JPH05260470A - テレビジョン信号変調装置 - Google Patents

テレビジョン信号変調装置

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JPH05260470A
JPH05260470A JP4089850A JP8985092A JPH05260470A JP H05260470 A JPH05260470 A JP H05260470A JP 4089850 A JP4089850 A JP 4089850A JP 8985092 A JP8985092 A JP 8985092A JP H05260470 A JPH05260470 A JP H05260470A
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signal
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Masamitsu Tanaka
真実 田中
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1台でありながら1本の伝送線路で伝送され
たスクランブルテレビジョン信号及び非スクランブルテ
レビジョン信号のいずれが供給されても変調することが
できる。 【構成】 入力端子12に非スクランブルテレビジョン信
号が供給されたとき、制御端子28、30に供給された制御
信号に基づいて切換スイッチ16、24が切り換えられて、
非スクランブルテレビジョン信号が、極性反転・クラン
プ処理回路18からAM変調回路21に供給される。また
入力端子12にスクランブルテレビジョン信号が供給され
たとき、制御信号に基づいて切換スイッチ16、24が切り
換えられて、スクランブルテレビジョン信号がAGC・
クランプ処理回路20からAM変調回路21に供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン信号で搬
送波を変調するテレビジョン信号変調装置に関し、特に
テレビジョン信号としてスクランブルテレビジョン信号
または非スクランブルテレビジョン信号を使用するもの
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に共同聴視施設では、アンテナで受
信したテレビジョン信号をその周波数とは異なった周波
数に変換した後、共同聴視施設のエリア内に再送信する
ことがある。特に、放送衛星や通信衛星からの衛星放送
や衛星通信は、その周波数がSHF帯と非常に高い周波
数であるので、低い周波数例えばUHF帯に周波数を変
換して再送信することがある。そのため、共同聴視施設
のヘッドエンドにおいて一旦、衛星放送や衛星通信を受
信復調してベースバンドテレビジョン信号とし、このベ
ースバンドテレビジョン信号で所定周波数の搬送波を変
調して変調信号を得て、この変調信号を共同聴視施設の
エリア内に送信することがある。この変調のために、テ
レビジョン信号変調装置が使用される。
【0003】ところで、衛星放送や衛星通信では、受信
契約を交わしていない者が正常に受信できないようにす
るため、送信するテレビジョン信号にスクランブルをか
けることがある。スクランブルをかけたスクランブルテ
レビジョン信号を共同聴視施設のエリア内に再送信する
には2つの方式がある。その第1は、ヘッドエンド側で
スクランブルを解除して、非スクランブル信号としてか
ら変調するものであり、第2は、ヘッドエンド側ではス
クランブルの解除を行わずにスクランブル信号のまま変
調してエリアに送信し、各エリアの端末側でスクランブ
ルを解除するものである。
【0004】前者は、共同聴視施設の各端末の使用者の
全てが受信契約を交わしている場合に有効であり、後者
は、共同聴視施設の各端末の使用者のうち希望者のみが
受信契約を交わしている場合に有効である。
【0005】ところで、スクランブルテレビジョン信号
で変調を行う場合でも、非スクランブルテレビジョン信
号で変調を行う場合でも、これらの信号を単にテレビジ
ョン信号変調装置に入力しただけでは、正しく変調する
ことができず、スクランブルテレビジョン信号及び非ス
クランブル信号それぞれに応じた処理を行った後に、テ
レビジョン信号変調装置に供給する必要がある。そのた
め、従来、スクランブルテレビジョン信号用に、この信
号のための処理回路と変調回路とを設けた変調装置と、
非スクランブルテレビジョン信号用に、この信号のため
の処理回路と変調回路とを設けた変調装置とを、それぞ
れ別個に製造していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のよう
に、スクランブルテレビジョン信号用と、非スクランブ
ルテレビジョン信号用とに、それぞれ変調装置を製造す
るのは面倒であり、また在庫管理等も面倒となる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の問題点
を解決するためになされたものであって、変調手段と、
スクランブル信号用及び非スクランブル信号用の処理手
段と、入力端子と、第1及び第2の切換手段とを具備し
ている。変調手段は、入力テレビジョン信号で所定周波
数の搬送波を変調する。スクランブル信号用処理手段
は、スクランブルテレビジョン信号を入力テレビジョン
信号として、変調手段に供給するための処理を行う。非
スクランブル信号用処理手段は、非スクランブルテレビ
ジョン信号を入力テレビジョン信号として、変調手段に
供給するための処理を行う。入力端子には、スクランブ
ルテレビジョン信号または非スクランブルテレビジョン
信号が供給される。第1の切換手段は、入力端子を両処
理手段の一方の入力側に接続し、第2の切換手段は、両
処理手段の出力側の一方を変調手段の入力側に接続す
る。これら両制御手段は、制御信号に応じて制御され、
制御信号は、スクランブル解除手段が入力端子にスクラ
ンブルテレビジョン信号を供給したときに、第1の切換
手段に入力端子をスクランブル用処理手段の入力側に接
続させると共に、第2の切換手段にスクランブル処理手
段の出力側を変調手段に接続させる状態となる。また、
制御信号は、スクランブル解除手段が非スクランブルテ
レビジョン信号を入力端子に供給したときに、第1の切
換手段に入力端子を非スクランブル処理手段の入力側に
接続させると共に、第2の切換手段に非スクランブル処
理手段の出力側を変調手段に接続させる状態となる。
【0008】スクランブル解除手段は、非スクランブル
テレビジョン信号と、スクランブルテレビジョン信号の
スクランブルを解除した非スクランブルと、スクランブ
ルを解除していないスクランブル信号とのうち選択され
たものを出力するように構成することができる。
【0009】
【作用】本発明によれば、入力端子にスクランブルテレ
ビジョン信号が供給されたとき、スクランブル解除手段
からの制御信号に応じて、第1の切換手段が入力端子を
スクランブル用処理手段に接続しているので、スクラン
ブルテレビジョン信号がスクランブル用処理手段に供給
されて、処理される。同時に、制御信号に応じて第2の
切換手段がスクランブル用処理手段の出力側を変調手段
に接続しているので、スクランブル用処理手段で処理が
行われたスクランブルテレビジョン信号が変調手段に供
給される。同様に入力端子に非スクランブルテレビジョ
ン信号が供給されたとき、第1及び第2の切換手段が制
御信号に応じて切り換えられ、非スクランブルテレビジ
ョン信号は、非スクランブル用処理手段で処理された
後、変調手段に供給される。
【0010】
【実施例】図1に本発明の1実施例であるテレビジョン
変調装置10を示す。この変調装置10は、入力端子1
2を有し、この入力端子12には、後述する衛星放送受
信機及びディスクランブラ14からスクランブルテレビ
ジョン信号または非スクランブルテレビジョン信号が供
給されている。この入力端子12は、切換スイッチ16
の接触子16aに接続されている。この切換スイッチ1
6の接点16bは、極性反転・クランプ処理回路18の
入力側に接続されている。また、切換スイッチ16の接
点16cは、AGC・クランプ処理回路20に接続され
ている。
【0011】切換スイッチ16は、後述する制御信号に
従って、衛星放送受信機及びディスクランブラ14から
非スクランブル信号が入力端子12に供給されていると
き、接触子16aを接点16b側に切り換え、スクラン
ブルテレビジョン信号が供給されているとき、接触子1
6aを接点16cに切り換える。
【0012】極性反転・クランプ処理回路18は、非ス
クランブルテレビジョン信号をAM変調回路21に供給
する前に処理を行うためのもので、非スクランブルテレ
ビジョン信号のAM変調を負変調とするため、非スクラ
ンブルテレビジョン信号を反転させ、同期信号のSYN
Cチップの部分が搬送波の100%になるようにする必
要がある。そのため、極性反転・クランプ処理回路18
において、非スクランブルテレビジョン信号を反転させ
た上、SYNCチップの部分の直流レベルが一定となる
ようにクランプしている。
【0013】AGC・クランプ処理回路20は、スクラ
ンブルテレビジョン信号をAM変調回路21に供給する
前に処理を行うためのもので、スクランブルテレビジョ
ン信号をAM変調するためには、スクランブルテレビジ
ョン信号の白100%上の色副搬送波の上側ピークが搬
送波の100%に、スクランブルテレビジョン信号の黒
レベルの色副搬送波の下側ピークが搬送波の0%になる
必要がある。そのため、AGC・クランプ処理回路20
において、スクランブルテレビジョン信号にAGCをか
け、クランプしている。
【0014】極性反転・クランプ処理回路18の出力側
は、変調度調整用の可変抵抗器22を介して切換スイッ
チ24の接点24bに接続されている。また、AGC・
クランプ処理回路20の出力側は、変調度調整用の可変
抵抗器26を介して切換スイッチ24の接点24cに接
続されている。また、切換スイッチ24の接触子24a
は、AM変調回路21の入力側に接続されている。
【0015】切換スイッチ24は、後述する制御信号に
応じて、入力端子12に非スクランブルテレビジョン信
号が供給されているとき、接触子24aを接点24bに
切り換えて、極性反転・クランプ処理回路18の出力を
AM変調回路21に供給し、入力端子12にスクランブ
ルテレビジョン信号が供給されているとき、接触子24
aを接点24cに切り換えて、AGC・クランプ処理回
路20の出力をAM変調回路21に供給する。
【0016】AM変調回路21は、切換スイッチ24を
介して供給された極性反転・クランプ処理回路18また
はAGC・クランプ処理回路20の出力によって、所定
の周波数、例えばUHF帯の搬送波をAM変調し、その
変調信号を出力端子26から出力する。
【0017】切換スイッチ16、24の接触子16a、
24aを切り換える制御信号としては、制御端子28、
30に衛星放送受信機及びディスクランブラ14から供
給される判別信号が使用される。
【0018】図2に衛星放送受信機及びディスクランブ
ラ14のブロック図を示す。この衛星放送受信機及びデ
ィスクランブラ14は、入力端子32を有し、この入力
端子12には、パラボラアンテナまたは平面アンテナ等
で受信された衛星放送信号をコンバータによって周波数
変換した中間周波信号が供給され、この信号は受信復調
部34でベースバンドテレビジョン信号とされる。な
お、このベースバンドテレビジョン信号は、例えば時間
帯によりスクランブルテレビジョン信号である場合と、
非スクランブルテレビジョン信号である場合とがある。
【0019】受信復調部34からのベースバンドテレビ
ジョン信号は3つに分岐され、そのうちの1つはローパ
スフィルタ・クランプ回路36に供給される。このロー
パスフィルタ・クランプ回路36は、受信復調部34か
らのベースバンドテレビジョン信号が非スクランブルテ
レビジョン信号の場合に対処するためのものである。
【0020】一般に非スクランブルテレビジョン信号に
は、ディスパーサル信号が重畳されており、その影響を
除去するためにクランプする必要がある。また、非スク
ランブルテレビジョン信号には、音声用サブキャリヤ信
号等が重畳されているので、NTSC用(4.5MH
z)ローパスフィルタで高域成分を除去する必要があ
る。そのため、受信復調部34のベースバンドテレビジ
ョン信号がローパスフィルタ・クランプ回路36に供給
されている。なお、ローパスフィルタ・クランプ回路3
6の出力は、切換スイッチ38の接点38bに供給され
ている。
【0021】また、受信復調部34のベースバンドテレ
ビジョン信号の一部は、スクランブル解除回路40に供
給されている。このスクランブル解除回路40は、受信
復調部34のベースバンドテレビジョン信号がスクラン
ブル信号であった場合に、スクランブルを解除するため
のものである。但し、一律にスクランブルを解除するの
ではなく、スクランブルの解除の指示が外部から与えら
れている場合にのみ、スクランブルの解除を行う。この
スクランブル解除回路40の出力は、切換スイッチ38
の接点38cに供給されている。
【0022】受信復調部34のベースバンドテレビジョ
ン信号の一部は、そのまま切換スイッチ38の接点38
dに供給されている。これは、衛星放送受信機及びディ
スクランブラ14においてスクランブルテレビジョン信
号のスクランブルを解除せずに、変調装置10に供給す
る場合のためのものである。
【0023】切換スイッチ38の接触子38aは、出力
端子42に接続されており、接点38b、38c、38
dのいずれかに切換接続されるが、この切換は、スクラ
ンブル解除回路40が発生する2つの判別信号によって
行われる。
【0024】スクランブル解除回路40は、供給された
ベースバンドテレビジョン信号が、スクランブル信号で
あるか非スクランブルテレビジョン信号であるかを表す
第1の判別信号を発生するように構成されており、さら
に、スクランブルテレビジョン信号の場合、そのスクラ
ンブルを解除したか否かを表す第2の判別信号も発生す
る。
【0025】切換スイッチ38の接触子38aは、第1
の判別信号が非スクランブルテレビジョン信号であるこ
とを表しているとき、接点38bに接続される。また、
第1の判別信号がスクランブルテレビジョン信号である
ことを表しており、かつ第2の判別信号がスクランブル
を解除していることを表しているとき、切換スイッチ3
8の接触子38aは接点38cに接続される。さらに、
第1の判別信号がスクランブルテレビジョン信号である
ことを表しており、かつ第2の判別信号がスクランブル
の解除を行っていないことを表しているとき、切換スイ
ッチ38の接触子38aは接点38dに接続される。
【0026】第1及び第2の判別信号は、制御出力端子
44、46に供給されており、これら制御出力端子4
4、46は、変調装置10の制御端子28、30に接続
され、第1及び第2の判別信号が切換スイッチ16、2
4に供給される。そして、切換スイッチ16、24の接
触子16a、24aは、第1の判別信号が非スクランブ
ルテレビジョン信号であることを表しているとき、また
は第1の判別信号がスクランブルテレビジョン信号であ
ることを表しているが、第2の判別信号がスクランブル
テレビジョン信号のスクランブルを解除していることを
表しているとき、接点16b、24bに接続される。ま
た、切換スイッチ16、24の接触子16a、24a
は、第1の判別信号がスクランブルテレビジョン信号で
あることを表し、かつ第2の判別信号がスクランブルテ
レビジョン信号のスクランブルを解除していないことを
表しているとき、接点16c、24cに接続される。
【0027】このような変調装置10、衛星放送受信機
及びディスクランブラ14は、衛星放送受信機及びディ
スクランブラ14の出力端子42を、変調装置10の入
力端子12に接続し、衛星放送受信機及びディスクラン
ブラ14の制御出力端子44、46を、変調装置10の
制御端子28、30に接続して使用する。
【0028】受信復調部34で受信復調したベースバン
ドテレビジョン信号が、非スクランブル信号の場合、ス
クランブル解除回路40が発生する第1の判別信号によ
って切換スイッチ38の接触子38aは接点38bに接
続され、ローパスフィルタ・クランプ回路36で処理さ
れた非スクランブルテレビジョン信号は、出力端子42
を介して変調装置10の入力端子12に供給される。
【0029】このとき、制御出力端子44から制御端子
28に供給された第1の判別信号が非スクランブルテレ
ビジョン信号であることを表しているので、切換スイッ
チ16の接触子16aは接点16bに接続されている。
従って、入力端子12からの非スクランブルテレビジョ
ン信号は切換スイッチ16を介して極性反転・クランプ
処理回路18に供給され、ここで処理される。
【0030】また、第1の判別信号によって切換スイッ
チ24の接触子24aは接点24bに接続されているの
で、極性反転・クランプ処理回路18で処理された非ス
クランブルテレビジョン信号がAM変調回路21に供給
され、AM変調回路21で発生した変調信号は出力端子
26から出力される。
【0031】また、受信復調部34で受信復調したベー
スバンドテレビジョン信号が、スクランブルテレビジョ
ン信号であることを第1の判別信号が表し、かつこのス
クランブルを解除していることを第2の判別信号が表し
ていると、切換スイッチ38の接触子38aは接点38
cに接続され、スクランブル解除回路40でスクランブ
ルテレビジョン信号のスクランブルを解除して得た非ス
クランブルテレビジョン信号が、切換スイッチ38、出
力端子42を介して入力端子12に供給される。
【0032】このとき、上記の状態を表している第1及
び第2の判別信号が変調装置10の切換スイッチ16、
24に供給されているので、切換スイッチ16の接触子
16aが接点16bに、切換スイッチ24の接触子24
aが接点24bにそれぞれ接続されているので、上記の
本来の非スクランブルテレビジョン信号の場合と同様に
変調装置10において処理が行われ、非スクランブルテ
レビジョン信号で変調した変調信号が出力端子26から
出力される。
【0033】また、受信復調部34で受信復調したベー
スバンドテレビジョン信号が、スクランブルテレビジョ
ン信号であることを第1の判別信号が表し、かつこのス
クランブルを解除していないことを第2の判別信号が表
していると、切換スイッチ38の接触子38aは接点3
8dに接続され、スクランブルテレビジョン信号が切換
スイッチ38、出力端子42を介して変調装置10の入
力端子12に供給される。
【0034】ここで上記の状態を表している第1及び第
2の判別信号が制御端子28、30を介して切換スイッ
チ16、24に供給されるので、切換スイッチ16の接
触子16aは接点16cに、切換スイッチ24の接触子
24aは接点24cにそれぞれ接続される。従って、入
力端子12に供給されたスクランブルテレビジョン信号
は、AGC・クランプ処理回路20で処理されたのち、
AM変調回路21に供給され、搬送波を変調する。この
変調信号は出力端子26から出力される。
【0035】変調装置10と衛星放送受信機及びディス
クランブラ14とを用いて、ヘッドエンド側でスクラン
ブルを解除して出力する場合のブロック図を、図3に示
す。パラボラアンテナ48で受信されたn波の衛星放送
は、図示しないコンバータで中間周波信号に変換され、
分配器50によって各衛星放送に対応するように設けら
れたn台の衛星放送受信機及びディスクランブラ14−
1乃至14−nに分配される。衛星放送受信機及びディ
スクランブラ14−1乃至14−nは、図2に示した衛
星放送受信機及びディスクランブラ14と同一に構成さ
れたものである。但し、それぞれが受信すべき衛星放送
の周波数は異なっている。そして、これら衛星放送受信
機及びディスクランブラ14−1乃至14−nは、いず
れもスクランブルを解除するように設定されている。従
って、衛星放送受信機及びディスクランブラ14−1乃
至14−nは、常に非スクランブルテレビジョン信号
(本来スクランブルテレビジョン信号であったもののス
クランブルを解除したものを含む。)を出力する。
【0036】これら非スクランブルテレビジョン信号
は、それぞれ変調装置10−1乃至10−nに供給され
る。これら変調装置10−1乃至10−nは、図1に示
した変調装置10と同一の構成である。従って、変調装
置10−1乃至10−nは、非スクランブルテレビジョ
ン信号に対する処理を行った後、処理された非スクラン
ブルテレビジョン信号で、それぞれ搬送波を変調し、変
調信号を発生する。これら変調信号は、混合器52で混
合され、共同聴視施設のエリア内に送信され、各端末の
直列ユニット54、54・・・からテレビジョン受像機
56に供給される。このように非スクランブルテレビジ
ョン信号を変調して送信しているので、テレビジョン受
像機56、56・・側には、ディスクランブラは不要で
ある。
【0037】図4に、ヘッドエンド側でスクランブルを
解除しない場合のブロック図を示す。この場合、図3と
構成は全く同一であるが、衛星放送受信機及びディスク
ランブラ14−1乃至14−nにおいて、スクランブル
の解除を行わないように設定されており、各端末54、
54・・・側にディスクランブラ58、58・・・が設
けられている。
【0038】各衛星放送受信機及びディスクランブラ1
4−1乃至14−nでは、受信復調したテレビジョン信
号がスクランブルテレビジョン信号の場合、これが切換
スイッチ38、出力端子42を介して入力端子12に供
給され、AGC・クランプ処理回路20で処理され、A
M変調回路21に供給される。また、受信復調部34で
受信復調したテレビジョン信号が非スクランブル信号と
なると、これがローパスフィルタ・クランプ回路36、
切換スイッチ38及び出力端子42を介して入力端子1
2に供給され、極性反転・クランプ処理回路18で処理
されて、AM変調回路21に供給される。
【0039】上記の実施例では、衛星放送を受信する場
合について説明したが、無論、衛星通信を受信する場合
にも同様に実施できる。
【0040】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、供給さ
れるテレビジョン信号が、スクランブルテレビジョン信
号であっても、非スクランブルテレビジョン信号であっ
ても、そのテレビジョン信号に応じた処理を行って変調
することができる。従って、スクランブルテレビジョン
信号、非スクランブルテレビジョン信号それぞれ専用の
変調装置を製造する必要がなく、また在庫管理も容易に
なる。また、この変調装置に供給されるテレビジョン信
号が、時間帯によってスクランブルテレビジョン信号に
なったり、非スクランブルテレビジョン信号となったり
する場合でも、対処することができる。
【0041】また、本発明によれば、第1の選択手段を
用いて、供給されたテレビジョン信号が、非スクランブ
ルテレビジョン信号の場合には、非スクランブル用処理
手段に供給されるように、スクランブルテレビジョン信
号の場合には、スクランブル用処理手段に供給されるよ
うに構成されているので、スクランブルテレビジョン信
号と、非スクランブルテレビジョン信号とをそれぞれ別
々の伝送路を介して伝送する必要がなく、この変調装置
へのテレビジョン信号の伝送を簡略化することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるテレビジョン信号変調装置の1実
施例のブロック図である。
【図2】図1のテレビジョン信号変調装置と共に使用す
る衛星放送受信機及びディスクランブラのブロック図で
ある。
【図3】図1のテレビジョン信号変調装置と衛星放送受
信機及びディスクランブラの使用の1例を示すブロック
図である。
【図4】図1のテレビジョン信号変調装置と衛星放送受
信機及びディスクランブラの使用の他の例を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
10 テレビジョン信号変調装置 12 入力端子 14 衛星放送受信機及びディスクランブラ 16 切換スイッチ 18 極性反転・クランプ処理回路(非スクランブル用
処理手段) 20 AGC・クランプ処理回路(スクランブル用処理
手段) 21 AM変調回路 24 切換スイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力テレビジョン信号で所定周波数の搬
    送波を変調する変調手段と、スクランブルテレビジョン
    信号を上記入力テレビジョン信号として上記変調手段に
    供給するための処理を行うスクランブル信号用処理手段
    と、非スクランブルテレビジョン信号を上記入力テレビ
    ジョン信号として上記変調手段に供給するための処理を
    行う非スクランブル信号用処理手段と、上記スクランブ
    ルテレビジョン信号または非スクランブルテレビジョン
    信号が供給される入力端子と、この入力端子を上記両処
    理手段の一方の入力側に制御信号の状態に応じて接続す
    る第1の切換手段と、上記両処理手段の出力側の一方を
    上記変調手段の入力側に上記制御信号の状態に応じて接
    続する第2の切換手段とを、具備し、上記制御信号は、
    スクランブル解除手段が上記入力端子に上記スクランブ
    ルテレビジョン信号を供給したときに、第1の切換手段
    に上記入力端子を上記スクランブル用処理手段の入力側
    に接続させると共に第2の切換手段に上記スクランブル
    処理手段の出力側を上記変調手段に接続させる状態とな
    り、スクランブル解除手段が非スクランブルテレビジョ
    ン信号を上記入力端子に供給したときに、第1の切換手
    段に上記入力端子を上記非スクランブル処理手段の入力
    側に接続させると共に第2の切換手段に上記非スクラン
    ブル処理手段の出力側を上記変調手段に接続させる状態
    となるテレビジョン信号変調装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のテレビジョン信号変調装
    置において、上記スクランブル解除手段は、非スクラン
    ブルテレビジョン信号と、スクランブルテレビジョン信
    号のスクランブルを解除した非スクランブルと、スクラ
    ンブルを解除していないスクランブル信号とのうち選択
    されたものを出力するテレビジョン信号変調装置。
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