JPH0527371Y2 - - Google Patents

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JPH0527371Y2
JPH0527371Y2 JP1987125252U JP12525287U JPH0527371Y2 JP H0527371 Y2 JPH0527371 Y2 JP H0527371Y2 JP 1987125252 U JP1987125252 U JP 1987125252U JP 12525287 U JP12525287 U JP 12525287U JP H0527371 Y2 JPH0527371 Y2 JP H0527371Y2
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guide groove
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bolt
male threaded
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Description

【考案の詳細な説明】 A 考案の目的 (1) 産業上の利用分野 本考案は、軸方向両側に種類の異なる雄ねじ部
がそれぞれ刻設されて成るスタツドボルトをその
軸方向一方が前方になるべく揃えて供給するため
のスタツドボルトの供給方向規制装置に関する。
(2) 従来の技術 従来、かかるスタツドボルトの供給方向を規制
するものとして、光電管により雄ねじ部に光をあ
てて雄ねじ部の種類を判別しながら供給方向を規
制するようにしたものがある。
(3) 考案が解決しようとする問題点 ところが上記従来のように光電管を用いたもの
では、雄ねじ部に塵や油が付着してると正確な判
別が困難であり、またスタツドボルトに色むらが
ある場合にも塗色によつては判別が困難な場合が
ある。
そこで斯かる問題を解決するために、例えば特
開昭49−85754号公報に開示される如くスタツド
ボルトを位置決め保持する案内溝を有するテーブ
ルに、該ボルトの向きを判別すべく案内溝底面に
開口するエアノズルを設け、そのノズルからの噴
出エアがボルトの一方の雄ねじ部外周に対面する
か或いは両雄ねじ部間の非ねじ部外周に対面する
かによつて該ノズルの背圧が異なることを利用し
て、該ボルトの向きを検知するようにしたものが
提案されているが、この提案のものでは、両雄
ねじ部の長さが等しいボルト(即ち非ねじ部がボ
ルト長さ方向中央位置にあるもの)に対しては向
きの判別が困難であつて実質的に適用できず、ま
た雄ねじ部の長さ等が異なる別のスタツドボル
トに適用する場合には、比較的大きな部品である
上記テーブルを、エアノズルの開口位置の異なる
別のテーブルにそつくり交換する必要がある上、
その交換に際しエア配管の接続も切換える必要が
あつて、全体として交換作業が面倒複雑でコスト
が嵩む、等の問題がある。
本考案は、これら従来の問題を全て解決しなが
ら、雄ねじ部の判別を正確にしてボルト供給方向
の規制を確実に行い得るようにした、スタツドボ
ルトの供給方向規制装置を提供することを目的と
する。
B 考案の構成 (1) 問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために本考案は、軸方向両
側に種類の異なる雄ねじ部がそれぞれ刻設されて
成るスタツドボルトをパーツフイーダよりボルト
供給部に供給する途中で該ボルトの向きを揃える
ようにした、スタツドボルトの供給方向規制装置
において、前記パーツフイーダに付設され、供給
方向前方を下方として傾斜した供給シユートと、
その供給シユートの下端に連なつて該シユートと
同方向に傾斜する案内溝を有する案内ブロツク
と、この案内ブロツクに設けられ、前記供給シユ
ートを滑落してきたスタツドボルトを案内溝上の
定位置に位置決めするストツパと、何れか一方の
雄ねじ部に対応したねじ溝を下端に有する測定子
と、この測定子を前記定位置のスタツドボルトの
上方で昇降駆動し得るよう、該測定子を着脱可能
に連結支持する昇降駆動機構と、前記測定子がス
タツドボルトに当接したときの該測定子の下降位
置を測定して何れの雄ねじ部が供給方向前方にあ
るかを検出するための測定手段と、前記案内溝か
らスタツドボルトを搬出すると共に、前記測定手
段の測定結果に基づいて特定の雄ねじ部が常に供
給方向前方となるよう向きを揃えた状態でスタツ
ドボルトを前記ボルト供給部に供給する搬出手段
とを含むことを特徴としている。
(2) 作用 ストツパにより案内溝の定位置に位置決めされ
たスタツドボルトに対しその上方から測定子を下
降させて機械的に当接させると、その当接状態で
の測定子の下降位置を測定手段が測定して、何れ
の雄ねじ部が供給方向前方にあるかを検出する。
そしてこの測定結果に基づき、上記搬出手段は、
特定の雄ねじ部が常に供給方向前方となるよう向
きを揃えた状態でスタツドボルトを前記ボルト供
給部に供給する。
(3) 実施例 以下、図面により本考案の一実施例について説
明すると、先ず第1図において、この供給方向規
制装置は、パーツフイーダ2と、案内溝としての
第1案内溝3、およびその第1案内溝3に平行な
第2案内溝4を有する案内ブロツク5と、第1案
内溝3内で停止しているスタツドボルト1上で昇
降可能な測定子6と、該測定子6のスタツドボル
ト1に当接したときの下降位置を測定するための
測定手段としての一対のダイヤルゲージ7,7
と、スタツドボルト1を第1案内溝3から第2案
内溝4に送り出すための送り出し手段8と、第2
案内溝4に連なる第3案内溝9を有する案内部材
10と、案内部材10に連設されるホルダ11
と、該ホルダ11により回転自在に支承される円
盤状の回転体12とを含む。
第2図において、スタツドボルト1はその軸方
向両端側に種類の異なる雄ねじ部、たとえば軸方
向長さl1,l2をl1>l2とした第1雄ねじ
部1aおよび第2雄ねじ部1bが刻設されて成る
ものであり、このスタツドボルト1の供給方向が
たとえば第1雄ねじ部1aを前方側にするよう
に、前記供給方向規制装置により規制される。
パーツフイーダ2は、従来周知のものであり、
ボウル13には、下方に向かうにつれて小径とな
るとともにボウル13の半径方向外方に向かうに
つれて下方に傾斜した螺旋状の通路14が設けら
れ、ボウル13は通路14に沿つてスタツドボル
ト1が自動的に移動すべく振動駆動される。しか
もスタツドボルト1は、通路14に連なつてボウ
ル13の外周縁に連設された供給シユート15か
ら1個ずつ供給されるものであるが、この供給シ
ユート15はその供給方向16に沿う前方に向か
うにつれて下方となるように傾斜される。
第3図を併せて参照して、案内ブロツク5は、
固定の基台17上に固定配置されており、基台1
7上に固定するための鍔部5aを下端に有して直
方体状に形成される。また第1案内溝3および第
2案内溝4は、その横断面形状をV字状にして案
内ブロツク5の上面に平行に設けられており、第
1案内溝3は供給シユート15の下端に連設され
る。また第1および第2案内溝3,4は、供給シ
ユート15の傾斜角と同一傾斜角を有して傾斜さ
れており、供給シユート15内を滑落して来たス
タツドボルト1は第1案内溝3内を同様に滑落す
る。さらに案内ブロツク5には、第1案内溝3の
下端を閉塞するストツパ18が固設されており、
第1案内溝3内を滑落してきたスタツドボルト1
はストツパ18に当接して停止する。しかも第1
および第2案内溝3,4の深さは、スタツドボル
ト1の横断面半分以上が上方に突出する程度に設
定される。
第4図を併せて参照して、送り出し手段8は、
第1案内溝3に関して第2案内溝4とは反対側で
案内ブロツク5上をスライド可能な送り出し板1
9と、その送り出し板19に連結されるシリンダ
20と、送り出し板19のスライドを案内すべく
案内ブロツク5上に固着される案内枠21とを備
える。第1案内溝3に関して第2案内溝4とは反
対側で基台17に固着された支持板22には、第
1案内溝3と直交する方向の軸線を有してシリン
ダ20が支持、固定されており、このシリンダ2
0におけるピストンロツド20aの先端に送り出
し板19が固着される。また案内枠21は略L字
状に形成されており、案内ブロツク5の上面との
間で送り出し板19のスライドを案内すべく案内
ブロツク5の上面に固着される。
かかる送り出し手段8では、シリンダ20が収
縮作動しているときには送り出し板19が第1案
内溝3に関して第2案内溝4とは反対側にあり、
シリンダ20が収縮作動するのに応じて送り出し
板19は、ストツパ18に当接して第1案内溝3
内にあるスタツドボルト1を、第2案内溝4に送
り出すまで前進作動する。
案内ブロツク5の第2案内溝4に関して第1案
内溝3とは反対側の端部には、送り出し手段8に
より第1案内溝3から第2案内溝4に送られて来
たスタツドボルト1が案内ブロツク5上から落下
することを防止するための落下防止板23が固着
される。またストツパ18内には、スタツドボル
ト1の端部に当接して該スタツドボルト1がスト
ツパ18に当接したことを検出するためのセンサ
24が挿入される。
第5図を併せて参照して、案内ブロツク5に関
して前記送り出し手段8とは反対側で基台17上
には、支持枠25が立設される。該支持枠25に
は前記シリンダ20の軸線延長上に矩形の透孔2
6が穿設されており、その透孔26を貫通する揺
動アーム27の中間部がシリンダ20の軸線延長
線および第1案内溝3と直角な支軸28により支
持枠25に揺動可能に支承される。この揺動アー
ム27の一端は、案内ブロツク5の上方位置まで
延びるものであり、該一端には測定子6が取付け
られる。すなわち揺動アーム27の一端には測定
子6が嵌合されており、測定子6に当接するナツ
ト29を一端に螺合された軸30が測定子6を貫
通して揺動アーム27の一端に挿通され、この軸
30の他端と揺動アーム27の一端との間にはば
ね31が縮設される。したがつてばね31により
測定子6の揺動アーム27への嵌合状態が保持さ
れ、ナツト29を緩めて軸30を測定子6から離
脱することにより測定子6を揺動アーム27から
取り外すことができる。
測定子6は、第1案内溝3内でストツパ18に
当接したスタツドボルト1のストツパ18側の端
部に対応する位置に配置されるものであり、しか
も測定子6の下端面にはねじ溝32が刻設されて
おり、このねじ溝32は、たとえば第1雄ねじ部
1aに対応した長さを有して形成される。したが
つて測定子6を降下させて第1案内溝3内のスタ
ツドボルト1に当接させたときに、第1雄ねじ部
1aが測定子6の下方にある場合にはねじ溝32
が第1雄ねじ部1aに嵌合するが、第2雄ねじ部
1bが測定子6の下方にある場合には第2雄ねじ
部1bの長さl2が第1雄ねじ部1aの長さl1
よりも短いのでねじ溝32は第2雄ねじ部1bに
嵌合せず、第1雄ねじ部1aが測定子6の下方に
あるときと、第2雄ねじ部1bが測定子6の下方
にあるときとでは、測定子6の最下限位置が異な
る。
支持枠25の上端部には、上下に延びる軸線を
有する揺動シリンダ33が支持、固定されてお
り、この揺動シリンダ33におけるピストンロツ
ド33aの先端が前記揺動アーム27の他端に連
結される。したがつて揺動シリンダ33の伸縮作
動に応じて揺動アーム27が揺動し、それに応じ
て測定子6が昇降作動する。而して前記揺動アー
ム27及び揺動シリンダ33は互いに協働して、
案内溝(即ち第1案内溝3)上の定位置に置かれ
たスタツドボルト1の上方で測定子6を昇降駆動
し得る、本考案の昇降駆動機構Dを構成してい
る。
また揺動アーム27の他端寄りの部分には両側
方に張り出すステー34,34が固設されてお
り、これらのステー34,34の上面に当接子3
5を当接させたダイヤルゲージ7,7が基台17
に立設した支柱36,36上に取付けられる。し
たがつて、両ダイヤルゲージ7,7により揺動ア
ーム27の最下方への揺動量すなわち測定子6の
最下限位置が測定される。
再び第1図において、基台17上には第2案内
溝4の下端に連なつて傾斜した第3案内溝9を上
面に有する案内部材10が固設され、さらにその
第3案内溝9の下端に連なる導入口37を有する
ホルダ11が基台17上に固設される。このホル
ダ11には、一直線上に連なる第3案内溝9およ
び導入口37の延長線上に中心を有する円形の保
持穴38が穿設されており、導入口37は保持穴
38の内面に開口する。また導入口37とは周方
向にずれた位置たとえば導入口37と90度ずれた
位置で保持穴38の一直径線上でホルダ11には
空気吹き込み口39および排出口40が穿設さ
れ、空気吹き込み口39および排出口40は保持
穴38の内面に開口する。しかも空気吹き込み口
39には図示しない加圧空気供給源に通じる加圧
空気供給管路41が接続され、排出口40には取
り出し管路42が接続される。
ホルダ11の保持穴38には回転体12が回転
可能に保持されており、この回転体12にはホル
ダ11に固定、支持されたサーボモータ43が同
軸に連結される。しかも該回転体12には、その
一直径線に沿つて貫通孔44が穿設されており、
サーボモータ43の作動により回転体12はその
貫通孔44を導入口37に連ならせる位置と、貫
通孔44を空気吹き込み口39および排出口40
に連ならせる位置との間で周方向いずれの方向に
も角変位可能である。またホルダ11には、導入
口37を通る保持穴38の一直径線上で保持穴3
8の内周面に臨むセンサ45が取付けられてお
り、このセンサ45は、貫通孔44を導入口37
に連ならせた状態で貫通孔44にスタツドボルト
1が入つたことを検出することができる。
次にこの実施例の作用について説明すると、パ
ーツフイーダ2からはスタツドボルト1が1個ず
つ供給シユート15を経て第1案内溝3内に供給
される。第1案内溝3内に入つたスタツドボルト
1がストツパ18に当接したことをセンサ24で
検出すると測定子6が降下し、その測定子6の下
端のねじ溝32がスタツドボルト1に嵌合するか
否かによるダイヤルゲージ7,7の測定量によ
り、第1および第2雄ねじ部1a,1bのいずれ
が供給方向16に沿う前方にあるかが検出され
る。すなわち第1ねじ部1aが供給方向16に沿
う前方にある場合には、ねじ溝32が第1雄ねじ
部1aに嵌合するが、第2雄ねじ部1bが供給方
向16に沿う前方にある場合にはねじ溝32は第
2雄ねじ部1bに嵌合し得ないので、測定子6の
下限位置すなわち揺動アーム27の下方への揺動
量が異なり、これにより第1および第2雄ねじ部
1a,1bのいずれが供給方向16に沿う前方に
あるかが検出され、この検出結果は記憶される。
このように測定子6の下端のねじ溝32をスタ
ツドボルト1に当接させることにによつてスタツ
ドボルト1の供給方向を判断するので、スタツド
ボルト1に塵や油が付着していたとしても正確な
判別が可能であり、また色むらがあつたとしても
同様に正確な判別が可能である。
第1案内溝3内での上記判定が終了すると、送
り出し手段8のシリンダ20が伸長作動し、スタ
ツドボルト1は送り出し板19により第1案内溝
3から第2案内溝4へと送られ、さらに第3案内
溝9内を滑落してホルダ11の導入口37に至
る。
この際、回転体12はその貫通孔44を導入口
37に連ならせる位置にあり、導入口37に入つ
たスタツドボルト1はさらに貫通孔44内に入
る。スタツドボルト1が貫通孔44内に入つたこ
とがセンサ45で検出されると、サーボモータ4
3により回転体12はその貫通孔44を空気吹き
込み口39および排出口40に連ならせる位置ま
で回動するが、この回動は、前記測定子6による
測定結果に基づいて行なわれる。すなわち、第1
案内溝3内に入つたときに第1雄ねじ部1aが供
給方向16に沿う前方にあると判定されている場
合には、回転体12は第1図で矢印46で示す方
向に90度だけ回動し、第1雄ねじ部1aが排出口
40側に来るように貫通孔44が空気吹き込み口
39および排出口40に連通される。また第1案
内溝3内に入つたときに第2雄ねじ部1bが供給
方向16に沿う前方にあると判定されている場合
には、回転体12は第1図で前記矢印46と逆の
矢印47で示す方向に90度だけ回動し、第1雄ね
じ部1aが排出口40側に来るようになる。
このように回転体12が回動した後に、空気吹
き込み口39から貫通孔44内に加圧空気が吹き
込まれ、貫通孔44内のスタツドボルト1はその
加圧空気により押圧されて排出口40から取り出
し管路42に排出される。したがつて、取り出し
管路42には、第1雄ねじ部1aを前方側にした
姿勢のスタツドボルト1が排出されることにな
り、スタツドボルト1の供給方向が常時一定に規
制される。而して前記実施例において、取り出し
管路42は本考案のボルト供給部を構成し、ま
た、送り出し手段8、案内部材10、ホルダ11
及び回転体12は互いに協働して、案内溝(即ち
第1案内溝3)からスタツドボルト1を搬出する
と共に、測定手段(即ちダイヤルゲージ7)の測
定結果に基づいて特定の雄ねじ部1aが常に供給
方向前方となるよう向きを揃えた状態でスタツド
ボルト1をボルト供給部(即ち取り出し管路4
2)に供給する、本考案の搬出手段Aを構成して
いる。
また測定子6は揺動アーム27に着脱可能であ
るので、スタツドボルト1の種類が異なる場合に
はそれに対応した測定子6を揺動シーム27に取
付けることにより複数種類のスタツドボルト1に
対処することができる。
以上の実施例では、第1雄ねじ部1aおよび第
2雄ねじ部1bの長さl1,l2が異なる場合に
ついて説明したが、第1および第2雄ねじ部1
a,1bのねじ径が異なる場合についても本考案
を有効に適用し得るものである。
C 考案の効果 以上のように本考案によれば、ストツパにより
案内溝の定位置に位置決めされたスタツドボルト
に対しその上方から測定子を下降させて機械的に
当接させ、その当接状態での測定子の下降位置を
測定手段により測定して、何れの雄ねじ部が供給
方向前方にあるかを検出することができ、この測
定結果に基づき、特定の雄ねじ部が常に供給方向
前方となるよう向きを揃えた状態でスタツドボル
トを前記案内溝からボルト供給部まで自動的に供
給することができるから、そのボルト供給部に供
給されるスタツドボルトの向きを一定に揃えるこ
とができる。
特に上記測定子としては、何れか一方の雄ねじ
部に対応したねじ溝を下端に有して、定位置のス
タツドボルトの上方で昇降駆動されるものが使用
されるため、該測定子をスタツドボルト上に機械
的に当接させた時の下降位置を単に測定するだけ
で、ボルトの両雄ねじ部の長さが異なる場合は勿
論のこと、長さが等しい場合でもねじ径が異なる
場合には何れの雄ねじ部に測定子が当接したかを
的確に判別してボルトの供給方向に対する向きを
検知することができ、それだけ検知可能なスタツ
ドボルトの種類が多く便利である。しかも上記測
定子は昇降駆動機構に対し着脱可能であるから、
雄ねじ部の長さ等が異なる別のスタツドボルトに
適用する場合には、比較的小部品である上記測定
子だけを単に交換するだけでよく、その交換作業
を簡単迅速に行うことができると共にその交換に
要するコストも節減することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであり、第
1図は全体平面図、第2図はスタツドボルトの側
面図、第3図は第1図の−線拡大断面図、第
4図は第3図の−線断面図、第5図は第3図
の矢視図である。 A……搬送手段、D……昇降駆動機構、1……
スタツドボルト、1a,1b……雄ねじ部、2…
…パーツフイーダ、3……案内溝としての第1案
内溝、42……ボルト供給部としての取り出し管
路、5……案内ブロツク、6……測定子、7……
測定手段としてのダイヤルゲージ、8……送り出
し手段、11……ホルダ、12……回転体、15
……供給シユート、16……供給方向、18……
ストツパ、37……導入口、39……空気吹き込
み口、40……排出口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軸方向両側に種類の異なる雄ねじ部1a,1b
    がそれぞれ刻設されて成るスタツドボルト1をパ
    ーツフイーダ2よりボルト供給部42に供給する
    途中で該ボルト1の向きを揃えるようにした、ス
    タツドボルトの供給方向規制装置において、前記
    パーツフイーダ2に付設され、供給方向前方を下
    方として傾斜した供給シユート15と、その供給
    シユート15の下端に連なつて該シユートと同方
    向に傾斜した案内溝3を有する案内ブロツク5
    と、この案内ブロツク5に設けられ、前記供給シ
    ユート15を滑落してきたスタツドボルト1を案
    内溝3上の定位置に位置決めするストツパ18
    と、何れか一方の雄ねじ部1aに対応したねじ溝
    32を下端に有する測定子6と、この測定子6を
    前記定位置のスタツドボルト1の上方で昇降駆動
    し得るよう、該測定子6を着脱可能に連結支持す
    る昇降駆動機構Dと、前記測定子6がスタツドボ
    ルト1に当接したときの該測定子6の下降位置を
    測定して何れの雄ねじ部1a,1bが供給方向前
    方にあるかを検出するための測定手段7と、前記
    案内溝3からスタツドボルト1を搬出すると共
    に、前記測定手段7の測定結果に基づいて特定の
    雄ねじ部1aが常に供給方向前方となるよう向き
    を揃えた状態でスタツドボルト1を前記ボルト供
    給部42に供給する搬出手段Aとを含むことを特
    徴とするスタツドボルトの供給方向規制装置。
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