JPH05278222A - インクジェット・プリントヘッド用抵抗物質 - Google Patents

インクジェット・プリントヘッド用抵抗物質

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JPH05278222A
JPH05278222A JP1814093A JP1814093A JPH05278222A JP H05278222 A JPH05278222 A JP H05278222A JP 1814093 A JP1814093 A JP 1814093A JP 1814093 A JP1814093 A JP 1814093A JP H05278222 A JPH05278222 A JP H05278222A
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JP
Japan
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resistor
component
bisphenol
pyrrolidone
monomer
Prior art date
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Application number
JP1814093A
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English (en)
Inventor
W Paty Richard
リチャード・ダブリュー・パティー
Donald E Wenzel
ドナルド・イー・ウエンゼル
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HP Inc
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Hewlett Packard Co
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Epoxy Resins (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】感熱式インクジェット・プリントヘッドの構造
に有効な材料として、インクによる腐食に耐性がある障
壁材料を提供すること。 【構成】この障壁材料はインク室の形成に有効で、ビス
フェノールAエポシキ単量体の半アクリロイル・エステ
ルである単量体成分と、化学線放射により活性化される
起爆システムと、ほとんど酸性群を有しない前もって形
成された巨大分子エラストマ不溶性ポリマー結合剤の成
分とから成る光重合可能な抵抗体である。良好な粘着
性、解像度、インクに対する化学的耐性を示す。さらに
この抵抗体を現像する新規なプロセスは、環境的に有害
な塩素含有溶剤の使用をなくす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は感熱式インクジェット・
プリンタに関し、特にプリントヘッド内のインクジェッ
ト室(チャンバ)を形成する障壁材料としてフォトポリ
マー抵抗体を使用したプリントヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】感熱式インクジェット・プリンタは低コ
ストであり、印刷品質が高く、そして一般にコンピュー
タと共に使用される別の形式のプリンタと比較してノイ
ズが少ない方式である。このようなプリンタは、プレナ
ムから入ったインクのための出口を設けた室(チャン
バ)内に抵抗素子を使用している。プレナムはインクを
貯蔵するためのインク溜に連結されている。複数個のこ
のような抵抗素子はプリミティブと呼ばれる特定のパタ
ーンでプリントヘッド内に配設されている。各々の抵抗
素子はノズル板内のノズルと整列し、このノズルを通し
てインクが印書媒体の方向に噴射される。プリントヘッ
ドとインク溜のアセンブリ全体がインクジェット印書カ
ートリッジを構成している。
【0003】動作に際しては、各抵抗素子は導電トレー
スを介してマイクロプロセッサと接続され、このマイク
ロプロセッサで電流搬送信号により単数又は複数の選択
された素子が加熱せしめられる。この加熱によってチャ
ンバ内にインクの気泡が生じ、それによってインク滴が
ノズルを通して印書媒体の方向に噴射される。このよう
にして、複数個のこのような抵抗素子を特定のプリミテ
ィブで、特定の順序で点弧することにより英数字が形成
され、所定領域が満たされ(塗りつぶされ)、媒体上で
のいろいろな印書能力が発揮される。感熱式インクジェ
ットプリントカートリッジのプリントヘッドの現在の構
造は、チャンバを形成する障壁材料としてE.I.Dupont d
e Nemours and Company (Wilmington,DE)から市販され
ているVACRELポリマー・ソルダー(はんだ)マスク材料
を使用している。このマスク材料はアクリル及びメラニ
ン単量体と、フォトイニシエータ(Photonitiafors)と、
水性現像用の酸性機能を備えたアクリル結合剤とから成
る光重合化された材料である。その成分は米国特許明細
書第4,621,043号に開示されており、本明細書において
は、この材料をソルダーマスク」材料と呼ぶ。
【0004】このはんだマスク材料はプリントヘッドの
構造で広範に使用されてきたが、基板および上板との接
着の臨界領域では常に不十分な点があった。何故なら
ば、この材料は酸性機能を有する水性現像可能なポリマ
ーであるので、アルカリ性のインクにより化学的に腐食
し易いからである。
【0005】
【発明の目的】本発明の目的は、インクによる腐食に耐
性がある障壁材料として、感熱式インクジェット・プリ
ントヘッドの構造に有効な材料を提供することである。
【0006】
【発明の概要】本発明によれば、感熱式インクジェット
・プリントヘッド内の障壁が提供され、この障壁はビス
フェノールAエポキシ単量体の半アクリロイル・エステ
ルである単量体成分と、化学線放射により活性化される
起爆システムと、ほとんど酸性群を含有しない前もって
形成された巨大分子エラストマ不溶性ポリマー結合剤の
成分とから成る光重合化可能な成分とから構成される。
この成分は米国特許明細書第4,937,172 号に開示され、
本明細書においては、「めっき抵抗」材料と呼ばれる。
【0007】前述の光重合化めっき抵抗材料から成るプ
リントヘッドには従来のソルダーマスク材料に伴う性能
の劣化がない。更に、障壁の製造は簡単になり、従来の
技術よりも少ない工程ですむ。
【0008】
【実施例】ここで図面を参照すると、図面全体を通して
同一の参照番号は同一の素子を示している。図1には複
数個の点弧抵抗体から成るプリントヘッドの一部が図示
されており、点弧抵抗体のうち一つの抵抗アセンブリ1
0が示されている。抵抗アセンブリ10はインク給送管
路を備えており、その一端12aの近傍には抵抗素子1
4がある。インク(図示せず)は全体を16で示したプ
レナムから矢印“A”で示したように管路の反対端12
bで導入される。液体導入端部12bの近傍のくびれ部
18は水圧制動の制御に利用できる。
【0009】各々の抵抗素子14に対応して、ノズル板
すなわち上板22内に抵抗素子の上方に配置されたノズ
ル、すなわち先細孔20が存在する。ノズルの直径は一
般に0.001ないし0.003インチであり、これは
プリントヘッドの動作周波数、インク粘度、インク滴の
容積、水圧制動等の関数であるプリントヘッドの設計値
に応じて異なる。ノズル板22は一般に厚さ約0.00
2インチの金めっきの、電鋳ニッケルから成っている。
【0010】インク滴は抵抗素子14によりある量のイ
ンクが加熱されると、矢印“B”で示した方向に(すな
わち図2及び3の面に対して垂直に)ノズルを通して噴
射される。ノズル板22は障壁材料24上で支持され、
この障壁材料24はインク給送管路と、抵抗素子14が
内部に配設されたチャンバ26とを形成するようにパタ
ーン形成されている。障壁材料24自体はシリコンのよ
うな基板28の主表面上に形成されている。
【0011】図1は抵抗アセンブリの一つの構造を示し
ており、所定の周波数で点弧するようにプリントヘッド
を「同調」するために管路のくびれ部18が利用され
る。この構造は更に図5a及び5bの平面図にも示され
ている。図2及び図3の平面図に示した別の構造では、
管路のくびれ部はない。管路のくびれ部の有無は本発明
を実施する上で決定的ではない。
【0012】本発明においては、障壁材料24はフォト
ポリマーめっき抵抗から形成されている。抵抗体の成分
は、ビスフェノールAエポキシ単量体の半アクリロイル
エステルである単量体成分と、化学線放射により活性化
される起爆システムと、ほとんど性酸群を含有しない前
もって形成された巨大分子エラストマ不溶性ポリマー結
合剤の成分とから構成されている。この成分は本明細書
に参考文献として引用する米国特許明細書第4,937,172
号に開示されている。障壁24は厚さ約12ないし60
μmであり、後に詳述するように露出/現像工程を利用
して形成される。
【0013】図2及び図3は従来技術と本発明により製
造されたプリントヘッドの比較を示しており、図2は従
来技術のソルダーマスク採用して製造されたプリントヘ
ッドを、図3は、めっき抵抗を採用して製造されたプリ
ントヘッドの上平面図を示している。メッキ抵抗の障壁
は上昇した温度でアルカリ性インクに晒された後も尚、
元の厳密な寸法、すなわち管路(チャネル)幅W、側壁
の空隙(抵抗パッド14と隣接する側壁12との距離)
及び第3の壁の空隙(抵抗パッド14と壁12aとの距
離)を厳密に保持する。ソルダーマスクの障壁では、管
路幅Wの狭まりの原因となる材料の膨張と、基板28と
障壁との粘着性の欠如に起因した障壁のインク給送スロ
ットの方向への「泳動」すなわち移動との双方の障害を
受ける。膨張と「泳動」の作用は図2に示されている。
縦の白印矢印は膨張方向を示し、横の白印矢印は「泳
動」方向を示している。点線は膨張及び「泳動」発生前
の元の構造を示している。
【0014】図4は特に本発明に基づくめっき抵抗を使
用して製造された3個のプリントヘッドのインク滴容積
を示したグラフである。このグラフはプリントヘッドを
6.6週間に亘って70℃でオーブン中で加熱した特性
を示しているが、インク滴の容積又は印書性能の著しい
劣化は認められなかった。曲線40,42及び44はソ
ルダーマスク障壁材料を使用したプリントヘッドから得
られたデータを示し、一方、曲線46,48及び50は
めっき抵抗障壁を使用したプリントヘッドから得られた
データを示している。
【0015】ソルダーマスクを使用して製造されたプリ
ントヘッド(曲線40,42及び44)は全て4週間の
テストでノズルの弛みが認められ、6週間のテストでは
3つのプリントヘッド全てで印書性能が低下した。
“*”マークのポイントは3個のペンでノズル板の弛み
があったことを示している。“**”マークのポイント
は3個のペンでノズル板の弛みがあり、印書性能が低下
したことを示している。感熱式インクジェット障壁材料
として利用する可能性がある別の幾つかの抵抗体もテス
トされた。他の抵抗体ではいずれも本発明を実施する際
に使用されるめっき抵抗では達成された光解像度、基板
と上板とへの接着性、及び感熱式インクジェット・イン
クに対する抵抗が得られなかった。
【0016】感熱式インクジェット障壁材料としてめっ
き抵抗を使用することによって、(1)感熱式インクジ
ェット基板上へのこの材料の精密なパターン形成が達成
され、その結果、抵抗体へのインクの流れとインク滴の
噴射を精密に制御でき、(2)感熱式インクジェット基
板および上板への自己粘着が得られ、(3)アルカリ性
及び溶剤をベースにした感熱式インクジェット用のイン
クに対する優れた耐性を示す。
【0017】更に、光解像度の著しい改良が得られた。
製造メーカーは印刷配線(PC)板露出装置を使用して
30μmの薄膜で125μmの線とスペース(アスペク
ト比0.24:1)が可能であることを公称している。
しかし、本件出願人は後に詳述する新規の溶剤噴射現像
工程を採用して、25μmの薄膜で25μmの線とスペ
ース(アスペクト比1:1)を達成可能であることを発
見した。この改良の要因はウェーハ・マスク調心装置
(アライナー)で輝度が高く、高度に視準された紫外線
(UV)を利用し、且つ新規の現像工程を採用したこと
にある。
【0018】下記の表は本発明のめっき抵抗障壁工程
と、従来のソルダーマスク障壁工程及び従来のめっき抵
抗工程との比較である。
【0019】本発明による露光/現像プロセスと従来の
プロセスとの比較 本発明によるプレーティング抵抗体による障壁形成プロ
セス UV光強度>20* mW/cm2 露光エネルギ** 40〜120mJ/cm2(55−8
0mJ/cm2が好適) 露光装置 ウエハーマスク・アライナー 現像液 1)NMP/DEG 混合物、15−40Vo
l% DEG 2)NMP/NHEP 混合物、20−40Vol%
NHEP 代表的な光解像度 Bμm膜でAμm線とスペース A:25 B:25 代表的なアスペクト比 (膜厚:チャネル幅) 1:1
【0020】従来技術のソルダーマスクによる障壁形成
プロセス UV光強度 >20* mW/cm2 露光エネルギ** 45−100mJ/cm2 露光装置 ウエハーマスク・アライナー 現像液 0.8Wt%炭酸ナトリウム単一水化物 代表的な光解像度 A:30, B:25 代表的なアスペクト比 0.8:1
【0021】プレーティング抵抗体の通常のプロセス UV光強度 5−15mW/cm2 露光エネルギ** 100−300mJ/cm2 露光装置 PCボード露光ユニット 現像液 100%トリクロロエタン 代表的な光解像度 A:125, B:30 代表的なアスペクト比 0.24:1
【0022】(注)上記の表において *:推奨された解像度に合うための最小強度 **:365mm の波長での測定 ウエハーマスク・アライナー:キャノンPLA−600
近接マスクアライナー NMP:N−メチル−2−ピロリイドン DEG:ジエチレン・グリコール NHEP:N−(2−ヒドロキシエチル)−2−ピロリ
ドン
【0023】上記の表で、NMP/DEG比はDEGが
約15ないし40容積%として表記されている。この比
は最適な現像結果のためにはDEGが約20ないし30
容積%であることが好ましい。あるいは、NMP/NH
EPの混合物を使用してもよく、その場合は比率はNH
EPが約20ないし40%である。この比は最適な現像
結果のためにはNHEPが約25ないし35容積%であ
ることが好ましい。製造メーカーはめっき抵抗用の現像
溶剤として1,1,1−トリクロロエタン(TCA)を
使用するように指定している。TCAは眼を刺激する塩
素含有溶剤として知られており、慢性的に晒されると肝
臓障害の危険がある。TCAは更にオゾン層の破壊にも
影響する。
【0024】前述のように、本件出願人は溶剤システム
の2つの代案を発見した。すなわち、N−メチル−2−
ピロリドンとジエチレン・グリコールとの混合物(NM
PとDEG)と、NMPとN−(2−ヒドロキシエチ
ル)−2−ピロリドン(NHEP)との混合物である。
TCAとは異なり、上記の双方の溶剤は水混和性で、生
化学的に劣化せず、非揮発性であり、再利用が用意であ
り、オゾン層の破壊に関与しない。これらの溶剤システ
ムはTCAと比較して環境破壊が大幅に少ないだけでは
なく、残滓なしで微細な特徴を現像する上でTCAより
も良好に機能する。
【0025】図5aは製造メーカー推奨の条件に従って
TCAを使用して現像されためっき抵抗の、実際の写真
に基づいた線図である。インク給送領域の基板表面と、
抵抗体14の表面と、側壁12と第3の壁12aとの間
に形成された角部とにある量の抵抗体残滓(斑点として
見える)が残されている。このような残滓は抵抗体表面
上でのインク気泡の核形成を阻害し、更にインク滴の容
積が不定になり、その結果印書品質が劣化する原因とな
る。図5bはこれも実際の写真に基づいて前述の本発明
によるNMP/DEG混合物又はNMP/NHEP混合
物の何れかを使用して現像されためっき抵抗の線図であ
る。めっき抵抗は完全に現像され、残滓は残らない。
【0026】新規の溶剤システムと衝撃度が高いウェー
ハ・スピン−噴射現像装置とを組み合わせることによっ
て、前述のように解像度が大幅に向上する。「衝撃度が
高い」とは、障壁表面から約 ないし2 インチの位置
に配置した平坦なファン形噴射ノズルを通して約50な
いし120psiの圧力で滴下されることを意味する。
【0027】最後に、改良された化学耐性と粘着性は約
170℃ないし260℃の範囲、好ましくは約220℃
の硬化温度によって達成される。
【0028】
【発明の効果】ここに説明した露出及び現像工程によっ
て製造される障壁材料の著しく向上した光解像度は、イ
ンク・ジェット・プリントヘッドの反復的な多量生産に
際して最も必要とされることである。高度に硬化しため
っき抵抗の向上した化学耐性と粘着性によって、この障
壁材料は高性能のモノクロやカラー文書及び図形印書用
の大量の感熱式インクジェット用インクと適応すること
ができる。抵抗体へのインクの流れとインク滴の噴射を
精密に制御でき、高品質の印字が可能となる。
【0029】これまで開示しためっき抵抗から成る障壁
材料は感熱式インクジェット・プリントヘッドの製造に
利用されるものと期待される。以上のように、感熱式イ
ンクジェット・プリンタ用の感熱式インクジェット・プ
リントヘッドの製造工程を説明してきた。種々の変更及
び修正が当業者には明白であり、このような変更と修正
は全て本発明の範囲に含まれるものとみなされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】熱式インクジエット・プリントヘッドの概略斜
視図である。
【図2】インク滴噴射室を画定するための障壁材料とし
て従来技術によるソルダーマスク材料を用いた場合のプ
リントヘッドの上平面図である。
【図3】インク滴噴射室を画定するため障壁材料として
本発明による光重合可能なプレーティング抵抗物質を用
いた場合のプリントヘッドの上平面図である。
【図4】従来のプリントヘッドと本発明のプリントヘッ
ドにおいて、インク滴容積と時間との関係を示した特性
線図である。
【図5a】従来技術の工程によるプレーティング抵抗物
質の現像の結果を示したプリントヘッドの上平面図であ
る。
【図5b】本発明によるプレーティング抵抗物質の現像
の結果を示したプリントヘッドの上平面図である。
【符号の説明】
10:プリントヘッド(抵抗体アセンブリ)、12:側
壁 14:抵抗体、16:プレナム、18:くびれ部 24:障壁材料、28:基板 22:ノズル板、20:ノズル穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 63/00 NJM 8830−4J

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インクが出入する室内に抵抗素子が配置さ
    れ、前記室は障壁材料で形成され、前記障壁材料はビス
    フェノールAエポキシ単量体の半アクリロイル・エステ
    ルである単量体成分と、化学線放射により活性化される
    起爆システムと、ほとんど酸性群を含有しない前もって
    形成された巨大分子エラストマ不溶性ポリマー結合剤の
    成分とから基本的に構成されるインクジェット・プリン
    トヘッド用抵抗物質。
  2. 【請求項2】ビスフェノールAエポキシ単量体の半アク
    リロイル・エステルである単量体成分と、化学線放射に
    より活性化される起爆システムと、ほとんど酸性群を含
    有しない前もって形成された巨大分子エラストマ不溶性
    ポリマー結合剤の成分とを含む光重合可能な抵抗体の解
    像度を改良する方法であって、この方法は少なくとも約
    1:1のアスペクト比を提供するように前記抵抗体の膜
    中に線とスペースを与えることを含み、また前記方法は
    ウエハーマスク・アライナー中で少なくとも約20mW
    /cm2の強度のUV光に前記抵抗体を露光することを
    含む。
  3. 【請求項3】ビスフェノールAエポキシ単量体の半アク
    リロイル・エステルである単量体成分と、化学線放射に
    より活性化される起爆システムと、ほとんど酸性群を含
    有しない前もって形成された巨大分子エラストマ不溶性
    ポリマー結合剤の成分とを含む抵抗体を現像する噴射現
    像プロセスであって、このプロセスは(a)N−メチル
    ー2ーピロリドンとジエチレン・グリコールとの混合
    物、または(b)N−メチルー(2ーピロリドンとNー
    12ーヒドロキシエチル)−2ーピロリドンとの混合物
    を含む群から選択した溶剤を用いて前記抵抗体を現像す
    ることを含むプロセス。
  4. 【請求項4】ビスフェノールAエポキシ単量体の半アク
    リロイル・エステルである単量体成分と、化学線放射に
    より活性化される起爆システムと、ほとんど酸性群を含
    有しない前もって形成された巨大分子エラストマ不溶性
    ポリマー結合剤の成分とを含む抵抗体を硬化するプロセ
    スであって、約170°−260℃の範囲の温度で前記
    抵抗体を硬化するプロセス。
  5. 【請求項5】ビスフェノールAエポキシ単量体の半アク
    リロイル・エステルである単量体成分と、化学線放射に
    より活性化される起爆システムと、ほとんど酸性群を含
    有しない前もって形成された巨大分子エラストマ不溶性
    ポリマー結合剤の成分を含む光重合化可能な抵抗体を露
    光し、現像し、硬化する方法であって、前記方法は、ウ
    エーハマスク・アライナー中で、高強度、高集光光線に
    前記抵抗体を露光すること。N−メチルー2ーピロリド
    ンとジエチレン・グリコールとの混合物、またはN−メ
    チルー2ーピロリドンとN−(2−ヒドロキシルエチ
    ル)−2−ピロリドンとの混合物を含むグループから選
    択した溶剤で前記抵抗体を現像すること、約170°〜
    260℃の範囲の温度で前記抵抗体を硬化することを含
    む方法。
JP1814093A 1992-01-10 1993-01-08 インクジェット・プリントヘッド用抵抗物質 Pending JPH05278222A (ja)

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US81903992A 1992-01-10 1992-01-10
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5557308A (en) * 1994-07-08 1996-09-17 E. I. Du Pont De Nemours And Company Ink jet print head photoresist layer having durable adhesion characteristics
WO1997003834A1 (fr) * 1995-07-14 1997-02-06 Seiko Epson Corporation Tete laminee pour impression par jets d'encre, son procede de fabrication et imprimantes en etant equipees

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US5557308A (en) * 1994-07-08 1996-09-17 E. I. Du Pont De Nemours And Company Ink jet print head photoresist layer having durable adhesion characteristics
WO1997003834A1 (fr) * 1995-07-14 1997-02-06 Seiko Epson Corporation Tete laminee pour impression par jets d'encre, son procede de fabrication et imprimantes en etant equipees

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