JPH052580Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH052580Y2 JPH052580Y2 JP1986177785U JP17778586U JPH052580Y2 JP H052580 Y2 JPH052580 Y2 JP H052580Y2 JP 1986177785 U JP1986177785 U JP 1986177785U JP 17778586 U JP17778586 U JP 17778586U JP H052580 Y2 JPH052580 Y2 JP H052580Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating
- heating element
- temperature
- phase
- transformer
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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- 239000000843 powder Substances 0.000 claims description 9
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Landscapes
- Control Of Resistance Heating (AREA)
- Powder Metallurgy (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
三相電源電圧を加熱用トランスにより加熱に適
する電圧に変換し、前記トランスの二次側に接続
された整流器で三相交流を直接整流して上下一対
の電極に直流電流を流して加熱する三相整流式抵
抗加熱装置に関し、とくに抵抗加熱装置の受電設
備に対しての平衡負荷と発熱体における加熱を均
一にするものである。
する電圧に変換し、前記トランスの二次側に接続
された整流器で三相交流を直接整流して上下一対
の電極に直流電流を流して加熱する三相整流式抵
抗加熱装置に関し、とくに抵抗加熱装置の受電設
備に対しての平衡負荷と発熱体における加熱を均
一にするものである。
(従来の技術)
コンクリート・カツターのような硬質切削刃を
有するソーブレードには、ソーブレードの刃先と
なる硬質セグメントに、焼結ダイヤモンドが使用
されていることはしられている。
有するソーブレードには、ソーブレードの刃先と
なる硬質セグメントに、焼結ダイヤモンドが使用
されていることはしられている。
第6図は硬質セグメント10をしめす。この硬
質セグメントは、ダイヤモンド粉末と金属粉末と
を混合したもの11を、第7図に示すように、プ
レス成形用発熱体4の中に封入して、上記発熱体
の上下ダイス4a,4bを強大な加圧力でプレス
しながら通電し、粉末金属の持つ固有抵抗と金属
粉末同志の接触抵抗の発熱によつて高温に加熱し
てリング状に焼結したものである。
質セグメントは、ダイヤモンド粉末と金属粉末と
を混合したもの11を、第7図に示すように、プ
レス成形用発熱体4の中に封入して、上記発熱体
の上下ダイス4a,4bを強大な加圧力でプレス
しながら通電し、粉末金属の持つ固有抵抗と金属
粉末同志の接触抵抗の発熱によつて高温に加熱し
てリング状に焼結したものである。
従来、ソーブレードの硬質セグメントを製造す
る工程には、抵抗焼結装置が用いられている。最
近に至り、生産性の合理化に伴い大容量の抵抗焼
結機が普及増大してきた。
る工程には、抵抗焼結装置が用いられている。最
近に至り、生産性の合理化に伴い大容量の抵抗焼
結機が普及増大してきた。
今までの抵抗焼結機は、一般に第1図に示すよ
うに、テーブル1の上に上部電極2とこれに対応
する下部電極3とが設けてあり、上部電極2とこ
れに対応する下部電極3との間に、ダイヤモンド
粉末と金属粉末の混入物を封入したパンチと称す
るプレス成形用発熱体4を挟み込んで、これをプ
レス装置5の加圧シリンダで下部電極を上昇さ
せ、上記発熱体の上、下ダイスを両電極で加圧
し、上記混入物をセグメントの形にプレス成形す
る。その後、加熱用トランス6により上下電極間
に電圧を印加し、上下電極2,3間に電流を流
し、上記発熱体を加熱する。上記発熱体の温度を
検出器によつて検出し、焼結加工に必要な適正な
温度に制御してダイヤモンド焼結体を形成する。
うに、テーブル1の上に上部電極2とこれに対応
する下部電極3とが設けてあり、上部電極2とこ
れに対応する下部電極3との間に、ダイヤモンド
粉末と金属粉末の混入物を封入したパンチと称す
るプレス成形用発熱体4を挟み込んで、これをプ
レス装置5の加圧シリンダで下部電極を上昇さ
せ、上記発熱体の上、下ダイスを両電極で加圧
し、上記混入物をセグメントの形にプレス成形す
る。その後、加熱用トランス6により上下電極間
に電圧を印加し、上下電極2,3間に電流を流
し、上記発熱体を加熱する。上記発熱体の温度を
検出器によつて検出し、焼結加工に必要な適正な
温度に制御してダイヤモンド焼結体を形成する。
即ち、従来の抵抗加熱装置は、第2図および第
3図に示すように、上部電極2と下部電極3との
間を一個の加熱用トランス6を介して接続し、一
個の制御装置7、一個の加熱温度検出器8を用い
て上記加熱体4の温度を検出しながら入熱制御を
行つている。
3図に示すように、上部電極2と下部電極3との
間を一個の加熱用トランス6を介して接続し、一
個の制御装置7、一個の加熱温度検出器8を用い
て上記加熱体4の温度を検出しながら入熱制御を
行つている。
(考案の解決しようとする問題点)
しかしながら、従来の加熱装置は交流電源を使
用する関係上、加熱用トランスに近い方に多くの
電流が流れプレス成形用発熱体4、従つてセグメ
ント全体を均一に加熱することが難しい。
用する関係上、加熱用トランスに近い方に多くの
電流が流れプレス成形用発熱体4、従つてセグメ
ント全体を均一に加熱することが難しい。
また、従来の装置は、第2図に示すように三相
電源のうち単相のみを使用するので、電源側から
見ればアンバランスな負荷となり好ましくない。
電源のうち単相のみを使用するので、電源側から
見ればアンバランスな負荷となり好ましくない。
(問題を解決するための手段)
そこで、本考案は上記の問題を解決するため、
次のような技術的手段を講じた。すなわち、金属
粉末材を封入したプレス成形用発熱体を、一対の
電極相互間で加圧、通電して焼結体を形成する装
置において、上記一対の電極と三相電源との各相
間に、整流式加熱用トランスを接続し、各加熱用
トランスには加熱通電の制御を行うサイリスタ・
コンタクタ等の電子スイツチを作動する制御装置
をそれぞれ接続し、上記発熱体の温度を、上記発
熱体近傍に設けた複数の加熱温度検出器によつて
検出し、その検出した温度が予め制御装置に内設
された値に一致するように、上記検出器からの検
出信号を受けて加熱電流を制御するようにしたこ
とを特徴とする。
次のような技術的手段を講じた。すなわち、金属
粉末材を封入したプレス成形用発熱体を、一対の
電極相互間で加圧、通電して焼結体を形成する装
置において、上記一対の電極と三相電源との各相
間に、整流式加熱用トランスを接続し、各加熱用
トランスには加熱通電の制御を行うサイリスタ・
コンタクタ等の電子スイツチを作動する制御装置
をそれぞれ接続し、上記発熱体の温度を、上記発
熱体近傍に設けた複数の加熱温度検出器によつて
検出し、その検出した温度が予め制御装置に内設
された値に一致するように、上記検出器からの検
出信号を受けて加熱電流を制御するようにしたこ
とを特徴とする。
(実施例)
本考案の「実施例」を第4図及び第5図に基づ
いて説明する。
いて説明する。
なお、上記従来の装置と同一の部品には同一番
号を記入する。
号を記入する。
上部電極2と下部電極3の各3カ所に給電ブロ
ツク9……を設け、上下電極の給電ブロツク相互
間には三相電源の各相の間にそれぞれ接続された
加熱用トランス6……の二次側が接続されてい
る。制御装置7と加熱温度検出器8は各加熱用ト
ランス6……に対応して備えてある。プレス成形
用発熱体4の中にダイヤモンド粉末と金属粉末と
の混合物を封入した後、上下電極2,3の間にプ
レス装置5により強大な加圧力を与え、上記発熱
体の封入物をプレス成形しながらその発熱体に上
下電極間を通じて電流を供給する。上記発熱体が
次第に加熱し、温度が上昇すると、周辺に設けた
温度検出器からの信号を各制御装置が受けてそれ
ぞれの点弧回路を経て加熱用トランスのサイリス
タコンタクタを制御して電流を供給し、検出値の
温度が適正な焼結温度に達した時に電流を遮断
し、上記発熱体の中に硬質のダイヤモンド焼結体
を成形する。
ツク9……を設け、上下電極の給電ブロツク相互
間には三相電源の各相の間にそれぞれ接続された
加熱用トランス6……の二次側が接続されてい
る。制御装置7と加熱温度検出器8は各加熱用ト
ランス6……に対応して備えてある。プレス成形
用発熱体4の中にダイヤモンド粉末と金属粉末と
の混合物を封入した後、上下電極2,3の間にプ
レス装置5により強大な加圧力を与え、上記発熱
体の封入物をプレス成形しながらその発熱体に上
下電極間を通じて電流を供給する。上記発熱体が
次第に加熱し、温度が上昇すると、周辺に設けた
温度検出器からの信号を各制御装置が受けてそれ
ぞれの点弧回路を経て加熱用トランスのサイリス
タコンタクタを制御して電流を供給し、検出値の
温度が適正な焼結温度に達した時に電流を遮断
し、上記発熱体の中に硬質のダイヤモンド焼結体
を成形する。
(考案の効果)
以上、本考案によれば、ソーブレードの焼結ダ
イヤモンドの硬質セグメントなどを製造する抵抗
焼結装置において、ダイヤモンドを含む金属粉末
を封入したプレス成形用発熱体に、複数の加熱用
トランスから電力を供給し、しかも上記加熱体周
辺の温度を複数の温度検出器で検出しながら、検
出した温度が一定になるように、それぞれに検出
された温度条件に応じて各制御装置が電流供給を
コントロールして、プレス成形用発熱体全体を均
一に加熱することができる。従つて、単相交流式
抵抗加熱機に比べ、加熱用トランス位置に起因す
る不均一加熱をなくし、受電設備に対するアンバ
ランスな負荷をなくすことができる。
イヤモンドの硬質セグメントなどを製造する抵抗
焼結装置において、ダイヤモンドを含む金属粉末
を封入したプレス成形用発熱体に、複数の加熱用
トランスから電力を供給し、しかも上記加熱体周
辺の温度を複数の温度検出器で検出しながら、検
出した温度が一定になるように、それぞれに検出
された温度条件に応じて各制御装置が電流供給を
コントロールして、プレス成形用発熱体全体を均
一に加熱することができる。従つて、単相交流式
抵抗加熱機に比べ、加熱用トランス位置に起因す
る不均一加熱をなくし、受電設備に対するアンバ
ランスな負荷をなくすことができる。
よつて、焼結体の品質並びに生産性を高めるこ
とができる。
とができる。
第1図は、従来の抵抗加熱機の一例を示す全体
斜視図。第2図は、従来装置の要部を示す説明
図。第3図は、従来装置の電気回路図。第4図
は、本考案装置の要部を示す説明図。第5図は、
本考案装置の電気回路図。第6図は、硬質セグメ
ント全体を示す斜視図。第7図は、プレス成形用
発熱体の断面図。 符号の説明、2……上部電極、3……下部電
極、4……プレス成形用発熱体、6……加熱用ト
ランス、7……制御装置、8……加熱温度検出
器。
斜視図。第2図は、従来装置の要部を示す説明
図。第3図は、従来装置の電気回路図。第4図
は、本考案装置の要部を示す説明図。第5図は、
本考案装置の電気回路図。第6図は、硬質セグメ
ント全体を示す斜視図。第7図は、プレス成形用
発熱体の断面図。 符号の説明、2……上部電極、3……下部電
極、4……プレス成形用発熱体、6……加熱用ト
ランス、7……制御装置、8……加熱温度検出
器。
Claims (1)
- 金属粉末材を封入したプレス成形用発熱体を、
一対の電極相互間で加圧、通電して焼結体を形成
する装置において、上記一対の電極と三相電源と
の各相間に、整流式加熱用トランスを接続し、各
加熱用トランスには加熱通電の制御を行うサイリ
スタ・コンタクタ等の電子スイツチを作動する制
御装置をそれぞれ接続し、上記発熱体の温度を、
上記発熱体近傍に設けた複数の加熱温度検出器に
よつて検出し、その検出した温度が予め制御装置
に内設された値に一致するように、上記検出器か
らの検出信号を受けて加熱電流を制御する三相整
流式抵抗加熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986177785U JPH052580Y2 (ja) | 1986-11-19 | 1986-11-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986177785U JPH052580Y2 (ja) | 1986-11-19 | 1986-11-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6385629U JPS6385629U (ja) | 1988-06-04 |
JPH052580Y2 true JPH052580Y2 (ja) | 1993-01-22 |
Family
ID=31119311
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986177785U Expired - Lifetime JPH052580Y2 (ja) | 1986-11-19 | 1986-11-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH052580Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5476042B2 (ja) * | 2009-06-01 | 2014-04-23 | トクデン株式会社 | 加熱装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53146085A (en) * | 1977-05-24 | 1978-12-19 | Kubota Ltd | Automatic heater |
-
1986
- 1986-11-19 JP JP1986177785U patent/JPH052580Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53146085A (en) * | 1977-05-24 | 1978-12-19 | Kubota Ltd | Automatic heater |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6385629U (ja) | 1988-06-04 |
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