JPH05265860A - ディスクキャッシュ入出力制御システム - Google Patents

ディスクキャッシュ入出力制御システム

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JPH05265860A
JPH05265860A JP4064187A JP6418792A JPH05265860A JP H05265860 A JPH05265860 A JP H05265860A JP 4064187 A JP4064187 A JP 4064187A JP 6418792 A JP6418792 A JP 6418792A JP H05265860 A JPH05265860 A JP H05265860A
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JP
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data
cache memory
slot
cache
destage
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Application number
JP4064187A
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English (en)
Inventor
Mayumi Tanaka
真由美 田中
Shoji Isaka
昇二 井坂
Eiki Mori
栄樹 森
Morihiko Yotsuya
守彦 四谷
Shigeo Honma
繁雄 本間
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Hitachi Software Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Software Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 デステージ中のスロットに対し、上位処理装
置から入出力要求が発生した場合、当該スロットのデス
テージ終了を待たずに、キャッシュメモリと上位処理装
置間でのデータ転送を可能とする。 【構成】キャッシュディレクトリ32b2内のスロット
管理テーブル32b3にデステージに関するスロット管
理情報1格納部〜3格納部32b4〜32b6を設定す
ることにより、上位チャネル2aまたは2bからアクセ
ス要求のあったデータを含むキャッシュメモリ36内の
スロット36aがデステージ中であっても、上位チャネ
ル2aまたは2bからのアクセス要求をデステージと並
列に行うことができるディスクキャッシュ入出力制御シ
ステム。 【効果】デステージ終了を待たずに、上位処理装置とキ
ャッシュメモリ間でデータ転送が行えるため、システム
のスループットの低下を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理装置内のディ
スクサブシステムにおけるディスクキャッシュ入出力制
御システムに適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】情報処理システムにおいては、中央処理
装置は半導体メモリから成る高速な主記憶をもち、近
年、その処理速度は著しく向上している。一方、外部記
憶装置としては、回転型記憶装置の一種である磁気ディ
スク装置を使用することが知られている。
【0003】ところで、磁気ディスク装置は、複数枚の
記録円盤(これを磁気ディスクと呼ぶ)を重ねた構造に
なっている。各磁気ディスク上には、データを記録する
領域として、同心円上に複数個のトラックが設けられて
おり、1つのトラックには複数個のレコードが格納され
る。磁気ディスクの回転軸上から等距離にあるトラック
が円盤の枚数だけ垂直に並んでいる。この集合はシリン
ダと呼ばれている。
【0004】データをアクセスする時には、シリンダ番
号、トラック番号、レコード番号を指定すると、各々の
磁気ディスクの面上に付けられた磁気ヘッドを所定の駆
動装置が、磁気ディスクの径方向に移動させ、任意のト
ラック上に位置付け、目的のレコードが記録されてい
る、または、レコードが記録されるべき、当該トラック
上の領域が磁気ディスクの回転によって、磁気ヘッドの
直下を通過する時に、目的のレコードを読出し、また
は、レコードの書込みを行う。
【0005】したがって、磁気ヘッドを目的のトラック
に移動させるシーク動作や当該トラック上の目的のレコ
ードが磁気ヘッドの直下を通過するまでの回転待ちなど
の機械的動作が介在することとなる。このような機械的
動作に要する時間は、中央処理装置の処理時間と比較す
ると大きいために、磁気ディスクからのデータの入出力
時間が、情報処理システムの性能を押える一つの要因と
なっている。
【0006】上述のような不都合を回避すべく、上位処
理装置と磁気ディスク装置との間のデータ転送経路に、
半導体メモリから成るキャッシュメモリを配置し、上位
処理装置側から入出力を要求される可能性の高いデータ
を磁気ディスク装置からキャッシュメモリに予め複写し
ておき、上位処理装置側からの入出力要求に対し、可能
な限り、当該キャッシュメモリに複写されているデータ
を用いて応答するようにした、所謂、ディスクキャッシ
ュ技術が用いられている。これにより、目的のデータは
キャッシュメモリと上位処理装置との間で転送され、磁
気ディスク装置に対する機械的動作がなくなり、高速な
応答が可能となる。
【0007】一般に、ディスクキャッシュ技術では、上
位処理装置からの入力命令に対しては、目的のレコード
がキャッシュメモリ内に存在すれば、キャッシュメモリ
から上位処理装置へデータ転送を行い、応答の高速化を
図る。
【0008】一方、上位処理装置からの出力命令に対し
ては、ライトスルー型ディスクキャッシュとライトアフ
タ型ディスクキャッシュと呼ばれる二通りの処理方法が
ある。
【0009】ライトスルー型ディスクキャッシュでは、
上位処理装置から転送される出力データは、キャッシュ
メモリが揮発性であるため、キャッシュメモリと磁気デ
ィスク装置との両方に書込みを行い、電源遮断時などの
データ喪失を防止する。このため、磁気ディスク装置に
対する機械的動作が介在し、応答の高速化は図れない。
【0010】これに対し、ライトアフタ型ディスクキャ
ッシュでは、たとえば、特開昭59−220856等に
開示されているように、キャッシュメモリの他に不揮発
化機構を具備し、上位処理装置から転送される書込みデ
ータは、キャッシュメモリと不揮発化機構の両方に書き
込んだ時点で書込み終了を上位処理装置に報告する。書
込みデータは不揮発化機構内にバックアップされている
ため、電源遮断時などのデータ保証が行え、かつ、書込
み時には、磁気ディスク装置に対する機械的動作が介入
せず、応答の高速化が図れる。
【0011】さて、ディスクキャッシュ技術では、目的
のデータがキャッシュメモリ内に存在することをヒッ
ト、目的のデータがキャッシュメモリ内に存在する確率
をヒット率と呼ぶが、キャッシュメモリと上位処理装置
間でのデータ転送の割合を可能な限り多くするために
は、ヒット率を大きくすることが必要である。
【0012】キャッシュメモリに格納すべきデータを選
択するアルゴリズムとしてLRU(Least Rec
ently Used)アルゴリズムが広く知られてい
る。LRUアルゴリズムは、最も最近にアクセスされた
データが今後もアクセスされる可能性が高いと考え、よ
り長く、キャッシュメモリ内に留めようとするアルゴリ
ズムである。
【0013】したがって、上位処理装置から要求された
データがキャッシュメモリ内に存在しない(これをミス
と呼ぶ)場合には、磁気ディスク装置からキャッシュメ
モリへ、そのデータを含むトラックの一部あるいはトラ
ック全体をコピーする(これをステージングと呼ぶ)。
ステージングしようとした時に、キャッシュメモリ内に
空き領域がない場合には、LRUアルゴリズムにより、
最も古い過去にアクセスされたデータが、今後はアクセ
スされる可能性が最も低いと考え、キャッシュメモリ内
から破棄し、この領域に新たにステージングを行う。
【0014】ところで、万一の停電などの障害時に書込
みデータの喪失を防止するため、キャッシュメモリと同
時に不揮発化機構にもデータの写しを格納するライトア
フタ型ディスクキャッシュでは、不揮発化機構が小容量
であるため、書込みデータで溢れることがないように、
データはキャッシュメモリから磁気ディスク装置に随
時、コピーする(これをデステージと呼ぶ)。デステー
ジされたデータは不揮発化機構から破棄される。磁気デ
ィスク制御装置は、空き時間を利用し、前述のLRUア
ルゴリズムにより、今後アクセスされる可能性の最も低
いデータを含むトラック全体もしくは、当該トラックの
近傍の複数個のトラックを随時、デステージする。また
は、上位処理装置からの書込みの要求があり、書込みデ
ータをキャッシュメモリと不揮発化機構に書込もうとし
た時、上述のデステージでは追いつかず、不揮発化機構
に既に、ある一定量以上の書込みデータが格納されてい
て、溢れる可能性がある場合には、当該書込みデータを
含むトラックとその近傍にある複数個のトラツクをデス
テージする。
【0015】このように、小容量の不揮発化機構が書込
みデータで溢れることがないように、磁気ディスク制御
装置により、効率的に管理され、書込まれたデータは随
時、キャッシュメモリから磁気ディスク装置にデステー
ジされる。また、上位処理装置からの直接的な命令によ
り、積極的にデステージを行うことも可能である。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来技術
では、キャッシュメモリは複数個のエントリ(このエン
トリはスロットと呼ばれる)から成り、各エントリに磁
気ディスク装置の1トラック分のデータが格納される
が、上位処理装置から入出力命令が発行された時、キャ
ッシュメモリ内に複写されている当該データを含むトラ
ック(スロット)がデステージ中である場合には、当該
スロットは使用中(スロットビジィーと呼ぶ)となる。
このため、上位処理装置からの入出力命令は、当該スロ
ットのデステージが終了するまで待たされることとな
る。目的のデータがキャッシュメモリ内に存在している
(ヒット)にもかかわらず、キャッシュメモリと上位処
理装置間のデータ転送が、デステージにより待たされる
こととなり、システムのスループット(単位時間当りの
データ転送量)及びデータ転送経路の可用性が低下する
という問題があった。
【0017】そこで、本発明の目的は、スループットの
低下及びデータ転送経路の可用性の低下を防止するた
め、上位処理装置から入出力要求のあったデータを含む
キャッシュメモリのスロットがデステージ中であって
も、キャッシュメモリと上位処理装置間のデータ転送を
可能とする入出力制御技術を提供することにある。
【0018】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0019】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記の通りである。
【0020】すなわち、本発明になるディスクキャッシ
ュ入出力制御システムでは、上位処理装置と磁気ディス
ク装置との間に、両者間で授受されるデータのコピーを
保持するキャッシュメモリ、特に、ライトアフタ型ディ
スクキャッシュ(上位処理装置から発行されるデータ書
込み要求によって、磁気ディスク装置に書込むべき書込
みデータをキャッシュメモリに格納する動作と当該キャ
ッシュメモリから磁気ディスク装置に書込む動作を非同
期に行うキャッシュメモリ)を設け、上位処理装置から
発行される入出力命令の実行に際しては、可能な限り、
キャッシュメモリに保持されているデータを用いて応答
するようにした情報処理システムであって、キャッシュ
メモリ内の各スロットに対し、デステージに関するスロ
ット管理情報、 1.当該スロットをデステージ中か否か 2.当該スロットをデステージ中の時、当該スロットの
どのレコードをデステージ中か 3.当該スロットをデステージ中に、当該スロットに書
込みを行ったか否か を記憶する手段を設け、上位処理装置から入出力要求が
発行された時に、目的のデータを含むスロットがデステ
ージ中であっても、当該入出力要求を受け付け、上位処
理装置とキャッシュメモリ間のデータ転送とデステージ
とを並列に行うことを可能とするものである。
【0021】
【作用】上記した本発明のディスクキャッシュ入出力制
御システムによれば、たとえば、キャッシュメモリ内の
スロットに対し、デステージが発生した場合には、前述
のスロット管理情報1として、“当該スロットをデステ
ージ中”という情報を記憶する。そして、当該スロット
内に保持されているレコードを順次、デステージする
際、前述のスロット管理情報2として、デステージを開
始するレコードの番号を記憶する。上位処理装置から入
出力要求が発行された時には、当該要求が読出し要求か
書込み要求かを判定する。読出し要求であり、目的のデ
ータがキャッシュメモリ内に存在する場合には、目的の
データを含むスロットをデステージ中であるか否かを、
上記スロット管理情報1により調べ、デステージ中であ
っても、目的のデータをキャッシュメモリから上位処理
装置に直ちに、転送する。
【0022】一方、上位処理装置からの入出力要求が、
書込み要求であり、目的のデータがキャッシュメモリ内
に存在する場合には、上述の読出し要求の場合と同様に
して、スロット管理情報1により目的のデータを含むス
ロットをデステージ中であるか否かを調べ、デステージ
中である場合には、上記スロット管理情報2により、現
在デステージ中のスロット内のレコード番号を調べる。
目的のデータを含むレコードのデステージが終了してい
れば、直ちに、上位処理装置からのデータを当該スロッ
ト内の目的のレコードに書込み、不揮発化機構にも、当
該レコードをコピーして、上位処理装置に書込み終了を
報告する。同時に、前述のスロット管理情報3として、
“当該スロットをデステージ中に当該スロットに書込み
を行った”ことを記憶する。これにより、当該スロット
のデステージ完了後に、当該スロットが不揮発化機構か
ら破棄されることを防止する。
【0023】なお、上記の3つのスロット管理情報に記
憶された情報はデステージ完了後にリセットするものと
する。
【0024】このようにすることにより、上位処理装置
から入出力要求が発行された場合、目的のデータを含む
キャッシュメモリ内のスロットがデステージ中であって
も、上位装置からの読み出し要求時および既にデステー
ジが終了しているレコードに対する書き込み要求時にお
いては、キャッシュメモリと磁気ディスク装置間のデー
タ転送経路である下位パスを用いて行われるデステージ
と並行して、キャッシュメモリと上位処理装置間のデー
タ転送経路である上位パスを用いてのデータ転送を行う
ことができる。このため、データ転送経路が有効に利用
され、上位処理装置とキャッシュメモリ間のデータ転送
が、デステージ終了を待つことなく、直ちに実行され、
システムスループットが向上する。
【0025】
【実施例】以下、図面を参照しながら、本発明の一実施
例であるディスクキャッシュ入出力制御システムの一例
について詳細に説明する。
【0026】図1は、本発明のディスクキャッシュ入出
力制御が実施される情報処理システムの全体構成の一例
を示すブロック図である。
【0027】図1に示されるように、本実施例のディス
クキャッシュ入出力制御が実施される情報処理システム
は、中央処理装置1a,1b、チャネル2a,2b、ラ
イトアフタ型ディスクキャッシュ装置3、磁気ディスク
接続装置4および複数個の磁気ディスク装置5、上位パ
ス6、下位パス7から成る。
【0028】チャネル2a,2bは中央処理装置1a,
1bとライトアフタ型ディスクキャッシュ装置3との間
におけるコマンドやデータの授受を制御する。
【0029】磁気ディスク接続装置4は、ライトアフタ
型ディスクキャッシュ装置3の指令により、配下の複数
個の磁気ディスク装置5を適宜選択して、当該ライトア
フタ型ディスク制御装置と接続するなどの動作を行う。
【0030】磁気ディスク装置5は、ライトアフタ型デ
ィスクキャッシュ装置3と磁気ディスク接続装置4を介
して、前記チャネル2a,2bとの間で授受されるデー
タを記録/再生する外部記憶媒体である。
【0031】上位パス6は、チャネル2a,2bとライ
トアフタ型ディスクキャッシュ装置3を接続しており、
このパスを介してチャネル2a,2bとライトアフタ型
ディスクキャッシュ装置3の間のデータ転送が行なわれ
る。
【0032】下位パス7は、ライトアフタ型ディスクキ
ャッシュ装置3と磁気ディスク接続装置4を接続してお
り、このパスを介してとライトアフタ型ディスクキャッ
シュ装置3と磁気ディスク接続装置4の間のデータ転送
が行なわれる。
【0033】図2は、図1のライトアフタ型ディスクキ
ャッシュ装置3の詳細な構成の一例を示すブロック図で
ある。
【0034】ライトアフタ型ディスクキャッシュ装置3
は、図2に示されるように、マイクロプロセサ31、制
御メモリ32、データ転送制御回路33、対チャネル転
送制御回路34、対ディスク転送制御回路35、キャッ
シュメモリ36および不揮発化機構37から成る。
【0035】マイクロプロセサ31は、ライトアフタ型
ディスクキャッシュ制御装置3全体の制御を行う。制御
メモリ32はマイクロプログラム32a、キャッシュデ
ィレクトリ32bを格納している。
【0036】データ転送制御回路33は、対チャネル転
送制御回路34と対ディスク転送制御回路35との同期
をとりつつ、チャネル2a,2bと磁気ディスク装置5
との間のデータ授受を制御する。
【0037】対チャネル転送制御回路34は、チャネル
2a,2bとの間におけるコマンドやデータなどの授受
を制御し、対ディスク転送制御回路35は、磁気ディス
ク装置5との間におけるコマンドやデータなどの授受を
制御する。
【0038】キャッシュメモリ部36は、通常、揮発性
の半導体メモリで構成され、複数個のスロット36aを
有する。各スロット36aには、磁気ディスク装置5に
記録されている1トラック分のデータの写しが格納され
る。
【0039】これに対し、不揮発化機構37は、データ
を磁気ディスク装置5に確実に書込むことを保証するた
め、たとえば、不揮発性の半導体メモリなどで構成さ
れ、万一の停電などの障害時にも書込みデータを確実に
保持して、当該書込みデータの信頼性を確保するための
ものである。
【0040】図2の制御メモリ32内のディレクトリメ
モリ32bは、図3に示すように、検索用テーブル32
b1およびスロット管理テーブル32b2から成る。
【0041】検索用テーブル32b1は、キャッシュメ
モリ36に格納(ステージング)されているデータの、
磁気ディスク5内のトラックのアドレスと、そのデータ
のキャッシュメモリ36内の格納位置を示す情報とを保
持している。マイクロプロセッサ31は、この検索用テ
ーブル32b1を参照することにより、中央処理装置1
a又は1bから要求されたデータがキャッシュメモリ3
6内に存在するか否かを判定する。
【0042】スロット管理テーブル32b2は、キャッ
シュメモリ36の各スロット36aと1対1に対応する
エントリを保持する。各エントリは前述のLRUアルゴ
リズムに従って順序付けされ、最も最近アクセスされた
データの位置する側をMRU(Most Recent
ly Used)側と呼び、最も古い過去にアクセむこ
とを保証するため、たとえば、不揮発性の半導体メモリ
などで構成され、万一の停電などの障害時にも書き込み
デ−タを確実に保持して、当該書き込みデ−タの信頼性
を確保するためのものである。
【0043】制御メモリ32内のディレクトリメモリ3
2bは、図3に示すように、検索用テ−ブル32b1お
よびスロット管理テ−ブル32b2からなる。検索用テ
−ブル32b1は、キャッシュメモリ36に格納(ステ
−ジング)されているデ−タの磁気ディスク装置5内の
トラックのアドレスと、そのデ−タのキャッシュメモリ
36内の格納位置を示す情報を保持している。マイクロ
プロセサ31は、この検索用テ−ブル32b1を参照す
ることにより、中央処理装置1a又は1bから要求され
たデ−タがキャッシュメモリ36内に存在するか否かを
判定する。
【0044】スロット管理テ−ブル32b2は、キャッ
シュメモリ36の各スロットと1対1に対応するエント
リを保持する。各エントリは前述のLRUアルゴリズム
に従って順序付けされ、最も最近アクセスされたデ−タ
の位置する側をMRU(Most Recently
Used)側と呼び、最も古い過去にアクセスされたデ
ータの位置する側をLRU(Least Recent
ly Used)側と呼ぶ。
【0045】キャッシュメモリ36内の1つのスロット
36aに格納されているデ−タ(磁気ディスク装置5に
記録されている1トラック分のデ−タ)を破棄する時
は、LRU側にあるエントリに対応するトラックが選択
される。
【0046】1つのエントリに記憶する情報は、たとえ
ば、対応するスロット36aに格納されているデータの
磁気ディスク装置番号、シリンダ番号、トラック番号等
である。また、スロット管理ブロック32b3には本発
明による前述の3つのスロット管理情報1〜3を、スロ
ット管理情報1格納部32b4〜スロット管理情報3格
納部32b6にそれぞれ格納する。
【0047】キャッシュメモリ36および不揮発化機構
37と、磁気ディスク装置5との間のデータの読出し/
書込み動作は、たとえば、磁気ディスク装置5における
1トラック分のデータ量などを単位として行われ、通
常、上位のチャネル2aまたは2bとの間におけるデー
タの授受とは非同期に行われる。
【0048】次に、本実施例のディスクキャッシュ入出
力制御システムの作用について、図4および図5のフロ
ーチャートを参照しながら説明する。図4は、図2のラ
イトアフタ型ディスクキッシュ装置3のMPU31の指
令で、対チャネル転送制御回路34により、上位パス6
で行われるデータ転送処理を示すフローチャートであ
る。磁気ディスク装置5に格納されているデータのう
ち、チャネル2a,2bによるアクセスが予想されるデ
ータ領域がMPU31によりトラック単位などで、キャ
ッシュメモリ36に随時複写されている。チャネル2a
または2bからの読出し要求に対しては、可能な限り、
当該キャッシュメモリ36に複写されているデータを用
いて高速に応答する。チャネル2aまたは2bからの書
込み要求に対しては、キャッシュメモリ36に複写され
ているデータに書込みを行い、同時に、不揮発化機構3
7にも書込みを行う。この後、直ちに、データ書き込み
要求発行元のチャネル2aまたは2bに書込み終了が報
告される。不揮発化機構37に書込まれた複数のデータ
は、随時、まとめて目的の磁気ディスク装置5にデステ
ージされる。磁気ディスク装置5に書込まれたデータ
は、不揮発化機構37から破棄され、不揮発化機構37
内の当該データ領域が開放され、他の書込みデータのた
めに使用される。
【0049】ところで、従来は、不揮発化機構37から
磁気ディスク装置5にデステージされている時に、上位
チャネル2aまたは2bから、現在、デステージ中のデ
ータ領域(スロット)に対し、アクセス要求が発生した
場合には、当該スロットが使用中であるため、上位チャ
ネル2aまたは2bからの当該スロットに対するアクセ
ス要求は、デステージが終了するまでは受け付けられな
い。本実施例では、このような場合、スロット管理テー
ブル32b2内のスロット管理ブロック32b3内のス
ロット管理情報1格納部32b4、スロット管理情報2
格納部32b5、およびスロット管理情報3格納部32
b6におのおの格納されたスロット管理情報1,2およ
び3を利用して、次のように、デステージ処理と上位チ
ャネル2aまたは2bからのアクセス要求を並列に処理
できるように制御する。
【0050】すなわち、図2のライトアフタ型ディスク
キャッシュ装置3のMPU31は、キャッシュディレク
トリ32内の検索用テーブル32b1(図3参照)を調
べることにより、上位チャネル2aまたは2bからアク
セス要求されたデータの写しが、キャッシュメモリ36
内に格納されているか否かを調べる(ステップ10
1)。目的のデータの写しがキャッシュメモリ36内に
格納されていない場合には、従来技術による処理(キャ
ッシュミスの処理)を行う(ステップ110)。目的の
データの写しがキャッシュメモリ36内に格納されてい
る場合には、MPU31はキャッシュメモリ36内のス
ロット管理テーブル32b2から、当該データの写しを
含むスロットを管理しているスロット管理ブロック32
b3を参照する。MPU31は、まず、スロット管理情
報1格納部32b4に格納された情報により、当該スロ
ットがデステージ中であるか否かを調べる(ステップ1
02)。当該スロットがデステージ中でない場合には、
従来技術による処理(キャッシュヒット)の処理を行う
(ステップ107,108,109)。当該スロットが
デステージ中である場合には、MPU31は、上位チャ
ネル2aまたは2bからのアクセス要求が読出しである
か、書込みであるかを判定する(ステップ103)。上
位チャネル2aまたは2bからのアクセス要求が読出し
要求である場合には、MPU31の指令により、対チャ
ネルデータ転送制御回路34が、上位パス6を用いて、
直ちに、キャッシュメモリ36内のデステージ中のスロ
ットから読みだし要求発行元の上位チャネル2aまたは
2bへデータを転送する(ステップ108)。これによ
り、デステージ中のスロットに対する上位チャネル2a
または2bからの読出し要求に対しては、デステージの
終了を待つことなく、リードヒットの処理が行なわれ
る。
【0051】上位チャネル2aまたは2bからのアクセ
ス要求が書込み要求である場合には、MPU31は、目
的のデータの写しを含むスロット36aを管理するスロ
ット管理ブロック32b3内のスロット管理情報2格納
部32b5に格納された、当該スロット36a内のデス
テージ中のレコード番号(レコード番号aとする)を取
出し、上位チャネル2aまたは2bからアクセス要求の
あったデータを含む当該スロット36a内のレコード番
号(レコード番号bとする)と比較する(ステップ10
4)。一般に、デステージはスロット内の先頭レコード
から順番に行われるので、レコード番号a>レコード番
号bであれば、上位チャネル2aまたは2bからアクセ
ス要求のあったデータは既に、デステージが終了してい
ることとなる。このときは、MPU31の指令により対
チャネルデータ転送制御回路34による上位パス6を用
いて、キャッシュメモリ36内の当該スロットのレコー
ド番号bのデータに直ちに書込みを行い、同時に、不揮
発化機構37にも、同じデータを書込むライトヒット処
理を行ない(ステップ105)、データ書き込み要求発
行元の上位チャネル2aまたは2bに書込み終了を報告
する。さらに、MPU31は、デステージ中に、当該ス
ロット36a内のレコード番号bに対し、書込みを行っ
たため、当該スロット36aのデステージ終了後に、当
該スロット内のデータの写しが不揮発化機構37より破
棄されることを防止するため、スロット管理ブロック3
2b3内のスロット管理情報3格納部32b6に、当該
スロットはデステージ中に、新たな書込みがあったこと
を記録しておく(ステップ106)。
【0052】このように、デステージ中のスロットに対
する上位チャネル2aまたは2bからの書込み要求は、
既に、デステージが終了した部分へのアクセス要求であ
れば、スロット全体のデステージの終了を待つことな
く、直ちに、ライトヒットとして処理できる。ただし、
レコード番号a≦レコード番号bである場合は、上位チ
ャネル2aまたは2bからアクセス要求のあったデータ
は、現在、デステージ中かまたは、今後、デステージさ
れるレコードに含まれていることを示すので、従来技術
と同様に、当該スロットのデステージ終了を待って書込
みを行う(ステップ111)。
【0053】なお、上位チャネル2aまたは2bからの
アクセス要求が読出しであるか、書込みであるか、ま
た、上位チャネル2aまたは2bからアクセス要求され
たデータがスロット内の何番目のレコードに含まれるか
などは、たとえば、チャネルコマンドであるLocat
eコマンドなどのパラメータとして与えられることが広
く知られている。
【0054】一方、対ディスク転送制御回路35による
下位パス7でのデステージ処理について、図5のフロー
チャートを用いて説明する。図3のMPU31は、現
在、デステージが行われているキャッシュメモリ36の
スロットについて、当該スロットのデステージの終了お
よび、デステージを行うレコード番号などを、随時、監
視する。まず、1スロット分のデータのデステージが終
了したか否かを調べる(ステップ201)。1スロット
分のデータのデステージが終了していない場合には、ス
ロット内の任意の1レコードのデステージが終了したか
否かを調べる(ステップ202)。1レコード分のデス
テージが終了していない場合には、そのままデステージ
を続行させる(ステップ204)。1レコード分のデス
テージが終了した場合には、次にデステージを開始する
当該スロット内のレコード番号を、キャッシュメモリ3
6内のスロット管理テーブル32b2に登録されている
当該スロットを管理しているスロット管理ブロック32
b3のスロット管理情報2格納部32b5に記録し(ス
テップ203)、対ディスクデータ転送制御回路35に
より当該レコードのデステージを行う(ステップ20
4)。
【0055】1スロット分のデステージが終了した場合
には、MPU31は当該スロットを管理しているスロッ
ト管理ブロック32b3のスロット管理情報3格納部3
2b6を参照し、当該スロットをデステージ中に、上位
チャネル2aまたは2bからの書込み要求により、当該
スロットに対し、書込みを行ったか否かを調べる(ステ
ップ205)。書込みを行わなかった場合には、当該ス
ロットのデータの写しを不揮発化機構37から破棄する
(ステップ206)。書込みを行った場合には、当該ス
ロット内の書込みを行ったデータが、磁気ディスク装置
5には反映されていないので、不揮発化機構37からは
破棄しない。そして、当該スロットを管理するスロット
管理ブロック32b3内のデステージに関するスロット
管理情報1格納部32b4、スロット管理情報2格納部
32b5、スロット管理情報3格納部32b6に格納さ
れた情報をリセットする(ステップ207)。
【0056】以上、本発明を実施例に基づき具体的に説
明したが、本発明は、前記実施例に限定されるものでは
なく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であ
る。たとえば、ライトアフタ型ディスク装置3における
マイクロプロセサ31、対チャネルデータ転送制御回路
34および対ディスクデータ転送制御回路35などを複
数個、備えた構成としてもよい。また、中央処理装置1
a,1bやライトアフタ型ディスクキャッシュ装置3、
磁気ディスク装置5などの構成は、前述の実施例に例示
したものに限定されない。
【0057】
【発明の効果】本発明において開示される発明のうち、
代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれ
ば、以下の通りである。
【0058】すなわち、本発明になるディスクキャッシ
ュ入出力制御システムによれば、上位処理装置からの読
み出し要求に対し、目的とするデータがキャッシュメモ
リ内に格納されていれば、当該データのデステージの終
了を待つことなく、直ちにキャッシュメモリと上位処理
装置との間での転送が実行できる。また、上位処理装置
からの書き込み要求に対し、目的とするデータがキャッ
シュメモリ内に格納されており、当該データのデステー
ジが終了している場合には、キャッシュメモリと磁気デ
ィスク間のデステージ処理の終了を待たずに、目的とす
るデータへの書き込みを行なうことができ、システムス
ループットの低下を防止することができるという効果が
得られる。また、上位処理装置とキャッシュメモリ間と
の上位データ転送路および、キャッシュメモリと磁気デ
ィスク装置間との下位データ転送路を有効に利用でき、
データ転送路の可用性の低下を防止することができると
いう効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスクキャッシュ入出力制御システ
ムの全体構成の一例を示すブロック図。
【図2】図1のライトアフタ型ディスクキャッシュ装置
3の詳細な構成の一例を示すブロック図。
【図3】図2のキャッシュディレクトリ32bの詳細な
構成と、キャッシュメモリ36のスロット36aとの関
係の一例を示すブロック図。
【図4】本発明の一実施例であるディスクキャッシュ入
出力制御システムの上位パスによるデータ転送の一例を
示すフローチャート。
【図5】本発明の一実施例であるディスクキャッシュ入
出力制御システムの下位パスによるデステージ処理の一
例を示すフローチャート。
【符号の説明】
1a,1b 中央処理装置 2a,2b チャネル 3 ライトアフタ型ディスクキャッシュ制御装置 4 磁気ディスク接続装置 5 磁気ディスク装置 6 上位パス 7 下位パス 31 マイクロプロセサ 32 制御メモリ 32a マイクロプログラム 32b キャッシュディレクトリ 32b1 検索用テーブル 32b2 スロット管理テーブル 32b3 スロット管理ブロック 32b4 スロット管理情報1格納部 32b5 スロット管理情報2格納部 32b6 スロット管理情報3格納部 33 データ転送制御回路 34 対チャネルデータ転送制御回路 35 対ディスクデータ転送制御回路 36 キャッシュメモリ 36a スロット 37 不揮発化機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井坂 昇二 神奈川県横浜市中区尾上町六丁目81番地 日立ソフトウェアエンジニアリング株式会 社内 (72)発明者 森 栄樹 神奈川県横浜市中区尾上町六丁目81番地 日立ソフトウェアエンジニアリング株式会 社内 (72)発明者 四谷 守彦 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所小田原工場内 (72)発明者 本間 繁雄 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所小田原工場内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転型記憶装置に格納されているデータ
    の写しを保持する複数のスロットを持つキャッシュメモ
    リを有し、上位処理装置から与えられる前記回転型記憶
    装置に対する入出力命令の実行に際し、前記キャッシュ
    メモリに保持されているデータを用いて応答するディス
    クキャッシュ装置において、前記キャッシュメモリと前
    記上位処理装置との間のデータ転送を行なう第1の転送
    制御手段と、前記キャッシュメモリと前記回転型記憶装
    置との間のデータ転送を行なう第2の転送制御手段と、
    前記キャッシュメモリの各スロットに対応し、対応する
    各スロットに関する管理情報を格納する記憶手段と、前
    記記憶手段に前記管理情報を書き込み、前記入出力命令
    の実行時に前記記憶手段に格納された前記管理情報を参
    照して、対応するスロットに格納されたデータが前記第
    2の転送制御手段による前記回転型記憶装置に対する書
    き込みをさまたげないデータであるかを判定し、書き込
    みをさまたげないデータについては、前記第1の転送制
    御手段に転送制御のための指令を発行するプロセッサと
    を有することを特徴とするディスクキャッシュ入出力制
    御システム。
  2. 【請求項2】 上記請求項1記載のディスクキャッシュ
    入出力制御システムにおいて、前記キャッシュメモリの
    各スロットに対応する前記管理情報は、対応する各スロ
    ットに格納されたデータを前記回転型記憶装置へ書き込
    み(デステージ処理)中か否か、および対応スロット中
    のいづれのレコードに格納されたデータをデステージ中
    か、および対応スロットに格納されたデータをデステー
    ジ中に前記入出力命令の実行により前記データに書き込
    みが行なわれたか否かの情報であることを特徴とするデ
    ィスクキャッシュ入出力制御システム。
  3. 【請求項3】 上記請求項2記載のディスクキャッシュ
    入出力制御システムにおいて、前記上位処理装置から与
    えられる書込み命令に対するデータが前記キャッシュメ
    モリ内に存在する場合には、前記プロセッサにより前記
    記憶手段に格納された前記管理情報を読み出して、この
    管理情報により前記データを前記キャッシュメモリから
    前記回転型記憶装置へデステージ中であるかを判定し、
    前記第2の転送制御手段が前記キャッシュメモリから前
    記回転型記憶装置へのデステージ処理中であっても、デ
    ステージ処理が終了されたデータについては直ちに前記
    キャッシュメモリ内の前記データに対して書込みを行っ
    て、デステージ処理中に前記キャッシュメモリ内の前記
    データに対して書込みを行ったという情報を前記管理情
    報に格納した後、前記上位処理装置に書込み終了を報告
    することを特徴とするディスクキャッシュ入出力制御シ
    ステム。
JP4064187A 1992-03-19 1992-03-19 ディスクキャッシュ入出力制御システム Pending JPH05265860A (ja)

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