JPH05261349A - 管内部の洗浄方法と装置 - Google Patents
管内部の洗浄方法と装置Info
- Publication number
- JPH05261349A JPH05261349A JP4108312A JP10831292A JPH05261349A JP H05261349 A JPH05261349 A JP H05261349A JP 4108312 A JP4108312 A JP 4108312A JP 10831292 A JP10831292 A JP 10831292A JP H05261349 A JPH05261349 A JP H05261349A
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- JP
- Japan
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- pipe
- ice
- cleaning
- cleaned
- interior
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- Pending
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- Cleaning In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】氷状物質を噴射して、配管を傷めずに、しかも
配管内で氷詰まりをおこすことなく配管内部を洗浄する
方法と装置の提供。 【構成】圧搾気体の噴出により水滴を吹き飛ばし、飛散
する水滴が断熱膨張により氷化して噴射する氷となり管
内部を洗浄する方法と真空引きを行った洗浄対象管内部
に、水滴を噴射させ、水滴が物質移動により氷化した氷
を洗浄対象に衝突させる管内部の洗浄方法及び洗浄対象
管内部に挿入する管３の先端部に水滴４を滴出させる小
穴５と圧搾気体を噴出させるノズル６をもつヘッド８を
備え、ヘッド付近で氷を製造噴射する管内部洗浄装置。
配管内で氷詰まりをおこすことなく配管内部を洗浄する
方法と装置の提供。 【構成】圧搾気体の噴出により水滴を吹き飛ばし、飛散
する水滴が断熱膨張により氷化して噴射する氷となり管
内部を洗浄する方法と真空引きを行った洗浄対象管内部
に、水滴を噴射させ、水滴が物質移動により氷化した氷
を洗浄対象に衝突させる管内部の洗浄方法及び洗浄対象
管内部に挿入する管３の先端部に水滴４を滴出させる小
穴５と圧搾気体を噴出させるノズル６をもつヘッド８を
備え、ヘッド付近で氷を製造噴射する管内部洗浄装置。
Description
【０００１】
【産業用の利用分野】本発明は配管内部の洗浄作業に関
する
する
【０００２】
【従来の技術】従来の洗浄技術としては、薬品、研磨剤
を用いる方法、氷または水を噴射する方法、ブラシによ
る方法などが知られている。
を用いる方法、氷または水を噴射する方法、ブラシによ
る方法などが知られている。
【０００３】
【発明が解決しょうとする課題】上記従来技術は、配管
を傷める危険がある、洗浄に用いた異物の完全な除去が
困難である等の欠点があった。また氷を管の端部から噴
射又は送る方法にあっては、管径又は管の形状により管
の途中に氷が詰まる障害があった。また液体又は気体と
氷を混和して噴射する方法は、氷の硬度を維持する時、
氷相互間に発生する再氷結等の為、噴射位置から遠い部
分の洗浄が困難であった。
を傷める危険がある、洗浄に用いた異物の完全な除去が
困難である等の欠点があった。また氷を管の端部から噴
射又は送る方法にあっては、管径又は管の形状により管
の途中に氷が詰まる障害があった。また液体又は気体と
氷を混和して噴射する方法は、氷の硬度を維持する時、
氷相互間に発生する再氷結等の為、噴射位置から遠い部
分の洗浄が困難であった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】氷を用いる洗浄方法を採
用し、氷の固さ及び噴射速度を対象物によって調整する
事により、配管を傷める危険を回避できる。また本発明
は管内に於ける洗浄効率の偏差を無くし、被洗浄管内に
於ける氷詰まりを防止するために、洗浄すべき配管の洗
浄対象位置に於て氷状物質を形成し、該氷状物質を被洗
浄面に衝突又は接触させる事に依り配管内部を洗浄し、
水及び気体を併送する事により氷の詰まりを防止する事
を課題解決の手段とした。
用し、氷の固さ及び噴射速度を対象物によって調整する
事により、配管を傷める危険を回避できる。また本発明
は管内に於ける洗浄効率の偏差を無くし、被洗浄管内に
於ける氷詰まりを防止するために、洗浄すべき配管の洗
浄対象位置に於て氷状物質を形成し、該氷状物質を被洗
浄面に衝突又は接触させる事に依り配管内部を洗浄し、
水及び気体を併送する事により氷の詰まりを防止する事
を課題解決の手段とした。
【０００５】
【実施例１】図１について説明する。洗浄すべき配管１
の内部に、被洗浄面７に噴出する圧搾気体が当たる位置
に洗浄ヘッド８を挿入する。該洗浄ヘッド８は洗浄装置
本体２と屈曲性管３により接続されており、洗浄ヘッド
８は水が滴出する為の小穴５と圧搾気体放出ノズル６を
備えている。更に屈曲性管３は洗浄装置本体２から洗浄
ヘッド８へ水を送る為の管９と圧搾気体を送る為の管１
０を内蔵している。また、洗浄装置本体２は水送りポン
プとエアコンプレッサ及びエアクーラを備えている。
の内部に、被洗浄面７に噴出する圧搾気体が当たる位置
に洗浄ヘッド８を挿入する。該洗浄ヘッド８は洗浄装置
本体２と屈曲性管３により接続されており、洗浄ヘッド
８は水が滴出する為の小穴５と圧搾気体放出ノズル６を
備えている。更に屈曲性管３は洗浄装置本体２から洗浄
ヘッド８へ水を送る為の管９と圧搾気体を送る為の管１
０を内蔵している。また、洗浄装置本体２は水送りポン
プとエアコンプレッサ及びエアクーラを備えている。
【０００６】管９を通じて送られる水を洗浄ヘッド８の
小穴５から毎秒０．００１リットル滴出させ、更に管１
０を通じて送られる１００気圧に圧搾、冷却した気体を
毎秒０．５リットルの割合で洗浄ヘッド８の圧搾気体放
出ノズル６から放出する。
小穴５から毎秒０．００１リットル滴出させ、更に管１
０を通じて送られる１００気圧に圧搾、冷却した気体を
毎秒０．５リットルの割合で洗浄ヘッド８の圧搾気体放
出ノズル６から放出する。
【０００７】小穴５から滴出する水滴４は圧搾気体によ
り吹き飛ばされ断熱膨張により氷化し、被洗浄面７に衝
突又は接触して被洗浄面７の汚れや付着堆積物を削り落
とし混合して洗流す。圧搾気体の噴出穴の角度を屈曲性
管３の中心から外れた位置から該管の円周方向に対し斜
めにセットすると、洗浄ヘッド８が回転し螺旋状に氷を
噴射出来る。洗浄対象管１の内部を洗浄ヘッド８が等速
で移動するように、屈曲性管３を自動的に送る装置を用
いても良い。水滴噴射量または気体の圧搾率や冷却率を
変化させることにより、氷の硬度または粒径を調整する
事が出来る。
り吹き飛ばされ断熱膨張により氷化し、被洗浄面７に衝
突又は接触して被洗浄面７の汚れや付着堆積物を削り落
とし混合して洗流す。圧搾気体の噴出穴の角度を屈曲性
管３の中心から外れた位置から該管の円周方向に対し斜
めにセットすると、洗浄ヘッド８が回転し螺旋状に氷を
噴射出来る。洗浄対象管１の内部を洗浄ヘッド８が等速
で移動するように、屈曲性管３を自動的に送る装置を用
いても良い。水滴噴射量または気体の圧搾率や冷却率を
変化させることにより、氷の硬度または粒径を調整する
事が出来る。
【０００８】
【実施例２】図２について説明する。洗浄すべき配管１
の両端を蓋１１により密閉し、真空ポンプ１２により気
送管１３を経由して洗浄すべき配管内部が１／２ｔｏｌ
ｌに達する迄真空引きを行う。水送り装置１５により、
洗浄すべき配管１の内部に挿入されている水滴噴射管１
４を通じて被洗浄面７に対し小穴５から毎秒０．０１リ
ットルの水滴４を噴射もしくは滴出させる事に依り、該
水滴４は物質移動により氷化し、粒状の氷又はざらめ状
の雪に変化して、被洗浄面７に衝突又は接触して被洗浄
面７から汚れや堆積物を除外する。洗浄すべき配管１の
密閉に際し、その密閉位置は両端部に限られず可動とす
る事も出来る。水滴噴射量または真空率を変化させる事
により、氷の硬度または粒径を調整する事も出来る。
の両端を蓋１１により密閉し、真空ポンプ１２により気
送管１３を経由して洗浄すべき配管内部が１／２ｔｏｌ
ｌに達する迄真空引きを行う。水送り装置１５により、
洗浄すべき配管１の内部に挿入されている水滴噴射管１
４を通じて被洗浄面７に対し小穴５から毎秒０．０１リ
ットルの水滴４を噴射もしくは滴出させる事に依り、該
水滴４は物質移動により氷化し、粒状の氷又はざらめ状
の雪に変化して、被洗浄面７に衝突又は接触して被洗浄
面７から汚れや堆積物を除外する。洗浄すべき配管１の
密閉に際し、その密閉位置は両端部に限られず可動とす
る事も出来る。水滴噴射量または真空率を変化させる事
により、氷の硬度または粒径を調整する事も出来る。
【０００９】
【発明の効果】氷の硬度や粒径が調整可能な為、砂や高
圧水を用いる方法の様に管を破損する危険が無く、水を
用いる場合よりも汚れや付着堆積物に良く混合して効率
良く排出する事が出来る。更に砂、研磨剤、薬品を用い
る方法よりも安全性が高く汎用性が有り、飲料水用の配
管にも使用可能である。使用する水の純度を向上させる
事により化学、原子力等特殊プラント等にも利用が可能
となる。
圧水を用いる方法の様に管を破損する危険が無く、水を
用いる場合よりも汚れや付着堆積物に良く混合して効率
良く排出する事が出来る。更に砂、研磨剤、薬品を用い
る方法よりも安全性が高く汎用性が有り、飲料水用の配
管にも使用可能である。使用する水の純度を向上させる
事により化学、原子力等特殊プラント等にも利用が可能
となる。
【図１】特許請求の範囲１および３、実施例１に関する
断面図。
断面図。
【図２】特許請求の範囲２、実施例２に関する断面図。
１．洗浄すべき配管 ２．洗浄装置本体 ３．屈曲性管 ４．水滴 ５．小穴 ６．圧搾気体放出ノズル ７．被洗浄面 ８．洗浄ヘッド ９．管 １０．管 １１．蓋 １２．真空ポンプ １３．気送管 １４．水滴噴射管 １５．水送り装置
Claims (3)
- 【請求項１】 氷を用いて管内部を洗浄する方法に於
て、管内に噴射もしくは滴出させた水滴を圧搾気体の放
出によって吹き飛ばす事により、該水滴を断熱膨張によ
り氷化させ、噴射する粒状の氷又はざらめ状の雪として
用いる事を特徴とする管内部の洗浄方法 - 【請求項２】 氷を用いて管内部を洗浄する方法に於
て、該管内の真空引きを行い、該管内被洗浄面に対し水
滴を噴射もしくは滴出させる事に依り、該水滴を物質移
動により氷化させ粒状の氷又はざらめ状の雪に変化さ
せ、該粒状氷又はざらめ状雪を被洗浄面に接触もしくは
衝突させる事を特徴とする管内部の洗浄方法。 - 【請求項３】 氷を噴射して管内部を洗浄する装置にあ
って、被洗浄管内に挿入する管と該挿入管の先端部に水
滴を噴射もしくは滴出させる小穴と圧搾気体を噴出させ
るノズルをもつ洗浄ヘッドを備え、該洗浄ヘッド付近で
氷を製造噴射する事を特徴とする管内部洗浄装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4108312A JPH05261349A (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | 管内部の洗浄方法と装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4108312A JPH05261349A (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | 管内部の洗浄方法と装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05261349A true JPH05261349A (ja) | 1993-10-12 |
Family
ID=14481525
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4108312A Pending JPH05261349A (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | 管内部の洗浄方法と装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05261349A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6916383B2 (en) * | 2000-01-11 | 2005-07-12 | University Of Bristol | Cleaning and separation in conduits |
| US7380557B2 (en) * | 2003-05-14 | 2008-06-03 | Tokai Engineering Co., Ltd. | Method of flushing a coil pipes(s) of a heat exchanger |
| JP2014087764A (ja) * | 2012-10-31 | 2014-05-15 | Yoshika Engineering Kk | 管路洗浄方法及び管路洗浄システム |
| KR20180064757A (ko) * | 2016-12-06 | 2018-06-15 | 주식회사 포스코 | 보일러 노즐배관의 세척장치 및 세척방법 |
-
1992
- 1992-03-17 JP JP4108312A patent/JPH05261349A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6916383B2 (en) * | 2000-01-11 | 2005-07-12 | University Of Bristol | Cleaning and separation in conduits |
| US7380557B2 (en) * | 2003-05-14 | 2008-06-03 | Tokai Engineering Co., Ltd. | Method of flushing a coil pipes(s) of a heat exchanger |
| JP2014087764A (ja) * | 2012-10-31 | 2014-05-15 | Yoshika Engineering Kk | 管路洗浄方法及び管路洗浄システム |
| KR20180064757A (ko) * | 2016-12-06 | 2018-06-15 | 주식회사 포스코 | 보일러 노즐배관의 세척장치 및 세척방법 |
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