JPH05264735A - 警報付ポケット線量計 - Google Patents
警報付ポケット線量計Info
- Publication number
- JPH05264735A JPH05264735A JP5986092A JP5986092A JPH05264735A JP H05264735 A JPH05264735 A JP H05264735A JP 5986092 A JP5986092 A JP 5986092A JP 5986092 A JP5986092 A JP 5986092A JP H05264735 A JPH05264735 A JP H05264735A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- program
- memory
- microcomputer
- radiation
- dosimeter
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- Pending
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- Measurement Of Radiation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】基板からメモリＩＣを取り外すことなくプログ
ラムを容易に変更可能とする。 【構成】放射線検出器１で放射線を検出し、放射線検出
器１からの出力信号を増幅器２で増幅し、その増幅器２
の出力信号をコンパレータ３でディジタル信号に変換す
る。そして、マイクロコンピュータ４は、そのコンパレ
ータ３の出力信号を線量値として計数・演算し、その線
量値を表示部６に表示する。また、マイクロコンピュー
タ４には、線量計としての機能を実行するためのプログ
ラムを格納する電気的書き込み消去可能なメモリ部６が
設けられ、外部のメモリ書き込み器８からコネクタ７を
介してメモリ部６に対しプログラム変更可能である。
ラムを容易に変更可能とする。 【構成】放射線検出器１で放射線を検出し、放射線検出
器１からの出力信号を増幅器２で増幅し、その増幅器２
の出力信号をコンパレータ３でディジタル信号に変換す
る。そして、マイクロコンピュータ４は、そのコンパレ
ータ３の出力信号を線量値として計数・演算し、その線
量値を表示部６に表示する。また、マイクロコンピュー
タ４には、線量計としての機能を実行するためのプログ
ラムを格納する電気的書き込み消去可能なメモリ部６が
設けられ、外部のメモリ書き込み器８からコネクタ７を
介してメモリ部６に対しプログラム変更可能である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、原子力発電所などの放
射線作業者の被ばく管理を目的とした警報付ポケット線
量計に関するものである。
射線作業者の被ばく管理を目的とした警報付ポケット線
量計に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来は、原子力発電所などの放射線作業
者の被ばく管理を目的とした警報付ポケット線量計とし
ての機能をマイクロコンピュータに実行させるためのプ
ログラムを一度書き込むと消去不可能なメモリ（ＲＯ
Ｍ）部に格納する方法、または、マイクロコンピュータ
内部のメモリ（ＲＯＭ）部にマスクするしかなかった。
者の被ばく管理を目的とした警報付ポケット線量計とし
ての機能をマイクロコンピュータに実行させるためのプ
ログラムを一度書き込むと消去不可能なメモリ（ＲＯ
Ｍ）部に格納する方法、または、マイクロコンピュータ
内部のメモリ（ＲＯＭ）部にマスクするしかなかった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】原子力発電所などでの
被ばく管理の運用方法に変更が生じた場合、線量計のプ
ログラムもそれにあわせて変更しなければならないが、
その際、上記従来の構成では、次のような問題が生じ
る。すなわち、プログラムを消去できないためメモリＩ
Ｃをプリント基板から取り外し、新たなメモリＩＣを実
装しなければならない。特に、近年、プリント基板が表
面実装となっているため、メモリＩＣを取り外すことは
容易ではなく、また、取り外せたとしてもプリント基板
自身を破壊してしまう可能性が高い。
被ばく管理の運用方法に変更が生じた場合、線量計のプ
ログラムもそれにあわせて変更しなければならないが、
その際、上記従来の構成では、次のような問題が生じ
る。すなわち、プログラムを消去できないためメモリＩ
Ｃをプリント基板から取り外し、新たなメモリＩＣを実
装しなければならない。特に、近年、プリント基板が表
面実装となっているため、メモリＩＣを取り外すことは
容易ではなく、また、取り外せたとしてもプリント基板
自身を破壊してしまう可能性が高い。
【０００４】本発明は上記従来の問題を解決するもの
で、メモリＩＣを取り外すことなくプログラムを容易に
変更することができる警報付ポケット線量計を提供する
ことを目的とするものである。
で、メモリＩＣを取り外すことなくプログラムを容易に
変更することができる警報付ポケット線量計を提供する
ことを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の警報付ポケット線量計は、放射線を検出する
放射線検出手段と、前記放射線検出手段からの出力を前
記放射線の線量値として計数・演算するマイクロコンピ
ュータと、前記マイクロコンピュータが線量計としての
機能を実行するためのプログラムを格納する電気的書き
込み消去可能なメモリ部とを備え、外部から前記メモリ
部に対してプログラム変更可能な構成としたものであ
る。
に本発明の警報付ポケット線量計は、放射線を検出する
放射線検出手段と、前記放射線検出手段からの出力を前
記放射線の線量値として計数・演算するマイクロコンピ
ュータと、前記マイクロコンピュータが線量計としての
機能を実行するためのプログラムを格納する電気的書き
込み消去可能なメモリ部とを備え、外部から前記メモリ
部に対してプログラム変更可能な構成としたものであ
る。
【０００６】
【作用】上記構成により、放射線検出手段からの出力を
放射線の線量値として計数・演算するマイクロコンピュ
ータが線量計としての機能を実行するためのプログラム
を外部からメモリ部に対してプログラム変更可能な構成
としたので、原子力発電所などの被ばく管理運用方法が
変更となり、線量計のプログラムに変更が要求された場
合でも、外部のメモリ書き込み器などと接続すれば容易
にプログラム変更が可能となり、従来のように基板から
メモリ部を取り外すようなことは必要なくなる。
放射線の線量値として計数・演算するマイクロコンピュ
ータが線量計としての機能を実行するためのプログラム
を外部からメモリ部に対してプログラム変更可能な構成
としたので、原子力発電所などの被ばく管理運用方法が
変更となり、線量計のプログラムに変更が要求された場
合でも、外部のメモリ書き込み器などと接続すれば容易
にプログラム変更が可能となり、従来のように基板から
メモリ部を取り外すようなことは必要なくなる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。図１は本発明の一実施例における警
報付ポケット線量計の構成を示すブロック図である。図
１において、放射線を検出する放射線検出器１は増幅器
２を介してコンパレータ３に接続され、放射線検出器１
からの出力信号を増幅器２で増幅し、この増幅器２の出
力信号をコンパレータ３でディジタル信号に変換する。
このコンパレータ３に接続されるマイクロコンピュータ
４は表示部５に接続され、コンパレータ３からの出力信
号を線量値として計数・演算し、その線量値を表示部５
に表示する。また、マイクロコンピュータ４には、マイ
クロコンピュータ４が線量計としての機能を実行するた
めのプログラムを格納する電気的書き込み消去可能なメ
モリ（ＥＥＰＲＯＭ）部６が接続されている。これらマ
イクロコンピュータ４およびメモリ部６には接続部とし
てのコネクタ７が接続されており、プログラム書き込み
時、このコネクタ７を介して書き込み器８と接続するこ
とにより、外部からプログラム変更可能な構成としたも
のである。さらに、マイクロコンピュータ４には通信部
９が接続され、通信部９で線量値などをデータとして入
退管理装置などと通信する。以上の放射線検出器１、増
幅器２、コンパレータ３、マイクロコンピュータ４、表
示部５、メモリ部６、コネクタ７および通信部９により
警報付ポケット線量計10が構成され、内蔵の電池11によ
りこれらに電源を供給している。
しながら説明する。図１は本発明の一実施例における警
報付ポケット線量計の構成を示すブロック図である。図
１において、放射線を検出する放射線検出器１は増幅器
２を介してコンパレータ３に接続され、放射線検出器１
からの出力信号を増幅器２で増幅し、この増幅器２の出
力信号をコンパレータ３でディジタル信号に変換する。
このコンパレータ３に接続されるマイクロコンピュータ
４は表示部５に接続され、コンパレータ３からの出力信
号を線量値として計数・演算し、その線量値を表示部５
に表示する。また、マイクロコンピュータ４には、マイ
クロコンピュータ４が線量計としての機能を実行するた
めのプログラムを格納する電気的書き込み消去可能なメ
モリ（ＥＥＰＲＯＭ）部６が接続されている。これらマ
イクロコンピュータ４およびメモリ部６には接続部とし
てのコネクタ７が接続されており、プログラム書き込み
時、このコネクタ７を介して書き込み器８と接続するこ
とにより、外部からプログラム変更可能な構成としたも
のである。さらに、マイクロコンピュータ４には通信部
９が接続され、通信部９で線量値などをデータとして入
退管理装置などと通信する。以上の放射線検出器１、増
幅器２、コンパレータ３、マイクロコンピュータ４、表
示部５、メモリ部６、コネクタ７および通信部９により
警報付ポケット線量計10が構成され、内蔵の電池11によ
りこれらに電源を供給している。
【０００８】上記構成により、通常は、放射線検出器１
に入射した放射線は電気信号に変換されて増幅器２で増
幅された後、コンパレータ３に入力されてディジタル信
号に変換される。マイクロコンピュータ４では、コンパ
レータ３でディジタル信号に変換された放射線パルスを
計数し、計数された数値は放射線の線量値として表示部
５に表示される。入退管理装置などとのデータ通信は通
信部９で実現する。この一連の動作をさせるためのプロ
グラムを格納するのがメモリ部６である。
に入射した放射線は電気信号に変換されて増幅器２で増
幅された後、コンパレータ３に入力されてディジタル信
号に変換される。マイクロコンピュータ４では、コンパ
レータ３でディジタル信号に変換された放射線パルスを
計数し、計数された数値は放射線の線量値として表示部
５に表示される。入退管理装置などとのデータ通信は通
信部９で実現する。この一連の動作をさせるためのプロ
グラムを格納するのがメモリ部６である。
【０００９】ここで、プログラムを変更する際、コネク
タ７に外部にあるメモリ書き込み器８を接続し、外部の
メモリ書き込み器８からコネクタ７を介してメモリ部６
に対してプログラム変更する。これにより、従来のよう
にプリント基板上のメモリＩＣを取り外さずにメモリ内
容を書き換えることができる。
タ７に外部にあるメモリ書き込み器８を接続し、外部の
メモリ書き込み器８からコネクタ７を介してメモリ部６
に対してプログラム変更する。これにより、従来のよう
にプリント基板上のメモリＩＣを取り外さずにメモリ内
容を書き換えることができる。
【００１０】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、警報付ポ
ケット線量計に電気的に書き込み消去が可能なメモリ部
を搭載することにより、プログラム変更時、従来のよう
にメモリＩＣを取り外すことなく外部から容易にプログ
ラムを変更することができ、これにより、警報付ポケッ
ト線量計を用いた放射線被ばく管理を実施している原子
力発電所などでの運用に変更が生じた場合にも迅速に対
処することができるものである。
ケット線量計に電気的に書き込み消去が可能なメモリ部
を搭載することにより、プログラム変更時、従来のよう
にメモリＩＣを取り外すことなく外部から容易にプログ
ラムを変更することができ、これにより、警報付ポケッ
ト線量計を用いた放射線被ばく管理を実施している原子
力発電所などでの運用に変更が生じた場合にも迅速に対
処することができるものである。
【図１】本発明の一実施例における警報付ポケット線量
計の構成を示すブロック図である。
計の構成を示すブロック図である。
１ 放射線検出器 ４ マイクロコンピュータ ６ メモリ部 ７ コネクタ ８ メモリ書き込み器 10 警報付ポケット線量計
Claims (1)
- 【請求項１】放射線を検出する放射線検出手段と、前記
放射線検出手段からの出力を前記放射線の線量値として
計数・演算するマイクロコンピュータと、前記マイクロ
コンピュータが線量計としての機能を実行するためのプ
ログラムを格納する電気的書き込み消去可能なメモリ部
とを備え、外部から前記メモリ部に対してプログラム変
更可能な構成とした警報付ポケット線量計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5986092A JPH05264735A (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | 警報付ポケット線量計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5986092A JPH05264735A (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | 警報付ポケット線量計 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05264735A true JPH05264735A (ja) | 1993-10-12 |
Family
ID=13125360
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5986092A Pending JPH05264735A (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | 警報付ポケット線量計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05264735A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES2215490A1 (es) * | 2004-04-19 | 2004-10-01 | Jose Maria Rodriguez San Pedro Pico | Soporte portadosimetros con alarma de radiacion incorporada. |
| JP2007057356A (ja) * | 2005-08-24 | 2007-03-08 | Toshiba Corp | 放射線測定装置 |
| JP2021500565A (ja) * | 2017-10-24 | 2021-01-07 | サン−ゴバン セラミックス アンド プラスティクス，インコーポレイティドＳａｉｎｔ−Ｇｏｂａｉｎ Ｃｅｒａｍｉｃｓ Ａｎｄ Ｐｌａｓｔｉｃｓ， Ｉｎｃ． | ハウジング内に分析器を有する放射線検出装置 |
| US11255982B2 (en) | 2018-11-30 | 2022-02-22 | Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. | Radiation detection apparatus having a reflector |
-
1992
- 1992-03-17 JP JP5986092A patent/JPH05264735A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES2215490A1 (es) * | 2004-04-19 | 2004-10-01 | Jose Maria Rodriguez San Pedro Pico | Soporte portadosimetros con alarma de radiacion incorporada. |
| JP2007057356A (ja) * | 2005-08-24 | 2007-03-08 | Toshiba Corp | 放射線測定装置 |
| JP2021500565A (ja) * | 2017-10-24 | 2021-01-07 | サン−ゴバン セラミックス アンド プラスティクス，インコーポレイティドＳａｉｎｔ−Ｇｏｂａｉｎ Ｃｅｒａｍｉｃｓ Ａｎｄ Ｐｌａｓｔｉｃｓ， Ｉｎｃ． | ハウジング内に分析器を有する放射線検出装置 |
| US11346961B2 (en) | 2017-10-24 | 2022-05-31 | Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. | Radiation detection apparatus having an analyzer within a housing |
| US11662481B2 (en) | 2017-10-24 | 2023-05-30 | Luxium Solutions, Llc | Radiation detection apparatus having an analyzer within a housing |
| US11255982B2 (en) | 2018-11-30 | 2022-02-22 | Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. | Radiation detection apparatus having a reflector |
| US11726216B2 (en) | 2018-11-30 | 2023-08-15 | Luxium Solutions, Llc | Radiation detection apparatus having a reflector |
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