JPH0527999Y2 - - Google Patents

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JPH0527999Y2
JPH0527999Y2 JP1986113221U JP11322186U JPH0527999Y2 JP H0527999 Y2 JPH0527999 Y2 JP H0527999Y2 JP 1986113221 U JP1986113221 U JP 1986113221U JP 11322186 U JP11322186 U JP 11322186U JP H0527999 Y2 JPH0527999 Y2 JP H0527999Y2
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JP
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arm
bearing
core
core material
protruding
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JP1986113221U
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の属する技術分野] この考案は、人形の任意の方向に屈曲可能な可
撓性腕を胴体の肩部に回転自在に取付ける構造に
関するものである。
[従来技術とその欠点] 塑性芯材をインサートとして軟質合成樹脂で成
形されて、付根において任意の方向に回転した
り、腕の長手方向の任意の位置で屈曲したり、ひ
ねつたりすることができる可撓性の腕を備えた人
形がある。この種の腕を取付けた従来の人形にお
いては、第3図に示すように、腕Aの付根側端部
すなわち基端を胴体Bの肩部に設けた孔1に回転
自在に嵌合するとともに、腕に埋設した銅線など
のそ性を有する芯材2を腕の基端から突出させ、
両腕の芯材の先端2aを胴体の中空部内において
一つのゴム管3に差し込んで両芯材を互いに回転
自在に結合していた。
従つて、第1に、片方の腕をその基端を中心に
回すと、他方の腕まで回ることがあり、第2に、
腕の回転の反覆、又は過度な回転によりゴム管が
切断して各芯材の先端が自由になるため、腕を曲
げる際に腕の基端が胴体に対してぐらつき、思う
ように腕を曲げることができなくなり、第3に、
ゴム管を用いるから、そしてゴム管切断後は一
層、腕の胴体に対する連結強度が小さいため、比
較的小さい力でも腕が胴体から外れ易いという欠
点があつた。
[この考案の目的] この考案は、上記の点に鑑み、胴体中空部内に
設ける連結部材を改良し、かつ、腕の芯材と連結
部材との結合態様に工夫を施して、各腕の芯材を
独立して連結部材に回転自在にかつ抜脱不能に連
結することにより、各腕が互いに他から独立して
回転可能で、腕を曲げる際に腕基端の胴体に対す
るぐらつきがなく、従つて、腕を随意・確実・容
易に曲げることができ、さらに、腕の胴体に対す
る連結強度が増大されて、腕が胴体から外れるお
それの全くない人形を提供することを目的とす
る。
[目的達成手段] 上記の目的を達成するため、この考案は、 (イ) 胴体の中空部内に各腕に対応する軸受を設
け、 (ロ) 胴体肩部の孔に嵌合した腕の基端から突出さ
せてある芯材をそれぞれ前記軸受に貫通し、 (ハ) 各腕の芯材の先端に軸受からの抜けを防ぐ抜
脱防止部材を備えた構成、 を採用したものである。
[この考案の実施例] 次に、この考案の一実施例を第1図及び第2図
の図面に基いて説明する。
この考案においては、胴体の中空部内に、左右
の肩部の孔に対応する位置において軸受を突設す
る。胴体中空部内に軸受を突設する方法は任意で
ある。
図示の例では、頭部取付用凸部11、首部1
2、肩部13及び胴体14を一体に有する上半身
を胴体Bとし、この胴体を前半部B1と後半部B2
に二分割することにより、主に外側が凸面、内側
が凹面を有する前、後半部B1,B2の成形を容易
にし、両半部をその分割面において突合せて接合
したときに、胴体の内側に中空部15が形成され
るようになつている。従つて、中空部15内に軸
受を突設するには、第2図に示すように、後半部
B2の内側面に、連結部16とその左右両側端に
軸受部17とを一体に有する軸受部材18を連結
部16においてねじ19により又は接着剤により
後半部B2に固着してもよいし、同軸受部材を前
半部B1の内側面に固着してもよい。あるいは、
後半部と前半部のいずれか一方の内側に軸受部1
7のみを一体に設けてもよい。
そして、左右各腕Aの基端から突出されている
芯材20を、前半部B1と後半部B2を接合する前
に左右各軸受部17に貫通するとともに、各腕の
基端に設けてある抜け止め用径大部21を、肩部
の孔22に内接するように腕Aを孔22に嵌合し
たのち、軸受部17より突出した芯材20の先端
に、抜脱防止部材を設ける。
この抜脱防止部材は芯材の先端を芯材の軸受部
に対する回転を妨げない長さをもつてほぼ直角に
屈曲して形成してもよい。図示の例では、芯材の
先端を残して、その先端と軸受部17の間に金属
管23を嵌挿し、先端をつぶす20aことにより
金属管の抜けを防止して、芯材を軸受に回転自在
にかつ抜脱不能に支承している。金属管の抜け防
止には金属管と芯材の先端を挟圧変形するなど、
他の既知の方法を採ることもできる。そして、金
属管を介在させているので、胴体の外側に延びて
いる腕をもつて腕を回すときに、芯材20が軸受
部17に対して容易に回転し、軸受部の摩耗を軽
減することができる。
[この考案の効果] 上述のように、この考案によれば、各腕の芯材
がそれぞれ独立して胴体中空部内に設けた軸受に
回転自在に支承されているから、各腕は互いに独
立して胴体に対して回すことができ、従来のよう
に片方の腕を回すと他の腕が意に反して回ること
がない。また、芯材の先端は胴体に固着された軸
受に支持されているから、腕を曲げる際に腕基端
が胴体に対してぐらつかないので、腕を随意・確
実・容易に曲げることができる。さらに、芯材の
先端は抜脱防止部材により軸受に抜脱不能に連結
されているので、腕の胴体に対する連結強度は著
しく増大され、腕に大きな引抜き力が加えられて
も胴体から外れることはない。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、この考案の一実施例を示
すものであり、第1図は人形の上半身の前半部を
除去して後半部の内側を示す正面図、第2図は第
1図のものに前半部を接合して、−線に沿つ
た切断した断面図である。第3図は従来例を示す
第1図に対応する正面図である。 A……腕、B……胴体、15……中空部、1
6,17,18……軸受、16……連結部、17
……軸受部、18……軸受部材、20……芯材、
20a,23……抜脱防止部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軟質合成樹脂製腕の中に腕のほぼ全長にわたつ
    て延長する塑性芯材を有し、腕の基端に設けた径
    大部を人形の肩部の孔に回動自在に嵌合した可撓
    性腕において、前記腕の基端に突出させた前記芯
    材を胴体の中空部に突設した軸受に貫通し、その
    芯材の前記軸受より突出された先端に抜脱防止部
    材を備えて、各腕を胴体に対してそれぞれ独立し
    て回転自在にかつ抜脱不能に連結したことを特徴
    とする人形の腕の取付け構造。
JP1986113221U 1986-07-23 1986-07-23 Expired - Lifetime JPH0527999Y2 (ja)

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JP1986113221U JPH0527999Y2 (ja) 1986-07-23 1986-07-23

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JP1986113221U JPH0527999Y2 (ja) 1986-07-23 1986-07-23

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Publication Number Publication Date
JPS6320893U JPS6320893U (ja) 1988-02-10
JPH0527999Y2 true JPH0527999Y2 (ja) 1993-07-16

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ID=30994817

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JP1986113221U Expired - Lifetime JPH0527999Y2 (ja) 1986-07-23 1986-07-23

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51144291U (ja) * 1975-05-12 1976-11-19

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6320893U (ja) 1988-02-10

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