JPH052689B2 - - Google Patents

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JPH052689B2
JPH052689B2 JP5506185A JP5506185A JPH052689B2 JP H052689 B2 JPH052689 B2 JP H052689B2 JP 5506185 A JP5506185 A JP 5506185A JP 5506185 A JP5506185 A JP 5506185A JP H052689 B2 JPH052689 B2 JP H052689B2
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JP
Japan
Prior art keywords
epoxy resin
parts
underwater
curing agent
composition
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP5506185A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JPS61211325A (en
Inventor
Kazufumi Hamabuchi
Shigeru Katayama
Masahito Shimizu
Hideshi Asoshina
Akira Murakami
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
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Publication date
Application filed by Nitto Denko Corp filed Critical Nitto Denko Corp
Priority to JP5506185A priority Critical patent/JPS61211325A/en
Publication of JPS61211325A publication Critical patent/JPS61211325A/en
Publication of JPH052689B2 publication Critical patent/JPH052689B2/ja
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Epoxy Resins (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

〔産業上の利用分野〕 本発明は水中硬化性エポキシ樹脂組成物に関
し、更に詳しくは水中構築物等の腐蝕や汚損を有
効に防止しうる組成物に関する。 〔従来の技術〕 近年海洋開発に伴う石油掘削あるいは石油備蓄
パージ、海上プラント船等の鋼構造物、海上に建
設される巨大橋の橋脚部、海上空港の水中鋼構造
物等の建造や建設が増加の一途をたどつている
が、これ等は設置区域からメインテナンスのため
の移動が殆んど不可能である。従つてこれ等海上
鋼構造物の水中部での、あるいはスプラツシユゾ
ーン部での防蝕塗装、清掃、保守等の問題が生じ
海上におけるメインテナンスの必要性が大きな課
題となつている。この課題を解決するための一つ
の手段として、これ等水中構築物の水中部分やス
プラツシユゾーン部に、陸上と同様の簡単且つ容
易な手段で防蝕性の優れた被膜を形成する手段が
考えられる。 而して従来から知られているこの様な水中塗装
用組成物としては、エポキシ樹脂をベースとし、
硬化剤としてポリアミド又はポリアミンを使用し
これに充填剤を加えた組成物がある。しかしなが
らこの公知の組成物は、付着力が弱く硬化する間
に波浪等のために極めて簡単に流亡し、またたと
え硬化したとしても硬化物の付着性が不充分で長
期間の防蝕は全く期待出来ないものである。 本発明者は従来の水中塗装様組成物の上記難点
に注目し、水中でも陸上と同様の操作により容易
に被覆を行い得ると共に、付着力の優れた且つ防
蝕性の大きい被覆を形成出来る水中塗装用組成物
を開発し、惹いてはこの組成物を用いて水中構築
物を有効に保護しうる方法を開発すべく鋭意研究
を続けて来たが、この研究に於いて上記目的を達
成出来る優れた水中硬化性エポキシ樹脂組成物の
開発に成功しすでに特許出願した。この組成物
は、 (イ) 隣接水酸基を有する多価フエノールカルボン
酸のアルコールエステルとエポキシ樹脂とから
得られるベース樹脂、及び (ロ) エポキシ樹脂用硬化剤 とを主成分として成る組成物(以下先願組成物
という)である。 この先願組成物に於いてはベース樹脂としてエ
ポキシ樹脂と、隣接水酸基を有する多価フエノー
ルカルボン酸のアルコールエステル(以下単にア
ルコールエステルという)とを用いることによ
り、エポキシ樹脂の有する本来の優れた塗膜性能
と硬化性とをそのまま保持すると共に、更に上記
アルコールエステルとエポキシ樹脂との協同作用
により著しく優れた水中での付着力が発現する。
このために上記(イ)及び(ロ)から成る組成物を適用す
ると、付着力が著しく大きいために硬化以前の波
浪等で流亡することはなくそのまま硬化し、また
硬化した被膜は付着性が大きいので強固に水中構
築物に密着する。また硬化塗膜はエポキシ樹脂の
本来の優れた特性をそのまま具有しているので極
めて優れた防蝕性その多の特性を有し、結局これ
等特徴が総合して極めて優れた防蝕効果を発揮
し、水中構築物を有効に保護するに至るのであ
る。尚、アルコールエステルとエポキシ樹脂とを
併用することにより、エポキシ樹脂の水中での付
着力が著しく向上するということは従来全く知ら
れていない未知のことであり、本発明者によつて
長年の研究の結果はじめて見出された驚くべき新
事実である。 〔発明が開発しようとする問題点〕 本発明者は上記水中硬化組成物について更に研
究を続けるうちに、この先願組成物に更に無機セ
メント質物質を含有せしめるときは、このセメン
ト質物質の組成物中に移行した水分や施工面に存
在する水と反応して、硬化物と施工面との間の接
着性を更に一段と改善しうることを見出した。 また更に次の様な新しい事実をも見出すに至つ
た。 即ち、上記先願組成物に於いて使用するベース
樹脂のなかのある特定のベース樹脂と上記先願組
成物に於いて同じく使用する硬化剤のうちのある
特定の硬化剤とを選択して組み合わせ使用する場
合は、得られる水中硬化性エポキシ樹脂組成物
は、粘度が高くされたパテ状の組成物となして
も、このパテ状物は手に付着することが殆んどな
く極めて作業性即ちハンドワーキング性の優れた
パテ状物が得られることを見出し、更にこれに無
機セメント質物質を含有せしめるときは、上記と
同様に硬化物の接着性を一段と改善出来ることを
見出し、ここにほ発明を完成した。尚、この種水
中硬化性エポキシ樹脂組成物についてはパテ状物
とすることについては従来から知られていること
であり、これについて下記に若干説明する。 このような水中硬化性エポキシ樹脂組成物は、
静水中や単なる湿潤条件下では樹脂系および硬化
剤系の粘度が比較的低くされたものでも使用可能
であるが、水流もしくは水圧のある水中や漏水場
所あるいは桟橋、水門等の海洋構築物におけるよ
うな水中やスプラツシユゾーン(飛沫帯)では、
とくに樹脂系および硬化剤系の粘度が高くされた
パテ状の組成物となりうるものを選定使用するこ
とが望まれる。これは粘度の低い配合系によると
両者を混合してライニング、シーリング等の施工
を行つた後これを室温硬化させる間に水力によつ
て流出したり剥離するおそれがあるためである。 従来、このような高粘度配合系からなる水中硬
化性エポキシ樹脂組成物においては、その混合に
際し低粘度配合系のような自動手段や撹拌治具を
用いた混合手段あるいはその塗工に際し機械的な
施工手段をとりにくく、専ら手で混合し手で施工
するといういわゆるハンド作業を採用しているの
が普通である。とくに複雑な構造で恒久的足場の
設置も困難な作業条件を強いられる海洋構築物等
に於いては、このようなハンド作業法にたよらざ
るを得ない実状にある。 ところが、従来公知のこの種組成物では樹脂系
および硬化剤系の混合時に手に配合物が付着し十
分に混合出来ないという問題点があつた。この問
題はたとえば各配合系にワセリン等の油性物質を
添加することによりある程度回避されるものと思
われるが、これでは施工に際して上記の油性物質
の撥水作用で施工面にうまく付着させることが出
来ず、本来の目的を達しえなくなる。 また、他の解決法として、水中硬化性硬化剤が
水に溶解しにくくしかも硬化反応が水により影響
されにくい性質を有していることを着目して水を
付着防止媒体として利用し、常時水で手を濡らし
ながら作業するウエツトハンド法が考えられてい
る。ところが、この方法でも次のような問題が生
じ期待したような結果は得られていない。 即ち、水で手を濡らすといつてもその水は短時
間のうちに配合物の中に移行してしまうから混合
時頻繁に水で手を濡らさなければならない。これ
では実際の施工に当たつて極めて非能率的となる
し配合物中に移行する水分量も多くなつて硬化物
特性に悪影響を与えるおそれがある。また、常時
水で手を濡らす手段として混合操作自体を水中で
行うことも考えられるが、多量の水の混入による
硬化物特性の低下はどうしても避けられない。 このように手による作業に於いて、そのまま手
に付着せずに作業が出来る水中硬化性エポキシ樹
脂組成物は従来全く知られておらず、本発明者に
より始めて開発されたものである。 本発明の組成物は (1)(イ) 隣接水酸基を有する多価フエノールカルボ
ン酸のアルコールエステルとエポキシ樹脂と
から得られるベース樹脂、 (ロ) エポキシ樹脂用硬化剤、及び (ハ) 無機セメント質物質 とを含有して成ることを特徴とする水中硬化性エ
ポキシ樹脂組成物。 (2)(イ)′ 隣接水酸基を有する多価フエノールカ
ルボン酸のアルコールエステルと非脂環式エ
ポキシ樹脂とから得られるベース樹脂。 (ロ)′ 第1級または第2級アミノ基を1分子
当たり平均約1.7個以上有するポリアミドア
ミンを主成分とする硬化剤、及び (ハ) 無機セメント質物質 とを含有して成ることを特徴とする水中硬化性エ
ポキシ樹脂組成物に係るものである。 〔作用〕 本発明に於いてその特許請求の範囲第1項に記
載のされた発明(以下本発明−1という)で使用
するベース樹脂は、エポキシ樹脂とアルコールエ
ステルとから得られるものである。このベース樹
脂の製法を示せば次の通りである。 先ずエポキシ樹脂とアルコールエステルの両原
料の配合割合を説明すると、これ等両者の配合割
合は原則としてエポキシ基が残存するような割合
であり、通常エポキシ樹脂中のエポキシ基1当量
に対しアルコールエステル0.025〜0.5モルの配合
割合である。またこれ等両者から加熱処理して得
られる生成物1モル当たり平均0.05モル以上、好
ましくは0.1モル以上のアルコールエステルが反
応して含まれる様な配合割合が好ましく、さらに
はまた上記生成物のエポキシ当量が3000以下とな
るような配合割合とするのが好ましい。 上記所定割合で配合された両原料を溶剤の存在
下または不存在下に必要に応じて触媒を共存させ
て加熱処理してベース樹脂を製造する。この際の
加熱温度は通常100〜200℃程度好ましくは130〜
165℃程度であり、加熱時間は通常1〜100時間好
ましくは7〜65時間程度である。また必要に応じ
て使用される触媒としては、たとえば、ジメチル
ベンジルアミン、メチルベンジルメチルアミン、
トリエチルアミン、トリエタノールアミン、2−
ジメチルアミノ−2−ヒドロキシプロパンの如き
第3級アミン、塩化テトラメチルアンモニウム、
塩化トリメチルモノエチルアンモニウム、フツ化
テトラメチルアンモニウムの如き第4級アンモニ
ウム価、ヨウ化テトラメチルホスホニウム、臭化
テトラメチルホスホニウム、塩化テトラメチルホ
スホニウム、塩化トリメチルモノエチルホスホニ
ウムの如き第4級ホスホニウム塩の如きアミンの
塩酸塩等を例示出来る。また溶剤としては、たと
えばシクロヘキサノン、メチルセロソルブ、ブチ
ルセロソルブ、セロソルブアセテート、セロソル
ブ等を代表例として挙げることが出来、通常10〜
50重量%の量で使用される。 本発明−1に於いてベース樹脂の原料として使
用されるエポキシ樹脂は、下記式 (但しZは水素原子、メチル基、エチル基を示
す)で示される置換又は非置換のグリシジルエー
テル基を分子内に少なくとも1個有するものが代
表的に例示出来、たとえばビスフエノールAのジ
グリシジルエーテル、ビスフエノールFのジグリ
シジルエーテル、フエノールノボラツクエポキシ
樹脂、ビスフエノール類のアルキレンオキシド付
加物のジグリシジルエーテル等を用いることが出
来、エポキシ当量には特に制限はないが、好まし
くはエポキシ当量200〜1000程度のものが良い。 本発明−1に於いて使用されるアルコールエス
テル、更に詳しくは分子中に隣接水酸基を有する
多価フエノールカルボン酸のアルコールエステル
は、上記多価フエノールカルボン酸とアルコール
とのエステルであり、好ましくは上記多価フエノ
ーカルボン酸と多価アルコールとのエステルであ
る。ここで使用される隣接水酸基を有する多価フ
エノールカルボン酸としては、カルボキシル基を
1個以上有するものが使用され、たとえばカテコ
ール−3−カルボン酸、カテコール−4−カルボ
ン酸(プロトカテキユ酸)、没食子酸(3,4,
5−トリオキシ安息香酸)、m−ジ没食子酸、ピ
ロガロール−4−カルボン酸、ピロガロール−
4,6−ジカルボン酸、タンニン酸等を好ましい
ものとして例示出来る。尚、この多価フエノール
カルボン酸としては隣接する水酸基を有するもの
を使用することを必須とし、隣接しない水酸基を
有する多価フエノールカルボン酸では、水中に於
ける密着力が低下し好ましくない。多価フエノー
ルカルボン酸中に存在する水酸基を主にエポキシ
樹脂との反応に消費され、カルボキシル基はアル
コールとのエステルのために必要なものである。 またエステルを形成するために使用されるアル
コールは1価アルコールも使用出来るが、2価以
上の多価アルコールが好ましい。具体例としては
メチルアルコール、エチルアルコール、プロピル
アルコール、ブチルアルコール等の脂肪族1価ア
ルコール、エチレングリコール、プロピレングリ
コール、ブチレングリコール、1,6−ヘキサン
ジオール等のジオール、グリセリン、トリメチロ
ールプロパン等のトリオール、ペンタエリスリト
ール、ソルビツト、グリコース等の4価以上のポ
リオール等を挙げることが出来る。 これ等隣接水酸基を有する多価フエノールカル
ボン酸とアルコールとのエステル反応は常法に従
つて行なえば良く、かくして製造されるエステル
の代表的な構造として、たとえばグリセリンとプ
ロトカテキユ酸のエステルの場合を示せば下記の
通りである。 但し、この他の高次縮合物も含まれているもの
と思われる。 本発明−1に用いられる硬化剤としては、通常
のエポキシ樹脂用の硬化剤がすべて広い範囲で使
用可能であり、例えば脂肪族系ポリアミン、芳香
族変性ポリアミン、脂環族系ポリアミン、ポリア
ミド類、アミノ樹脂、カルボン酸類等が挙げられ
る。これ等硬化剤の使用量も通常の硬化剤として
の使用量で充分である。 本発明−1を用いて水中構築物を保護するに際
しては水中構築物の水中部分又はスプラツシユ部
分に本発明−1を塗装する。この際の塗装手段と
しては、陸上と同様の各種の手段がいずれも有効
に使用出来、たとえば刷毛ぬり、ロール塗装、ヘ
ラ塗り、機械塗装等を例示出来る。刷毛塗り、ロ
ール塗りでは20〜500ポイズ、ヘラ塗りでは500〜
2000ポイズ程度の粘度とするのが良い。 本発明−1には無機セメント質物質が配合され
る。無機セメント質物質としては通常セメントと
呼ばれている各種のセメントの他に石膏、ドロマ
イトの如き結合性を示す無機物質も含まれる。 このセメントとしては、たとえば普通ポルトラ
ンドセメント、早強ポルトランドセメント、超早
強ポルトランドセメント、白色ポルトランドセメ
ント、中庸熱ポルトランドセメント、燐酸セメン
ト、シリカセメント、高炉セメント、フライアツ
シユセメント、アルミナセメント、膨脹セメン
ト、超速硬セメント、耐硫酸塩セメント、油井セ
メント、コロイドセメントなどがあげられる。な
かでも普通ポルトランドセメント、早強ポルトラ
ンドセメント、超早強ポルトランドセメント、白
色ポルトランドセメントが特に好ましい。 セメント質物質の添加量は、組成物全体つまり
ベース樹脂と硬化剤との合計量に対して、5〜50
重量%とすべきである。5重量%未満の添加で
は、混合ないし水中硬化に介して遊離の水を固定
する作用が十分でないため、硬化物の特性が低下
する。また、50重量%を越える添加では、ベース
樹脂と硬化剤とを混合する前の保存状態でセメン
ト質物質が空気中の湿気によつて硬化するため、
両配合系の混合が不可能となるため適当でない。 セメント質物質を添加するのに際してはセメン
ト質物質とベース樹脂とだけ混合物が出来るよう
な添加方法はあまり良くなく、その他の方法たと
えば硬化剤に、あるいは硬化剤とベース樹脂の混
合物に、あるいはまた三者を同時に混合するよう
にすること好ましい。 本発明に於いてその特許請求の範囲第2項記載
に記載された発明(以下本発明−2という)で使
用するベース樹脂は、エポキシ樹脂のなかから特
に非脂環式エポキシ樹脂を選択使用し、これとア
ルコールエステルとから得られるものである。こ
のベース樹脂の製法は以下の通りである。 非脂環式エポキシ樹脂とアルコールエステルの
両原料の配合割合は、本発明−1のエポキシ樹脂
とアルコールエステルの配合割合と同じである。
またこれ等両原料からベース樹脂を製造する際の
条件としても本発明−1の場合と同様に処理すれ
ば良い。 本発明−2に於いて使用される非脂環式エポキ
シ樹脂には、たとえばつぎのものがある:エポキ
シ化環状シラン、エポキシ化大豆油、ポリカルボ
ン酸のポリグリシジルエステル、エポキシ化ポリ
オレフインおよびグリシジルエーテル樹脂。この
中ではグリシジルエーテル樹脂が望ましい。 ポリカルボン酸ポリグリシジルエステルとして
は、例えばリノレインダイマー等のジグリシジル
エステル、リノレイントリマー等のトリグリシジ
ルエステルなどがある。グリシジルエーテル樹脂
には、ポリアリルグリシジルエーテル、クロレン
ドジオールのジグリシジルエーテル、ジオキサン
ジオールのジグリシジルエーテル、エンドメチレ
ンシクロヘキサンジオールのジグリシジルエーテ
ル、エポキシノボラツク樹脂、アルカンジオール
ジグリシジルエーテル、アルカントリオールトリ
グリシジルエーテルなどがある。より望ましいグ
リシジルエーテル樹脂には次式で表されるアルカ
ンジオールグリシジルエーテルがある: (式中、Xは炭素原子数1〜10、望ましくは炭素
原子数2〜6のアルキレンまたはアルキリデン、
nは1〜20、望ましくは1〜15である。) 適当なアルカンジオールジグリシジルエーテル
は、エチレングリコールジグリシジルエーテル、
プロピレングリコールジグリシジルエーテル、ブ
タンジオールジグリシジルエーテルなどがある。 他のより望ましいグリシジルエーテル樹脂に
は、炭素原子数2〜10、特に3〜10のアルカン等
をもつアルカントリオールトリグリシジルエーテ
ル、例えばグリセリルトリグリシジルエーテル、
トリメチロールプロパンのトリグリシジルエーテ
ルなどがある。さらに別のより望ましいグリシジ
ルエーテル樹脂は、次式で表されるビスフエノー
ルのジおよびポリグリシジルエーテルである。 (式中、RはC、O、S、およびNからなる群か
ら選ばれた少なくとも一種の原子1〜8原子を含
む二価ラジカル、望ましくは炭素原子数1〜8の
アルキレンまたはアルキリデン基、より望ましく
は炭素原子数1〜6のアルキレンまたはアルキリ
デン基である。) 上記のなかでも適当なビスフエノールには、メ
チレンビスフエノール、イソプロピリデンビスフ
エノール、ブチリデンビスフエノール、オクチリ
デンビスフエノール、ビスフエノールサルフアイ
ド、ビスフエノールスルホン、ビスフエノールエ
ーテル、ビスフエノールアミンなどがある。特
に、イソプロピリデンビスフエノールを用いて優
れた結果が得られた。 好適なジおよびポリグリシジルエーテルには次
式で表わされるイソプロピリデンビスフエノール
のジおよびポリシジルエーテルがある。 また本発明−2に於いて使用されるアルコール
エステル、更に詳しくは分子中に隣接水酸基を有
する多価フエノールカルボン酸のアルコールエス
テルとしては、本発明−1で使用するものがいず
れも使用出来る。 本発明−2で使用するエポキシ樹脂用硬化剤と
しては特に第1級または第2級アミノ基を1分子
当たり平均約1.7個以上有するポリアミドアミン
を主成分とした硬化剤が特に選択使用される。 本発明−2の硬化剤配合系の主成分をなすポリ
アミドアミンは、第1級ないし第2級アミノ基を
1分子当たり平均約1.7個以上有するもので、一
般にアミノ価80〜400のものが使用される。この
例としては、リノレイン酸、オレイン酸、リノー
ル酸、エライジン酸、リシノレイン酸などのよう
な分子中に不飽和結合を有する脂肪酸を重合させ
て得られるダイマー酸、トリマー酸等の重合脂肪
酸とポリアミン、とくに脂肪族ポリアミンとの縮
合反応生成物が挙げられる。 上記のポリアミンとしては、1分子中に少なく
とも1個の活性水素原子を有するアミノ基を2個
以上有するポリアミンであつて、その好ましいも
のとしては、例えば分子中に環構造を含まない脂
肪族ジアミン類、アルキレンポリアミン類、分枝
を有するポリメチレンジアミン類、ポリアルキレ
ンポリアミン類、芳香族残基を環構造として含む
脂肪族性ジアミン類、脂肪族残基を環構造として
含む脂肪族性ジアミン類、複素環残基を環構造と
して含む脂肪族性アミン類などが挙げられる。こ
れ等のポリアミンは単独もしくは2種以上の混合
物として縮合反応に供せらえる。 分子中に環構造を含まない脂肪族ジアミン類と
しては、エチレンジアミン、トリメチレンジアミ
ン、テトラメチレンジアミン、ヘキサメチレンジ
アミン、オクタメチレンジアミン、ノナメチレン
ジアミン、デカメチレンジアミン、ウンデカメチ
レンジアミンなどがある。アルキレンポリアミン
類としては、ジエチレントリアミン、トリエチレ
ンテトラミン、テトラエチレンペンタミン、ヘキ
サメチレンヘプタミン、ジ(ヘキサメチレン)ト
リアミン、トリ(ヘキサメチレン)テトラミン、
テトラ(ヘキサメチレン)ペンタミン、トリプロ
ピレンテトラミン、テトラプロピレンペンタミン
などがある。分枝を有するポリメチレンジアミン
類には、2−メチル−2,4−ジアミノペンタ
ン、 CH3 H2N(CH2)nCHNH2(n;1以上8までの整数)
などが挙げられる。 ポリアルキレンポリアミン類としては、イミノ
ビスプロピルアミン〔H2N(CH23NH
(CH23NH2〕、メチルイミノビスプロピルアミン
[Industrial Application Field] The present invention relates to an underwater curable epoxy resin composition, and more particularly to a composition that can effectively prevent corrosion and staining of underwater structures. [Conventional technology] Construction and construction of oil drilling or oil stockpile purging associated with recent offshore development, steel structures such as offshore plant ships, piers of huge bridges constructed on the ocean, underwater steel structures of offshore airports, etc. However, it is almost impossible to move these from the installation area for maintenance purposes. Therefore, problems such as anti-corrosion coating, cleaning, maintenance, etc. occur in the underwater part of these marine steel structures or in the splash zone, and the need for maintenance at sea has become a major issue. One possible means to solve this problem is to form a coating with excellent corrosion resistance on the underwater parts and splash zone parts of these underwater structures using the same simple and easy means as on land. Conventionally known underwater coating compositions include epoxy resin-based compositions,
There are compositions in which a polyamide or polyamine is used as a hardening agent and a filler is added thereto. However, this known composition has weak adhesion and is easily washed away by waves during curing, and even if it is cured, the adhesion of the cured product is insufficient and long-term corrosion protection cannot be expected at all. It's something that doesn't exist. The present inventor focused on the above-mentioned drawbacks of conventional underwater coating-like compositions, and developed an underwater coating that can be easily coated underwater by the same operation as on land, and can form a coating with excellent adhesion and high corrosion resistance. We have been conducting intensive research to develop a composition for water treatment and, in turn, to develop a method that can effectively protect underwater structures using this composition. We have successfully developed a water-curable epoxy resin composition and have already applied for a patent. This composition consists of (a) a base resin obtained from an alcohol ester of polyhydric phenol carboxylic acid having adjacent hydroxyl groups and an epoxy resin, and (b) a curing agent for epoxy resin (hereinafter referred to as (referred to as the desired composition). In this prior application composition, by using an epoxy resin and an alcohol ester of polyhydric phenol carboxylic acid having adjacent hydroxyl groups (hereinafter simply referred to as alcohol ester) as the base resin, the original excellent coating film of the epoxy resin can be improved. In addition to maintaining the performance and curability as they are, the cooperative action of the alcohol ester and the epoxy resin provides extremely excellent adhesion in water.
For this purpose, when a composition consisting of (a) and (b) above is applied, the adhesion is extremely strong, so it will not be washed away by waves etc. before curing, and will cure as it is, and the cured film will have high adhesion. Therefore, it firmly adheres to underwater structures. In addition, since the cured coating film retains the original excellent properties of epoxy resin, it has extremely excellent corrosion resistance and many other properties.In the end, these characteristics combine to provide extremely excellent corrosion protection. This effectively protects underwater structures. It should be noted that the fact that the adhesion of epoxy resin in water can be significantly improved by using alcohol ester and epoxy resin together is a completely unknown and unknown fact, and has been the subject of many years of research by the present inventor. This is a surprising new fact discovered for the first time. [Problems to be developed by the invention] As the present inventor continued further research on the above-mentioned underwater curing composition, it was discovered that when the composition of the prior application further contains an inorganic cementitious material, the composition of this cementitious material It has been found that the adhesion between the cured product and the construction surface can be further improved by reacting with the water that has migrated inside and the water present on the construction surface. Furthermore, we discovered the following new facts. That is, a specific base resin from among the base resins used in the composition of the earlier application and a specific curing agent from among the curing agents also used in the composition of the earlier application are selected and combined. When used, the obtained underwater curable epoxy resin composition can be made into a putty-like composition with a high viscosity, but this putty-like composition hardly sticks to hands and is extremely workable. It has been discovered that a putty-like material with excellent hand-workability can be obtained, and that when an inorganic cementitious material is added to the putty-like material, the adhesion of the cured product can be further improved in the same manner as described above, and the present invention has been made. completed. It is known that this type of underwater curable epoxy resin composition can be made into a putty, and this will be briefly explained below. Such an underwater curable epoxy resin composition is
In still water or under humid conditions, resins and hardeners with relatively low viscosity can be used; however, they can be used in water with current or pressure, in locations of water leaks, or in marine structures such as piers and water gates. Underwater or in the splash zone,
In particular, it is desirable to select and use a composition that can be made into a putty-like composition in which the viscosity of the resin and curing agent is increased. This is because, if a compounding system with a low viscosity is used, there is a risk that the mixture may flow out or peel off due to hydraulic force while being cured at room temperature after lining, sealing, etc. are performed by mixing the two. Conventionally, underwater curable epoxy resin compositions consisting of such high viscosity formulations have been mixed by automatic means such as low viscosity formulations, by mixing means using stirring jigs, or by mechanical means during coating. It is difficult to find a suitable construction method, and so-called hand work is usually used, which involves mixing by hand and applying by hand. Particularly in the case of offshore structures, etc., which have complex structures and require work conditions that make it difficult to install permanent scaffolding, it is necessary to rely on such hand work methods. However, conventionally known compositions of this kind have a problem in that when mixing the resin system and the curing agent system, the mixture sticks to the hands and cannot be mixed sufficiently. This problem can be avoided to some extent by adding an oily substance such as vaseline to each formulation, but in this case, the water repellent action of the oily substance mentioned above makes it impossible to successfully adhere to the construction surface. This makes it impossible to achieve the original purpose. In addition, as another solution, we focused on the fact that underwater curing agents are difficult to dissolve in water and that the curing reaction is not easily affected by water. The wet hand method, which involves working while getting your hands wet, is being considered. However, even with this method, the following problems occur and the expected results are not obtained. That is, whenever you wet your hands with water, the water will migrate into the formulation within a short period of time, so you must frequently wet your hands with water during mixing. This becomes extremely inefficient during actual construction, and increases the amount of water that migrates into the compound, which may adversely affect the properties of the cured product. It is also conceivable to carry out the mixing operation itself in water as a means of constantly moistening hands with water, but deterioration of the properties of the cured product due to the contamination of a large amount of water is unavoidable. In this manner, an underwater curable epoxy resin composition that can be used without adhesion to hands during manual work has not been known at all, and was developed by the present inventor for the first time. The composition of the present invention comprises (1) (a) a base resin obtained from an alcohol ester of polyhydric phenol carboxylic acid having adjacent hydroxyl groups and an epoxy resin, (b) a curing agent for the epoxy resin, and (c) an inorganic cementum. An underwater curable epoxy resin composition characterized by containing a substance. (2)(a)' A base resin obtained from an alcohol ester of polyhydric phenol carboxylic acid having adjacent hydroxyl groups and a non-alicyclic epoxy resin. (b)' A curing agent whose main component is a polyamide amine having an average of about 1.7 or more primary or secondary amino groups per molecule, and (c) an inorganic cementitious substance. The invention relates to an underwater curable epoxy resin composition. [Function] In the present invention, the base resin used in the invention described in claim 1 (hereinafter referred to as the present invention-1) is obtained from an epoxy resin and an alcohol ester. The method for producing this base resin is as follows. First, to explain the blending ratio of both raw materials, epoxy resin and alcohol ester, the blending ratio of both is in principle such that the epoxy group remains, and usually 0.025 of alcohol ester per equivalent of epoxy group in the epoxy resin. The blending ratio is ~0.5 mole. In addition, it is preferable that the mixture ratio is such that an average of 0.05 mol or more, preferably 0.1 mol or more of alcohol ester is reacted and contained per 1 mol of the product obtained by heat treatment from both of them. It is preferable to set the blending ratio so that the equivalent weight is 3000 or less. A base resin is produced by heat-treating both raw materials blended in the above-mentioned predetermined proportions in the presence or absence of a solvent and, if necessary, in the coexistence of a catalyst. The heating temperature at this time is usually about 100 to 200℃, preferably 130 to 200℃.
The temperature is about 165°C, and the heating time is usually about 1 to 100 hours, preferably about 7 to 65 hours. Catalysts that may be used as necessary include, for example, dimethylbenzylamine, methylbenzylmethylamine,
Triethylamine, triethanolamine, 2-
Tertiary amines such as dimethylamino-2-hydroxypropane, tetramethylammonium chloride,
Quaternary ammonium salts such as trimethylmonoethyl ammonium chloride and tetramethylammonium fluoride; quaternary phosphonium salts such as tetramethylphosphonium iodide, tetramethylphosphonium bromide, tetramethylphosphonium chloride, and trimethylmonoethylphosphonium chloride; Examples include amine hydrochloride. Typical examples of the solvent include cyclohexanone, methyl cellosolve, butyl cellosolve, cellosolve acetate, cellosolve, etc.
Used in an amount of 50% by weight. The epoxy resin used as a raw material for the base resin in the present invention-1 has the following formula: Typical examples include those having at least one substituted or unsubstituted glycidyl ether group in the molecule (where Z represents a hydrogen atom, methyl group, or ethyl group), such as diglycidyl ether of bisphenol A. , diglycidyl ether of bisphenol F, phenol novolac epoxy resin, diglycidyl ether of alkylene oxide adducts of bisphenols, etc. can be used, and the epoxy equivalent is not particularly limited, but preferably the epoxy equivalent is 200 to 200. Something around 1000 is good. The alcohol ester used in the present invention-1, more specifically the alcohol ester of polyhydric phenol carboxylic acid having adjacent hydroxyl groups in the molecule, is an ester of the above-mentioned polyhydric phenol carboxylic acid and alcohol, preferably the above-mentioned alcohol ester. It is an ester of polyhydric phenocarboxylic acid and polyhydric alcohol. As the polyhydric phenol carboxylic acid having adjacent hydroxyl groups used here, those having one or more carboxyl groups are used, such as catechol-3-carboxylic acid, catechol-4-carboxylic acid (protocatekylic acid), gallic acid (3, 4,
5-trioxybenzoic acid), m-digallic acid, pyrogallol-4-carboxylic acid, pyrogallol-
Preferred examples include 4,6-dicarboxylic acid and tannic acid. It is essential to use a polyhydric phenolcarboxylic acid having adjacent hydroxyl groups; polyhydric phenolcarboxylic acids having non-adjacent hydroxyl groups are not preferred because their adhesion in water decreases. The hydroxyl groups present in the polyhydric phenol carboxylic acid are mainly consumed in the reaction with the epoxy resin, and the carboxyl groups are necessary for the ester with the alcohol. Furthermore, although a monohydric alcohol can be used as the alcohol used to form the ester, a polyhydric alcohol having a dihydrity or more is preferable. Specific examples include aliphatic monohydric alcohols such as methyl alcohol, ethyl alcohol, propyl alcohol, and butyl alcohol, diols such as ethylene glycol, propylene glycol, butylene glycol, and 1,6-hexanediol, and triols such as glycerin and trimethylolpropane. , pentaerythritol, sorbitol, glycose, and other polyols having a valence of 4 or more. The ester reaction between a polyhydric phenol carboxylic acid having adjacent hydroxyl groups and an alcohol can be carried out according to a conventional method. As a typical structure of the ester produced in this way, for example, the case of an ester of glycerin and protocatechuic acid is shown. The example is as follows. However, it is thought that other higher-order condensates are also included. As the curing agent used in the present invention-1, all curing agents for ordinary epoxy resins can be used in a wide range, such as aliphatic polyamines, aromatic modified polyamines, alicyclic polyamines, polyamides, Examples include amino resins and carboxylic acids. The amount of these curing agents used is also sufficient as the amount used as a normal curing agent. When protecting an underwater structure using the present invention-1, the present invention-1 is applied to the underwater part or splash part of the underwater structure. As the coating means at this time, any of the various means similar to those used on land can be effectively used, such as brush coating, roll coating, spatula coating, mechanical coating, etc. 20 to 500 poise for brush application and roll application, 500 to 500 poise for spatula application
The viscosity is preferably about 2000 poise. In the present invention-1, an inorganic cementitious material is blended. Inorganic cementitious materials include various types of cement commonly referred to as cement, as well as inorganic materials exhibiting binding properties such as gypsum and dolomite. Examples of this cement include ordinary Portland cement, early strength Portland cement, super early strength Portland cement, white Portland cement, moderate heat Portland cement, phosphoric acid cement, silica cement, blast furnace cement, fly ash cement, alumina cement, expanded cement, and ultrafast Portland cement. Examples include hard cement, sulfate-resistant cement, oil well cement, and colloidal cement. Among these, ordinary Portland cement, early strength Portland cement, ultra early strength Portland cement, and white Portland cement are particularly preferred. The amount of cementitious material added is 5 to 50% of the total amount of the composition, that is, the total amount of base resin and curing agent.
It should be expressed as % by weight. If less than 5% by weight is added, the properties of the cured product deteriorate because the effect of fixing free water through mixing or underwater curing is insufficient. Additionally, if the addition exceeds 50% by weight, the cementitious material will harden due to moisture in the air in the storage state before mixing the base resin and curing agent.
This is not suitable because it is impossible to mix both blending systems. When adding cementitious substances, it is not good to add them in a way that only creates a mixture of the cementitious substances and the base resin; other methods, such as adding them to the hardener, or to a mixture of the hardener and the base resin, or to It is preferable to mix the two at the same time. In the present invention, the base resin used in the invention described in claim 2 (hereinafter referred to as the present invention-2) is a non-alicyclic epoxy resin selected from among epoxy resins. , obtained from this and an alcohol ester. The method for producing this base resin is as follows. The blending ratio of the non-alicyclic epoxy resin and the alcohol ester is the same as the blending ratio of the epoxy resin and alcohol ester of the present invention-1.
Further, the conditions for producing the base resin from these two raw materials may be the same as in the case of the present invention-1. Non-alicyclic epoxy resins used in the present invention-2 include, for example, the following: epoxidized cyclic silanes, epoxidized soybean oil, polyglycidyl esters of polycarboxylic acids, epoxidized polyolefins, and glycidyl ethers. resin. Among these, glycidyl ether resin is preferred. Examples of polycarboxylic acid polyglycidyl esters include diglycidyl esters such as linolein dimer and triglycidyl esters such as linolein trimer. Glycidyl ether resins include polyallyl glycidyl ether, diglycidyl ether of chlorendiol, diglycidyl ether of dioxanediol, diglycidyl ether of endomethylene cyclohexanediol, epoxy novolac resin, alkanediol diglycidyl ether, and alkanetriol triglycidyl. There is ether etc. More preferred glycidyl ether resins include alkanediol glycidyl ethers represented by the formula: (wherein, X is alkylene or alkylidene having 1 to 10 carbon atoms, preferably 2 to 6 carbon atoms,
n is 1-20, preferably 1-15. ) Suitable alkanediol diglycidyl ethers include ethylene glycol diglycidyl ether,
Examples include propylene glycol diglycidyl ether and butanediol diglycidyl ether. Other more desirable glycidyl ether resins include alkane triol triglycidyl ethers having alkanes having 2 to 10 carbon atoms, especially 3 to 10 carbon atoms, such as glyceryl triglycidyl ether,
Examples include triglycidyl ether of trimethylolpropane. Still other more desirable glycidyl ether resins are di- and polyglycidyl ethers of bisphenols represented by the following formula. (wherein R is a divalent radical containing 1 to 8 atoms of at least one selected from the group consisting of C, O, S, and N, preferably an alkylene or alkylidene group having 1 to 8 carbon atoms, (Preferably, it is an alkylene or alkylidene group having 1 to 6 carbon atoms.) Among the above, suitable bisphenols include methylene bisphenol, isopropylidene bisphenol, butylidene bisphenol, octylidene bisphenol, and bisphenol sulfur. ido, bisphenol sulfone, bisphenol ether, and bisphenolamine. In particular, excellent results were obtained using isopropylidene bisphenol. Suitable di- and polyglycidyl ethers include the di- and polyglycidyl ethers of isopropylidene bisphenol. Further, as the alcohol ester used in the present invention-2, more specifically, as the alcohol ester of polyhydric phenol carboxylic acid having adjacent hydroxyl groups in the molecule, any of those used in the present invention-1 can be used. As the curing agent for the epoxy resin used in the present invention-2, a curing agent whose main component is a polyamide amine having an average of about 1.7 or more primary or secondary amino groups per molecule is particularly selected. The polyamide amine that constitutes the main component of the curing agent compound system of the present invention-2 has an average of about 1.7 or more primary or secondary amino groups per molecule, and generally has an amino value of 80 to 400. be done. Examples of this include polymerized fatty acids such as dimer acid and trimer acid obtained by polymerizing fatty acids having unsaturated bonds in the molecule such as linoleic acid, oleic acid, linoleic acid, elaidic acid, and ricinoleic acid, and polyamines; Particular mention may be made of condensation reaction products with aliphatic polyamines. The above-mentioned polyamine is a polyamine having two or more amino groups having at least one active hydrogen atom in one molecule, and preferable examples include aliphatic diamines that do not contain a ring structure in the molecule. , alkylene polyamines, branched polymethylene diamines, polyalkylene polyamines, aliphatic diamines containing aromatic residues as a ring structure, aliphatic diamines containing aliphatic residues as a ring structure, hetero Examples include aliphatic amines containing a ring residue as a ring structure. These polyamines may be used alone or as a mixture of two or more thereof for the condensation reaction. Examples of aliphatic diamines that do not contain a ring structure in the molecule include ethylenediamine, trimethylenediamine, tetramethylenediamine, hexamethylenediamine, octamethylenediamine, nonamethylenediamine, decamethylenediamine, and undecamethylenediamine. Examples of alkylene polyamines include diethylenetriamine, triethylenetetramine, tetraethylenepentamine, hexamethyleneheptamine, di(hexamethylene)triamine, tri(hexamethylene)tetramine,
Examples include tetra(hexamethylene)pentamine, tripropylenetetramine, and tetrapropylenepentamine. Branched polymethylene diamines include 2-methyl-2,4-diaminopentane, CH3H2N ( CH2 ) nCHNH2 ( n : an integer from 1 to 8)
Examples include. As polyalkylene polyamines, iminobispropylamine [H 2 N (CH 2 ) 3 NH
(CH 2 ) 3 NH 2 ], methyliminobispropylamine

〔発明の効果〕〔Effect of the invention〕

本発明−1に於いてはベース樹脂としてエポキ
シ樹脂と、隣接水酸基を有する多価フエノールカ
ルボン酸のアルコールエステルとを用いることに
より、エポキシ樹脂の有する本来の優れた塗膜性
能と硬化性とをそのまま保持すると共に、更に上
記アルコールエステルとエポキシ樹脂との協同作
用により著しく優れた水中での付着力が発現す
る。このために上記(イ)及び(ロ)から成る組成物を適
用すると、付着力が著しく大きいために硬化以前
に波浪などで流亡することはなくそのまま硬化
し、また硬化した被膜は付着性が大きいので強固
に水中構築物に密着する。また硬化塗膜はエポキ
シ樹脂の本来の優れた特性をそのまま具有してい
るので極めて優れた防蝕性その多の特性を有し、
結局これ等各特徴が総合して極めて優れた防蝕効
果を発揮し、水中構築物を有効に保護するに至る
のである。そして特に無機セメント質物質を配合
することにより上記各物性を毫も損うことなく、
硬化物の硬化特性就中接着力を大きく向上出来る
効果がある。 また本発明−2に於いてはその混合、施工に際
してウエツトハンド法を採用することにより硬化
剤であるポリアミドアミンが水との親和性に優れ
ているため界面活性剤的な作用で手に付着させた
水によつて溶出分離して手表面に潤滑層を形成
し、この潤滑層により配合物の手離れが良くな
り、配合物が手に付着することを防止する。更
に、ベース樹脂としてエポキシ樹脂と隣接水酸基
を有する多価フエノールカルボン酸のアルコール
エステルとを用いることによりエポキシ樹脂の有
する本来の優れた塗膜性能と硬化性とをそのまま
保持すると共に、更に上記アルコールエステルと
エポキシ樹脂との協同作用により著しくすぐれた
付着力が発現する。更に、配合物中に添加された
セメントが混合物中に移行した水および施工に際
して施工面に存在する水と反応して、遊離の水を
固定するため水分の移行に起因した硬化物特性の
低下が見られず、硬化物と施工面との接着性に好
結果がもたらされるところに大きな特徴がある。 〔実施例〕 以下に実施例を示して本発明を具体的に説明す
る。但し以下の例に於いて部は重量部を示す。 実施例 1 グリセリンのプロトカテキユ酸のトリエステル
(MW=500)20部とビスフエノールA・ジグリシ
ジルエーテル(エポキシ当量=190)100部、エチ
ルセロソルブ60部および触媒としてジメチルベン
ジルアミン0.15部を添加し撹拌しながら、150℃
で7時間反応を行なつてベース樹脂(1)を得た。 該ベース樹脂(1)45部、タルクS50部、コロイダ
ルシリカ5部を撹拌混合釜中5℃で混合し、エポ
キシ樹脂配合系とした。 一方、ポリアミドアミン−1(アミン価400、活
性アミン水素当量110、1分子当たりの平均アミ
ノ基数5.5)15部、ポリアミドアミン−2(アミン
価235、活性アミン水素当量178、1分子当たりの
平均アミノ基数7)25部、タルクS35部、コロイ
ダルシリカ5部、普通ポルトランドセメント20部
を撹拌混合釜中50℃で混合し、硬化剤配合系とし
た。この硬化剤配合系と前記のエポキシ樹脂配合
系を混合比率(重量比で)1:1とすることによ
り、この発明の二液型の水中硬化性エポキシ樹脂
組成物とした。この組成物を用いて鋼板に乾燥膜
厚が2〜3mmとなるようにウエツトハンド法によ
り塗装したときの初期付着性、硬化後の密着力、
破壊率及び錆の発生を測定した。この結果を後記
第1表に示す。但し使用した鋼板はシヨツトブラ
スト直後に3パーセント食塩中に4時間浸漬した
鋼板である。 実施例 2 ビスフエノールA・グリシジルエーテル(エポ
キシ当量=190)150部とビスフエノールA・プロ
ピレンオキサイド付加物のジグリシジルエーテル
(エポキシ当量340)50部とグリコースのm−ジ没
食子酸エステル50部、セロソルブアセテート100
部と触媒としてトリエチルアミン0.5部を加え、
150℃で16時間反応を行ないベース樹脂(2)を得た。 該ベース樹脂(2)45部、タルクS50部、コロイダ
ルシリカ5部を撹拌混合釜中50℃で混合し、エポ
キシ樹脂配合系とした。一方、硬化剤配合系は、
実施例1の硬化剤配合系と同一のものを使用し、
この硬化剤配合系と前記エポキシ樹脂配合系を混
合比率(重量比で)1:1とすることによりこの
発明の二液型の水中硬化性エポキシ樹脂素とし、
実施例1と同様に処理した。 実施例 3 ビスフエノールF・ジグリシジルエーテル(エポ
キシ当量=240)150部とジエチレングリコールの
ピロガロール−4−カルポン酸ジエステル50部、
シクロヘキサノン100部及び触媒してトリエタノ
ールアミン1部を添加し撹拌しながら135℃で12
時間反応を続けてベース樹脂(3)を得た。 該ベース樹脂(3)45部、タルクS50部、コロイダ
ルシリカ5部を撹拌混合釜中50℃で混合し、エポ
キシ樹脂配合系とした。一方硬化剤配合系は、実
施例1と同一のものを使用し、この硬化剤配合系
とエポキシ樹脂配合系が混合比率(重量比)で
1:1とすることにより二液型の水中硬化性エポ
キシ樹脂組成物とし、実施例1と同様の処理をし
た。 比較例 1 未変性のビスフエノールA・ジグリシジルエー
テル(エポキシ当量=190)45部、タルクS50部、
コロダイルシリカ5部を撹拌混合釜中50℃で混合
し、エポキシ樹脂配合系とした。一方硬化配合系
には、実施例1の硬化剤配合系と同一のものを使
用し、この硬化剤配合系と前記エポキシ樹脂配合
系を混合比率(重量比)で1:1とすることによ
り二液型の水中硬化性エポキシ樹脂組成物とし、
実施例1+同様の処理をした。 比較例 2 未変性のビスフエノールA・ジグリシジルエー
テル(エポキシ当量=190)45部、タルクS50部、
コロダイルシリカ5部を撹拌混合釜中50℃で混合
し、エポキシ樹脂配合系とした。 一方、ポリアミドアミン−1、15部、ポリアミ
ドアミン−2、25部、タルクS55部、コロダイル
シリカ5部を撹拌混合釜中50℃で混合し、硬化剤
配合系とした。この硬化剤配合系と前記エポキシ
樹脂配合系とを混合比率(重量比)で1:1とす
ることにより二液型の水中硬化性エポキシ樹脂組
成物とし、実施例1と同様に処理した。
In the present invention-1, by using an epoxy resin and an alcohol ester of polyhydric phenol carboxylic acid having adjacent hydroxyl groups as the base resin, the original excellent coating performance and curability of the epoxy resin can be maintained as is. In addition to this, extremely excellent adhesion in water is developed due to the cooperative action of the alcohol ester and the epoxy resin. For this purpose, when a composition consisting of (a) and (b) above is applied, it has extremely high adhesion, so it will not be washed away by waves etc. before curing, and will harden as it is, and the cured film will have high adhesion. Therefore, it firmly adheres to underwater structures. In addition, the cured coating film retains the original excellent properties of epoxy resin, so it has extremely excellent corrosion resistance and many other properties.
In the end, all of these features collectively demonstrate an extremely excellent anti-corrosion effect, effectively protecting underwater structures. In particular, by incorporating inorganic cementitious substances, the above physical properties are not impaired at all.
It has the effect of greatly improving the curing properties of the cured product, especially the adhesive strength. In addition, in the present invention-2, by adopting the wet hand method during mixing and application, polyamide amine, which is a hardening agent, has excellent affinity with water, so it adheres to hands with a surfactant-like action. It is eluted and separated by water to form a lubricating layer on the surface of the hands, and this lubricating layer allows the formulation to be easily removed from the hands and prevents the formulation from adhering to the hands. Furthermore, by using an epoxy resin and an alcohol ester of a polyhydric phenol carboxylic acid having adjacent hydroxyl groups as a base resin, the original excellent coating performance and curability of the epoxy resin can be maintained, and the above alcohol ester can also be used. The synergistic action of the epoxy resin and the epoxy resin results in extremely excellent adhesion. Furthermore, the cement added to the mixture reacts with the water that migrates into the mixture and the water that is present on the construction surface during construction, fixing free water, which reduces the deterioration of the properties of the cured product due to moisture migration. The major feature of this method is that it provides good adhesion between the cured product and the surface to which it is applied. [Example] The present invention will be specifically explained with reference to Examples below. However, in the following examples, parts indicate parts by weight. Example 1 20 parts of protocatechuic acid triester of glycerin (MW = 500), 100 parts of bisphenol A diglycidyl ether (epoxy equivalent = 190), 60 parts of ethyl cellosolve, and 0.15 parts of dimethylbenzylamine as a catalyst were added and stirred. while heating at 150℃
A reaction was carried out for 7 hours to obtain a base resin (1). 45 parts of the base resin (1), 50 parts of talc S, and 5 parts of colloidal silica were mixed at 5° C. in a stirring mixing pot to prepare an epoxy resin blend system. On the other hand, 15 parts of polyamide amine-1 (amine value 400, active amine hydrogen equivalent 110, average number of amino groups per molecule 5.5), polyamide amine-2 (amine value 235, active amine hydrogen equivalent 178, average number of amino groups per molecule) 25 parts of base number 7), 35 parts of talc S, 5 parts of colloidal silica, and 20 parts of ordinary Portland cement were mixed at 50°C in a stirring mixing pot to prepare a curing agent compounding system. A two-component water-curable epoxy resin composition of the present invention was obtained by mixing this curing agent blend system and the above-mentioned epoxy resin blend system at a mixing ratio (by weight) of 1:1. Initial adhesion when this composition was applied to a steel plate by the wet hand method to a dry film thickness of 2 to 3 mm, adhesion after curing,
Destruction rate and rust occurrence were measured. The results are shown in Table 1 below. However, the steel plate used was a steel plate that had been immersed in 3% common salt for 4 hours immediately after shot blasting. Example 2 150 parts of bisphenol A glycidyl ether (epoxy equivalent = 190), 50 parts of diglycidyl ether of bisphenol A propylene oxide adduct (epoxy equivalent 340), 50 parts of m-digallic acid ester of glycose, cellosolve acetate 100
1 part and 0.5 part of triethylamine as a catalyst,
The reaction was carried out at 150°C for 16 hours to obtain base resin (2). 45 parts of the base resin (2), 50 parts of talc S, and 5 parts of colloidal silica were mixed in a stirring mixing pot at 50°C to prepare an epoxy resin blend system. On the other hand, the curing agent combination system is
Using the same curing agent compounding system as in Example 1,
A two-component underwater curable epoxy resin material of the present invention is obtained by mixing this curing agent blend system and the epoxy resin blend system at a mixing ratio (weight ratio) of 1:1,
It was treated in the same manner as in Example 1. Example 3 150 parts of bisphenol F diglycidyl ether (epoxy equivalent = 240) and 50 parts of pyrogallol-4-carboxylic acid diester of diethylene glycol,
Add 100 parts of cyclohexanone and 1 part of triethanolamine as a catalyst and heat at 135°C for 12 hours with stirring.
The reaction was continued for hours to obtain a base resin (3). 45 parts of the base resin (3), 50 parts of talc S, and 5 parts of colloidal silica were mixed at 50° C. in a stirring mixing pot to prepare an epoxy resin blend system. On the other hand, the curing agent compounding system used was the same as in Example 1, and the mixing ratio (weight ratio) of this curing agent compounding system and epoxy resin compounding system was 1:1, resulting in two-component underwater curability. An epoxy resin composition was prepared and treated in the same manner as in Example 1. Comparative Example 1 45 parts of unmodified bisphenol A diglycidyl ether (epoxy equivalent = 190), 50 parts of talc S,
Five parts of collodyl silica were mixed at 50°C in a stirring mixing pot to form an epoxy resin compound system. On the other hand, for the curing system, the same curing agent system as in Example 1 was used, and the curing system and the epoxy resin system were mixed at a mixing ratio (weight ratio) of 1:1. A liquid type underwater curable epoxy resin composition,
The same treatment as in Example 1+ was carried out. Comparative Example 2 45 parts of unmodified bisphenol A diglycidyl ether (epoxy equivalent = 190), 50 parts of talc S,
Five parts of collodyl silica were mixed in a stirring mixing pot at 50°C to form an epoxy resin compound system. On the other hand, 15 parts of polyamide amine-1, 25 parts of polyamide amine-2, 55 parts of talc S, and 5 parts of collodyl silica were mixed at 50° C. in a stirring mixing pot to prepare a curing agent compounded system. A two-component underwater curable epoxy resin composition was prepared by mixing this hardening agent and the epoxy resin at a mixing ratio (weight ratio) of 1:1, and treated in the same manner as in Example 1.

【表】 但し、第1表の各物性の測定法は下記の通りで
ある。 鋼板;9×100×100mmのダル鋼板 塗装方法;上記鋼板を所定の時間浸漬後、浸漬し
たままの状態で組成物をウエツトハンド法によ
り塗布し、垂直状態で硬化した。 初期付着法;ウエツトハンド法で塗布するときの
施工作業性(付着性)の良し悪しを観察し、次
の評価に従つた。 ○……良好(容易に付着する) ×……不良(何度もこすりつけないと付着しな
い) 硬化後の密着力;6ケ月後浸漬した塗装サンプル
を大気中(23℃、65%RH)に取り出し、1日
経過後塗膜をカツターで切り、測定用ドリーを
接着剤を用いて接着し、30分後に23℃、60%
RH下に、エルコメーターを用いて測定した。 錆の発生;表面を肉眼で観察してその有無を調べ
る。 実施例 4 シクロヘキサンから得られる脂環式エポキシ樹
脂(エポキシ当量131)100部とグリコースのm−
ジ没食子酸エステル70部、セロソルブアセテート
100部と触媒としてトリエチルアミン0.5部を加
え、150℃で15時間反応を行ないベース樹脂(4)を
得た。該ベース樹脂(4)45部、タルクS50部、コロ
イダルシリカ5部を撹拌混合釜中50℃で混合し、
エポキシ樹脂配合系とした。一方硬化剤配合系は
実施例1の硬化剤配合系と同一のものを使用し、
この硬化剤配合系と前記エポキシ樹脂配合系を混
合比率(重量比で)1:1とすることによりこの
発明の二液型の水中硬化性エポキシ樹脂組成物と
し、実施例1と同様に処理した。 実施例 5 実施例−4のベース樹脂(4)45部、タルクS50
部、コロイダルシリカ5部を撹拌混合釜中50℃で
混合し、エポキシ樹脂配合系とし、一方硬化剤配
合系は変性脂肪族ポリアミン(活性アミン水素当
量210、アミン価185)65部、普通ポルトランドセ
メント 25部、タルクS5部、コロイダルシリカ
10部を撹拌混合釜中50℃で混合し、硬化剤配合系
とした。この硬化剤配合系と前記エポキシ樹脂配
合系を混合比率(重量比で)1:1とすることに
よりこの発明の二液型の水中硬化性エポキシ樹脂
組成物とした。実施例1と同様に処理した。 上記実施例4と5の結果を第2表に示す。
[Table] However, the measurement methods for each physical property in Table 1 are as follows. Steel plate: Dull steel plate of 9 x 100 x 100 mm Coating method: After the above-mentioned steel plate was immersed for a predetermined time, the composition was applied by a wet hand method while the steel plate was immersed, and cured in a vertical position. Initial adhesion method: The quality of workability (adhesion) when applying by wet hand method was observed and evaluated according to the following criteria. ○...Good (adheres easily) ×...Poor (does not stick unless rubbed many times) Adhesion after curing: After 6 months, the immersed paint sample is taken out into the atmosphere (23℃, 65%RH) After one day, the coating film was cut with a cutter, a measurement dolly was attached using adhesive, and after 30 minutes it was heated to 23℃ and 60%.
Measurement was performed using an ercometer under RH. Occurrence of rust: Observe the surface with the naked eye to determine the presence or absence of rust. Example 4 100 parts of an alicyclic epoxy resin (epoxy equivalent: 131) obtained from cyclohexane and m-
70 parts of digallic acid ester, cellosolve acetate
100 parts and 0.5 part of triethylamine as a catalyst were added, and the reaction was carried out at 150°C for 15 hours to obtain a base resin (4). 45 parts of the base resin (4), 50 parts of talc S, and 5 parts of colloidal silica were mixed in a stirring mixing pot at 50°C,
It is an epoxy resin compound system. On the other hand, the curing agent compounding system used was the same as the curing agent compounding system of Example 1,
A two-component underwater curable epoxy resin composition of the present invention was obtained by mixing this curing agent blend system and the epoxy resin blend system at a mixing ratio (weight ratio) of 1:1, and treated in the same manner as in Example 1. . Example 5 45 parts of base resin (4) of Example-4, talc S50
and 5 parts of colloidal silica were mixed at 50°C in a stirring mixing pot to form an epoxy resin compound system, while a curing agent compound system consisted of 65 parts of modified aliphatic polyamine (active amine hydrogen equivalent: 210, amine value 185), and ordinary Portland cement. 25 parts, talc S5 parts, colloidal silica
10 parts were mixed at 50°C in a stirring mixing pot to form a curing agent blend system. A two-component underwater curable epoxy resin composition of the present invention was obtained by mixing this curing agent blend system and the epoxy resin blend system at a mixing ratio (by weight) of 1:1. It was treated in the same manner as in Example 1. The results of Examples 4 and 5 above are shown in Table 2.

【表】【table】

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1 (イ) 隣接水酸基を有する多価フエノールカル
ボン酸のアルコールエステルとエポキシ樹脂と
から得られるベース樹脂、 (ロ) エポキシ樹脂用硬化剤、及び (ハ) 無機セメント質物質 とを含有して成ることを特徴とする水中硬化性エ
ポキシ樹脂組成物。 2 (イ)′ 隣接水酸基を有する多価フエノール
カルボン酸のアルコールエステルと非脂環式エ
ポキシ樹脂とから得られるベース樹脂 (ロ)′ 第1級または第2級アミノ基を1分子当
たり平均約1.7個以上有するポリアミドアミン
を主成分とする硬化剤、及び (ハ) 無機セメント質物質 とを含有して成ることを特徴とする水中硬化性エ
ポキシ樹脂組成物。
[Scope of Claims] 1. (a) a base resin obtained from an alcohol ester of polyhydric phenolcarboxylic acid having adjacent hydroxyl groups and an epoxy resin, (b) a curing agent for the epoxy resin, and (c) an inorganic cementitious material. An underwater curable epoxy resin composition comprising: 2 (a)' A base resin obtained from an alcohol ester of a polyhydric phenol carboxylic acid having adjacent hydroxyl groups and a non-alicyclic epoxy resin (b)' An average of about 1.7 primary or secondary amino groups per molecule 1. A water-curable epoxy resin composition comprising: a curing agent whose main component is a polyamide amine having at least 100% polyamide, and (3) an inorganic cementitious material.
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