JPH05277265A - 椅子の張り皮固定装置 - Google Patents

椅子の張り皮固定装置

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JPH05277265A
JPH05277265A JP36078592A JP36078592A JPH05277265A JP H05277265 A JPH05277265 A JP H05277265A JP 36078592 A JP36078592 A JP 36078592A JP 36078592 A JP36078592 A JP 36078592A JP H05277265 A JPH05277265 A JP H05277265A
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JP
Japan
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web
upholstery
chair
elongated
attached
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Application number
JP36078592A
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English (en)
Inventor
David A Webber
デヴィッド、エイ、ウェッバー
Steven F Goodman
スティーヴン、エフ、グッドマン
Jeffrey S Wing
ジェフリー、エス、ウィング
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MillerKnoll Inc
Original Assignee
Herman Miller Inc
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C7/00Parts, details, or accessories of chairs or stools
    • A47C7/02Seat parts
    • A47C7/28Seat parts with tensioned springs, e.g. of flat type
    • A47C7/282Seat parts with tensioned springs, e.g. of flat type with mesh-like supports, e.g. elastomeric membranes
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C21/00Attachments for beds, e.g. sheet holders, bed-cover holders; Ventilating, cooling or heating means in connection with bedsteads or mattresses
    • A47C21/02Holders for loose bed elements, e.g. sheet holders; bed cover holders
    • A47C21/026Pillow holders; Mattress holders
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C31/00Details or accessories for chairs, beds, or the like, not provided for in other groups of this subclass, e.g. upholstery fasteners, mattress protectors, stretching devices for mattress nets
    • A47C31/02Upholstery attaching means
    • A47C31/026Upholstery attaching means passing through the upholstery, e.g. upholstery nails or buttons

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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】張り皮を椅子の支持部材に固定するための固定
部材を提供する。 【構成】張り皮22が向きあった支持部材18,20の
間に支持されている椅子の張り皮固定装置と方法が開示
される。張り皮は第1群の固定具50で椅子のサイドフ
レーム30に取付けられる。張り皮の縁部に重ねて細長
いストラップ48とウェブ52,54が取付けられる。
ウェブの縦縁部にはスライドファスナー60の半分ずつ
が取付けられて、噛み合わせると固定具を覆って隠す。
表装材パッド70が被せられる場合は、それが張り皮の
上を覆う。第2の細長いウェブがパッドの下側に取付け
られ、これにスライドファスナーの第2の半分が取付け
られ、サイドフレームに固着されているスライドファス
ナーの第1の半分に対して閉められる。固定具は、いず
れも視界から隠されるので、椅子を審美的に快適な外観
のものとすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、2つの支持部材の間に支
持された張り皮(membrane)を有する家具に関
するもので、より具体的にはこの張り皮を椅子の支持部
材に固定するための固定具に関するものである。
【0002】
【従来技術】いろいろな椅子及びその他の家具は支持フ
レームの間に張設した張り皮を有しているが、この張り
皮は椅子に座る人を支えるものである。米国特許第3,
624,814号(ボリシェブスキー、1971年11
月30日)は多数のフィラメントを椅子にネジで取付け
たものを開示している。米国特許第4,152,023
号(ブーク、1979年5月1日)はプラスチックの殻
体とこれを覆う表皮をネジで椅子に取付けることを開示
している。
【0003】これと異なり、スリーブを対向サイドフレ
ームに嵌め得ることが、米国特許第4,601,516
号(クライン、1986年7月22日)とか米国特許第
4,826,249号(ブラッドバリー、1989年5
月2日)に見られる。その他の椅子としては、張り皮又
は多数のフィラメントを、張り皮をフレーム部材上に転
がし、ついで椅子を組立てた時はフレーム部材の回転を
拘束することにより椅子フレームに取付けることが米国
特許第3,399,926号(ハーン、1968年9月
3日)や米国特許第4,545,614号(アブ・イサ
ほか、1985年10月8日)に見られる。
【0004】さらに他の椅子としては、平行なサイドフ
レームに沿って溝又は孔を有し、張り皮の幅広縁部又は
プラスチック殻体がこの溝の中に固着されることが米国
特許第3,431,022号(ポップ、1969年3月
4日)、同第3,298,743号(アルビンソンほ
か、1967年1月17日)、同第3,601,446
号(パーソン、1971年8月24日)、同第3,84
4,612号(ボーグレンほか、1974年10月29
日)に見られる。米国特許第3,041,109号(イ
ームスほか、1962年6月26日)では、椅子のウェ
ブが外側向きの溝を有する平行なレール間に取付けられ
ている。縁部のウェブは固い要素の周りに360°巻か
れ、ついで外側の溝に挿入される。
【0005】また、スライドファスナー又はジッパーを
用いて表装材又は表皮を椅子フレーム又は基部に固定す
るものもある。この例は米国特許第4,019,776
号(タカマツ、1977年4月26日)、同第2,23
3,986号(リーチ、1941年3月4日)に見られ
る。これら設計の各々において、ジッパーは表皮の縁部
において観察者の目に見える。
【0006】以上いずれの公知例においても、張り皮が
支持部材の間に張り渡され、その固定手段が有効に視界
から隠されて、より審美的な外観を呈するような家具は
開示されていない。さらに、従来知られている椅子のど
れも、表装材により固定手段を視界から隠すようにした
表装材取付け用の固定手段を開示してはいない。隠され
た固定手段は同様により審美的で快適な椅子を提供する
ものである。
【0007】
【発明の要説】本発明に係る家具は、有効に視界から隠
されるような、張り皮を対向側部材に固定するための固
定手段から成るものである。また、本発明に係る家具
は、固定具が有効に視界から隠され、審美的に快適な椅
子とするような、表装材パッドを家具に取付けるための
固定手段を有するものである。
【0008】本発明は、平行な互いに間隔をおいた2つ
の支持部材を有する家具から成るもので、この支持部材
の間に延びる張り皮が対向両縁部を有し、この両縁部で
支持部材に取付けられる。対向両縁部の各々は細長いウ
ェブで被覆される。このウェブの1つの縁部にスライド
ファスナーの半分が取付けられ、スライドファスナーの
他の半分はウェブの他の縁部に取付けられる。スライド
ファスナーの両半分は互いに平行である。多数の第1固
定具がウェブと張り皮を支持部材の1つに取付ける。ス
ライドファスナーの両半分は選択的に噛み合わされて、
固定具を細長いウェブの縁部の下に隠す。
【0009】他の実施例においては、ウェブの上に重な
る、それより幅の狭い細長ストラップが第1固定具によ
り支持部材に取付けられる。また、他の実施例において
は、本発明の家具は多数の第2の固定具が張り皮だけを
支持部材の上表面に取付けている。好適に、第1及び第
2の固定具はステープルから成る。さらに他の実施例に
おいては、2つの支持部材の各々に溝が形成される。こ
の溝は張り皮の両縁部を受け入れる。好適に、この溝は
支持部材の上表面に形成される。さらに他の本発明の実
施例においては、第1の固定具が張り皮の対向両縁部の
長さにわたり延びている。さらに他の本発明の実施例に
おいては、家具は座部と背部を有する椅子から成る。好
適に、張り皮は座部と背部に第1の固定具で取付けられ
る。
【0010】別の椅子の実施例においては、表装材パッ
ドが第1の固定具とスライドファスナーを隠すように表
装材パッドが椅子に取付けられる。この実施例に係る椅
子は座部と、背部と、これら座部及び背部の1つを支持
するため互いに平行で間隔をおいた2つの支持部材と、
張り皮とを有する。この張り皮は、椅子に座る人を支え
るために支持部材間に延びていて、その対向両縁部で支
持部材に固定されている。張り皮の上に重なる表装材パ
ッドが支持部材に取付けられる。張り皮の両縁部は各々
細長い第1のウェブにより被覆される。第1のウェブは
その1つの細長い縁部にスライドファスナーの半分を取
付けている。第1のウェブは、張り皮の対向縁部上にそ
れと平行に配置されている。多数の第1固定具が第1ウ
ェブと張り皮を支持部材に取付ける。スライドファスナ
ーの他の半分を取付けた細長い第2のウェブが、第2の
ウェブの細長い1つの縁部に取付けられる。細長い第2
のウェブは表装材パッドに固定的に取付けられる。第1
のウェブの細長い縁部と、第2のウェブの細長い1つの
縁部とは互いに向き合っているから、細長い第1と第2
のウェブのスライドファスナーを互いに閉めることがで
きる。スライドファスナーの両半部は、表装材パッドが
第1固定具とスライドファスナーを隠すように第1固定
具の上から選択的に噛み合わせ又は閉めることができ
る。スライドファスナーは表装材パッドを支持部材に固
定的に取付ける。
【0011】他の実施例においては、細長いストラップ
が第1のウェブの一部の上に重なっている。第1固定具
はこのストラップと第1固定具を貫通して延びる。さら
に他の実施例においては、第2の細長いウェブが表装材
パッドの外縁から内方に間隔をおいて設けられる。第1
の細長いウェブは張り皮の対向縁部から外側へ延びてい
る。別の実施例においては、多数の第2固定具が用いら
れ、この第2固定具は張り皮だけを支持部材に固定す
る。好適に、第1及び第2固定具はステープルから成
る。さらに別の実施例においては、張り皮の対向両縁部
を受け入れるため支持部材の各々に溝が形成される。好
適に、この溝は支持部材の上表面に形成される。さらに
他の実施例においては、固定具が、張り皮の第3の縁部
からの短い距離を除いて、張り皮の対向両縁部の長さに
沿って延びている。張り皮の第3の縁部は好適に椅子の
横断部材に選択的固定具により取付けられる。
【0012】本発明のさらに他の実施例においては、細
長いストリップを用いて張り皮固定装置を視界から隠
す。この実施例に係る家具は、互いに平行で間隔をおい
た2つの支持部材から成り、椅子に座る人を支える張り
皮も支持部材間に延びてそれに固定される2つの対向縁
部をもつ。多数の固定具が張り皮をこれら支持部材の少
なくとも1つに取付ける。細長いストリップが少なくと
も1つの支持部材に取付けられ、その一部は張り皮を少
なくとも1つの支持部材に取付けている固定具の上に選
択的に重なる。
【0013】さらに他の実施例においては、少なくとも
1つの支持部材が張り皮の対応する縁部の近くに細長い
溝を有している。細長いストリップの脚はこの溝に取付
けられる。好適に細長いストリップはL字形である。他
の実施例においては、細長いストリップはそれが不時に
溝から外れないようにするため脚に形成した鉤を1個又
はそれ以上有している。さらに他の実施例においては、
細長いストリップの末端部は支持部材に固定具により取
付けられる。好適に、細長いストリップを取付けるため
の固定具と、張り皮を支持部材に取付ける固定具はステ
ープルから成るものである。
【0014】本発明はまた家具をを製作するための方法
から成るもので、その第1の工程は椅子に座る人を支え
る張り皮の対向両縁部を2つの支持部材に取付けること
から成る。この支持部材は互いに平行で間隔をあけてあ
る。第2に、スライドファスナーの第1の半分と第2の
半分とをもつウェブを多数の固定具で張り皮の対向両縁
部に取付ける。最後に、スライドファスナーの両半分を
選択的に噛み合わせ又は閉めて、固定具をスライドファ
スナーと第1及び第2のウェブの下に隠す。他の実施例
の方法においては、両ウェブを支持部材に取付ける前
に、張り皮を支持部材に多数の第2固定具により固定的
に取付ける。さらに他の実施例においては細長いストラ
ップが前記支持部材に取付けられる。このストラップは
ウェブの上に張り皮縁部と平行に配置される。ウェブは
多数の固定具により取付けられる。
【0015】本発明のさらに他の実施例においては、表
装材パッドが固定具をパッドの下に隠すため支持部材に
取付けられる。このパッドは、まず張り皮の対向両縁部
を2つの支持部材に取付けることにより椅子に取付けら
れる。支持部材は互いに平行で間隔をあけてある。第2
に、スライドファスナーの第1の半分を有する第1のウ
ェブが多数の第1固定具により張り皮の対向両縁部に取
付けられる。第3に、スライドファスナーの第2の半分
をもつ第2のウェブが多数の第2固定具により表装材パ
ッド上に取付けられる。最後に、スライドファスナーの
両半分を選択的に噛み合わせ又は閉めて表装材パッドを
支持部材に取付けると共に第1固定具を表装材パッドの
下に隠すようにする。
【0016】
【好適実施例】図面、特に図1を参照すると本発明に係
る椅子12は座部14と背部16と第1の支持部材18
と第2の支持部材20とから成る。張り皮22が第1、
第2支持部材18,20に適当な手段で取付けられてい
る。2本又はそれ以上の横断部材24が第1、第2支持
部材18,20に固着されており、両支持部材を間隔を
あけた平行な向きに維持している。好適実施例におい
て、横断部材24は座部14の先端と、背部16の頂部
と、座部と背部の接合部とに取付けられる。
【0017】好適実施例において、第1支持部材18、
第2支持部材20は互いに鏡像関係にある。簡単のた
め、第1支持部材18についてだけ詳説するが、第2支
持部材20は第1支持部材18の単なる鏡像であること
が理解されよう。
【0018】第1支持部材18はサイドフレーム30
と、脚支持部材32と、アームレスト34から成る。サ
イドフレームはほゞL字形である。ただし、座部14の
先端は外側へわん曲し、背部16の頂部は後方へわん曲
して着座者に快適なようにしてある。さらに、サイドフ
レーム30は平均的な着座者の腰椎部分で軽いわん曲3
6をつけて快適なようにしてある。
【0019】サイドフレーム30は脚支持部材32に適
当な手段例えば接着剤、ネジ、ボルト等により固着され
ている。脚支持部材32はほゞU字形であって、前及び
後の脚38がU字の垂直脚部を形成し、アームレスト3
4が横部分40の上表面に固着されるようになってい
る。脚支持部材32を座部より上に延ばすこと、アーム
レスト34を付けることは必ずしも本発明にとって必須
ではない。
【0020】張り皮22は両サイドフレーム30間に張
り渡される。張り皮22は椅子12の着座者を支えるも
のである。図4及び図5に見られるように、サイドフレ
ーム30は好適にその上表面の内側に溝44を形成され
ている。溝44は好適にサイドフレーム30の長さにわ
たって延びている。張り皮22の幅方向端部42はこの
溝の中に適当な固定手段により固定される。好適に、こ
の固定手段は多数の第1固定具、例えばステープル50
などから成るが、他の適当な固定具、例えばスナップ、
リベット又は接着剤なども使用し得るものである。
【0021】第1の実施例において、張り皮22は多数
の第2固定具、例えばステープル46により溝44に取
付けられる。図2から理解されるように、ステープル4
6は張り皮22の縁部42に沿って規則的に間隔をあけ
られている。次に、図4及び図5に見られるように、細
長いストラップ48が張り皮22の縁部22の頂面に溝
44内のステープル46の列に重なるように取付けられ
る。この細長いストラップ48は張り皮22とサイドフ
レーム30とに第1固定具(ステープル)50により固
着される。その他適当な固定具例えばスナップ、リベッ
ト又は接着剤も使用し得る。第1の細長いウェブ52の
第1の縦縁部62と、第2の細長いウェブ54の第1の
縦縁部64とが細長いストラップ48に縫着される。或
いは、両ウェブの縁部62,64は細長いストラップ4
8と張り皮22の縁部42にサンドイッチしてステープ
ル50により取付けることもできる。
【0022】スライドファスナー60の第1の半分56
が第1の細長いウェブ52の自由縦縁部66に取付けら
れる。スライドファスナー60の第2の半分58は第2
の細長いウェブ54の自由縦縁部68に取付けられる。
スライドファスナー60の半分ずつ56,58は細長い
ストラップ48とステープル50の列との上で選択的に
噛み合わせられる。スライドファスナー60を張り皮2
2の縁部42上の長さ沿いに使用することで、細長いス
トラップ48とステープル50は選択的に視界から隠さ
れ、それによりより審美的に快適な椅子12を作ること
ができる。観察者が見るものは、図3に見られるように
張り皮22の縁部とサイドフレーム30に沿うスライド
ファスナー60だけである。
【0023】本発明はまた椅子12を組立てるための方
法にも及ぶ。この方法は、まず張り皮22の縁部42を
サイドフレーム30の溝44内に横たえることから成
る。次に、張り皮22を第2の固定具又はステープル4
6でサイドフレーム30に張り渡す。第1の細長いウェ
ブ52と第2の細長いウェブ54との第1の縦縁部62
と64を細長いストラップ48に縫着し、張り皮22の
縁部42の頂面と溝44内のステープル46の列の上に
置く。細長いストラップ48と第1及び第2のウェブ5
2,54は、多数の第1の固定具例えばステープル50
により溝44内でサイドフレーム30に固着される。そ
れからスライドファスナー60の両半分56,58を選
択的に係合させて、細長いストラップ48とステープル
50を包み込み、こうしてストラップ48及び固定具を
溝44内に隠し込む。
【0024】この方法を修正するため、第2のステープ
ル群46を省略し、単に、張り皮22の縁部42と、第
1及び第2の細長いウェブ52,54とを溝44に配置
してこれらを単一群のステープル50だけによってしっ
かり固定することもできる。
【0025】同様にこの方法を修正するため、上述のよ
うな2枚のウェブではなく、スライドファスナー60と
して1枚の細長いウェブを利用することもできる。この
場合は、スライドファスナー60の両半分56,58を
1枚のウェブの対向両縦縁部に取付ける。ウェブの縦中
心線を細長いストラップ48の下に置き、ついで上述し
たような固定具によりサイドフレーム30に固定する。
それからスライドファスナー60の両半分56,58を
係合させれば、細長いストラップ48と固定具を隠すこ
とができる。
【0026】本発明をさらに修正するため、細長いスト
ラップを省略して単一のウェブを用いることもできる。
ウェブの中心線は上述したような固定具によりサイドフ
レーム30に固着されるであろう。それから、ウェブの
対向両縁部に取付けられているスライドファスナー60
の両半分56,58を係合させれば、ステープル50の
列を隠すことができる。
【0027】椅子12のための固定具の第2の実施例を
図6から図8に示す。第1の実施例と同じ要素には同じ
符号を付して以下説明する。第2の椅子12の実施例も
座部14と、背部16と、第1及び第2支持部材18,
20から成る。両支持部材は横断部材24を座部14の
先端と、背部16の頂部と、座部14と背部16の接合
部とに取付けて間隔をあけた平行な関係に維持される。
さらに、張り皮22が両支持部材間に張り渡されて、着
座者を支えるようになっている。
【0028】第2の実施例が第1の実施例と異なるとこ
ろは、表装材パッド70が椅子12に被着されているこ
とである。第1の実施例におけるように、張り皮22の
縁部42はサイドフレーム30の溝44の中に多数の第
2固定具(ステープル)46により取付けられる。さら
に、細長いストラップ48が多数の第1固定具(ステー
プル)50により張り皮22の縁部42の頂面でサイド
フレーム30に固着されている。第1の細長いウェブ5
2の第1の縦縁部62が細長いストラップ48と張り皮
22とに縫着される。第2の細長いウェブ54の第1の
縦縁部64は細長いストラップ48と張り皮22とに縫
着される。この椅子の第2実施例はまた第3の細長いウ
ェブ78をも有し、これは表装材パッド70の下表面7
2に取付けられる。第3のウェブ78の第1の縦縁部8
0は適当な手段例えばネジ付きステッチ76又は接着剤
によりパッド70に取付けられる。
【0029】第3の細長いウェブ78は好適に表装材パ
ッド70の外縁74から内側へ隔てられている。スライ
ドファスナー60の第1の半分56が第1の細長いウェ
ブ52の自由縦縁部66に取付けられ、スライドファス
ナー60の第2の半分84は第3のウェブ78の自由縦
縁部82に取付けられている。
【0030】張り皮22をステープル46により溝44
に取付け、第1の細長いウェブ52と第2の細長いウェ
ブ54と細長いストラップ48をステープル50によっ
てサイドフレーム30に取付けた後、第1ウェブ52と
第3ウェブ78とのスライドファスナー60の半分ずつ
を選択的に噛み合わせれば、表装材パッド70をサイド
フレーム30に取付けることができる。第3のウェブ7
8は表装材パッド70の外縁74より内側でパッド70
に取付けられるから、パッド70はステープル50、細
長いストラップ48及びスライドファスナー60の上に
横たわる。この形状により、表装材パッド70が固定手
段を視界から隠して審美的に快適な椅子12をもたらす
ことができる。
【0031】図7と図8から明らかなように、第3の細
長いウェブ78は自由端82が外側に向き、第1のウェ
ブ52の自由端66が内側に向くように取付けられてい
る。この関係は、パッド70がスライドファスナー60
とその付属ウェブを被覆するのに十分長く延びている限
り、逆にすることもできるものである。
【0032】第1、第2及び第3のウェブ52,54,
78を用いることの利点は、椅子の単一の設計の融通性
を強化することである。製作工程において、椅子のフレ
ームは、それらが表装されるか否かにかかわらず、同一
に製作することができよう。その標準的な椅子基部に、
所定の選択による布と色の表装材を付け加えるだけでよ
い。さらに、表装材のない椅子の使用者が後に表装材パ
ッド70を付け加えることに決めたとしても、椅子の構
造を変更する必要はない。或いは、使用者が表装材を変
えたり取り去ったりするのには、単に表装材を除去して
ステープル50の上からスライドファスナー56,58
を閉めればよい。使用者は単に第1ウェブ52と第2ウ
ェブ54とのスライドファスナーを開いて、第1ウェブ
52と第3ウェブ78の上のスライドファスナーを噛み
合わせればよい。同様に、表装材パッド70がついてい
る椅子の使用者は何時でもパッドを取り去って、第1と
第2のウェブ52,54を用いて固定具を隠すことがで
きる。
【0033】上述した第2実施例において、第2ウェブ
54は、パッドを上述のように除去する時に使用するの
に有効である以外は、ほとんど又は全く機能を担わな
い。表装材パッド70をサイドフレーム30に取付けた
後、第2ウェブは表装材パッド70により隠され、パッ
ド70をサイドフレーム30に取付けのには使用されな
い。従って、第2ウェブ54は、椅子の有用性を制限す
ることを除いて、第2実施例の構造又は要素の機能に影
響を与えることなく、第2実施例から省略することもで
きる。
【0034】本発明はまた第2実施例の椅子12を組立
てる方法にも及ぶものである。この椅子を組立てるた
め、まず張り皮22の縁部42をサイドフレーム30の
溝44内に入れる。ついで、この縁部42を多数の第2
ステープル46でサイドフレーム30に固定する。次
に、第1の細長いウェブ52の第1の縦縁部62を細長
いストラップ48に縫着し、ついで溝44内のステープ
ル46の頂面に置く。細長いストラップ48と第1の細
長いウェブ52を多数の第1ステープル50でサイドフ
レーム30に取付ける。
【0035】スライドファスナー60の第2の半分84
を外縁部74より内側にくるように表装材パッド70の
下表面72に取付ける。第3のウェブ78をステッチ7
6などのような適当な手段により、又はプラスチック・
ヒート・ウェルド法により取付ける。表装材パッド70
を椅子12に取付けるのは、スライドファスナー60の
両半分56,84を選択的に係合させることによる。第
2の細長いウェブ54は表装材70の外縁部74より内
側にあるから、パッドの縁部は溝44内に取付けられた
固定具のところまで延び、これを隠す。
【0036】第2の実施例は、第1実施例について前述
したのと同様に修正することができる。まず、多数の第
2ステープル46を省略し、張り皮22は多数の第1ス
テープル50だけによってサイドフレーム30に取付け
ればよい。次に、細長いストラップ48は固定手段から
省略し得る。最後に、単一のウェブを、第1の細長いウ
ェブ52と第2の細長いウェブ54の代わりに用いれば
よいであろう。スライドファスナー60の両半分56,
58は単一のウェブの対向両縁部に取付けられているか
ら、係合させると固定具を視界から隠す。
【0037】張り皮の頂縁部と底縁部は、これら縁部を
視界から隠すように横断部材24に固定される。図9に
は張り皮が横断間部材24とサイドフレーム30に固定
されたものとして図示されている。椅子に表装材をつけ
ない時は、張り皮22を横断間部材の全外周とサイドフ
レーム30の上端の周りに巻き付ければよい。第1ステ
ープル50は、張り皮22の対向両縁部42をサイドフ
レーム30の下側まで巻くのにサイドフレーム30の丸
い端部の円周を実質的に一巻きするようにすればよい。
多数の横断部材ステープル93を横断部材24の縦軸線
に沿って取付けて対向両縁部42間にある張り皮22の
部分を横断部材24に固着すればよい。張り皮88の端
部を横断部材24とサイドフレーム30の丸い端の周り
に転がすと張り皮88の端は有効に視界から隠される。
【0038】椅子が表装材パッド70を被せるべきもの
である時は、表装材の容易な取付けと除去に適応するよ
うに、張り皮88の端は異なる方法で横断部材24に取
付ければよい。前に見たように、表装材パッド70は互
いに噛み合うスライドファスナー60によって椅子12
に取付けることができる。表装材パッド70に取付けら
れたスライドファスナー84の第2の半分は、ステープ
ル50がサイドフレーム30の端の全周を一巻きしてい
ないなら、椅子に取付けたスライドファスナー56の第
1の半分により容易に取付けられる。図10に見られる
ように、ステープル50の列は張り皮88の端部の少し
手前で終わっている。張り皮の端部90は、張り皮22
の頂縁及び底縁の両方に付いていないのでスライドファ
スナー60の容易な係合を許容する。表装材パッド70
(図10では示してない)を取付けた後、端部90を横
断部材24の丸みの下に巻いて、ベルクロファスナー9
2又はスナップなどのような選択的固定具で定位置に保
持する。表装材パッドを除去するためには、端部90を
横断部材24の下側から引っ張り出して、スライドファ
スナーの端を露出させればよい。
【0039】椅子12のための固定具の第3の実施例を
図11と図12に示す。第1実施例と共通する要素には
同じ符号を使用する。
【0040】椅子12の第3の実施例は同様に座部14
と背部16と第1及び第2の支持部材18,20から成
る。第1、第2支持部材は、座部14の先端と、背部1
6の頂部と、座部と背部の接合部とに取付けた横断部材
24によって間隔をあけた平行な関係に維持されてい
る。さらに、張り皮22が第1及び第2支持部材18,
20間の空間に張り渡され、着座者を支えるようになっ
ている。
【0041】第3の実施例が第1実施例と異なるのは、
固定具が視界から隠される手段においてである。第1実
施例におけると同様に張り皮22の縦縁部42は多数の
第1固定具、例えばステープル50によってサイドフレ
ーム30に取付けられる。この実施例において、ステー
プル46はサイドフレーム30の側部に平行に揃えられ
ている。サイドフレーム30の頂面には溝94が機械加
工されている。溝94はサイドフレーム30の全長にわ
たり張り皮22の端縁42の直近まで延びている。細長
いストリップ又は押出物96が溝94内に固着されてス
テープル46と張り皮22の縁部を視界から隠してい
る。好適に、押出物96はL字状をなしている。
【0042】押出物96の垂下脚には多数の鉤又はとげ
98が形成されていて、脚を溝94に挿入することは許
すが、その引き抜きに抵抗する。押出物96の2つの水
平なフランジ100,102は押出物の縦軸線から外側
に延びている。第1の水平フランジ100は張り皮22
の端末縁部とステープル46の列を視界から隠すのに十
分遠く延びている。第2の水平フランジ102は第1フ
ランジ100から反対側へ短い距離延びて溝94を視界
から隠すのに役立つ。
【0043】押出物96が不時に溝94から脱落するの
を防ぐため、細長いストリップ96の端部(図示してな
い)は押出物ステープル(図示せず)によってサイドフ
レーム30の下側に固着すればよい。押出物96が最も
溝94から不時に抜け出しそうなところは、ストリップ
96の端末縁部である。
【0044】第3の実施例による張り皮22の固定方法
は、サイドフレーム30の表面に溝94を機械加工する
こと、張り皮22を多数のステープル46で溝94に近
いサイドフレーム30に取付けること、最後に押出物9
6をサイドフレーム30の長さに沿って溝94内に強制
的に押し込むことから成る。機械加工と張り皮取付け工
程とは、所望により逆にしてもよい。張り皮固定方法の
第3の実施例は張り皮固定具を視界から容易に隠す設置
容易な手段を提供する。
【0045】椅子12の固定具の第4の実施例を図13
と図14に示す。第1の実施例と共通する要素には同じ
符号を使用する。椅子12の第4の実施例は、同様に、
座部14と背部16と第1及び第2支持部材18,20
とから成る。これら支持部材は、座部の先端と、背部の
頂部と、座部と背部の接合部とに取付けた横断部材24
により間隔をあけた平行関係に維持される。また、張り
皮22が第1、第2支持部材間の空間に張り渡され、着
座者に対する支えを提供している。
【0046】第4の実施例の主な相違点は、細長いスト
ラップ48を省いたことである。第4実施例において
は、第1の細長いウェブ52が張り皮22の下に取付け
られ、第1ウェブの自由縦縁部66とスライドファスナ
ーの第1の半分56とが張り皮22の縁部42の近くに
あるようにしてある。第1の細長いウェブはステッチ1
04などのような適当な固定具により張り皮に取付けら
れる。布ストリップ106がステッチ105を通じて張
り皮22の上表面に張り皮22の縁部42近くで縫着さ
れる。図14に見られるように、布ストリップ106の
内縁は、ストリップ106が張り皮22の縁部42を被
覆するように張り皮22に縫着されるが、それを剥がし
て露出させることができる。
【0047】張り皮22と第1の細長いウェブ52は多
数の固定具、例えばステープル50によりサイドフレー
ム30に取付けられる。ステープル50は好適にサイド
フレーム30に平行である。張り皮を取付けるには、ま
ず布ストリップ106を折り曲げて、張り皮22の縁部
42を露出させる。ステープル50を挿入し、ついで布
ストリップ106をステープル50の列の頂面に折りか
さね、ステープルを見えないように隠す。
【0048】スライドファスナーの第2の半分58を第
2の細長いウェブ54に取付ける。第2の細長いウェブ
54をついで直接表装材パッド70に縫着する。この実
施例において、表装材パッドは基部層108と外布層1
10とから成る。第2の細長いウェブは基部層108と
外布層110とにウェブ54の主要部が隠されるように
縫着される。ウェブ54は、スライドファスナーの第2
の半分58が基部層108と外布層110との間にサン
ドイッチされるように、基部層108と外布層110の
間に入れられる。第2のウェブの第1の縦縁部64がこ
れら層の縁部から外方へ延びる。これら縁部はステッチ
され、ついで基部層と外布層が逆にされてスライドファ
スナーの第2の半分58を露出させ、第2のウェブの第
1縦縁部64を隠させる。
【0049】張り皮22が上述のようにサイドフレーム
30に取付けられたら、スライドファスナーの第1の半
分56と第2の半分58を一緒に閉めることにより、表
装材が椅子に取付けられる。
【0050】従来、張り皮又は表装材パッドを椅子フレ
ームに固定するための種々異なる技術が用いられてい
る。しかし、本発明に係る固定具と椅子の組立て方法は
従来技術で知られていない簡単で審美的に快適な椅子構
造を実現するものである。第1実施例では、ステープル
が見えないように隠され、見えるすべてのものはサイド
フレームに沿って延びるスライドファスナーだけであ
る。第3実施例では、ステープルは押出物によって視界
から隠される。第2及び第4実施例においては、表装材
パッドがスライドファスナーによって、ステープルもス
ライドファスナーも露出しないような方法でサイドフレ
ームに取付けられ、こうしてより審美的に快適な椅子が
実現される。
【0051】以上、本発明の特定実施例を図示したが、
もちろん本発明はこれらに限定されるものでないこと
は、当業者が以上の開示をもとに修正をなし得るところ
から明らかである。合理的な変更及び修正が本発明の精
神を逸脱することなく以上の開示の範囲内で可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る椅子の第1の実施例の斜視
図である。
【図2】図2は本発明に係る椅子のサイドフレームに取
付けた張り皮の固定具(ステープル)を示す部分平面図
である。
【図3】図3は図2に見られる張り皮とその固定具を隠
す手段を示す拡大部分平面図である。
【図4】図4は図1の4−4線における張り皮固定具の
部分断面図である。
【図5】図5は図4に示す張り皮固定具の分解断面図で
ある。
【図6】図6は表装材パッドで表装する本発明に係る椅
子の第2の実施例を示す斜視図である。
【図7】図7は図6の7−7線における拡大部分断面図
である。
【図8】図8は図7に示す表装材パッドと張り皮固定具
の分解断面図である。
【図9】図9は図1の9−9線における拡大部分断面図
で、本発明の第1の実施例の張り皮の頂端と底端を取付
ける一手段を示している。
【図10】図10は図9と同様な部分断面図であるが、
第2の実施例の張り皮の頂端と底端を取付ける手段を示
している。
【図11】図11は本発明の第3の実施例に係る椅子の
サイドフレームに取付けた張り皮の部分平面図である。
【図12】図12は図11の12−12線における拡大
部分断面図である。
【図13】図13は本発明に係る座部張り皮と表装材の
固定具の第4の実施例を示す分解断面図である。
【図14】図14は図13に示す第4の実施例を組立て
た状態の部分断面図である。
【符号の説明】
12…椅子 94…溝 14…座部 96…押
出物ストリップ 16…背部 98…鉤 18,20…支持部材 106…
布ストリップ 22…張り皮 24…横断部材 30…サイドフレーム 46…第2の固定具(ステープル) 48…細長いストラップ 50…第2の固定具(ステープル) 52…第1の細長いウェブ 54…第2の細長いウェブ 56…スライドファスナーの第1の半分 58…スライドファスナーの第2の半分 60…スライドファスナー 70…表装材パッド 78…第3の細長いウェブ 84…スライドファスナーの第2の半分 88…張り皮 92…選択的固定具(ベルクロファスナー)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェフリー、エス、ウィング アメリカ合衆国ミシガン49424、ホランド、 フェント・ファーム・ロード15966

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに間隔をおいて平行をなしている2
    本の支持部材と、該支持部材間に対向両縁で取付けられ
    て椅子に座る人を支える張り皮とから成る家具におい
    て、 前記対向両縁の各々は第1の細長いウェブにより被覆さ
    れ、該ウェブはその細長い1つの縁部に取付けられたス
    ライドファスナーの半分を有し、該スライドファスナー
    の他の半分は前記半分に平行に第1ウェブの他の細長い
    縁部に取り付けられ、 多数の第1固定具が前記第1ウェブと張り皮を少なくと
    も支持部材の1つに取付けており、 スライドファスナーの両半分はスライドファスナーを閉
    めたとき選択的に噛み合って前記固定具を第1の細長い
    ウェブの縁部の下に隠すようにしたことを特徴とする、
    椅子の張り皮固定装置。
  2. 【請求項2】 座部と、背部と、これらの1つを支持す
    るため互いに平行に間隔をおいている2つの支持部材
    と、椅子に座った人を支持するため前記支持部材間に張
    設され、該支持部材に対向両縁部で固定された張り皮
    と、該張り皮の上に被せて前記支持部材に取付けられた
    表装材パッドとから成る家具であって、 細長い第1のウェブがその1つの細長い縁部にスライド
    ファスナーの半分を取付けていて、前記張り皮の各対向
    縁部に沿って延び、 多数の第1固定具が前記第1のウェブと張り皮を前記支
    持部材に取付け、 細長い第2のウェブがスライドファスナーの他の半分を
    その1つの細長い縁部に取付けていて、該第2のウェブ
    は前記表装材パッドに固着されており、 第1のウェブの前記細長い縁部と第2のウェブの1つの
    細長い縁部は、前記細長い第1と第2のウェブのスライ
    ドファスナーが互いに閉められるように互いに向き合っ
    ており、 スライドファスナーの両半分は選択的に第1の固定具の
    上で噛み合って表装材パッドが第1の固定具を隠し、該
    スライドファスナーが表装パッドを支持部材に固着的に
    取付けるようにしたことを特徴とする椅子の張り皮固定
    装置。
  3. 【請求項3】 さらに、前記第1ウェブの上に横たわ
    り、それより狭い幅の細長いストラップを有し、前記第
    1固定具が前記細長いストラップを通じて延びている請
    求項1又は2に記載の椅子の張り皮固定装置。
  4. 【請求項4】 さらに、多数の第2の固定具が前記張り
    皮だけを前記支持部材の上表面に取付けている請求項1
    又は2に記載の椅子の張り皮固定装置。
  5. 【請求項5】 張り皮の前記対向両縁部を受け入れるた
    め前記2つの支持部材の各々に溝を有する請求項1又は
    2に記載の椅子の張り皮固定装置。
  6. 【請求項6】 前記溝は前記支持部材の上表面に形成さ
    れている請求項5に記載の椅子の張り皮固定装置。
  7. 【請求項7】 前記第2の細長いウェブが前記パッドの
    外縁から内方へ隔てられ、前記第1の細長いウェブが前
    記張り皮の対向縁部から外方へ延びている請求項2に記
    載の椅子の張り皮固定装置。
  8. 【請求項8】 間隔をおいた互いに平行な2つの支持部
    材と、該支持部材の間に延び、対向両縁部で該支持部材
    に取付けられた、椅子に座る人を支えるための張り皮と
    を有する家具において、 多数の固定具で前記張り皮を前記支持部材の少なくとも
    1つに取付け、 少なくとも1つの支持部材に取付けた細長いストリップ
    が前記張り皮を前記少なくとも1つの支持部材に取付け
    ている固定具の上に選択的に横たわる部分を有している
    ことを特徴とする家具。
  9. 【請求項9】 少なくとも1つの支持部材が張り皮の対
    応する縁部近くに細長い溝を有し、細長いストリップが
    この溝に取付けられる脚を有している請求項8に記載の
    家具。
  10. 【請求項10】 細長いストリップがL字形である請求
    項9に記載の家具。
  11. 【請求項11】 前記細長いストリップが、溝からスト
    リップが不時に脱落するのを防ぐため前記脚に形成した
    1個又はそれ以上の鉤を有している請求項9に記載の家
    具。
  12. 【請求項12】 家具を製作する方法であって、 椅子に座る人を支える張り皮の対向両縁部を互いに平行
    で間隔をおいた2つの支持部材に取付けること、 1つのスライドファスナーの第1の半分と第2の半分と
    を有するウェブを張り皮の対向縁部に多数の固定具で取
    付けること、及び前記スライドファスナーの半分ずつを
    選択的に噛み合わせて固定具をスライドファスナーと第
    1及び第2ウェブの下に隠すことから成る方法。
  13. 【請求項13】 家具を製作する方法であって、 椅子に座る人を支える張り皮の対向両縁部を互いに平行
    で間隔をおいた2つの支持部材に取付けること、 前記張り皮の対向両縁部に平行に近接して支持部材に溝
    を形成すること、及び細長いストリップを前記溝に選択
    的に取付けて、その一部が張り皮の対向両縁部に重なっ
    て固定具を細長いストリップの下に隠すことから成る方
    法。
JP36078592A 1992-02-14 1992-12-29 椅子の張り皮固定装置 Pending JPH05277265A (ja)

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US07/837,369 US5288136A (en) 1992-02-14 1992-02-14 Chair membrane fastener
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