JPH0526891A - 衝撃センサ - Google Patents

衝撃センサ

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Publication number
JPH0526891A
JPH0526891A JP17937191A JP17937191A JPH0526891A JP H0526891 A JPH0526891 A JP H0526891A JP 17937191 A JP17937191 A JP 17937191A JP 17937191 A JP17937191 A JP 17937191A JP H0526891 A JPH0526891 A JP H0526891A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
actuator
sensor
impact
lever
shock
Prior art date
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Pending
Application number
JP17937191A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Shimizu
秀基 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takata Corp
Original Assignee
Takata Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Takata Corp filed Critical Takata Corp
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  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 衝撃センサの耐久性を高め、長期間にわたっ
て精度良く衝撃を検知できるようにする。 【構成】 ケーシング12の空洞10内にホルダー14
を設置し、該ホルダー14によって作動子16を傾動可
能に起立姿勢にて設置する。作動子16の上面に突起2
8が接するようにレバー24を設け、該レバー24の基
端をシャフト26で枢支する。レバー先端24aの上方
に近接センサ50を設置する。 【効果】 衝撃センサに衝撃が加えられると、作動子1
6が傾き、レバー先端24aが近接センサ30に近接
し、近接信号が出力される。これにより、所定以上の衝
撃が加えられたことが検知される。この近接センサは無
接点であるため、耐久性が良好であり、長期間にわたっ
て精度良く衝撃を検知することが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシートベルト装置のリト
ラクタのロック作動を行なわせる用途に主として用いら
れる衝撃センサに関する。
【0002】
【従来の技術】シートベルト装置は、車両に搭載され、
車両乗員を拘束するための装置である。このシートベル
ト装置においては、車両に設けられたリトラクタから巻
き出されたシートベルトにより乗員を座席に拘束する。
車両の衝突等が検知されると、リトラクタがロックされ
シートベルトの巻出しが阻止される。
【0003】従来、この衝突等の衝撃を検知する衝撃セ
ンサとして、作動子が衝突時の加速度により傾動された
ときに該作動子に押されて接点を開又は閉させるように
したものが例えば、実公昭51−30735号、同52
−3232号、同52−32510号などにより提案さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の衝撃セ
ンサでは、接点の発錆等により衝撃検知精度が鈍くなる
おそれがある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の衝撃
センサは、ケーシング内に傾動可能に起立姿勢にて設置
された作動子と、先端側が上下動可能となるように基端
側が該ケーシングに枢支され、長さ方向の途中部分の下
面が該作動子の上端面に当接しているレバーと、該レバ
ーの先端側が上方に移動したことを検出するための、近
接センサ及びフォトセンサの少なくとも一方と、を備え
てなるものである。
【0006】請求項2の衝撃センサは、請求項1の衝撃
センサにおいて、前記作動子の外周にコイルスプリング
を取り巻くように設け、該コイルスプリングにて該作動
子をその傾動時に起立方向に付勢するようにしたことを
特徴とするものである。
【0007】請求項3の衝撃センサは、請求項1の衝撃
センサにおいて、前記作動子を起立方向に付勢する磁気
付勢手段を設けたことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】本発明の衝撃センサでは、衝撃が加えられると
作動子が傾動し、レバーの途中部分が該作動子によって
上方に押されレバーの先端が上方に移動する。このレバ
ー先端側が上方に移動したことが近接センサ又はフォト
センサで検出される。
【0009】かかる近接センサやフォトセンサは無接点
であるため、接点の発錆による検知感度の鈍化のおそれ
がなく、常に高精度にて衝撃を検知することができる。
【0010】特に、請求項2の衝撃センサにあっては、
作動子がコイルスプリングにより起立方向に付勢されて
いるため、コイルスプリングのバネ定数を選択すること
により検知する衝撃の閾値を自在に調節できる。
【0011】請求項3の衝撃センサにおいても、磁気付
勢手段による付勢力を選択することにより、検知する衝
撃の閾値を自在に調節できる。
【0012】
【実施例】以下図面を参照して実施例について説明す
る。第1図は本発明の実施例に係る衝撃センサの縦断面
図である。第1図において、内部に空洞10を有したケ
ーシング12の該空洞10内にホルダー14が設けら
れ、該ホルダー14によって傾動可能に且つ起立姿勢に
て作動子16が設置されている。この作動子16は略円
柱形状であり、その下端面からはピン18が突設され、
このピン18が前記ホルダー14に設けられた開口20
に嵌合し、作動子16の下端部の位置決めを行なってい
る。なお、作動子16の上面は緩く湾曲した凹面となっ
ている。
【0013】ホルダー14には上方に立ち上がる立ち上
がり部22が設けられており、この立ち上がり部22に
レバー24の基端側がシャフト26により枢着されてい
る。このシャフト26は水平方向に延在しており、レバ
ー24の先端24a側が上下方向に移動可能とされてい
る。レバー24の長手方向の途中部分の下面には突起2
8が突設されており、この突起28が前記作動子16の
上面に当接している。
【0014】前記レバー先端24aの上方には近接セン
サ30が設けられており、該レバー先端24aが近接し
たときに信号を出力可能としている。
【0015】このように構成された衝撃センサに衝撃が
加えられていないときには、作動子16は図に示した鉛
直起立姿勢をとっており、レバー24の先端24aは下
降限まで下降している。そして、該衝撃センサに衝撃が
加えられると、作動子16が傾き、レバー24の突起2
8が上方に押され、レバー先端24aが上方に移動し、
近接センサ30に近接する。レバー先端24aが近接セ
ンサ30に所定距離以内にまで近付くと、近接センサ3
0は信号を出力し、これによりセンサに対し所定値以上
の衝撃が加えられたことが検知される。
【0016】このように、本実施例では無接点の近接セ
ンサ30により衝突検知信号を出力するので、耐久性が
良く、しかも長期にわたって検知精度が極めて高いもの
となる。
【0017】第2図は本発明の異なる実施例に係る衝撃
センサの縦断面図である。本実施例にあっては、作動子
32は、その上面が僅かに凹曲していることを除きほぼ
完全な円柱形状のものとなっており、空洞10内の底部
に設けられたベース34の受け座36に嵌合されてい
る。尚、受け座36はリング状であるが、その内周面は
テーパー面となっており、作動子32の傾動を許容して
いる。この作動子32は強磁性の金属又はセラミックス
などにより構成されている。
【0018】前記受け座36の下方のベース34内には
マグネット38が埋設されており、作動子32を吸引し
ている。第2図のその他の構成は第1図と同様であり、
同一符号は同一部分を示している。
【0019】この第2図の衝撃センサにおいても、該セ
ンサに所定値以上の衝撃が加えられると、作動子32が
傾動し、レバー24の先端24aが近接センサ30に近
接する。そして、レバー先端24aが近接センサ30に
対し所定距離以内に近付くと、該近接センサ30が近接
信号を出力し、これにより衝撃センサに対し所定以上の
衝撃が加えられたことが検知される。
【0020】尚、本実施例にあっては、作動子32がマ
グネット38により吸引されており、このマグネット3
8の磁力を選択することにより近接センサ30が近接信
号を出力する衝撃閾値を調節することができる。
【0021】第3図は本発明の異なる実施例に係る衝撃
センサの縦断面図である。本実施例にあっては、空洞1
0内の底部に配置されたベース40には、円柱形の作動
子42の受け座44と、該受け座44を囲むリング部4
6が設けられている。この受け座44とリング部46と
の間にコイルスプリング48の下端が嵌合されている。
このコイルスプリング48は作動子42の外周を取り巻
くように配置されている。尚、この作動子42も、その
上面が僅かに凹曲している点を除きほぼ完全な円柱形と
なっている。第3図のその他の構成は第1図と同様であ
り、同一符号は同一部分を示している。このように構成
された第3図の衝撃センサにおいて、衝撃が加えられる
と作動子42が傾動し、レバー24の先端24aが上方
に移動する。そして、レバー先端24aが所定距離以内
に近接センサ30に近接すると、該近接センサ30が近
接信号を出力し、これにより衝撃センサに対し所定値以
上の衝撃が加えられたことが検知される。
【0022】なお、本実施例にあっては、傾動した作動
子42がコイルスプリング48により鉛直起立姿勢方向
に付勢される。従って、このコイルスプリング48のバ
ネ定数を選択することにより、衝撃を検知する閾値を選
択することができる。
【0023】第5図は本発明の更に別の実施例に係る衝
撃センサの縦断面図である。本実施例にあっては、近接
センサの代わりにフォトセンサ50が設けられている。
このフォトセンサ50は、一対の発光素子と受光素子と
を備えてなり、レバー先端24aがセンサ50の前方領
域にまで上昇すると、該センサ50がレバー先端24a
の検知信号を出力し、これにより衝撃センサに対し所定
値以上の衝撃が加えられたことが検知される。尚、第5
図は第1図の衝撃センサにおいて近接センサ30をフォ
トセンサ50に置き換えた構成を示しているが、第2図
及び第3図に示した衝撃センサにおいて近接センサ30
の代わりにフォトセンサを用いても良いことは明らかで
ある。
【0024】第4図は本発明の衝撃センサの使用例を示
す斜視図である。第4図において、車両60の座席62
に座った乗員を拘束するためにシートベルト64がリト
ラクタ66から巻き出されている。シートベルト64は
トング68に挿通されており、このトング68は座席6
2の側部に設けられたバックル70に係止可能とされて
いる。リトラクタ66からのシートベルト64の巻出し
を阻止するロック状態とするために、衝撃センサ72が
該リトラクタ66とは別個に設けられている。このよう
に、本発明の衝撃センサはリトラクタ66から離隔して
別個に設けることができるものであり、該衝撃センサの
取り付けが極めて簡単に行なえる。
【0025】尚、図に示した衝撃センサは、本発明の一
例に係るものであって、本発明は図示以外の構成として
も良いことは明らかである。例えば、上記実施例では近
接センサとフォトセンサの一方のみが設けられている
が、本発明では近接センサとフォトセンサの双方を設け
ても良い。
【0026】
【発明の効果】以上の通り、本発明の衝撃センサによる
と、作動子の傾動を無接点にて検知して衝撃検知を行な
うようにしているので、長期間にわたって精度良く衝撃
を検知することができる。
【0027】特に、請求項2、3の衝撃センサによる
と、検知する衝撃の閾値を所望値に選択することが極め
て容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る衝撃センサの縦断面図で
ある。
【図2】別の実施例に係る衝撃センサの縦断面図であ
る。
【図3】更に別の実施例に係る衝撃センサの縦断面図で
ある。
【図4】衝撃センサの設置例を示す斜視図である。
【図5】更に異なる実施例に係る衝撃センサの縦断面図
である。
【符号の説明】
10 空洞 12 ケーシング 14 ホルダー 16 作動子 24 レバー 30 近接センサ 50 フォトセンサ 60 車両 64 シートベルト 66 リトラクタ 72 衝撃センサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング内に傾動可能に起立姿勢にて
    設置された作動子と、 先端側が上下動可能となるように基端側が該ケーシング
    に枢支され、長さ方向の途中部分の下面が該作動子の上
    端面に当接しているレバーと、 該レバーの先端側が上方に移動したことを検出するため
    の、近接センサ及びフォトセンサの少なくとも一方と、
    を備えてなる衝撃センサ。
  2. 【請求項2】 請求項1の衝撃センサにおいて、前記作
    動子の外周にコイルスプリングを取り巻くように設け、
    該コイルスプリングにて該作動子をその傾動時に起立方
    向に付勢するようにしたことを特徴とする衝撃センサ。
  3. 【請求項3】 請求項1の衝撃センサにおいて、前記作
    動子を起立方向に付勢する磁気付勢手段を設けたことを
    特徴とする衝撃センサ。
JP17937191A 1991-07-19 1991-07-19 衝撃センサ Pending JPH0526891A (ja)

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JP17937191A JPH0526891A (ja) 1991-07-19 1991-07-19 衝撃センサ

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