JPH0526344Y2 - - Google Patents
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- JPH0526344Y2 JPH0526344Y2 JP1986023815U JP2381586U JPH0526344Y2 JP H0526344 Y2 JPH0526344 Y2 JP H0526344Y2 JP 1986023815 U JP1986023815 U JP 1986023815U JP 2381586 U JP2381586 U JP 2381586U JP H0526344 Y2 JPH0526344 Y2 JP H0526344Y2
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Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案はデイスクブレーキに関する。
(従来の技術)
一般に、デイスクブレーキでは、ブレーキ作用
時摩擦パツドがデイスクに押圧されるため、両者
間に摩擦熱が発生する。この摩擦熱は、摩擦パツ
ドに取付けられたパツドプレート及びピストンを
介してキヤリパに設けられたシリンダの底部に貯
留されたブレーキフルードに伝わると共に、摩擦
パツドが当接するトルク受部を介して同ブレーキ
フルードに伝わつてその液温を上昇させ、このブ
レーキフルードの液温の上昇によつてベーパロツ
クを招くおそれがあつた。これに対し、実開昭58
−13040号公報(以下、引用例1という。)に示さ
れるように、摩擦パツドのデイスク回入側及び回
出側のトルク伝達部を覆うように一体化されたリ
テーナ部をキヤリパにおける制動トルクを受ける
内側壁に装着させて構成し、トルク受部を介した
熱伝導を防止したり、あるいは実開昭59−168031
号公報(以下、引用例2という。)に示されるよ
うにピストンと摩擦パツドとの間に断熱材を設
け、ピストンを介した熱伝導を防止したりして、
上述した問題点の改善を図ることが考えられる。
時摩擦パツドがデイスクに押圧されるため、両者
間に摩擦熱が発生する。この摩擦熱は、摩擦パツ
ドに取付けられたパツドプレート及びピストンを
介してキヤリパに設けられたシリンダの底部に貯
留されたブレーキフルードに伝わると共に、摩擦
パツドが当接するトルク受部を介して同ブレーキ
フルードに伝わつてその液温を上昇させ、このブ
レーキフルードの液温の上昇によつてベーパロツ
クを招くおそれがあつた。これに対し、実開昭58
−13040号公報(以下、引用例1という。)に示さ
れるように、摩擦パツドのデイスク回入側及び回
出側のトルク伝達部を覆うように一体化されたリ
テーナ部をキヤリパにおける制動トルクを受ける
内側壁に装着させて構成し、トルク受部を介した
熱伝導を防止したり、あるいは実開昭59−168031
号公報(以下、引用例2という。)に示されるよ
うにピストンと摩擦パツドとの間に断熱材を設
け、ピストンを介した熱伝導を防止したりして、
上述した問題点の改善を図ることが考えられる。
しかしながら、引用例1のものでは、ブレーキ
作用時に、摩擦パツドのデイスク回入側及び回出
側のトルク伝達部それぞれに対応するリテーナ部
を接続する連結部が、一方側に大きな力で引つ張
られこれにより該連結部が破損するおそれがあつ
た。このため、引用例1及び引用例2のそのまま
の適用では、ピストン及びトルク受部の両者を介
したブレーキフルードへの熱伝導の防止を適切に
は行なえなかつた。これに対し、摩擦パツドのデ
イスク回入側及び回出側のトルク伝達部のそれぞ
れに熱伝導率が低い板材を独立して設け、上述し
た連結部の破損等の問題を無くすことが考えられ
るが、単に独立させて設けるだけでは、装着時に
板材が傾いた状態となつてガタツキを生じ、これ
により板材が折損したり、ブレーキ作動時に異音
を発生したりする虞があつた。なお、従来の他の
デイスクブレーキとして特開昭57−177431号公報
(以下、引用例3という。)に示すように摩擦パツ
ドの裏面に熱伝導率が低い材料で形成された断熱
部材を取付けてこれによりピストン側の断熱部材
の取付性を向上させるようにしたものがある。
作用時に、摩擦パツドのデイスク回入側及び回出
側のトルク伝達部それぞれに対応するリテーナ部
を接続する連結部が、一方側に大きな力で引つ張
られこれにより該連結部が破損するおそれがあつ
た。このため、引用例1及び引用例2のそのまま
の適用では、ピストン及びトルク受部の両者を介
したブレーキフルードへの熱伝導の防止を適切に
は行なえなかつた。これに対し、摩擦パツドのデ
イスク回入側及び回出側のトルク伝達部のそれぞ
れに熱伝導率が低い板材を独立して設け、上述し
た連結部の破損等の問題を無くすことが考えられ
るが、単に独立させて設けるだけでは、装着時に
板材が傾いた状態となつてガタツキを生じ、これ
により板材が折損したり、ブレーキ作動時に異音
を発生したりする虞があつた。なお、従来の他の
デイスクブレーキとして特開昭57−177431号公報
(以下、引用例3という。)に示すように摩擦パツ
ドの裏面に熱伝導率が低い材料で形成された断熱
部材を取付けてこれによりピストン側の断熱部材
の取付性を向上させるようにしたものがある。
本考案は、上記事情に鑑みてなされたもので、
ピストンを介したブレーキフルードへの熱伝導を
防止すると共に、デイスク回転方向に沿つて相対
向して形成されるトルク受部のそれぞれに熱伝導
率が低い板材を独立して設けてトルク受部を介し
た熱伝導の防止を図れ、かつ該板材を適切に装着
してガタツキの発生や異音の発生を防止でき、さ
らにピストン側の断熱部材の取付性を良好に維持
できるデイスクブレーキを提供することを目的と
する。
ピストンを介したブレーキフルードへの熱伝導を
防止すると共に、デイスク回転方向に沿つて相対
向して形成されるトルク受部のそれぞれに熱伝導
率が低い板材を独立して設けてトルク受部を介し
た熱伝導の防止を図れ、かつ該板材を適切に装着
してガタツキの発生や異音の発生を防止でき、さ
らにピストン側の断熱部材の取付性を良好に維持
できるデイスクブレーキを提供することを目的と
する。
(問題点を解決するための手段)
本考案は、上記目的を達成するために、車輌の
非回転部材にデイスクの一側で固定され、かつ該
デイスクの外周を跨いで該デイスクの他側に延び
るキヤリパ本体と、 前記キヤリパ本体に設けられ前記デイスクの両
側面のそれぞれに対向する一対のシリンダと、 前記シリンダに摺動自在に嵌挿されたピストン
と、 前記ピストンの突出動作によつてその表面側が
前記デイスクに押圧され、かつ裏面側に熱伝導率
が低い材料で形成された板が取付けられた摩擦パ
ツドと、 前記デイスクの押圧された摩擦パツドのデイス
ク周方向への移動を阻止すべく、キヤリパ本体に
デイスク回転方向に沿つて相対向して形成された
2箇所のトルク受部と、 前記摩擦パツドとピストンとの間に位置して該
ピストンに取付けられた断熱材と、 前記摩擦パツドの周面と前記キヤリパ本体の2
箇所のトルク受部との間にそれぞれ位置して該2
箇所のトルク受部にそれぞれ独立させて取付けら
れる、熱伝導率が低い金属製の第1、第2の板材
とを備え、 該第1、第2の板材のそれぞれに、デイスクを
跨げ得るように長手方向の一端部側から他端部側
に切欠状に延びる空隙部を形成し、かつ前記他端
部側及び一端部側にそれぞれトルク受部に係止し
て該トルク受部を挟持する第一、第二係合部を形
成し、さらに該板材のデイスク軸方向の両端部に
はキヤリパ本体に当接して該板材のデイスク軸方
向への動きを規制する、弾力性を有する爪部を設
けたことを特徴とする。
非回転部材にデイスクの一側で固定され、かつ該
デイスクの外周を跨いで該デイスクの他側に延び
るキヤリパ本体と、 前記キヤリパ本体に設けられ前記デイスクの両
側面のそれぞれに対向する一対のシリンダと、 前記シリンダに摺動自在に嵌挿されたピストン
と、 前記ピストンの突出動作によつてその表面側が
前記デイスクに押圧され、かつ裏面側に熱伝導率
が低い材料で形成された板が取付けられた摩擦パ
ツドと、 前記デイスクの押圧された摩擦パツドのデイス
ク周方向への移動を阻止すべく、キヤリパ本体に
デイスク回転方向に沿つて相対向して形成された
2箇所のトルク受部と、 前記摩擦パツドとピストンとの間に位置して該
ピストンに取付けられた断熱材と、 前記摩擦パツドの周面と前記キヤリパ本体の2
箇所のトルク受部との間にそれぞれ位置して該2
箇所のトルク受部にそれぞれ独立させて取付けら
れる、熱伝導率が低い金属製の第1、第2の板材
とを備え、 該第1、第2の板材のそれぞれに、デイスクを
跨げ得るように長手方向の一端部側から他端部側
に切欠状に延びる空隙部を形成し、かつ前記他端
部側及び一端部側にそれぞれトルク受部に係止し
て該トルク受部を挟持する第一、第二係合部を形
成し、さらに該板材のデイスク軸方向の両端部に
はキヤリパ本体に当接して該板材のデイスク軸方
向への動きを規制する、弾力性を有する爪部を設
けたことを特徴とする。
(作用)
上記のように構成したので、ブレーキ作用時
に、デイスクと摩擦パツドとの間に摩擦熱が発生
した場合、摩擦パツドとピストンとの間に位置し
て設けた断熱材や摩擦パツドの裏面側に取付けた
板によつてピストンを介したブレーキフルードへ
の熱伝導が抑制されると共に、摩擦パツドの周面
とトルク受部との間に設けた熱伝導率が低い金属
製の第1、第2の板材によつてトルク受部を介し
た熱伝導が抑制され、これによりブレーキフルー
ドの液温の上昇が防止される。また、摩擦パツド
の裏面側に熱伝導率が低い材料で形成された板を
取付けているので、ピストン側の断熱部材として
の板の取付けは、摩擦パツドと一体に行なうこと
ができて良好な取付性を維持することができる。
また、第1、第2の板材に外力が作用しても第
一、第二係合部と共に爪部が支持することになつ
てこれら板材が撓んでガタツキや異音が発生する
のを防止できる。
に、デイスクと摩擦パツドとの間に摩擦熱が発生
した場合、摩擦パツドとピストンとの間に位置し
て設けた断熱材や摩擦パツドの裏面側に取付けた
板によつてピストンを介したブレーキフルードへ
の熱伝導が抑制されると共に、摩擦パツドの周面
とトルク受部との間に設けた熱伝導率が低い金属
製の第1、第2の板材によつてトルク受部を介し
た熱伝導が抑制され、これによりブレーキフルー
ドの液温の上昇が防止される。また、摩擦パツド
の裏面側に熱伝導率が低い材料で形成された板を
取付けているので、ピストン側の断熱部材として
の板の取付けは、摩擦パツドと一体に行なうこと
ができて良好な取付性を維持することができる。
また、第1、第2の板材に外力が作用しても第
一、第二係合部と共に爪部が支持することになつ
てこれら板材が撓んでガタツキや異音が発生する
のを防止できる。
(実施例)
以下、本考案の実施例を、図面を参照しながら
説明する。第1図および第2図において、1はキ
ヤリパ本体、2は図示しない車輌とともに回転す
るデイスクであつて、キヤリパ本体1の一側3
は、デイスク2の一側面側において図示しない車
輌の非回転部材に固定され、他側4はデイスク2
の外周を跨いでデイスク2の他側面側に延びてい
る。
説明する。第1図および第2図において、1はキ
ヤリパ本体、2は図示しない車輌とともに回転す
るデイスクであつて、キヤリパ本体1の一側3
は、デイスク2の一側面側において図示しない車
輌の非回転部材に固定され、他側4はデイスク2
の外周を跨いでデイスク2の他側面側に延びてい
る。
第3図に明示するように、キヤリパ本体1のデ
イスク2の両側には、一対のシリンダ5a,5b
が設けられ、それぞれのシリンダ5a,5bはデ
イスク2に対向して配置され、さらに該シリンダ
5a,5bには、ピストン6a,6bが摺動自在
に嵌挿されている。該ピストン6a,6bは有底
筒状であつて、その開口部における内周面には環
状の鉄製プレート7a,7bがピストン6a,6
bの軸線を横切るように取付けられ、該鉄製プレ
ート7a,7bには、中央部に突部を有する熱伝
導率の低い樹脂材8a,8bが、該突部を鉄製プ
レート7a,7bに嵌合してかしめることによ
り、または該突部を鉄製プレート7a,7bに圧
入することにより取付けられ、該樹脂材8a,8
bのそれぞれに対向するようにして、裏面に熱伝
導率の低い金属板9a,9b(例えばSUS製の金
属板)が取付けられたパツドプレート10a,1
0bを有し、かつ後述するピン18に吊持される
摩擦パツド11a,11のそれぞれが配置されて
いる。このように、パツドプレート10a,10
bは、金属板9a,9bおよび鉄製プレート7
a,7bと樹脂材8a,8bとから構成される断
熱材Aを介してピストン6a,6bに取付けられ
ているので、摩擦パツド11a,11bからピス
トン6a,6bへの熱伝導率は極力抑制されるこ
とになる。
イスク2の両側には、一対のシリンダ5a,5b
が設けられ、それぞれのシリンダ5a,5bはデ
イスク2に対向して配置され、さらに該シリンダ
5a,5bには、ピストン6a,6bが摺動自在
に嵌挿されている。該ピストン6a,6bは有底
筒状であつて、その開口部における内周面には環
状の鉄製プレート7a,7bがピストン6a,6
bの軸線を横切るように取付けられ、該鉄製プレ
ート7a,7bには、中央部に突部を有する熱伝
導率の低い樹脂材8a,8bが、該突部を鉄製プ
レート7a,7bに嵌合してかしめることによ
り、または該突部を鉄製プレート7a,7bに圧
入することにより取付けられ、該樹脂材8a,8
bのそれぞれに対向するようにして、裏面に熱伝
導率の低い金属板9a,9b(例えばSUS製の金
属板)が取付けられたパツドプレート10a,1
0bを有し、かつ後述するピン18に吊持される
摩擦パツド11a,11のそれぞれが配置されて
いる。このように、パツドプレート10a,10
bは、金属板9a,9bおよび鉄製プレート7
a,7bと樹脂材8a,8bとから構成される断
熱材Aを介してピストン6a,6bに取付けられ
ているので、摩擦パツド11a,11bからピス
トン6a,6bへの熱伝導率は極力抑制されるこ
とになる。
摩擦パツド11a,11bは、ピストン6a,
6bの前進によつてデイスク2に押圧されるが、
ブレーキ作用時、デイスク2は回転しているた
め、摩擦パツド11a,11bはデイスク2の径
方向に引きずられキヤリパ本体1の内壁に当接す
る。この摩擦パツド11a,11bの当接する部
分をトルク受部12a,12bと称するが、この
トルク受部に摩擦パツド11a,11bが当接す
ると摩擦熱がキヤリパ本体1に伝導するめ、本考
案では上記2種類の断熱材、つまり、金属板9
a,9bと断熱材Aとの他に第3の断熱材、すな
わち熱伝導率が低い一対の金属製の板材(熱伝導
率が低い金属製の第1、第2の板材)13a,1
3bを、摩擦パツド11a,11bを間にして相
対向するように2箇所のトルク受部12a,12
bに取付ける(第4図参照)。
6bの前進によつてデイスク2に押圧されるが、
ブレーキ作用時、デイスク2は回転しているた
め、摩擦パツド11a,11bはデイスク2の径
方向に引きずられキヤリパ本体1の内壁に当接す
る。この摩擦パツド11a,11bの当接する部
分をトルク受部12a,12bと称するが、この
トルク受部に摩擦パツド11a,11bが当接す
ると摩擦熱がキヤリパ本体1に伝導するめ、本考
案では上記2種類の断熱材、つまり、金属板9
a,9bと断熱材Aとの他に第3の断熱材、すな
わち熱伝導率が低い一対の金属製の板材(熱伝導
率が低い金属製の第1、第2の板材)13a,1
3bを、摩擦パツド11a,11bを間にして相
対向するように2箇所のトルク受部12a,12
bに取付ける(第4図参照)。
該金属製の板材13a,13bは、第5図に示
すように、所定の間隔をおいて互いに平行状に配
置された一対の脚部14a,14bと、該脚部1
4a,14bの連結部の中央部に位置し、かつ一
対の脚部14a,14bと反対方向に延出する第
一係合部15と、脚部14a,14bのいずれか
一方の先端部の外側端部に設けられた第二係合部
16とからなり、第一係合部15は同図に明示す
るように脚部14a,14bに対して鋭角に屈曲
された屈曲部15aを有し、また第二係合部16
は脚部14a,14bに対して鋭角に屈曲されか
つ自由端部が外方に湾曲状に屈曲された湾曲部1
6aを有している。そして、第4図に示すように
第一係合部15では屈曲部15aの先端部がトル
ク受部12a,12bの上側に係止し、第二係合
部16では湾曲部16aの湾曲した部分がトルク
受部の下側に係止する。
すように、所定の間隔をおいて互いに平行状に配
置された一対の脚部14a,14bと、該脚部1
4a,14bの連結部の中央部に位置し、かつ一
対の脚部14a,14bと反対方向に延出する第
一係合部15と、脚部14a,14bのいずれか
一方の先端部の外側端部に設けられた第二係合部
16とからなり、第一係合部15は同図に明示す
るように脚部14a,14bに対して鋭角に屈曲
された屈曲部15aを有し、また第二係合部16
は脚部14a,14bに対して鋭角に屈曲されか
つ自由端部が外方に湾曲状に屈曲された湾曲部1
6aを有している。そして、第4図に示すように
第一係合部15では屈曲部15aの先端部がトル
ク受部12a,12bの上側に係止し、第二係合
部16では湾曲部16aの湾曲した部分がトルク
受部の下側に係止する。
上記では、金属製の板材13a,13bは、そ
れ自体の弾性力によつてキヤリパ本体1に取付け
られているが、これに限らず金属板9a,9bと
一体に成形し、つまり、金属板9a,9bをコの
字状に成形することによつて金属製の板材13
a,13bの役割を金属板9a,9bに兼用させ
てもよい。
れ自体の弾性力によつてキヤリパ本体1に取付け
られているが、これに限らず金属板9a,9bと
一体に成形し、つまり、金属板9a,9bをコの
字状に成形することによつて金属製の板材13
a,13bの役割を金属板9a,9bに兼用させ
てもよい。
第6図は金属板9a,9bのパツドプレート1
0a,10bへの取付け状態を示すもので、リベ
ツト17によつて金属板9a,9bをパツドプレ
ート10a,10bに固定する構成が採用されて
いる。
0a,10bへの取付け状態を示すもので、リベ
ツト17によつて金属板9a,9bをパツドプレ
ート10a,10bに固定する構成が採用されて
いる。
なお、第2図、第3図および第6図において、
18は金属板9a,9bを保持するピンであつ
て、該ピン18は金属板9a,9bの上部に形成
された透孔19に挿通され、その両端部はキヤリ
パ本体1に固定される。このように、金属板9
a,9bはリベツト17によつて固定され、かつ
ピン18によつて保持されているため、ブレーキ
作用時に脱落するおそれがない。前述したように
デイスク2と摩擦パツド11a,11bとの間に
発生した摩擦熱のピストンへの熱伝導が、金属板
9a,9b及び断熱材Aによつて抑制されると共
に、前述摩擦熱のトルク受部12a,12bへの
熱伝導が、摩擦パツド11a,11bの周面とト
ルク受部12a,12bとの間に設けた熱伝導率
が低い金属製の板材13a,13bによつても抑
制されてトルク受部12a,12bを介したシリ
ンダ側への熱伝導も確実に防止できることにな
り、この結果、ブレーキフルードの液温の上昇を
抑えてベーパロツクの発生を未然に防止できる。
18は金属板9a,9bを保持するピンであつ
て、該ピン18は金属板9a,9bの上部に形成
された透孔19に挿通され、その両端部はキヤリ
パ本体1に固定される。このように、金属板9
a,9bはリベツト17によつて固定され、かつ
ピン18によつて保持されているため、ブレーキ
作用時に脱落するおそれがない。前述したように
デイスク2と摩擦パツド11a,11bとの間に
発生した摩擦熱のピストンへの熱伝導が、金属板
9a,9b及び断熱材Aによつて抑制されると共
に、前述摩擦熱のトルク受部12a,12bへの
熱伝導が、摩擦パツド11a,11bの周面とト
ルク受部12a,12bとの間に設けた熱伝導率
が低い金属製の板材13a,13bによつても抑
制されてトルク受部12a,12bを介したシリ
ンダ側への熱伝導も確実に防止できることにな
り、この結果、ブレーキフルードの液温の上昇を
抑えてベーパロツクの発生を未然に防止できる。
また、摩擦パツド11a,11bのそれぞれの
裏面側に板9a,9bを取付け、摩擦パツド11
a,11bとピストン6a,6bとの間に位置し
て該ピストン6a,6bに断熱材Aを取付け、摩
擦パツド11a,11bの周面とキヤリパ本体1
に設けられる2箇所のトルク受部12a,12b
との間に位置して該2箇所のトルク受部12a,
12bにそれぞれ独立して熱伝導率が低い金属製
の板材13a,13bを取付けることにより、こ
れにより次のような効果を奏することになる。
裏面側に板9a,9bを取付け、摩擦パツド11
a,11bとピストン6a,6bとの間に位置し
て該ピストン6a,6bに断熱材Aを取付け、摩
擦パツド11a,11bの周面とキヤリパ本体1
に設けられる2箇所のトルク受部12a,12b
との間に位置して該2箇所のトルク受部12a,
12bにそれぞれ独立して熱伝導率が低い金属製
の板材13a,13bを取付けることにより、こ
れにより次のような効果を奏することになる。
前記板9a,9b、断熱材A及び金属製の板
材13a,13bのそれぞれと摩擦パツド11
a,11b、ピストン6a,6b及びキヤリパ
本体1のそれぞれとの一体化が図れて取付性の
向上を図れる。
材13a,13bのそれぞれと摩擦パツド11
a,11b、ピストン6a,6b及びキヤリパ
本体1のそれぞれとの一体化が図れて取付性の
向上を図れる。
摩擦パツド11a,11bまたはピストン6
a,6bを交換する場合、前記板9a,9b、
断熱材A及び金属製の板材13a,13bの全
てを一緒に交換せずそのうち必要なもののみを
交換すればよくて交換効率が向上すると共に、
対応する部品同士(例えば板9a,9bと摩擦
パツド11a,11b、ピストン6a,6bと
断熱材A)のユニツト化が図れユニツト化する
ことにより更に取付性を向上できる。
a,6bを交換する場合、前記板9a,9b、
断熱材A及び金属製の板材13a,13bの全
てを一緒に交換せずそのうち必要なもののみを
交換すればよくて交換効率が向上すると共に、
対応する部品同士(例えば板9a,9bと摩擦
パツド11a,11b、ピストン6a,6bと
断熱材A)のユニツト化が図れユニツト化する
ことにより更に取付性を向上できる。
デイスクブレーキの取付条件がゆるやかにな
つて例えば裏面側に板を取付けた前記摩擦パツ
ド11a,11bに替えて裏面側に前記板を取
付けてない摩擦パツドと交換する場合にも容易
に対処できることになり、部品の共用化が図れ
汎用性を向上できる。
つて例えば裏面側に板を取付けた前記摩擦パツ
ド11a,11bに替えて裏面側に前記板を取
付けてない摩擦パツドと交換する場合にも容易
に対処できることになり、部品の共用化が図れ
汎用性を向上できる。
摩擦パツド11a,11bの周面とトルク受
部12a,12bとの間に位置してトルク受部
12a,12bに取付けた金属製の板材13
a,13bは制動時に摩擦パツド11a,11
bの案内を行うと共に、該摩擦パツド11a,
11bの当接時の抑えを行うことにより力を受
け、例えば摩擦パツド11a,11bの周面と
トルク受部12a,12bとの間に位置して設
ける金属製の板材及び摩擦パツド11a,11
bの裏面側に取付ける板を一体に構成したもの
では、該力によつて両者の接続部やその取付部
が破損する虞があるが、前述したように両者を
それぞれ独立して設けていることにより、この
ような破損の発生の虞がない。
部12a,12bとの間に位置してトルク受部
12a,12bに取付けた金属製の板材13
a,13bは制動時に摩擦パツド11a,11
bの案内を行うと共に、該摩擦パツド11a,
11bの当接時の抑えを行うことにより力を受
け、例えば摩擦パツド11a,11bの周面と
トルク受部12a,12bとの間に位置して設
ける金属製の板材及び摩擦パツド11a,11
bの裏面側に取付ける板を一体に構成したもの
では、該力によつて両者の接続部やその取付部
が破損する虞があるが、前述したように両者を
それぞれ独立して設けていることにより、この
ような破損の発生の虞がない。
制動時において板材13a,13bのうち一
方のものに力を受けても他方のものはこの力の
影響を受けることがない。このため、例えば実
開昭58−130140号公報に示されるような、一対
のトルク受部にそれぞれ対応する部分が連結さ
れて一体に構成したりリテーナ部では、その連
結部に無理な力が掛かるようなことがあつた
が、このようなことを防止できる。
方のものに力を受けても他方のものはこの力の
影響を受けることがない。このため、例えば実
開昭58−130140号公報に示されるような、一対
のトルク受部にそれぞれ対応する部分が連結さ
れて一体に構成したりリテーナ部では、その連
結部に無理な力が掛かるようなことがあつた
が、このようなことを防止できる。
なお、前記板材13a,13bは、さらにそれ
ぞれ4つの爪部20a〜20dを備えている。す
なわち、脚部14a,14bの基端部と先端部と
のそれぞれの外側端部には、爪部20a〜20d
が形成されるように切欠され、こうして形成され
た爪部20a〜20dは、脚部14a,14bに
対して直角にかつ屈曲部15aおよび湾曲部16
aと反対方向に屈曲され、装着に際しては、第4
図に示すように、トルク受部12a,12bに隣
接しかつこれと直交するキヤリパ本体1の内壁に
弾力をもつて当接させる。
ぞれ4つの爪部20a〜20dを備えている。す
なわち、脚部14a,14bの基端部と先端部と
のそれぞれの外側端部には、爪部20a〜20d
が形成されるように切欠され、こうして形成され
た爪部20a〜20dは、脚部14a,14bに
対して直角にかつ屈曲部15aおよび湾曲部16
aと反対方向に屈曲され、装着に際しては、第4
図に示すように、トルク受部12a,12bに隣
接しかつこれと直交するキヤリパ本体1の内壁に
弾力をもつて当接させる。
このように爪部20a〜20dを設けた理由
は、湾曲部16aが脚部14a,14bの一方に
しか形成されていないため、板材13a,13b
の装着時、該板材13a,13bが傾き易くこれ
を防止するためである。板材13a,13bが傾
いていると、板材13a,13bとキヤリパ本体
1との間でガタツキが生じ、屈曲部15aおよび
湾曲部16aの折損やブレーキ作用時における異
音の発生の原因となるばかりか一対の脚部14
a,14bの間隔部21、つまりこの間隔部21
は一対の脚部14a,14bがデイスク2を跨ぐ
ことによつて形成されるものであるが、この間隔
部21がデイスク2に干渉するという問題も生ず
る。上記爪部20a〜20dを設けることにより
かかる問題が解消されることになる。なお、金属
製の板材13a,13bに外力が作用した場合に
も、第一、第二係合部15,16と共に爪部20
a〜20dがキヤリパ本体1に係止して板材13
a,13bの外周側を支持することになつて、こ
れら板材13a,13bが撓むことが抑えられ
る。これにより板材13a,13bがガタツキや
異音を発生するようなことを防止できる。
は、湾曲部16aが脚部14a,14bの一方に
しか形成されていないため、板材13a,13b
の装着時、該板材13a,13bが傾き易くこれ
を防止するためである。板材13a,13bが傾
いていると、板材13a,13bとキヤリパ本体
1との間でガタツキが生じ、屈曲部15aおよび
湾曲部16aの折損やブレーキ作用時における異
音の発生の原因となるばかりか一対の脚部14
a,14bの間隔部21、つまりこの間隔部21
は一対の脚部14a,14bがデイスク2を跨ぐ
ことによつて形成されるものであるが、この間隔
部21がデイスク2に干渉するという問題も生ず
る。上記爪部20a〜20dを設けることにより
かかる問題が解消されることになる。なお、金属
製の板材13a,13bに外力が作用した場合に
も、第一、第二係合部15,16と共に爪部20
a〜20dがキヤリパ本体1に係止して板材13
a,13bの外周側を支持することになつて、こ
れら板材13a,13bが撓むことが抑えられ
る。これにより板材13a,13bがガタツキや
異音を発生するようなことを防止できる。
(考案の効果)
本考案は、以上か明らかなように、摩擦パツド
の周面とトルク受部との間に熱伝導率が低い金属
製の板材が設けられているので、デイスクと摩擦
パツドとの間で発生した摩擦熱は、ピストンばか
りかトルク受部にも伝わらず、このためシリンダ
のブレーキフルードの液温の上昇が極力抑制さ
れ、ベーパロツクの発生が未然に防止されること
になる。また、第1、第2の板材に外力が作用し
ても第一、第二係合部と共に爪部が支持すること
になつてこれら板材が撓んでガタツキや異音が発
生することを防止できる。
の周面とトルク受部との間に熱伝導率が低い金属
製の板材が設けられているので、デイスクと摩擦
パツドとの間で発生した摩擦熱は、ピストンばか
りかトルク受部にも伝わらず、このためシリンダ
のブレーキフルードの液温の上昇が極力抑制さ
れ、ベーパロツクの発生が未然に防止されること
になる。また、第1、第2の板材に外力が作用し
ても第一、第二係合部と共に爪部が支持すること
になつてこれら板材が撓んでガタツキや異音が発
生することを防止できる。
また、板材は金属製であるため、耐久性があ
り、信頼性も高いものとなる。
り、信頼性も高いものとなる。
第1図は本考案の正面図、第2図は第1図の平
面図、第3図は第1図のZ−Z線に沿う断面図、
第4図は板材の取付け状態を示す説明図、第5図
aは板材の平面図、第5図bは板材の正面図、第
5図cは板材の側面図、第6図aはパツドプレー
トの取付け状態を示す側面図、第6図bは、同図
aの正面図、第6図cはピンをパツドプレートに
挿通した部分図である。 1……キヤリパ本体、2……デイスク、5a,
5b……シリンダ、6a,6b……ピストン、1
1a,11b……摩擦パツド、12a,12b…
…トルク受部、13a,13b……熱伝導率が低
い金属製の板材。
面図、第3図は第1図のZ−Z線に沿う断面図、
第4図は板材の取付け状態を示す説明図、第5図
aは板材の平面図、第5図bは板材の正面図、第
5図cは板材の側面図、第6図aはパツドプレー
トの取付け状態を示す側面図、第6図bは、同図
aの正面図、第6図cはピンをパツドプレートに
挿通した部分図である。 1……キヤリパ本体、2……デイスク、5a,
5b……シリンダ、6a,6b……ピストン、1
1a,11b……摩擦パツド、12a,12b…
…トルク受部、13a,13b……熱伝導率が低
い金属製の板材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 車輌の非回転部材にデイスクの一側で固定さ
れ、かつ該デイスクの外周を跨いで該デイスクの
他側に延びるキヤリパ本体と、 前記キヤリパ本体に設けられ前記デイスクの両
側面のそれぞれに対向する一対のシリンダと、 前記シリンダに摺動自在に嵌挿されたピストン
と、 前記ピストンの突出動作によつてその表面側が
前記デイスクに押圧され、かつ裏面側に熱伝導率
が低い材料で形成された板が取付けられた摩擦パ
ツドと、 前記デイスクに押圧された摩擦パツドのデイス
ク周方向への移動を阻止すべく、キヤリパ本体に
デイスク回転方向に沿つて相対向して形成された
2箇所のトルク受部と、 前記摩擦パツドとピストンとの間に位置して該
ピストンに取付けられた断熱材と、 前記摩擦パツドの周面と前記キヤリパ本体の2
箇所のトルク受部との間にそれぞれ位置して該2
箇所のトルク受部にそれぞれ独立させて取付けら
れる、熱伝導率が低い金属製の第1、第2の板材
とを備え、 該第1、第2の板材のそれぞれに、デイスクを
跨げ得るように長手方向の一端部側か他端部側に
切欠状に延びる空隙部を形成し、かつ前記他端部
側及び一端部側にそれぞれトルク受部に係止して
該トルク受部を挟持する第一、第二係合部を形成
し、さらに該板材のデイスク軸方向の両端部には
キヤリパ本体に当接して該板材のデイスク軸方向
への動きを規制する、弾力性を有する爪部を設け
たデイスクブレーキ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986023815U JPH0526344Y2 (ja) | 1986-02-20 | 1986-02-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986023815U JPH0526344Y2 (ja) | 1986-02-20 | 1986-02-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62136638U JPS62136638U (ja) | 1987-08-28 |
JPH0526344Y2 true JPH0526344Y2 (ja) | 1993-07-02 |
Family
ID=30822463
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986023815U Expired - Lifetime JPH0526344Y2 (ja) | 1986-02-20 | 1986-02-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0526344Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58130140U (ja) * | 1982-02-26 | 1983-09-02 | 日信工業株式会社 | デイスクブレ−キ装置のパツドリテ−ナ |
JPS59168031U (ja) * | 1983-04-26 | 1984-11-10 | 住友電気工業株式会社 | デイスクブレ−キシリンダの断熱構造 |
-
1986
- 1986-02-20 JP JP1986023815U patent/JPH0526344Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62136638U (ja) | 1987-08-28 |
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