JPH05274461A - シンボル情報読取装置 - Google Patents

シンボル情報読取装置

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JPH05274461A
JPH05274461A JP4073927A JP7392792A JPH05274461A JP H05274461 A JPH05274461 A JP H05274461A JP 4073927 A JP4073927 A JP 4073927A JP 7392792 A JP7392792 A JP 7392792A JP H05274461 A JPH05274461 A JP H05274461A
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JP
Japan
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Pending
Application number
JP4073927A
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English (en)
Inventor
Masanori Kubo
允則 久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
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Publication of JPH05274461A publication Critical patent/JPH05274461A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】スタックドバーコードラベルが読取装置のラベ
ル検出面上でどのような向きにセットされていても、そ
のバーコードシンボル情報を読み取れるようにするこ
と。 【構成】2次元撮像装置5により撮像されたバーコード
シンボルは、フレームメモリ6に記憶される。データ処
理装置7は、この記憶された情報を元に、2次元撮像装
置5の光電変換面4上に投影されているバーコードシン
ボルの像の内、スタート/ストップコードを除いたバー
コードラベルの情報成分のみの領域であるバーコードラ
ベル部の位置情報を推定し、この位置情報を元に、フレ
ームメモリ6からバーコードラベル部内のバーコードシ
ンボルの情報を順次読み取って、元の情報に復号する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バーコード等のシンボ
ル情報を読み取るシンボル情報読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の目ざましいPOS(ポイント オ
ブ セールス=販売時点情報管理システム)の普及によ
って、バーコードは、広く一般に知られるようになって
きた。ここで、バーコードとは、大きさの異なるバーと
スペースの平行な組合せパターンにより1つのバーコー
ドキャラクタを形成し、必要であればチェックデジット
を含む必要なキャラクタ群を平行に配列し、前後にスタ
ート/ステップキャラクタ、先頭と末尾にそれぞれ余白
を配して構成したシンボルのことである。
【0003】広く一般消費財に使用されているバーコー
ドとしては、JAN(Japan Article Number)が日本で
標準化されている。また、バーコードの他の応用として
は、物流シンボルがある。このシンボルは、上記JAN
コードの前に、1桁又は2桁の物流識別コードが追加さ
れたものである。上記いずれのバーコードシンボルも1
次元バーコードと呼ばれるものであり、これらのコード
体系が許容できる情報量はせいぜい数十バイトであっ
た。
【0004】ところが近年、バーコードの情報量に対す
る要求が、声高に叫ばれるようになってきた。それに呼
応するように、各種の2次元バーコードと呼ばれるシン
ボル体系が発表されている。
【0005】それらのシンボル体系によれば、いずれも
1次元バーコードに比べ格段に多い情報をコード化でき
る特徴を持っている。この体系は、1次元のバーコード
を積み重ねることによって、情報量を増加させる方式で
ある。このような方式のシンボルは、スタックドバーコ
ードと呼ばれている。そのひとつに、PDF−417と
呼ばれるコード体系がある。
【0006】従来、このようなスタックドバーコードを
読み取るシンボル情報読取装置としては、レーザースキ
ャンタイプの装置が知られている。この装置に於いて
は、レーザー光を2次元にスキャンすることで、バーコ
ードシンボル情報を読み取り、復号している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかながら、上記した
従来のスタックドバーコードを読み取るためのレーザー
タイプのバーコードシンボル情報読取装置に於いては、
スキャン情報を順次解析していくため、ラベル上のバー
コードの並び方向とスキャン角度とをほぼ平行に調整し
なければ、バーコードシンボル情報を正確に読み取るこ
とができないという問題点を有している。
【0008】もちろん、1次元のバーコードシンボル情
報の読取装置についても同様の問題点を有しているが、
スタックドバーコードシンボルは、1次元のバーコード
シンボルに比較して、1列に並んだバーコードの高さが
ないため、特に角度調整が重要であり、スタックドバー
コードラベルは、1次元バーコードラベルの場合に比べ
て、より正確な方向に読取装置のラベル検出面上にセッ
トすることが必要とされる。従って、正確な情報が読み
取れるまで何度もラベルの方向を変える操作が必要とな
り、高速な情報入力というバーコードの特色を相殺して
しまうことになる。
【0009】そこで本発明の目的は、バーコードラベ
ル、特にスタックドバーコードラベルが読取装置のラベ
ル検出面上でどのような向きにセットされていても、そ
のバーコードシンボル情報を読取可能なシンボル情報読
取装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、バーとスペースの組合せでなるバーコー
ドキャラクタ群と、その前後に配されたスタート/スト
ップキャラクタとを有するバーコードシンボルを読み取
るシンボル情報取装置に於いて、前記バーコードシンボ
ルを撮像する撮像装置と、該撮像装置の光電変換面にバ
ーコードシンボルの像を結像させる結像手段と、前記撮
像装置からの情報を元に、前記撮像装置の光電変換面上
に投影されているバーコードシンボルの像の内、前記ス
タート/ストップキャラクタを除いたバーコードキャラ
クタ群の位置情報を推定する推定手段と、該推定手段の
情報を元に、前記バーコードキャラクタ群の情報を順次
読み取る読取手段と、該読取手段からのバーコードキャ
ラクタ群の情報から、元の情報に復号する復号手段とを
備えるものとした。
【0011】
【作用】即ち、本発明は、上記手段を講じたことによ
り、バーコードシンボルを結像手段により撮像装置、例
えば2次元撮像装置の光電変換面に結像させ、前記2次
元撮像装置出力である映像信号等を発生させる。バーコ
ード位置推定手段では、まずバーコードの特徴的なパタ
ーンであるスタート/ストップキャラクタを除いたバー
コードキャラクタ群の位置情報として、例えば4角の位
置情報を抽出する。次に抽出された位置情報から、ラベ
ル位置とラベル回転角を推定する。この情報を元に読取
手段によって映像信号に含まれるバーコード情報を復号
可能な状態のデータ列として抽出し、復号手段によって
復号することによってシンボル情報を読み取ることがで
きる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の一実施例を
説明する。図1はその構成を示す図である。本実施例の
シンボル情報読取装置は、結像レンズ3、2次元撮像装
置5、フレームメモリ6、データ処理装置7とからな
る。デー処理装置7は、特に図示はしないが、例えばC
PUとメモリで構成され、バーコード位置情報の推定、
バーコード情報の読み出し、復号、等の種々の機能を果
たす。
【0013】荷物1に印刷されたスタックドバーコード
ラベル、例えばPDF−417フォーマットのバーコー
ドラベル2は、結像レンズ3によって、2次元撮像装置
5に搭載されている光電変換面4に結像される。2次元
撮像装置5によって光電変換された映像情報は、随時フ
レームメモリ6に取り込まれる。
【0014】図2は、スタックドバーコードの例とし
て、PDF−417のラベル構造を示している。このバ
ーコードラベル2は、バーとスペースの組合せでなるバ
ーコードキャラクタ群で構成された復号されるべき情報
成分の領域であるラベル部21と、その前後に配された
スタート/ストップキャラクタであるスタートコード2
2及びストップコード23とを有している。そして、1
コードは、ストップコード23を除いて4つのバーとス
ペースとからなっている。また、スタート及びストップ
コード22,23は、“ビッグバー”と呼ばれる大きな
バー22A,23Aから始まっている。今、仮想的に、
フレームメモリ6の画素配列に上記のようなPDF−4
17のラベル画像を投影した模式図を図3に示す。
【0015】データ処理装置7では、後述するようなア
ルゴリズムに基づいて、先ず、同図中のラベル部21の
4角の座標(点a,b,c,d)、即ちフレームメモリ
6のアドレスを求める。これにより、データ抽出範囲
(点a,b,c,dで囲まれた範囲)と、ラベル回転角
が求まる。ここで、ラベル回転角とは、図3のフレーム
メモリ6の画素配列に於いて、横方向をx方向、縦方向
をy方向とした場合に、点aと点bを結ぶ直線の傾き角
度のことである。
【0016】次に、データ処理装置7は、このデータ抽
出範囲とラベル回転角で決定される線分ln (n=1,
2,3,…,dy−ay(dy:点dのy座標の値,a
y:点aのy座標の値)上の画素データを順次読み出す
(線分l1 は点a,bで決定される線分に等しく、線分
dy-ay は点d,cで決定される線分に等しい)。そし
て、読み出されたそれぞれの線分データを復号し、その
結果を不図示のホスト装置等に出力する。次に、ラベル
部21の4角の座標を推定するアルゴリズムについて、
図4のフローチャートに従って詳細に説明する。
【0017】まず、図5の(A)に示すように、フレー
ムメモリ6に画像を取り込む(ステップS1)。そし
て、行方向または列方向のスキャンでスタート/ストッ
プコード22,23を検出する(ステップS2〜S
5)。即ち、先ず画素の横方向のラインデータを順次取
り込み、“スタート”及び“ストップ”パターンを抽出
する(ステップS2)。この抽出された情報のうち、最
初に検出されたスタートコード座標を点e、最後に検出
されたスタートコード座標を点g、最初に検出されたス
トップコード座標を点f、最後に検出されたストップコ
ード座標を点hとする(但しここで、スタートコード位
置はコードの終わりの位置を、ストップコード位置はコ
ードの始まりの位置と定義する)。
【0018】もし、これら4個の点e,g,f,hの座
標が検出できなかった場合には(ステップS3)、画素
の縦方向のラインデータを順次取り込み、“スタート”
及び“ストップ”パターンを抽出する(ステップS
4)。これでも4点e,g,f,hの座標が検出できな
かった場合には(ステップS5)、処理を終了する。
【0019】どちらかの方向のスキャンにて上記4点の
座標が検出できたならば、つぎに、後述するようにし
て、線分e−gに平行でスタートビッグバー22A内の
線分A−A′、及び線分f−hに平行でストップビッグ
バー23A内の線分B−B′を定義する。そして、この
線分A−A′、B−B′に対応するフレームメモリ6内
の画素データを取り込み、微分することによってエッジ
を抽出する(ステップS7,S8)。そのエッジ座標を
点i,j,k,mとする。これらの点i,j,k,mが
検出されないときには(ステップS8)、処理を終了す
る。
【0020】上記4点i,j,k,mが検出されたなら
ば、ラベル部21の4角の点a,b,c,dを求めるこ
とにより、データ抽出範囲を決定する(ステップS
9)。ここで、角座標(点a)は点i,jを通過する直
線と、点e,gを通過する直線の交点である。同様に、
点b,c,dを求める。この点a,b,c,dで囲まれ
ている領域即ちラベル部21には、バーコードラベルの
情報成分が含まれている。そして、線分i−jの傾きを
スキャン方程式の傾き、即ちラベル回転角とする(ステ
ップS10)。上記ステップS2に於けるスタート/ス
トップコード検出は、図6のフローチャートに示すよう
にして行なわれる。
【0021】即ち、先ず不図示のメモリに構成されたレ
ジスタnの内容(初期値は1とする)により示されるラ
インのラインデータを取り込む(ステップS21)。こ
の取り込んだラインデータからスタートコード22もス
トップコード23も検出できない場合には(ステップS
22,S23)、レジスタnの内容を所定の増分(例え
ば5ライン)だけインクリメントする(ステップS2
4)。そして、このインクリメント後のレジスタnの内
容が、フレームメモリ6の大きさで決まる値を越えてい
るかどうか見ることにより、レジスタnの内容が画面外
を示す値となっているかどうかを判断する(ステップS
25)。画面内であれば、上記ステップS21に戻り、
画面外であれば処理を終了する。
【0022】上記ステップS22に於いて、スタートコ
ード22が検出されたと判断された場合には、次に、最
初に見つけたかどうかを判断する(ステップS26)。
最初に見つけた場合には、スタートコード22の終わり
の座標をメモリに構成された変数レジスタeに格納する
(ステップS27)。即ち、スタートコード22の終わ
りの座標を点eとする。また、最初に見つけたものでな
ければ、スタートコード22の終わりの座標をメモリに
構成された変数レジスタgに格納する(ステップS2
8)。即ち、スタートコード22の終わりの座標を点g
とする。従って、この変数レジスタgの内容は、インク
リメントされたnが画面外に達するまでに複数回スター
トコード22が検出されたとすれば、その都度更新され
ていくこととなる。
【0023】同様に、上記ステップS23に於いて、ス
トップコード23が検出されたと判断された場合には、
次に、最初に見つけたかどうかを判断する(ステップS
29)。最初に見つけた場合には、ストップコード23
の始まりの座標をメモリに構成された変数レジスタfに
格納する(ステップS30)。即ち、ストップコード2
3の始まりの座標を点fとする。また、最初に見つけた
ものでなければ、ストップコード23の始まりの座標を
メモリに構成された変数レジスタhに格納する(ステッ
プS31)。即ち、ストップコード23の始まりの座標
を点hとする。従って、この変数レジスタhの内容は、
インクリメントされたnが画面外に達するまでに複数回
ストップコード23が検出されたとすれば、その都度更
新されていくこととなる。
【0024】なお、上記ステップS24に於いて、所定
の増分を例えば5ラインとしているため、図5の(A)
に於いては、例えば点gがスタートコード22のエッジ
(点d)からかなり離れた位置となってしまっている。
これは、上記所定の増分を1ラインとすれば避けられる
が、1ラインずつ見ていくと処理時間がそれだけ長くな
ってしまう。そこで、この点gが点dから離れて検出さ
れても、別段不都合はないため、本実施例では、前記所
定の増分を5ラインにとっている。
【0025】また、上記ステップS4に於けるスタート
/ストップコード検出も、上記ステップ21に於いて、
n列目のラインデータを取り込むようにすれば、同様に
して行なうことができる。次に、上記ステップS6に於
けるスタートコードエッジ検出処理につき説明する。こ
の処理は、図7のフローチャートのようにして行なわれ
る。
【0026】即ち、先ず線分e−gに平行な直線の方程
式を定義、例えば線分e−gの方程式y=ax+bを求
める(ステップS61)。次に、直線がスタートビック
バー22Aをクロスするように、切片bを定義する(ス
テップS62)。
【0027】スタートコード22の構造は、例えば図5
の(B)に示すように、8個のバーでなるスタートビッ
グバー22Aと、3対の白バーと黒バーと、3個の白バ
ーの合計17個のバーで構成されており、これを撮像し
た結果がN画素であったとする。また、方程式y=ax
+bで表わされる直線は、切片bを変化させることによ
り並行移動することが知られている。従って、ビックバ
ー22Aをクロスする直線を得るためには、上記線分e
−gを{(17−8/2)/17}×N画素分左に移動
させるような切片bとすれば良いことになる。
【0028】こうしてスタートビッグバー22Aをクロ
スする直線が得られたならば、次に、その直線と画面を
定義する方程式との交点をそれぞれA,A’とする(ス
テップS63)。そして、ラインA−A’の中点から点
Aに向けてデータを順に見ていき(ステップS64)、
エッジが存在するかどうかをチェックする(ステップS
65)。このチェックは、例えば、輝度変化を見る強度
比較、微分法、2次微分法、等により行なうことができ
る。こうして、エッジが検出されたならば、その検出座
標を不図示のメモリの変数レジスタiに格納する(ステ
ップS66)。即ち、検出座標を点iとする。次に、ラ
インA−A’の中点から今度は点A’に向けてデータを
順に見ていき(ステップS67)、エッジが存在するか
どうかをチェックする(ステップS68)。こうして、
エッジが検出されたならば、その検出座標を不図示のメ
モリの変数レジスタmに格納する(ステップS69)。
即ち、検出座標を点mとする。
【0029】上記ステップS7に於けるストップコード
エッジ処理も同様にして行なうことができる。即ち、図
8のフローチャートに示すように、先ず線分f−hに平
行な直線の方程式を定義、例えば線分f−hの方程式y
=ax+bを求める(ステップS71)。次に、直線が
ストップビックバー23Aをクロスするように、切片b
を定義する(ステップS72)。ストップビッグバー2
3Aをクロスする直線が得られたならば、次に、その直
線と画面を定義する方程式との交点をそれぞれB,B’
とする(ステップS73)。そして、ラインB−B’の
中点から点Bに向けてデータを順に見ていき(ステップ
S74)、エッジが存在するかどうかをチェックする
(ステップS75)。エッジが検出されたならば、その
検出座標を不図示のメモリの変数レジスタjに格納する
(ステップS76)。即ち、検出座標を点jとする。次
に、ラインB−B’の中点から今度は点B’に向けてデ
ータを順に見ていき(ステップS77)、エッジが存在
するかどうかをチェックする(ステップS78)。こう
して、エッジが検出されたならば、その検出座標を不図
示のメモリの変数レジスタkに格納する(ステップS7
9)。即ち、検出座標を点kとする。
【0030】以上から明らかなように、バーコードラベ
ル2がいかなる回転角を与えられていても読取可能とな
る。さらに、文字等バーコード情報以外の情報が検出エ
リア内に存在しても、安定的にバーコードラベル部21
のみを抽出し、解読可能である。また、ラベル部21を
切り出す際に、スタート/ストップコード22,23を
含まない形で切り出すため、処理が高速となる。
【0031】ここで、2次元撮像装置5は、2次元CC
Dや撮像管に代表されるエリアセンサを用いたものに限
定されるものでなく、1次元撮像素子と1次元スキャン
機構の組み合せや、光電検出器と2次元スキャン機構の
組み合せでも良い。
【0032】また、フレームメモリ6は、説明の中では
全撮像領域をカバーした形で説明したが、最低1ライン
分の領域があれば良い。これは、i,j等と呼ばれる座
標がフレームメモリの座標であったのを、映像信号に於
ける位置として記憶するようにし、映像信号を複数回入
力させれば、最終的に必要となるデータが得られるから
である。
【0033】また、上記説明に於いては、バーコードラ
ベルにPDF−417フォーマットのラベルを用いた
が、これに限定されるものでなく、Code49等、他
のスタックドバーコードや、JAN等の1次元バーコー
ドでも良い。
【0034】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
バーコードラベル、特にスタックドバーコードラベルが
読取装置のラベル検出面上でどのような向きにセットさ
れていても、そのバーコードシンボル情報を読取可能な
シンボル情報読取装置を提供することができる。
【0035】つまり、バーコードラベルの投影像の内の
バーコードラベルの情報成分のみの領域の4角位置を求
め、実効的にラベルに平行にデータを抽出することによ
り、ラベルの角度が読み取り性能に影響を及ぼさないと
いう優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す図である。
【図2】スタックドバーコードの例としてPDF−41
7コード体系のバーコードラベルを示す図である。
【図3】仮想的にフレームメモリの画素配列に図2のバ
ーコードラベル画像を投影した模式図である。
【図4】ラベル部の4角の座標を推定するアルゴリズム
を説明するためのフローチャートである。
【図5】(A)は図2のバーコードラベルの画像を取り
込んだ時のフレームメモリの内容を示す図であり、
(B)はスタートコードの構造を示す図である。
【図6】図4中のスタート/ストップコード検出処理を
説明するためのフローチャートである。
【図7】図4中のスタートコードエッジ検出処理を説明
するためのフローチャートである。
【図8】図4中のストップコードエッジ検出処理を説明
するためのフローチャートである。
【符号の説明】
3…レンズ、4…光電変換面、5…2次元撮像装置、6
…フレームメモリ、7…データ処理装置、8…バーコー
ドラベル投影像、21…ラベル部、22…スタートコー
ド、22A,23A…ビックバー、23…ストップコー
ド。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バーとスペースの組合せでなるバーコー
    ドキャラクタ群と、その前後に配されたスタート/スト
    ップキャラクタとを有するバーコードシンボルを読み取
    るシンボル情報取装置に於いて、 前記バーコードシンボルを撮像する撮像装置と、 該撮像装置の光電変換面にバーコードシンボルの像を結
    像させる結像手段と、 前記撮像装置からの情報を元に、前記撮像装置の光電変
    換面上に投影されているバーコードシンボルの像の内、
    前記スタート/ストップキャラクタを除いたバーコード
    キャラクタ群の位置情報を推定する推定手段と、 該推定手段の情報を元に、前記バーコードキャラクタ群
    の情報を順次読み取る読取手段と、 該読取手段からのバーコードキャラクタ群の情報から、
    元の情報に復号する復号手段と、 を具備してなることを特徴とするシンボル情報読取装
    置。
JP4073927A 1992-03-30 1992-03-30 シンボル情報読取装置 Pending JPH05274461A (ja)

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