JPH052627Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH052627Y2 JPH052627Y2 JP1989052219U JP5221989U JPH052627Y2 JP H052627 Y2 JPH052627 Y2 JP H052627Y2 JP 1989052219 U JP1989052219 U JP 1989052219U JP 5221989 U JP5221989 U JP 5221989U JP H052627 Y2 JPH052627 Y2 JP H052627Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber string
- wire heald
- loop
- wire
- rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000003292 glue Substances 0.000 claims 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 5
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D03—WEAVING
- D03C—SHEDDING MECHANISMS; PATTERN CARDS OR CHAINS; PUNCHING OF CARDS; DESIGNING PATTERNS
- D03C9/00—Healds; Heald frames
- D03C9/02—Healds
- D03C9/024—Eyelets
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Ropes Or Cables (AREA)
- Clamps And Clips (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は織機に於けるジヤガード装置のワイヤ
ーヘルドに下方への引つ張り下圧を付与する構造
に関するものである。
ーヘルドに下方への引つ張り下圧を付与する構造
に関するものである。
ジヤガード装置の綜光を設けたワイヤーヘルド
の上方は、上部連繋孔にカタン糸、通じ糸を介し
てジヤガード針が連結され、下方は引つ張るため
の下圧付与構造としてある。
の上方は、上部連繋孔にカタン糸、通じ糸を介し
てジヤガード針が連結され、下方は引つ張るため
の下圧付与構造としてある。
この下圧付与構造には、ワイヤーヘルドの下方
連繋孔に重錘を垂設したものがあるけれども、経
糸数の増加に伴い、近時はゴム紐で下方へ引つ張
る構造が用いられている。
連繋孔に重錘を垂設したものがあるけれども、経
糸数の増加に伴い、近時はゴム紐で下方へ引つ張
る構造が用いられている。
ゴム糸を用いる具体的構造は、第４図に示すよ
うに、取付針１の連繋部１ａに下方に引つ張るゴ
ム紐２を二つ折りした折曲部を挿入し、挿入した
折曲部に両端２ｂ，２ｂを通過させて取付針１に
ゴム紐２を結着２ａし、ゴム紐２の両端２ｂ，２
ｂを二つのワイヤーヘルド３，３の下部連繋孔３
ａ，３ａに結着２ｃ，２ｃし、この結着２ｃ部分
を含めてワイヤーヘルド３の下部からゴム紐２の
上部にかけて、前もつててワイヤーヘルド３に挿
通しておいたチユーブ４を被着した構成であり、
前記取付針１の下部引掛部１ｂを機台５に固定し
た枠体６に架設されているロツド７に引つ掛け
て、ゴム紐２の伸縮力に因つてワイヤーヘルド３
を下方に付勢しているのである。
うに、取付針１の連繋部１ａに下方に引つ張るゴ
ム紐２を二つ折りした折曲部を挿入し、挿入した
折曲部に両端２ｂ，２ｂを通過させて取付針１に
ゴム紐２を結着２ａし、ゴム紐２の両端２ｂ，２
ｂを二つのワイヤーヘルド３，３の下部連繋孔３
ａ，３ａに結着２ｃ，２ｃし、この結着２ｃ部分
を含めてワイヤーヘルド３の下部からゴム紐２の
上部にかけて、前もつててワイヤーヘルド３に挿
通しておいたチユーブ４を被着した構成であり、
前記取付針１の下部引掛部１ｂを機台５に固定し
た枠体６に架設されているロツド７に引つ掛け
て、ゴム紐２の伸縮力に因つてワイヤーヘルド３
を下方に付勢しているのである。
上記従来の構成では、取付針にゴム紐を結着
し、ワイヤーヘルドにもゴム紐を結着しなければ
ならず、更にワイヤーヘルドとゴム紐の結着部の
解けるのと、擦れるのを防止するチユーブを被着
せねばならず、作業に手数と時間がかかる問題が
あり、１日に慣れた作業者でも600本程度しか出
来なかつた。
し、ワイヤーヘルドにもゴム紐を結着しなければ
ならず、更にワイヤーヘルドとゴム紐の結着部の
解けるのと、擦れるのを防止するチユーブを被着
せねばならず、作業に手数と時間がかかる問題が
あり、１日に慣れた作業者でも600本程度しか出
来なかつた。
又、取付針は枠体のロツドに引つ掛けてあるた
め、装置の稼働に伴いズレてロツドの中央部に片
寄つて装置の精度に影響する問題もあつた。
め、装置の稼働に伴いズレてロツドの中央部に片
寄つて装置の精度に影響する問題もあつた。
そこで、本考案は簡易な構成としてワイヤーヘ
ルドの設置作業の迅速化を図ることを目的とす
る。
ルドの設置作業の迅速化を図ることを目的とす
る。
本考案は織機の固定枠に架設する固定用ロツド
にワイヤーヘルドを下方へ引つ張るためのゴム紐
を定間隔でループを設けて巻き付け、ゴム紐と固
定用ロツドの巻き付け部を接着固定し、ループ上
端にワイヤーヘルドの下部連繋孔を結着した構成
としたものである。
にワイヤーヘルドを下方へ引つ張るためのゴム紐
を定間隔でループを設けて巻き付け、ゴム紐と固
定用ロツドの巻き付け部を接着固定し、ループ上
端にワイヤーヘルドの下部連繋孔を結着した構成
としたものである。
本考案は固定枠に架設するロツドにゴム紐でル
ープを形成して巻き付けたループの上端にワイヤ
ーヘルドの下部連繋孔を結着するのみでワイヤー
ヘルドの設置を行える。
ープを形成して巻き付けたループの上端にワイヤ
ーヘルドの下部連繋孔を結着するのみでワイヤー
ヘルドの設置を行える。
そして、ロツドとゴム紐は接着固定しているか
ら装置の稼働にもズレることはない。又、各ルー
プの弾性も同一となり、各ループが独立し扱い易
くなる。
ら装置の稼働にもズレることはない。又、各ルー
プの弾性も同一となり、各ループが独立し扱い易
くなる。
次に本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第１図は一実施例を示す斜視図であり、第２図
は同要部正面図を示す。
は同要部正面図を示す。
織機の固定枠に架設固定するロツド７にゴム紐
２がループ８を形成して巻き付けてあり、ロツド
７との巻き付け部分は接着剤９で結着固定されて
いる。
２がループ８を形成して巻き付けてあり、ロツド
７との巻き付け部分は接着剤９で結着固定されて
いる。
ゴム紐２のロツド７への巻き付け間隔は一定で
あり、その間隔はワイヤーヘルド３の設置数に応
じてピツチを設定すればよい。
あり、その間隔はワイヤーヘルド３の設置数に応
じてピツチを設定すればよい。
ゴム紐２のループ８の先端にワイヤーヘルド３
の下部連繋孔３ａが連結されるのであるが、連結
は第３図イ，ロ，ハに示すように、先ず、ループ
８の先方をワイヤーヘルド３の下部連繋孔３ａに
通し、次にワイヤーヘルド３を折曲して上端３ｄ
から通したループ８をくぐらし、締め付けること
により、下部連繋孔３ａとゴム紐２が結着される
のである。
の下部連繋孔３ａが連結されるのであるが、連結
は第３図イ，ロ，ハに示すように、先ず、ループ
８の先方をワイヤーヘルド３の下部連繋孔３ａに
通し、次にワイヤーヘルド３を折曲して上端３ｄ
から通したループ８をくぐらし、締め付けること
により、下部連繋孔３ａとゴム紐２が結着される
のである。
又、必要により略Ｕ状カバー１０をロツド７に
嵌着することもできる。
嵌着することもできる。
以上の様に、本考案ではゴム紐の結着部はワイ
ヤーヘルドの下部連繋孔との一ケ所であるから、
従来の二ケ所に比し、簡単な構成となり、その結
着も極めて容易であつて、従来のような手数のか
かる結びとする必要がないため迅速化を図れるの
であり、１日に１万本以上の設定が可能である。
ヤーヘルドの下部連繋孔との一ケ所であるから、
従来の二ケ所に比し、簡単な構成となり、その結
着も極めて容易であつて、従来のような手数のか
かる結びとする必要がないため迅速化を図れるの
であり、１日に１万本以上の設定が可能である。
又、ロツドへゴム紐をループを形成した固着す
るのは、機械的にピツチを設定して巻き付け、巻
き付け部を接着剤で固定すればよいから正確に行
え、ゴム紐はロツドに固着するため、稼働中にズ
レる等の恐れはなく、各ループが独立となつて弾
性が同一となり、他のループへ影響を与えず、ル
ープ全体を利用してワイヤーヘルドへ結着するた
め扱い易い。
るのは、機械的にピツチを設定して巻き付け、巻
き付け部を接着剤で固定すればよいから正確に行
え、ゴム紐はロツドに固着するため、稼働中にズ
レる等の恐れはなく、各ループが独立となつて弾
性が同一となり、他のループへ影響を与えず、ル
ープ全体を利用してワイヤーヘルドへ結着するた
め扱い易い。
したがつて、構成上簡略化できると共に作業能
率が格段に向上し、その結果、低価格化となる効
果を有するものである。
率が格段に向上し、その結果、低価格化となる効
果を有するものである。
第１図は本考案の一実施例を示す斜視図、第２
図は同要部正面図、第３図イ，ロ，ハはワイヤー
ヘルド、ゴム紐との結着過程を示す正面図、第４
図は従来の構成を示す正面図である。 符号、２はゴム紐、３はワイヤーヘルド、３ａ
は下部連繋孔、７はロツド、８はループ、９は接
着剤。
図は同要部正面図、第３図イ，ロ，ハはワイヤー
ヘルド、ゴム紐との結着過程を示す正面図、第４
図は従来の構成を示す正面図である。 符号、２はゴム紐、３はワイヤーヘルド、３ａ
は下部連繋孔、７はロツド、８はループ、９は接
着剤。
Claims (1)
- 織機の固定枠に架設する固定用ロツドにワイヤ
ーヘルドを下方へ引つ張るためのゴム紐を定間隔
でループを設けて巻き付け、ゴム紐と固定用ロツ
ドの巻き付け部を接着固定し、ループ上端にワイ
ヤーヘルドの下部連繋孔を結着したことを特徴と
するジヤガード装置のワイヤーヘルド引つ張り構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989052219U JPH052627Y2 (ja) | 1989-05-02 | 1989-05-02 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989052219U JPH052627Y2 (ja) | 1989-05-02 | 1989-05-02 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02142479U JPH02142479U (ja) | 1990-12-03 |
| JPH052627Y2 true JPH052627Y2 (ja) | 1993-01-22 |
Family
ID=31572341
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989052219U Expired - Lifetime JPH052627Y2 (ja) | 1989-05-02 | 1989-05-02 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH052627Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5834577A (ja) * | 1981-08-26 | 1983-03-01 | Toshiba Corp | 過充電検知方法 |
| JPS6233843A (ja) * | 1985-08-02 | 1987-02-13 | 大縄 昌宏 | ジヤカ−ド機におけるゴム矢金 |
-
1989
- 1989-05-02 JP JP1989052219U patent/JPH052627Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5834577A (ja) * | 1981-08-26 | 1983-03-01 | Toshiba Corp | 過充電検知方法 |
| JPS6233843A (ja) * | 1985-08-02 | 1987-02-13 | 大縄 昌宏 | ジヤカ−ド機におけるゴム矢金 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02142479U (ja) | 1990-12-03 |
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