JPH0527318B2 - - Google Patents

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JPH0527318B2
JPH0527318B2 JP58174080A JP17408083A JPH0527318B2 JP H0527318 B2 JPH0527318 B2 JP H0527318B2 JP 58174080 A JP58174080 A JP 58174080A JP 17408083 A JP17408083 A JP 17408083A JP H0527318 B2 JPH0527318 B2 JP H0527318B2
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optical
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JP58174080A
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Kozo Murakami
Hiroya Hasui
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0527318B2 publication Critical patent/JPH0527318B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/0001Selecting arrangements for multiplex systems using optical switching
    • H04Q11/0005Switch and router aspects

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は光交換機に係り、特に端末による完全
分散制御可能な光交換通話路方式に関する。
技術の背景 近時、光フアイバによる情報の伝達方式が開発
されつつあるが、電話交換網等において情報を光
のままで且つ、中央処理装置によらない分散制御
により交換する方式は未だ開発されておらず、そ
の開発が要望されている。
従来技術と問題点 従来の交換機においては、光フアイバ上の光情
報を電気信号に変換した後に、その電気信号を交
換し、交換された電気信号を再び光情報に交換し
て送信するのが一般的であつた。このため、光伝
送の長所である広帯域、高速性、外来雑音を受け
ない、等の性質が交換機において損われるという
問題があつた。また、送信部から光フアイバを通
して送られて来た光情報を電気信号に変換する
光/電気変換器(以下O/E変換器と称する及び
交換後の電気信号を光情報に変換する電気/光変
換器(以下E/O変換器と称する)が必要なた
め、装置規模が大きく、かつ高価格になるという
問題もあつた。さらに、交換機の制御を中央処理
装置によつて集中的に行つていたので、交換制御
が複雑であるという問題もあつた。
発明の目的 本発明の目的は、前述の従来技術における問題
に鑑み、交換機にいて、情報を光のままで交換
し、かつ、各端末による完全分散制御を行うこと
により、広帯域、高速性、外来雑音の影響を受け
ない、といつた光伝送の長所を維持し、O/E変
換器やE/O変換器の数を減らして装置価格を低
減化し、かつ、交換制御を簡単化することにあ
る。
発明の構成 上記の目的を達成するために、本発明において
は、例えば導波路形光スイツチなどのように、通
常の開閉機能の他に光分岐機能をも有する光スイ
ツチを使用し、その分岐機能を利用してクロスポ
イントマトリツクスの空塞状態を自動的に検出
し、空き状態を送信側端末が認識することにより
通信を行うという構想にもとづいて相手装置との
間の通話路を送信部の側で制御し、中央処理装置
を不要にしている。このような検出及び制御を行
うために本発明により提供される光交換機は、N
個(Nは正の整数)の端末T1〜T4間を光フアイ
バ及び光スイツチを用いて交換接続をする分散制
御式光交換機であつて、N個の端末の出力にそれ
ぞれ接続されたN行の入回線光フアイバとN個の
端末の入力にそれぞれ接続されたN列の出回線光
フアイバとの各交点に配設され、それぞれが、対
応する端末が通信時に対応する入回線光フアイバ
を対応する出回線光フアイバに接続する分岐モー
ドとなり、非通信時には対応する入回線光フアイ
バと対応する出回線光フアイバとの接続を断とす
る開モードとなるように制御される、N×N個の
通信用光スイツチからなる通信用格子と、通信用
格子の出力となる前記N列の出回線光フアイバと
該通信用格子を構成する行とは別に該通信用格子
の出力側に設けられた一つの光フアイバ行との各
交点に配設され、それぞれが対応する列に配設さ
れた通信用光スイツチの少なくとも一つが分岐モ
ードの場合を検出するN個の第一の検出用光スイ
ツチと、 前記N行の入回線光フアイバと、前記一つの光
フアイバ行に接続され、前記通信用格子を構成す
る列とは別に該通信用格子に関して前記端末と反
対側に設けられた一つの光フアイバ列との交点に
配設され、対応する行に配設された通信用光スイ
ツチの少なくとも一つが分岐モードの場合を検出
するN個の第二の検出用光スイツチと、 前記第一の検出用光スイツチ及び前記第二の検
出用光スイツチからの分岐モード検出出力信号を
前記端末に供給する手段とを備え、 前記端末の各々は、前記第一の検出用光スイツ
チ及び前記第二の検出用光スイツチからの出力信
号に基づいて、通信しようとする相手端末に対応
する行及び列の通信用光スイツチが分岐モードで
はないことを確認した後に、発呼端末の出力が属
する行と着呼端末の入力が属する列との交点に配
設されている通信用光スイツチが分岐モードにす
ることにより通信可能にしたことを特徴とする。
発明の実施例 以下、本発明の実施例を図面によつて詳述す
る。
第1図は本発明の一実施例による光交換機を示
す回路図である。同図において、光交換機OEX
に4個の端末T1〜T4の出力が入回線光フアイバ
I1〜I4により接続されている。光交換機OEXの出
回線光フアイバO1〜O4は上記端末T1〜T4の入力
に接続されている。尚、以下この4個の端末を収
容した例で説明するが、本発明はこの端末接続数
に限るものではない。光交換機OEXは、4行C1
〜C4と4列R1〜R4からなる通信用格子CLと、1
行C5及び1列R5からなる検出用格子DLと、マル
チプレクスカウンタMと、光分岐器(以下デバイ
ダと称す)DIVと、デマルチプレクサDM1
DM4とを備えている。通信用格子CLの各行の入
回線光フアイバと各列の出回線光フアイバ交点に
は光分岐機能を有する通信用光スイツチS1,1
S1,2,……,S4,4が配設されている。検出用格子
DLは第5行C5と各列の交点に配設された光分岐
機能を有する検出用光スイツチS5,1,S5,2,S5,3
S5,4および第5列R5と各行の交点に配列された光
分岐機能を有する検出用光スイツチS1,5,S2,5
S3,5,S4,5を備えている。検出用格子DLはさら
に、第5行C5上に、後に詳述するスタート信号
及びストツプ信号挿入用のダミーの光スイツチ
S5,0を備えている。光スイツチS5,0の列方向の入
線には発光素子LEDが接続されている。
通信用格子CL内の光スイツチS1,1〜S1,4は端末
T1に接続されたデマルチプレクサDM1により、
開モード又は第1の分岐モード(第2図参照)に
制御される。他の行の光スイツチも対応する端末
に接続されたデマルチプレクサにより同様に制御
される。
各光スイツチの動作モードを第2図に示す。同
図において、通信用格子CL内の交点に対応する
端末同志が接続されていないときはaに示す如く
その交点に配設された光スイツチの行方向からの
入線#1は行方向出線#1にのみ接続され、列方
向からの入線#2は列方向の出線#2にのみ接続
される開モードとなり、対応する入回線光フアイ
バと出回線光フアイバとの接続は断となる。その
交点に対応する端末同志が接続される場合は、第
2図bに示す如く、行方向の入線#1が行方向の
出線#1及び列方向の出線#2に接続される。こ
の場合を分岐1モードと称する。
検出用格子DL内の検出用光スイツチS5,1〜S5,4
及びS1,5〜S4,5は、マルチプレクスカウンタMに
より、上記開モード又は第2図cに示す分岐2モ
ードに制御される。分岐2モードにおいては、列
方向の入線#2が行方向の出線#1及び列方向の
出線#2に接続される。
通信用光スイツチS1,1〜S4,4の制御は、デマル
チプレクサDM1〜DM4により行われる。すなわ
ち、デマルチプレクサDM1〜DM4はそれぞれ、
端末T1〜T4からの多重制御信号1,2,3,4
を、第3図に示す如く、行Ci(i=1,2,3、
又は4)上の4つの光スイツチSi,1,Si,2,Si,3
Si,4のそれぞれの制御入力に分配して与える。す
なわち、制御信号1は光スイツチSi,1に与えられ、
制御信号2は光スイツチSi,2に与えられ、制御信
号3は光スイツチSi,3に与えられ、制御信号4は
光スイツチSi,4に与えられる。第3図に示した例
では、デマルチプレクサDMiから出力される制御
信号2により光スイツチSi,2が分岐1モードとな
つて列R2に光情報を分岐し、他の光スイツチSi,1
Si,3及びSi,4はすべて開モードのままであり行Ci
方向にのみ光情報を通過させる。つまり、図示例
では制御信号2のみがオンで、他の制御信号1,
3,4はオフである。
端末Tiからの多重制御信号1,2,3,4は、
第3図に示す如く、その先頭及び後部にスタート
信号ST及びストツプ信号SPがそれぞれ付加され
ている。
端末T1〜T4からデマルチプレクサDM1〜DM4
に供給される多重制御信号は、デバイダDIVの出
力D1〜D4に基づいて各端末で作成される。
一方、マルチプレクスカウンタMは、端末T1
〜T4のいずれかが通信を開始しようとするとき
に、その端末からのカウンタ起動信号に応じて動
作を開始し、スタートビツトSTをローレベルに
することによりダミーの光スイツチS5,0を開モー
ドにして発光ダイオードLEDからの光が行方向
に行かないように遮断し、次いで制御信号1,
2,…,8を順次一定時間t(t0=t1=…=t8
t)だけハイレベルにして、検出用光スイツチ
S5,1,S5,2,…,S5,4,S1,5,S2,5,…,S4,5を順次
その時間だけ分岐2モードにする。第4図におい
ては出力信号4のオンにより検出用光スイツチ
S5,4が分岐2モードになつており、この場合、列
R4を通つて来た光情報は列R5上の検出用光スイ
ツチS1,5〜S4,5に分岐して入力される。このマル
チプレクスカウンタMの動作により、デバイダ
DIVには、通信用格子の各交点に配設された光ス
イツチが開モードにあるか分岐1モードにあるか
を示す光情報が時分割多重されて入力される。マ
ルチプレクスカウンタMはまた、ダミーの光スイ
ツチS5,0をも上記予め定められた周期内で制御し
て分岐2モードとし、それにより、第4図に示す
如く、列R1〜R4及び行C1〜C4の使用状態を示す
情報列の前後にスタート信号STとストツプ信号
SPを付加する。具体的には、例えば、ダミーの
光スイツチS5,0の列方向の入力に常時光を出力し
ている光素子LEDを接続し、非通話時は光スイ
ツチS5,0を分岐2モードにしておく。通話時のス
タートビツトに対応するタイミングで光スイツチ
S5,0を開モードにすれば端末受信部では、連続光
出力から光出力が消滅した時点をスタートビツト
として検出することができる。スタートビツトよ
り予め定められたビツト数を経過した後、ストツ
プビツト(光出力なしの状態)とし、非通話時に
なると再び光スイツチS5,0を分岐2モードにし
て、光を連続送出する。
1例として、端末T1から端末T3に発呼する場
合の接続動作を第5図のタイムチヤートを参照し
ながら説明する。
端末同志の接続動作期間以外は、ダミーの検出
用光スイツチS5,0はマルチプレクスカウンタMに
より分岐2モードに固定されており、マルチプレ
クスカウンタMはカウンタ動作をしていない。し
たがつて、発光素子LEDからの連続光が行C5
び列R5の光フアイバ及びデバイダDIVを通つて
すべての端末T1〜T4に供給されている。
端末T1は、発呼動作をしようとすると、マル
チプレクスカウンタMにカウンタ起動信号を供給
し、マルチプレクスカウンタMはこの起動信号に
応じてカウンタ動作を開始する。
カウンタ動作の最初のタイミングt0でダミーの
光スイツチS5,0を開モードにすべくスタート信号
SP(ローレベル)をS5,0に与え、それにより、行
C5,列R5を介して端末に供給されていた連続光
信号はt0のタイミング以降は遮断される。次い
で、マルチプレクスカウンタは、第5図1に示す
ように一定時間t1の間制御信号1をハイレベルに
し、それにより光スイツチS5,1をその間だけ開モ
ードから分岐2モードにする。以下、検出用光ス
イツチS5,2,S5,3,S5,4,S1,5,…,S4,5を順次、そ
れぞれ時間t2,t3,t4,t5,…,だけ分岐2モー
ドにする。時間t0〜t8は等しい。分岐2モードに
なつた行C5の検出用光スイツチS5,1〜S5,4はその
スイツチが属する列通信用光スイツチの空き状態
又は塞がり状態を検出して、その結果を行C5
は列R5の光フアイバ及びデバイダDIVを介して
端末T1〜T4に通知する。又、分岐2モードにな
つた列R5の検出用光スイツチS1,5〜S4,5はそのス
イツチが属する行の通信用光スイツチの空き又は
塞がり状態を検出して、その結果を列R5の光フ
アイバを介して端末T1〜T4に通知する。
端末T1がT3に対して発呼してマルチプレクサ
Mがカウンタ動作を行つているとき、他の端末が
どことも通信していないとすると、第5図2に実
線で示すように、デバイダDIVの出力D1〜D4
ローレベルのままである。
マルチプレクサMがカウンタ動作を行つている
とき、例えば端末T2とT3が通信中であれば、通
信用光スイツチS2,3がT2から出回線光フアイバO3
を介してT3に信号を供給するために分岐1モー
ドになつており、通信用スイツチS3,2がT3からT2
に信号を供給するために分岐モード1になつてい
る。S2,3が分岐1モードであることにより、検出
用光スイツチS5,3及びS2,5がこれを検出するので、
第5図2に点線で示すようにt3及びt5のタイミン
グでデバイダDIVの出力D1〜D4はハイレベルに
なる。言い換えれば、タイミングt3及びT5でデバ
イダDIVの出力がハイレベルになつていることを
検出して、光スイツチS2,3が分岐1モードである
ことが判明し、従つてT2とT3とが通信中である
ことがわかり、空きになるまで待機する必要があ
る。また、T3から出回線光フアイバO2を介して
T2に信号を供給するために、通信用光スイツチ
S3,2が分岐1モードになつており、このため、第
5図2に一点鎖線で示すようにt2及びt7のタイミ
ングでデバイダDIVの出力D1〜D4がハイレベル
になる。
端末T1がT3に対して発呼動作をしようとする
とき、通信用光スイツチS1,3が属する行及び列の
スイツチS1,1〜S1,4,S1,3〜S4,3及びS3,1が属する行
及び列のスイツチS3,1〜S3,4,S1,1〜S4,1が空き状
態であれば、T1−T3間の通信が可能である。し
たがつて、端末T1はデバイダDIVからの信号D1
を監視し、タイミングt3,t5,t1,t7でD1がハイ
レベルになつていないことを確認して、第5図3
に示す多重信号のスタートビツトSTの後の3番
目のビツトをオンにした信号をデマルチプレクサ
DM1に与え、デマルチプレクサDM1はこの信号
を分解して、第5図4に示すようにスタートビツ
トSTの後の3番目のオン信号を通信用光スイツ
チS1,3に与えてこれを開モードから分岐1モード
にする(第5図5参照)。これにより、T1からの
信号はI1→S1,3→O3→T3のルートでT3に入力され
る(第5図6参照)。
端末T3はT1からの発呼動作に応じて、S3,1を開
モードから分岐1モードにし、それによりT3
らの信号はI3→S3,1→O1→T1のルートでT1に入力
される。
こうして、T1とT3の間の通信が可能になる。
他の端末間の通信も、上記と同様の動作によ
り、対応する通信用光スイツチの空き状態を発呼
側端末で確認することにより可能である。
第6図は第1図に示した光交換機を含む光情報
伝送系統を示すブロツク図であつて、第1図と同
一部分には同一参照符号を付してある。同図で
は、端末Tiと端末Tjとの間の通信接続を例に示
し、端末Tiは送信部TSiと受信部TRiからなり、端
末Tjも送信部TSjと受信部TRjからなつている。説
明の都合上、各端末の送信部と受信部は交換機に
対し、左右に展開した形で図示してある。端末Ti
の送信部TSiは送信情報バツフア2i、E/OO変換
器3i及び4iを備えている。端Tjの送信部TSi
も同様の構成である。端末Tiの受信部TRiは、検
出用格子DLからデバイダDIV(第6図では図示省
略)を介して入力される信号Diに対するO/E変
換器 i及び受信バツフア9iと、通信用格子
CLの出回線光フアイバOiからの信号に対する
O/E変換器8i及び受信バツフア10iとを備
えている。端末Tjの受信部TRjの構成も同様であ
る。端末Tiは制御部1iを含む。制御部1iは送
信部、受信部ともに制御するものであり、便宜上
送信部、受信部に別々に図示してあるが、同じも
のを指している。端末Tjに含まれる制御部1i
も同様である。
各端末Ti,Tjは検出格子DLで検出しデバイダ
DIV(図示省略;第1図参照)で分配された情報
列Di,Dj(情報列の内容は等しい(Di)=(Dj))を
O/E変換器7i,7jを介して受信バツフア9
i,9jにて受信し、これを制御部1iにより監
視して、通信用格子CLの光スイツチの使用状況
及び通信中の端末を知ることができる。即ち、端
末Ti,Tjの制御部1i,1jは相手端末の空塞
状態を知ることにより、発信等の接続要求動作を
行うことができる。
端末TiがTjに対して接続要求動作を行う場合
を説明する。
E/O変換器4iは相手端末の空き状態を確認
した制御部1iの接続要求に応じて制御部1iか
ら出力される電気制御多重情報(相手端末に対応
する通信用光スイツチを分岐1モードにする情
報)を光情報に変換して光変換機OEX内のデマ
ルチプレクサDMiに入力する。一方、送信情報バ
ツフア2は制御部1iの制御の下に送信情報を出
力する。E/O変換器3iは送信情報を電気から
光に変換して光交換機のOEX内の通信用格子CL
に入力する。
デマルチプレクサDMiはO/E変換器5iと格
子制御部6iを備えており、O/E変換器5iに
より光学的制御多重情報を再び電気信号に変換
し、格子制御部6iにより端末TiとTjとを接続
する通信用光スイツチSi,jを分岐1モードにする。
ここで交換機OEXと端末の送信部TSi,TSj及び
受信部TRi,TRjとの間は送受信情報のみならず制
御情報もすべて光フアイバにより伝送されてい
る。ただし、光スイツチの制御は電気により行わ
ざるを得ないので、デマルチプレクサDMi,DMj
内のO/E変換器5i,5jにより電気的な制御
信号に変換している。
今、端末Tiが発信側、端末Tjが着信側として、
変換動作を説明する。端末Tiの受信部TRiでデバ
イスDIV(第6図又は図示略、第1図参照)から
の格子情報列Diを受信し、その情報列Diにより、
発信端末Ti及び相手端末Tjに対応する行及び列
に属する通信用光スイツチの状態を制御部1iで
判別し、通話路に属する通信用光スイツチSi,1
Si,4,S1,j〜S4,jの空きを確認すると、E/O変換
器4iを介し、デマルチプレクサDMiへ光スイツ
チ制御情報を送り、DMiからは通信用格子のSij
分岐1モードにする信号が出される。こうして、
発信端末Tiの送信部TSiの送信情報バツフア2i
→E/O変換器3i→入光路Ii→通信用格子CLの
Sij→出光路Oj→端末Tjの受信部TRj(O/E変換
器8j→受信バツフア10j→制御部1j)の通
話路が形成される。一方着信端末Tjでは先と同
様受信部TRjでデバイダDIVからの格子情報列Di
を受信し、相手端末Tiへの送信のための通話路に
属する通信用光スイツチSj,1〜Sj,4,S1,i〜S4,iの空
き状態を制御部1jで確認すると、通信用光スイ
ツチSj,iを分岐1モードにすべく、E/O変換器
4jを介してデイマルチプレクサDMjへ制御情
報を送り、DMjからは通信用格子のSjiを分岐1
モードにする信号が出される。こうして、着信端
末Tjの送信バツフア2j→E/O変換器3j→
入光路Ij→通信用格子CLのSji→出光路路Oi→端末
Tiの受信部TRi(O/E変換器8i→受信バツフア
10i→制御部1i)の通話路が形成される。
情報交換が終わつた時(即ち通信終了時)、通
信路の解放は各制御部1i,1jからそれぞれ
DMi,DMjへ通信用光スイツチSij,Sjiのモード
を開モードとする制御情報を送出し、それにより
通信用光スイツチSi,j,Sj,iは分岐1モードから開
モードに戻る。
第7図は第1図に示した光交換機に用いられる
デバイスの一例としての導波路形光スイツチの構
造を示す図である。導波路形光スイツチは周知の
ものであり(例えば応用物理学会、応用電子物性
分科会研究報告昭和56年4月20日発表の「交叉型
導波路の基本的性質と素子特性」(株)富士通研究所
中島啓幾外、参照)、簡単に説明すると、
LiNbO3基板12上に交叉型導波路13がTi拡散に
より形成されている。制御電圧Vを変化させるこ
とにより、入線#1,#2及び出線#1,#2の
間に光の導波路が形成される。すなわち、第8図
の示す如く、制御電圧VがV1の時、開モードと
なり、V=V2の時分岐1モードとなり、V=V2
の時分岐2モードとなる。このような制御電圧V
の制御はデマルチプレクサDMi内の格子制御部6
が行う。
通信用格子を通る光情報はデイジタル情報であ
るが、単に信号“1”の光パワーを検出可能レベ
ルに、信号“0”を光パワーの検出不可能レベル
に対応させたのでは、光スイツチの空状態と、塞
状態であるが信号“0”が伝送されている状態と
の区別がつかない。そこで誤動作防止のために、
光情報を第9図に示す如く3値L0,L1,L2で表
わした。すなわち、信号“0”は検出可能レベル
L0より大きい光パワーL1で表わし、信号“1”
はL1より大のL2で表わすこととした。これによ
り、信号“0”が連続しても光スイツチが開モー
ドにあるという誤検出は防止できる。
本発明は前述の光交換機に限定されるものでは
なく、様々の変形応用が可能である。例えがスタ
ー形LANプロセサ間光バス、あるいは交換機通
話路の一要素である半固定ジヤンクタスイツチ等
にも適用できる。
発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、情報を
光のままで交換し、かつ、各端末による完全分散
制御を行うことにより、交換機において、広帯
域、高速性、外来雑音の影響を受けない、といつ
た光伝送の長所を維持でき、O/E変換器やE/
O変換器の数を減らして装置価格を低減でき、更
に中央処理装置による集中制御を不要にして交換
制御を簡単化できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による光交換機を示
す回路図、第2図は第1図の光交換機に含まれる
各光スイツチの動作モードを説明するための図、
第3図は第1図の光交換機に含まれるデマルチプ
レクサによる光スイツチ制御を説明するための
図、第4図は第1図の光交換機に含まれるマルチ
プレクスカウンタによる検出用格子の制御を説明
するための図、第5図は第1図の光交換機の動作
を説明するタイムチヤート、第6図は第1図に示
した光交換機を含む光情報伝送系統を示すブロツ
ク図、第7図は第1図に示した光交換機に用いら
れるデバイスの1例である導波路形光スイツチの
構造を示す図、第8図は光スイツチの電圧による
制御を説明するための図、そして第9図は3値の
光情報を説明するための図である。 OEX…光交換機、CL…通信用格子、DL…検
出用格子、M…マルチプレクスカウンタ、DIV…
デバイダ、S1,1,S1,2,…,S5,4…光スイツチ、T1
〜T4…端末。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 N個(Nは正の整数)の端末T1〜T4間を光
    フアイバ及び光スイツチを用いて交換接続をする
    分散制御式光交換機であつて、 該N個の端末T1〜T4の出力にそれぞれ接続さ
    れたN行の入回線光フアイバI1〜I4と該N個の端
    末T1〜T4の入力にそれぞれ接続されたN列の出
    回線光フアイバO1〜O4との各交点に配設され、
    それぞれ、対応する端末が通信時に対応する入回
    線光フアイバを対応する出回線光フアイバに接続
    する分岐モードとなり、非通信時には対応する入
    回線光フアイバと対応する出回線光フアイバとの
    接続を断とする開モードとなるように制御され
    る、N×N個の通信用光スイツチS1,1〜S4,4から
    なる通信用格子CLと、 前記通信用格子CLの出力となる前記N列の出
    回線光フアイバO1〜O4と該通信用格子CLを構成
    する行とは別に該通信用格子CLの出力側に設け
    られた一つの光フアイバ行C5との各交点に配設
    され、それぞれが対応する列に配設された通信用
    光スイツチの少なくとも一つが分岐モードの場合
    を検出するN個の第一の検出用光スイツチS5,1
    S5,4と、 前記N行の入回線光フアイバI1〜I4と、前記一
    つの光フアイバ行C5に接続され、前記通信用格
    子CLを構成する列とは別に該通信用格子CLに関
    して前記端末と反対側に設けられた一つの光フア
    イバ列R5との交点に配設され、対応する行に配
    設された通信用光スイツチの少なくとも一つが分
    岐モードの場合を検出するN個の第二の検出用光
    スイツチS1,5〜S4,5と、 前記第一の検出用スイツチS5,1〜S5,4及び前記
    第二の検出用光スイツチS1,5〜S4,5からの分岐モ
    ード検出出力信号を前記端末T1〜T4に供給する
    手段DIVとを備え、 前記端末T1〜T4の各々は、前記第一の検出用
    光スイツチS5,1〜S5,4及び前記第二の検出用光ス
    イツチS1,5〜S4,5からの出力信号に基づいて、通
    信しようとする相手端末に対応する行及び列の通
    信用光スイツチが分岐モードではないことを確認
    した後に、発呼端末の出力が属する行と着呼端末
    の入力が属する列との交点に配設されている通信
    用光スイツチを分岐モードにすることにより通信
    可能にしたことを特徴とする光交換機。
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