JPH05268242A - 管理セルによるネットワーク管理装置及びその方法 - Google Patents
管理セルによるネットワーク管理装置及びその方法Info
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- JPH05268242A JPH05268242A JP6333992A JP6333992A JPH05268242A JP H05268242 A JPH05268242 A JP H05268242A JP 6333992 A JP6333992 A JP 6333992A JP 6333992 A JP6333992 A JP 6333992A JP H05268242 A JPH05268242 A JP H05268242A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 非同期転送モード(ATM:Asynchronous T
ransfer Mode)通信における通信ノード間の通信制御に
関し、特に管理セルを使ってトラフィック制御を行うネ
ットワーク管理装置及びその方法を提供することを目的
とする。 【構成】 前記管理セルを所定周期で送出するタイミン
グ信号を出力するタイマ手段1、送信データから送信セ
ルを作成し前記タイミング信号の出力で前記送信セルの
出力を中断するセル化手段2、受信セルから受信データ
を復元するセル分解手段3、前記セル化手段2及び前記
セル分解手段3からのトラフィック情報を保持するため
のトラフィック情報保持手段4、前記タイマ手段1から
のタイミング信号により前記トラフィック情報保持手段
4からのトラフィック情報を含む前記管理セルを作成す
る管理セル化手段5、そして前記タイマ手段1からのタ
イミング信号により送信するためのセルを前記送信セル
から前記管理セルへ切り換える選択手段6から構成す
る。
ransfer Mode)通信における通信ノード間の通信制御に
関し、特に管理セルを使ってトラフィック制御を行うネ
ットワーク管理装置及びその方法を提供することを目的
とする。 【構成】 前記管理セルを所定周期で送出するタイミン
グ信号を出力するタイマ手段1、送信データから送信セ
ルを作成し前記タイミング信号の出力で前記送信セルの
出力を中断するセル化手段2、受信セルから受信データ
を復元するセル分解手段3、前記セル化手段2及び前記
セル分解手段3からのトラフィック情報を保持するため
のトラフィック情報保持手段4、前記タイマ手段1から
のタイミング信号により前記トラフィック情報保持手段
4からのトラフィック情報を含む前記管理セルを作成す
る管理セル化手段5、そして前記タイマ手段1からのタ
イミング信号により送信するためのセルを前記送信セル
から前記管理セルへ切り換える選択手段6から構成す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は非同期転送モード(AT
M:Asynchronous Transfer Mode)通信における通信ノ
ード間の通信制御に関し、特にトラフィック制御により
輻輳制御を行うネットワーク管理装置及びその方法に関
するものである。
M:Asynchronous Transfer Mode)通信における通信ノ
ード間の通信制御に関し、特にトラフィック制御により
輻輳制御を行うネットワーク管理装置及びその方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、次世代の公衆ネットワークとして
B−ISDN(広帯域ISDN)が登場し、音声から超
高速ファイル転送・情報通信・LAN間通信、そして動
画やHDTVの動画サービスまでをも含めた、よりフレ
キシブルな広帯域通信網が実現されようとしている。こ
のB−ISDNでは前記マルチメディアに対応可能なA
TM通信技術が用いられる。
B−ISDN(広帯域ISDN)が登場し、音声から超
高速ファイル転送・情報通信・LAN間通信、そして動
画やHDTVの動画サービスまでをも含めた、よりフレ
キシブルな広帯域通信網が実現されようとしている。こ
のB−ISDNでは前記マルチメディアに対応可能なA
TM通信技術が用いられる。
【0003】図13は上記B−ISDN網におけるノー
ド間の通信を図式的に示したものである。図において、
加入者端末11は加入者線インターフェィス(UNI:
User Network Interface)によって通信ノード12に接
続され、また各通信ノード間はNNI(Node Network In
terface)により回線終端装置15(DSU:Digital Se
rvice Unit)を介していわゆるATMセルによる高速非
同期通信が行われる。各通信ノード12の内部はAAL
(ATM Adaptation Layer)13とATMスイッチ14から
構成されている。AAL13は加入者端末11とATM
スイッチ14との間でATMセルの分解・組立等を行
い、加入者端末11からのデータは複数のATMセルに
分割される。
ド間の通信を図式的に示したものである。図において、
加入者端末11は加入者線インターフェィス(UNI:
User Network Interface)によって通信ノード12に接
続され、また各通信ノード間はNNI(Node Network In
terface)により回線終端装置15(DSU:Digital Se
rvice Unit)を介していわゆるATMセルによる高速非
同期通信が行われる。各通信ノード12の内部はAAL
(ATM Adaptation Layer)13とATMスイッチ14から
構成されている。AAL13は加入者端末11とATM
スイッチ14との間でATMセルの分解・組立等を行
い、加入者端末11からのデータは複数のATMセルに
分割される。
【0004】図14は前記ATMセルの基本フォーマッ
トを示しており、さらに図15は前記NNIにおけるA
TMセルのヘッダ部分の構成を示している。1つのAT
Mセルは図14に示すように、53オクテットから構成
されその内の最初の5オクテットは通信先等を示すAT
Mヘッダ部そして残りの48オクテットは端末からの音
声やデータ等からなる情報部である。図15に示すAT
Mヘッダ部は通信パスを指定するバーチャルパス識別子
VPI(Vertual Path Identifier) 、前記指定された通
信パス内の使用チャネルを指定するバーチャルチャネル
識別子VCI(Vertual Channel Identifier)やその他P
T(Payload Type)、RES(Reserved)、CLP(Cell Lo
ss Priority)等の制御ビットそしてHEC(Header Erro
r Control)のCRC演算値等を含む。また情報部には4
8オクテット毎に分割セル化された端末からの音声やデ
ータが入り、その分割された最終セルにおいて48オク
テットに満たない部分には空白が挿入される。
トを示しており、さらに図15は前記NNIにおけるA
TMセルのヘッダ部分の構成を示している。1つのAT
Mセルは図14に示すように、53オクテットから構成
されその内の最初の5オクテットは通信先等を示すAT
Mヘッダ部そして残りの48オクテットは端末からの音
声やデータ等からなる情報部である。図15に示すAT
Mヘッダ部は通信パスを指定するバーチャルパス識別子
VPI(Vertual Path Identifier) 、前記指定された通
信パス内の使用チャネルを指定するバーチャルチャネル
識別子VCI(Vertual Channel Identifier)やその他P
T(Payload Type)、RES(Reserved)、CLP(Cell Lo
ss Priority)等の制御ビットそしてHEC(Header Erro
r Control)のCRC演算値等を含む。また情報部には4
8オクテット毎に分割セル化された端末からの音声やデ
ータが入り、その分割された最終セルにおいて48オク
テットに満たない部分には空白が挿入される。
【0005】図13に戻って、前記AAL13でセル化
された端末11からのデータは次段のATMスイッチ1
4によって通信パスが設定される。ATMスイッチ14
は前記ATMセルのヘッダ部のデータを使ってATM通
信の特徴であるハードウェアスイッチングによる高速接
続動作を行う。また、通信中に通信パスの輻輳状態が検
出されると、ATMスイッチ14は加入者端末11から
のデータの一部を破棄する。その際に、ATMスイッチ
14は前記ATMセルヘッダ部CLP(Cell Loss Prior
ity)制御ビットをみてCLPが1の時には優先的にその
セルを破棄する。一般に冗長度が高く破棄による影響が
少ない音声セルのCLPが1に設定され、その他のセ
ル、例えばデータ、モデム、ファクシミリ等のデータセ
ルのCLPは0に設定される。図では通信ノード12に
接続された加入者端末11同士が前記バーチャルパス
(VP)16とその中のバーチャルチャネル(VC)1
7を使って相互に接続される様子が図式的に描かれてい
る。
された端末11からのデータは次段のATMスイッチ1
4によって通信パスが設定される。ATMスイッチ14
は前記ATMセルのヘッダ部のデータを使ってATM通
信の特徴であるハードウェアスイッチングによる高速接
続動作を行う。また、通信中に通信パスの輻輳状態が検
出されると、ATMスイッチ14は加入者端末11から
のデータの一部を破棄する。その際に、ATMスイッチ
14は前記ATMセルヘッダ部CLP(Cell Loss Prior
ity)制御ビットをみてCLPが1の時には優先的にその
セルを破棄する。一般に冗長度が高く破棄による影響が
少ない音声セルのCLPが1に設定され、その他のセ
ル、例えばデータ、モデム、ファクシミリ等のデータセ
ルのCLPは0に設定される。図では通信ノード12に
接続された加入者端末11同士が前記バーチャルパス
(VP)16とその中のバーチャルチャネル(VC)1
7を使って相互に接続される様子が図式的に描かれてい
る。
【0006】このように、ATM通信においては通信パ
スの輻輳状態においてセルの破棄が行われる。これは従
来の同期転送モード (STM:Synchronous Transfer M
ode)が固定されたタイムスロットを使用し、そのため
輻輳状態によるデータの破棄が生じないのと大きな相違
をなす。従って、従来のSTM通信ではトラフィック情
報収集の必要性がなく、またネットワークの制御信号も
いわゆる共通線信号等を使って音声やデータ以外の通信
パスによって伝送されていた。
スの輻輳状態においてセルの破棄が行われる。これは従
来の同期転送モード (STM:Synchronous Transfer M
ode)が固定されたタイムスロットを使用し、そのため
輻輳状態によるデータの破棄が生じないのと大きな相違
をなす。従って、従来のSTM通信ではトラフィック情
報収集の必要性がなく、またネットワークの制御信号も
いわゆる共通線信号等を使って音声やデータ以外の通信
パスによって伝送されていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ATM通信では上述の
ようにセル破棄が行われるために前記トラフィック情報
を常時監視し輻輳状態の発生を予想したり輻輳状態が発
生したときに通信パスを適切に切り換える等の手段をこ
うじる必要がある。この場合、従来は前記トラフィック
情報をいわゆる制御パスを介してネットワーク制御信号
とともにネットワーク管理を行うネットワーク管理ユニ
ットへ伝送していたが、トラフィック情報、例えば単位
時間内の送信セル数や受信セル数等は通信されるセルの
増加とともに増えてその回線容量に占める割合が増大
し、その結果、ネットワーク制御信号の回線容量が減少
しネットワークのリアルタイム制御に支障をきたすとい
う問題があった。このことは最もリアルタイムの制御を
必要とする前記輻輳状態において顕著に現れ、その際、
ネットワーク全体の集中管理が困難となるという問題が
あった。
ようにセル破棄が行われるために前記トラフィック情報
を常時監視し輻輳状態の発生を予想したり輻輳状態が発
生したときに通信パスを適切に切り換える等の手段をこ
うじる必要がある。この場合、従来は前記トラフィック
情報をいわゆる制御パスを介してネットワーク制御信号
とともにネットワーク管理を行うネットワーク管理ユニ
ットへ伝送していたが、トラフィック情報、例えば単位
時間内の送信セル数や受信セル数等は通信されるセルの
増加とともに増えてその回線容量に占める割合が増大
し、その結果、ネットワーク制御信号の回線容量が減少
しネットワークのリアルタイム制御に支障をきたすとい
う問題があった。このことは最もリアルタイムの制御を
必要とする前記輻輳状態において顕著に現れ、その際、
ネットワーク全体の集中管理が困難となるという問題が
あった。
【0008】そこで本発明の目的は上記問題点に鑑み、
トラフィック情報の伝送のために管理セルを使用し、そ
れを通常の通信パスに伝送させることによりネットワー
クの制御信号を伝送するパスを増加させずに前記トラフ
ィック情報の収集や輻輳制御等のネットワークの集中管
理を可能にしようとするものである。
トラフィック情報の伝送のために管理セルを使用し、そ
れを通常の通信パスに伝送させることによりネットワー
クの制御信号を伝送するパスを増加させずに前記トラフ
ィック情報の収集や輻輳制御等のネットワークの集中管
理を可能にしようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば図1に示
すように、非同期転送モード(ATM)通信においてト
ラフィック情報を伝達する管理セルを使ってネットワー
ク管理を行うネットワーク管理装置は、前記管理セルを
所定周期で送出するタイミング信号を出力するタイマ手
段1、送信データから送信セルを作成し前記タイミング
信号の出力で前記送信セルの出力を中断するセル化手段
2、受信セルから受信データを復元するセル分解手段
3、前記セル化手段2及び前記セル分解手段3からのト
ラフィック情報を保持するためのトラフィック情報保持
手段4、前記タイマ手段1からのタイミング信号により
前記トラフィック情報保持手段4からのトラフィック情
報を含む前記管理セルを作成する管理セル化手段5、そ
して前記タイマ手段1からのタイミング信号により送信
するためのセルを前記送信セルから前記管理セルへ切り
換える選択手段6から構成するネットワーク管理装置が
与えられる。
すように、非同期転送モード(ATM)通信においてト
ラフィック情報を伝達する管理セルを使ってネットワー
ク管理を行うネットワーク管理装置は、前記管理セルを
所定周期で送出するタイミング信号を出力するタイマ手
段1、送信データから送信セルを作成し前記タイミング
信号の出力で前記送信セルの出力を中断するセル化手段
2、受信セルから受信データを復元するセル分解手段
3、前記セル化手段2及び前記セル分解手段3からのト
ラフィック情報を保持するためのトラフィック情報保持
手段4、前記タイマ手段1からのタイミング信号により
前記トラフィック情報保持手段4からのトラフィック情
報を含む前記管理セルを作成する管理セル化手段5、そ
して前記タイマ手段1からのタイミング信号により送信
するためのセルを前記送信セルから前記管理セルへ切り
換える選択手段6から構成するネットワーク管理装置が
与えられる。
【0010】また、本発明によれば図2に示すように前
記タイマ手段1の代わりに受信セルから管理セル送出情
報を抽出する管理情報検出手段7を用いたネットワーク
管理装置が与えられる。さらに、本発明によれば図3に
示すように前記タイマ手段1又は前記管理情報検出手段
7の代わりに送信セル数が所定時間内に所定数に達した
ときに検出信号を出力する送信セル数検出手段8を用い
たネットワーク管理装置が与えられる。さらにまた、本
発明によればそのようなネットワーク管理のための方法
が提供される。
記タイマ手段1の代わりに受信セルから管理セル送出情
報を抽出する管理情報検出手段7を用いたネットワーク
管理装置が与えられる。さらに、本発明によれば図3に
示すように前記タイマ手段1又は前記管理情報検出手段
7の代わりに送信セル数が所定時間内に所定数に達した
ときに検出信号を出力する送信セル数検出手段8を用い
たネットワーク管理装置が与えられる。さらにまた、本
発明によればそのようなネットワーク管理のための方法
が提供される。
【0011】
【作用】図1において、トラフィック情報保持手段4
は、前記セル化手段2及びセル分解手段3からの送信セ
ル数や受信セル数等からなるトラフィック情報を内部メ
モリ等に一時記憶する。タイマ手段1は、周期的に管理
セルを作成及び送出するためのタイミング信号を前記セ
ル化手段2、前記トラフィック情報をセル化する管理セ
ル化手段5そして前記選択手段6へ与える。前記管理セ
ル化手段5は前記タイミング信号によってトラフィック
情報からなる管理セルを作成し、それをいわゆる中央で
ネットワークを集中管理しているネットワーク管理ユニ
ットへ送出する。その際、前記セル化手段2は前記タイ
ミング信号により音声若しくは情報セルの送信を一時中
断し前記選択手段6は管理セル化手段5側へ切り換えら
れる。従って、この場合にはシステムタイミング等によ
る一定周期で前記管理セルが送出される。
は、前記セル化手段2及びセル分解手段3からの送信セ
ル数や受信セル数等からなるトラフィック情報を内部メ
モリ等に一時記憶する。タイマ手段1は、周期的に管理
セルを作成及び送出するためのタイミング信号を前記セ
ル化手段2、前記トラフィック情報をセル化する管理セ
ル化手段5そして前記選択手段6へ与える。前記管理セ
ル化手段5は前記タイミング信号によってトラフィック
情報からなる管理セルを作成し、それをいわゆる中央で
ネットワークを集中管理しているネットワーク管理ユニ
ットへ送出する。その際、前記セル化手段2は前記タイ
ミング信号により音声若しくは情報セルの送信を一時中
断し前記選択手段6は管理セル化手段5側へ切り換えら
れる。従って、この場合にはシステムタイミング等によ
る一定周期で前記管理セルが送出される。
【0012】図2の管理情報検出手段7は、図1が前記
タイマ手段1によって管理セルの作成及び送出が指示さ
れる代わりに、前記ネットワーク管理ユニットから送ら
れてきた管理セルの作成及び送出指示を受信解読して前
記タイマ1と同様の指示を各手段に与える。この場合に
はネットワーク管理ユニットの指示によって管理セルが
作成そして送出される。図3の送信セル数検出手段8
は、上記の代わりに送信セル数が所定時間内に輻輳状態
を示す値を越えたときに上述した管理セルの作成及び送
出動作をおこなう。従って、この場合には所定時間内の
送信セル数によって管理セルが作成そして送出される。
タイマ手段1によって管理セルの作成及び送出が指示さ
れる代わりに、前記ネットワーク管理ユニットから送ら
れてきた管理セルの作成及び送出指示を受信解読して前
記タイマ1と同様の指示を各手段に与える。この場合に
はネットワーク管理ユニットの指示によって管理セルが
作成そして送出される。図3の送信セル数検出手段8
は、上記の代わりに送信セル数が所定時間内に輻輳状態
を示す値を越えたときに上述した管理セルの作成及び送
出動作をおこなう。従って、この場合には所定時間内の
送信セル数によって管理セルが作成そして送出される。
【0013】
【実施例】図4は本発明による管理セルを用いたネット
ワーク集中管理の一実施例を示したものであり、また、
図5は本発明による管理セルを用いたスタンドアロンタ
イプのネットワーク管理の一実施例を示したものであ
る。図4及び図5で前述した図13と同じものについて
は同一の引用符号が付されておりここでは改めて説明し
ない。前述した図1から図3のネットワーク管理装置は
図4の前記AAL13そしてATMスイッチ14を構成
する機能の一部として含まれており、例えば図1のタイ
マ手段1、セル化手段2、セル分解手段3、トラフィッ
ク情報保持手段4、そして管理セル化手段5等は前記A
AL13の機能として、また図1の選択手段6はATM
スイッチ14の機能として実現される。
ワーク集中管理の一実施例を示したものであり、また、
図5は本発明による管理セルを用いたスタンドアロンタ
イプのネットワーク管理の一実施例を示したものであ
る。図4及び図5で前述した図13と同じものについて
は同一の引用符号が付されておりここでは改めて説明し
ない。前述した図1から図3のネットワーク管理装置は
図4の前記AAL13そしてATMスイッチ14を構成
する機能の一部として含まれており、例えば図1のタイ
マ手段1、セル化手段2、セル分解手段3、トラフィッ
ク情報保持手段4、そして管理セル化手段5等は前記A
AL13の機能として、また図1の選択手段6はATM
スイッチ14の機能として実現される。
【0014】図4において、各通信ノード12のAAL
13は出力したセル数と受信したセル数をカウントする
機能を有し、またATMスイッチ14は輻輳の有無や方
路毎あるいは前記VPI毎に分配したセル数をカウント
する機能、さらに前記分配後に方路に出力されるまでの
待ちセル数の最大値を検出する機能等を有し、各通信ノ
ード12はこれらのトラフィック情報を管理セル20を
用いてネットワーク管理ユニットに送出する。ネットワ
ーク管理ユニットは図の下部に示す通信ノード12、イ
ンターフェィス(INF)21そして管理端末22等か
ら構成される。前記インターフェィス21は通信ノード
12と管理端末22との間の通信を介在し、そして前記
管理端末22はコンピュータシステムや管理専用の装置
等から構成される。前記ネットワーク管理ユニットは前
記AAL13やATMスイッチ14からのトラフィック
情報により、輻輳状態となった若しくはなりそうなAT
Mスッチ14を認識し、新たに発生するVPIの割当変
更・切り換えや重要度の低いパスや未使用パスに対応す
るAAL13のセル出力を停止させる等の指示をする。
13は出力したセル数と受信したセル数をカウントする
機能を有し、またATMスイッチ14は輻輳の有無や方
路毎あるいは前記VPI毎に分配したセル数をカウント
する機能、さらに前記分配後に方路に出力されるまでの
待ちセル数の最大値を検出する機能等を有し、各通信ノ
ード12はこれらのトラフィック情報を管理セル20を
用いてネットワーク管理ユニットに送出する。ネットワ
ーク管理ユニットは図の下部に示す通信ノード12、イ
ンターフェィス(INF)21そして管理端末22等か
ら構成される。前記インターフェィス21は通信ノード
12と管理端末22との間の通信を介在し、そして前記
管理端末22はコンピュータシステムや管理専用の装置
等から構成される。前記ネットワーク管理ユニットは前
記AAL13やATMスイッチ14からのトラフィック
情報により、輻輳状態となった若しくはなりそうなAT
Mスッチ14を認識し、新たに発生するVPIの割当変
更・切り換えや重要度の低いパスや未使用パスに対応す
るAAL13のセル出力を停止させる等の指示をする。
【0015】管理セルは図15に示したATMセルヘッ
ダのVPIそしてVCIをオールゼロにした空きセルの
PTビットを“11”とすることによって作成される。
この管理セルを前記ネットワーク管理ユニットに送出す
るには、AAL13がこのVPI/VCIを自分のVP
I/VCIに変更して(PTは11のまま)自らに割当
られた通信パスを介して送出する場合と、管理セル用の
VPI/VCI(00H/000H)をそのまま使用す
る場合とが考えられる。前者ではAAL13のVPI/
VCIに経路が定まっているのに対し、後者ではATM
スイッチ14の方路分配機能によりすいている経路を選
択してセルを伝送できることから他のデータセル等の伝
送への影響を最小限に留めることができる。
ダのVPIそしてVCIをオールゼロにした空きセルの
PTビットを“11”とすることによって作成される。
この管理セルを前記ネットワーク管理ユニットに送出す
るには、AAL13がこのVPI/VCIを自分のVP
I/VCIに変更して(PTは11のまま)自らに割当
られた通信パスを介して送出する場合と、管理セル用の
VPI/VCI(00H/000H)をそのまま使用す
る場合とが考えられる。前者ではAAL13のVPI/
VCIに経路が定まっているのに対し、後者ではATM
スイッチ14の方路分配機能によりすいている経路を選
択してセルを伝送できることから他のデータセル等の伝
送への影響を最小限に留めることができる。
【0016】図5は管理セルを通信ノード内で折り返
し、装置内のトラフィック管理ユニット23によりスタ
ンドアロン的に通信ノードのネットワーク管理を行わせ
る一実施例を描いている。図のトラフィック管理ユニッ
ト23は前述したネットワーク管理ユニットに相当する
機能の一部をノード内に限って実現するものである。例
えば、トラフィック管理ユニット23は各AAL13と
ATMスイッチ14からのトラフィック情報により輻輳
が発生し若しくは発生しそうであるかを認識してそれに
対応するVPIやAALのセル出力を停止し、そして相
手先通信ノード12のトラフィック管理ユニット23へ
管理セルによって通知した後、さらに前記ネットワーク
管理ユニットに通知し、そのネットワーク管理ユニット
はセル出力を停止したAAL13に対して別のVPIを
割り当てる。なお、この応用例としてトラフィック管理
ユニット23は前記VPIとAALをネットワーク管理
ユニットへ通知してセル出力の停止やVPIの切り換え
等を行ってもよい。
し、装置内のトラフィック管理ユニット23によりスタ
ンドアロン的に通信ノードのネットワーク管理を行わせ
る一実施例を描いている。図のトラフィック管理ユニッ
ト23は前述したネットワーク管理ユニットに相当する
機能の一部をノード内に限って実現するものである。例
えば、トラフィック管理ユニット23は各AAL13と
ATMスイッチ14からのトラフィック情報により輻輳
が発生し若しくは発生しそうであるかを認識してそれに
対応するVPIやAALのセル出力を停止し、そして相
手先通信ノード12のトラフィック管理ユニット23へ
管理セルによって通知した後、さらに前記ネットワーク
管理ユニットに通知し、そのネットワーク管理ユニット
はセル出力を停止したAAL13に対して別のVPIを
割り当てる。なお、この応用例としてトラフィック管理
ユニット23は前記VPIとAALをネットワーク管理
ユニットへ通知してセル出力の停止やVPIの切り換え
等を行ってもよい。
【0017】図6は図1に示した本発明によるネットワ
ーク管理装置の一実施例を示したブロック図であり、図
7は図6の装置の制御フローの一例を示したものであ
る。図6と図1との関係は、図6のカウンタ回路31、
セル化回路32、セル分解回路35、管理セル化回路3
6、そして選択回路37が図1のタイマ手段1、セル化
手段2、セル分解手段3、管理セル化手段5そして選択
手段6にそれぞれ対応し、また図6のカウンタ回路33
及びカウンタ回路34は図1のトラフィック情報保持手
段4に対応する。
ーク管理装置の一実施例を示したブロック図であり、図
7は図6の装置の制御フローの一例を示したものであ
る。図6と図1との関係は、図6のカウンタ回路31、
セル化回路32、セル分解回路35、管理セル化回路3
6、そして選択回路37が図1のタイマ手段1、セル化
手段2、セル分解手段3、管理セル化手段5そして選択
手段6にそれぞれ対応し、また図6のカウンタ回路33
及びカウンタ回路34は図1のトラフィック情報保持手
段4に対応する。
【0018】カウンタ回路31はカウント値がシステム
側のプロセサ等によって設定された初期値に達するまで
外部からのシステムクロック等をカウントし、一定周期
でトリガパルスを出力する。セル化回路32は送信デー
タを図14及び図15で示したフォーマットに変更する
ため、例えば音声アナログ信号の場合にはA/D変換を
した後にシリアル/パラレル変換をして48バイトづつ
バッファリングを行いそれらに対して5バイトのヘッダ
を付加することによってセル化を行う。データ信号の場
合には前記A/D変換若しくは次段のシリアル/パラレ
ル変換を含めて不用となる。セル分解回路35は略前記
セル化回路32と逆の動作を行う。なお、前記セル化回
路32は前記カウンタ回路31からのトリガ信号によっ
て管理セル送出時間中セル化を中断する。カウンタ回路
33,34は前述した48バイトのバッファリング終了
信号、例えば48バイトFIFOの満了信号等によって
カウントアップするカウンタ回路である。管理セル化回
路36は前記カウンタ回路31からのトリガ信号によっ
てセル化を開始し、図では前記カウンタ回路33,34
のカウント値をATMセルの情報部へ書き込み、それに
ヘッダ部分を付加して前述したようにPTビットを“1
1”に設定した管理セルを作成する。選択手段37は前
記セル化手段32からのデータセル又は管理セル化手段
36からの管理セルのいずれかを選択出力するセレクタ
からなり、前記カウンタ回路31からのトリガ信号によ
って管理セルの送出が終了するまで管理セル側を選択す
る。バッファ38、39はセル送出若しくは受信のため
のバッファリングを行う。
側のプロセサ等によって設定された初期値に達するまで
外部からのシステムクロック等をカウントし、一定周期
でトリガパルスを出力する。セル化回路32は送信デー
タを図14及び図15で示したフォーマットに変更する
ため、例えば音声アナログ信号の場合にはA/D変換を
した後にシリアル/パラレル変換をして48バイトづつ
バッファリングを行いそれらに対して5バイトのヘッダ
を付加することによってセル化を行う。データ信号の場
合には前記A/D変換若しくは次段のシリアル/パラレ
ル変換を含めて不用となる。セル分解回路35は略前記
セル化回路32と逆の動作を行う。なお、前記セル化回
路32は前記カウンタ回路31からのトリガ信号によっ
て管理セル送出時間中セル化を中断する。カウンタ回路
33,34は前述した48バイトのバッファリング終了
信号、例えば48バイトFIFOの満了信号等によって
カウントアップするカウンタ回路である。管理セル化回
路36は前記カウンタ回路31からのトリガ信号によっ
てセル化を開始し、図では前記カウンタ回路33,34
のカウント値をATMセルの情報部へ書き込み、それに
ヘッダ部分を付加して前述したようにPTビットを“1
1”に設定した管理セルを作成する。選択手段37は前
記セル化手段32からのデータセル又は管理セル化手段
36からの管理セルのいずれかを選択出力するセレクタ
からなり、前記カウンタ回路31からのトリガ信号によ
って管理セルの送出が終了するまで管理セル側を選択す
る。バッファ38、39はセル送出若しくは受信のため
のバッファリングを行う。
【0019】図7は前述した図6の装置の制御フロー例
を示したものである。ステップS101で前記カウンタ
回路31をスタートさせ外部からのシステムクロック等
のカウントを開始する。ステップS102では前記カウ
ント値が所定の値に達したか否かが判断され、そのカウ
ント満了により何回目のカウント満了(N回目)である
かがタイムスタンプされ(S103)、管理セル化回路
36で前述したように管理セルが作成される(S10
3)。その際に、ステップS107からS112により
前記セル化回路32及びセル分解回路35からのセルカ
ウント値が前記カウンタ回路33,34から読み込まれ
管理セル情報部に書き込まれる。ステップ105におい
て管理セル側に選択された前記選択回路37を介して管
理セルが出力され、その後、前記カウンタ回路31の再
ロード等によるカウンタのリスタートが行われ、前述し
たステップ102以降が繰り返される。従って、この例
では一定周期でトラフィック情報の集計が行われ、それ
らは管理セル化されて送出されることになる。
を示したものである。ステップS101で前記カウンタ
回路31をスタートさせ外部からのシステムクロック等
のカウントを開始する。ステップS102では前記カウ
ント値が所定の値に達したか否かが判断され、そのカウ
ント満了により何回目のカウント満了(N回目)である
かがタイムスタンプされ(S103)、管理セル化回路
36で前述したように管理セルが作成される(S10
3)。その際に、ステップS107からS112により
前記セル化回路32及びセル分解回路35からのセルカ
ウント値が前記カウンタ回路33,34から読み込まれ
管理セル情報部に書き込まれる。ステップ105におい
て管理セル側に選択された前記選択回路37を介して管
理セルが出力され、その後、前記カウンタ回路31の再
ロード等によるカウンタのリスタートが行われ、前述し
たステップ102以降が繰り返される。従って、この例
では一定周期でトラフィック情報の集計が行われ、それ
らは管理セル化されて送出されることになる。
【0020】図8は図2の本発明によるネットワーク管
理装置の一実施例を示したものであり、図9は図8の装
置の制御フローの一例を示したものである。図8と図2
との関係は、図8の管理セル検出回路41が図2の管理
情報検出手段7に対応し、その他の部分については前述
した図6の場合と同様であり、またその引用番号も同じ
ことからここでは改めて説明しない。図8と前述した図
6との相違は、図6がカウンタ回路31によって一定周
期で管理セル化を実行するのに対して、中央のネットワ
ーク管理ユニットから送られてきた管理セルに含まれる
ノードの管理セル要請指示によってそれまでのノードに
おけるトラフィック情報を管理セル化し送出する点であ
る。そのために前記カウンタ回路31(図6)の代わり
に管理セル検出回路41が使用される。管理セル検出回
路41は受信セルから受信データを得る点で前述したセ
ル分解回路35と基本構成は代わらず、またそれを併用
することも可能である。従って、図2に示すようにセル
分解手段3の後段若しくは図2の点線で示すか又は図8
で示す管理セル検出回路41のようにセル分解回路35
の前段に配置することが可能である。また図8ではネッ
トワーク管理ユニットから送られる前記管理情報として
管理セルを使用し管理セル専用の管理セル検出回路41
を設けているが、これをセル分解回路35で受信し、そ
の後にヘッダ内容や情報部の指示を判断して同様の動作
をさせてもよい。管理セル検出回路41によるネットワ
ーク管理ユニットからの上記管理セルの検出以降の制御
は図6のタイミング回路31と代わらないのでここでは
説明しない。
理装置の一実施例を示したものであり、図9は図8の装
置の制御フローの一例を示したものである。図8と図2
との関係は、図8の管理セル検出回路41が図2の管理
情報検出手段7に対応し、その他の部分については前述
した図6の場合と同様であり、またその引用番号も同じ
ことからここでは改めて説明しない。図8と前述した図
6との相違は、図6がカウンタ回路31によって一定周
期で管理セル化を実行するのに対して、中央のネットワ
ーク管理ユニットから送られてきた管理セルに含まれる
ノードの管理セル要請指示によってそれまでのノードに
おけるトラフィック情報を管理セル化し送出する点であ
る。そのために前記カウンタ回路31(図6)の代わり
に管理セル検出回路41が使用される。管理セル検出回
路41は受信セルから受信データを得る点で前述したセ
ル分解回路35と基本構成は代わらず、またそれを併用
することも可能である。従って、図2に示すようにセル
分解手段3の後段若しくは図2の点線で示すか又は図8
で示す管理セル検出回路41のようにセル分解回路35
の前段に配置することが可能である。また図8ではネッ
トワーク管理ユニットから送られる前記管理情報として
管理セルを使用し管理セル専用の管理セル検出回路41
を設けているが、これをセル分解回路35で受信し、そ
の後にヘッダ内容や情報部の指示を判断して同様の動作
をさせてもよい。管理セル検出回路41によるネットワ
ーク管理ユニットからの上記管理セルの検出以降の制御
は図6のタイミング回路31と代わらないのでここでは
説明しない。
【0021】図9は図8の装置の制御フロー例を示した
ものであるが、説明上、前記管理セル検出回路41が前
記セル分解回路35の機能の一部として実現されたもの
として説明する。ステップS201で受信されたセルは
ステップS202で管理セルか否かが判断される。も
し、管理セルの場合には(S203)、図8に示すカウ
ンタ回路42にトリガ信号が入力され管理セルの受信回
数(N回)がカウントアップされる(S204)。それ
をスタンプ情報として(S205)それまで蓄積された
トラフィック情報を使って管理セルが作成され(S20
6)そして出力される(S207)。またステップS2
02で通常の受信セルと判断された場合にはステップS
208〜S210が実施される。なお、ステップS20
8〜S213は図7のステップS107〜S112と同
様でありここでは説明しない。従って、この例では中央
のネットワーク管理ユニットからの指示で管理セルの作
成及び送出が開始される。
ものであるが、説明上、前記管理セル検出回路41が前
記セル分解回路35の機能の一部として実現されたもの
として説明する。ステップS201で受信されたセルは
ステップS202で管理セルか否かが判断される。も
し、管理セルの場合には(S203)、図8に示すカウ
ンタ回路42にトリガ信号が入力され管理セルの受信回
数(N回)がカウントアップされる(S204)。それ
をスタンプ情報として(S205)それまで蓄積された
トラフィック情報を使って管理セルが作成され(S20
6)そして出力される(S207)。またステップS2
02で通常の受信セルと判断された場合にはステップS
208〜S210が実施される。なお、ステップS20
8〜S213は図7のステップS107〜S112と同
様でありここでは説明しない。従って、この例では中央
のネットワーク管理ユニットからの指示で管理セルの作
成及び送出が開始される。
【0022】図10は図3の本発明によるネットワーク
管理装置の一実施例を示したものであり、図12は図1
0の装置の制御フローの一例を示したものである。図1
0と図3との関係は、図10のタイマ回路43及びセル
数チェック回路44は図3の送信セル数検出手段8に対
応し、その他の部分については前述した図6の場合と同
様であり、またその引用番号も同じことからここでは改
めて説明しない。図10と前述した図6との相違は、図
6がカウンタ回路31によって一定周期で管理セル化を
実行する代わりに、タイマ回路43とセル数チェック回
路44を使って所定時間内に送受したセル数が所定数以
上に達したとき、すなわち輻輳状態に達したか若しくは
達すると予想されるときまでのノードにおけるトラフィ
ック情報を管理セル化し送出する点である。
管理装置の一実施例を示したものであり、図12は図1
0の装置の制御フローの一例を示したものである。図1
0と図3との関係は、図10のタイマ回路43及びセル
数チェック回路44は図3の送信セル数検出手段8に対
応し、その他の部分については前述した図6の場合と同
様であり、またその引用番号も同じことからここでは改
めて説明しない。図10と前述した図6との相違は、図
6がカウンタ回路31によって一定周期で管理セル化を
実行する代わりに、タイマ回路43とセル数チェック回
路44を使って所定時間内に送受したセル数が所定数以
上に達したとき、すなわち輻輳状態に達したか若しくは
達すると予想されるときまでのノードにおけるトラフィ
ック情報を管理セル化し送出する点である。
【0023】図11は前記セル数チェック回路44の一
構成例を示したものである。図10のタイマ回路43は
システムクロック等の外部タイミング信号を先に決めら
れた所定数だけ計数することによって、送信セル数を数
えるための時間範囲を指定するチェックパルス(ゲート
イネーブル信号)を周期的に出力する。セル数チェック
回路は、図6で説明したカウンタ回路33,34からの
送信セルカウント数及び受信セルカウント数を輻輳状態
を示すセル数が設定されたセル数設定レジスタ54から
の出力と比較回路51,52においてそれぞれ比較す
る。それらが一致したときに後段のOR回路53の出力
は1となり図6のカウンタ回路31出力と同様な制御が
なされる。なお、図11では送受両方のセル数をカウン
トする構成が示されているが、輻輳判断自体は送信側だ
けで可能であり受信側の比較回路52及びOR回路53
を除いた構成ももちろん可能である。
構成例を示したものである。図10のタイマ回路43は
システムクロック等の外部タイミング信号を先に決めら
れた所定数だけ計数することによって、送信セル数を数
えるための時間範囲を指定するチェックパルス(ゲート
イネーブル信号)を周期的に出力する。セル数チェック
回路は、図6で説明したカウンタ回路33,34からの
送信セルカウント数及び受信セルカウント数を輻輳状態
を示すセル数が設定されたセル数設定レジスタ54から
の出力と比較回路51,52においてそれぞれ比較す
る。それらが一致したときに後段のOR回路53の出力
は1となり図6のカウンタ回路31出力と同様な制御が
なされる。なお、図11では送受両方のセル数をカウン
トする構成が示されているが、輻輳判断自体は送信側だ
けで可能であり受信側の比較回路52及びOR回路53
を除いた構成ももちろん可能である。
【0024】図12は図10の装置の制御フローの一例
を示したものである。ステップS301でスタートされ
た前記タイマ回路43はその満了(S302)によって
チェックパルスを出力する(S303)。前記セル数チ
ェック回路44でチェックパルス周期でセル数が比較判
断され(S304,S305)、送信セル数若しくは受
信セル数が前記セル数設定レジスタ54の設定値より大
きいときに前記タイマ回路43の値がスタンプされ(S
307)そしてそれまでのトラフィック情報が管理セル
化されて出力される(S308,S309)。もし前記
比較結果が小さければタイマ回路43が再スタートされ
次の周期で同様な判断が繰り返される。ステップS31
0〜S315は図7のステップS107〜S112と同
様でありここでは説明しない。従って、この例では輻輳
状態に相当する所定時間内に送受され若しくは送信され
るセル数が所定セル数を越えた場合に管理セルの作成及
び送出が開始される。
を示したものである。ステップS301でスタートされ
た前記タイマ回路43はその満了(S302)によって
チェックパルスを出力する(S303)。前記セル数チ
ェック回路44でチェックパルス周期でセル数が比較判
断され(S304,S305)、送信セル数若しくは受
信セル数が前記セル数設定レジスタ54の設定値より大
きいときに前記タイマ回路43の値がスタンプされ(S
307)そしてそれまでのトラフィック情報が管理セル
化されて出力される(S308,S309)。もし前記
比較結果が小さければタイマ回路43が再スタートされ
次の周期で同様な判断が繰り返される。ステップS31
0〜S315は図7のステップS107〜S112と同
様でありここでは説明しない。従って、この例では輻輳
状態に相当する所定時間内に送受され若しくは送信され
るセル数が所定セル数を越えた場合に管理セルの作成及
び送出が開始される。
【0025】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によればトラ
フィック情報を管理セルによって伝送することにより、
重要なネットワークの制御信号のパスに影響を与えるこ
となくトラヒック情報の管理及び輻輳の制御が可能とな
る。
フィック情報を管理セルによって伝送することにより、
重要なネットワークの制御信号のパスに影響を与えるこ
となくトラヒック情報の管理及び輻輳の制御が可能とな
る。
【図1】本発明によるネットワーク管理装置の基本構成
(1)を示したブロック図である。
(1)を示したブロック図である。
【図2】本発明によるネットワーク管理装置の基本構成
(2)を示したブロック図である。
(2)を示したブロック図である。
【図3】本発明によるネットワーク管理装置の基本構成
(3)を示したブロック図である。
(3)を示したブロック図である。
【図4】管理セルによるネットワーク集中管理の一実施
例を図式的に示した図である。
例を図式的に示した図である。
【図5】管理セルによるノード内ネットワーク管理の一
実施例を図式的に示した図である。
実施例を図式的に示した図である。
【図6】図1に示す本発明の一実施例を示したブロック
図である。
図である。
【図7】図6の装置の制御フローの一例を示したフロー
チャートである。
チャートである。
【図8】図2に示す本発明の一実施例を示したブロック
図である。
図である。
【図9】図8の装置の制御フローの一例を示したフロー
チャートである。
チャートである。
【図10】図3に示す本発明の一実施例を示したブロッ
ク図である。
ク図である。
【図11】図10のセル数チェック回路の一構成例を示
したブロック図である。
したブロック図である。
【図12】図10の装置の制御フローの一例を示したフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図13】ATM通信網の一構成例を図式的に示した図
である。
である。
【図14】ATMセルのフォーマット構成を示した図で
ある。
ある。
【図15】ATMセルのヘッダ部の構成を示した図であ
る(NNI側)。
る(NNI側)。
1…タイマ手段 2…セル化手段 3…セル分解手段 4…トラフィック情報保持手段 5…管理セル化手段 6…選択手段 7…管理情報検出手段 8…送信セル数検出手段 11…加入者端末 12…通信ノード 13…AAL 14…ATMスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関端 理 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 八田 裕之 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 兵頭 竜二 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 古家 礼子 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 非同期転送モード(ATM)通信におい
てトラフィック情報を伝達する管理セルを使ってネット
ワーク管理を行うネットワーク管理装置は、前記管理セ
ルを所定周期で送出するタイミング信号を出力するタイ
マ手段(1)、送信データから送信セルを作成し前記タ
イミング信号の出力で前記送信セルの出力を中断するセ
ル化手段(2)、受信セルから受信データを復元するセ
ル分解手段(3)、前記セル化手段(2)及び前記セル
分解手段(3)からのトラフィック情報を保持するため
のトラフィック情報保持手段(4)、前記タイマ手段
(1)からのタイミング信号により前記トラフィック情
報保持手段(4)からのトラフィック情報を含む前記管
理セルを作成する管理セル化手段(5)、そして前記タ
イマ手段(1)からのタイミング信号により送信するた
めのセルを前記送信セルから前記管理セルへ切り換える
選択手段(6)から構成することを特徴とすネットワー
ク管理装置。 - 【請求項2】 非同期転送モード(ATM)通信におい
てトラフィック情報を伝達する管理セルを使ってネット
ワーク管理を行うネットワーク管理装置は、受信セルか
ら管理セル送出情報を抽出する管理情報検出手段
(7)、送信データから送信セルを作成し前記管理情報
検出手段(7)からの指示で前記送信セルの出力を中断
するセル化手段(2)、受信セルから受信データを復元
するセル分解手段(3)、前記セル化手段(2)及び前
記セル分解手段(3)からのトラフィック情報を保持す
るためのトラフィック情報保持手段(4)、前記管理情
報検出手段(7)からの指示により前記トラフィック情
報保持手段(4)からのトラフィック情報を含む前記管
理セルを作成する管理セル化手段(5)、そして前記管
理情報検出手段(7)からの指示により送信するための
セルを前記送信セルから前記管理セルへ切り換える選択
手段(6)から構成することを特徴とすネットワーク管
理装置。 - 【請求項3】 非同期転送モード(ATM)通信におい
てトラフィック情報を伝達する管理セルを使ってネット
ワーク管理を行うネットワーク管理装置は、送信セル数
が所定時間内に所定数に達したときに検出信号を出力す
る送信セル数検出手段(8)、送信データから前記送信
セルを作成し前記検出信号の出力で前記送信セルの出力
を中断するセル化手段(2)、受信セルから受信データ
を復元するセル分解手段(3)、前記セル化手段(2)
及び前記セル分解手段(2)からのトラフィック情報を
保持するためのトラフィック情報保持手段(4)、前記
送信セル数検出手段(8)からの検出信号により前記ト
ラフィック情報保持手段(4)からのトラフィック情報
を含む前記管理セルを作成する管理セル化手段(5)、
そして前記送信セル数検出手段(8)からの検出信号に
より送信するためのセルを前記送信セルから前記管理セ
ルへ切り換える選択手段(6)から構成することを特徴
とすネットワーク管理装置。 - 【請求項4】 送信データから送信セルを作成するセル
化手段及び受信セルから受信データを復元するセル分解
手段からトラフィック情報を収集する第1のステップ、 所定の周期信号により前記収集されたトラフィック情報
を伝達するための管理セルを作成する第2のステップ、 前記作成された管理セルを前記送信セルの通信パスを使
ってネットワークを管理するためのネットワーク管理ユ
ニットへ送信する第3のステップから構成することを特
徴とする非同期転送モード(ATM)通信におけるネッ
トワーク管理方法。 - 【請求項5】 送信データから送信セルを作成するセル
化手段及び受信セルから受信データを復元するセル分解
手段からトラフィック情報を収集する第1のステップ、 通信パスを介して受信されたネットワークを管理するた
めのネットワーク管理ユニットからの指示により前記収
集されたトラフィック情報を伝達するための管理セルを
作成する第2のステップ、 前記作成された管理セルを前記送信セルの通信パスを使
って前記ネットワーク管理ユニットへ送信する第3のス
テップから構成することを特徴とする非同期転送モード
(ATM)通信におけるネットワーク管理方法。 - 【請求項6】 送信データから送信セルを作成するセル
化手段及び受信セルから受信データを復元するセル分解
手段からトラフィック情報を収集する第1のステップ、 前記セル化手段による送信セルの送信数が所定時間内に
所定数に達したときに前記収集されたトラフィック情報
を伝達するための管理セルを作成する第2のステップ、 前記作成された管理セルを前記送信セルの通信パスを使
ってネットワークを管理するためのネットワーク管理ユ
ニットへ送信する第3のステップから構成することを特
徴とする非同期転送モード(ATM)通信におけるネッ
トワーク管理方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6333992A JPH05268242A (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 管理セルによるネットワーク管理装置及びその方法 |
US08/019,835 US5357510A (en) | 1992-02-19 | 1993-02-19 | Apparatus and a method for supervising and controlling ATM traffic |
US08/268,576 US5544169A (en) | 1992-02-19 | 1994-07-06 | Apparatus and a method for supervising and controlling ATM traffic |
US08/272,378 US5570361A (en) | 1992-02-19 | 1994-07-06 | Apparatus and a method for supervising and controlling ATM traffic |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6333992A JPH05268242A (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 管理セルによるネットワーク管理装置及びその方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05268242A true JPH05268242A (ja) | 1993-10-15 |
Family
ID=13226386
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6333992A Withdrawn JPH05268242A (ja) | 1992-02-19 | 1992-03-19 | 管理セルによるネットワーク管理装置及びその方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05268242A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997005724A1 (fr) * | 1995-08-02 | 1997-02-13 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Unite de commande de vitesse dynamique |
-
1992
- 1992-03-19 JP JP6333992A patent/JPH05268242A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997005724A1 (fr) * | 1995-08-02 | 1997-02-13 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Unite de commande de vitesse dynamique |
US6046983A (en) * | 1995-08-02 | 2000-04-04 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Dynamic rate control system |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990608 |