ
ラグを参照し復帰フラグが設定されているときレジスタ
に復帰コードを設定した上でサービス機能部に復帰する
ステップ、(c)はサービス機能部がサービス処理を行
いレジスタを参照し復帰コードが設定してある場合には
前記ユーザプログラムにエラーを通知するステップであ
る。
図である。図1において、(a)はユーザプログラムに
対してサービスを行うサービス機能部を有し、プロテク
ションの例外時に割込み処理を行う割込み処理部を有す
る情報処理装置において、前記サービス機能部がプロセ
ス制御ブロックにプロテクション例外時の復帰フラグを
設定するステップ、(b)は前記割込み処理部が復帰フ
ラグを参照し復帰フラグが設定されているときレジスタ
に復帰コードを設定した上でサービス機能部に復帰する
ステップ、(c)はサービス機能部がサービス処理を行
いレジスタを参照し復帰コードが設定してある場合には
前記ユーザプログラムにエラーを通知するステップであ
る。
【0010】
【作用】サービス機能部がプロセス制御ブロックに、プ
ロテクションの例外時の復帰フラグをオンに設定したと
きは、割込み処理部はプロテクションの例外を検出した
とき復帰フラグを参照して、レジスタに復帰コードを設
定した上でサービス機能部に復帰する。
ロテクションの例外時の復帰フラグをオンに設定したと
きは、割込み処理部はプロテクションの例外を検出した
とき復帰フラグを参照して、レジスタに復帰コードを設
定した上でサービス機能部に復帰する。
【0011】サービス機能部には、全てのサービス機能
を完了したあと、レジスタを参照し、復帰コードが設定
されているので、ユーザプログラムにエラーを通知す
る。このように、簡単にアクセス妥当性を検査すること
ができる。サービス機能部のサービス機能処理開始前に
アクセス妥当性の検査論理が不要となるため、プロセッ
サ資源を自動に使用することができ、その結果、処理時
間の高速化を図ることができる。
を完了したあと、レジスタを参照し、復帰コードが設定
されているので、ユーザプログラムにエラーを通知す
る。このように、簡単にアクセス妥当性を検査すること
ができる。サービス機能部のサービス機能処理開始前に
アクセス妥当性の検査論理が不要となるため、プロセッ
サ資源を自動に使用することができ、その結果、処理時
間の高速化を図ることができる。
【0012】また、ユーザプログラムの設計の簡単化、
およびシステム設計の簡易化を図ることができる。な
お、ハードウェアやファームウェアの変更は一切不要で
ある。
およびシステム設計の簡易化を図ることができる。な
お、ハードウェアやファームウェアの変更は一切不要で
ある。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図2〜図5は本発明の一実施例を示す図である。
図2において、11はユーザプログラムであり、ユーザ
プログラム11内にはサービス機能部13の呼出しを行
うための呼出し部12が設けられている。ユーザプログ
ラム11はサービス機能部13を呼出して、サービス機
能の提供を受ける。サービス機能としては、例えばシス
テムの情報を通知することや、ユーザプログラム11が
用意したデータのコード系を変換することなどがある。
する。図2〜図5は本発明の一実施例を示す図である。
図2において、11はユーザプログラムであり、ユーザ
プログラム11内にはサービス機能部13の呼出しを行
うための呼出し部12が設けられている。ユーザプログ
ラム11はサービス機能部13を呼出して、サービス機
能の提供を受ける。サービス機能としては、例えばシス
テムの情報を通知することや、ユーザプログラム11が
用意したデータのコード系を変換することなどがある。
【0014】サービス機能部13は、フラグ設定部1
4、サービス機能処理部15、レジスタ判定部16など
を有する。フラグ設定部14は、図3に示すように、仮
想記憶領域20のプロセス制御ブロック(PCB)21
にプロテクションの例外時の復帰フラグ22を設定す
る。ユーザプログラム11からサービス機能部13が呼
び出されたとき、必ずサービス機能部13に制御を復帰
させるとき、復帰フラグ22をオンに設定し、異常時に
そのまま終了して良いときは復帰フラグ22をオフに設
定する。
4、サービス機能処理部15、レジスタ判定部16など
を有する。フラグ設定部14は、図3に示すように、仮
想記憶領域20のプロセス制御ブロック(PCB)21
にプロテクションの例外時の復帰フラグ22を設定す
る。ユーザプログラム11からサービス機能部13が呼
び出されたとき、必ずサービス機能部13に制御を復帰
させるとき、復帰フラグ22をオンに設定し、異常時に
そのまま終了して良いときは復帰フラグ22をオフに設
定する。
【0015】サービス機能処理部15は、サービス機能
を処理するもので、割込み処理部17から割込み元に復
帰したときも、サービス機能の処理を実行する。レジス
タ判定部16は、復帰フラグ22がオンのとき、レジス
タ23に設定された復帰コードを判定するもので、レジ
スタ23に復帰コードが設定されているとき、ユーザプ
ログラム11にエラーを通知する。
を処理するもので、割込み処理部17から割込み元に復
帰したときも、サービス機能の処理を実行する。レジス
タ判定部16は、復帰フラグ22がオンのとき、レジス
タ23に設定された復帰コードを判定するもので、レジ
スタ23に復帰コードが設定されているとき、ユーザプ
ログラム11にエラーを通知する。
【0016】割込み処理部17は、フラグ参照部18と
コード設定部19を有している。フラグ参照部18は、
プロテクションの例外時にプロセス制御ブロック21の
復帰フラグ22を参照する。コード設定部19は復帰フ
ラグ22がオンのとき、レジスタ23に復帰コードを設
定し、割込み元に復帰させる。図3に前記仮想記憶領域
20を示す。
コード設定部19を有している。フラグ参照部18は、
プロテクションの例外時にプロセス制御ブロック21の
復帰フラグ22を参照する。コード設定部19は復帰フ
ラグ22がオンのとき、レジスタ23に復帰コードを設
定し、割込み元に復帰させる。図3に前記仮想記憶領域
20を示す。
【0017】仮想記憶領域20のプロセス制御ブロック
21には前記復帰フラグ22、復帰フラグ22がオンの
とき復帰コードが設定されるレジスタ23がそれぞれ設
けられる。24はデータを領域を示し、データ領域24
にはデータが格納される。また、25はプログラム格納
領域を示し、プログラム格納領域25内には複数のユー
ザプログラム11がそれぞれ格納される。
21には前記復帰フラグ22、復帰フラグ22がオンの
とき復帰コードが設定されるレジスタ23がそれぞれ設
けられる。24はデータを領域を示し、データ領域24
にはデータが格納される。また、25はプログラム格納
領域を示し、プログラム格納領域25内には複数のユー
ザプログラム11がそれぞれ格納される。
【0018】また、システムプログラムには、サービス
機能部13および割込処理部17がそれぞれ設けられ
る。次に、動作を説明する。サービス機能部13の動作
を図4に、割込み処理部17の動作を図5に、それぞれ
示す。これらの図4および図5を参照して動作を説明す
る。
機能部13および割込処理部17がそれぞれ設けられ
る。次に、動作を説明する。サービス機能部13の動作
を図4に、割込み処理部17の動作を図5に、それぞれ
示す。これらの図4および図5を参照して動作を説明す
る。
【0019】まず、サービス機能部13は、処理を開始
するとき、そのプログラムの先頭で、プロセス制御ブロ
ック21に、プロテクションの例外時の復帰フラグ22
を設定する(ステップS1、参照)。すなわち、復帰す
るときは、復帰フラグ22をオンとし、異常時にそのま
ま終了するときは、復帰フラグ22をオフとする。そし
て、レジスタ23を初期化しておく(ステップS2、参
照)。
するとき、そのプログラムの先頭で、プロセス制御ブロ
ック21に、プロテクションの例外時の復帰フラグ22
を設定する(ステップS1、参照)。すなわち、復帰す
るときは、復帰フラグ22をオンとし、異常時にそのま
ま終了するときは、復帰フラグ22をオフとする。そし
て、レジスタ23を初期化しておく(ステップS2、参
照)。
【0020】一方、割込み処理部17では、プロテクシ
ョンの例外を検出したときは、プロセス制御ブロック2
1の復帰フラグ22を参照し(ステップS11、参
照)、復帰フラグ22がオンに設定されているときは、
レジスタ23に復帰コードを設定し(ステップS12、
参照)、サービス機能部13の割込み元に復帰し(ステ
ップS13、参照)、復帰フラグ22がオフのときは、
割込み元を異常終了させる(ステップS14、参照)。
ョンの例外を検出したときは、プロセス制御ブロック2
1の復帰フラグ22を参照し(ステップS11、参
照)、復帰フラグ22がオンに設定されているときは、
レジスタ23に復帰コードを設定し(ステップS12、
参照)、サービス機能部13の割込み元に復帰し(ステ
ップS13、参照)、復帰フラグ22がオフのときは、
割込み元を異常終了させる(ステップS14、参照)。
【0021】サービス機能部13は、割込み処理部17
から復帰したら、全てのサービス機能処理が完了したあ
と(ステップS3、参照)、レジスタ23を判定し(ス
テップS4、参照)、復帰コードが設定してある場合に
は、ユーザプログラム11にエラーを通知する(ステッ
プS5、参照)。こうして、アクセス妥当性を簡単に検
査することができる。
から復帰したら、全てのサービス機能処理が完了したあ
と(ステップS3、参照)、レジスタ23を判定し(ス
テップS4、参照)、復帰コードが設定してある場合に
は、ユーザプログラム11にエラーを通知する(ステッ
プS5、参照)。こうして、アクセス妥当性を簡単に検
査することができる。
【0022】したがって、サービス機能部13のプログ
ラムの処理開始前のアクセス妥当性検査論理が不要とな
るため、プロセッサ資源が有効に使用することができ、
その結果として、処理時間の高速化を図ることができ
る。また、ユーザプログラム11に障害があった場合に
も、異常終了という形ではなく、復帰コードで通知され
るので、エラー出口などの特殊なコーディング形式をと
らなくとも、資源回収等の論理設計を行うことができ
る。
ラムの処理開始前のアクセス妥当性検査論理が不要とな
るため、プロセッサ資源が有効に使用することができ、
その結果として、処理時間の高速化を図ることができ
る。また、ユーザプログラム11に障害があった場合に
も、異常終了という形ではなく、復帰コードで通知され
るので、エラー出口などの特殊なコーディング形式をと
らなくとも、資源回収等の論理設計を行うことができ
る。
【0023】また、ユーザプログラム11のエラー通知
を復帰コードで通知できるため、あらたにエラー出口開
設などの制御を組み込む必要がなくなる。また、サービ
ス機能プログラムの設計時にも、アクセス妥当性検査を
サービス処理と平行に実行できるため、アクセス妥当性
検査論理を別途に設計する必要がなくなる。
を復帰コードで通知できるため、あらたにエラー出口開
設などの制御を組み込む必要がなくなる。また、サービ
ス機能プログラムの設計時にも、アクセス妥当性検査を
サービス処理と平行に実行できるため、アクセス妥当性
検査論理を別途に設計する必要がなくなる。
【0024】さらに、ハードウェアやファームウェアの
変更は一切不要である。なお、本実施例においては、プ
ロセス制御ブロック21に復帰フラグ22を設けるよう
にしたが、代りに、PSW(プログラム状態語)に存在
するプログラム割込みマスク、または、システムマス
ク、またはPSWリング番号を用いて、プロテクション
割込みの通知を割込み元に通知するようにしても良い。
変更は一切不要である。なお、本実施例においては、プ
ロセス制御ブロック21に復帰フラグ22を設けるよう
にしたが、代りに、PSW(プログラム状態語)に存在
するプログラム割込みマスク、または、システムマス
ク、またはPSWリング番号を用いて、プロテクション
割込みの通知を割込み元に通知するようにしても良い。
【0025】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、プロテクションの例外が発生したとき、サービス機
能部に制御が復帰するようにしたため、簡単にアクセス
妥当性の検査を行うことができ、処理時間の高速化、ユ
ーザプログラムの設計の簡易化、システム設計の簡易化
を図ることができる。
ば、プロテクションの例外が発生したとき、サービス機
能部に制御が復帰するようにしたため、簡単にアクセス
妥当性の検査を行うことができ、処理時間の高速化、ユ
ーザプログラムの設計の簡易化、システム設計の簡易化
を図ることができる。
【図1】本発明の原理説明図
【図2】本発明の一実施例を示す図
【図3】仮想記憶領域を示す図
【図4】サービス機能部の動作を示すフローチャート
【図5】割込み処理部の動作を示すフローチャート
【図6】従来例を示す図
【図7】他の従来例を示す図
11:ユーザプログラム 12:呼出し部 13:サービス機能部 14:フラグ設定部 15:サービス機能処理部 16:レジスタ判定部 17:割込み処理部 18:フラグ参照部 19:コード設定部 20:仮想記憶領域 21:プロセス制御ブロック 22:復帰フラグ 23:レジスタ 24:データ領域 25:プログラム格納領域
Claims (4)
- 【請求項1】ユーザプログラムに対してサービスを行う
サービス機能部を有し、プロテクションの例外時に割込
み処理を行う割込み処理部を有する情報処理装置におい
て、 前記サービス機能部がプロセス制御ブロックにプロテク
ション例外時の復帰フラグを設定し(a)、前記割込み
処理部が復帰フラグを参照し復帰フラグが設定されてい
るときレジスタに復帰コードを設定した上でサービス機
能部に復帰し(b)、サービス機能部がサービス処理を
行いレジスタを参照し復帰コードが設定してある場合に
は前記ユーザプログラムにエラーを通知する(c)よう
にしたことを特徴とするアクセス妥当性の検査方法。 - 【請求項2】前記プロセス制御ブロックの復帰フラグの
代りにプログラム状態語に存在するプログラム割込みマ
スクを用いることを特徴とする前記請求項1のアクセス
妥当性の検査方法。 - 【請求項3】前記プロセス制御ブロックの復帰フラグの
代りに、プログラム状態語に存在するシステムマスクを
用いることを特徴とする前記請求項1のアクセス妥当性
の検査方法。 - 【請求項4】前記プロセス制御ブロックの復帰フラグの
代りにプログラム状態語に存在するリング番号を用いた
ことを特徴とする前記請求項1のアクセス妥当性の検査
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4079544A JPH05282210A (ja) | 1992-04-01 | 1992-04-01 | アクセス妥当性検査方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4079544A JPH05282210A (ja) | 1992-04-01 | 1992-04-01 | アクセス妥当性検査方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05282210A true JPH05282210A (ja) | 1993-10-29 |
Family
ID=13692944
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4079544A Pending JPH05282210A (ja) | 1992-04-01 | 1992-04-01 | アクセス妥当性検査方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05282210A (ja) |
-
1992
- 1992-04-01 JP JP4079544A patent/JPH05282210A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030114 |