JPH05260816A - 芝張り機のシュート構造 - Google Patents

芝張り機のシュート構造

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Publication number
JPH05260816A
JPH05260816A JP6283192A JP6283192A JPH05260816A JP H05260816 A JPH05260816 A JP H05260816A JP 6283192 A JP6283192 A JP 6283192A JP 6283192 A JP6283192 A JP 6283192A JP H05260816 A JPH05260816 A JP H05260816A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chute
pressing member
frames
sliding
vertical frames
Prior art date
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Pending
Application number
JP6283192A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumihiro Ikeda
文博 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP6283192A priority Critical patent/JPH05260816A/ja
Publication of JPH05260816A publication Critical patent/JPH05260816A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シュートを合理的に、かつ、廉価に構成させ
る。 【構成】 3本の縦枠Wに亘って複数の横枠20を取付
けて成るフレーム体と、複数の横枠20に載置される2
枚の滑落板21とから走行機体上にある切り芝を地面上
に滑落移送するシュートを構成し、滑落板21の裏に装
備され多数の係合部22に横からスライド抜き差し自在
な横長の押さえ部材23を、これの左右端部が縦枠Wの
下方に位置する状態で係合部22に装着して滑落板21
の浮上がりを防止する規制機構Aを構成し、押さえ部材
23の端部を折曲げた鉤状部と縦枠Wの下向き開口部2
6との係合によって押さえ部材23の抜出しを阻止する
抜止め機構Bを構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、切り芝を地面上に下降
供給するシュートを走行機体に備えた芝張り機に係り、
詳しくは、シュートを低コストで不都合なく構成させる
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、芝張り機では、特開平3−272
609号公報で示されるもののように、機体に搭載され
た切り芝を滑落移送させて順次地面上に敷設するための
シュートを備えてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来技術ではシュートをどのようにして構成するかという
具体的な内容については記載されておらず、その詳細構
造までは開示していなかった。本発明は、シュートを合
理的に、かつ、廉価に構成させることを目的とするもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的の達成のために
本発明は、切り芝を地面上に下降供給するシュートを走
行機体に備えた芝張り機のシュート構造において、シュ
ートを、切り芝の下降移動方向に沿う方向に配設される
左右の縦枠に亘って左右向きの横枠を上下複数箇所に取
付けて成るフレーム体と、左右の縦枠間において複数の
横枠に載置される滑落板とから構成するとともに、この
滑落板の裏面に装備された係合部に横方向からのスライ
ド移動によって抜き差し自在な横長の押さえ部材を、押
さえ部材における左及び右の端部が縦枠の下方に位置す
る状態で係合部に装着して滑落板のフレーム体からの浮
上がりを規制する規制機構を構成し、押さえ部材の両端
部のうちのいずれか一方の端部を折曲げて鉤状部を形成
するとともに、左右の縦枠のうちのいずれか一方の縦枠
の下面に、下向き開口部を形成し、一方の縦枠の下向き
開口部と鉤状部との係合によって押さえ部材の左右方向
への抜出しを阻止する抜止め機構を構成してあることを
特徴とするものである。
【0005】
【作用】上記特徴構成によれば、シュートは、押さえ部
材によって一体化されるフレーム体と滑落板とから構成
されるので、該押さえ部材の抜き差し操作によってシュ
ートをフレーム体と滑落板とに分離自在である。押さえ
部材は、滑落板の裏面に装備された係合部に横方向から
のスライド移動によって抜き差し自在であるから、その
押さえ部材の抜き差しによってシュートとしての組立て
及び分解操作が簡単容易に行えるようになる。そして、
押さえ部材は、その端部に形成された鉤状部を縦枠の下
向き開口部に係合させるだけで自身の抜出しが阻止され
た組付状態となるから、結果として、ボルト等の組付手
段を用いることなくシュートを構成することが可能にな
る。
【0006】
【発明の効果】従って、シュート構成部品の工夫によ
り、押さえ部材の抜き差し操作だけによる簡単容易な操
作によってシュートの組立て及び分解が自在にできたと
ともに、専用の組付手段が不要であり、もって、構造簡
単で組付分解が容易な合理的、かつ、廉価なシュートを
提供することができた。
【0007】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図1に芝張り機が示され、1は走行機体、2は
切り芝5の貯留部、Kは切り芝5を地面に敷設するため
の供給装置、3は整地機構、4は供給装置を機体に昇降
自在に連設するリンク機構である。図2乃至図4に示す
ように、供給装置Kは、機体に貯えられた切り芝5を地
面に向けて落下移送する滑落路6を複数並列配置してあ
るシュート7と、その下端部に各滑落路6毎に備えら
れ、シュート7から送られてくる搬送切り芝5を地面上
に順次敷設するべく強制的に送り出す繰出し機構8とか
ら構成されている。シュート7は、複数に仕切られて並
列4条の滑落路6を形成して成るとともに、その滑落路
6上の搬送切り芝5の浮き上がりを抑える押さえ杆10
が各滑落路6毎に備えてある。繰出し機構8は、突起付
き回転ドラム12とこのドラム12駆動用のモータ13
とを一体にして左右の揺動アーム14に取付けるととも
に、両揺動アーム14,14を連結する筒軸15を前記
仕切り壁Wに亘って架設された左右向きの支軸16に揺
動自在に外嵌して構成してある。シュート7下端から所
定間隔下方に隔てた位置にはガイド具19が支持してあ
り、このガイド具19はシュート7下端から滑落移送さ
れてくる前上がり傾斜状態の切り芝5を、地面に沿う略
水平状態に姿勢変更させる機能を有している。以上の構
成によって、滑落路6上を滑落してきた切り芝5を、回
転ドラム12によって強制的に、かつ、決められた繰り
出し速度でもって連続的に地面に敷設するのである。
【0008】次に、シュート7の構造について説明す
る。図5乃至図8に示すように、シュート7は、切り芝
5の下降移動方向に沿う方向に配設される左右の縦枠
9,9及び中央の縦枠25に亘って左右向きの横枠20
を上下複数箇所に取付けて成るフレーム体Fと、左右の
縦枠9,9間において複数の横枠20に載置される2条
一体のステンレス製滑落板21,21とから構成され
る。それら滑落板21,21の裏面に装備された多数の
板金部材による係合部22に横方向からのスライド移動
によって抜き差し自在な横長の押さえ部材23を、押さ
え部材23における左及び右の端部が縦枠9,9の下方
に位置する状態で係合部22に装着して滑落板21のフ
レーム体からの浮上がりを規制する規制機構Aを構成し
てある。押さえ部材23の両端部のうち、内側の端部を
折曲げて鉤状部24を形成するとともに、断面が下向き
コ字状に形成された中央の縦枠25の下向き開口部26
と鉤状部24との係合によって押さえ部材23の左右方
向への抜出しを阻止する抜止め機構Bを構成してある。
左右端部の縦枠9,9と中央の縦枠25間に2個ずつで
計4個の仕切り枠27は、端部の縦枠9,9と中央の縦
枠25に亘って架設された複数の支持バー28に左右ス
ライド自在に嵌装支持され、切り芝5の幅の違いに合わ
せて滑落路6の幅を調節設定できるようにしてある。
【0009】図1に示すように、左右両端の仕切り枠2
7,27の下端には既に敷設された芝との横目地を適宜
に設定するためのマーカ30が備えてあり、操縦部31
のフロアステップ32から左右両横に突出させて装備し
た一対のバックミラー33によって操縦者が確認できる
ようにしてある。また、運転座席34は、その下方に位
置する燃料タンク35への燃料供給時のために、その下
部前端の左右支点P周りで前方に倒し揺動自在である。
安全のため、倒された運転座席34がフロントパネル3
6のエンジン停止スイッチ37を押し操作するように構
成すれば好都合である。本実施例では、縦枠9,25を
総称してWと称するものである。
【0010】〔別実施例〕中央の縦枠25も左右の縦枠
9,9と同様に角パイプ材で構成し、押さえ部材23の
鉤状部24が係合自在な開口部に相当する切欠き26を
中央の縦枠25に形成するという手段を採択するものも
良い。また、縦枠Wを5箇所設け、2番及び4番目の縦
枠Wを断面下向きコ字状の部材で構成し、4個の押さえ
部材23と4個の滑落板21を持ったシュート6でも良
い。また、係合部22を、押さえ部材23を貫通させる
上下が連なった把手状の部材に構成しても良い。
【0011】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】芝張り機の全体側面図
【図2】切り芝の敷設状態を示す平面図
【図3】シュ−ト下端部の構造を示す一部切欠き側面図
【図4】突起付き回転ドラムの構造を示す要部の断面図
【図5】シュートの構造を示す斜視図
【図6】規制機構の構造を示すシュートの部分背面図
【図7】抜止め機構の構造を示すシュートの断面図
【図8】係合部と押さえ板との係合状態を示す部分断面
【符号の説明】
5 切り芝 7 シュート 20 横枠 21 滑落板 22 係合部 23 押さえ部材 24 鉤状部 26 開口部 A 規制機構 B 抜止め機構 F フレーム体 W 縦枠

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切り芝(5)を地面上に下降供給するシ
    ュート(7)を走行機体に備えた芝張り機のシュート構
    造であって、前記シュート(7)を、切り芝(5)の下
    降移動方向に沿う方向に配設される左右の縦枠(W),
    (W)に亘って左右向きの横枠(20)を上下複数箇所
    に取付けて成るフレーム体(F)と、前記左右の縦枠
    (W),(W)間において前記複数の横枠(20)に載
    置される滑落板(21)とから構成するとともに、この
    滑落板(21)の裏面に装備された係合部(22)に横
    方向からのスライド移動によって抜き差し自在な横長の
    押さえ部材(23)を、該押さえ部材(23)における
    左及び右の端部が前記縦枠(W),(W)の下方に位置
    する状態で前記係合部(22)に装着して前記滑落板
    (21)の前記フレーム体(F)からの浮上がりを規制
    する規制機構(A)を構成し、前記押さえ部材(23)
    の左右両端部のうちのいずれか一方の端部を折曲げて鉤
    状部(24)を形成するとともに、前記左右の縦枠
    (W),(W)のうちのいずれか一方の縦枠(W)の下
    面に、下向き開口部(26)を形成し、前記一方の縦枠
    (W)の下向き開口部(26)と前記鉤状部(24)と
    の係合によって前記押さえ部材(23)の左右方向への
    抜出しを阻止する抜止め機構(B)を構成してある芝張
    り機のシュート構造。
JP6283192A 1992-03-19 1992-03-19 芝張り機のシュート構造 Pending JPH05260816A (ja)

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JP6283192A JPH05260816A (ja) 1992-03-19 1992-03-19 芝張り機のシュート構造

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JPH05260816A true JPH05260816A (ja) 1993-10-12

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