JPH05281213A - 超音波探傷用斜角探触子 - Google Patents

超音波探傷用斜角探触子

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JPH05281213A
JPH05281213A JP4074644A JP7464492A JPH05281213A JP H05281213 A JPH05281213 A JP H05281213A JP 4074644 A JP4074644 A JP 4074644A JP 7464492 A JP7464492 A JP 7464492A JP H05281213 A JPH05281213 A JP H05281213A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 金属製円筒物の表層部に存在する表面欠陥
を、高精度かつ自動的に検出できる、軽量・小型の超音
波探傷用探触子を提供する。 【構成】 本体1と、本体1に内蔵されて底面に超音波
を出力する振動子2と、本体1の外面に設置され振動子
2に接続される高周波ケーブルの接続栓5と、振動子2
の前面に設けられて超音波を探傷面に対して斜めに送受
する、例えば合成樹脂または金属からなるくさび3と、
本体1内の残余部に設けられた吸音材4とを備えた超音
波探傷用斜角探触子であって、超音波送信方向前端側に
位置する本体1の壁面を、くさび3と同じ材質からなる
可動板7により構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば圧延ロール、ロ
ーラ等の表面または表面直下に存在する疵やクラック
を、自動的に検出できる超音波探傷用斜角探触子に関す
る。
【0002】
【従来の技術】周知のように、非破壊試験法は材料の有
する様々な特性が欠陥の存在により変化することを利用
し、この変化の程度により材料に存在する欠陥の程度を
代用して検出する試験方法である。現在までに、利用す
る特性の違いにより数多くの非破壊試験法が提案・実用
化されている。
【0003】例えば、欠陥の存在により、材料を透過す
る放射線の強度が変化することを利用した放射線探傷試
験法、材料を伝播する超音波の音響特性が変化すること
を利用した超音波探傷試験法、発生する磁極への磁粉の
付着を利用した磁気的探傷試験法、材料中の渦流が影響
を受けることを利用した電磁誘導探傷試験法さらには構
造物に生じる気体または液体の漏洩を検出する漏洩試験
法や、欠陥内に蛍光物質または可視染料を含有した浸透
液を浸透させる浸透探傷試験法等が知られている。
【0004】ところで、圧延ロール、ローラ等(以下、
「金属製円筒物」という)の表面および表面直下(以
下、「表層部」という)に存在する疵、クラック等(以
下、「表面欠陥」という)の検出には、上述の非破壊試
験法のうち、以下に示す探傷法が適宜用いられている。
【0005】(1) 表面波探傷試験法(SUT法) 例えば図3に示す構造の斜角探触子を使用して手動によ
り超音波ビームを金属製円筒物を何面かに分割して発信
し、表面欠陥からの反射波を受信することにより表面欠
陥の有無を検出する超音波探傷試験法の一つである。図
3は、この方法で使用する斜角探触子の構造を示す説明
図であり、探触子接触面9である底面が開口された収納
容器である本体1と、本体1に内蔵されて探触子接触面
9に向けて超音波を出力する振動子2と、本体1の外面
に設置され振動子2に接続される高周波ケーブル接続用
の接続栓5と、振動子1の前側に設けられて超音波を探
傷面に対して斜めに送受信する、例えば合成樹脂からな
るくさび3と、本体1内の残余部に設けられた吸音材4
とを備えた超音波探傷用斜角探触子である。
【0006】この方法は、微小な表面欠陥の検出に対し
て検出精度が高く、磁気、偏析さらには硬さむら等の影
響を受けないという特性を有する。また、探傷操作は、
検査者の熟練を必要とする高度な探傷法である。
【0007】(2) 渦流探傷法(ECT法) 金属製円筒物に、交流を流したコイルを近づけると、欠
陥の存在により、コイルに誘起される電流、電圧が変化
することを利用して、表面欠陥の探傷を行うものであ
る。比較的高速で検査を行うことが可能であり、しかも
検査結果を電気信号として取り出せるために自動記録と
自動選別とが容易であり、自動化への適応性が比較的高
い。したがって、近年になって急速に採用されている試
験法である。
【0008】(3) 二重腐食試験法(DE法) 硝酸および塩酸で二重に腐食して、組織の違いによる腐
食差の色の違いを見る方法である。
【0009】(4) 浸透探傷試験法 浸透液や現像液を用いて金属製または非金属製円筒物の
表層部に開口している表面欠陥に対して毛細管現象を利
用して識別性を高める方法である。ところで、金属製円
筒物の製造では完成品の表面欠陥を人力により全数検査
する品質管理を行っている。また、その使用に際して
も、板材等の製品の品質保証のために表面欠陥の有無の
検査を保守・点検時に人力により定期的に行っている。
したがって、これらの検査作業を自動化して、検査を確
実化するとともに検査工数を低減したいとの要請が高ま
っている。しかし、前述の従来の技術によっては、金属
製円筒物の表面欠陥の検査の自動化および確実化を図る
ことはできない。この理由を以下に分説する。
【0010】表面波探傷試験法を実施する際に用いる図
3に示す超音波探傷用斜角探触子は、例えば水や油とい
った探傷面の汚れに対して極めて敏感に反応するため、
検出に際しては超音波伝播方向の伝播経路に当たる探傷
面を綺麗に拭き取って汚れを除去しておく必要がある。
また、探触子と金属製円筒物との間には水、油、グリ
ス、グリセリン等の接触媒質を充填する必要もある。さ
らに、探傷は金属製円筒物を一周するだけでは全範囲を
網羅できず、基本的には回転軸方向に探傷範囲を3分割
して、大径の場合には特に400mm ピッチ毎に複数に分割
して探傷を行う必要がある。そこで、図3に示す超音波
探傷用斜角探触子では、例えば、本体1の前方に位置す
る金属製円筒物の表面を拭き取るための部材を適宜手段
により本体1の近傍に設置することが考えられるが、設
置した部材から音波が反射してしまい先に超音波が伝播
されなくなってしまうため、探傷を行うことができな
い。したがって、探傷面の汚れの除去は探傷前に手動で
行う必要があり、斜角探触子を用いて自動探傷化を図る
こと、特に金属製円筒物の自動探傷を行うことは不可能
である。
【0011】渦流探傷法は、表層部における表面欠陥以
外の不均一部、例えば硬さムラ、微妙な組織差さらには
残留磁気等をも検出してしまうために表面波探傷法に比
較して検出精度に対する信頼性が低い。また、炭化物と
黒鉛とが混在し結晶粒も大きな鋳鉄製ロールの場合には
組織に差があり過ぎるために探傷が不可能かまたは極め
て困難であり、表面波探傷試験法に比較すると、微小な
表面欠陥に対する検出精度が低下してしまう。
【0012】二重腐食試験法には、酸を使用すること、
表面部および鋳鉄製ロールの表面欠陥は検出できないこ
と、および自動化への適応性が低いことといった問題が
ある。浸透探傷試験法には、作業性が悪く、自動化への
適応性も低いという問題がある。また、微小な表面欠陥
に対する検出の信頼性が低いという問題もある。
【0013】そこで、本発明者らは、検出精度を低下さ
せることなく探傷を自動化できる技術として、先に特開
昭62−80553 号公報により、タイヤ型表面波探触子を用
いて金属製円筒物の自動探傷を行う方法を提案した。図
4は、この提案にかかる超音波探傷法を実施するための
装置の一例を示す断面図である。同図に示す装置では、
金属製円筒物10にはアーム12により軸支されたタイヤ型
表面波接触子11が接触しており、超音波ビーム伝播領域
に接触媒質として均一な薄膜を形成させておき、タイヤ
型表面波接触子11を、金属製円筒物10の面上を転がり接
触させながら超音波ビームを発信させることにより、金
属製円筒物10の表面欠陥を検出する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】この技術によれば、確
かに検出精度を低下させることなく容易に自動化を図る
ことが可能となる。しかし、本発明者らはさらに検討を
重ねた結果、この技術には以下に列記する問題があるこ
とがわかった。
【0015】タイヤ型表面波接触子は斜角探触子に比
較して構造が複雑となるため、構成部品数や例えば接触
媒質塗布板やガイド板といった消耗部品数が増加してし
まう。 前記項に記載した事項に関連して、装置の感度安定
度が低く、また基準感度合せは手動で行うために熟練が
必要になる。
【0016】本体の重量が約7kgと重くなり、かつそ
の寸法も直径が約160mm と大きくなるため、特に小径の
金属製円筒物の表面欠陥の探傷は困難である。 探触子自体が重く、装置の振動も大きいため、検出に
誤差が生じ易い。したがって、タイヤ型表面波接触子内
への定期的な充填液の補充と併せて定期的な保守点検が
必要となるとともに、装置を支える保持具および機構も
自ずから強固で大型なものとせざるを得なくなり広い設
置場所が必要になる。
【0017】ここに、本発明の目的は、金属製円筒物の
表層部に存在する表面欠陥を、高精度かつ自動的に検出
できる、軽量・小型の超音波探傷用探触子を提供するこ
とにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、従来は手
動で操作していた図3に示す斜角探触子に改造を行って
自動化への適応性を高めればよいとの認識に立って鋭意
検討を重ねた結果、金属製円筒物の表面に圧着されて表
面の汚れを除去することができ、かつ超音波を反射しな
い可動板を斜角探触子の本体側壁の一部として用いるこ
とにより、上記課題を解決することができることを知見
して、本発明を完成した。
【0019】ここに、本発明の要旨とするところは、そ
の構造の一例の説明図である図1に示すように、底面が
開口された収納容器である本体1と、本体1に内蔵され
て底面に超音波を出力する振動子2と、本体1の外面に
設置され振動子2に接続される高周波ケーブルの接続栓
5と、振動子2の前面に設けられて超音波を探傷面に対
して斜めに送受する、例えば合成樹脂からなるくさび3
と、本体1内の残余部に設けられた吸音材4とを備えた
超音波探傷用斜角探触子であって、超音波送信方向前端
側に位置する本体1の壁面を、くさび3と同じ材質から
なる可動板7により構成することを特徴とする超音波探
傷用斜角探触子である。
【0020】上記の本発明において、さらに、可動板7
が設置された壁面と対向する壁面を昇降自在な可動板で
あるスイパ8により構成することにより、このスイパ8
が金属製円筒物10の表面の汚れ除去機構として作用する
ため、金属製円筒物10の研削中にも探傷を行うことが可
能となり、望ましい。さらに、スイパ8は本体1に直接
的に取り付けるのではなく、例えば本体1を別の容器に
組み込んで探傷を行う場合には、この容器に取り付けて
もよい。
【0021】
【作用】以下、本発明を添付図面を参照しながら作用効
果とともに詳述する。図2は、図1に示す超音波探傷用
斜角探触子の上面図である。本発明では、従来から使用
されている超音波探傷用斜角探触子において、超音波送
信方向前端側に位置する本体1の壁面を、くさび3と同
じ材質からなり昇降自在な可動板7により構成してい
る。換言すれば、本発明にかかる超音波探傷用斜角探触
子は、従来の超音波探傷用斜角探触子に内蔵されるくさ
び3および本体1側壁のそれぞれ一部を、くさび3と同
じ材質からなる可動板7により置換して、従来の斜角探
触子の超音波入射範囲の一部を可動板7により構成した
ものである。
【0022】振動子2から発信された超音波がクサビ3
内を探傷面に対して斜めとなるように通過し、金属製円
筒物10の探傷面で屈折入射するが、本発明では可動板7
はくさび3と同じ材質であるため、可動板で超音波が反
射することなく探傷面まで伝播して、金属製円筒物10の
入射点で屈折入射する。つまり、本発明では、振動子2
およびクサビ3と可動板7とから超音波の送受信系が構
成される。
【0023】可動板7は、適宜手段により可動自在に設
置されるため、金属製円筒物10の径に関係なく常に金属
製円筒物10に接触でき、超音波伝播方向の伝播経路に当
たる探傷面を綺麗に拭き取って汚れを除去できる。な
お、本発明では可動板7は消耗部品として交換すればよ
い。したがって、本発明によれば、人力による探傷面の
汚れ除去が不要となる。また、可動板7は、超音波入射
部のクサビ3の一部として作用するとともに、金属製円
筒物10の研削中に探傷を行う場合には接触子接触面9と
金属製円筒物10との間に充填される接触媒質の水膜の保
持および金属製円筒物10の表面上の表面波の伝播経路の
確保等のためにも作用する。
【0024】伝播経路の確保のためには、図2に示すよ
うに可動板7の幅を広くすることが望ましい。本発明に
かかる超音波探傷用斜角探触子では、さらに、可動板7
が設置された壁面と対向する壁面を昇降自在な可動板で
あるスイパ8により構成することにより、金属製円筒物
の表面に存在する研削カスや塵が混入した水等の汚れが
探傷面内に浸入することを防止できる。したがって、ス
イパ8を設けることにより、金属製円筒物10の表面研削
中に同時に表面欠陥の探傷を行うことが可能となる。
【0025】スイパ8は本体1に直接的に取り付けるの
ではなく、例えば本体1を別の容器に組み込んで探傷を
行う場合には、この容器に取り付けてもよい。スイパ8
を可動自在に設置するには公知の手段によればよく、何
ら限定を要さない。
【0026】なお、本発明にかかる超音波探傷用斜角探
触子では、可動板7を設けたこと以外は、従来から公知
の斜角探触子と同じ構成でよく、何ら限定を要さない。
また、測定原理等についても、公知のSUT法と同様で
あるため、省略する。以上詳述した本発明にかかる超音
波探傷用斜角探触子を自動探傷機に組込むことにより、
自動探傷を行うことが可能となる。自動探傷機の種類、
自動探傷機への設置機構等は何ら限定を要さない。次
に、本発明を実施例を参照しながら詳述するが、これは
本発明の例示であり、これにより本発明が限定されるも
のではない。
【0027】
【実施例】図5(a)は、図1および図2に示す本発明にか
かる超音波探傷用斜角探触子を自動探傷機に組み込んだ
例を示す縦断面図であり、図5(b)は図5(a)中のA−A断
面図である。同図において、振動子2と接続栓5とくさ
び3と吸音材4とを内蔵し、可動板7を備えた本発明に
かかる超音波探傷用斜角探触子の本体1は、4個のベア
リング18a 〜18d を備え金属製円筒物10と接触可能な容
器13に内蔵されている。
【0028】可動板7は、容器13に設置した2本のスプ
リングガイドバー14a 、14b に接続されており、スプリ
ングガイドバー14a 、14b を案内としてスプリング15a
、15b のバネ力により、金属製円筒物10の表面に可動
自在に圧着されている。スプリングガイドバー14b およ
びスプリング15b は図5(a)の紙面奥方向に設置されてい
る。なお、容器13には本体1の設置位置微調整用の調節
ネジ16、探傷面への注水経路17が設置されている。
【0029】なお、本実施例では、スイパ8は本体1に
直接取り付けるのではなく、容器13にスプリングガイド
バー14c 、14d およびスプリング15c 、15d により金属
製円筒物10の表面に可動自在に圧着されている。スプリ
ングガイドバー14d およびスプリング15d は図5(a)の紙
面奥方向に設置されている。
【0030】図5に示す本発明にかかる超音波探傷用斜
角探触子を用いて、圧延ロールの表面欠陥の自動探傷を
行って、図4に示した従来のタイヤ型表面波接触子との
比較を行った。結果を表1にまとめて示す。なお、表1
における感度安定度とは測定精度のふれ幅をいい、タイ
ヤ型探触子に比較して本発明が非回転型であるため音波
発信位置が安定することを示す目的で用いた特性であ
る。さらに、基準感度合せとは基準片により感度チェッ
クする作業を、セッティングとは円筒物の頂点を探す作
業をそれぞれ示す。
【0031】
【表1】
【0032】表1から明らかなように、本発明にかかる
超音波探傷用斜角探触子は小型・軽量であって、金属製
円筒物の表層部に存在する表面欠陥を、高精度かつ自動
的に検出できたことがわかる。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
高精度であって自動探傷可能な軽量・小型の超音波探傷
用斜角探触子を提供できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる超音波探傷用斜角探触子の構造
の一例の説明図である。
【図2】図1に示す超音波探傷用斜角探触子の上面図で
ある。
【図3】表面波探傷試験法で使用する、従来の斜角探触
子の構造を示す説明図である。
【図4】本発明者らが特開昭62−80553 号公報により提
案した超音波探傷法を実施するための装置の一例を示す
断面図である。
【図5】図5(a)は、本発明にかかる超音波探傷用斜角探
触子を自動探傷機に組み込んだ例を示す縦断面図であ
り、図5(b)は図5(a)中のA−A断面図である。
【符号の説明】
1:本体 2:振動子 3:クサビ 4:吸音材 5:接続栓 6:接触媒質 7:可動板 8:スイパ 9:探触子接触面 10:金属製円筒物 11:タイヤ型探触子 12:アーム 13:容器 14a〜 14d:スプリングガイドバ 15a〜 15d:スプリング 16:調節ネジ 17:注水経路 18a〜 18d:ベアリング

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底面が開口された収納容器である本体
    と、該本体に内蔵されて前記底面に超音波を出力する振
    動子と、前記本体の外面に設置され前記振動子に接続さ
    れる高周波ケーブルの接続栓と、前記振動子の前面に設
    けられて前記超音波を探傷面に対して斜めに送受するく
    さびと、前記本体内の残余部に設けられた吸音材とを備
    えた超音波探傷用斜角探触子であって、超音波送信方向
    前端側に位置する本体の壁面を、前記くさびと同じ材質
    からなる可動板により構成することを特徴とする超音波
    探傷用斜角探触子。
  2. 【請求項2】 さらに、可動板が設置された壁面と対向
    する壁面を昇降自在な可動板により構成することを特徴
    とする請求項1記載の超音波探傷用斜角探触子。
JP4074644A 1992-03-30 1992-03-30 超音波探傷用斜角探触子 Expired - Lifetime JP3052550B2 (ja)

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