JPH05264547A - 酵素免疫測定方法及び測定装置 - Google Patents

酵素免疫測定方法及び測定装置

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JPH05264547A
JPH05264547A JP4060711A JP6071192A JPH05264547A JP H05264547 A JPH05264547 A JP H05264547A JP 4060711 A JP4060711 A JP 4060711A JP 6071192 A JP6071192 A JP 6071192A JP H05264547 A JPH05264547 A JP H05264547A
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JP
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enzyme
magnetic pole
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pole piece
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JP4060711A
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English (en)
Inventor
Tatsuyuki Oohashi
立行 大橋
Sadao Chigira
定雄 千吉良
Kazuo Sanada
和夫 真田
Koichi Fujiwara
幸一 藤原
Koichi Arishima
功一 有島
Mitsutoshi Hoshino
光利 星野
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Fujikura Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Fujikura Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 酵素標識を用いた酵素免疫測定方法におい
て、検体に酵素標識及び磁気標識を行う第1工程と、酵
素標識及び磁気標識した検体を傾斜磁界中に入れて該検
体を局部濃縮する第2工程と、局部濃縮された検体と基
質を反応させ、吸光物質又は蛍光物質からなる反応生成
物を生成させる第3工程と、生成した反応生成物を吸光
分析または蛍光分析する第4工程とを有する酵素免疫測
定方法。 【効果】 局部濃縮された検体と基質を反応させるの
で、局部濃縮部分の反応生成物の濃度が高くなり、検体
の検出感度を高めることができ、高精度な測定が可能と
なる。また、検体の検出感度が高く微量の検体を検出で
きるので、検体の培養操作を不要或いは短縮することが
でき、測定に要する時間を短縮できる。さらに、必要な
サンプル量を少なくできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、試料中の検体(抗原又
は抗体)を測定する酵素免疫測定方法(EIA)に係
り、ウイルスなど微量な検体を高精度で測定できるとと
もに採取サンプル量を低減するための技術に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、ウイルス性肝炎、後天性免疫不全
症候群(AIDS)などのウイルス性疾患を早期に検査
するために、ウイルス等の検体を検出する測定方法が注
目されつつあり、検体を高精度で測定するための検査方
法が種々研究されている。免疫測定法としては従来よ
り、放射線免疫測定法(RIA)、酵素免疫測定法(E
IA)、蛍光免疫測定法(FIA)等が知られている。
【0003】これらの免疫測定法のうち、酵素免疫測定
法は、抗原又は抗体に酵素を標識し、容器内に注入した
酵素標識済みの検体に、標識した酵素と反応する基質を
反応させて吸光物質あるいは蛍光物質を生成させ、この
生成物質の吸光分析又は蛍光分析を行う方法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
酵素免疫測定方法では、酵素を標識した微量の検体に基
質溶液を作用させて容器内で反応させ、容器内で攪拌さ
れて平均的濃度となった反応生成物を含む溶液を吸光分
析あるいは蛍光分析していたために、測定感度が低かっ
た。従って、この従来法によって検体を検出するために
は、標識されたウイルス等の検体量の濃度を大きくする
ことが必要であった。このために通常は、採取したサン
プルを培養し、検体の濃度を高めた後に測定を行ってお
り、サンプル採取から測定終了までに長時間を要してい
た。本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、酵素免
疫測定方法において、ウイルスなど微量な検体を高精度
で測定できるとともに採取サンプル量を低減するための
技術の提供を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するための手段として、酵素標識を用いた酵素免疫測
定方法において、検体に酵素標識及び磁気標識を行う第
1工程と、酵素標識及び磁気標識した検体を傾斜磁界中
に入れて該検体を局部濃縮する第2工程と、該第2工程
の後、局部濃縮された検体と基質を反応させ、吸光物質
又は蛍光物質からなる反応生成物を生成させる第3工程
と、該第3工程によって生成した反応生成物を吸光分析
または蛍光分析する第4工程とを有する酵素免疫測定方
法を提供する。
【0006】また本発明は、上記酵素免疫測定方法を実
施するための測定装置として、先端に向けて漸次縮径す
る傾斜部が形成された磁極片を備え、該磁極片の下方に
位置する平面に対し、該磁極片直下の位置に近ずくに従
って強い磁力を与える傾斜磁界発生手段と、該磁極片の
下方に配設され、検体を収容するとともに該検体と基質
とを液相中で反応させるセルを備えた反応部と、該セル
に測定光を照射する光源部と、セルを通過した透過光あ
るいは反応生成物から生じた蛍光の強度を測定する光強
度測定部とを備えた吸光・蛍光測定手段とを備えたこと
を特徴とする酵素免疫測定装置を提供する。
【0007】
【作用】本発明に係る酵素免疫測定方法は、酵素標識及
び磁気標識を行った検体を傾斜磁界中に入れて局部濃縮
し、局部濃縮された検体と基質を反応させるので、検体
が局部濃縮された部分では反応生成物の濃度が高い状態
となり、検体の検出感度が高くなる。
【0008】
【実施例】図1は、本発明に係る酵素免疫測定方法を実
施するのに好適な酵素免疫測定装置の一実施例を示すも
のである。この測定装置は、先端に向けて漸次縮径する
傾斜部が形成された上部磁極片1と、その下方に配設さ
れた下部磁極片2と、これら各磁極片1,2の間に配設さ
れたフローセル3と、一端が上部磁極片1を貫通してそ
の先端に位置し、フローセル3に測定光を入射する入射
用光ファイバ4と、一端が下部磁極片2を貫通してその
先端に位置するように設けられた吸光分析用光ファイバ
5と、一端がフローセル3に近接するように設けられた
蛍光分析用光ファイバ6と、入射用光ファイバ4の他端
側に接続された第1の光源ユニット7と、同じく入射用
光ファイバ4の他端側に接続された第2の光源ユニット
8と、吸光分析用光ファイバ5の後端側に接続された吸
光分析ユニット9と、蛍光分析用光ファイバ6の後端側
に接続された蛍光分析ユニット10を備えて構成されて
いる。
【0009】上部磁極片1と下部磁極片2は、これらの
間に水平に配設されたフローセル3に対し、上部磁極片
1直下の位置に近ずくに従って強い磁力を与えるような
傾斜磁界を発生させるようになっている。図2は、傾斜
磁界発生装置の一例を示すものである。この傾斜磁界発
生装置11は、電磁石12と、その上部側に設けられ先
端部に上部磁極片2が取付けられた上部ヨーク13と、
電磁石12の下部に設けられ先端部の上面側に下部磁極
片3が取付けられた下部ヨーク14を備えて構成されて
いる。
【0010】上部磁極片1は、棒状を成し、その先端に
は円錐台状の傾斜磁界付与部15が形成されている。こ
の上部磁極片1は、傾斜磁界付与部15を下方に向けて
上部ヨーク13に取付けられている。また、下部磁極片
2は、円柱状を成し、一方の面の中心が上部磁界付与部
15の直下になるように下部ヨーク14先端部の上面に
取付けられている。これらの磁極片1,2には、光ファ
イバを挿入するための貫通孔が設けられている。
【0011】上記フローセル3は、透光性材料からなる
中空セル本体3aの両端に試料液の導入路16と排出路
17を備えて構成されている。このフローセル3は、導
入路16からセル本体3a内に試料を入れ、測定光を入
射して、その透過光強度あるいはセル内で発生した蛍光
強度を測定するとともに、セル本体3a内で検体の局部
濃縮及び検体の標識酵素と基質との反応を行わせるよう
になっている。
【0012】このフローセル3には、検体の標識酵素と
基質との反応をその反応適温で行うために、フローセル
3を恒温に保つ機能を設けることが望ましい。この恒温
保持装置としては、フローセル3の周囲に恒温の流体を
流すものや、パイプを通して恒温の流体を循環供給する
恒温保持装置が用いられる。フローセル3内の試料液
は、シリンジやポンプを用いて一定量を供給、排出す
る。
【0013】上記入射用光ファイバ4の後端側には、第
1の光源ユニット7と第2の光源ユニット8とが、光路
切替用ミラー18を介して接続されている。第1の光源
ユニット7は、ハロゲンランプ19と、干渉フィルタ2
0と、集光レンズ21とを備えて構成されている。また
第2の光源ユニット8は、キセノン光源22と、干渉フ
ィルタ23と、集光レンズ24とを備えて構成されてい
る。
【0014】上記吸光分析用光ファイバ5の後端側に設
けられた吸光分析ユニット9は、受光素子25と、干渉
フィルタ26と、集光レンズ27とを備えて構成されて
いる。また、上記蛍光分析用光ファイバ6の後端側に設
けられた蛍光分析ユニット10は、光電子増倍管28
と、干渉フィルタ29と、集光レンズ30とを備えて構
成されている。
【0015】この酵素免疫測定装置は、フローセル3内
に酵素標識と磁気標識された検体を入れ、傾斜磁界発生
装置11によってフローセル3に傾斜磁界を与えること
によって、フローセル内の検体を、上部磁極片1にある
傾斜磁界付与部15中心の直下に局部濃縮する。そして
フローセル3内で検体の酵素と基質とを反応させて吸光
物質または蛍光物質からなる反応生成物を生成させた
後、第1の光源ユニット7と第2の光源ユニット8のい
ずれかの入射光を、入射用光ファイバ4を通してフロー
セル3に測定光を照射して、フローセル3を通過した透
過光を吸光分析用光ファイバ5を通して吸光分析ユニッ
ト9に送られ、又はフローセル3内で発生した蛍光を蛍
光分析用光ファイバ6を通して蛍光分析ユニット10に
送られて、吸光分析または蛍光分析を行うようになって
いる。
【0016】次に、上述した酵素免疫測定装置を用いた
酵素免疫測定方法の一例を説明する。この酵素免疫測定
法における検体は、患者血液や体液等に含まれるウイル
スなどの抗原、または抗体を用いることができるが、こ
こではウイルスなどの抗原を検体とした場合を例示す
る。図3は、酵素標識と磁気標識を行った検体31を示
すものである。この検体31は、検出すべき検体抗原3
2と、第1抗体33と、マイクロビーズ34と、酵素3
5と、磁性微粒子36と、第2抗体37とからなってい
る。この検体31を作製するには、まず、ウイルス等の
検体抗原32を、それに対する第1抗体33を標識した
マイクロビーズ34(固相)に抗原抗体反応によって結
合させ、さらに検体抗原32に酵素35を標識すると共
に、磁性微粒子36を標識した第2抗体37を結合させ
ることによって作製する。抗原32に各抗体33,37およ
び酵素35を結合させる順序は限定されず、また、これ
ら抗体33,37と酵素35とを2種以上を同時に結合させ
ることも可能である。上記マイクロビーズ34は、ポリ
スチレン、ナイロン、シリコン等からなる1〜数10μm
程度のものが用いられる。また磁性微粒子36として
は、粒径0.1μm以下のマグネタイト微粒子等が用いら
れる。
【0017】ここで用いられる酵素35は、基質と反応
して吸光物質または蛍光物質を生成する酵素が用いられ
る。その酵素と基質の組み合わせを例示すると、 酵素がペルオキシダーゼ、基質がグアヤコールと過酸
化水素 酵素がβ−ガラクトシダーゼ、基質がニトロフェニル
−β−D−ガラクトシド 酵素がアルカリ性ホスファターゼ、基質がp−ニトロ
フェニルフォスフェート等である。
【0018】以上のようにして酵素標識及び磁気標識し
た検体31を、図1に示した測定装置のフローセル3に
入れ、フローセル3に傾斜磁界を付与し、この検体31
を上部磁極片1の傾斜磁界付与部15中心部に局部濃縮
させる。このときフローセル3の容量が小さい場合や、
検体31の液量が多い場合には、検体31の局部濃縮を
行いつつ、検体31を含む試料液をシリンジなどで少量
づつ送り込むことによって、検体31をフローセル3内
で局部濃縮することができる。また、この局部濃縮時
に、印加する磁場が強過ぎると、検体が点状に集中して
しまい、基質と反応する際の接触効率が悪くなるので、
磁場の強さ及び磁場の分布を調整して、入射用光ファイ
バ4から照射される測定光の光束の範囲内に検体31が
平均的に集合されるような傾斜磁界を印加することが望
ましい。
【0019】フローセル3内に検体31を入れて局部濃
縮した後、フローセル3内に基質溶液を入れ、検体31
の酵素35と基質とをフローセル3内の液相中で反応さ
せ、吸光物質又は蛍光物質からなる反応生成物を生成さ
せる。この場合、反応生成物は、検体31が局部濃縮さ
れた測定光の光束中において高い濃度となる。なお、酵
素35と基質とを反応させる場合には、フローセル3を
恒温(反応適温)に保っておく。
【0020】この反応を終了したならば、フローセル3
内の反応生成物を吸光分析または蛍光分析して検体31
の検出を行う。この反応生成物が吸光物質である場合に
は、光路切替ミラー18の切替により、ハロゲンランプ
19を備えた第1の光源ユニット7からの測定光を、入
射用光ファイバ4を通して上部磁極片1先端からフロー
セル3に照射し、フローセル3を通過した光を下部磁極
片2先端から吸光分析用光ファイバ5を通して吸光分析
ユニット9に導いて、フローセル3内の吸光度を測定
し、吸光物質の濃度を定量する。光ファイバは、磁界中
においても光伝送特性が変化しないために、繰り返し磁
場を印加する測定系においても、透過光量の変動等の測
定誤差となる現象を生じることがなく、光源、受光素子
の位置も任意に設定することができる。
【0021】また、反応生成物が蛍光物質である場合に
は、光路切替ミラー18の切替により、強力なキセノン
光源22を備えた第2の光源ユニット8からの測定光
を、入射用光ファイバ4を通して上部磁極片1の先端か
らフローセル3に照射し、フローセル3内で発生した蛍
光を、フローセル3の側方に先端を配置した蛍光分析用
光ファイバ6を通し、蛍光分析ユニット10に導いて、
その蛍光強度を測定し、蛍光物質の濃度を定量する。こ
の蛍光分析の場合には、フローセル3内を透過する測定
光に対し、90度程度の角度で蛍光分析用光ファイバ6
の先端を設置するのが好ましい。発生する蛍光は光量が
微少であるので、干渉フィルタ29やモノクロメータで
測定波長を選択した後、光電子増倍管28で計測を行
う。また、入射光路にチョッパーを挿入し、受光部でチ
ョッパーの駆動周波数に同期して測定を行い、SN比を
高めても良い。
【0022】この酵素免疫測定法は、酵素標識及び磁気
標識を行った検体31を傾斜磁界中に入れて局部濃縮
し、局部濃縮された検体31と基質を反応させるので、
検体が局部濃縮された部分では、反応生成物の濃度が高
くなり、従来の酵素免疫測定法に比べて検体の検出感度
を高めることができ、高精度な測定が可能となる。ま
た、検体の検出感度が高く微量の検体を検出できるの
で、検体の培養操作を不要或いは短縮することができ、
測定に要する時間を短縮できる。さらに、必要なサンプ
ル量を少なくすることができる。
【0023】なお、先の実施例は、本発明の1つの例示
にすぎず、実施例による酵素免疫測定装置及び酵素免疫
測定方法は様々な改変が可能であることは言うまでもな
い。例えば、図1に示した酵素免疫測定装置において、
入射用光ファイバ4と吸光分析用光ファイバ5を上部磁
極片1と下部磁極片2を貫通するように配設したが、こ
れらのファイバを磁極片から離して配設してもよい。ま
た、フローセル3への入射端にレンズを配して測定光を
コリメートし、受光端においてもレンズ等で透過光を集
光し、分析用光ファイバに入射してもよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、酵素
標識及び磁気標識を行った検体を傾斜磁界中に入れて局
部濃縮し、局部濃縮された検体と基質を反応させるの
で、検体が局部濃縮された部分では反応生成物の濃度が
高くなり、従来の酵素免疫測定法に比べて検体の検出感
度を高めることができ、高精度な測定が可能となる。ま
た、検体の検出感度が高く微量の検体を検出できるの
で、検体の培養操作を不要或いは短縮することができ、
測定に要する時間を短縮できる。さらに、必要なサンプ
ル量を少なくできるなどの優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る酵素免疫測定装置の一実施例を
示す概略構成図である。
【図2】 図1の装置の傾斜磁界発生装置を示す斜視図
である。
【図3】 本発明に係る酵素免疫測定方法において用い
られる検体を例示する概略図である。
【符号の説明】
1…上部磁極片、2…下部磁極片、3…フローセル、4
…入射用光ファイバ、5…吸光分析用光ファイバ、6…
蛍光分析用光ファイバ、7,8…光源ユニット、9…吸
光分析ユニット、10…蛍光分析ユニット、11…傾斜
磁界発生装置、15…傾斜磁界付与部、31…検体、3
2…検体抗原、33,37…抗体、34…マイクロビー
ズ、35…酵素、36…磁性微粒子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01N 33/536 E 8310−2J (72)発明者 真田 和夫 千葉県佐倉市六崎1440番地 藤倉電線株式 会社佐倉工場内 (72)発明者 藤原 幸一 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 有島 功一 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 星野 光利 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酵素標識を用いた酵素免疫測定方法にお
    いて、検体に酵素標識及び磁気標識を行う第1工程と、
    酵素標識及び磁気標識した検体を傾斜磁界中に入れて該
    検体を局部濃縮する第2工程と、該第2工程の後、局部
    濃縮された検体と基質を反応させ、吸光物質又は蛍光物
    質からなる反応生成物を生成させる第3工程と、該第3
    工程によって生成した反応生成物を吸光分析または蛍光
    分析する第4工程とを有する酵素免疫測定方法。
  2. 【請求項2】 先端に向けて漸次縮径する傾斜部が形成
    された磁極片を備え、該磁極片の下方に位置する平面に
    対し、該磁極片直下の位置に近ずくに従って強い磁力を
    与える傾斜磁界発生手段と、 該磁極片の下方に配設され、検体を収容するとともに該
    検体と基質とを液相中で反応させるセルを備えた反応部
    と、 該セルに測定光を照射する光源部と、セルを通過した透
    過光あるいは反応生成物から生じた蛍光の強度を測定す
    る光強度測定部とを備えた吸光・蛍光測定手段とを備え
    たことを特徴とする酵素免疫測定装置。
JP4060711A 1992-03-17 1992-03-17 酵素免疫測定方法及び測定装置 Pending JPH05264547A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19501916A1 (de) * 1994-01-24 1995-07-27 Hitachi Ltd Verfahren und Analysator zum Immuntest unter Verwendung magnetischer Teilchen
AT413153B (de) * 2004-03-11 2005-11-15 Christian Doppler Labor Fuer S Verfahren und vorrichtung zur detektion von markierten mikropartikeln
EP2287611A1 (en) 2009-07-31 2011-02-23 Fujifilm Corporation Detecting method and dielectric particle containing magnetic material employed in the detecting method

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