JPH05260Y2 - - Google Patents

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JPH05260Y2
JPH05260Y2 JP1989018401U JP1840189U JPH05260Y2 JP H05260 Y2 JPH05260 Y2 JP H05260Y2 JP 1989018401 U JP1989018401 U JP 1989018401U JP 1840189 U JP1840189 U JP 1840189U JP H05260 Y2 JPH05260 Y2 JP H05260Y2
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gutter
sheet metal
dispensing plate
scraps
dispensing
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この考案は板金プレスの板屑払出し装置に関す
る。
<従来の技術> 板金プレスから出る剪断屑、抜き屑等の板屑
は、従来、プレスの内外部下方に設けたベルトコ
ンベア上に落して運び出すか、滑り台式のシユー
ト上に落して滑り出させるか、のいずれかによつ
ている。
<考案が解決しようとする課題> プレスによる剪断屑、抜き屑等の板屑は湾曲し
たり、鋭い板縁であつたりするため、ベルトコン
ベアで排出する場合は、ベルトとコンベア本体と
の間に挟まつた屑にからみ合つて排出できなくな
り、プレス作業を中断して、人手により取り出し
てやらねばならない事故が時々起きる。またベル
トが鋭い板屑により傷つけられるため、交換頻度
が高かつた。
滑り台式シユートで、重力により板屑を排出す
る場合は、上のような問題は無いが、傾斜角を
25°以上にするため、金型の位置を高くする必要
上、プレスが全体としてかさ高くなり、専用投資
を大にする。また板屑の滑降は重力まかせで、強
制力が無いため、長い屑などが停滞することも少
なくなかつた。
<課題を解決するための手段> この考案の板金プレスの板屑払出し装置は、板
金プレスの剪断屑、抜き屑等板屑の落下位置を含
んで左右へ伸び、断面が全長一様で、開放した両
端を左右の屑排出口とする屑受樋と、 上記樋の長手方向へ板面を向け、かき出しに適
した形の下縁を樋の底面に沿わして立ち、その姿
勢のまゝ樋内を左右いずれへ移動しても、樋内の
上記板屑を残さず押し進められる形状の払出し板
と、 上記払出し板を上記姿勢のまゝ、上記樋内を端
から端まで繰り返し往復動させる自動反転装置付
き駆動機構と、 を備えることを特徴とする。なお上記装置におい
て、上記払出し板の駆動機構は、上記屑受樋の上
部沿いに設けた円筒レールと、このレール沿いに
動くロツドレスシリンダが主体であることを特徴
とするもの、さらにまた上記払出し板は、上記駆
動機構の駆動体垂直部に上下自在に係合し、その
下縁が上記樋の底面に載つて摺動することを特徴
とするものが推奨される。を特徴とする。
<作用> 最近の高性能なプレスは剪断屑、抜き屑を続々
と作り出すが、この考案は板屑を屑受樋に受け、
その樋の中の払出し板を連続往復動させるから、
ワイパーが雨滴を左右へ払うように、板屑を樋の
両端の排出口へ払い出す。
払出し板の往復駆動体として市販のロツドレス
シリンダを使い、これを流体圧駆動するものは、
管状レールとシリンダ内部に駆動部材が納まるた
め最大限に簡素化され、設置が容易で、場所をと
らない。
また払出し板を駆動体垂直部に上下動自在に係
合させ、その下縁が樋の底面に沿つて摺動するよ
うにしたものは、樋の底に平らに伏せた板屑でも
残さず払い出す。
<実施例> 第1図はこの考案の板屑払出し装置1の一実施
例を装備した板金プレスの正面断面図である。上
型10、下型11と、ポンチ12により穴を打抜
いて抜き屑Aを落し、剪断上刃13により鋼板S
の両縁部を切落して剪断屑Bを落している。抜き
屑Aは中央の払い出し装置1の屑受樋2に落ち、
剪断屑Bは両側の払い出し装置1の屑受樋2に落
ちる。
その払出し装置1を第2,3図に示す。それは
プレスの板屑落下位置にほゞ水平に置かれた、断
面一様で両端が左右排出口2aになつた屑受樋
1、これに沿う円筒レール3に沿つて動く払出し
板駆動体4、この駆動体4に係合して樋2内を動
き、板屑を残さず両端排出口2aへ交互に押進め
る払出し板6、そしてこの例ではロツドレス・シ
リンダである駆動体4に、樋2のほゞ全長にわた
る連続往復動を行わせる往復駆動機構の流体圧回
路5等がある。
屑受樋2は鋼板をU形に折り、片側上縁の全長
を覆板7で覆つたものである。その覆板7の下に
レール3を、第3図に示すようなブラケツト8で
もつて両端支持する。
レール3はロツドレス・シリンダ用の円筒レー
ルで、その一端から他端へ流体圧を通すことによ
り、円筒レール内のロツドレス・シリンダ芯部と
外側の外輪部とが、双方の磁力で引き合つて一体
に進む。従つて、払出し板6の往復駆動機構はレ
ール3、駆動体(ロツドレス・シリンダ)4、流
体圧回路5の三者である。第3図のレール3の両
端に、流体圧ホース接続部つきヘツドカバー9の
流体出入口を電磁方向切換弁5aにつないで、レ
ール3内の流体の方向を交互に切換えさせる。電
磁弁5aへの切換え信号は、払出し板6が樋2の
一端から他端に達する所要時間でタイマーを発信
させるか、樋2の両端に検出スイツチを設けて、
駆動体4の接近で発信させればよい。
電磁弁5aとタイマー又は検出スイツチによ
り、駆動機構の流体圧回路5を自動反転装置付き
にしている。
払出し板6は樋2内板屑のかき出しに敵した下
樋底に沿わし、長手方向に板面を向けて立ち、樋
内を左右どちらへ動いても、樋内板屑を残さず押
し進められる形である。しかし、払出し板6を駆
動体4に固定してしまうと、屑受樋2の寸法誤差
により、板屑を残したり、樋の底面につかえて払
出し板6が停まる等の問題が起き、機械精度が厳
しく要求される。
この実施例は上の問題を無くすため、駆動体4
に垂直部4aに設け、この垂直部4aに上下動可
能に払出し板6を係合させ、その下縁が樋2の底
面に載つて摺動するようにしている。底面に伏せ
た抜き屑Aでも、この払出し板6なら、その下縁
でもつて押し進められる。樋2の左右内壁と払出
し板6の側縁との間隙は多少大きくても、板屑を
残す心配はない。しかし、この実施例の払出し板
6は第4図のように、垂直部4aに遊合するよ
う、前後の面板6aと両側縁板6bの四者を、二
本のボルト6cで締付け固定しているので、両側
縁板6bを多少ずらして横幅を加減できる。
ボルト6cは駆動体垂直部4a、払出し板6そ
れぞれの上下方向長穴14,15を通るので、垂
直部4a、払出し板6の相対遊動は妨げられず、
払出し板6は下縁を樋2の底面に載せ、摺動中、
底面の起伏にならつて上下動できる。
以上、一実施例について説明したが、この考案
の板屑払出し装置は、屑受樋に落ちる板屑を連続
往復動する払出し板により樋の両端へ払い出す構
成を主な特徴とするもので、その要旨を変えるこ
となく多様に変化、応用し得ることは言うまでも
ない。
例えば駆動体を往復動させる駆動機構はロツド
レス・シリンダと流体圧によると限らず、機械設
計者の周知技術により、他の形の流体圧、ネジ、
その他の機構によるのは容易である。
<考案の効果> この考案は板金プレスの板屑処理に、初めて積
極的押出方式を開いた。
従来のコンベア方式、シユート方式は共に、板
屑そのものに外力を加える事なく、運び出すもの
であつたが、この考案は自動車のワイパーが雨滴
を払うように、プレスの板屑をたちまち左右(前
後)へ払い出し、板屑が原因でプレスの生産性を
妨げていた問題を一掃した。
またその払出し板駆動体を流体圧で動く市販の
ロツドレス・シリンダにすれば、屑受けの樋に沿
つて管状レールを取付け、流体圧を接続するだけ
で、払出し板を連続往復動させられる。樋を通す
空間さえあれば、設置できる事は、プレス機の付
属装置として大きな利点である。
この考案は板屑を強制的に押出す方式ゆえ、払
出し板と樋の内面との間隙が問題であるが、払出
し板を上下動自在にし、その下縁が常に樋の底面
に載つて摺動するようにする事により、機械精度
の問題を最も安価に解決した。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を適用した板金プレスの一例
の正面断面図、第2図はこの考案の一実施例の縦
断面図、第3図は同じく斜視説明図、第4図は同
じく払出し板の一実施例斜視図で、 図中、2は屑受樋、3,4,5は駆動機構を構
成するレール、駆動体、流体圧回路、6は払出し
板である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 板金プレスの剪断屑、抜き屑等板屑の落下位
    置を含んで左右へ伸び、断面が全長一様で、開
    放した両端を左右の屑排出口とする屑受樋と、 上記樋の長手方向へ板面を向け、かき出しに
    敵した形の下縁を底面に沿わして立ち、その姿
    勢のまゝ樋内をいずれへ移動しても、樋内の上
    記板屑を残さず押し進められる形状の払出し板
    と、 上記払出し板を上記姿勢のまゝ、上記樋内を
    端から端まで繰り返し往復動させる自動反転装
    置付き駆動機構と、 を備えることを特徴とする板金プレスの板屑払
    出し装置。 (2) 請求項第1項に記載の装置において、 上記払出し板の駆動機構は、上記屑受樋の上
    部沿いに設けた円筒レールと、このレール沿い
    に動くロツドレスシリンダが主体であることを
    特徴とする板金プレスの板屑払出し装置。 (3) 請求項第1項に記載の装置において、 上記払出し板は、上記駆動機構の駆動体垂直
    部に上下自在に係合し、その下縁が上記樋の底
    面に載つて摺動することを特徴とする板金プレ
    スの板屑払出し装置。
JP1989018401U 1989-02-21 1989-02-21 Expired - Lifetime JPH05260Y2 (ja)

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JPH02114138U JPH02114138U (ja) 1990-09-12
JPH05260Y2 true JPH05260Y2 (ja) 1993-01-06

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5917457U (ja) * 1982-07-23 1984-02-02 富士ゼロックス株式会社 電子写真複写機等の転写シ−ト剥離装置
JPS62297093A (ja) * 1986-06-14 1987-12-24 株式会社 菊川鉄工所 多層基板切断機用掻取装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5917457U (ja) * 1982-07-23 1984-02-02 富士ゼロックス株式会社 電子写真複写機等の転写シ−ト剥離装置
JPS62297093A (ja) * 1986-06-14 1987-12-24 株式会社 菊川鉄工所 多層基板切断機用掻取装置

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JPH02114138U (ja) 1990-09-12

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